女騎士「メリー…」(11)

女騎士「メリー…メリー…メリーくっ!」

オーク「メリーくっ殺せ?」

女騎士「違う!メリークリスマスだ!」

オーク「俺仏教徒なんで」

女騎士「関係無い!一緒にクリスマスを楽しもう!」

オーク「えらく積極的だな…何か目的があるのか?」

女騎士「ギクリ」

オーク「何が目的だ?金か?体か?」

女騎士「確かにどちらも欲しくはあるが。そうじゃなくて!ただ純粋に楽しみたいんだよ!お前と一緒に!」

オーク「女騎士…」

キュンッ

女騎士「いつも騒いでお前に迷惑をかけている…だからという訳じゃないが、お前に楽しんでもらいたいんだよ」

オーク「嬉しいねェ…」

女騎士「で、改めて聞くが…クリスマスの予定は?」

オーク「特にない。だから、せいぜい楽しませてくれよ、俺の…俺だけのサンタクロースさん!」

女騎士「!」

キュンッ

女騎士「ときめき…」

ドクン…ドクン…

女騎士(胸の鼓動…高まる…高まってきていますぞぉぉぉぉぉ!)

女騎士「ソォォォォォイ!」

ヌギィッ

女騎士「胸のドキドキ!胸のドキドキだけぇぇぇぇぇ!」

オーク「まーたそうやってすぐ脱ぐんだからぁ」

女騎士「伝えたいこの思い…」

オーク「か、風よ…伝えて…」

ヌギィッ

オーク「俺もつられて脱いでしまった。寒いぜ」

グキュルルル

オーク「うっ、寒さで腹痛が…」

グキュルルル

女騎士「うっ、私も腹痛が…」

グキュルルル ギュババババババ!

女騎士「はうわっ!」

オーク「ぬぅっ!」

女騎士「腸が脈動している!収縮!収縮!」

オーク「出したい!出せない!出すわけにはいかない!だけど…この腸の活発さ!止めるわけには!」

女騎士「は、恥をさらす訳にはいかない!だがこのままでは!」

オーク「と、トイレはどこだ!トイレを探すんだ!できれば洋式だ!和式は腰が痛くてかなわん!」

女騎士「確かに!」

オーク「いくぞ!腸に振動を与えない程度に急いでトイレを探しにいくぞ!」

テクテクテクテク

・・・・・

テクテクテクテク

女騎士「あっ、あそこにコンビニがあるぞ!」

オーク「よし、行くぞ」

グキュルルル

オーク「ぐっ、ゆっくりだ、ゆっくり行くぞ。走れば腸の活動が活発になり尻穴から吹き出てしまう」

女騎士「分かっている!ゆっくりコンビニにむかうんだな!」

ソロォ~リ ソロォ~リ

女騎士「なるべく腹へ刺激を与えぬように…赤子をあやすように…」

オーク「そろぉぉり、そろり。そろぉぉり、そろり」

女騎士「あ、そろぉぉり、そろり」

イヨォ~ ポンッ!

女騎士「だ、駄目だ!こんなにゆっくししていては間に合わない!」

オーク「かといって走れば噴出、ロケットダイブ…」

女騎士「ロケットダイブ…ピンクスパイダー…」

ハッ

女騎士「そうだよ、逆に考えればよかったんだ!ロケットだ、ロケットだよ!」

オーク「ま、まるで意味が分からんが」

女騎士「チッ、察しの悪い豚だなクソッ!つまり尻穴からガスをロケットみたいに噴射すれば一瞬でコンビニのトイレまで行けるって言ってんだよ!」

オーク「なるほど名案だ。だがしかし、それにはいくつか問題点がある。それを今から二人でディスカッションしていこう。ひょっとしたら思わぬシナジーが生まれてより良くブラッシュアップできるかもしれないからね」

女騎士「それある!」

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