【安価・コンマ】もしも忍者が現代で普通に仕事してたら (268)

もしも、忍者が現代で普通(?)に仕事してたら…

企業スパイ続出?
公然と暗殺請負ビジネス?
政府おかかえ諜報用の忍者?
公機関やら政治家やら社長やらに雇われたり?
そもそも忍者さんって犯罪者扱いされるような?

日常やらバトルやら育成要素やら人間関係やらをあまり考えずに、つらつらと。
そんな具合で、安価とコンマでやってこうかなと。


安価は連取に気づいたらずらしで。

まったりやれればいいです。
 

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1584699531


主人公のキャラメイクします。
一応、舞台は日本なので、日本人名で。
サクッと変換できるお名前だと>>1は楽ちん。あんま気にしないでもらってもいいっちゃいいです。

どうぞよろしくお願いします。

下2
主人公のお名前


下1進行でいきませうかね。

お名前:佐藤一郎
バシッと一発変換、あざっす。


続きましては、性格。
下に用意した選択肢でもよし、こんな感じと、自由にコメしてくれてもよしです。

下1

1:真面目で誠実、忍者向き?
2:軟派で軽薄、お人好し
3:その他、こんな感じと自由にどうぞ。
  ※ただし扱いきれないと思ったらずらしまする。


正義感強し。
根はやさしい。
照れ屋、女の子は少し苦手ッス…。

いいんじゃないすかね?


えー、さて、設定なんて安価やらコンマ次第ではありますが、
最初に用意しておいた方がいいであろう設定部分についてね。


佐藤一郎氏はどんな忍者ですか?

下1
1:大企業SHINOBIの社員忍者
2:中小零細NIN-NINの社員忍者
3:自営業忍者

ふむ、なるほど。
自営業忍者ですか。


じゃあね、忍者としての能力的なところをいきましょうかね。
コンマ2桁で、数値が高いほどすぐれています。

あんまり数値低かったら、何か考えるのでお気楽におなしゃす。


コンマ下1:身体能力

コンマ下2:頭脳

コンマ下3:精神力

コンマ下4:忍法

50が(忍者として)普通程度に考えていただければいいかと。

身体能力:67
頭脳:64
精神力:57
忍法:75

まずまずではないでしょうかね。
忍法値は、あれですね。どれだけ忍者スキル高いか、みたいなとこっすね。



自営ってことなんで、ちと詳細設定しとこう。

コンマ下1
1-3:世の為、人の為に忍者として社会をよりよくしようと起業しました。
4-6:新卒入社した忍者企業が酷くて(因縁あり?)退社して自営忍者始めました。
7-9:実家が自営忍者なもので。跡継ぎっす。
0:実は先祖代々の由緒正しき歴史ある自営忍者なのです。

新卒入社した忍者企業が酷くて(因縁あり?)退社して自営忍者に。

なるほど。
どんな因縁なのかは、今後次第ですね。

まあ、忍法高いし、いけるいける。


ここまでまとめ


佐藤一郎

正義感強し。
根はやさしい。
照れ屋、女の子は少し苦手

身体能力:67
頭脳:64
精神力:57
忍法:75

元:忍者企業勤め。それが零細か、大手かは知らん。


ほいじゃあ、とりあえず最後の初期設定です。
これが決まらんと>>1がお話を書き始められぬ…。


下1:安価
1 男なら身軽に孤独に仕事をしてるぜよ
2 自営とは言え、ビジネスですから、(ビジネス上の)パートナーもおるぜよ

一郎「今日も気持ちがいい朝だな…」

一郎「春のお日様はいい…」

一郎「…」

一郎「…しかし、仕事がないと不安になる」

一郎「けどこの(忍者)業界、繁盛するっていうのも何だかな…」


一郎「……そう言えば、あいつ来るのはそろそろだったか」

一郎「コーヒーくらい用意しておいてやろう」


下1安価:(ビジネス)パートナー、登場!
お名前

下1同時にコンマも
1-3 仕事ないんかい
4-6 しょぼい仕事じゃのう
7-9 いい仕事持ってきてくれた

では、下1で再安価・コンマ判定します。

(すっかりばれてる…嬉しい)

じゃあ、組み合わせとかでないのが出るまで、下ということで。

西田さくら

とりま、語尾oが今は怪しいということで、単発でもない>>40採用です。
今後考えていかねば。

西田「おはよう、佐藤さん」

一郎「どうも、おはようございます」

一郎「それで今日は、何か依頼ありましたか?」

西田「残念ながら、ないです」ニコッ

一郎「…ないんですか」

西田「だって不倫調査とか、企業の内定調査は嫌なんでしょう?」

西田「えり好みしていられるほど売れてるわけでもないのに」

一郎「うぐ…でもそれは、俺はあくまで忍者として世の為人の為にですね」

西田「平和な世の中じゃあ忍者なんて廃業せざるをえないのは分かりますでしょう?」

一郎「そうなんですが…。あ、コーヒーどうぞ」

西田「あら、どうもありがとう」


一郎「…最近、この業界は不況なんでしょうか」

西田「まさか」

一郎「じゃあどうして俺のところには仕事が…?」

西田「癖強いから」

一郎「…」


下1安価

1:その癖、強みってことで売り込んでくださいよ。
2:その癖、隠して売り込んでくださいよ。
3:俺が仕事がないということは、あなたも仕事がないということです。いいんですかそれで!


一郎「癖、癖って、悪いもののように言わないでください」

一郎「むしろです、俺のは理想です、崇高な志とは言いませんが、それに類するものです」

一郎「そういう感じで、売り込んでくださいよ」

西田「ええ?」

一郎「いや、ええ、って。ええ、って!」


西田「うーん、まあ、じゃあとりあえずはやってみますね」

一郎「頼みますよ…?」

西田「はいはい頼まれましたよ」



下1コンマ
1-3 違う、そうじゃない
4-6 そうそう、こういうのやで
7-9 え? 何かすごいのがあるといえばある? 危険?

西田「クライアントは先日、身に覚えのない脅迫を受けたとかでして」

西田「脅迫してきている相手が誰で、どんな目的なのかを探ってもらいたいと」

西田「詳細についてはここに」つ書類

一郎「さすが。さすがです、西田さん」

一郎「ふむふむ…なるほど?」

西田「どう思います?」

一郎「このクライアント…」


下1安価
1:身に覚えがないとか言いつつ、不倫してません?
2:家のローンが30年あるのに、なんて可哀そうなんだ
3:めっちゃギャラ安くないですか?

一郎「身に覚えがないとか言いつつ、不倫してません?」

西田「…」

一郎「あれ、西田さん?」

西田「彼には妻子がいます」

一郎「いや不倫ですよ、不倫」

西田「職場では中間管理職です」

一郎「でも不倫…」

西田「働き方改革で家にいれば妻には邪魔者扱い、年頃の娘さんには下着を一緒に洗わないでほしいと言われています」

西田「部下はあれこれ意見して、上司は丸投げするくせしてチクチク嫌味を言うばかり」

西田「かわいそうな人です」

西田「そこへさらに、脅迫です。不倫が原因なら、まあ身から出た錆でしょう」

西田「ですがもし、不倫と関係ない脅迫であれば、不倫がバレて家庭崩壊の窮地に、社会的信用も落ちるでしょう」

西田「そんな圧倒的弱者を、あなたは見捨てますか?」



下1安価
1 なんて可哀そうなんだ、お助けせねば!!
2 依頼は依頼、不倫は罪です
3 こんな依頼、受けられないよ…


一郎「見捨てられない…!」

一郎「分かりました、この依頼、必ずや完遂しましょう!」

西田「はい。よろしくお願いします」

一郎「やるぞー!!」


西田(あっさり口車に乗ってくれた…)

西田(ま、いっか)

一郎「うおおおおー!」



下1安価:調査せよ!!
1 変化の術にてクライアントにこっそりつきまとい、身辺調査をば
2 千里眼の術にてクライアントの身辺を徹底的にチェックでい
3 脅迫状を分析して犯人像を特定するぜ!


一郎「さて――いたいた、クライアント、定時直後に退社か」

一郎(しかしこの変化の術、バレないだろうか?)

一郎(いや、俺は忍術には自信がある。きっと大丈夫のはずだ!)

一郎「…というか、西田さん、何してるんです?」

西田「いえ、あなたの変化の術を見てみようかと」

一郎「必要あります?」

西田「クライアントに忍者を斡旋するのがわたしの仕事でしょう?」

西田「どれほどの腕かは、定期的に自分の目で見て確かめておきたいもの」

一郎「な、なるほど…?」


下1コンマ:西田から見て一郎の変化の術は…(忍法得意補正有)
1-6 どこからどう見ても、モブな通行人
7-9 どこからどう見ても、一流商社のエリートビジネスマン

一郎「で、どうです? 俺の変化の術は」

西田「どこからどう見ても、すれ違った5秒後には忘れてそうな冴えない普通の一ね」

一郎「ふ、まあそれほどでも…」

西田「クライアント、行ってしまいますよ」

一郎「ああ、そうでした。では、行ってきます」

西田「行ってらっしゃい。気をつけて」


一郎(さてさて、クライアントはまずどこへ行く…?)

一郎(事前の身辺調査によれば、帰宅はいつも22時過ぎ)

一郎(しかし会社の定時は18時。片道30分の通勤として、空白時間はそれなりか)

一郎(今夜は何を…?)


下1コンマ
1-3 が、ガールズバーだとぅ?
4-6 不倫相手とデートか…
7-9 むむっ? あやしい雑居ビルに…

一郎「む…いかにもな繁華街に」

一郎「一応、通勤定期圏内とは言え…どこに行くんだ?」

一郎「………………が、ガールズ、バー?」

一郎「しかも躊躇せず、吸い込まれるように入っていくだと…?」

一郎(いい歳しておいてこういうの苦手とか言いづらい…)

一郎(西田さんにも隠しちゃってるしなあ、嫌だなあ、行きたくないなあ…)

一郎(でも仕事だ…。このガールズバーで、何かが起きるかも知れないし…)

一郎「行かねば」


 カラン…

*「いらっしゃいませ~。当店、はじめてですか?」

一郎「ハ、ハイ」

*「では説明しますね~」

*「あーだこーだな料金システムで~」

一郎(こ、この娘…谷間、見せすぎでは…?)



下1:佐藤一郎、照れ屋発動?
1-3 なかなかに、苦手だった
4-6 ウブかな?
7-9 それどころじゃなかったのは、いいのか悪いのか?


*「お酒いただいてもいいですか? これなんですけどー」つメニュー

一郎「ア、ハ、ハイ、どうぞ…」

*「お客さん、耳まで赤くないですか? 暑いのかな?」

一郎「いえいえ、お気になさらず…」

*「わたし、何か暑くて…でも他の娘、冷え性が多いから、脱ぐしかないんですよね~」

一郎(ろ、露出が多い…! もっと肌を隠して、肌を!)ゴクゴク

一郎(嫁入り前の女の子がそんなのいけませんから!)グビグビ

*「お客さん、すごい飲みっぷり…」

一郎「ぷはっ…お、おかわりを」

一郎(喉が、乾く…)


一郎(ハッ、そうだ、クライアントは一体?)

一郎(良かった、普通だ…)

一郎(この店、他の客も店員の女の子と話してばかりだし、現状、怪しい人物はいないな…)


下1:さて
1 クライアントに少し接触してみようかな
2 クライアントが常連なのか、きいてみようかな
3 この店は精神衛生上、よろしくない。店の外でクライアントが出てくるのを待とう

*「お仕事は何してるんですか?」

一郎「ま、普通に、サラリーマンです…」

一郎「ところで…あちらの、スーツの方ってよく来られてるんですか?」

一郎「わたしが店へ入る前、流れるようにスムーズに入店されているように見えたので…」

*「ああ、あのお客さんですか?」


下1コンマ
1-3 一見ですって。そして、ガールズバー巡りが始まった…経費がかさむ…
4-6 たまーに、来る程度?
7-9 常連も常連でした

*「うーん、初めてだと思いますよ?」

一郎「え? そうなんですか?」

*「でもかなーり、馴れてる感じはありますよね」

*「いるんですよね~、特定のお店に通うんじゃなくて一見で色んなお店で遊ぶタイプのお客さんって」

一郎「そうですか…」

*「でも、お客さんは違いますよね? また来てくれますか?」

一郎「えっ?」

*「二度目の来店で、指名してくれたらサービスしますから。ねっ?」

一郎「え、いやあのその、ええと…」チラ

一郎(クライアントが席を立った? 出るのか、やった!)

一郎「今日はとりあえず、チェックで…」

*「ええー? もう行っちゃうんですか?」



一郎(どうにか、店を出れた…)

一郎(そしてまた繁華街をクライアントが歩いてる、追いかけねば――て、隣の店?)

一郎(ここは…ここも、ガールズバー?)

一郎(…まさか)



 ――1時間後

一郎(この、短時間で…4軒のガールズバーをはしごとは、恐るべし…)

一郎(しかしあのクライアント、身の危険を感じてるのか…?)

一郎(西田さんからはちゃんと、調査が始まってるって連絡が入ってるはずなんだが…)


下1:クライアントさんさあ…
1-3 ガチめな遊び人やんけ…
4-6 なに、身の危険を感じているからこそ新規店開拓ツアーだった?
7-9 人気のない夜道を歩いたら、狙えと言ってるようなものでござんすよ?

一郎(ようやく、帰路か…)

一郎(ガールズバーの代金、経費代で請求できるだろうか?)

一郎(うーん、西田さんのことだからなあ…うーん…)

一郎「む――?」

一郎(この道、いつも通るところが夜間道路工事で迂回させられてる?)

一郎(外灯は遠く、道の片側は児童公園で人気なし、反対側は空き家めいた木造一軒家…月、なし)

一郎(危ない臭いがするな…)


 タタタッ…

一郎(微かな足音――きたのか!)



下1安価:刺客(?)がきた!
1:手裏剣で敵を牽制するのだ
2:とりあえずクライアントの安全確保が優先だ
3:忍法・標的にいきなり見知らぬ酔っ払いが絡んでいったから視認されるのを疎んじて一時的に撤退しようと思わせるの術!


一郎(行かせるか!)

 シュバッ
 キィンッ…

クライアント「ん…?」クルッ

 シィーン…

クライアント「…?」スタスタ



 ザッ…

一郎「…お前か、脅迫をしているのは」

一郎「この俺がいる限り、彼に危害を加えさせることはできんぞ」

一郎「姿を見せたらどうだ?」



下1コンマ:敵だ!!
1-3 1人だけかと思ったか?て…多勢に無勢か
4-6 チ、用心深いやつめ、撤退したか
7-9 忍者同士のタイマンやで!

※判定表は下1桁だけ有効
 2桁で敵の強さをはかりまする。00>01でっせ

87:上位忍者


敵忍「――若いな」スゥッ

一郎(この雰囲気…手練れだな)

一郎(それも、かなり腕が立ちそうだ)

一郎(俺の手には余るかも知れないが、引き下がる理由にはならん)


敵忍「しかしその無謀な勇気に免じて、お相手つかまつろうぞ」

一郎「光栄だ」

敵忍「その虚勢、いつまで保つものか――」


下1:敵は強いぞ!!
1 敵は1人だけ…クライアントが帰宅するまでとりあえず時間稼ぎだ
2 忍者らしく暗器を併用した肉弾戦を仕掛けてみる
3 距離を保って手裏剣術で様子見


一郎(ひとまず、クライアントが帰宅するまでは時間稼ぎだ)

一郎(自宅へ押し入ってまで脅迫することはないはず――!)


敵忍「はあっ!」

 ヒュバッ
 キィンッ
 ザスッ

一郎(影手裏剣――弾いたと思ったのに!?)


 ※影手裏剣:手裏剣を重ねて投げることで、下の手裏剣が死角に入って見えなくなる技だぞ!


敵忍「若い――!」

一郎「くっ…!」

一郎(強い!)


下1コンマ
1-3 防戦一方や…
4-6 ふ、時間は稼げた…
7-9 この敵忍、強いがロートルだ

敵忍「どうした?」

敵忍「立派なのは気概のみか、小僧?」

一郎「ふぅ、ふぅ…」

一郎(さすがに経験の差か、これは?)

一郎「だが…時間は、稼げた」

敵忍「依頼主を帰すための時間を、か?」

敵忍「であれば、それは徒労と言わざるをえぬな」

一郎「何?」

敵忍「今夜、貴様は闇に葬られる」

敵忍「そして標的は丸裸というわけだ」

一郎「それならば、負けなければいいだけだ」

敵忍「吠えよるわ。やはり若い」


下2:若い、若いって…
1 ならば現代忍具の力、味わえ! 閃光手裏剣!
2 若さがあれば何でもできる! 猪突猛進タックル!
3 まともに相手をせずとも、この場を撤退すればいいのさ!だってクライアント帰したもの!

一郎「若くて何が悪い!」

敵忍「わしには失われたもの――羨み、妬むのも当然であろう?」

敵忍「ゆえに、容赦はせん!」

一郎「思い切り個人的な感情か!!」

敵忍「感情の何が悪い!」

一郎(何も、悪くはない…! 言い返せない!)

一郎(だが脅迫をしているのはクライアント個人のみ)

一郎(ならば家にまで押し入ることはしない、ここは撤退した方が無難だな)


敵忍「ゆくぞ!」


下1コンマ:遁走術!
1-3 忍法・変わり身! しかし見抜かれてしまった!?
4-6 忍法・火遁の術! 火事で人を集めて敵忍も撤退させてしまうという荒業だ!
7-9 忍法・変わり身! 昔からこれは得意なのさ…


一郎「忍法・火遁の術!」ブォォォッ


 ※火遁、水遁等、遁は遁走術の意。つまり逃げるための術だ!


敵忍「ぬ――!?」

敵忍「しかしその程度の火吹き芸で何ができる!」

 ドゴッ

一郎「ぐふっ…!」

一郎(視野が狭いな、俺が燃やしたのは、そこの空き家だ!)

 メラメラメラ…


一郎「火事だぁーっ!! 起きろー!」

敵忍「何?」

敵忍「小癪な…! 覚えていろ、小僧!」


一郎(ふぅ、どうにかなった…)

一郎(今晩は、とりあえずクライアントの無事だけ確認しよう…)



下1コンマ
1-3 敵忍がモブから名有りに昇格しました。手強そう…
4-6 そしてクライアント、夜遊びが絶えぬ…
7-9 敵忍から、脅迫をしている相手の正体が分かるかも?

敵忍・恐らく5,60台男性のお名前です。

このレスから2分後で最速かつ単発でないの採用。
今、単発だって人は2分の間に名乗りでておこう!


て、感じでいけるだろうか…?
とりあえず試してみましょ、2分後でっせ

影山十三郎

男性のお名前てことなんで、>>155採用ッス。






一郎「――と、いうことが昨夜ありまして…」

西田「その忍者…影山十三郎かしらね?」

一郎「影山? 名の知れてる忍者ですか?」

西田「ええ。腕の立つ男よ」

西田「昔は優秀だったと聞くけど…」

一郎「けど? 昨日も随分苦戦しましたよ?」

西田「いえ、性格というか、何だか扱いにくい人になったって評判で…」

一郎「ああ…納得ですね」

一郎「でも、それなら誰が影山のクライアントか分かるのでは?」


下1コンマ:分かるのでは?
1-3 分からんよ
4-6 因縁のかほり…。クライアントは不明だけど一郎が昔いた忍者企業の忍者だった
7-9 分かっちゃった。ラッキー!


西田「分からないわよ…」

西田「せいぜいが、影山のいる忍者企業程度で」

一郎「そこは逆に分かるんですねえ…」

西田「そりゃそうよ。名前が売れるってそういうことだもの」

一郎「ふむ…。で、それって、どこです?」

西田「苦無(クナイ)コーポね」

一郎「え、クナイ?」

西田「古巣に何か思うことでもあるのかしら?」


下2安価:古巣について…
1:あくどい依頼しか請け負わないので辞めました
2:会社の方針が利益追求一辺倒だったので辞めました
3:忍者を道具扱いするブラック企業なので辞めました


一郎「うーん、あそこって…」

西田「あそこって?」

一郎「とにかくこう、忍者を道具扱いするというか…」

一郎「昔はそうだったんでしょうけれど、そういう昔ながらな体質にそりが合わなくて辞めたんですよ」

西田「ふうん、そう…」

一郎「給料は悪くないにしろ、あとの福利厚生が酷くて」

一郎「手裏剣だって消耗品の癖して、会社負担額2割だけとかいう」

一郎「普通、仮にも企業という体ならばボールペンだってタダ、PCも仕事で使う分には支給するのに、自己負担て…」

西田「フリーのあなたは全額ね」

一郎「そういう問題じゃありません」

西田「そうね」

一郎「…クナイかあ」



下1コンマ
1-3 クナイ側は一郎と把握…危険なかほり
4-6 クライアントについて新情報が?
7-9 しかし影山のやりくちというのも有名だった?

西田「けれど影山なら、有名な分だけ手口…というか、傾向というかが知られているわよ」

一郎「そんなものなんですか?」

西田「ええ」

一郎「して、どんな?」

西田「任務の完遂よりも、過程を大事にするタイプね」

西田「クライアントの要望通りに依頼をこなせずとも、自分が満足すればいいという典型的な扱いづらい忍者よ」

一郎「それで仕事をしているつもりなのか…?」

西田「あなた、目をつけられたのならば逆に利用できるかもしれないわよ?」

一郎「と、いうと?」

西田「先に障害となるあなたを排除して、ことを進めようとするかも知れないのよ」

一郎「…」

西田「つまり、あなた自身が囮になれる」

西田「それをどうするかは、あなた次第ね」

一郎「なる、ほど…?」



下1安価:やりやすいような、やりづらいような…
1:とりあえずクライアントの身辺調査をしておこう
2:影山と対峙して倒してしまおう
3:忍法・狸寝入りの術を使うか
  ※狸寝入りの術:いわゆる死んだふり


一郎「となれば、影山さえ倒してしまえればいいんですかね…?」

西田「まあ、そうね。複数人で仕事するタイプでもないし」

西田「でも…影山は性格は難があるけれど凄腕よ?」

一郎「忍者は腕っぷしだけじゃないでしょう?」

西田「それはそうだけれど…」

一郎「クライアントの安全を考えれば、これが最善ですよ」

西田「そう?」

一郎「ええ」

西田「具体的には?」


下1コンマ:具体的に?
1-3 真っ向勝負よ、そりゃ
4-6 戦とは事前の準備で勝敗が決するのだ
7-9 判明している限りの影山のデータから対策をするのさ

一郎「具体的にって、西田さん…」

西田「まさか真っ向勝負なんてわけにはいかないでしょう?」

一郎「…」

西田「…」

一郎「…」

西田「…え?」

一郎「…」

西田「腕っぷしだけじゃないって、今」

一郎「腕っぷしだけじゃないですよ? ないんですが…」

一郎「最後はそこになりますよねー…」

西田「えええ…?」



下1コンマ:西田さん、不安みたいっす
1-3 そして影山は、本気でやってきた…
4-6 大丈夫、今度はがっつり戦う装備を整えた
7-9 そう言えば西田さんて、一郎の苦手な女の子認定は受けてないんすね…

一郎(今夜の装備は万端――)

一郎(昨日はまさか、ああもすぐ敵がくるとは思わなかったからなあ…)

一郎(戦闘が想定されていればそれなりに準備も整えるさ)

一郎(暗器諸々、よし)

一郎(火薬武器諸々、よし)

一郎(現代忍具少し、よし)

一郎(あとは、出たとこ勝負。大丈夫、多分)



一郎(――って、クライアントを家まで見送っても出てこなかった…)

一郎(少し、周囲の様子をうかがってから今日は撤退するか?)

一郎(何だか肩透かしされたきぶんだな…)


 バサバサッ…

一郎「ん? カラス…いや、あれって」

一郎(影山の誘いか? なるほど…あっちも、がっぷりと取り組むつもりか)

一郎「上等だ」



下1:VS影山!(若さに嫉妬するおじいちゃ…おじさん!
1-3 罠だとぅ?
4-6 キャー、(思考回路が)怖い…
7-9 人目を避けた場所で正面衝突か…多少派手にやってもいいのはお互い様

お、7.77。おめでとう、だけです。







影山「――来たか、若造」ギラリ

一郎「来たぞ、影山」

影山「ほう、我が名を知っていたのか?」

一郎「有名人のようだからな。有名税の前に散れ」チャキッ

影山「なるほど、そのつもりで装備を整えたと…」

一郎「この廃倉庫ならもっと派手なものを用意しても良かったがな」

影山「ふん、道具を用いて強くなったつもりになれるのは阿呆なのか、若さゆえか?」

一郎「御託はいい、かかってこい」

一郎「そして俺のクライアントにどんな用があるのか、吐いてもらうぞ」

影山「それは叶わぬだろうよ。散るのは小僧、貴様だ」




下2安価
1 忍者刀の切れ味、疾く味わえ!
2 マキビシボム!!
3 手裏剣術比べだ!


 タタタッ
 ギィンッ

一郎「近くで見ると、目じりのしわが深いな…!」ググッ

影山「なんと若い肌か、張り、みずみずしさ…羨ましい!」ググッ

一郎「ありがとう!」バッ

影山「抜かせ、褒めておらんわ!」ギィン


一郎(やっぱり強いか)

一郎(だが、こうして接近戦を続けていれば小技を挟む隙はないはず!)

一郎(あとは体力で押し込む!)


影山(こやつ――技量差を認めて、体力に持ち込むつもりか?)



下1コンマ
1-3 まるで鬼ジジイだな、強い
4-6 元気なジジイめ!
7-9 老いを認めているからこそ若さに嫉妬しているのであって!!


一郎「うおおおっ!」

影山(ぬっ、なんと荒々しいゴリ押し!)

 ブンッ
 ズバッ

一郎(まずは一太刀浴びせた!)

影山「くっ…!」

一郎(よし、よし、間違っていない!)

一郎(このまま攻め立てる!!)




下1コンマ
1-3 影山、老獪なり
4-6 このジジイわらってる…
7-9 やるやんけ、一郎


影山「ふ、フハハハ――!」

一郎(何を笑ってるんだ、こいつは!?)

 ズバァッ

影山「これほどに、俺は老いているのか!」

影山「こんな小僧、一捻りにしてやれていたはずだったというのに!」

一郎(負け惜しみしながら笑ってる…!!)


影山「だが、これこそが面白い!」

一郎(けっこう切ったのに、まだこんな力――!)

影山「どうした、臆したのか小僧め!

影山「その程度か、もっと腰を入れぬか!!」


一郎(頭イッちゃってるな、このじいさん!)



下2安価
1:押し切るべし、押し切るべし!
2:まさか、これも何かの罠? 警戒した方がいいか?
3:何だか可哀そうに思えてきた…


一郎「誰が、ビビるか!」ブンッ

影山「カァッ!」バシッ

影山「白刃取りなり――ぬっ?」

一郎「両手を使うなんて、忍者としてどうなんだ!?」

影山(この小僧、刀を押さえられても即座に次の行動へ移ったか!?)

影山(普通は僅かでも隙を生むというはずなのに!)

一郎「暗器はたんまり、持ってきてる!」

 ブンッ
 ズドドドッ

影山「ぐっ、ふ…」

一郎(いくら鍛えた忍者だろうが、片足を棺桶に突っ込んでる老体…)

一郎(この至近距離で、たんまり暗器を腹部にぶち込んでやればたたらを踏むのも必然)


影山「ぬ、ぬぅぅ…!」ヨロ

一郎「勝負は、決したぞ」



下3安価:一郎勝利なり
1:大人しく、クライアントについて吐け
2:影山さん、年を取るのは悪いことじゃないよ?
3:忍者が戦い、敗北したのならば――命をもらうのが必定よ


一郎「…影山さん」

影山「…ぐ、ぬぬ」

一郎「年を取るのは悪いことじゃないよ?」

影山「それは、持っている者の意見だ」

影山「老化――あまりにも、認めがたい、劣化」

影山「醜くなり、力は衰え、刻々と培ったはずのものが削ぎ落ちていく恐怖が、小僧、貴様に分かるはずもなかろう」

一郎「…それは、分からないけど」

一郎「だけどあなたは、そうまで年を取ったことを自覚しながら、いまだに最前線に出られてる」

一郎「まして苦無コーポで」

一郎「それは途方もない、努力の賜物だ。すごいことだ」

一郎「…だから、あなたは自分の状態を悪くばかり言うものじゃないと思う」

影山「抜かせ、小僧めが…」



下1コンマ
1-3 苦無コーポ、クソ企業やんけ…
4-6 脅迫の目的は分かった
7-9 影山、何かおもうところがあったのか?

一郎「でも――ん?」

影山「ぬ――!?」

 ドスッ…

影山「ぐ、これは…」

一郎(棒手裏剣が、影山の胸に――これって、この手口は!?)

影山「急所か…」ドサッ

一郎「影山さん…!」


影山「何故、俺を心配する…? 敵だぞ…」

一郎「それでもやっぱり、俺はあなたをすごいと思う、尊敬する」

一郎「それなのに、こんな…」

影山「苦無コーポらしい、最期というわけだ…。使えん道具は処分する…」

影山「まだ、しばらくと思っていたが、ここが、俺の限界だったか…」

一郎「喋らないで、今、手当てを…」

影山「忍者ならば、情けなどは捨てろ、小僧!」ガシッ

一郎「っ…!」



下3 本日最後のコンマ
1:せめて最期にクライアントについておせーて
2:感情の何が悪い!!助けたい!!
3:許すまじ、苦無コーポ!!

あ、ごめんなさい。コンマじゃなくて安価。

直下で改めて、おなしゃす。ごめんね?

申し訳ありませんでした。。2で進行します。



一郎「感情の何が悪い!」

影山「ぬ――!?」

一郎「俺はあんたを助ける、こんなことで人が死んでたまるか!」

一郎(装備はしっかり整えてきたんだ)

一郎(大丈夫、自分のモツがはみ出ても応急処置程度はできるくらいに用意してきた)

一郎(ただちょっと、体力が落ちてて、他に生傷も多いってだけだ)

一郎「痛みますよ――」ズボッ

影山「ぐ、うぅっ…!」

一郎「大丈夫、殺しても死ななそうだから!」

一郎「死んだって化けて出てきそうなジジイめいてるから、気を強く持って!」

影山「小僧、言いたい、放題に…!」



 ――朝

西田「…………ええ?」

一郎「と、いうわけでして…」

影山「…」ムッスリ

一郎「峠は、越えちゃいましたね…」

西田「……敵の忍者を、助けて、何考えてるのかしら?」

一郎「いやあ…つい」

西田「…………つい、で済ませられるのは、フリーランスの強みかしら?」




本日はここまでっす。


安価やらコンマやら、
取り方については課題なんですね。

どうするのがいいのやら迷ったんで、
とりあえず淡々と進めましたが、どうしたらいいんでしょう?

あんまりガチガチにルールとか作りたくはないですが、ご参考までに教えていただけると助かります。


そんなわけでおつきあいいただき、ありがとうござんした。




備忘録

佐藤一郎

正義感強し。
根はやさしい。
照れ屋、女の子は少し苦手

身体能力:67
頭脳:64
精神力:57
忍法:75

元:忍者企業苦無(クナイ)コーポ勤め。中堅企業。


西田さくら:ビジネスパートナー。クライアントを斡旋してくれるぞ!
影山十三郎:若さに嫉妬するけど腕の立つ忍者。苦無コーポ所属。

そんなことになってたんですね。。

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