【citrus×ポケモン】柚子「ポケモンバトル?」 (34)

百合姫のcitrusのキャラがポケモンバトルするssです。

時間軸としては原作最終巻後。
バトルは第7世代準拠。

作者はss初心者、バトルエンジョイ勢のザコですのであしからず。
こんなパーティ構成、技構成ありえないだろってのが多いと思いますが気にせんでください。
誤字脱字なども同じく。

需要はまったくないと思いますが自己満で書いていきますのでよろしくお願いします。

柚子「だあぁぁっ! また負けたぁーーーっ!!」

芽衣「・・・相変わらず読みが甘いのよ、柚子は」

柚子「知るかっ! ハッサムの悪Zなんてどう読めってんだよ!?」

芽衣「テンプレだけを警戒していてはダメだっていつも言っているでしょ? 主流の型を意識するのも大事だけど」

柚子「そうは言ってもさぁ、難しいことはよくわかんないし・・・。技とか特性とか道具とか、いろいろあって覚えらんないし・・・」

芽衣「・・・」

柚子「うぅ~、やっぱアタシには無理なのかな~・・・」

芽衣「・・・さっきの対戦、あなたのウルガモスがクマ五朗、リングマのからげんきを耐えたのは驚いたわ。耐久に相当努力値を振らないと耐えられないはずだけど」

柚子「ん? あぁ、ウルガモスって物理の防御力が低いから、こうしておけば安全に蝶の舞できるかなーって・・・」

芽衣「そうやってポケモンの個性を活かしたり、弱いところを補う育て方ができるのは、とてもいいことだと思うわ。以前のあなたなら、まともに努力値も振っていなかったけど」

柚子「そ、そうかな? えへへ、アタシも少しは成長してるってことかな?」

芽衣「そうやってすぐに調子に乗るのはよくないけど、あなたなりに頑張っていることは認めるわ」

柚子「おぉ。よ~っし、なんだかまた頑張れる気がしてきた! アタシもまだまだ芽衣とポケモンやりたいし!」グッ

芽衣「私とばかりじゃなくても、ネットに繋げば他の人とも対戦できるでしょ?その方が勉強にもなるだろうし・・・」

柚子「ん~、それもそうなんだけど、アタシはやっぱり芽衣と一緒にやりたいからさ!」

芽衣「私と?」

柚子「だってさ、アタシと芽衣って、同じ趣味とか一緒にできる遊びってあんまりないじゃん?」

芽衣「まぁ・・・、そうね」

柚子「だからさ、こうやって2人で一緒に遊べるものができてずごく嬉しくってさ! もっともっも、芽衣と一緒に遊べたらなーって!」

芽衣「・・・」

柚子「あっ、もちろん他の人とも対戦するよ? いっぱい対戦して、いつかは芽衣を倒しちゃうから、覚悟しといてよねっ!」

芽衣「・・・そう、それはとても楽しみだわ」フフッ

柚子「あっ、信じてないだ!? 絶対倒してやるからなっ!」

芽衣「そんなことないわ。あなたの言葉に力があることは、私がいちばんよく知っているし。それはそうと・・・」スッ

柚子「? なんだよ?」

芽衣「・・・」

ドサッ

柚子「うお!?」

芽衣「・・・」

柚子「め、芽衣・・・?」

芽衣「頑張っているあなたに、ご褒美をあげようと思うのだけれど・・・」

柚子「・・・ぅえ!?/// ご、ご褒美って、まだお昼ですけ!?」

芽衣「そんなこと気にする必要もないでしょう? 私たちは夫婦なんだから・・・」

柚子「そ、そりゃそうだけど・・・」

芽衣「まぁ、あなたがどうしてもイヤと言うなら何もしないけど」

柚子「まっ、待って・・・っ!」

芽衣「・・・」

柚子「い、イヤじゃないです・・・///」カーッ

芽衣「ふふっ。可愛いわ、柚子・・・」スッ

柚子「・・・っ///」ギュッ

ピンポーーーン

柚子芽衣「・・・」

ピンピンピンピンピンポーーーーーン!

柚子「うるせーっ?」バンッ

まつり「やっほー柚子ちゃん、遊びにきたよー♪」

柚子「まつり・・・」

はるみ「こら、連打するなって言っただろ?」

寧音「ご近所迷惑ですよ~」

柚子「はるみんに寧音ちゃんまで」

はるみ「いやー、ごめんなゆずっち。なんかまつりが急に藍原家に遊びにいくとか言い出して」

まつり「だって、なんかこっちの方から淫気を感じたというか~」

柚子「いんき?」

まつり「もしかして、柚子ちゃんと芽衣さんが〇ッチの真っ最中じゃないかな~って♪」

柚子「なっ!?///」

まつり「お~? その様子だと、ホントにそうだったのかな~?」

柚子「そっ、そんなわけねーだろ!?」

まつり「んふふ~♪ ホントかな~?」

はるみ「こーら」ポカッ

まつり「あたっ」

はるみ「アホなこと言ってるんじゃねーっての。まったくお前は」

まつり「も~、殴ることないじゃないですか~」サスサス

はるみ「お前が変なこと言うからだろ。こんな昼間っから盛るなっての」

柚子「そっ、そうだよ! まだなんもしてねーし!///」

まつり「まだ?」

柚子「あっ///」

はるみ「ゆずっち・・・」

寧音「はるみ先輩は柚子先輩とエッ〇しないんですか?」

はるみ「全然しゃべらないと思ってたら何いってんだお前は?」

一応酉つけた

芽衣「・・・いらっしゃい」

まつり「あ、芽衣さんこんにちは~」

寧音「こんにちはです!」

はるみ「おー会長。悪いな騒がしくして」

芽衣「・・・気にしなくていいわ」

柚子 (芽衣、機嫌悪くなってないよな?)

芽衣「柚子、わざわざ来てくれたんだし、せっかくだから上がってもらいなさい」

柚子「あぁ、そうだな。みんな時間あるなら上がっていきなよ」

まつり「おっ、いいの?」

芽衣「そのために来たんでしょ? 遠慮する必要はないわ」

まつり「やった~♪ お邪魔しまーっす♪」

寧音「そういえば、先輩たちのお家に入るのは初めてです!」

はるみ「ごめんなゆずっち。急に押し掛けといて」

柚子「いいっていいって。はるみんもどうぞ」

まつり「あっ、3DSだ。もしかしてポケモンやってたの?」

芽衣「えぇ、さっきまで柚子と対戦していたの」

はるみ「おー、2人とも続けてるんだな。教えた身としては嬉しい限りだ」

芽衣「その点において、谷口さんにはとても感謝しているわ」ペコリ

谷口「いや、そこまで感謝されることじゃないと思うけど・・・」

芽衣「いいえ。クマ五郎と出会えたことは、私の人生において大きな意味を持っているわ」

寧音「クマ五郎?」

柚子「リングマのことだよ。芽衣のお気に入りでさ」

寧音「あぁ、なるほど。私はどっちかというと進化前の方が可愛くて好きですけど」

はるみ「ま、まぁ喜んでもらえてるようならよかったよ・・・」

まつり「あっ、そうだ! ねぇ、谷口先輩と寧音さんも3DS持ってきてるよね?」

はるみ「ん? まぁ、持ってきてるけど」

寧音「トレーナーとして当然のことです!」

まつり「よ~っし! それじゃあこれから、みんなでポケモンバトル大会しようよ♪」

柚子「ポケモンバトル大会?」

まつり「そっ♪ トーナメント式で対戦して、誰が1番強いか決めるの♪」

寧音「おー! なんだか面白そうそうですっ!」

はるみ「確かに面白そうだが、トーナメントをやるには人数が少なくないか?」

芽衣「そうね。5人ではすぐに終わってしまいそうだけど」

まつり「他の人も呼べばいいじゃん。あと3人もいればちょうどいいでしょ?」

はるみ「それはそうだが、けっこう大所帯になっちょうけど大丈夫か?」

柚子「別に大丈夫だよ。今日はパパもママも帰ってくるの遅くなるって言ってたし」

寧音「会長さんも大丈夫ですか?」

芽衣「えぇ、かまわないわ」

まつり「ふふふっ、楽しくなってきた♪」

数十分後

姫子「メイメイと遊べると聞いて飛んで参りましたわっ!」バッ

芽衣「いらっしゃい、姫子」

鈴蘭「本日はお招きいただきます、ありがとうございます・・・」ペコリ

柚子「しらぽん先輩もいらっしゃい!」

みつ子「ふむ、ここが藍原たちの家か。しっかり整理整頓されていてたいへんよろしい」

加代「みっちゃん、あまり人様のお家を物色するのはよくないですよ?」

はるみ「」

まつり「? 谷口先輩どうしたの?」

はるみ「ど、ど、ど、どうしたじゃねぇよ! なんで姉ちゃんがここにいるんだよ!? (小声)」

寧音「あっ、みつ子さんなら私が呼びました!」

はるみ「はあぁーっ!? なんでお前が姉ちゃんを呼ぶんだよ!? お前の敵だろあの人は? (小声)」

寧音「いやぁ、実はみつ子さんとはポケモン仲間なんですよ!」

はるみ「いやいや、いつの間にそんな・・・」

みつ子「はるみ、何をこそこそやっているんだ?」

はるみ「い、いやっ。なんでもないよ、気にしないでくれ!」

まつり「ともあれ人数はそろったようだね~♪」

寧音「9人ってことは1人はシード扱いでしょうか?」

加代「あっ、私は審判をやらせてもらいますので、みなさんでバトルしてください」

柚子「えっ、メガネ先輩はやらないの?」

加代「私はどちらかというと観戦のほうが好きですので」

みつ子「ふむ、では丸田の分まで私が頑張るとしようか」

加代「よろしくお願いします、みっちゃん♪」

まつり「それじゃあさっそく組み合わせを決めようか。公平を期すためクジはメガネさんに作ってもらいます」

加代「わかりました」

みつ子「ふむ、合宿のときのように始めから仕込むことはしないのだな」

まつり「あれ、バレてた?」

姫子「えっ、あの部屋割りは仕込まれていたんですの!? 私はメイメイと一緒の部屋になりたかったのに!!」

芽衣「落ち着きなさい、姫子」

姫子「で、ですが会長・・・」

加代「はいはい、すぐに出来ますから、静かにしていてくださいね?」

姫子「うぅ、わかりましたわ・・・」

鈴蘭「姫子嬢は今日も壮健のようですね」

組み合わせ結果

1回戦 姫子VSみつ子
2回戦 芽衣VS鈴蘭
3回戦 柚子VSまつり
4回戦 寧音VSはるみ

加代「これが組み合わせの結果になります。みなさん頑張ってくださいね」

みつ子「1回戦か。よろしく頼むぞ桃木野」

姫子「よろしくお願いしますわ、みつ子先輩」

まつり「あっ、いい忘れてたけど、優勝した人には賞品としてこの中の誰かに何でもひとつ命令できる権利が与えられま~す♪」

寧音「ほっ、ホントですか!?」ガタッ

柚子「おいっ、なに言ってんだいきなよ!?」

芽衣「・・・」

鈴蘭「ふむ・・・」

まつり「え~? だって優勝賞品とかあった方が燃えるでしょ?」

はるみ「いや、だけど何でもっていうのはなぁ・・・」

まつり「どうですか審判のメガネさん?」

加代「いいんじゃないでしょうか?」

まつり「許可出ました~♪」

柚子「軽いなオイっ!?」

みつ子「何やら騒がしくなってきたな」

姫子「フフッ、フフフッ・・・」

みつ子「? 桃木野?」

姫子「うふふふふっ? この戦いに勝てば、メイメイにあんなことやこんなことが・・・?」ハァハァ

みつ子「ふ、ふむ」ヒキッ

はるみ「おぉ、あの姉ちゃんが引いている」

姫子「さぁ、始めましょうみつ子先輩! 今すぐにっ!


みつ子「あ、あぁ・・・」

丸田「それでは、これより1回戦を開始します」

1回戦 姫子VSみつ子

丸田「ルールはシングルの見せ合い6350です。伝説と幻の使用は不可になります」

姫子
・カプブルル
・霊獣ボルトロス
・エンペルト
・バシャーモ
・メタグロス
・ガブリアス

みつ子
・ドサイドン
・ヒートロトム
・ギルガルド
・ヘラクロス
・サザンドラ
・カプレヒレ

鈴蘭 (姫子嬢のパーティも、みつ子先輩のパーティも、やることは明白ですね・・・)

芽衣 (みつ子先輩のパーティ、これは・・・)

はるみ (姉ちゃん、相変わらずだな・・・)

丸田「選出時間は60秒です」

姫子 (いちばん厄介なのはヒトムですね。先発の可能性を考慮すれば、私の選出はこれで決まりですわね)

みつ子「・・・」

丸田「それではバトルを開始します!」

姫子「はじめはこの子ですわ!」

ヒメコはガブリアスをくり出した!

みつ子「・・・」

ヤツコはカプレヒレをくり出した!

柚子「ヤツコ?」

ヤつ子「んんwww」

姫子「えっ?」ビクッ

ヤつ子「ヤケモーニンwwwwwww」

ヤプレヒレ「wwwww」

姫子「なっ、なんですの!?」

柚子「なんか気持ち悪くなったぞ!?」

鈴蘭「ゆずぽん、そんなことを言ってはいけませんよ・・・」

まつり「これってもしかして・・・」

丸田「そうです。みっちゃんは筋金入りの役割論者です」

ヤつ子「んんwwww」

はるみ「姉ちゃん・・・」

芽衣「役割論者。実在したのね」

寧音「そんなUMAみたいに・・・」

姫子「いきなり論者ですか・・・。ま、まぁ論者だとしても私のやることは変わりませんわ!」

ガブリアスのステルスロック!

ヤつ子「んんwww 補助技はありえないwww」

カプレヒレのムーンフォース!
ガブリアスは倒れた!
カプレヒレの命が少し削られた!

カプレヒレHP(160/177)

寧音 (あれ、タスキじゃないんだ?)

ヤつ子「ボブの没落wwww我々には関係のない話ですなwwwww」

芽衣 (論者なら持ち物はほぼ攻撃強化系の道具のはず。タスキがあり得ない以上、ステロはあまり賢明とは言えないわね・・・)

姫子「これくらいは想定の範囲内ですわ!」

ヒメコはバシャーモをくり出した!

芽衣 (ここでバシャーモ。なるほど。姫子の狙いは・・・)

まつり (そんなにうまくいくかな~)

柚子「バシャーモって、桃木野さんタイプ相性知らないのか?」

姫子「うるさいですわね!黙って見ていなさいな!」

ヤつ子(んんwwwもはや桃木野殿の手の内は晒されたも同然ですなwwww)

ヤツコはカプレヒレを引っ込めた!
ヤツコはロトムをくり出した。
ロトムにとがった岩がくい込んだ!

ロトム HP(118/157)

火ヤトム「んんwww心地よい刺激wwww」

バシャーモは剣の舞を使った!
バシャーモの攻撃がぐーんと上がった!
〈かそく〉
バシャーモは素早さが上がった!

ヤつ子「積み技wwwwぺゃっwwww」

柚子「あれ? なんで引いたんだ? タイプ的には完全に有利だったのに・・・」

鈴蘭「・・・恐らくこの後の展開を読んでの交代でしょう」

柚子「この後の展開?」

鈴蘭「見ていればわかりますよ・・・」

姫子 (やはり出てきましたか。レヒレも健在ですし、耐久を考えればもう一度積んだ方が確実ですわね。飛び膝を切っているのが悔やまれますわ・・・)

バシャーモは剣の舞を使った!
バシャーモの攻撃がぐーんと上がった!
ロトムのかみなり!
急所に当たった!

バシャーモ HP(1/187)

バシャーモはきあいのタスキで持ちこたえた!
〈かそく〉
バシャーモの素早さが上がった!

まつり (ホントにかみなり搭載してるんだ)

芽衣 (これが論者ということかしら・・・)

姫子 (マヒになっていたら危なかったかもしれませんね。急所には当たりましたが、必然力とかいうものも大したことないようですわね)

ヤつ子「んんwwww必然力とは背反する2つの事象を考えたときに、確立が高い方を起こす力のことですぞwwww極めて低い確立事象を起こすものは運命力ですなwwwww」

姫子「!? 心が読まれましたの!?」

鈴蘭「・・・ここが勝負所ですね」

柚子「?」

姫子 (お、落ち着きなさい姫子。カプレヒレが命の珠を持っていたということは、ヒトムの持ち物はメガネの可能性が高い。技が縛られている今が絶好のチャンスですわ。それに、もしメガネじゃなかったとしても・・・)

バシャーモのバトンタッチ!
ヒメコはメタグロスをくり出した!

柚子「おぉ!? バトンタッチ!?」

鈴蘭「能力変化を引き継いだまま交代する技です。今メタグロスには攻撃4段階上昇、素早さ2段階上昇が引き継がれています・・・」

柚子「えぇっ!? めっちゃ強いじゃん!」

鈴蘭「しかし、先行でバトンタッチを使った場合、そのターン後続のポケモンは何もできない案山子の状態となります・・・」

柚子「・・・えーっと?」

鈴蘭「つまり・・・」

キラーンッ!

鈴蘭「・・・狙いの的ということです」

ヤつ子「んんwwwwwww」

まつり「あ~・・・」

芽衣「ここまでのようね・・・」

ロトムはZパワーを身にまとった!
ロトムが解き放つ全力のZ技!

寧音「こ、これはっ!」

ヤつ子「ヤイナミックフルフレイムがwwwww大炸裂wwwwwww」

キュイィィィィィン・・・

姫子「! お願いしますっ、メタグロス!」

ヒョイッ、ガツッガツッガツッ!

ヤつ子「!?wwwww」

まつり「うそっ!?」

芽衣「これはっ・・・!?」

ゴオオオォォォッッ!!!

寧音「オッカの実ですか!?これならもしかしたら!」

鈴蘭「・・・いや」

姫子「・・・っ!」

メタグロス HP(0/187)

メタグロスはオッカの実でダメージを弱めた!
メタグロスは倒れた!

姫子「メタグロス・・・」

メタグロス「すまぬ・・・」

姫子「いいえ、あなたが謝ることではありませんわ。ゆっくり休んでください」

ヒメコはバシャーモをくり出した!

姫子「ここまでのようですわね」

降参が選ばれました

ヤツコWIN!

はるみ「あっ、終わった?」

寧音「先輩、どうしたんですが? まったく見てなかったみたいですけど」

はるみ「いやー、あの姉ちゃんはあんまり見たくないんだよな。なんていうか、うん・・・」

寧音「な、なるほど」

姫子「対戦ありがとうございました、みつ子先輩。いろいろと勉強になりましたわ」

みつ子「いや、こちらこそ驚かされた。まさかメタグロスの持ち物が半減実だったとはな」

柚子 (元に戻ってる・・・)

まつり「ホントにね~。私も絶体メガだと思ってたもん」

姫子「しかし、結局は耐えられませんでしたわ。私の戦法も、最初から読まれていたようですし」

みつ子「いや、今回の勝利は私の運がよかっただけさ」

姫子「論者の先輩が運だなんて、慰めなら必要ありませんわよ?」

みつ子「事実さ。丸田」

加代「先程のヒトムとメタグロスの戦闘ですが、ダメージ割合的には92~109%です。急所を考慮しなければ、倒れる確立はほぼ五分五分だったと言えます」

みつ子「私の最後の手持ちは影うちを切ったギルガルドだ。4段階上昇したじしんはいくらギルガルドの耐久でも耐えられない」

丸田「ヒトムとカプレヒレも、それぞれ思念の頭突きとアイアンヘッドで確一です」

みつ子「バトン先をブルルかグロスと思わせて炎技を誘ったのだろう。Z技でなければオッカで耐えられていた可能性が高い」

鈴蘭「なるほど。バトンパを見破られることを考慮したパーティ構築ということですか・・・」

みつ子「今回は私の勝ちだったが、私もお前もまだまだ伸ばせる部分がたくさんある。精進するとしようじゃないか」

姫子「みつ子先輩・・・」

寧音「いやー、最初から面白い戦いでした!」

まつり「いきなり論者が出てくるなんてね~」

芽衣「お疲れ様、姫子。いい戦いを見せてもらったわ」

姫子「・・・うぅ~~、メイメぇ~~い」グスッ

芽衣「もう、泣くことないじゃないの」

芽衣「だってぇ~、優勝してメイメイとイチャコラチュッチュしたかったからぁ~~~」ウワーン

芽衣「・・・」

レアな組み合わせだ?#26399;待

加代「それでは2回戦を開始します」

2回戦 芽衣VS鈴蘭

芽衣「白帆先輩、よろしくお願いします」

鈴蘭「こちらこそお願いします、藍原芽衣。このような機会に恵まれたこと、たいへん嬉しく思います・・・」

芽衣「?」

柚子「・・・」ウーン

鈴蘭「・・・ゆずぽん、私のことはいいですから、藍原芽衣を応援してあげてください」

柚子「んー、いやっ! 2人とも応援するよ。芽衣もしらぽん先輩も頑張れよ!」

芽衣「・・・えぇ」

鈴蘭「フフッ、ゆずぽんらしいですね・・・」

加代「選出時間は60秒です」

芽衣
・リングマ
・ゲッコウガ
・リザードン
・ギルガルド
・カプコケコ
・クレセリア

鈴蘭
・ミミッキュ
・ユキメノコ
・アローラガラガラ
・ブルンゲル
・ゲンガー
・ギルガルド

>>26
ですよねww

寧音「こ、これは!?」

はるみ「うおっ、統一パだ!」

柚子「統一パ?」

まつり「手持ち6匹のポケモン全員のタイプを合わせたパーティのことだよ」

柚子「えーっと・・・あぁ、しらぽん先輩はゴーストタイプ統一ってことか!」

まつり「そういうこと」

柚子「でも、なんで合わせる必要があるんだ? ポケモンのタイプはバラバラにした方がいいんだろ?」

まつり「うん。統一パで高レートにいく人も稀にいるけど、さすがに偏りすぎるからね。普通に考えればネタの範囲だよ」

みつ子「対する藍原のパーティは悪くないバランスのようだが、ガラガラが重く見えるな。それとリングマの存在感もよくわからん」

芽衣 (統一パとは言え面倒な相手が多いし、みつ子先輩の言う通りガラガラがかなり厄介だわ。私と柚子がポケモンを始めたら頃にはあまり見なくなってたからノーマークだったけど、日が浅いのは言い訳にならないわね・・・)

鈴蘭 (・・・)

加代「それではバトルを開始します!」

芽衣「いきます」

メイはカプコケコをくり出した!

鈴蘭「・・・」

スズはゲンガーをくり出した!
〈エレキメイカー〉
足元に電気がかけめぐる!

寧音「同速対決ですか」

みつ子「ふむ、この対面は見ている分には面白くて私は好きだな。ここでの行動でそのトレーナーの傾向がある程度掴める」

まつり「これは悩むね~」

柚子「・・・?」

はるみ「まぁ、ゆずっちは深く考えなくてもいいよ」

芽衣 (突っ張ってもいいけど、先行をとられればヘドばくで確一。引かれてガラガラを出されるのもよくない。ここは・・・)

鈴蘭 (・・・ゲッコウガに交代)

メイはカプコケコを引っ込めた。
メイはゲッコウガをくり出した!
ゲンガーのヘドロばくだん!

芽衣 (っ! メガじゃない?)

ゲッコウガHP (28/147)

はるみ「えっ、メガじゃないのかよ!?」

まつり「ふ~ん。ここで交代ってことは、ゲッコウガはスカーフかな?」

寧音「ゲンガーはタスキでしょうか? 会長さん的にはあまりよくない状況ですね・・・」

姫子「メガじゃないならスカーフでなくても素早さはゲッコウガの方が上ですわ。タスキで倒せなくてもコケコを死に出しすれば安全に狩れますが、控えにミミッキュかガラガラがいると厳しいですわね・・・」

柚子「桃木野さん、復活したんだ」

みつ子「しかし思い切った交代だな。下手をしたら落ちてたのではないか?」

加代「メガゲンガーのヘドばくでも無振りゲッコウガが落ちる確立は最低乱数です」

芽衣 (私の狙いはゲッコウガのHPを激流圏内に入れつつ、スカーフと思わせてゲンガーを引かせることだったけど、当てが外れたわね・・・)

鈴蘭 (・・・)

芽衣 (切り替えましょう。タスキだとすれば、ゲンガーに対して最大火力を打ち込む必要はない。少しでも削ればコケコの10万ボルトで十分に倒せる)

芽衣 (仮にタスキでないとすれば交代してくる可能性が高い。この場合ミミッキュが出てくるなら水手裏剣が上策だけど、他の先制技持ちが出てきた場合はドロポンの方が負荷を掛けられる)

芽衣 (ゲンガーがタスキかつ裏にガラガラがいた場合、私の勝ち目はほとんどない。それなら私のやることはひとつ。その最悪の可能性はないものと考えて、相手の交代先を推測して行動する)

鈴蘭 (・・・いいでしょう、乗って差し上げます)

スズはゲンガーを引っ込めた!
スズはミミッキュをくり出した!

ミミッキュ「シュリケンキライッキュ!」

芽衣 (っ!)

ゲッコウガのハイドロポンプ!
〈ばけのかわ〉
ミミッキュの化けの皮がはがれた!

姫子 (? 変幻自在ではないんですの?)

はるみ「引いたってことは、ゲンガーはタスキじゃなかったのか?」

寧音「そうなりますかね~」

柚子「あ、あぁ~うん、わかるわかる・・・」

まつり「柚子ちゃん無理しないでいいよ?」

みつ子「どちらにせよ、形勢は白帆が有利のようだな」

諸事情によりvipに立て直します
申し訳ない

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