【艦これSS】 野分「小悪魔系女子・・・?」 (21)

前作・過去作の続きですが、読まなくても無問題
一応、同じ鎮守府が舞台のつもり

エタったらごめんなさい・・・(´・ω・`)

【艦これ】 陽炎「すず!」 不知火「くま!」
【艦これ】 陽炎「すず!」 不知火「くま!」 - SSまとめ速報
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雪風「安価でわらしべ長者です!」

あれ!?

Rに立ってる!!

R要素ないけどここで続けますね・・・(´・ω・`)


~数日前~

陽炎「はーい、みんな集まったわね?それじゃあ、陽炎型会議を始めるわよ!」

陽炎「まずは、改めて、みんな、大規模作戦お疲れ様!」

陽炎「みんなのおかげで今回も無事乗り切ることができたわ」

陽炎「特に、磯風、嵐、萩風の3人はよくやってくれたわ!」

陽炎「あんたたちは、私達陽炎型の誇りよ!」

磯風「ふふん、この磯風にかかれば造作もないことだ」ドヤァ

嵐 「そんなに褒められると照れるぜ・・・///」

萩風「頑張った甲斐がありました・・・」


浜風「磯風のドヤ顔が頼もしく感じる日が来るとは思っていませんでした」

浦風「磯風、大活躍やったけんねぇ。多少、鼻を高くしても文句は言えんね」


舞風「嵐とハギーも凄かったよー、ね、のわっち!」

野分「ええ、深海日棲姫に止めを刺した二人は第四駆逐隊の誇りです」

野分「それに比べて、野分は・・・」


舞風「うーん?どうかしたのわっち?なんだか元気ないぞー?」

野分「う、ううん。とにかく二人とも凄かった!」

嵐 「ありがとな、マイ、のわっち!」

萩風「私達だけの力じゃない。支援に駆けつけてくれた二人の力もあったからよ」

舞風「うんうん。やっぱ第四駆逐隊4人の活躍だよね~」

野分「もう、舞風は調子がいいんだから・・・」


陽炎「はい、はい、静かに!」

陽炎「で、武勲をあげた3人には私達姉妹からもご褒美をあげたいと思うんだけど?」

陽炎型sisters「異議なーーーし」

陽炎「じゃ、そういうことで、磯風、嵐、萩風、ご褒美は何がいい?」

磯風、嵐、萩風「「「えっと、あの、その・・・///」」」

陽炎「あーはいはい。言わなくても分かったわよ」ハアー

陽炎「不知火。良いわね?」

不知火「ハァー・・・。仕方ないわね。許可します」

陽炎「だ、そうよ。あんた達3人は後で執務室に行くこと。いいわね?」

磯風、嵐、萩風「「「はい!!!」」」


陽炎「はい、じゃあ次の議題ね。不知火!」

不知火「次の議題は『秋雲の粛正について』です」

陽炎「はい、じゃあ、今回の具体的な粛正方法についてだけど・・・」

秋雲「ちょっとちょっとちょっと待ちなさいよ~!!!」

秋雲「なんで秋雲さんが粛正されなくちゃいけないのよ!」


陽炎「秋雲、ほんとーに心当たりはないのかしら?」ニコ

秋雲「な、ないわよ」ギクッ


陽炎「こ、れ、で、も?」ピラピラ(陽炎型姉妹のエロ画集)

秋雲「ど、どうして、それを・・・」

雪風「秋雲ちゃんのホームページで見つけました!」



秋雲「・・・(汗)」ダラダラ



陽炎「あんた、また勝手に私たちをエロネタにしたわね!!!」

秋雲「ひいいいい、すみませんすみませんすみません」







陽炎「謝って済む話かあああああああああああああああああああああああ」





陽炎「と、いうわけで、秋雲には素敵なプレゼントを贈るわ」

秋雲「す、すてきなプレゼント・・・?」ビクビク

黒潮「簀巻きにしてドラム缶に詰め込んで南方海域に捨ててきても懲りんかったからなあ」

天津風「趣向を変えることにしたわ」

初風「次のコミケって5月だったわよね?」

秋雲「そ、そうだけど。それが・・・」

浜風「私達姉妹も度重なる任務でろくに休暇を取っていません」

秋雲「は?」

親潮「そこで司令にご無理を言って、1ヶ月程まとまった休暇をいただくことにしました」

秋雲「うっそ、マジで!やったー!!!」

浦風「あんた以外がね」



秋雲「へ・・・?」


不知火「不知火たちが抜ける穴を全て秋雲が埋めるということで司令と話をつけています」

秋雲「え、え」

時津風「ようは、あたしたちがお休みの間、任務はぜーんぶ秋雲がやるってこと」

陽炎「漫画なんて描いてる暇はないわよ?」


秋雲「そ、そんなーーーー」


秋雲「そ、それだけは許して!コミケ参加させてー!!!」

陽炎「ダメよ。もう決定したことだから」

秋雲「今回のは夕雲本出す予定が夕雲に止められて、仕方無かったんだってば!」

秋雲「秋雲のせいじゃないよー!!!」

陽炎「あんたねえ・・・」

秋雲「のわっちは、秋雲の味方してくれるよね・・・」ウルウル

野分「え、あの・・・」

陽炎「ほら、ボーッとしてないで野分からもはっきり言ってやりなさい」

野分「あ、その、陽炎の言う通りだと思います・・・」

秋雲「そんなあ・・・」ガーン

陽炎「はい、全会一致で秋雲には『任務地獄の刑』を執行しまーす」



秋雲 orz


陽炎「秋雲への罰も決まったことだし、今日の会議はこんなところかしらね」

不知火「少しいいかしら」

陽炎「ん?何かまだ話し合うことある?」

不知火「いえ議題ではないのですが、先ほど夕雲の名前が出たとき思い出したことがあって」

不知火「最近、司令がああいったタイプに絆されかけてるような気がします」

陽炎「ああいったタイプ?」

不知火「なんといったかしら・・・えーと・・・」


不知火「オネエ系?」


姉妹一同 ガクッ

浦風「それを言うなら、お姉様系じゃ! 夕雲にオネエとか言ったら、ブチ切れられるよ・・・」

陽炎「まあ夕雲も長女だけど、お姉ちゃん度なら私だって負けないわよ!」

不知火「すみません。でも陽炎の言うような感じではなく」

不知火「夕雲や如月、村雨、荒潮のような・・・」


不知火「ああ、思い出しました悪魔系女子」



姉妹一同 ガクッ

黒潮「それを言うなら、小悪魔系女子や!」

秋雲(まあ、夕雲は悪魔系女子て言っても間違いじゃない気もするけど・・・)

陽炎「それで、その小悪魔系女子がどうしたのよ」

不知火「はい、ここのところ司令と小悪魔系女子の接する機会が増えていますし、司令も満更ではない様子です」

時津風「しれーてばロリコンだし、駆逐艦とはよく一緒にいるから普通じゃない?」

不知火「司令が最近購入した"蔵書"の多くが小悪魔系女子モノになっているわ」

時津風「一大事だ!」

不知火「ええ、このままでは司令がどこぞの馬の骨のモノになってしまいかねない。だから私達姉妹の中から小悪魔系を出撃させようと思ったのだけれど・・・」


不知火「陽炎型だけ小悪魔系女子がいぬい」


シーーーーン


陽炎「たしかに・・・」

時津風「言われてみれば・・・」

親潮「し、しかし特型駆逐艦の皆さんの中にもそのような方はいらっしゃらないと思いますが・・・」

黒潮「いや、おるで小悪魔系女子・・・」

親潮「く、黒潮さん!?で、でも」

黒潮「漣が言うとったで、『潮ちゃんはその豊満なバディでご主人様を悩[ピーーー]る小悪魔』やて!」

親潮「そ、そんな!それでは私達だけ・・・」

初風(いや、アレはどうなのかしら?天然じゃなくて計算でやってるなら小悪魔系だけど・・・)


陽炎「これは由々しき事態ね」

陽炎「"例外"が出てしまったら、鎮守府が崩壊する」

嵐 「でもどうするんだ?俺たちの中に小悪魔系女子はいないんだろ?」

磯風「なに案ずるでない。いないなら作ればいいだけだ」

陽炎「磯風、あんた冴えてるわね!そうよ、いないなら小悪魔系女子を作ればいいだけよ!」


陽炎「いいわね?みんな!これより緊急陽炎型会議を始めるわよ!」

陽炎「議題は『小悪魔系女子に一番ふさわしい子は誰か?』よ!」


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野分「それでどうして野分が・・・」

舞風「しょうがないじゃん、のわっち以外みんな、今のキャラが強すぎるてことでNGになったんだし」

野分「それって、つまりキャラが薄いてことじゃない・・・」

舞風「まあまあ、提督とあんまりおしゃべりしてないのは、のわっちくらいだしさ」

野分「だったら親潮だって・・・」

舞風「いやー親潮は無理でしょ。クソ真面目だからボロ出しそう」

野分「野分だってどうすればいいか分からないわよ!」

舞風「あんま難しく考えずにさ、提督とおしゃべりできるチャンスだと思えばいいじゃん!」

舞風「のわっち、提督とおしゃべりしたかったんでしょ?」

野分「それは・・・」

舞風「あたしも手伝うからミッションクリアしよう!」

野分「はぁ・・・」

野分(もう、どうしろっていうのよ・・・)


こうして野分にとって悪夢のような「小悪魔系女子大作戦」が開始されました・・・

ほんと、どうしろっていうのよ・・・


(たぶん続く)

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