【R18モバマス】成宮由愛「時をこえて」 (20)

アイドルバラエティー「大空の挑戦」を無事やり終えた四人を乗せ、事務所まで車を走らせる。

久美子たちの人力飛行機スカイペインターの名付け親は由愛だ。

名前の通り、それは白い翼で対岸まで空を描ききった。

アンコール飛行に急遽駆り出された俺は息を切らしながらも、久美子の見た空の景色を見た。

吸い込まれるようなその景色に見とれて、ゆっくりと湖に

入水してしまったというオチはついたものの

飛びたがっていた設計図の喜びが筋肉痛と共に充分伝わって来た。

(由愛たちは設計図に込められた夢を叶えた。だが、俺は……)

夢を諦めた俺に、あの空の色はあまりにも眩しすぎた。

   #  #  #

「プロデューサーさん、また絵を……描いてもらえますか?」

由愛のライブイベントが終わった帰りの事だった。

途中にあるドライブスルーに停車し、温かな飲み物を

買って戻って来た時、彼女がそう聞いてきた。

プロデューサーになるずっと前、俺は画家の卵をしていた時期があった。

由愛をモデルにした広告デザインも、大半は俺自身で手掛けていた。

俺は破顔してうなづいた。

大空への挑戦が大成功に終わったら、何でも言う事を

聞いてやると約束した事を思い出したのだ。

「いいよ、由愛の頼みなら何でも描こう。何を描いてほしいんだ?」

すると、由愛はしばらく無言で身をもじもじとさせた後

俺の瞳をしっかりと見据えたまま、おずおずと上着に手をかけて服を脱いだ。

何をするんだと思っている間に彼女はそのままシャツ一枚の姿になり

果てはそれすらも人前で脱ごうとし始めた。

「何をしているんだ、由愛!?」

「……私を、描いてください……プロデューサーさん。
 イベント……頑張ったら、何でも描いてくれるってプロデューサーさん、言いました。
 前に描いてましたよね……女の人の裸の絵を……」

それを聞いて俺は耳を疑った。彼女がなぜそれを知っているんだ、と。

「あれ、好きなんです……私……」


   #  #  #

若い頃俺は一度だけ芸術家を志した。結果を言えば、その夢は実らなかった。

由愛の言っている裸婦画は、画家を辞める三年前に一度だけ描いたものだ。

売れない画家だった俺は、せめてエロチシズムで批評家の注目を集めたいと当時思っていた。

その時モデルになった女の子は十五歳、当時の俺が二十二歳だから七歳年下という事になる。

早熟な娘で、控えめな凹凸の裸身からは隠しきれない淫香を放っていた。

話をすると夜遊びの常習犯で学校にも行っていないという。

モデルの仕事を引き受けたのも金に困っていたからとあっけらかんに話していた。

「ねぇ、先生……私さ、ちょっと堪らなくなっちゃった……」

動くなと制する前に、彼女はベッドに寝そべったまま

俺の方にその丸い尻を突き出して自慰を始めた。

全く毛の生えていないすべらかな恥部に

細指をしきりに蠢かして水気を含んだ音を弾ませた。

この恥態を見せつけられた俺は、もう絵筆を握る集中力を保てなかった。

絵の具で汚れた衣服を下着と一緒に脱ぎ捨てて、彼女の傍に向かっていった。

「先生、ドーテーでしょ?
 女の子知らないヒトが女の子描いても、良い絵って描けるのー?」

悩ましい目尻の黒子を持った彼女の瞳は、小悪魔めいた笑みを浮かべて俺に向けられた。

恥情に振り回されている俺を彼女は面白そうにからかった。

「ほら……さっき弄ったからもうこんなに濡れてる……」

四つん這いのまま向けていた尻の肉を、左右に広げた。

秘めた恥香が解放され、眩い薄桃色の牝が惜しげもなく晒された。

「ここをさ、オチンチンでいーっぱいかき回すと楽しいよ? ……フフフ……」

あまりの事に頭が熱を発してまともに思考できなくなった。

芸術を馬鹿にしたような怒りとかではない。

俺が薄々感じていた痛い点を容赦なく突いてきたからだ。

抗いきれないその艶めかしい挑発に屈し、俺は彼女の体をまさぐり、絡み合った。

一夜限りの関係を結んだ後、俺はそれまで描いたデッサン画を破り捨て

熱にうなされるようにキャンバスにかじりつき、筆を走らせた。

そのキャンバスの中では、幼さの抜け切れない少女が男と密に絡み合っていた。

少女は男をからかいつつも、男の愛撫を前に矛盾した戸惑いを隠せないでいる。

目を瞑った男は少女を抱き締め、言葉通り盲目的に愛することだけを考えている。

これが自分の体験をトレースしたものなのは言うまでもない。

個展にはそれを出品したものの、反応は芳しくなかった。

口さがのない批評家は品位のないただの猥褻物だの好きなように言った。

他が風景画や静物画ばかりだったので悪目立ちもしていただろう。

そんな裸婦画がやっと再評価されたのはここ数年で

今は無名の若手がもたらした幻の作品として好事家たちの垂涎の的にされている。

しかし今頃評価されても、もう遅い……俺は既に画家を辞めて広告関係の仕事に就いていた。

最近は提携していた346プロダクションにヘッドハンティングされ

プロデューサーの仕事もするようになっていた。

裸婦のあの一枚は個展が失敗に終わった数ヶ月後、確かモデルの女の子の要望で只で渡したはずだ。

遊び好きの娘だったから、高値がついた時に売って換金したかもしれない。

それが今どこにあるかまでは俺も知らなかった。

   #  #  #

裸婦でなくてもいいだろうと言ったが、いつも素直な由愛が、妙に頑固で譲ろうとしなかった。

「あれが一番好きなんです……お願いします」

「第一、子供の裸なんて描いたって……」

すると、俺の目の前で由愛はスルスルと最後のシャツ一枚を脱ぎ捨てた。

先程から普段の彼女からは考えられないその大胆さに俺は目を丸くしっぱなしだった。

夜とはいえ誰に見られてもおかしくない車内で

彼女は靴下と靴を除いて、白い素肌を大人の男の前で晒しきった。

直視するまいと思っていたが、俺は由愛から目を離す事が出来なかった。

物語から出てきた妖精がそこにいた。

うっすらと丸く膨らんだ乳房は幼く、男の手で揉まれたら溶けてしまいそうな儚さがあった。

女らしさを感じさせる肉づきはほとんどなかったが

バランスの取れた肢体は溜め息が出るほど美しい。

「私のカラダ……子供ですか?」

由愛は自らの乳首を指でつついてみせた。

指の下で淡い桜色の乳先がやや隆起して硬くなっていくのが目に映った。

長年隠し通していた女の趣味を俺は抑えきれず、股間の膨らみに気づかれる前に

とにかく自宅で彼女をモデルに絵を描く約束をし、服を着てもらった。

   #  #  #

(やはり似ている……)

自宅で久々に昔の画材を引っ張り出した俺は、レッスンを早めに切り上げた由愛に

ポーズを取らせて、白いキャンバスに絵筆を走らせていった。

その時思い出すのは、昔知り合ったあのモデルの娘だった。

当時十五歳だった彼女は明るく男に対して挑発的な所があった。

裸になる事に抵抗のない娘で、恥じらいを残している由愛とは似ていない。

「由愛、その……質感が分からないんだが……」

「……いいですよ。触って……下さい」

高揚する助平心に言い訳をしつつ、俺はおずおずと一番触れたかった乳房に手を伸ばした。

丸みを帯びつつある乳房は、人懐っこい猫のように手に吸い付いた。

しっとりとしたそれは彼女の秘めた胸の高鳴りをそのまま俺の手のひらへと伝えてくる。

身を預けてじっとしている彼女に甘えてそっと揉んだ。

既に分身はズボンを突き破らんばかりに膨張していた。

「プロデューサーさん。モデルの人、好きでしたか……?」

「ああ。……でも、何で」

「モデルの女の子、とっても幸せそうだったから……。
 見ているだけでこっちも素敵な気分になっていって……」

「そうか」と呟いた。確かにあの絵の娘には溢れんばかりのエロスがあった。

しかしそれを十三歳の由愛が、どれだけ理解しているかは分からない。

「……あの女の子と、エッチな事……しましたか……?」

由愛は直接的な表現で聞いてきた。

俺は少しの間沈黙したが、既にその間が答えを示していたも同然だった。

「……プロデューサーさん」

「ん?」

「私、可愛いですか?」

彼女の見せる歳不相応の、いや、若年だからこそ漂う危うい色気に

固唾を飲みながら、俺は震える手を止めた。

「……。……可愛いよ、すごくね」

「……あの絵みたいに、しちゃいそうな位ですか……?」

その時の由愛の言葉が、俺の獣を揺さぶり起こした。

俺は持っていた絵筆を水入れに投げ捨てて由愛に近づき、彼女の唇にむしゃぶりついた。

小柄ながらも彼女は俺の乱暴なキスを受け止め、吸い返してきた。

彼女の足が床から離れるくらい胸に抱き寄せた。

ズボンの熱い膨らみが彼女の股下に潜り込み、折れる事なく彼女の尻の重さを支えた。

「……。……絵の女の子のように、してもいいのか?」

由愛がうなづいて、今度は自分から唇を重ねてきた。

俺は息を荒くしながら彼女の歯列、その裏に舌を滑らせ、味わった。

由愛は甘い呼吸を繰り返して俺の舌を受け入れている。

戯れる舌によって溢れる唾液を喉を鳴らして飲みこんでいく。

「あの子はね、キスをした後ベッドで脚を開いたんだ……」

ベッドに由愛を寝かせ、足首を掴んで浅ましく左右に広げた。

ぴっちりと閉じた無毛の花弁を指腹で大きく開く。

目の覚めるような輝かしい桜色が瞳に飛び込んでくる。

女になる前の、少女のみが宿すこの色を見て、あの頃の興奮が一層鮮明に思い出された。

「あぁっ……!」

俺は堪らず彼女の股に顔を埋めてむしゃぶりついた。

十代の少女の肉の匂いは貴腐ワインにも似た酩酊をもたらし、虜にする。

鼻先に擦れた可愛い突起はきゅっと硬くなり、押し返してきた。

舌を淫らに動かし続けて処女の恥肉を好きなように嬲った。

「オナニーはしてないのか?」

「んっ……あまりしてません……」

尖らせた唇で萌芽を包み、嬲るように何度も吸うと、由愛は甘えるように泣いた。

「ここを尖らせるとな、すごく気持ちがいいだろ……?」

「んっ……あんっ……」

平べったい少女の下腹がひくひくと波打つ。

舌先でつついて苛めると、彼女は強く反応して股下を濡らした。

どうやら酷く感じるタイプのようだ。

「んっ……すごい濡れようだな。
 子供なのにどうしてこんなに濡れるんだ、由愛……?」

「んひぃっ……わ、分かりません……」

甘いキスをクリトリスに与えながら、中指で隘路を優しく解して聞いてみた。

オナニー以外の性経験は全くない様子だった。

目の前にいる彼女は、恐ろしい早さで淫乱になっていく自身の肉体に酷く戸惑っていた。

「プロデューサーさん……!」

由愛が俺の手を握ってきた。

「どうした?」

「私、私っ、ヘンになっちゃいそうで……!」

込み上げてくる淫欲の大きさに、少女の小さな肢体が微かに震えていた。

「そうだな、少し休もうか……」

指を抜く時の由愛は、熱と悦感が引いていくのを惜しむようだった。

拒みながらも恥悦を求めていた事は、指に吸い付いていた花弁の具合で分かった。

俺は由愛の鼻先にぺニスを晒した。

裏筋を誇示するように直立した肉根は、熱を纏った血潮を巡らせて赤く膨らんでいる。

好奇心に満ちた彼女の大きな瞳が、視線を注いでいた。

「由愛……今度はお前が俺のを綺麗にしてくれ」

初めて嗅いだ雄肉の臭気に由愛は眉を寄せた。

しかし、視線は張り付いたようにぺニスから離れない。

やがて彼女はおずおずと、雄の象徴に舌を差し出した。

……ピチャッ、ピチャッ……

少女の舌がぷっくりとした肉先を撫でていく。

滲んだカウパーがそれに掬われて口の中へと流れていった。

「そんな舐め方だと朝までかかるぞ?」

俺は由愛の頭を撫でた。

「咥えるんだ、バナナのように」

由愛は勇気を出して雁首までぺニスを咥えた。

肉の臭いにむせながら、控えめにしゃぶっていく。

彼女の小さな口の中は、俺ので一杯になっている。

舌が刺激されるのか、湧いてくる由愛の唾汁でぺニスはすぐに濡れた。

「いいぞ、由愛……すごく気持ちいい……」

俺は由愛の小さな手で睾丸を揉ませながら、ぎこちない十三歳のフェラチオを味わった。

彼女は恥ずかしさに顔を真っ赤にして涙目になりながら屹立をちゅぱちゅぱとしゃぶっていた。

時間をかけるにつれて、受け身だった彼女の口淫が、ようやく様になっていく。

最後には俺の手なんかなくても彼女は頭を揺らして唇でしごく事を習得していた。

「由愛……」

ぺニスの奉仕から口を解放させ、由愛をベッドに横たわらせる。

彼女は吸い込まれるような瞳を向けたまま大きく息をしていた。

濡れきった乙女の入り口に、唾まみれの肉先をあてがった。

少し力を入れてゆっくりと進めたが、小さなそこは拒むように押し返してくる。

由愛の細い両脚を抱えた後、捻り込むようにして無理やり押し入ると

処女の最後の抵抗と共に可憐な彼女は堪えきれずに涙を流した。

童女の初花が散り逝く様は、残酷なほどに美しかった。

そう、あの頃に抱いた少女もこのように……。

「大丈夫か、由愛……?」

「うぅ……」

「我慢するんだ、痛いのは最初だけ。これからどんどん気持ちよくなっていく」

とはいえ由愛の中はかなり狭かった。

俺だけが初めて知った、由愛の場所。

この上ない幸福感を抱きながら、ゆっくりと花芯を犯していく。

根元まで入る前に、最奥の小部屋が肉根の先にキスをした。

「プロデューサーさん……私の絵、描けそうですか?」

膣を馴らしている最中に、由愛がそう呟いた。

「ああ……可愛く、エッチに描いてやる。
 だから、もっと……エッチな由愛を見せてくれ……」

幼い膣孔の中でぺニスはますます太く硬く膨れ上がった。

もう俺は止まらなかった。

この娘の処女穴にありったけの欲望を注ぎ入れたい。

肉先に吸い付いてくる無垢な牝器に雄の淫らな味を染み込ませたかった。

「あぁっ!」

由愛のあどけないカラダに、強かに雄の形を教え込んでいく。

徐々にではあるが彼女の肉孔はこなれていき

生意気にも自らの征服者にしゃぶりついて媚びる様子すら見せてきた。

この娘は、天性の淫乱だ。

あの頃のモデルにもそう感じた。

思えば不思議だった。彼女と交われば交わるほど

遊び人だった過去のあのモデルがフラッシュバックする。

――ふと、あの頃の少女の面影が、そのまま由愛に重なった。

泣きぼくろの位置、そして美しい無毛の乙女……。

「……! 由愛、まさか……!」

「……気づいたんですね……パパ……」

由愛は笑った。その表情はもう少女のものではなくなっていた。

「……確か、あれは『十三年前』だった!」

喉の引きつらせてやっとそれだけを絞るように口から出した。

うかつだった……成宮という珍しい姓に隠れて失念していた。

彼女の母親の「旧姓」を、俺は知らないでいた。

「……ママは、今のパパと結婚した後で私を産みました……」

由愛は滔々と話し始めた。

「私、ずっと気になっていました……。
 パパの本当の娘じゃないと知って、じゃあ本当のパパは誰なのかって……。
 家にはママが見ちゃいけないって言っていた戸棚がありました。
 そこで私、小三の時に見ちゃったんです。そこにある絵を……。
 絵のモデルがママだと知って、ママがどれだけこの絵を描いた人を好きになったのか
 それを考えながら……一人で気持ちよくなっているうちに……
 いつの間にか私も……絵の向こうにいる画家さんを、好きになっていたんです……」

「駄目だっ! 由愛っ、お前は俺の……っ!」

俺は引き抜こうとしたが、きゅうっと締まったその刺激で腰を留めた。

込み上げる強烈な射精感を歯を食い縛って必死に堪えた。

このまま膣内に出すのはあまりにもマズかった。

「ママと同じ人を、私も好きになっちゃいました……。
 ママのように私も愛されたい……
 パパに……プロデューサーさんにママのように綺麗に描いてもらって……
 オチンチンをこうして入れられて……」

抜けないのを知ってか、由愛は俺に抱きついて秘めた想いを語った。

あぐらの上で腰を奮いしきりに唇を吸う構図は、奇しくもあの裸婦画と同じものだった。

俺は理性で抑えきれない欲情の豪炎に身を焦がされながら、由愛の小さく激しい愛を受け止めていた。

「パパ、来て……由愛のカラダで、気持ちよくなって……」

少女の殻を破ったばかりの女は、全身を使って俺に吸い付き、搾り取ってくる。

「由愛……由愛……!」

俺はうなされるように実の娘の名前を口走りながら、制御不能の下半身が熱くたぎるのを感じていた。

ブビュル! ブリュルルルルルルルッッ! 

活きの良すぎる律動と共に、俺の遺伝子が乱れ噴き出ていく――実の娘の、子宮に。

ビュッ! ビュッ! ビュッブビュルルルルル!

忌々しいほど濃縮された精液は、ゼリー状のものまで鈴口の肉を押し退けていく。

よりによって娘に種付けをした最低の親になってしまった。

それなのに、どうしてこんなに気持ちいいのか。

あどけないカラダに授精の洗礼を受けた彼女は天に昇る天使のように美しかった。

たとえそれが、淫獄へと導く堕天使としても……。

以上です

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