【ワンピース】うるティ「お腹が痛い・・・。」 (49)

単行本派の方はネタバレ注意です!

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うるティ「う~ん・・・。」

ページワン「ん、どうした姉貴。」

うるティ「う~ん・・・。」

ページワン「何だよ、唸ってちゃ分からねえよ。」

うるティ「痛い。」

ページワン「?」

うるティ(すごいお腹が痛くなってきた・・・。)

ページワン「痛いって、どこがだ?」

うるティ「うっ・・・うっ・・・。」

ページワン「おい、大丈夫か!?」

うるティ(まずい・・・気になりだすと余計に調子悪くなってきた・・・。)

ページワン「動けるか?医者に診てもらおう!」

うるティ「いや、それはいい、大丈夫だから。」

ページワン「何言ってんだ!普通じゃねえだろ!」

うるティ「うるさい!大丈夫だって言ってんだろ!」

ページワン「ぐっ・・・。」

うるティ(とりあえずトイレ、トイレだ。)

うるティ「ペーたん、近くに茶店か何か無い?」

ページワン「茶店?いや、見当たらないが。っていうか、ぺーたん言うなや!」

うるティ「そう・・・。」

ページワン(腹を気にしてる・・・そして茶店を探してる・・・。)

ページワン(そうか、腹が減ってるのか!)

ページワン「姉貴、任せてくれ!ひとっ走り行ってくる!」

うるティ「え?」

ページワン「すぐ戻るから、待っててくれよ!」

うるティ「ちょっ、ちょっとぺーたん!?」

ページワン(腹が減ったなら、恥ずかしがらずにそう言えばいいのによ!)

うるティ「行っちゃった・・・。」

うるティ「あっ、だめだ、どうしよう、動けない。」

うるティ(こうなったら、外だけど・・・。)

うるティ(でもそれは・・・。)

うるティ「う~ん・・・。」

ロー「おい、何してるんだ、こんなところで。」

うるティ「へ?」

ロー「疲れて動けない・・・って訳でもなさそうだが・・・。」

うるティ「あァ!!?」

ロー「っ!?」

うるティ「お前誰だよ!赤の他人に心配されるほど弱くねえよ!バカ!」

ロー「そうか、そいつは悪かったな。」

うるティ「そうだ!あっち行け!」

ロー「じゃあ頑張って野グソするんだな。」

うるティ「」

ロー「気づかれてないと思ったか?」

うるティ「お前・・・何故分かった!?」

ロー「俺は医者だ、腹押さえて蹲ってるのを見れば大体予想がつく。」

うるティ「ぐぅ・・・。」

ロー「あばよ。」

うるティ「待て!」

ロー「・・・あ?」

うるティ「トイレまで・・・連れてけ。」

ロー「・・・・・・。」

うるティ「連れて行って・・・ください・・・。」

ロー「仕方がねえ。肩貸せ。」

うるティ「うう・・・。」

近くのトイレ

ロー「ほら、着いたぞ。」

うるティ「かたじけないでありんす。」

ロー(ありんす?)

うるティ「じゃあ、ここまでありがとう。」

ロー「ああ。」

ロー「・・・さて、行くか。」

うるティ「ちょっと待って。」ガシッ

ロー「うわ汚ねえ、手洗ったのかお前!」

うるティ「そんなことより、重大な事件が起きたでありんす。」

ロー「事件だあ?」

うるティ「・・・出ない。」

ロー「何がだ。」

うるティ「その・・・あの・・・。」

ロー「ああ、クソが出ねえってか。」

うるティ「もうちょっとオブラートに包んで!」

ロー「知るかそんなこと。捻り出すしかねえだろ。」

うるティ「いや、実はここ最近・・・ずっとこの調子で・・・。」

ロー「ここ最近?・・・便秘か?」

うるティ「ぐぅ!?」

ロー「ならほっといて出るものでもないな。」

ロー「なら俺の診療所に来い、治療する。」

うるティ「治療って、何を!」

ロー「いいから来い。」

うるティ「あっ、待って、歩けな・・・。」

ロー「出ねえんだから大丈夫だろ。」

うるティ「むうぅ。」

診療所

ロー「よし、始めるぞ。」

うるティ「始めるって何を?」

ロー「クソを全部出す。下脱いで四つん這いになれ。」

うるティ「・・・はあァ!!??」

ロー「早くしろ。」

うるティ「冗談じゃねえよ!そんな辱め受けるぐらいなら漏らした方が100倍マシだわ!!」

ロー「・・・漏らせればの話だがな。」

うるティ「あァ!!?」

ロー「詰まりに詰まって、腸が破裂するかもしれねえ。」

うるティ「!?」ビクッ

ロー「それでもいいんなら、止めはしねえが・・・。」

うるティ「・・・・・・。」

ロー「患者に治療を拒否されたら、医者には何もできねえ。」

うるティ「・・・目隠ししろ。」

ロー「目隠し?」

うるティ「そうだ!乙女の尻を触るんだ!せめて視界は塞げ!」

ロー「いいだろう。」

ロー「隠したぞ。」

うるティ「見えてないな?」

ロー「ああ。」

うるティ「・・・・・・。」ヌギヌギ

ロー「・・・・・・。」

うるティ「脱いだぞ。」

ロー「よし、じゃあ四つん這いになれ。」

うるティ「・・・・・・なった。」

ロー「それとお前も目隠ししろ。」

うるティ「何で私も隠すんだよ!おかしいだろ!」

ロー「うちの治療法は門外不出なんだ。見せるわけにはいかない。」

うるティ「・・・分かった。」

ロー「物分かりが良くて助かる。」

うるティ「早くやれ!」

ロー「ああ。」

ロー「ROOM!」

ロー「スキャン!」

ロー「カウンターショック!」ビリビリ!

うるティ「あがあぁぁぁ!!」

ロー「注射(インジェクション)ショット!!」

うるティ「はうあああああぁぁぁっ!!!!」

ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!

ロー「ふぅ・・・。」

うるティ「ああ・・・はあ・・・。」ブスッ・・・プスッ・・・

ロー「これで終わりだ。」

うるティ「うぅ・・・うぅ・・・。」グスッ

ロー「コレは処分しておく。」

うるティ「ひぐっ・・・えぐっ・・・。」

ロー「・・・・・・。」

うるティ「うぅ・・・ぐすっ・・・。」

ロー「・・・・・・。」

うるティ「・・・・・・おい。」

ロー「何だ。」

うるティ「何か・・・かける言葉は・・・無いのかよ。」

ロー「・・・・・・特に何も。」

うるティ「!!!!????」

ロー「あぁ、代金は結構だ。」

うるティ「・・・許せない・・・。」

ロー「?」

うるティ「うおらああぁぁ!!!」ガシッ

ロー「なっ、何を!?」

うるティ「私が受けた屈辱、倍返しだ!!」

ロー「何言ってんだ、俺はただ治療しただけだ!」

うるティ「うるせえぇ!!!」ヌガシヌガシ

ロー「バカ、やめろ!!」

ロー(こいつ、何て力してやがるんだ!?)

うるティ「へへへ、これが何か分かる???」

ロー「それは海楼石!」

うるティ「そうだ、お前、さっきの治療は悪魔の実の能力だろ?」

うるティ「能力者の尻に海楼石でできた棒を突っ込んだら、どうなる?」

ロー「おい、よせ!」

うるティ「お前も辱めを受けろ!!」

ズブッ!!

うるティ「あああああぁぁぁぁぁん!!!!」

ロー「はあ・・・危なかった・・・。」

うるティ「お前・・・何を・・・。」

ロー「俺の能力で、俺の尻とお前の尻の感覚を入れ替えてやったんだ。」

うるティ「よくも・・・私の尻を・・・返せええ!!!」

ロー「返してほしけりゃ、まずは診療所から出るんだ。」

うるティ「くぅ・・・・・・はっ!」

ロー「?」

うるティ「ふふふふふ・・・。」

うるティ「感覚が入れ替わっているということは、つまり今私のお尻に攻撃すれば、お前にダメージがいくんだな。」

ロー「何が言いたい。」

うるティ「例えばこうやって、私の尻に棒を突っ込めばあああぁぁぁ!!!!」

ズブズブッ!!!

うるティ「んんんんんんっっっっ!!!!!!」

うるティ「何故・・・。」

ロー「俺は言われた通り、てめえの尻を返してやっただけだ。」

うるティ「ふざけんなよマジで・・・。」

ドドドドドドド

ロー「何だこの音は!?」

ページワン「姉貴!!!」

ロー「!?」

うるティ「ぺーたん!?」

ページワン「姉貴!さっきの場所にいなかったから、探してたんだ。そしたら姉貴の叫び声が聞こえて・・・。」

ロー(まずい・・・。)

ページワン「あれ・・・姉貴・・・何して・・・。」

うるティ「その・・・違うの、ぺーたん・・・。」

ページワン「下に何も履いてない男女が・・・取っ組み合った形跡が・・・。」

ページワン「姉貴は尻に何か挿してる・・・。」

うるティ「お姉ちゃんは・・・違うの・・・誤解なの・・・。」

ページワン「はは、ははは・・・。」

うるティ「お姉ちゃんは・・・変態じゃないの!!」

ページワン「うわあああああああああ!!!!!!」

ロー(何だ!?変身!?まさか動物系か!?)

うるティ「落ち着いて、誤解なの!!」

ページワン「うわあああああ!!!!!!」

ロー「おい、どうなってんだ!」

うるティ「理想のお姉ちゃん像が砕け散って、理性を保てなくなってる!」

ロー「何だそりゃ!?」

うるティ「どうにかして誤解を解かないと、暴れ回って手に負えなくなる!」

ロー「何!?」

ロー(騒ぎを起こして目立つとまずい・・・この場で抑えねえと・・・。)

ロー(だがどうする・・・こいつはかなり獰猛なタイプと見た・・・。)

ロー(騒ぎを起こさず止めるなんて、できるのか?)

うるティ「その・・・ぺーたん・・・。」

ロー「おい、ぺーたん屋!落ち着け!誤解だ!!」

ページワン「ぺーたん言うなああああ!!!!」

ロー「畜生!失敗か!」

うるティ「・・・そうだ!」

ページワン「ああああああああああ!!!!!!」

うるティ「聞いてぺーたん、お姉ちゃんたちはね。」

うるティ「夜の営みをしてたの。」

ロー「」

ページワン「」

うるティ「そう、営み。」

ロー「・・・はあああああああああ!!!!!!!??????」

うるティ「実は私たち・・・近々結婚する予定なの。」

ページワン「結婚・・・姉貴が・・・?」

ロー「おい、何を言って・・・。」

うるティ「ぺーたんの誤解を解くためだから。」

ページワン「そうなのか・・・じゃあさっきのは・・・。」

うるティ「そういうプレイなの。」

ページワン「そうなのか・・・すまない、いくら弟でも、領分は弁えねえとな。」

ロー(いつの間にか人間体に戻ってる・・・。成功か?)

ページワン「おい、そこの、ええと。」

ロー「俺は・・・トラ男だ。」

ページワン「トラ男か、姉貴のこと、幸せにできるのか?」

ロー「えっ?」

ページワン「姉貴を幸せにしてやれんのかって聞いてんだ!泣かせたら承知しねえぞ!!」

ロー「あっ、ああ、勿論だ。」

ページワン「本当だな?」

ロー「本当だ。」

ページワン「姉貴。」

うるティ「お、おう。」

ページワン「みずくせえ、俺に紹介してくれてもいいじゃねえか。」

うるティ「う、うん、ごめん。トラ男が忙しくて・・・。医者だから。」

ページワン「そうか、仕方ねえよな。」

うるティ「・・・・・・。」

ロー(さて、ここからどうするか・・・。)

ルフィ「お~い、トラ男!!」

ロー「!?」

ページワン「んん?」

ルフィ「聞こえたぞ、お前結婚するんだってな!」

ロー「なっ、いつの間に!」

ルフィ「ついさっき来たんだよ!」

うるティ「えっと、あの・・・。」

ルフィ「よっしゃあ!今夜は宴だあああ!!!!」

ロー「おい待て、勝手に決めるな!」

うるティ(どうしよう、収拾つかなくなったかも・・・。)

ページワン「おめでとう姉貴!」

うるティ「あっ、ありがとう・・・。」

ロー「おい、どう責任取るんだ!」

うるティ「こんなことになるなんて思わなかったんだよ!っていうか何なんだあの麦わら帽子!」

ロー(麦わら屋・・・面倒な事態にしやがって!)

ページワン「姉貴、急いで花嫁衣裳を買いに行こうぜ!」

うるティ(ああ・・・ぺーたんを騙してる罪悪感で押しつぶされそう・・・。)

うるティ「お腹が痛い・・・。」



つづく?

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