サターニャ「間柄日記!」(17)

サターニャ「今日は魔界通販で面白そうな商品があったから買ってみたわ!」

サターニャ「その名も間柄日記!相手が私をどう思ってるか日記みたいに読むことができるすぐれもの!安かったから四冊セットを買ったわ!」

サターニャ「あいつらが私をどれだけ恐れているか見物ねー!なーっはっはっはっは!」

サターニャ「ふむふむ、相手に近づいて日記をかざすといいのね。まずはガヴリールに試してみるわ!」

サターニャ「ガヴリールは基本教室にいるからだいぶ楽にかざせたわ!」

サターニャ「早速見てみましょう」パラパラ

日記ガヴ『〇月✕日 私は不味かったジュースを投げ捨てたら後ろから赤毛の悪魔に声をかけられた。そいつはサターニャとか言ったっけ、問題児で通ってるから一応名前は知ってる。』

サターニャ「うるさいわね!」

日記ガヴ『どうやらジュースがこぼれたのを注意しに来たみたいだ。無視して行ったらあいつが片付けてくれた。案外いいやつなのかもしれない。』

サターニャ「いいやつってところは気に入らないけど、なかなか好印象じゃない」パラパラ

日記ガヴ『〇月✕日 昼休みにサターニャがコソコソどっか行くのを~~』

サターニャ「そうそう、これで知り合ったのよね」

日記ガヴ『〇月✕日 バイト中、サターニャが来店してきやがったから腹パンで追い出した。我ながらだいぶひどいことをしたと思うが、あいつはまた来店してきやがった。その後あいつは~~』

サターニャ「ふん!あれくらい屁でもないのよ!」パラパラ

サターニャ「ふんふん...あはは懐かしいわね!そういえばこの日はこんなことがあったのね~」パラパラ

サターニャ「ん?このページ気になるわね」

日記ガヴ『〇月✕日 今日もサターニャが勝負を仕掛けてきた。口では言えないが私はそれを楽しんでいる。』

サターニャ「これは意外ね!ガヴリールの弱みゲットよ!」

日記ガヴ『サターニャはなんで私なんかに勝負を仕掛けるんだろうか。あいつにツンツンした態度をとるネトゲ廃人の駄天使なのに。』

サターニャ「ちっちゃいこと気にするのね~」パラパラ

サターニャ「次のページもその次のページもだいたい同じ内容ね。だから一気に半年後に飛ばしましょう!」

日記ガヴ『〇月✕日 そんな気はないのに、またサターニャのことを考えてしまう。今あいつはどこで何してるんだろうか。そんな状況であいつは勝負を仕掛けてきて、何故か私の胸が締め付けられる。それを隠すためにつっけんどんな態度で応える。』

サターニャ「うーん...よく分かんないけど私の大悪魔のオーラがそうさせてるのね!」パラパラ

日記ガヴ『〇月✕日 なんでだサターニャ。なんで今日勝負を仕掛けなかった。もしかして私を嫌いになったのか。もしそうなら私はどうすればいいんだ。私を受け入れて私に勝負を仕掛けてきて私をこんな気持ちにさせるのはサターニャだけだ。もしあいつが私を見捨てたとしたら私はあいつを』

サターニャ「ヒッ...何よこれ!『あいつを』の続きは何よ!」

サターニャ「最後のページ、つまり昨日の日記を見てみるわ!」

日記ガヴ『〇月✕日 気づいたことがある。サターニャは新しい関係を持ってもやっていけるという事だ。私がいなくても誰かに勝負を仕掛け、誰かと楽しそうに勝負して、誰かの隣にいるだろう。それを気づかせてくれた奴らはサターニャに近づかないように手を加えたが、手が回らない時もある。その時サターニャが私以外のツンツンしてない素直なやつのとこに行ったらと思うと』パタン

サターニャ「こっわ!...もう読むのやめましょう。というか新しい友達が出来たと思ったのに急にいなくなったのガヴリールのせいなの!?」

サターニャ「...あんまりガヴリールに近づかないでおこうかしら」

サターニャ「次はヴィネットよ!」

サターニャ「ヴィネットはガヴリールと一緒にお昼ご飯を食べてたからこれも簡単だったわ!かざす時一瞬ガヴリールがこっち見た気がするけど...気のせい、気のせいよね!」パラパラ

日記ヴィーネ『〇月✕日 お昼休みにガヴに連れられて挙動不審なサターニャを追いかけていくと、そこにはぼっち飯をしてるサターニャがいて仲良くなった。前々から可愛いと思ってて仲良くなりたいと思ってたのよね。』

サターニャ「ふんふん」

日記ヴィーネ『小動物みたいな可愛さがあるのに体はエロいってもう最高の小悪魔よね!』

サターニャ「誰が小悪魔よ!大悪魔よ私は!」

サターニャ「ってか私だいぶ危ない目で見られてない?まさかヴィネットに限ってそんなこと...まさかまさか」

サターニャ「全部のページ読む気はないし、一気に進めちゃいましょ!みんなで海行った時を読んでみましょう」

日記ヴィーネ『〇月✕日 今日はみんなと海に行ったわ。そこでもやっぱりサターニャは可愛らしいバカみたいなことしてたわね。でもその身体はめちゃんこエッチでそのギャップでおかしくなりそう。いきなり胸を後ろから鷲掴みにして乳首弄ったらどんな可愛い声を』パタン

サターニャ「...次行きましょう、次」

サターニャ「でも昨日のページが気になるわね...」

サターニャ「......」パラパラパラ

日記ヴィーネ『〇月✕日 朝、廊下からサターニャが「おはようヴィネット!」と元気に声をかける。その小悪魔っぽさから私のパンツはもう濡れ濡』パタン

サターニャ「...ラフィエルはどこかしらねー...」


サターニャ「ラフィエルは難しいと思ったけど、クラスの人と話してたからすんなり行けたわ!」

サターニャ「早速読んで見ましょう」パラパラ

日記ラフィ『〇月✕日 退屈だと思っていた人間界でとても良い出逢いをしました。その方はサターニャさんという、犬と本気で戦う面白い悪魔でした。とても導きがいがありそうです。
サターニャさんは11時から寝るんですね。起きたら私が隣で寝てるとどんな反応をするのでしょうか。』

サターニャ「あ~こんなこともあったわね!その後弟子にしたけど破門したんだっけ」パラパラ

サターニャ「ふんふん...私が言ったのと同じこと書いてるわね!...えっ!あいつ最初からからかうつもりで弟子になったの!?」

サターニャ「これも一気に半年後に飛ばすわ!」

日記ラフィ『〇月✕日 サターニャさんと出会ってから毎日が楽しいです!最初は突き放されると思ってましたが杞憂でした。サターニャさんのころころ変わる表情を見るだけでも退屈しません。
今日のサターニャさんは日付が変わってから寝ました。これは朝隣で起きて注意するしかありません!収穫は諦めてサターニャさんのベッドに入ります。』

サターニャ「そういえばそんな日もあったわね。「夜更かしはダメですよサターニャさん」とか言ってたっけあいつ」

サターニャ「というか収穫って何よ。あいつ野菜でも育ててるのかしら」

サターニャ「昨日のページまで飛ばしてみるわ」パラパラパラ

日記ラフィ『〇月✕日 今日のサターニャさんはどうやら犬にメロンパンを取られなかったようで、とても美味しそうに頬張っていました。悔しそうにするサターニャさんもいいですけど、そのサターニャさんも可愛らしいですね。明日はシクリーム入のメロンパンを献上して、クリームが漏れて四苦八苦するサターニャさんを見てみましょう!』

サターニャ「あいつろくなこと考えないわね!ん?まだ続きがあるわね」

日記ラフィ『そのクリームには私の血も混ぜておきましょう!
今日の収穫:ブラジャー、箸、捨てたペットボトル、歯ブラシ
なんとブラジャーを手に入れちゃいました!これで1ヶ月は捗りそうです!』

サターニャ「ひぃ!あいつガチのストーカーじゃない!ブラジャー無くしたと思ったらあいつの仕業だったわけ!?こわ!」

ガヴ「探したぞサターニャ」

ヴィーネ「こんな所で何してるのかしら」

ラフィエル「サターニャさん、メロンパンを献上しに来ました!」

サターニャ「うわあっ!?」

ガヴ「お前どこに行ってたんだよ。いつもは勝負しようとか言うくせに」

サターニャ「えっ!?そ、それなら先生に呼ばれてたのよね!だからできなかったのよ!ああ授業始まっちゃうから先に教室戻るわね!?」ニッキカカエ

ガヴ「どうしたんだアイツ(あれ絶対嘘だよな?まさか嫌われたのか?あいつの友達になったやつ脅したのがバレ~~)」

ヴィーネ「分からないけど、おバカなことしたんじゃないの?(はぁぁぁビクビクしてるサターニャも可愛いわね!いきなり上と下の口を塞いだらもっとビクビ~~)」

ラフィエル「サターニャさんらしいですね♪(メロンパン受け取って貰えませんでしたので今日はサターニャさんに血液入り晩御飯を振~~)」

サターニャ「あと一冊残っちゃったわね。ということでグラサンに使ったわ!」

サターニャ「...流石にあいつらみたいなこと考えてない...わよね」

サターニャ「いきなり昨日のページに行くわ!」

日記グラサン『〇月✕日 胡桃沢、寝る前にお前のことがチラつく。胡桃沢が気になってしょうがないんだ。もし俺の声が届くなら、胡桃沢に届けたい。』

サターニャ「え!まさかグラサンも!?」

日記グラサン『最近は宿題を少しやってくるようになったが、出された分全部やらないとダメだ。ろくな大人にならないからな。それと今日の宿題のプリントは裏面が難しいから、分からなかったら聞きにくるように。』

サターニャ「大きなお世話よ!って」

サターニャ「あのプリント裏面あったのおおおお!!!」


終わり

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