【安価】止まらぬ堕落 (100)
自堕落な生活をしていこう、という非常にシンプルなスレ
下5までに主人公の犠牲になるお方の名前とか特徴とか
世界観はファンタジー的なアレです
下6~10に誰とどんなシチュであんなことやこんなことをやるか
明日の夜に始める予定
エルフは誰なのだよ(困惑)
自堕落って書いたけど、背景としてはなんか世界とかそういうのに絶望して、使命とかをほっぽり出して日常を過ごすだけです
つまりお話は暗い
スカ系統は全然書けないので許せサスケ
安価を出すまで書けたので投稿しておく
コレジャナイ感があっても許してちょ
ある村に一人の少年がいた。その少年は『聖女』と呼ばれる者に勝るとも劣らない、勇敢さを持っていた。
傍目から見ればそう見えるだけで、ただ恐れ知らずなだけなのは、知っている人は殆どいない。
少年には一人の幼馴染がいた。黒みのある青色をした長髪と、紅い瞳。文句なしの美女であったが、欠点が一つ。
それは、あまりにもおねしょ、お漏らしが酷いことだ。その原因は、少年が勇者として旅立つきっかけでもあった。
ある日、数人の魔族が村を襲撃した。生存者は、少年と幼馴染だけだった。
何故、二人が生き残ったのか?その答えは至極単純。少年が、魔族を殺めたからだ。
魔族に襲われた恐怖が、小さな幼馴染の心を蝕んだ。恐怖を知らない愚か者は、怒りに任せ命を奪った。
骸が転がる廃村で、少年は幼馴染に誓った。
『このような惨劇を繰り広げる、諸悪の根源たる魔王を討ち倒す』と。
人類の正しき心さえあれば、この困難だってきっと乗り越えられる。そう信じて。
それから数年。少年は青年に姿を変え、安物の剣は『聖女』が振るっていた聖剣に役目を譲っていた。
一人で旅をしていた青年だが、その懸命さは人々の心を動かした。快楽を、金銭を求めるばかりの、口先だけの冒険者とは違っていた。
見返りを、名声を求めず、ただただ剣を振るい続けた。魔族を倒し、斃し、殺し続けた。
助けを求める声に応え殺した。苦しみ悶える声を知り殺した。許しを請う声を無視し殺した。
祝福を受けた聖なる金属で作られた聖剣が、返り血で紅く染まるまで。
そして、仲間と共に魔王を遂に討ち倒した。
その眼には、確かな決意が存在して"いた"。
光は闇を生み出す。光は闇と共にある。それは、絶対的なルール。それは、摂理。
光の強さと、闇の強大さは比例する。眩い光ほど、混沌とした闇を生み出してしまうもの。
それは、聖女であろうと勇者であろうと。愚者であろうと凡人であろうと。誰もが共通していること。
光と闇は表裏一体。ちょっとしたことで、簡単に裏返るもの。
太陽のような輝きを放っていても、ふとしたことをきっかけに、世界を覆う闇になる。
その最たる例が、信じたものに裏切られた時。信じていたものが、まやかしに過ぎなかった時。
自分の行いの本当の意味。それを理解した時。
青年は、勇者はもう、人の道を踏み外していた。それを知った時には、遅かった。
平穏が戻り、勇者は団欒とした時を過ごしていた。嘗ての友と、仲間と、友好的な関係を築いていた。
そんな時、魔王討伐の手助けをしてくれた国の王から、ある催し物に招待された。
王都に赴き、会場に向かった。そこにあったのは、悪意の坩堝。人類の持つ負の集合体。
勝者こそ正義。勝てば官軍負ければ賊軍。そんな言葉がある。
敗者たる魔族は、嗚咽にまみれながら、許しを請いながら、男の上で腰を振っていた。
その男は、我が身を盾にし、仲間を護り続けた英雄。仲間のためなら、命だって惜しまなかった勇敢な男。
その高潔さに、勇者は尊敬の念を抱いていた。
拷問を受け、泣き叫ぶ魔族。それを見て悪辣な笑みを浮かべる玉座の王。
誠実さを称えられた、民を想う善良なる王の筈だった。
それらを見た時、勇者の身体は動いていた。
元々、彼らはそんな愚かな人間だったのか。それとも、解放された領土を、人々を見て、変わってしまったのか。
そんなことは如何でもよかった。ただ、このような下衆に、魔族以下の存在になってしまった者たちを、殺めようとしか考えていなかった。
もう、分からなかった。
何が正しくて、何が間違っていたのか。自分のやっていたことに、意味があったのか。
一つだけ言えること。それは、もう自分も、彼らと同じ存在だということだ。
殺して、殺して、殺し尽くした。何も思わず、悲しむことすらなく、ひたすらに殺し続けていた。
そんな男が、正しい筈も無い。
血液で真っ赤に染まった会場の中、勇者は血に濡れた手を眺める。そして、近くにあった鏡を眺め、絶望した。
笑っていた。赤黒い血に染まりながらも、他でもない自分が嗤っていた。
その時、聖剣は黒く染まり『魔剣』と化した。光の魔力は闇に堕ち、どす黒い混沌に形を変えた。
王都にて、勇者は死んだ。新たに産まれたのは、闇に染まった抜け殻だった。
「…ああ。厭な夢を見た」
酒を呷り、独り言ちる青年。元勇者と呼ぶべきか、幽者と呼ぶべきか。
言っておくとこの男。齢はまだ二十歳を超えていない。世界各地を旅する冒険者たちが特別なだけで、本来は飲酒を禁じられている年齢だ。
ぼさぼさの髪を掻きむしり、読みかけの聖書を手に取る。ぶつぶつと内容を呟き、自嘲げに吐き捨てた。
「どうやら、信心はまだ残っているみたいだな」
信じるものを失った男は、虚ろな目で空を眺める。日はまだ、落ちる気配が無かった。
「男く~ん。学校、行かないの?」
毎日のように通いつめ、同じことを問う幼馴染。もう、呆れてものも言えなかった。
「俺はそんな歳じゃない。あと数年前に誘うべきだったな」
「えぇ~…」
「それよりも、だ。他人が仕事や勉強に勤しんでいる時に、家でのんびりしているのは最高だぞ?」
「試してみないか?な?」
小さい時のように問い掛けた男に、幼馴染は頷くことしか出来なかった。
翌日、幼馴染は引き籠りに進化した。
数日後、何かが上に圧し掛かっている感覚に男は目を覚ました。
「おはよっ!ねえねえ、早くしようよ?ねっ?」
跨っていたのは猫獣人。魔王討伐の際に、最後まで共に戦った仲間だ。
どうやら、かなり懐いているらしく、こんな自堕落な生活を送っていてもなお、共に行動しようとする。
そんな彼女は、絶賛発情期。股からは愛液が分泌されており、擦りつける度にくちゅくちゅと音を立てる。
「…構わないが、腹が減ってるんだ。喉も乾いてる」
「もう我慢の限界なの!ねえ男ぉ~…切ないのぉ…」
「分かってる。だから、お使いが終わったら御褒美に好きなだけしてやる」
好きなだけ。その言葉を耳にした猫獣人の尻尾がピーンと立った。
「ホントッ!?いくいく!何が欲しいの!?」
「酒と飯。水があれば、それも幾らか頼む」
「はいっ!すぐ済ませてくるから、ちゃんと勃たせててよ!」
お金とバスケットを持った猫獣人は、稲妻を纏い走り去っていった。
「お待たせぇ!」
街に出掛けて数分後、買い物を済ませた猫獣人が戻ってくる。
指示通りの物を買い揃えていたが、小瓶が幾つかバスケットの中に入っていた。
「媚薬、か」
「うんっ!これがあった方が、もっと気持ちいいかな~って思って!」
無邪気に発言をする猫獣人だが、太腿から液が滴っていた。
もう限界だろう、と男は近寄り、キスをする。それに応えるように、猫獣人は舌を入れてきた。
お互いの舌を舐めあうような、熱いディープキス。涎が混ざり合う音が、寝室に響く。
「ぷあ…」
唇が離れた頃には、既にこちらも臨戦態勢に入っていた。
下3までにどんな感じでヤルか
「…今まで隠していたが、男性はある身体的な欠陥を抱えているんだ」
「…何だって?それは、君にもあるのかい?」
「ああ。男ってのは、体内で生産される魔力の一部が、不純物となって蓄積するんだよ」
「それが溜まり過ぎると、体調不良とかの症状が出る。それを阻止するには、定期的に排出する必要があるんだ」
「初めて聞いたね…。如何やって排出するんだい?私に出来ることであれば、手伝うよ」
何故不審に思わないのか疑問ではあるが、話を続ける。男は内心、口八丁を並べる自分に感心していた。
「陰茎…つまり、股間だな。そこにある程度の刺激を与えれば、排出される」
「よし、刺激を与えればいいんだね。殴ればいいのかな?」
「話を聞け。刺激とは言っても、痛覚じゃ駄目なんだ。優しく触ったりして、自ずと出ていくように促すんだ」
「…難しいね。けど、やるしかないか」
男の説明を聞いた女騎士は、鎧を外す。押し潰されていた胸がポヨンと揺れる。
快楽を得るために友人を騙している自分が、滑稽に思えた。だが、すぐにどうでもよくなるほど、男は堕ちていた。
一度堕ち始めたら、もう止まらない。男はどこまでも堕ち続ける。
死を迎えるその瞬間まで。止まることなく。
「えっと…。陰茎に快楽を与え続けると、余剰魔力が排出される…でいいんだね?」
「ああ」
「どういうものが快楽に分類されるかよく分からないが、君のためになるのなら一肌脱ごう」
そう言った女騎士は、徐にインナーを脱いだ。真珠のような白い肌が露出する。
「…とりあえず、君の指示通りに動くよ」
「まずは、唾液で陰茎を濡らすんだったね」
くちゅくちゅと音をさせ、涎を口から陰茎に垂らす。行為の意味を知らない無知な仲間にさせている。
その事実が、背徳感を生み出していた。
「そして、乳房で包んで刺激を…」
健全な男性を欲情させるには充分な力を持つ爆乳が、陰茎を優しく包み込む。
覚束ない手つきで陰茎を刺激する女騎士。女騎士は心配そうに、男に問いかける。
「…どう…かな?上手く出来てるかい?」
悪くない。というより、良いのか悪いのか判断が出来ない。何せ、紅葉合わせを初めて経験しているのだ。
乳房が上下し、水音と共に両方から押さえられる。スリスリと滑らかな肌の感触が、直に伝わってくる。
口淫とも違う感触に、男は耐え切れず吐精した。
「なっ…!?…これが、余剰魔力かい?」
「…ああ…。上出来だ…」
「…確かに魔力を感じるが、危険なものには思えないね」
粘ついた精液を触って、嗅いで、何なのか確かめる女騎士。程なくして、それをティッシュで拭った。
「いや、思案している暇は無いね。続けよう」
「次は別の方法だ。同じ方法だと慣れてしまうからな」
「了解」
無知なる生娘は、愚者の言葉を鵜呑みにする。真実に気付くのは、何時になるのやら。
「次は、口でやるんだね」
「…少し臭うね。先程のアレが原因か、洗っていないのか」
「ん…」
口を大きく開けて、怒張した陰茎を迎い入れる。温かい粘膜が触れる。
舌が亀頭を、裏筋を、竿を、カリ裏を舐る。ゾワゾワと背筋に快感が走った。
続けて、根本から先端までのストローク。力加減が分かっていないのか、少し強めだった。
しかしそれが、逆に強い快感を齎した。根本から戻ってくる際に、カリ裏に引っ掛かって独特な刺激が伝わってきた。
「…すまん」
「んぶぅ!?」
慣れていない故に生まれたもどかしさを解消するため、男は女騎士の頭を掴み、乱暴に"使った"。
「んぎっ!?うあ゛っ!?」
自分本位に動く男は、自分が気持ちよくなるために女騎士の頭を上下させる。
呼吸が出来ない女騎士は、男の太腿をタップして訴える。だが、その願いは届かない。
「…ぐぅっ!」
「お゛ごぉっ!?」
喉奥に吐き出すように、男は射精する。二度目でも、一度目と変わらない量と濃さがあった。
漸く解放された女騎士だが、精液が喉に絡みつき、満足な呼吸が出来ない。
それでも、吐き戻そうとしないのは、流石の忍耐力と言えた。
「げほっ…おえっ…。…はぁ…はぁ…。お、驚いたよ…」
「少し、死が見えた…。…次からは自重してね?」
「…ああ。すまなかった」
「分かってくれたならいいよ」
精液と涎で汚れた顔で、女騎士は微笑んだ。
「それで、最後はこれか。まるで子供のようだ」
授乳手コキに勤しんでいる中、女騎士が呟いた。子供でもこんなことはしないのだが、それに気付いてはいないようだ。
鴇色のピンと勃った乳首を吸う男。これが嘗ての勇者だというのだから、笑えるものだ。
女騎士は、右手で優しく陰茎を扱く。予め唾液で濡らしておいたので、スムーズに進んでいる。
「…そういえば、だ。あのいけ好かない女、死んだと思うか?」
「魔王かい?…それは分からないね。確かに君が殺した。その筈だけど」
「…含みのある物言いだった。『変わりゆく様を見届けよう』か。地獄から見るつもりなのか?」
「さあ?何にせよ、また復活した時は殺すのだろう?」
聖母のような表情をしている女騎士の問い。それに、男は否定で答える。
「いや、状況によるな。またくだらないことを考えているのなら潰す。そうでない場合は、静観するさ」
「もう、面倒事に首を突っ込む気は無いのでな。どうせ、第二第三の勇者が勝手に終わらせる」
「…そう都合よく進むかな。おっと…」
「………!」
男の肩が震え、陰茎から白濁液が噴き出す。右手を傘にするようにしてそれを受け止め、ペロリと舐めた。
「…不味いね。こんなものを私に無理矢理飲ませたのか」
「…悪かったと言っただろう」
「そういえばそうだった。失敬」
ティッシュで手と陰茎、胸などを丁寧に拭き取り、女騎士は服を着直す。そして、男を食卓に連れていった。
お昼時、剣を磨いていた男の元に一人の来客が。
黒いローブで全身を隠した、小柄な少女。彼女もまた、勇者の同胞。そして、賢者の称号を賜っている数少ない天才。
皮肉にも、『賢き者』でありながら彼女は、他人とコミュニケーションがマトモに取れない。交流の仕方を知らないのだ。
そんな賢者がマトモな会話が出来るのは、魔王討伐の同胞だけ。
杖の先端で玄関をコツンと叩く。すると、音を立てずに玄関が開いた。
「お、お邪魔しますぅ…」
コソコソと中に入る賢者は、ローブを脱いでハンガーに掛ける。
町娘の着ているそれと変わらない衣類を、彼女も着ていた。
「こんなところに何用だ?賢者」
「ひぃぃぃぃぃ!!?!?!」
「まったく…。相変わらずの気弱さだな」
ハンガーに掛けるため、玄関の方を向いたその瞬間に、男は後ろに既にいた。
「ボ、ボク…。他人と全然話せない…から…。男に、教えてもらいに来たの…」
「他人との話し方を、か」
「う、うん!」
勇気を出して話しかけたのが功を奏したのか、意図が男に伝わった。
一輪の花のように咲き誇る笑顔を見せた賢者は、うんうんと頷く。
「…分かった。ついて来い」
親鳥の後を追う雛のように、賢者はトコトコと男の後ろを歩く。
下1にプレイをする場所
下2から4までプレイ内容
賢者を連れて来たのは、街の大通り。のすぐ脇にある路地裏。
幾つか置かれている木箱で、視界はやや悪くなっている。それでも、普通に人目に付く場所なのだが。
「ここ…?」
「ああ。…よっ…と」
「………!?」
後ろから賢者を抱きかかえ、路地裏の入り口付近に向かう。
人の視線がこちらに向くことはまず無く、もしあったとしてもすぐ横の荷物で妨げられる。
もし見られる場合があるとすれば、それは真正面から見られた時だ。
だが、足を止めて路地裏を見ること、が人通りの多い中で出来る筈が無い。
のだが、賢者はそこまで頭が回っておらず、パニック状態に陥っていた。
「お、おと、おとおと、男…!?何して…」
「しー。変な声を出したら、通行人に見られるぞ?」
「………っ!」
慌てて、両手で口を塞ぐ賢者。耳まで紅潮しており、フルフルと肩が震えている。
手をスカートの中に潜り込ませ、陰部を探る。毛の生えていない性器が指に触れた。
人差し指を中に入れる。滑り込むように、飲み込まれていった。抵抗は一切無かった。
「どれ…。…何だ、既に濡れているじゃないか」
「ぇ…っ!?」
賢者は微かに声を漏らした。証拠と言わんばかりに、男は挿れていた指を見せる。
「~~~!」
信じられない、とでも言いたそうな表情で、口に手を当てる賢者。すかさず、男は指を膣に入れた。
「ぅ…ぁ…っ!」
人差し指を前後に動かし、襞を押したり、撫でたりする。少し奥まで指を入れると、簡単に子宮口に届いた。
「………!?」
刹那、賢者の顔が蒼ざめる。これから何をされるのか分かったのだろう。
「だ、駄目…!それは駄目!」
耳元で囁くように哀願する賢者。男は意地悪な笑みを浮かべ、それを一蹴した。
「っ…ぁ…あぁっ…!!?」
指先で、子宮口を優しく撫でる。ビクンと賢者が跳ね、潮を吹いた。幸い、通行人には掛からなかったようだ。
漏れ出そうな声を押し殺し、絶頂を必死に耐える賢者。震えが収まると、賢者は涙を浮かべながら睨んだ。
「なんっ…でぇ…こ…んな…っ!?」
羞恥心を感じて真っ赤になっていた賢者の質疑。絶頂の余韻で、舌が上手く回らないらしい。
男は意地悪な笑顔から表情を変えずに答える。
「こんな恥ずかしい思いをしてみろ。人と話すのなんて、それに比べたらどうということは無い」
「それはっ…そう…だけ…どぉ…!?」
大通りから距離を取り、賢者を下ろす。同時にスカートをたくし上げ、充分に濡れている性器に陰茎を挿入した。
小さな身体に、大人のそれが収まる筈が無く。ぎちぎちと膣が陰茎を締め上げる。
亀頭は容易に子宮口にキスをする。その度に、賢者の身体が跳ねる。
「~~~!っ♡」
自身の声帯の機能を魔法で止める。また、直接肺に空気を転送することで、賢者は呼吸すらも止めた。
「う゛ぅ♡んっ♡」
それでも、必死に押し止めても、息が漏れてしまう。声にならない叫びが漏れ出てしまう。
快感で痺れる脳を働かせ、もう一つの魔法を使う。世界の色が消え失せ、人の流れが止まった。
「…異空間に逃げたら、何にもならないだろう」
「でっでもっ♡もう、無理っ♡」
快楽に顔を歪めながら賢者は言う。男は僅かに笑い、最後の一突きをした。
「んう゛う゛う゛う゛ぅぅぅぅぅ!!!」
子宮を満タンにするような強烈な射精に、賢者は嬌声を隠そうともしなかった。
情事に耽った二人は、女騎士の修練所に向かう。それまでの移動手段は賢者の魔法だ。
脱衣所に入った二人。男は再度賢者を抱きかかえ、陰部に陰茎を宛がった。
「ん…♡少し、慣れてきた…かも♡」
「それは重畳。じゃあ、行こうか」
のっしのっしと歩く男を見て、賢者は慌てる。男が向かっている先には、あの人がいる筈だ。
「そ…そっちには♡女騎士がっ♡」
「知り合いだし、あの女騎士だ。大丈夫」
男は、片手で賢者を抱き上げたまま、もう一方の手で扉を開ける。その先には、両手持ちで剣を振るう女騎士がいた。
「よう、女騎士。調子はどうだ?」
「悪くないよ。…おや、背を向けているのは賢者かな?元気そうで何よりだ」
「お…おんひゃ…きひぃっ♡」
奥まで挿し込むと、賢者の言葉は中断される。不審に思った女騎士は、男に問い掛ける。
「何をしてるんだい?賢者、辛そうにしてるけど…」
「コミュニケーションを取れるようにする訓練と、忍耐力を養う訓練だ」
「ち、ちぎゃっ♡」
「なるほど。君はそのままでも良いと思うけど…。変わりたいと本人が思ったのなら、引き止めはしないよ」
剣を鞘に納め、女騎士は扉に手を掛けた。
「帰るのか?」
「いや、着替えさ。まだ執務が残っているのでね」
「では、失礼するよ」
女騎士が姿を消した数秒後。賢者はまたイキ顔を晒した。
弓手のピクニックに付き合わされた男は、平原に寝そべっていた。
魔物も出没する平原だが、男と弓手の力に怯えているのか、何も近寄ろうとしない。
「ちょっと男!寝てばっかいないで足を動かしなさいよ!」
ぷりぷりと怒る弓手。彼女も猫獣人、女騎士、賢者たちと同じく魔王討伐の同胞である。
「…付き合っただけ温情だと思え。これなら、家で聖書を読む方がまだ有意義だ」
「動かないとお腹が空かないでしょ!もう、せっかくご飯を持ってきたのに…」
「………」
目を閉じたまま、男は動かない。弓手のことなど気にしていないようだ。
「…頑張って作ってきたのに」
そっぽを向いた弓手は、俯いてそう呟いた。欠伸をしながら、男は起き上がる。
「…寝ていたら腹が減った。飯、持ってたよな?」
「………!もう、しょうがないわね!」
「…美味い」
「…ふふっ…。やったぁ♪」
男は弓手お手製のサンドイッチを頬張る。そして、完食した後はまた眠りについた。
「もう~!誰が連れて帰ると思ってんのよぉ~!?」
下5までシチュ募集
新キャラを出してもいいけど、その時は前みたいに名前とか特徴をオナシャス!センセンシャル!
一人で旅をする、とかのソロ活動もオッケーよ
弓手だけ責めないのは主人公の優しさなのか鬼畜なのかどっちなんだ
何箇所か吹き飛んでしまったのでもう少し待ってください
シチュ安価は全部書き切って投稿する予定です
>>56、主人公にとっての最後の砦なのかもしれない(適当)
やっぱジョジョ面白いっすね
ルプスレクスの操作のコツとか知ってる人教えろください
ここをこうしたらもっとシコれるとかのアドバイスが欲しいエロ系初心者(というか初投稿)
女剣士を寝室に迎え入れる。何をするか察したのか、軽鎧を脱ぎ捨て、女剣士はベッドに座った。
「ヤるんだろ?さっさとチンポを出せよ」
男はもったいぶるように、仰向けに寝転んだ。そして、自分の一物を指差す。
「好きに使え。…ただし、挿入は無しだ」
「んだよぉ。新手の焦らしプレイか」
ぶうぶうと文句を垂れる女剣士だが、程なくして顔をズボンに近付けた。
ボタンを外し、前を開ける。下着から陰茎を取り出して、愛おしそうに頬擦りをする。
「これが…このチンポが、いっつもオレを狂わせる。狂わせてくれる…♡」
「いただきま~す…♡」
大きく口を開けて、喉奥まで男の一物を受け入れる。子供のように小さな顔に、男のそれは大きかった。
だが、女剣士は苦も無くそれを貪るように舐め、むしゃぶりつく。
下品な水音が静かな寝室に響く。最初は懸命な奉仕をしていた女剣士だったが、すぐに表情が一変した。
「んぶ…♡う…はぁ…♡」
恍惚とした表情で、刺激を与え続ける。また、女剣士も口内で暴れ、蹂躙する陰茎に責められていた。
「ぐ…んっ!んん…♡」
奉仕が始まって数分後。男が果てるより先に、女剣士がイッた。フルフルと身体を震わせ、身を護るように縮こまる。
陰茎を咥えたまま絶頂した女剣士。その震えは、ダイレクトに男を刺激する。
「………♡!!」
男は堪らず射精し、更なる追撃が女剣士を襲う。既に開発されている女剣士が耐えられる筈も無く、立て続けに絶頂した。
「あはぁ…♡」
全てを飲み干し、陰茎から顔を離した女剣士。その顔は、無様なまでに蕩けていた。
アヘ顔を晒している女剣士の服を剥ぎ、断崖絶壁の如き胸を撫でる。
「やっ…♡」
普段とは違い、可愛らしい声を上げる女剣士。蕩けている時は、決まってこういう反応をする。
乳首の先端を爪弾き、赤ん坊のように吸い付く。ビクンと女剣士は跳ね上がった。
次に、首元を噛む。といっても甘噛みで、少し肌が赤くなる程度の力しか入れてない。
「んんっ♡!」
女剣士は快感に身体をくねらせる。だらしなく涎を垂らし、視線は定まっていなかった。
中指を性器に入れ、内側から刺激する。ゆっくり動かして、指を襞が締め付けた瞬間に奥まで指を進め、一息に曲げる。
「あぁぁっ…♡いい…♡あと少しでイケそう…♡」
ビクビクと女剣士の身体が震えるが、まだ達してはいないようだ。陰核を指で摘まみ、擦る。
「ん~~~っ♡!」
震える速度が速まり、締め付けが良くなる。あと少しで絶頂することが目に見える。
そして、男はピタリと動きを止めた。
「えぇ…♡?なん…でぇ…?なんで止めるのぉ…♡?」
甘ったるい声で問う女剣士に、男はくつくつと笑いながら答える。
「もっと女剣士の可愛い姿を見たいと思ってな」
「何それぇ…?もう少しだったんだから、最後までやってよぉ…♡?」
「しょうがないな」
黒い感情を滲ませる笑顔を浮かべ、男は了承する。それから二時間の間、女剣士は達する寸前でお預けを食らい続けた。
何時間も寸止めされた女剣士は、とうとう我慢の限界に達した。
「もう無理ぃ♡もう耐えられないのぉ♡早くっ♡!早くチンポを入れてぇっ♡!」
哀願する女剣士に、男は少しだけ意地悪をすることにした。
「頼み方ってものがあるんじゃないか?そんなんじゃ、俺はやる気になれないな」
「うぅ~~~♡!」
僅かに逡巡する様子を見せた女剣士。意を決したのか、指で性器を拡げながらおねだりをした。
「男の逞しいおチンポで、わたしを滅茶苦茶にしてくださいぃ♡」
男は微笑みを湛えながら、一息に怒張した陰茎を突っ込んだ。
「これぇ♡やっぱりっ♡これが一番だぁ♡」
一度奥まで入れただけで、女剣士は簡単に絶頂した。今まで焦らしていたことや、開発していたことが原因だろうが。
抽挿を続ける男は覆い被さって、女剣士の自由を奪う。身動ぐことも満足に行えない状況で、女剣士は悦んでいた。
「わたしっ♡結局は女なんだぁっ♡メスなんだぁ♡!オスには勝てないように出来てるんだぁっ♡!」
「しゅきぃ♡!男ぉ♡だいしゅきぃっ♡!!」
「お前が好きなのはチンポだろう?俺はおまけに過ぎないんだろう?」
「違うのぉっ♡!男のだから好きなのっ!男の全てが好きなのぉ♡!」
白目を剥きながらそう言う女剣士。蕩けきった表情をしていた彼女は、幸せそうだった。
男は、昔のような笑顔を浮かべる。堕ちてしまった哀れな自分を、どんな形でも愛してくれたのが嬉しかった。
「そうか。…じゃあ、俺も愛する必要があるなっ!」
「んお゛お゛お゛お゛お゛ぉぉぉぉぉ♡!!!!!」
ただでさえ小さな膣が締め付けてくる。元々、男ほどではないがかなり鍛えていた女剣士の締め付けは、常人の比ではない。
ぎちぎちと搾り取ろうと忙しなく動く膣の奥まで突っ込み、子宮口と鈴口を密着させる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁっ♡!!!!!!」
そして、とどめと言わんばかりの射精を叩き込む。小さな子宮に収まりきらなかった精液が漏れ出した。
「夜が明けるまで、このままヤルぞ。誘って来たのはお前なんだ。構わないよな?」
膣内で小刻みに動かして勃起を促しながら男は言う。女剣士は嬉しそうに頷いた。
「はひぃっ♡!もっと♡!もっと犯してぇっ♡!」
返事代わりに、ピストン運動を再開する。この日、朝がやってくるまで嬌声が途絶えることは無かった。
何度目かの奉仕の後。汚れた衣類や寝具の清掃をしている時に、女騎士が問い掛けてきた。
「男。…私、何だか身体が変なんだ」
「身体が変?」
オウム返しされた言葉に、女騎士は頷いて肯定する。続けて、女騎士は口を開く。
「こうやって処理をするには慣れてきたんだ。だけど、最近如何にも不調でね」
「珍しいな…」
「その、処理の後にね。不思議と下腹部が熱くなってしまうんだ」
「鍛錬をするか、時間が過ぎれば治まるんだけどね…。でも、慣れない感覚だから辛いんだ」
「…なるほどな。そんな症状に丁度いい発散法があるから、教えようか」
「本当かい?それは嬉しいよ」
「日頃のお礼だ。気にするな」
心底嬉しそうに、女騎士は微笑んだ。
男は女騎士の胸を揉み、乳首を擦りながら説明をする。
「道具を使ったり、色々とやり方があるんだが…。今回は簡単な方法を教える」
「俺のやっていることを、次からは自分でやればいい。分かったか?」
「うん…。お手柔らかに頼むよ」
他を圧倒する爆乳を揉みしだき、鴇色の乳首を抓る。女騎士の身体が勢いよく跳ねた。
続けて、左手で局部を弄る。指を膣に入れ、前後させる。辛そうにしていた女騎士の反応が、徐々に変わっていった。
「お…男…。何だか、変な気分だ…」
「いい兆候だ。そのまま身を委ねろ」
「ん…♡」
愛撫を続けていると、息が荒くなり、顔が紅潮していく。身体の跳ね方がまた変わった。
今が好機、と男は中指を奥まで入れ、第二関節まで曲げる。
「あぁっ…♡!」
一際大きく身体が跳ね、フルフルと震える。局部から、液体が滴った。女騎士は、人生初めての絶頂を経験した。
「は…あぁ…♡」
「これが『オナニー』という発散法だ。気分はどうだ?」
「悪くは無い…けど…。これでは戦闘どころではないよ…」
「そりゃそうさ。これは何も無い時にやることだ。言っておくが、これをしていることを知られては駄目だぞ」
「うん…?うん…。男が言うのなら、それが正しいんだろうね」
濡れた身体を拭い、女騎士は答える。
無垢なる騎士が、自分の変わりように気付くのが先か。それとも、堕ちきってしまうのが先か。
それは、まだ分からない。だが、どちらに転んでも、碌な未来は無いのだろう。
堕ちた勇者は、同胞すらも道連れにし、堕ち続けていた。
食事をしていた男の元を、一人の賢者が訪れる。相も変わらず、ビクビクと怯えていた。
「げ…元気にしてる…?」
「賢者か。数日振りだな」
「う…うん。…あのね。お願いがあって…来たんだけど…」
前回に続いて、今回もお願い。また、コミュニケーション関係のことなのだろうか。
男はそう予想し、どう嘯くか考えていた。しかし、予想していたものとは違った。
「お、男の家に…泊めて欲しいなぁ…って…♡」
顔の赤い賢者は、スカートの裾を摘まみ持ち上げる。下着には染みが出来ていた。
「…ふむ。いいだろう。だが、今日は寝られると思うなよ?」
「うん…♡」
賢者は卑猥な笑みを浮かべ、ニッコリと笑った。そんな顔を見せたのは、初めてのことだった。
「ふあっ…♡」
股を開かせ、局部を弄る。舌を中に入れ動かしたり、大陰唇や小陰唇をなぞるように舐めていく。
M字開脚をしている賢者の身体が小刻みに震える。羞恥に耐えるためか、目を閉じていた。
「やっ…あっ♡!あぁ…♡」
震えが大きくなり、治まる。その後、一際大きく身体を震わせた。賢者は、本日一回目の絶頂に達した。
「イッたか。続けていくぞ」
「んぅ…♡これ…いつまでするの…?」
「まずは半日だ」
「…え…!?」
さも当然と言わんばかりに男は言い切る。賢者は狼狽え抗議するが、男は聴く耳を持たずに愛撫を続けた。
一時間。二時間。三時間と刻一刻と時間が過ぎていく。男にとっては大したことは無いが、賢者にとっては別だった。
「あ゛ぁっ♡!お゛っ♡お゛ーっ♡」
途切れることなく訪れる絶頂。許しを請うても終わらない愛撫。
賢者は内心後悔した。『こんなことになるなら、来なければ良かった』と。
快楽の波に頭が痺れていく。淫らな行いに耽溺して思考が塗り替えられていく。嘗ての自分が死んでいく。
だが、それでもいい、と堕ちていく様を受け入れる自分がいた。それを妨げようとする自分は、呆気なく快楽に溺れていった。
(もう…いいや…♡ボクは…このまま…っ♡)
穢れを知らなかった乙女は、深い深い沼に沈んでいった。
「あ…っ♡あひ…っ♡」
半日の間、挿入されることなくひたすらイカされ続けた賢者は、朦朧としていた。
男の持ってきた冷水を、口移しで飲む。自力で飲むことが出来ないほど、憔悴していたのだ。
「…よし。ここからが本番だ」
「へ…え…っ♡!?」
局部に宛がわれた陰茎を目にして、正気を疑った。愛撫だけで散々絶頂させられた後に、それを挿れられたら。
そうされたらどうなるか、容易に想像出来た。そんなことを平気でしようとする男が、普通とは思えなかった。
だが、賢者の理性はもう融けきっている。それを拒む意志など、とっくに消えていた。
(壊して)
心の中で、堕ちた賢者が囁く。まだ堕ちきっていないもう一人の賢者が抑えようとするが、逆に抑えつけられる。
(ボクを、壊して♡)
俯せに抑えつけた黒い賢者が、淫靡な笑みを浮かべる。同時に、男の陰茎がぬるりと入った。
「んぅっ♡!う゛う゛う゛う゛う゛う゛っっっ♡!!!」
そして、勇者の同胞はまた一人、闇に堕ちた。
子供のように小さな身体に、男の陰茎は些か大きすぎる。のだが、それを賢者は難なく受け入れた。
思考を読んでいたのか、賢者は喘ぎ声を上げながら言葉を紡ぐ。
「あれからっ♡あんっ♡男のことが忘れられなかったからぁ♡ひぃん♡道具で試していたんだっ♡」
「男のせいでボク♡変わっちゃった♡責任…取ってよぉ…♡!?」
言っていることは兎も角、何時になく饒舌な賢者。これが本来の賢者なのかもしれない。
「もう俺に、そんな甲斐性は無い」
「一緒にいてくれるだけでいいからぁ♡セックスしてくれたら、それだけでいいのっ♡」
素面であれば、間違いなく黒歴史扱いするであろう発言を、臆面もなくする賢者。
対面座位の状態で、熱いキスをする賢者。執拗に舌を這わせ、舌と舌が絡み合う。
男は、無言でキスをし返す。それが、彼なりの返答だった。それをどう受け止めるかは、彼女次第。
陰茎が膨れ上がり、欲望を吐き出す。小さな子宮が、それを悦びながら受け止める。
「あと半日…。お前が失神しようと、止めはしないからな」
「あ…はぁ…♡」
蕩けた顔をする賢者に、また陰茎を挿入する男。朦朧とする意識の中、賢者は愛の言葉を叫び続けた。
「お゛…♡?お゛…ぁ♡?」
まぐわい始めて六時間が経過した。賢者の頭は焼き切れ、失神している。それでもなお、男は腰を止めない。
括れていたお腹がポッコリと膨らんでいる。男の精液が、子宮に溜まっているためだ。
数多の視線を潜り抜けてきた男。そんな彼の本能が、子孫を残そうと必死になっている。
今はもう、死と程遠い世界にいる。それが、皮肉のようだった。
呻き声に似た嬌声を上げ続ける賢者。身体は、抽挿に合わせて跳ねるだけ。
それ以外の反応は無いが、男は宣言した通りに、律義なまでに行為を続けていた。
「ぐぅっ…!」
何度目か数えるのも億劫になるほどの射精。その刺激に反応し、賢者の身体が震える。
射精を終えた男は、賢者を抱き上げて水を飲ませる。脱水症状で死なれては敵わない。
口移しで、少しずつ飲ませていく。喉が鳴っているから、そうするだけの意識はあるのか。
コップ一杯分を飲ませると、男はまた抽挿を再開した。
十二時になるまで、賢者を犯し続けたこと。それを、本人が知る由は無かった。
知ったことは、腹が膨れ上がるまで愛された、ということだけだった。
すっかり引き籠りになってしまった幼馴染は、黙々と本棚の聖書類を読み漁っていく。
何が書いてあるか理解は出来なかったが、凄いことなのは理解出来た。なお、面白さは欠片も感じられなかった。
「…幼馴染。買い物に行くぞ」
「え~…。男くん一人で良くない?」
「人手が要る。文句を言うのなら、家を追い出すが」
「はぁ~い…」
ぶつぶつと文句を垂れる幼馴染だが、渋々といった感じで着替え始める。見えない角度で、男はにやりと笑った。
「あれ?服が無い!?」
「さっさとしろ。置いて行くぞ?」
「まままま待って!ズボンが何処にも無いの!」
「そのままでも良いだろう。別に裸を見られるわけじゃない」
「いや、おむつが見られるんだけど!?」
「…家、出ていくか?」
鞄と財布を持った男が問う。尻込みをし、数分間悩んだ幼馴染は、首を縦に振った。
「うぅ…」
好奇の目に晒されながら、二人は買い物を済ませる。ちょっかいを掛けてきた男は全員、ゴミ捨て場に捨てられた。
「いらっしゃい。何かお探しで?」
「本はあるか?活字本があるなら、それが欲しい」
「こちらに。二冊で1000マニーとなっております」
「分かった」
手渡された本を受け取る男。店主の視線は幼馴染に向いているが、殴り掛かると面倒事になるので無視をする。
「…風の噂なんですが、西にずーっと行った先にあるサンデス山脈を知ってますかい?」
「ああ。そこに何かあるのか?」
「いえ、少数の魔族が住んでいるそうで。近々王都から出兵して討伐に向かうと」
「…ほう」
「あと、東の森にダンジョンが発見されたそうです。既に挑戦者の七割が死亡したと…」
「…情報感謝する。これは礼だ。受け取ってくれ」
「いや、貰えないですよ」
「情報と言うのは、嘘であろうと真実であろうと、一定の価値がある。それを支払うだけだ」
「返金は不可能だ。では、また来る」
男はそれだけ言うと、店を後にする。幼馴染も、慌てて後を追った。
幼馴染は、純粋に気になった。男の顔が一瞬、昔の時のように冷徹なものに見えたから。
下5までシチュ募集
新キャラを出すのも、ソロで行動するのも勿論大丈夫
>>40と条件とかは同じです
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