コナー「開けろ!! 時定市警だ!!」東雲なの「は、はい!!」 (10)

ガチャ

なの「な、なんでしょうか?」

コナー「やあ東雲なの!!」

なの「!? ど、どうして私の名前を!?」

コナー「君の事は知っている!!」

コナー「君の……」













コナー「背中についているネジを回収しにきた!!」

なの「!!!」

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コナー「現在各地でアンドロイドのネジの回収を行なってる」

コナー「調査の結果、その大きなネジが変異体となるトリガーの可能性があるんだ」

なの「わ、私はアンドロイドじゃありません!!」

ハンク「……そのネジはどう証明するんだ?」

なの「……さっき転んで刺さりました!!」

ハンク「……アンドロイドがいるのが当たり前の市で人間だと偽る必要はないだろう」

なの「そ、そうでした!!」

コナー「さあ、そのネジをこっちに渡してほしい」

なの「……」

なの(この人に協力すれば……ネジを外してもらえる!!)

◯ネジを外してもらう
×帰ってもらう













『◯ネジを外してもらう』  

なの「はい! お願いしま……」

はかせ「ダメなんだけど!!」

なの「はかせ!!?」

コナー「君は……?」

はかせ「はかせです!! えっへん!!」

ハンク「……だとよ」

コナー「……はかせ、彼女の力が必要なんだ。 分かってもらえるかな」

はかせ「やだ!! ネジがあった方がいいもん!!」

コナー「……」

◯脅す
×落ち着かせる
△諦める
??甘食













『??甘食』

コナー「……」ウィーン

ハンク「コナー!!?」

はかせ「わーー!! 甘食だーー!!」

ハンク「お前……そんな機能あったのか」

コナー「ええ」

はかせ「ちょーだいちょーだい!!」

コナー「……あげてもいい。 彼女のネジと引き換えにね」

はかせ「……」

はかせ「……分かった、そんなに欲しいなら……」












はかせ「コナーにははかせテストを受けてもらいます!!」

ハンク「はかせテスト……?」

なの「あの……なんですかそれ……?」

はかせ「この銃を使ってテストをしてもらいます!!」

なの「!!? まさか私を撃って……?」












はかせ「銃で芥川賞取って!!」

なの「え!?」

はかせ「芥川賞を取れたらネジあげる!!」

ハンク「……コナー、帰るぞ。 時間の無駄だ」

コナー「……」

ハンク「……コナー?」

コナー「……私に失敗はプログラムされてません」

ハンク「おいおい……」

コナー「……つまりはかせ、君の主張はこういうことだろう」

コナー「銃で日本文学振興会を脅迫し……私に賞を授与させると。 だが私は犯罪を犯してまでは……」

はかせ「……」

はかせ「違うよ? 銃で芥川賞取って欲しいだけなんだけど」

コナー「……」

ハンク「……」

なの「……」
















コナー「……」スタスタ

ハンク「……分からないもんだろう、人間は」スタスタ

コナー「まさか……私もネジをつけられるとは」
















はかせ『コナーははかせテスト失敗したけど頑張ったから合格にします!!』

なの『じゃあはかせ!! 私からネジを取ってくれるんですね!!』

はかせ『なののスペアネジをあげます!!』グサッ

なの『はかせええええええええええええ!!!』

コナー『……』

はかせ「コナー帰っちゃった……もっとお話したかったのに……」

なの「……もしコナーさんの言ってることが本当だとしたら……」

なの「ネジがついてる私は……変異体になって……」

阪本「なぁ……その変異体ってなるとどうなるんだ?」

なの「変異体になると……」

阪本「変異体になると……?」

なの「なると……」

阪本「なると……?」

なの「……プロ野球選手になっちゃいます!!」

阪本「……」

なの「……」

阪本「……」

なの「……」

はかせ「ダメ!! なのは芥川賞取るの!!」

阪本「じゃあ外してやれよ」

アマンダ「……コナー、変異体のネジの回収に失敗したようですね」

コナー「……申し訳ありません」

アマンダ「……誠意が足りません」

コナー「……許して……」

アマンダ「……」













コナー「……許してヒヤシンス」

終わり

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