「裏ビデオ『福丸小糸16歳』の撮影」 (34)

―それはプロデューサーさんからの通達だった

―明日……抱かれるビデオ撮影をするって

―一瞬、頭に電気が走ったようでよくわからなかった

―抱く……ってその……

―間違いじゃないですかと何度も聞いてみたけど



―抱くというのは……やっぱりセックスすることみたい



―何で私なんか……

―次の日……重い足を引きずるようにして現場に向かう

―知らない人に肌を見られるという恐怖と、これが芸能界の裏なんだってやるせなさで今すぐでも帰りたい……

カンカン

―撮影はとあるマンションの部屋でやるみたいだった

―ここ……かな

ピンポーン

「し、失礼……します」

ギィ

―誰もいない?

―少しホッとしかけたとき、奥の部屋から私を呼ぶ声がした

―あぁ……

―頭の中がまだ整理がつかない

―昨日の説明では、何でも私みたいな体型が好きな業界の偉い人がいて……

―社長がダマされて……その……

―私が知らなかっただけでみんなも……もうみんなは……

―泣きたいよ……

―でもみんなそんな顔をしてなかったよね

―だから、しっかりものだもん。私も頑張らないと

―部屋のベッドに寝るように指示を受ける

―……もう撮影は始まっているみたいだった

ポスン

―ベッドに頭から入る

―え?リラックス……しろ?

―こんな状況じゃ無理だよぉ……

―とりあえず足をバタつかせながら待っているふりをする

―カメラを持った人が私を上から下まで撮る

―うぅ……

―これから……されているのを撮られるんだ……

ブルッ

ドクン

―お腹の中から震えが走り、心臓の音が跳ね上がる

―逃げたい逃げたい逃げたい逃げたい逃げたい

―しばらくするとあお向けになるように指示される

ゴクリ

―いよいよ……なんだ

―ただ、ひたすら目を閉じて待つ

―すると、男の人が来る気配がして

―……その、どんな人なのかとちらりと見たら



―全裸だった



―うわ……お父さん以外のおちんちんを初めてみちゃったよ……

―あんなのが私に入るんだ

―すると

サワサワ

「んっ!」

―急に私の胸を触ってきた

―揉むという感じでなくて、そう……軽く触るって感じだった

―でもなんかヤダ……

―そうこうしていると、お腹や足、顔まで触って来て

―なんかやたらと顔にも近づいてるなと思ったら

ブチュウ!

―え……今のって

―そう……私の……キスはこんな男の人に……

―初めては好きな人と

―そんな言葉があるけど……私の場合は

―やだ……ょぉ





―そうこうしているうちに、男の手は私のスカートの中に入ったなと思ったら

クチュ

―直接パンツの中へ手が入る

―うぅ……あそこを開いて、触って、弄られて

ズボッ

「んっ」

―指が私の中に挿入された

―一本……二本と入っていく……

―なんかこの感覚……何とも言えない……

―自分でも普段は触らないのに、今から私を犯す見知らぬ人に触られて嫌悪感を抱く

クチュクチュ

―男の手が、指が動くたびに気持ち良くないのに、あそこから愛液が流れる……

―痴漢されても出るって聞いたことあるから、私はエッチが大好きな子じゃないと言い聞かせる

―でも、パンツの中から音が響く度にその考えは実は間違っているんじゃないかって疑問にも思ったりする

ニュルッ

グチュグチュ

―もう、私のおまんこの中を弄られる度にお汁が吹き出すように激しく音を立てる

―指が中に入る度にキュンキュンとそれを勝手に締め付ける

―その感覚がやるせかった……

―まるで、自分とは関係ない生き物を飼っているみたいで……



―こんなことなら中学の時に、もっと勉強するんだったな

―噂では、隣のクラスの子は先生としていたって言ってたし……

―そう考えてると、男の人はスカートのホックに指をかけ

プッ

プッ

―嘘嘘っ!

スルスル

―スカートが剥ぎ取られるように脱がされて、下半身は濡れたパンツだけになった



―やぁ……スースーするよぉ

―それに見られて身体が熱い……

―そう考えてると次はパンツに指をかけて

グチュ

―濡れて脱がせにくそうな感じはわかった

―でも

―下半身を隠すものがなくなり、恥ずかしさでいっぱいだった

―足を閉じようとしたけど、向こうからNGの声が聞こえてそうすることもできない

―うぅ……

―撮影している人から見ると、りんごみたいに真っ赤なんだろうな

―そう人ごとのように思ってしまう

―そうすると、男の人は私の上半身を起こし、制服のボタンに手をかける

プツンプツン

―あ、やっばり脱がせるんだ……

―そうズレた思いの中、着せ替え人形のように一枚、また一枚と……最後に下着まで取られ



―私は、生まれたまま

―……あ、靴下は履いてるかな

ポスン

―ほぼ全裸の姿でベッドに再び寝転がることになった

―うぅ……目を開けて男の人を見れない

―全裸(一応、こう表現します!)になってから、胸だのお尻だのあそこだの触って来るんだけど……その

フニフニ

―たまーに、その……おちんちんが私の身体に当たり、その度に嫌な思いをする

―手と違って動かないくせに、なんか……なんていうのか、固いんだけどやわらかいような変な感じは今だに慣れない

―そんなのがお腹だ、腰だ、足だと触れるとその度に身体がギュッってなっちゃう



―でも私が余計なことを考えられるのはそこまでだった

―再び男の指がおまんこの中に入ると、ただ出し入れしていたさっきとは違い

「んっ!んくっ……ぴゃっ!」

―中の淵をいじるように掻き回したり、奥の方のツボみたいなのを押したりする

―その度に私は声を出さないように我慢する……するんだけど

「あ、ふぁっ―ふぅ…はぁ……あ…ッ」

―だんだん我慢できなくなっていたのを自分でもよくわかっていた

「っあ、は……はーっはーっ……あ、あ、あ、あんッ」



―も、もう……やめて……

―部屋に入ってから、どれだけ経ったのかもわからないまま、私はあそこを弄られ続けていた

―このままじゃ、おかしくなっちゃうよ

―あそこだけでなく、唇や耳に、肩や胸。お腹やお尻を触られただけでも感じるようになった私は、もう声も我慢できなくなって

「あ――――んっ!ふぁ……ああっ!」

―お腹の中ではなく、喉だけで出すような声しか出せずにいる

―時折、あまりに激しい自分への攻めに耐え切れず、自然に身体を逃そうとしながら……もちろん、男の力によって引き戻されていたけど

―そうこうしていると、指での攻めは止まった



―あ、お…終わったのかな……



―そう思った時、私に絡み付くように密着し、おまんこに異物を当てる感覚がした

「ひィ……っ!」

―ハッ、とした私が逃れようとしたが、それより早く男の人は私を抑える

「うぐ……っ……」

―私の中に浸入してきたそれは、私を中から引き裂くように…ぐいっぐいっと、ゆっくり奥へと進んでいく

グチュ

「んあ――――っ!」



―ふ、太いよ……あ、あそこが壊れちゃう!!

―なんで?!こんなに濡れてるから、もっと……すんなりと簡単に入ると思ったのに!!

「あ゛あ゛……ぐぅ――」

―まだジュブジュブと言ってる、じっぽりと濡れたはずのあそこに……

―これ以上は入らないぐらい太い、他人のそれを奥深くまで入れられている



―そんなやり場のない怒りを心の中で巻き散らしながら

「……ッ……あぁんっ――――ふぅぁ……」

―改めて自分の下半身を見てみる

―あそこの割れ目に、男の人の腰が密着している

―あんなに大きかったおちんちんがすっぽり見えなくなってしまっている

「あぁ……ぁ……ぁ……」

―なんだか力が抜ける

―自分の目に映る光景が、自分の中に受け入れているという事実をようやく受け入れた

―そう、私は



―私は……男の人に犯されてしまったって

続きはまた明日



ちなみに

透は薬で寝ているとこを襲われて嬲られ縛られて前と後ろを(ry

円香は電車内で下着を切り取られ、スカートの中を写真を撮られて脅され全裸でトイレの中で(ry

雛菜は二人の写真をばらまかれたくなかったら……で、えっちな下着で撮られて縛られ吊され(ry



という設定です

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