男「男の娘と並んで歩きたい」 (2)
男「今日は高校の入学式...中学の時は喧嘩ばっかりだったけど今度は部活とかやって青春したいっておもってる」
男の娘「おはよー!」
男「おはよ」
男「(こいつは幼馴染の男の娘...こんななりしてるからからかわれたりいじめられたりしたりしてそれを俺が庇って喧嘩して守っていた)」
男「お前また女子制服かよ、、、またからかわれるぞ?」
男の娘「こっちのが可愛くていいでしょ?それに君が守ってくれるし」
ヤンキーa「おいゴラァ!ヤンキーbの骨が折れちまったじゃねぇか!」
同級生「い、いやちょっとぶつかっただけだし...そんな折れる訳....」
ヤンキーb「俺が嘘言ってるっていうんかゴラァ!!」
同級生「ひぃ....」
男「ちょっと行ってくるわ」
男の娘「はいはい、君は本当に厄介ごとに首を突っ込むのが好きだね」
男「そういう人間なもんでね」
男「おい!怖がってんだろ、やめとけよ」
ヤンキーa「なんじゃごらぁ!!」パンチ
男「おっと!いきなりかよ!」カウンター
ヤンキーb「ヤンキーaになにすんじゃ!!」後ろから木刀で殴りかかる」
男の娘「危なーい!!」飛び蹴り
ヤンキーb「げほぉ!!」
男の娘「ちょっとやりすぎちゃったかな」
男「(確かに俺はこいつを守ったり庇ったりしていた...でも春休みに両親に格闘技的なものを教わった瞬間俺より強くなってしまった....)」
男「たっくやりすぎだって、ほら君大丈夫?」
同級生「あっ、はい大丈夫です!それよりありがとうございました」
男の娘「別に気にしなくていいよ~この人は困ってる人をほっとけない超絶お節介なだけだから」
男「誰がお節介だよ」
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同級生「あの....同じ制服ですよね?私新入生なんですけど貴方達もですか?」
男「そうそう、俺は男っていうんだ。よろしく」
男の娘「で私がその彼女の男の娘だよ~」
同級生「私は同級生っていいますよ。よろしく」
男「よろしくって誰が彼女だよ!お前男だろ!!」
同級生「えっ!?私より可愛いのに....」
男の娘「生えてまーす」
同級生「なんかちょっとショックかも」
男の娘「大丈夫!同級生ちゃんも可愛いよ。胸はちょっと小さいけど」
同級生「気にしてるんで言わないで.....」
男「そんなことよりそろそろ行かないと遅刻するぞ!」
男の娘「やばっ!!」
同級生「走ろう!!」
入学式 一週間後
男「結局同じクラスか...」
男の娘「同級生ちゃんも一緒だよ!」
同級生「席も近いですしね」
不良「(俺は腕っ節には自信がある不良高校生....俺はある人に恋をしている...クラスで一番可愛い女子の男の娘である)」
不良「(同じクラスになって落ちた消しゴムを拾ってもらった時俺の身体に電流が走った そしてこれが恋だと実感してからずっと男の娘さんを目で追ってしまう。これが恋の病か)」
不良「(しかし男の娘の近くには常に男がいる。休み時間は常に一緒だし。トイレに一緒に行くところも目撃した...あの二人は付き合っているのかは知らないが俺は今日男の娘を賭けてアイツにタイマン勝負を申し込むつもりだ)」
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