貴女達は館の闇に捕らわれました。
新鮮で、瑞々しくて、カレらにとって極上の餌となった貴女達は果たしてこの館から出られるのでしょうか?
・館に囚われた女の子達を脱出させていくSSです。
・選択によってエロだけでなく、グロい描写も出てくるので気をつけてください。
・誤字脱字などはなるべく気を付けますがもしやってしまったらごめんなさい
まず始めに館に捕らわれた五人の女の子達を決めます
以下、10人の候補の中から選んでいきます。
ミステリアス&クール
白船 詩恩(シラフネ シオン) 19歳 Bカップ
常に冷静な態度を崩さない九十九大学のオカルト同好会に所属する女性。表情の変化が薄く無愛想に見えるが未知の物に対する好奇心がとても強く、トラブルには意外と首を突っ込みがち。
『そうね、こんな状況だからこそ……心が踊るのかもしれないわ』
体力6 探索9 感覚6 腕力5 敏捷6 技術4 精神7
男嫌いなお嬢様
妃奈川 玲華(ヒナガワ レイカ) 17歳 Eカップ
大企業である妃奈川グループのご令嬢。お金持ちの女生徒のみが通う月森女学園に通っており副会長を努めている。父親以外の男には嫌悪感を抱くほどの男嫌いであり、男性に対しては気の強い態度を崩さない。
『汚らわしい目でジロジロと見ないでくださりますこと!!よろしくて!?』
体力4 探索6 感覚5 腕力5 敏捷4 技術7 精神4
ヤンキー娘
武斑 龍子(タケムラ リュウコ) 18歳 Dカップ
黒道館工業高校に通う不良生徒。一時期は全国でもトップクラスの剣道の猛者であったが数年前のとある事件を境に部活も辞め、腕っぷしの強さもあって不良軍団の頭になる。同じ高校の幾島とは犬猿の仲。
『めんどくせぇな!ぶっ壊して出て行っちゃダメなのかよ?』
体力7 探索1 感覚4 腕力9 敏捷6 技術1 精神5
腐女子ロリゲーマー
三澄 千葉子(ミスミ チハコ) 16歳 Aカップ
地元のゲーセンで最強と呼ばれる女子高生。普段は気怠そうな雰囲気だがゲームでは真剣な表情を、好きな作品の推しを語るときは目を輝かせる。背丈が小さいのを気にしておりゲーセンで遊んでると中学生に間違えられよく補導される。
『吊り橋効果から産まれる愛……悪くないかも』
体力2 探索3 感覚7 腕力1 敏捷3 技術9 精神5
純粋ボクっ娘
水村 晶(ミナムラ アキラ) 15歳 Aカップ
一橋中学の陸上部エース。天真爛漫を絵に描いた様な性格で飾らないその姿にファンも多い。どんな苦境に立たされても諦めない心の持ち主だが幽霊やオカルト系の話には弱い。一人称がボクなのは男兄弟に囲まれて育った為。
『囮ならボクがやる、足には自信があるから任せてよ!』
体力8 探索2 感覚1 腕力4 敏捷9 技術4 精神6
御淑やか巫女
天津鐘 栞(アマツガネ シオリ) 20歳 Eカップ
九十九大学に通いながら実家の神社を手伝う巫女さん。物静かながらも芯には強い意思を秘めた古き良き大和撫子。大学では民俗学を学んでおりオカルト関係にも強い。詩恩の数少ない友人の一人でもある。
『私の力が、あのモノ達にも及ぶと良いのですが…』
体力5 探索4 感覚9 腕力3 敏捷4 技術3 精神9
文武両道生徒会長
幾島 京子(イクシマ キョウコ) 18歳 Cカップ
黒道館工業高校の生徒会長。工業高校で荒んでいた黒道館の環境を三年の内に叩き直す伝説を打ち立てた。教師や普通の学生には慕われている反面、不良達から鬼の幾島の通り名で恐れられている。
『私は彼らに普通のスクールライフを送ってもらいたかっただけです』
体力8 探索6 感覚2 腕力7 敏捷5 技術4 精神7
ほんわか司書
豊峰 由佳利(トヨミネ ユカリ) 22歳 Fカップ
少し天然の入ったおっとり気味のお姉さん。市内の図書館で司書として働いており、彼女目当てで図書館に入り浸る者も多いアイドル的な存在。周囲を心配させる程のマイペースっぷりだが天才的な記憶能力の持ち主でもある。
『本棚を調べるのは~、お姉さんに任せてほしいなぁ~』
体力4 探索7 感覚3 腕力6 敏捷1 技術3 精神4
しっかり者のフリーライター
赤羽 美咲(アカバ ミサキ) 23歳 Cカップ
紙とペンで真実を解き明かすを信条とする女性。妹と共に父子家庭で育ち、警察官の父親の役に立ちたくて危ない所に潜入したりして家族を心配させる事もしばしば。一つ年下の彼氏がいる。
『巷で噂の連続行方不明事件……その謎を解く鍵がここに?』
体力9 探索8 感覚2 腕力8 敏捷3 技術5 精神6
控え目で大人しい妹っ子
仲嶋 鈴里(ナカジマ スズリ) 14歳 Bカップ
一橋中学に通う普通の女子中学生。 7年前に仲の良かった姉を亡くして以来、感情を閉ざしがちになりクラスメートからイジメを受けている。さみしがり屋で心の底ではお姉ちゃんを求めている。晶とは保健委員の先輩で鈴里をよく心配してくれている。
『…その………お姉ちゃんって、呼んでも…いいですか…?』
体力3 探索4 感覚9 腕力2 敏捷3 技術8 精神8
体力
探索
感覚
腕力
敏捷
技術
精神
・能力値の説明
それぞれ対応する行動を取った時に使用する。高ければ高いほどコンマの成功判定が広がる。
体力…高いほど館を多く捜査できる
探索…探し物をする時などに必要
感覚…眼には見えない物を探る能力
腕力…力が必要な行為、怪物に抵抗する際に使用する
敏捷…怪物から逃げ切る能力
技術…館のギミックを解いたりするのに必要
精神…怪物に襲われた時に恐怖に対する抵抗値
探索者候補達の初期の人間関係
詩恩=栞(高校の時からの親友)
龍子=京子(同じ高校、犬猿の仲)
晶=鈴里(同じ中学の保険委員)
玲華、千葉子、由佳利、美咲は誰とも知り合いではない。
それでは直下のレスから
>>2の探索者候補の中から1レスにつき二人選んでください。(連投は禁止)
先に二票集まったキャラが館の生け贄に選ばれます。
書き忘れてましたが二票獲得したキャラが五人集まった時点で終了になります。
いったんSTOP
男嫌いなお嬢様
妃奈川 玲華(ヒナガワ レイカ) 17歳 Eカップ
体力4 探索6 感覚5 腕力5
敏捷4 技術7 精神4
純粋ボクっ娘
水村 晶(ミナムラ アキラ) 15歳 Aカップ
体力8 探索2 感覚1 腕力4
敏捷9 技術4 精神6
御淑やか巫女
天津鐘 栞(アマツガネ シオリ) 20歳 Eカップ
体力5 探索4 感覚9 腕力3
敏捷4 技術3 精神9
ほんわか司書
豊峰 由佳利(トヨミネ ユカリ) 22歳 Fカップ
体力4 探索7 感覚3 腕力6
敏捷1 技術3 精神4
控え目で大人しい妹っ子
仲嶋 鈴里(ナカジマ スズリ) 14歳 Bカップ
体力3 探索4 感覚9 腕力2
敏捷3 技術8 精神8
この四人ですね、腕力低めな子達が集まったのでなるべく戦闘は避ける動きの方が良いですね
それではプロローグを書いてきます
貴女達はゆっくりと目を覚ます。
視界を覆う暗闇から光が刺し、やがて貴女達は自分が知らない部屋に居ることに気がつく。
ここがどこなのか、なぜ自分達がこんな所にいるのか。
貴女達は何も思い出せない。
晶「あ…れ……? ここは、どこだろ?」
玲華「私の屋敷……?いえ、こんな部屋はウチのどこにもありませんわ」
ゆっくりと身を起こし、やがてこの部屋には自分達を含め人が五人いることに気がつく。
由佳利「えっとぉ……ここは、どこなんでしょうか?」
栞「わかりません、しかし良くない事が起きてるのは確かですね…」
鈴里「……あっ、水村…先輩…!」
晶「鈴里ちゃん? 鈴里ちゃんもいるの!?」
貴女達は一部を除いて殆どが初対面です。
名も素性も知らない人達がなぜこんな所に集められているのか。
貴女達は暫しの間考える。
玲華「はっ…!まさか私たち、ひょっとして誘拐されたのでは!?」
晶「えっ?誘拐…!?でもボク、部活から帰ってきてからは家の外には一歩も出てなかったはずなのに…」
鈴里「わ、わたしも……!学校から帰ってきてからは…ずっと家に…」
玲華「それは私も同じですわ、しかも家には厳重なセキュリティで守られていたはずでしてよ」
由佳利「お姉さんもぉ~、家に帰ってからはシャワーを浴びてー、ビールを飲んでから寝たはずなのよねー」
栞「どうやら、全員家に帰宅して床についてからの記憶が無いようですね…寝ている間に私たちは連れ去られたのでしょうか?」
その時、机の上に置かれた黒電話が鳴り響く。
皆が一様に驚き、警戒する。
栞「……私が取ります、よろしいでしょうか?」
晶「う、うん…お願いします」
栞が受話器を持ち上げた。その時であった。
黒電話からノイズ混じりの大きな音声が流される。
耳に当てずとも頭に響くようにその声は紡がれた。
『ようこそ、生け贄諸君…私はこの館の主、O伯爵とでも呼んでくれ』
『キミたちには私の崇高なる実験の生け贄になってもらいたくてここに呼んだ』
『キミたちに拒否権は無い、だが私も鬼ではない…ずっと帰りたくば勝手に帰っても構わない』
『出口はホールにある、しかし簡単に帰れるとは思わないことだ。キミたちが勇気のある者ならばこの館に住まう闇から逃れ、鍵を手にすることができるだろう』
『私の可愛いモルモットは昼間は動かない、しかし夜の闇の幄が降りる時…私のモルモット達は動き出す』
『夜の闇の中でしか得られないモノもあるだろう、果たしてキミ達は掴まらずに逃げ帰る事ができるかな…くく』
『それでは生け贄諸君、健闘を祈ろう』
ブツリと受話器から音が鳴ると、頭の中に響くような声も聞こえなくなった。
そして貴女達は気づいた。
黒電話の本体から繋がっているコードが最初から切れていた事に。
晶「で、電話線切れてるの…!?じゃあさっきのは何!?」
由佳利「えっとぉ~、スピーカーがあってそこから音声が
流れてたとか?」
玲華「そんなものは見当たりませんが…」
鈴里「……こ、こわいよ…お姉ちゃん…!」ブルブル
栞「…落ち着いてください、なぜ私たちが誘拐されたのかは未だに分かりません」
栞「ですが館の主は勝手に帰っても構わないとも言ってました、それならこの館を調べるのも自由なはずです」
栞 (……こんな時、詩恩が居てくれたら彼女がみんなを引っ張っていたのかもしれません)
栞 (この様子だとみなさんも相当混乱されてるようですし……私がなんとかしなくては)
栞「ですので、探索を始める前にまずは自己紹介から始めませんか?私たちはおそらく殆どが初対面同士なのでお互いを知っていた方が効率は良いはずです」
由佳利「そうだねぇ、みんなの事なんて呼んだらいいのか分からないのは不便だもの」
玲華「……まぁ一理ありますわね、なら私から行きましょう」
玲華「私は妃奈川 玲華。妃奈川グループの現社長の一人娘ですの」
玲華「好きなものは大きな建物とかわいい女子!嫌いなものは父上以外の男性!!幸いにも皆さん可愛らしい女性の方ばかりで良かったですわ」
玲華「苦手な事は特にはありませんが体力面などに関しては研鑽を積んでいる最中です、あとはそうですわね……芸術品の審美眼には心得がありますわ」
由佳利「次はお姉さんだね~。豊峰 由佳利ですー、街の図書館のおねーさんをやってまーす」
由佳利「好きなものは本に囲まれて寝ることー、嫌いなものはー……直射日光かなぁー、本がすぐに傷んじゃうの」
由佳利「あまり早く動くのは得意じゃないけど、本棚を調べるのは~、お姉さんに任せてほしいなぁ~」
晶「次はボクだね、ボクは水村晶!中学で陸上部と保健委員をやってるんだ!」
晶「好きなものはお母さんのご飯と走ること!幽霊とかホラー関係はあんまり好きじゃないかな」
晶「探し物とかは苦手だけど、跳んだり走ったりするのは得意だよ!あと鈴里ちゃんとは保健委員仲間なんだ」
栞「天津鐘 栞と申します。大学に通いながら巫女として実家の神社のお手伝いをしています」
栞「お好きなものは精神統一の座禅とお麩の入ったお吸い物です、嫌いなものは特にはありません」
栞「霊感が強いのでみなさんが気づきにくいような事でも気づけるかもしれません」
鈴里「……な、仲嶋 鈴里……です、水村先輩とは、同じ学校の先輩で……一緒に保健委員を、やってます…」
鈴里「好きなものは……その、………ごめんなさい、何でもないです…」
鈴里「得意なもの…お祖母ちゃんには、手先が器用だね、って…言われます……あと、その……ご、ごめんなさいぃ…!」
晶「鈴里ちゃん落ち着いて、ボクが付いてるから大丈夫だよ!」
玲華「大丈夫と言うにはいささか楽観的過ぎまして?これは立派な誘拐事件でありましてよ!」
栞「それも水村さんと仲嶋さん以外は接点がバラバラなのもおかしいですね、妃奈川さんの様なお金持ちを狙うのは分かる気もしますが…」
由佳利「謎だよね~?これからどうしましょうかー?」
安価下1でこれから取る行動、もしくはキャラの発言
例)黒電話を調べる、とりあえず出口をさがすetc.
キャラの名前「○×△□~」という感じで発言をして他の探索者を動かす
※あまり状況にそぐわない行動を取ると後々にペナルティがあるかもしれないのでご注意を
栞「まずは、安全に休められる拠点にできそうな部屋を探しませんか?」
晶「あれ?出口は探さないの?」
由佳利「お姉さんが思うにー、ここの人は私たちを束縛する気はないみたいだから、出口は後からでも良いと思うの~」
玲華「こんなところ早く出ていきたいところなのですが…」
晶「今のところボク達に危害を加えるつもりは無いみたいだから良いんじゃないかな?ねっ、鈴里ちゃん?」
鈴里「ひっ…ぐすん……うん…」
玲華「まぁ…こんな気味の悪い黒電話一本しかない部屋から出るに越したことはありませんが…」
由佳利「正確にはぁー、テーブルとメモ帳も置いてますよー?」
玲華「一々揚げ足を取らないでくださいまし!?行くのならさっさと行きますわよ!!」
【1F 東側廊下】
探索者達が部屋を出ると真っ直ぐな廊下に出た。
距離はそこまで長くはないが左右に扉が二つずつ付いている。
右側二つと左の奥の扉、この三つの扉のルームプレートには[客室]と書かれている。
そしてもう一つは何も書かれてないが他の扉と違い両開きの大きな扉だがこちらには鍵がかかっていた。
ちなみに探索者達が出てきた部屋は談話室と書かれている。
晶「とりあえずここから調べてみる?」
玲華「というか大きい方の扉が開かない以上、客室しか調べられないですわ」
栞「そうですね……何があるか分かりません、慎重に行きましょう」
【1F 客室①】
客室にはベッドが二つ、部屋の真ん中にテーブルと椅子が二脚ずつ用意されておりこの部屋が二人部屋だろうという事だけはハッキリと分かった。
部屋には窓が無く外の様子は分からないが、部屋を煌々と照らす天井から吊るされた照明のお陰で室内は充分に明るかった。
ここで探索ロールを振ります。探索者5人の中から一人選び、"探索"の能力値でコンマ判定します
安価下1で判定をする探索者を選んでください。
例)"探索"技能が5の場合、コンマ50以下で成功します。
晶 探索2=コンマ20以内
コンマ17なので成功
あえて探索苦手なキャラに探索させるストロングスタイル
晶は照明が眩しいなと掌をかざしながら天井を見上げた。
すると晶は天井の四隅に奇妙な落書きがあることに気がつく。
それは魔方陣の様なものでよく見てみると床の四方にも同じ紋様が描かれていた。
晶「こんなところに変なラクガキが描いてあるよ!」
玲華「清掃管理がずさんですわね、ウチの爺やなら棚の上の埃すら見逃しませんわ!」
栞「いえ、ちょっとそのラクガキを見せてください」
栞「………間違いありません、これは魔除けの陣の類いです」
玲華「巫女なのに西洋の魔術に詳しくて?」
栞「ふふ、知り合いにその手のオカルトに精通してる人がいるんです」
由佳利「魔除けって事はぁ~、ここは幽霊さんとか出てきても大丈夫ってことなのねー」
晶「は…はは、やだなぁ…幽霊なんているわけないって!」
鈴里「あの……あの…でも、わたしも…この部屋は…たぶん、大丈夫だと、思います…」
由佳利「害になるものが無いのなら~、休むのならここで休む事にしましょー」
晶「じゃあ他の客室も見てみようよ、同じラクガキがあるかもしれないし!」
【1F 東側廊下】
残りの客室も最初の客室と同じような家具の配置、間取りであり同様に魔除けの陣も描いてあった。
ちなみに客室から出た先の廊下や談話室にも同じ魔方陣が描かれていた事にも気づいた。
栞「どうやら三つの客室と談話室、それに繋がるこの廊下は安全な気配がします」
玲華「誘拐、監禁されてる時点で安全もなにもありませんわ!!やはり出口を探さない事には…!」
晶「あっ…ねぇねぇ、さっきは開かなかった扉が開いてるよ?」
由佳利「ほんとだー、あきらちゃんえらいわぁ~…よいこよいこー」
晶「え、えへへ…そういえばこの先はエントランスホールに繋がっているみたいだよ?」
玲華「それを早く言ってくださいまし!?なら正面から堂々と出てってやりますわよ!!」
栞「あっ、待ってください妃奈川さん!」
そう言うと玲華は扉を空け、一目散に駆け出した。
それを見た探索者達も玲華に続きエントランスホールへと入っていった。
………しかし。
感覚ロール判定です。探索者5人の中から一人選び、"感覚"の能力値でコンマ判定します
安価下1で判定をする探索者を選んでください。
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