前スレ
【艦これ】吹雪「大変です、司令官!」 キット「パート2突入です」
【艦これ】吹雪「大変です、司令官!」 キット「パート2突入です」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501331009/)
今回は前スレの965と969の間の話になります。
あらすじ
ドリームカー ナイト2000や艦娘たちと共に、瀬戸内海、日本海、南氷洋、地中海、インド洋の深海提督を撃破した提督に対して
ついに最大の敵、北太平洋深海提督が動き出したのであった。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1587561379
海軍
提督
鎮守府の偉い人。愛車はナイト2000。
吹雪
提督の嫁。もう一人の吹雪は双子の妹の様に思っている。
夕張
明石と共にあれやこれやと発明している鎮守府のメカニック(その2)。愛車はデロリアン。
金剛
愛車は日本海深海提督(現・新提)製造の偽ナイト2000で本物には無いギミックが搭載されている。比叡ですら乗車拒否するほど運転は無茶苦茶らしい(でも、吹雪やアークは平然と乗っていた)。
卯月
特技はイラズラ、趣味はイラズラ、生きがいはイタズラ。提督の娘(養女)になる確約を勝ち取った。
磯風
特技はポイズンクッキングな××料理人(ハーフエルフの魔法使いでは無い)。毒料理で深海棲艦を撃破した経験あり(但し、本人は自分の料理のせいだとは思っていない。果たして彼女は汚名を挽回出来る日はやって来るのか?)。愛剣はエクスカリバーレーザー対艦刀。
天龍
元遠征番長。龍田は改二で大発積める様になったのに、天龍はどうしてこうなった・・・。愛剣はシュベルトゲベール。エール艤装とランチャー艤装を製作してパーフェクト天龍になることを目論んでいる。
個人的にはスタービルド天龍かビルド天龍ギャラクシーコスモスを推したい。
龍驤
ヒロシのファン。十八番は『夢想花』『越冬つばめ』『おかんの呼ぶ声』等。何故、ヒロシのファンって設定になったかは書いている奴にもよく分からない模様。
恐らく、夢想花⇒飛んで飛んで⇒飛ぶと言えば飛行機⇒艦載機⇒空母⇒ヒロシが似合いそうな空母と言えば?⇒龍驤って連想ゲームと思われる。
ヒロシはいいぞ!
日向
瑞雲を愛し、瑞雲に愛されし艦娘。そう、彼女こそは瑞雲仮面!
サラトガ
メリケン生まれの空母。愛車はバイパー。
ウォースパイト
紅茶の国の戦艦。愛車はアストンマーティン DB5。
アークロイヤル
紅茶の国の空母。ソーフィLOVE勢。愛車はBMW Z8。
ネルソン
紅茶の国の戦艦。まだタッチしたことが無い。いつかタッチ出来るといいな。愛車は???。
最近のイベントは最終海域のボス戦でタッチ使って吹き飛ばせ!って展開ばかりだよね。まー、実装したからには使わせたいってのは分かるけど、流石にワンパターン過ぎませんかね?
伊13
元帥が提督の護衛として送り込んだ艦娘。諜報活動や変装が得意。元帥からの密命については妹の伊14にも秘密にしているので知っているのは提督、吹雪、師匠等一部のメンバーのみ。
川内
真珠の耳飾りのくノ一!近々、バイクを購入する話を書きます。
師匠(瀬戸内海深海提督)
提督の師匠で元・海軍大将。金に目が眩み深海側に寝返るも、提督に敗れて改心。提督にとって尊敬する人から爺さん呼ばわりまで降格。
新提(日本海深海提督)
海軍の提督志望だったが試験で落ち、深海側に拾われて日本海深海提督となった。
提督に敗れた後に深海側の情報の提供と、深海棲艦とは言え指揮していた能力を認められ、無事に海軍の提督(見習い)になり、提督の鎮守府にて副官として勤務中。ロリコン(確定)かつマザコン(疑惑)。未来の世界では長門と結婚して一人娘がいる。
深海勢力
南氷洋深海提督
人間。海軍の中将。事故で妻子を失い、同じ頃に両親を喪ったリベッチオと出会って引き取った。自分達の身の安全及び、リベッチオを育てるのに充分な報酬(金銭)と引き換えにスパイをしていた。
地中海深海提督
某海賊映画に出てきた魚介類の親玉の様な姿をした怪物。地中海を荒らしていたが、ヨーロッパ支援(と言う名のバカンス)に訪れた提督に敗れた。悪の組織によくある「敗者には死を理論」により抹殺された。
インド洋深海提督
人間。深海提督たちから一目を置かれていた狡猾で恐ろしい人物・・・と思われていたが、悪運が強く、都合よく物事が進行していただけで本人の実力でも何でも無かった模様。提督に捕らえられ大本営にて取調べを受けていたが、悪の組織によくある(ry
北太平洋深海提督
人間。ゴリアテのレプリカを建造して提督を抹殺しようとした。世界有数の大企業と何かしら関係がある模様。何か秘密が隠されている。
南太平洋深海提督
太平洋は広いので南北に分けたものの、多分登場しない。
大西洋深海提督
大西洋?ナニソレ美味しいの?日本にとって縁も所縁もないよな。コイツも登場しない。
北氷洋
ここは提督不在。南極と違って北極に陸地(北極大陸)は無いから仕方ないね。北半球の深海提督たちが管理している。
深海元帥
深海棲艦たちのボス。実は何処かで登場している模様。海軍の関係者では無い。
生きてたのか!
>>4
死んでいたさ。だがトレーズの亡霊(ry
まー、今後の構想自体は出来ているので、ぼちぼち進めていきます。
先日ものすごく久しぶりにゲームを買いましたが、面白いゲームは何度プレイしても面白いですね。最後に買ったのはTOV(PS3)だったな。TOGとTOXは無かったことにしたから間違いない。(マジで何年前だ?ミニスーファミはハードだからノーカンで)
これでゴールデンウィークも戦える。
本日分、始まります。
-執務室-
秋津洲「この間買ったプラモが完成したから次に何を買うか悩んでいるかも」
提督「秋津洲」
秋津洲「はい」
提督「何のプラモを買うか相談しに来るのはいいが、執務室にそんな相談をしに来ないでくれ。俺は仕事中だ」
秋津洲「だってー、秋津洲は出撃することがほとんど無いから暇かも~」
提督「だったら鳳翔さんか間宮さんの手伝いでもしてやってくれ」
秋津洲「お昼ごはんの仕込みはもう終わったかも。間宮さんは伊良子が居るから手は足りてるって」
吹雪(秋津洲さんって戦闘はダメなのに家事は優秀ですよね)
提督「分かった。そこまで言うならコレをやろう。先日買ったミニプラだ。もう一つのとセットで買ったが、こっちは存在自体が全く記憶に無いから進呈しよう。マジでこんなの居たっけ?」つラ○ドアーマー キメラ
吹雪(だったら片方だけ買えばよかったんじゃないですか?)
秋津洲「ミニって言う割りになんか箱が大きいかも!」
提督「そうだろ?俺もミニプラってのは初めて買ったが、値段もボリュームも全然ミニじゃねぇ!」
秋津洲「おいくら?」
提督「定価は3,000円だ。一般的なHGのガン○ラより高い食玩だ。しかも完成すると結構でかい。ミニとは一体?とミニの定義を小一時間考えたぞ」
秋津洲「確かにそれは哲学に発展するかも」
提督「考えたところで答えは出ないから考えるのは止めた。販売元がミニプラと言っている以上、ミニなんだ」
秋津洲「うわぁ・・・。とりあえずこれはありがたく頂いておくかも」
提督「パーツはABS製らしいから、塗装は気を付けてやってくれ。とは言えABSを塗装して割れたことは無いが」
秋津洲「はーい。そう言えば塗装で思い出したけど、前に提督からもらった蓄光マニキュアだけど、全然光らないかも!」
提督「ああ、アレか。そうだな、全然光らないな。所詮100均だし、そんなもんだよな・・・と思っていた時期が俺にもありました」
秋津洲「ありました?」
提督「UVレジンを使うときに毎度、鈴谷からネイル用のUVライトを借りていたんだが、その度に借りるのもなーと思ってLEDライト型のUVライトを買った」
秋津洲「うんうん」
提督「で、蓄光塗料だから当然、紫外線に反応するよな?って思って実験してみた訳だ」
秋津洲「どうなりましたか?」
提督「光った。ク○ラが光った!」
吹雪(ク○ラって)
秋津洲「!?」
提督「太陽光や蛍光灯だと全く光らなかったが、UVライトを使ったら光った!どうやらパワーが足りなかったらしい」
秋津洲「な、何と言うことだ・・・。この海の秋津洲の目を以ってしても見抜けなかったとは・・・」
吹雪(秋津洲さん、今日はどうしたんですか?)
提督「さらに!先日、100均で蓄光パウダーなる物を発見した」
秋津洲「ち、蓄光パウダーだと!?」
提督「そう、蓄光パウダーだ。まだ試していないが、コイツをクリア系か蛍光系の塗料に混ぜて吹き付ければアル○ジオの塗料と同じものを作れるだろう」
秋津洲「そんなの人間のやることじゃありませんよ!」
提督「ふむ。では要らないのだな?」
秋津洲「いえ、有り難く頂いておきます」
コンコン
鹿島「鹿島です」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
鹿島「提督さん、あら秋津洲さん。丁度いい所に」
秋津洲「秋津洲に何か用かも?」
鹿島「ええ。貴女にも関係のあるとーっても大切なお話です」
秋津洲「大切な・・・話?」ゴクッ
鹿島「アッシマーさん、貴女に艦プラバトルを申し込みます!その承認を提督さんにお願いに来ました」
秋津洲「秋津洲はアッシマーじゃないかも!」
提督「艦プラバトルならわざわざ俺の承認なんて必要無いんだけど」
鹿島「いいえ、そうはいきません!これは提督さんとのデート権を賭けた戦いなんですから!」
提督「いや、ちょっと待て。何で本人を通り越してデートする権利が景品になってるんだ?承認した覚え無いが。吹雪も何か言ってやってくれ」
吹雪「え?別に一緒にお出掛けする位なら構いませんよ?」
鹿島「吹雪さんもこう仰っています。アッシマーさん、使用する機体はお互いアッシマーです。アッシマーさえ使用していればどんな改造を施しても構いません」
秋津洲「艦プラバトルを挑まれた以上、メイジンとして受けない理由は無いかも!」
鹿島「私の機体は完成していますが、アッシマーさんは製作期間が必要でしょうから、バトルは一ヶ月後にしましょう」
秋津洲「ふん!甞められたものかも!製作期間なんて一週間で充分かも!」
鹿島「分かりました。では、バトルは来週末にしましょう。ご自分から一週間で完成すると仰った以上、機体が完成していないなんて泣き言を言わないでくださいね」
秋津洲「甞めるなーかも!」
提督「おい、ソレは球磨の台詞だ」
鹿島「そういうことなので、提督さん。鹿島とのデート、楽しみにしててくださいね♡」
秋津洲「やる前から勝った気になっているとは調子に乗りすぎかも!」
鹿島「ふふっ、アッシマーさんの王座は直に陥落します。それでは失礼します」
ガチャ
バタン
提督「だから勝手に決めるな」
秋津洲「こうなった以上、あたしも直ぐに製作に取り掛かるかも!」
ガチャ
バタン
提督「はぁぁぁぁぁーっ」
キット「人生色々です。ではここで一曲お送りします。島倉千○子『人生いろいろ』」フォンフォン
提督「止めなさい」
-バトル当日 大ホール-
鹿島「ふふふ、アッシマーさん」
秋津洲「何かも?」
鹿島「今日で貴女の時代は終わります」
秋津洲「やる前から勝った気になるとはいい度胸かも!あと、アッシマー言うな!」
霧島「秋津洲さん、鹿島さん、準備はいいですか?」
鹿島「ええ」
秋津洲「いつでも行けるかも!」
霧島「では皆様、これよりメイジン・アキツシマ vs 鹿島さんの艦プラバトルの開始をここに宣言します!」
ワー
キャー
熊野「艦プラバトル、それは今どきのレディの嗜みの一つでもありますわ」
鈴谷(鈴谷は時々、熊野が何を言ってるのか分からなくなるよ・・・)
バトルシステム「Please set your KP Base」
ガチャ
バトルシステム「Begining Plavsky particle dispersal」
バトルシステム「Field :Navy base」
バトルシステム「Please set your Kan Pla」
秋津洲「秋津洲、アッシマー出撃!」
鹿島「海上護衛総隊旗艦鹿島、抜錨します」
バトルシステム「Battle Start」
霧島「鎮守府の絶対王者たる秋津洲さんに挑んだ鹿島さん。一体どの様なバトルが繰り広げられるのでしょうか?」
磯風「王者である秋津洲に勝った司令こそが絶対王者では無いのか?」
浜風「それ以上はいけません!」
磯風「いや、しかし」
浜風「ダメなものはダメです」
ビューン!
鹿島「やっぱり出撃直後に仕掛けてきましたか。でも、今の鹿島なら・・・」
霧島「先に仕掛けたのはメイジン・アキツシマ。しかし、鹿島さん回避しました!」
秋津洲「フン!この程度で終わってもらっては困るかも。避けて当然かも!」
鹿島「次はこちらから!」
ビューン!
霧島「ここで鹿島さんからの反撃です!」
提督「今戦ってるアレ(空飛ぶ面白円盤メカ)とゴキブリって何を目的に造ったんだ?空を飛べればそれで良かったのか?」
夕張「何なんでしょうね~。飛べること自体がアドバンテージってことだったんですかね?」
提督「確かにあの時代は飛べるってだけでアドバンテージではあるとは思うが、ギャ○ランで良くね?って思う。まー、一般兵はギャ○ランは使えないだろうけど」
夕張「それを言ったらお終いですよ」
提督「それに天才(笑)作の力任せにビームサーベル振り回してるだけのデ・・・、いや、ブタゴ〇ラ?も何を目的としているのか分からないんだよな。本当にサーベル振り回してるだけだろアイツ」
夕張「懐かしいナリ~。それにしても[ピザ]だのブタだの酷い言いようナリ~(笑)」
マエストラーレ(何だか姉妹の悪口を言われた気がする・・・)
~5分後~
ビューン!
ビューン!
霧島「手に汗握るバトルが展開されています!飛び交うビーム!凄い光景です!」
~10分後~
ビューン!
ビューン!
秋津洲「なかなかやるかも!」
鹿島「流石、メイジン・アキツシマさん。一筋縄では行きませんね」
~30分後~
ビューン!
ビューン!
提・吹「ぐー」zzz
加古「あたしも眠くなってきた・・・」
古鷹「」zzz
加古「あ、古鷹も寝てる。あたしも寝よっと」zzz
夕立「全然面白くないっぽい・・・」
浦風「こんなつまらんバトルは初めてじゃ!」
叢雲「緊張感の欠片も無いわね。何時まで続くのかしら?」
霧島「お互いに仕掛けていますが、全く決め手がありません!正にハト同士の喧嘩状態です!」
ポーラ「いや~、艦プラバトルを鑑賞しながらのお酒は最高ですね~」
ザラ「ポーラは何かと理由を付けて飲みたいだけでしょ!」
ポーラ「そんなことありませ~ん」
ザラ「お酒飲むのを止めなさい!」
ポーラ「私、禁酒しないんで」
ザラ「某女医さんの真似するんじゃないの!」
ポーラ「(禁酒は)致しません!」
~1時間後~
鹿島「秋津洲さんはいいですよ・・・提督さんと共通の趣味があって、何時も構ってもらえるんですから・・・。でも、私なんて存在を忘れられていたんです!」
秋津洲「!?」
鹿島「ずっと忘れられていたんですよ・・・コンビニに出向したまま忘れられていたんです!もう帰って来られないと思っていました!(涙)」
秋津洲「カッシマー・・・」
鹿島「だから貴女に勝って、提督さんとデートをして、提督さんの心に私を刻むんです!あの人の一番にはなれませんが、二度と忘れられないように私という存在を心に刻み込むんです!あと、誰がカッシマーですか!」
白露「一番!?」
時雨「はいはい、静かにしようね」
秋津洲(鹿島がそんなことを思っていたなんて・・・確かにあたしは提督や仲間に囲まれて幸せだったかも。それなのにあたしは・・・)
鹿島「隙あり!」
ビューン!
秋津洲「!?」
ドカーン!
バトルシステム「Battle Ended」
霧島「か、鹿島さんの勝利です!」
鹿島「秋津洲さん、貴女・・・」
秋津洲「何を言っているの?さっきのは鹿島が実力で勝ったかも。思う存分、提督とのデートを楽しむといいかも!」
鹿島「秋津洲さん・・・」
霧島「えー、バトルに勝利した鹿島さんには司令への挑戦権が与えられます!」
鹿島「へ?」
秋津洲「聞いてないかも!」
~回想中~
提督「急に呼び出してすまない」
霧島「いえ、それでご用件は?」
提督「実は・・・今度、鹿島と秋津洲が艦プラバトルをするんだが」
霧島「それでしたら、鹿島さんから司会を依頼されました」
提督「そうか。まぁ、バトルをするのは構わないんだが、勝者は景品として俺とデートする権利が与えられる」
霧島「え?」
提督「と、言うのを鹿島が勝手に決めた!」
霧島「司令がご自分で決めたのではないのですね(もし、そうなら大変なことになっていました)」
提督「なので、勝った方と俺がバトルをして、俺が勝つことによりデートする権利を消滅させたい!」
霧島「分かりました。では、この件はバトルが終了するまで伏せておきます」
提督「頼む。変なことを頼んですまない」
霧島「この程度何でもありません」
~回想終了~
霧島「司令、出番です!」
提・吹「」zzz
霧島「司令?」
夕立「提督さん、出番っぽい!吹雪ちゃんも起きて」ユサユサ
提督「んあ?」
吹雪「うーん。あれ?バトルが終わってる?」
霧島「鹿島さんが勝利されたので、第二ラウンド開始です!」
提督「ああ、スマン。直ぐに行く」
霧島「では、鹿島さん、スタンバイお願いします」
鹿島「え?あっ、ハイ」
鹿島「鹿島、カッシマー出撃します!(提督さんに勝ちさえすればいい、落ち着きなさい鹿島!落ち着いて戦えば例え相手が提督さんでも勝てる。だって提督さんは寝起きだもの!)」
秋津洲(さっき怒ってたのに、自分でカッシマーって言ってるかも)
提督「ト○ルギスⅡ出撃する」
瑞鳳「あの機体は!」
時雨(提督の部屋に飾ってあった機体だ!)
吹雪「知ってるんですか?」
瑞鳳「地震でも倒れなかったと有名な伝説のエレガントな機体!エレガント力が100以上無いと使えない機体なのに・・・まさか提督は100を超えていると言うの!?」
吹雪「えぇ・・・、何ですかそのステータス?は・・・(困惑)」
鹿島「ふふふ・・・提督さんと」
キラッ
ドカーン!
鹿島「デー・・・え?」
バトルシステム「Battle Ended」
提督「ことは全てエレガントに運べ」
島風「はっやーい!!!」キラキラ
サラトガ「Viewtiful!」
夕張「ちょっ、て・い・と・く!その機体で勝っちゃダメじゃないですか(笑)」
アークロイヤル「やはりLightning Knightの名は伊達ではないな!」
吹雪(そんな二つ名初耳ですが)
暁「閣下、美しすぎる勝利です(泣)」E:メガネ
熊野「その通りですわ!」
響「ハラショー!」
電「暁ちゃんはどうしたのです?」
雷「変だわ。物凄く変だわ」
響「何を言ってるんだい?いつも通りじゃないか」
雷・電「えぇ・・・」
熊野「暁さん、提督の元へ祝福に参りますわよ」←レディ1号
暁「はい、お姉さま!」←レディ2号
霧島「」ポカーン
ザワザワ
ナニガオキタノ?
霧島(流石にこれは大人気無いのでは?まぁ、勝手に話を進めた鹿島さんサイドにも問題がありますが・・・)
夕張「えー、早すぎて何が起きたか分からなかったと思うので解説しますね。プッ(笑)」
夕張「提督のト○ルギスⅡは頭のイカれたバーニアによる加速が最大のウリの機体なので、出撃した瞬間に最高速度まで加速して・・・ブホッ(笑)」
夕張「一瞬にして距離を詰めてビームサーベルで斬った結果、3秒という驚異的な・・・ププッ・・・速さで・・・アハハハハ!」
霧島「えー、夕張さんが爆笑して解説が無理そうなので私がまとめます。兎に角、一気に詰め寄って斬ったということです!」
夕張「ト○ルギスと戦うならギャ○ラン辺りにしておくべきだったわね。あるいはズダとか」
提督「ズダって速そうだが、実際に速いのか?自爆する機体ってことしか知らないんだよな。トランザムトランザムトランザムトラ・・・の人の仲間?」
夕張「私もよく知りません。とりあえず、ジ○ン軍の自爆する機体ってことしか知らないんですよね」
提督「おいおい、知らないのかよ。多分、ガ○様を超えるシュールな機体では無いだろうな。アレを超えるシュールな光景が登場したらサルバドール・ダリも真っ青だ」
夕張「ダリと言えば何年か前に自称ダリの娘な人が遺産相続で揉めてましたね」
提督「ああ、あれは他人だったな。わざわざ墓を掘り起こしてDNA鑑定までしたが赤の他人だった。金目当ての嘘か、本気で信じていたのかは知らんが」
夕張「え?そうなんですか?知りませんでした」
鹿島「デート、デートが」ブツブツ
霧島「あのー、司令?鹿島さんが・・・その」
吹雪「完全に上の空です」
提督「何だか気の毒になってきたな」
吹雪「流石に可哀想過ぎるのでデートしてあげてください」
提督「いいのか?」
吹雪「バトルを申し込みに来た時にも言いましたが、一緒にお出掛けする位なら構いませんよ」
提督「おーい、鹿島」
アイオワ「ヘーイ、ジャパニーズ!次はミーとバトルするネー!」つガ○ダムマックスター
提督「何かザ・アメリカンな奴が割り込んできた(汗)」
ガングート「いいや、提督とバトルするのは私だ!」つボルトガ○ダム
提督「残念ながらその機体では勝負にならないぞ」
夕張「アレと戦う時はせめてタイ○スとかにしてあげてください」
提督「そうだな。夕張の言うとおりだ」
長門「フッ、待たせたな」つA〇E-1タイタス
提督「何で普通に出てくるんですかね?」
リシュリュー「いいえ、提督とバトルするのはこの私よ!」つガ○ダムローズ
ビスマルク「違うわ、私よ!」つガ○ダムシュピーゲル
ネルソン「余も用意したぞ!」つジョンブルガ○ダム
提督「いや、その機体は色んな意味で止めた方がいいと思うぞ(汗)」
ネルソン「Why!」
夕張「いや、だって・・・ねぇ?」
提督「うん、色々とな。不吉と言うかナントカ細胞に汚染されていそうと言うか。中の人は復活後、あひゃ、あひゃひゃひゃひゃ!って奇声を上げるだけの変なのになってたし」
夕張「アレって本人だったんですかね?」
提督「どうなんだろうな?」
ローマ「私たちも用意したわ」つネロスガ○ダム
夕張「プッ、第一話で即やられた奴(笑)」
提督「銀色の脚(笑)」
ローマ「何か文句でも?」ギロッ
提・夕「いえ、何でもありません」
提督「そう言えばシャッフルの内、チャイナだけ居ないな」
夕張「仕方ありませんよ」
雪風「では、雪風が頑張ってドラゴンガ○ダムを作ります!」
提督「雪風よ、気持ちは嬉しいが残念ながら中華民国(台湾)と中華人民共和国(中国)は別だ」
雪風「!?」ガーン
雪風「じゃ、じゃあ、マスターで!」
提督「ソイツは香港だ。気持ちだけ受け取っておくよ。それより別にGガ○ダムに拘る必要は無いぞ」
雪風「そうなんですか?」
提督「ああ、彼女たちは自国の機体を出した結果、G○ンの機体がそろっただけだ」
瑞穂「提督、私もバトルをお願いします」つ戦国ア○トレイ on 三方
提督「神棚の次は三方に載せられたか。しかし、何故か画になるな」
蒼龍「飛龍と一緒に作ったこのアルトロンで勝負よ!」
提督「今度はごひか。蒼龍よ、お前さんは俺を9万9,8xx人目の犠牲者にしたいのか?」
蒼龍「私は今でも提督と戦っている!」
提督「既に死んだ後かーい!それにしてもあの豆腐メンタルゴミクソ野郎は閣下に謝れ。あれじゃ閣下が浮かばれん」
白露「時雨は行かなくていいの?」
時雨「ボクはまだその域に達してないからね。今戦っても鹿島さんと同じ、ううん、それより悲惨な結果になるだけだよ」
吹雪ズ「司令官、私たちも用意しました!」つファイナル〇ォーミュラー
提督「うん、何と言うか・・・、君らにピッタリな機体というか・・・ねぇ?いや、それより、ソレって元〇SD以外でプラモ化されてない気がするんだけど」
夕張「ふっふっふ、何を隠そう私が金型から制作しました!いやー、大変でしたよ。あ、金型は廃材のリサイクルなので安心してください」
提督(戦争が終わったらプラモメーカーでも立ち上げる気か?)
吹雪「そうなんです!夕張さんがプレゼントしてくれたんですよ」
黒吹雪「でも私たちプラモデルの経験なんてありませんから・・・」
瑞鳳「瑞鳳がお手伝いと指導を担当しました!」
提督「なるほど。それなら納得の完成度だな」
最上「師匠は行かなくていいんですか?」
日向「フッ、愚問だな。瑞雲はガン〇ムでは無い。ならばここで参戦するのは野暮だとは思わないか?」
最上(やはり師匠は奥の深いお方だ)ウットリ
三隈「くまりんこ!」
鈴谷「お兄ちゃんはいつものことだし、ほっとくのが吉だよ。いや、諦めた方がいいって言うか・・・」
熊野「その通りですわ。お兄様のことは諦めましょう」
三隈「くまりんこ・・・」
秋津洲「そんなことより早く鹿島をデートに誘ってあげるべきかも!」
提督「おっと、そうだった!途中で邪魔が入ってうっかり忘れてたな。おーい、鹿島」
鹿島「」ブツブツ
提督「鹿島?」
鹿島「アレって彗星かしら?いえ、彗星はもっとパーッと動くものよね・・・。うふふ、アレは流星改ね・・・」ハイライトオフ
提督「か、鹿島!?しっかりするんだ!」
前スレで予告していた艦プラバトルから始めてみました。艦プラバトルでは無く、ガンプラバトルになっている気がしなくも無いけれども、気のせいなので気にしてはいけない。
世の提督たちは鹿島!鹿島!と言っていますが、鹿島の何がそんなに受けたんだろうか?教えてエロイ人。
あと2,3回は平和な話が続きますが、その後少しずつ波風が立ち、最終決戦へと向かっていく予定です。
本日はここまで。
まいど!
まだ5月は始まったばかりですが、5-5の攻略を終えて今月は全てやりきった気になっている司令官です。
怒りと憎しみと悲しみの5-5さえ終われば残りは適当にやっとけば終わるもんな。
本日分、始まります。
-日曜の朝 鎮守府正門前-
伊13「本当に・・・いいの?こっそりついて行って・・・見張ろうか?」
吹雪「もぅ~、そんなに心配しなくても大丈夫だよ」
川内「私も尾行して見張るべきだと思う!って言うか私が行く!」
吹雪「川内さんも心配し過ぎですって」
卯月「パパをあの女狐に取られたら大変だぴょん!」
川内「そうだそうだ!」
吹雪「二人とも流石に言いすぎだよ・・・(汗)」
ゴトランド「・・・」[壁]д=) ジー
金剛「・・・」[壁]д=) ジー
榛名「・・・」[壁]д=) ジー
提督(何だか物凄く視線を感じるが、気のせいってことにしておこう・・・)
提督「それじゃ留守中は頼んだぞ」
鹿島「お願いしますね♪」
新提「ああ、任せておけ!」
長門「私たちが居れば深海棲艦の大群が押し寄せたとしても大丈夫だ!」
提督「それは頼もしいな」
ガチャ
提督「では、乗ってくれ」
鹿島「はい、お邪魔します♪」
卯月「あの女狐、堂々とキットの助手席に座りやがったぴょん!」
吹雪「だから何でそこまで毛嫌いするの?」
卯月「毛嫌いなんてしてないぴょん!ただ、パパがあの女狐とくっ付いてサクラが産まれなくなるルートに進むのを阻止したいだけぴょん!」
川内「そうだそうだ!」
吹雪(女狐を連呼しておいて毛嫌いしてないって説得力の欠片も無いよ・・・)
伊13(サクラが産まれなくなる?サクラって提督の姪の子だよね・・・?それにパパって?)
-ショッピングモール-
提督「まずは映画にでも行こうか」
鹿島「それなら観たい映画があるんです」
提督「香取から聞いたからチケットも買ってあるぞ」
鹿島「香取姉から?」
提督「ああ、事前のリサーチは大切だからな」
鹿島(香取姉ありがとう)
~映画鑑賞後~
鹿島「うぅ・・・、ジュリエットさん可哀そう(涙)」
提督「ザ・悲劇だったな」
鹿島(映画と同じ轍を踏まないためにも今日こそ行動を起こすのよ、鹿島!)
提督「いい時間だし、昼食にしようか」
鹿島「はい♪」
提督「その前にちょっと雉を撃ちに行きたいから、この辺りで待っててくれるか?」
鹿島「分かりました」
提督「じゃ、ちょっと行ってくる」
チンピラA「お、いい女発見!」
チンピラB「超上玉じゃねーか」
チンピラA「ヘイ!そこのかーのじょ~」
チンピラB「俺らと遊ばない?」
鹿島「残念ですが、私は今デート中です」
チンピラA「つまらない男なんかより俺たちの方が楽しませてやるぜ~」
チンピラB「固いこと言わずに俺らと楽しもうぜ!」グイッ
鹿島「ちょっと、何するんですか!放してください!」
チンピラA「いいじゃん、いいじゃん、俺らが楽しませてやっからよ」
提督「君たち、俺の彼女に何か用かな?」
チンピラA「あぁ?何だテメー。ぶっ〇すぞ」
チンピラB「や、やめろ・・・」ガタガタ
チンピラA「何ビビってんだよ」
チンピラB「こ、コイツ、いや、このお方は・・・」
チンピラA「あぁ?」
チンピラB「す、素手で深海棲艦をぶっ飛ばしたって有名なあの・・・」
チンピラA「は?」
チンピラA「!!! し、失礼しました!」ピューン
チンピラB「じ、自分たちはこれで!」ピューン
提督「何だよアイツ等・・・、人を化け物みたいに。俺は深海棲艦を斬ったことはあるが、素手で倒したことはないぞ」
鹿島「提督さーん、怖かったですー(涙)」
提督「よしよし、もう大丈夫だ」ナデナデ
鹿島(あのチンピラさんたちのお陰で提督さんに抱き着いて撫でてもらえたわ!彼らに感謝しないと)
-レストラン-
提督「さっきはすまなかった」
鹿島「?」
提督「ほら、チンピラ共を追い払うのに『俺の彼女』って言っただろ」
鹿島「そのことならむしろ嬉しかったです!今日だけは提督さんの彼女で居させてください!」
-鎮守府 提督私室-
伊13「ちょっと聞いても・・・いい?」
吹雪「なぁに?」
伊13「さっき卯月ちゃんが、サクラが産まれなくなるって・・・言ってたよね?それに提督をパパって・・・」
吹雪「・・・」
伊13「サクラちゃんは提督の姪・・・だよね?それとも別の子?でも、産まれなくなるって・・・未来の話だよね?」
吹雪(私はヒトミちゃんの秘密を知っているのに、ヒトミちゃんに私たちのことを隠すのは卑怯だよね)
吹雪「ヒトミちゃん、これからする話は他言無用でお願いね」
伊13「はい」
吹雪「でも、その前に青葉さんが近くに居ないか確認しないと」
伊13「それなら大丈夫・・・。ここに来る前に青葉さんは眠らせておいたから」
吹雪「仕事が早いね(汗)」
吹雪「それじゃ、本題に入るね。まず、サクラだけど本当は司令官と私の娘なの」
伊13「え・・・」
吹雪「娘って言ってもタイムマシンで未来から来たんだけどね」
伊13「そう・・・なんだ」
吹雪「それと卯月ちゃんが司令官をパパって言ったのは希望者は養子にって約束したからなの。このことはまだ皆には発表してなくて、知ってるのは卯月ちゃん、海風ちゃん、山風ちゃん、江風ちゃん、荒潮ちゃん、島風ちゃん、川内さんだけだから」
伊13「正式に発表があるまではイヨちゃんにも秘密にしておくね」
-夕方 路上-
提督「今日は楽しんでもらえたかな?」
鹿島「はい、とっても!」
提督「それは良かった」
鹿島「でも、少し疲れたのであそこで休憩したいです」ユビサシ
提督「あそこ?」チラッ
鹿島「はい、あのお城です!」
提督「・・・。うん、少し飛ばして早めに帰ろうか」
鹿島「そんなことしたらスピード違反でお巡りさんに捕まっちゃいますよ。なので少しお休みしましょう」ガシッ
提督「ちょっ!?危ないから離してくれ!」
鹿島「ダメです」グイッ
提督「いや、ホントに事故るから!」
鹿島「提督さんが大人しく従ってくれれば大丈夫です!」
通行人「おいおい、あの車飲酒運転か?蛇行して危ないなー」
提督「キット!」
キット「はい」
【NORMAL CRUISE】⇒【AUTO CRUISE】ピーッ
鹿島「させません!」
【AUTO CRUISE】⇒【NORMAL CRUISE】ピーッ
キット「アドミラル、警察です」
ウー
警察官「そこの車、止まりなさい!」
提督「ヤベッ」
鹿島「振り切りましょう!キットなら余裕です」
提督「ダメに決まってるだろ」
キキーッ
警察官「アンタね、さっきから蛇行して・・・って提督さん!?」
提督「すみません・・・」
-鎮守府 提督私室-
ガチャ
吹雪「あ、お帰りなさい。って何だかお疲れですか?」
提督「うん、まぁ・・・」
キット(コムリンク)「色々あったのです。追及はしないであげてください」
提督「そうしてくれると助かる」
吹雪(気になるけど、キットもこう言ってるし追及はしない方がいいよね?)
-香取型私室-
ガチャ
香取「お帰りなさい」
鹿島「はぁ・・・」
香取「どうしたの?デートは楽しくなかったの?」
鹿島「ううん、ただ最後の仕上げが上手くいかなくて」
香取「仕上げ?」
鹿島「提督さんをホテルに連れて行こうとしたんだけど上手く行かなくて」
香取「何を考えてるのよ・・・」
-翌日 執務室-
コンコン
大淀「大淀です」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
大淀「提督。今年も新人が着任する季節がやって来ました」つリスト
提督「もうそんな季節か」
吹雪「今回はどんな人が来るんですか?」
大淀「新たに米国の駆逐艦も着任されますよ」
吹雪「ドイツやイタリアは居ますが、アメリカは初めてですね」
大淀「それにあのビッグセブンのコロラドさんも着任されます」
提督「ついにビッグセブンも4人目か!あと3人で・・・」
キット「7人そろったところで願いが叶ったりはしません」フォンフォン
提督「そこはまだ可能性があるだろ?うん、無いよな」
大淀「そんな・・・」orz
吹雪(二人ともビッグセブンをドラ〇ンボールだと思ってたんですか?)
~しばらく後~
コンコン
黒潮「黒潮や」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
黒潮「司令はん、今年ももうすぐ新人が着任するんやんね?」
提督「ああ、陽炎型の子は居ないがバラエティー豊かな子たちが来るぞ」
黒潮「そこで司令はんにお願いと言うか、提案と言うかがあるねんけど」
提督「ふむ、聞かせてもらおう」
黒潮「実は歓迎会を兼ねてタコパしたいな~なんて思ってん」
吹雪「タコパ・・・、楽しそうですね!」
黒潮「せやろ?」
提督「なるほど。確かに親睦を深めるにはもってこいかもな」
黒潮「せやろ、せやろ」
提督「よし、歓迎会でタコパもやってみるか」
黒潮「やったー、司令はんおおきに」
チンピラに絡まれるくだりは元々、鈴谷で考えてました(チンピラに絡まれるのが似合うギャル艦娘No.1(当社調べ))
鹿島に適当に「ジュリエット」と言わせてみましたが、何の映画を観たんだろうか?
ロミオとジュリエットか、あるいはロミオ・マスト・ダイか(絶対違う)
本日はここまで。
連休は正月に某クスで買った艦船プラモ福袋か、武器屋の福箱のプラモを作ろうと思いましたが、
ゼロと艦これをプレイして、作りかけのシタラが完成せず不覚にも新しいのに手を出せなかったでござる。
先に断っておきますが、決して黒潮に恨みがあるとか、嫌いとかでは無いです。はい。
しかし、黒潮提督たちには本当に申し訳ないと思っている!(ジャック・バ〇アー風)
本日分、始まります。
-4月上旬 執務室-
提督「ジャーヴィスさん?」
ジャーヴィス「なぁに?」
提督「ちゃんと秘書艦の席があるのにどうして俺の膝の上に座っているのかと思いまして」
ジャーヴィス「秘書艦はDarlingのBodyguardも兼ねてるんだから、側にいるのが当然でしょ?」
提督「いや、いくら側って言っても・・・(つーか、この状況を疑問に思っている俺の方がおかしいのか?)」
新提(クソッ!なんて羨ましい光景だ!ジャーヴィスちゃん、私のところへ来てくれ!ソイツは護衛なんてしなくても殺されたりしないさ!)
コンコン
大淀「大淀です。新人の皆さんをお連れしました」
提督「どうぞ」
ガチャ
ゾロゾロ
バタン
提督「ジャーヴィス、悪いが降りてくれるか?」
ジャーヴィス「No. 降りないわ」
提督「しゃーない、このまま挨拶するか。こんな状態で悪いが、俺がこの鎮守府の提督だ。皆、よく来てくれた」
ジャーヴィス「秘書艦代理のジャーヴィスよ」
提督「普段は吹雪が秘書艦を務めてくれているんだが、今日はジャーヴィスの強い希望により代わってもらったので、昼食時にでも吹雪を紹介しよう」
新提「副長の新提だ。よろしく頼む」
キット「アドミラルの愛車、Knight Industries Two Thousand. K.I.T.T キットとお呼び下さい」フォンフォン
大淀「では、皆さんご挨拶を」
峯雲「提督さん、おはようございます。朝潮型駆逐艦、峯雲、配置につきます」
提督「!?」
新提(あ、朝潮型・・・だと!?)
峯雲「?」
ジャーヴィス「Darling何処を見てるの?」ジトー
提督「いや、何処って顔に決まってるだろ?何か朝潮より夕雲の姉妹っぽいな~なんて・・・」
ジャーヴィス(確実にBustに目が行ってたよ!)
朝潮「峯雲は間違いなく私の妹です!」
提督「すまない。別に疑ってる訳じゃないんだ」
早波「お姉ちゃん、司令、お疲れさまぁ!夕雲型十二番艦、早波、参りました!」
夕雲「ふふっ、よく来たわね。歓迎するわ」
ジョンストン「ハイ! あたしがフレッチャー級、ユーエスエス ジョンストンよ!アイム ゴーイング トゥ ビー ア ファイティング シップ!文字通り弾が尽きるまで守ってみせる!今度もね!」
ジャーヴィス(出たわねYankee女!Darlingは私たちUKのものなんだから、USなんかに渡したりしないんだから!)
提督(何かジャーヴィスから殺気を感じるんだが)
ジャーヴィス(絶対にOld RadyとのPromiseは守って見せるわ!吹雪にもCareする様に言っとかないと)
八丈「あ、あたし、あたしが八丈よ。そ、占守型。海防艦ね。ハチ?んー、まあ、いっか。そう呼ばせてあげる。よろしくね」
石垣「占守型海防艦、石垣です。なに?私の顔に何かついてる?そう、ならいいの。潜水艦退治なら・・・任せて。そうよ?」
ガリバルディ「ボンジョルノ!イタリア生まれの最新鋭軽巡ジュゼッペ ガリバルディだ。長いって?そうだな。ガリバルディでいいよ。よろしくな!」
提督(何かイタリアの摩耶って感じの子だな)
コロラド「ハイ! 私がステイツのビッグ7、コロラド級戦艦一番艦、ユーエスエス コロラドよ!貴方がアドミラル?悪くないわね。私にしっかりついてきなさい!返事は?」
提督「えっと・・・、あのビッグ7の一人で間違い無いんだよな?」
コロラド「そう言ったじゃない!」
提・新(どう見ても戦艦には見えない。それもビッグ7だなんて・・・)
大淀(やはり提督たちも戸惑ってらっしゃいますね。私も会った瞬間はそうでした)
コンコン
青葉「青葉ですぅ」
提督「どうぞ」
ガチャ
青葉「ども、この艦隊の新聞を発行している青葉ですぅ。以後お見知りおきを」
青葉「では早速、ユーは何しに鎮守府へ?」
コロラド「え?何しにって」オドオド
提督「青葉、新人を困らせるのは止めなさい」
浜波(うらやましい・・・。あたしもああやって司令に・・・)←扉の隙間から観察中
長波「浜波?何やってんだ?」
浜波「!? ち、違うの・・・その・・・」
長波「あー、なるほど。そう言うことか」
浜波「!!!」
長波「提督に用事があるけど入りづらいんだな。おーい、提督ー」
提督「ん?」
長波「浜波がさーフガフガ。ふぁにふんだよ、てふぁなせよ(何すんだよ、手放せよ)」
浜波「な、何でもないです!」
ピュー
長波「何だったんだ?」
提督「それは俺が聞きたいんだけど。ところで長波は何か用か?」
長波「いいや、あたしは通りかかっただけだ。じゃーな」
提督「挨拶も一通り終わったな。では、鎮守府の案内を頼む。それと、週末に歓迎会を開くので楽しみにしておいてくれ」
-グラウンド-
提督「えー、これより新人の歓迎会兼花見を始めます。では、楽しんでくれ。以上」
隼鷹「ひゃっはー、酒持ってこーい!」
~しばらく後~
島風「この唐揚げ美味しい~!」
提督「・・・」
鳳翔「お口に合いませんでしたか?」
提督「あ、いえ、美味しいですよ。ただちょっと気になって」
鳳翔「?」
提督「最近、チューリップを見ないな~なんて。俺が子供の頃はよく食べてたんですけどね」
島風「え?提督が子供の頃はチューリップを食べてたんですか?お花を食べてたって・・・」
提督「いや、チューリップってのは花じゃないからな。鶏のから揚げだ」
島風「チューリップなのに鶏?」←混乱中
鳳翔「チューリップですか・・・。アレは手間が掛かりますからね」
提督「手間?」
鳳翔「ええ、手羽に切り込みを入れてひっくり返さないといけませんからね」
提督「!? アレってそういう部位じゃなかったんだ・・・。いや、確かに考えてみれば不自然な形状だよな」
鳳翔「今度お作りしましょうか?」
提督「いえ、そんな手間の掛かる物を作ってもらうのも悪いですし」
島風「食べてみたいです!」
提督「こら、面倒なことを頼むんじゃない」
鳳翔「構いませんよ」
島風「私もお手伝いします!」
鳳翔「ふふっ、それではお願いしようかしら」
清下「ねーねー、提督」
提督「んー、どうした?」
清下「平和な国には麒麟が来るって本当?」
提督「キリン?」
清下「うん、麒麟!」
提督「キリンを呼ぶんじゃない!」
清下「!?」ビクッ
夕張「清下ちゃんがビックリしてるじゃないですか。それにどうしたんですか?月〇蝶を呼ぶんじゃない!みたいに叫んだりして」
提督「いや、スマン。何故かキリンに不穏なものを感じたんだ。それより清霜、平和な国に来るのは鳳凰じゃないのか?」
清霜「鳳凰?」
提督「ホラ、アレだ。10円玉の表面に描かれた平等院の屋根に乗っかってるだろ?」
清霜「あー、あの鳥さん?」
提督「そう、鳥さんだ」
清霜「ふーん、そうなんだ。鳥さんも平和の象徴なんだね~」
夕張(その言い方だと鳩みたい)
提督「で、そのキリンってのは何処で聞いたんだ?」
清霜「明智っておじさんが言ってたよ」
提督「明智?誰だ?」
清霜「明智光秀って戦国武将だよ」
提督「明智光秀?あ~キリンってその麒麟か。アフリカの動物の方じゃないんだな」
清霜「そのキリンじゃ無いよ~。そう言えばカワウソ『カワウソも呼ぶんじゃない!』」
夕張「さっきからどうしたんですか?」
提督「何だか分からんがカワウソにも不穏なものを感じた・・・。何故だろう?コツメカワウソは可愛いんだけどな・・・」
♪~
提督(聞き覚えのあるメロディーだな。何だっけ?)
榛名「愛に溺れて」
提督「チョー・ヨン○ルかよ!チョー・ヨン○ルとか誰が分かるんだよ!」
漣「ご主人様は分かってるじゃないですか」
提督「いや、原曲はチョー・ヨン○ルだってのは知っているが、オリジナル版は聞いたことが無い」
漣「オリジナルはって・・・、あっ(察し)」
漣「つまりカバーってことですか。ご主人様が好きそうな歌手で古そうな曲をカバーしてそうな人が三人浮かびましたが」
提督「誰と誰と誰だ?」
漣「まず、アルファベット四文字で最初の二文字を繰り返す人です。あの人、何故か萬○はんとラヴ・イズ・オーヴァーをデュエットしてましたね」
提督「萬○はん言うな。その言い方だとミナミの金融業の人になるじゃないか。とりあえずその人じゃない」
漣「じゃあ、お次は亜麻色の髪の乙女の人でやんす」
提督「その人も違う」
漣「ふむ。そうなると最後に残した大本命のあの方ですな!」
提督「一応聞こうか」
漣「テ○サ・テン」
提督「よく分かったな」
漣「当然です!ご主人様と漣はツーカーの仲ですよ」
提督(ツーカーって物凄く久しぶりに聞いたな)
漣「では漣はご主人様のために愛を込めて『釜山港へ帰れ』を熱唱します!」
提督「確かその曲も元はチョー・ヨン○ルだったな」
漣「あー、その反応だとこれもカバーしか知らない感じですか?」
提督「ああ。俺が知っているのは桂 〇淑の方だ。親父がよく車で聞いてたからな」
榛名「提督、いかがでしたか?」
提督「あ、うん、凄く良かったです」
榛名「また逢う日までか、想いで迷子で迷いましたが、想いで迷子で良かったです♪」
提督(尾崎紀〇彦とか誰が分かるんですかね・・・)
隼鷹「よし、次はあたしだよ!」
ポーラ「その次はポーラで」
那智「次が私で」
千歳「その次は私で」
伊14「イヨで」
龍驤「そんでもってウチで」
球磨「球磨で」
時雨「ボクで」
鹿島「私と香取姉でデュエットします」
酒匂「酒匂だぴゃん!」
島風「私で」
舞風「舞風です」
提督「えっと・・・、参考までに何を歌うのか聞いても?」
隼鷹「酒と男と泪と女」
ポーラ「ウイスキーがお好きでしょ」
那智「ブランデーグラス」
千歳「酒よ」
提督「君ら、一度酒から離れてみようか」
ポーラ「無理でぇ~す。ポーラからお酒を取ったら何も残りませーん」
提督「いや、そんなことは無いだろ・・・」
伊14「センチメンタルジャーニー」ゲラゲラ
提督「早くも出来上がってるな。それにしても自分の名前をネタにするか?(そういえば昔、陽炎もやってたな・・・)」
伊14「イヨはまだ♪」ゲラゲラ
伊13「イヨちゃん・・・(涙)」
龍驤「おかんの呼ぶ声」
提督「どんだけヒロシ推しなんですかね・・・」
龍驤「ヒロシはスターやで!推して何が悪いねん!」
提督「別に悪いとは言って無いだろ」
球磨「球磨はイヨマンテの夜だクマ」
提督「多摩よ、お前さんの姉ちゃんはやっぱり熊じゃないのか?」
多摩「否定できないにゃ」
神威「アイヌは神威のアイデンティティなのに・・・」
提督「ん?神威って名前はアイヌ由来だけど、産まれはアメリカじゃなかったっけ?」
シーン
提督「って居ない」
多摩「居ないにゃ」
時雨「ボクは氷雨だよ」
提督「時雨さん、その選曲はやめて下さい」
時雨「じゃあ、雨の慕情」
提督「それもやめて下さい」
時雨「はぁ・・・ワガママだね。じゃあ、空港にするよ。ボクのことをシグレ・テンと呼んでくれていいよ」
提督「分かってはいたが何処までも雨だな・・・(それに次女だからシグレ・ツーじゃないですかね?)」
時雨「別にテ○サは十女って訳じゃないよ」
提督「!?」
鹿島「私たちは恋のバカンスです」
提督「聞いたことない曲だな」
鹿島「提督さんのイ・ジ・ワ・ル♡」
提督「何の話だ?」
鹿島「もぅ~、分かってるくせに焦らすんですね?」
提督「マジで知らない。俺が生まれる遥か前の『フフッ。やっぱり知ってるじゃないですか』」
提督「し、知らないなー(汗)」
酒匂「酒匂はねー、カナダからの手紙だよ!」
提督「酒匂のも知らないな」
酒匂「司令、嘘は良くないよー!」
提督「俺が何時嘘をついた?」
酒匂「前に司令が好きな女優さんが主演の泥棒ドラマで、ラヴ・イズ・オーヴァーとか、幸福の黄色いハンカチとか、カナダからの手紙とか一々ネタが古いけど、彼女は知ってるんだろうか?いや、同い年の俺が分かるんだから大丈夫だよなーって笑ってたじゃない」
提督「何で覚えてるんだよ・・・」
酒匂「司令に関わることなら忘れないよ」ニコッ
提督「お、おう(何だろう・・・、ある種のストーカー的な物を感じるぞ・・・)」
島風「私は、おかゆわめです!」
提督「おかゆわかめ(笑)」
舞風「舞風はダンシング・オールナイトです」
提督「何その渋すぎるチョイス。チョー氏に続いて、もんたよ〇のりとか誰が分かるんだ?」
漣「みの〇んた?」
提督「うん、違うな。それにしても懐メロばっかだな。次はアレか?ラブユー東京か?それとも星降る街角か?」
一同「ナニソレ?」
球磨(え?皆知らない?)
提督「は?」
鹿島「香取姉知ってる?」
香取「いいえ、知らないわ」
提督「散々、懐メロばっかチョイスしといて何で知らねぇんだよ!星降る街角は純〇がカバーしてるだろ」
隼鷹「あ~、何か聞いたことある様な?」
千歳「提督は純〇のファンだったんですか?」
提督「いや、違うが」
龍驤「純〇のファンなんてオバハンしか居らへんで~(笑)」
球磨(!?)
多摩「流石にそれは偏見過ぎるにゃ」
球磨「多摩の言う通りクマ!」
龍驤「何をそんなムキになってるんや?」
球磨「べ、別にムキになってないクマ」
-夜 食堂-
ジュー
提督「そろそろひっくり返すか」
クルッ
卯月「お~、上手だぴょん!」
親潮(うふふっ♪得意げにたこ焼きをひっくり返す司令の顔、可愛い♪)
黒潮「流石大阪生まれは違うなー」
陽炎「!?」
提督「あ゛?」
龍驤(あのアホ、どぶ板踏み抜きよった!)
提督「今、何つった?」
黒潮「急に怖い顔してどないしはったん?」
提督「さっき、何て言ったか聞いているんだ」
黒潮「大阪生まれって」
摩耶「表出ろ」
榛名「榛名は・・・大丈夫ではありません」
摩耶「提督に続いて榛名姐さんも大丈夫じゃなくなっちまったぞ。どう落とし前付けるんだ?」
加賀「頭に来ました」
瑞鶴「目標、食堂の黒潮」
荒潮「あらあら」
黒潮「お、親し・・・って居らへん!いつの間に!?」
親潮(ごめんなさい、黒潮さん。でも、今回ばかりは助けてあげられません)
朝雲「山雲、やるわよ!」
山雲「はぁ~い」
初風「妙高姉さんコイツです!」
飛鷹「ふふっ」
黒潮(ヤバイ、マジでヤバイで!目がわろとらんで!)
吹雪「黒潮ちゃん、(主砲と魚雷を使って)海でお話しましょうか」
夕雲「私も参加させてくださるかしら?」
春風「吹雪さん、私も助太刀致します」
黒潮「ちょい待って!それは話し合いやのうて、果し合いする気やろ!」
神通「では果し合いの代わりにグラウンドを1万週しましょうか」
大鳳「1万なんて甘いわ、10万週よ!」
黒潮「え?いや、10万て・・・」
加古「今ので眠気も一気に吹っ飛んだよ」
衣笠「衣笠さんも流石に笑えないな~」
足柄「油に放り込んで揚げるわよ!」
伊8「海の底をお散歩しますか?」
伊19「拒否権は無いのね!」
伊13「お散歩・・・楽しみましょう」
伊14「大丈夫、大丈夫。潜る前にたーっぷりビール飲ませてあげるから」
伊勢「瑞雲」
瑞穂「瑞穂は赦しますが、この戦国アス〇レイはどうでしょうか?彼は赦さないそうです」
夕張(まだ載せてる(笑))
熊野「ありえませんわ」
大井「酸素魚雷を叩き込まれたいみたいね」
鬼怒「マジパナイ!」
間宮「伊良子ちゃん、黒潮ちゃんに殺鼠剤をたっぷり盛った最中を用意してあげて」
伊良子「はい!直ぐに用意します!」
秋津洲「大艇ちゃん、どうする?うん、うん、それいいかも!」
黒潮(何かブツブツと独り言を)
秋津洲「大艇ちゃんが宇宙に連れて行ってあげるって言ってるかも!早速縛り付けるから皆手伝って!」
黒潮「ひっ!?」
黒潮(せや!親潮がアカンでも浦風がおる!)
黒潮「浦風!浦風もうちと同じ藤永田産まれやろ!」
浦風「提督さんの敵はうちの敵じゃ!それにうちは呉産まれの呉育ち、一緒にすんな!」
黒潮「裏切り者ー!姉妹より男を取るんか!」
浦風「当然じゃ!」
黒潮「せや、皐月に文月も藤永田仲間や!」
皐月「何言ってるの?ボクは舞鶴だよ」
文月「あたしも舞鶴だよ~」
黒潮「コイツ等・・・(怒)」
吹雪「そう言えば叢雲ちゃんも」
叢雲「な、なに言ってるのよ!私も姉さんと同じ舞鶴じゃない!」
電「電も舞鶴なのです!」
吹雪「そうだっけ?」
叢雲「そうよ!」
電「なのです!」
吹雪「・・・。うん、そうだね」
叢雲(ここで川崎なんて言ったら火に油を注ぎかねないし、吹雪を納得させたからもう安全ね。黒潮は自分で踏んだ地雷だし、自分で処理しなさい)
黒潮「裏切者ー!」血涙
アークロイヤル「提督たちは何を騒いでいるんだ?」
金剛「気にしなくて大丈夫デース(榛名、提督のことはお願いしますネ!)」
コロラド「これがオクトパスボールズなのね!」キラキラ
タシケント「同志ガングート、コレ面白いよ!」
響「ハラショー。タシュイケントは上手だね」
ガングート「むむむ・・・、何故ひっくり返らないんだ・・・」
響「そうじゃないよ。貸して。こうするんだ」
大淀「明石のは何が入ってるの?タコじゃないみたいだけど」
明石「穴子よ。提督に頼んでタコのついでに買ってきてもらったの」
大淀「へぇ~、それも美味しそう」
不知火「司令」
提督「何だ?」
不知火「姉妹の落ち度は姉の落ち度です。ですから全ての責任は不知火にあります」
黒潮「不知火・・・(涙)」
不知火「なので今すぐベッドに行きましょう」
黒潮「へ?」
提督「???」
不知火「不知火が体で責任を取ると言っているのです。さぁ行きますよ!」
グイッ
提督「ちょっ、待て!誰がそんなことをしろと言った!」
不知火「司令の心の声が聞こえました」
提督「そんなこと考えてないから!」
不知火「据え膳食わぬは何とやらです」
提督「無茶苦茶だー!」
榛名「勝手は榛名が許しません!」
吹雪「司令官は渡しません!」
黒潮(うちはダシに使われただけやん・・・。まー、皆の気を反らしてくれたから別にええけど。今のうちにたこ焼き持って退散や)
ワー
ギャー
鎮守府は今日も平和です(笑)
毎度曲のチョイスが古いって?気のせいだろ。全部令和のヒットチャートだぜ。
おかゆわかめが気になる人は「おかゆわかめ ten」で検索してちょ。
あと、今更ながら黒潮ってこんな感じのしゃべり方でいいんだろうか?それっぽい感じにしたけど、文法とか合ってるのかよく分からん。
県内でも少し地域が変われば言葉も変わる。言語ほど複雑怪奇なものは無いから仕方ない。
本日はここまで。
乙おつ
確かに黒潮とか標準語口調じゃないキャラは難しいけど司令はんってあるし違和感無いですよ、呼称さえ間違えなければ大丈夫かな
どちらかというと浦風の方が難しい印象を受ける、広島弁は知識無かったら本当無理
あと一つ指摘を、伊良湖が伊良子になってまっせ(清下にもびっくりしたが)
>>38
申し訳ない。以後気を付けます。
時々PCがおバカな変換するんですよね。まー、お前がちゃんとチェックすれば済む話だと言われればそれまでですが。
『卯月』も散々入力してるのに未だに真っ先に『疼き』って変換されるし。PCより携帯の方が賢いよ・・・。
恐らく今年最初で最後のガンプラを買ったでち(と思ったらHG ヘビーアームズ決定かー。買わないと言う選択肢は無いやつだー)。
ヴァーチェは来年出るよね?ね?何ならガワ無しで中の人だけでもいいです。
あと大本命のハルートはよ!
本日分、始まります。
-四国沖-
睦月「睦月達はこのまま北上するのね」
呉・伊58「それじゃこの辺でお別れでち」
睦月「また会ったらお話しようね」
呉・伊58「バイバイでち」フリフリ
~しばらく後~
如月「今日は凪いでて航行しやすいわね」
卯月「天気もいいし帰ったら思いっきり遊ぶぴょん!」
弥生「イタズラはダメ」
卯月「そんなことしないぴょん!まったく、弥生はうーちゃんを何だと思ってるんだぴょん!」
睦月「日頃の行いのせいにゃ」
如月「そうね~」
卯月「二人とも酷いぴょん!」
???「クックック・・・。見えてきたぞ」
母なる深海棲艦E「アレか」
???「今日はちょっとした挨拶だ。少し脅かすだけでいい、当てるなよ」
母なる深海棲艦E「分かった」
ドーン!
ヒューン
卯月「何の音だぴょん?」
睦月「!? 卯月ちゃん、危ない!」
バシャーン
卯月「うぴゃぁ!?」
如月「砲撃!?」
弥生「何処から・・・?」
睦月「電探に反応が無いにゃ!」
卯月「兎に角、急いで逃げるぴょん!」
※Eはエリートの略です
-鎮守府 執務室-
吹雪「いいお天気ですね~」
提督「ああ、こんな日は仕事なんてぜずに日向ぼっこをしたいな」
キット「では、私が留守番をしているので、お二人は休まれては?」フォンフォン
提督「流石にそうはいかんさ。気持ちだけ受け取っておこう」
キット「遠征中の睦月さんから入電です」フォンフォン
提督「繋いでくれ」
キット「はい」フォンフォン
提督「こちら執務室の提督。どうした?」
ドーン!
バシャーン!
吹雪「今の音って・・・」
睦月「提督、大変だにゃー!」
提督「どうした?何が起きている!」
如月「敵襲よ!」
提督「敵の数は分かるか?」
如月「分からないわ!電探にも反応が無いの!」
睦月「今度は艦載機が飛んで来たにゃー!」
提督「資材は捨てていい。全速力で逃げるんだ!」
睦月「でも!」
提督「資材はまた集めればいい。物よりお前たちの方が大事だ!」
睦月「・・・。分かりました。皆、資材を捨てて逃げるにゃー!」
提督「直ぐに救助に向かうからそれまで持ちこたえろ。吹雪!」
吹雪「はい!」
提督「今からメンバーを招集する。そろい次第出発だ!」
ピンポンパンポーン
スピーカー「緊急事態発生、緊急事態発生!今から読み上げた者は大至急、出撃ドックへ!赤城、加賀、金剛、摩耶、秋月」
-淡路島沖-
弥生「もうダメ・・・」
卯月「諦めちゃダメぴょん!もう直ぐ助けが来るぴょん!」
弥生「敵艦載機が・・・。燃料も少ないし、逃げ切れない・・・。卯月だけでも逃げて」
卯月「嫌だぴょん!弥生を見捨てて逃げるなんて出来ないぴょん!」
弥生「二人で沈む必要なんて無い・・・。卯月は生きて」
睦月「弥生ちゃん!」
弥生「睦月ちゃん、如月ちゃん・・・ごめんね」
如月「嫌ぁぁぁぁ!」
摩耶「ぶっ殺されてぇかぁ?」
秋月「撃ち方、始め!」
バババッ
ドカーン!
弥生「助かった・・・?」
吹雪「睦月ちゃん!」
睦月「吹雪ちゃぁぁぁぁーん!(泣)」
金剛「私たちが来たからもう大丈夫デース!」
加賀「彩雲の妖精さんが敵影は見当たらないと言っているわ」
赤城「ですが、先ほど摩耶さんと秋月さんが敵艦載機を撃ち落とした以上、まだ何処かに居るはずです」
吹雪「睦月ちゃんたちを中心に第三警戒航行序列をとりましょう」
???「ほう、思ったより早かったな。だが、当然か。仲間の命が掛かっているんだからな」
母なる深海棲艦E「どうする?まだ続けるか?」
???「いや、もういい。引き上げるぞ」
-鎮守府 埠頭-
提督「・・・」
キット「そんなにソワソワしなくても大丈夫です。吹雪さんから無事合流できたと連絡があったではありませんか」フォンフォン
提督「それは分かっているが、顔を見るまでは安心できない」
キット「吹雪さんたちが見えてきました」フォンフォン
提督「何処だ!?」キョロキョロ
キット「まだ肉眼では見えない距離です」フォンフォン
~数分後~
睦月「提督(泣)」
如月「ごめんなさい(涙)」
弥生「ごめんなさい・・・。全部、弥生が悪いんです・・・」
卯月「違うぴょん、悪いのはうーちゃんだぴょん!だから皆は許してください!」
提督「何を言うんだ、謝らないといけないのは俺の方だ。遠征に使っているルートは安全だと思って油断していた俺の責任だ。皆、すまなかった。それと、よくぞ無事帰ってきてくれた」
四人「提督(司令官)(泣)」
提督「よしよし、もう大丈夫だ」ナデナデ
~しばらく後~
提督「落ち着いたか?」
睦月「はい」
提督「では、今日はもう休みだ。コレで甘い物でも食べて気分転換をするといい」つ間宮券
睦月「でも・・・」
提督「さっきも言っただろ?今日のことは俺の落ち度だ」
金剛「好意は素直に受け取るべきデスヨ」
睦月「分かりました。ありがとうございます」
提督「悪いが睦月だけ少し残ってくれ。詳しい話を聞きたい」
-執務室-
提督「はい、はい。そうですか。わかりました。ありがとうございます」
ガチャ
吹雪「どうでした?」
提督「睦月たちが途中まで一緒だった呉の艦娘たちは襲撃を受けてないし、何も見てないそうだ」
吹雪「そうですか・・・」
提督「たまたま付近に居たはぐれ深海棲艦の襲撃を受けたと考えるべきか、それとも・・・」
吹雪「味方を疑いたくはありませんが、呉の提督さんが嘘をついていることは無いですか?」
キット「彼の言葉に嘘偽りはありませんでした」フォンフォン
提督「もし、深海側に情報を漏らしているのが俺だったらどうする?」
吹雪「司令官はそんな人じゃないって信じてます。でも、もしも司令官が深海側と繋がっているなら・・・私が連れ戻します」
提督「連れ戻すか・・・。もしも本当に俺が敵になったら吹雪が討ってくれ。吹雪に討たれるなら本望だ」
吹雪「冗談でも二度とそんなことは言わないでください」
提督「悪かった。だが、こんなご時世だ、いつ何が起こるか分からない。頭の片隅に置いておいてくれ」
吹雪「・・・」
提督「心配しなくても裏切ったりしないさ。まずは上に報告しておかないといけないな。それに遠征をどうするか・・・。資材は余裕がるからしばらくは止めても問題ないが、護衛として大鷹たちを付けることも考えないといけないか」
-夜 工廠-
吹雪「キット、起きてる?」
キット「私は常に起きています」フォンフォン
吹雪「良かった。バッテリーの充電中は寝てるかと思ったけど、そんなことは無いんだね」
キット「わざわざこんな時間にどうされましたか?」フォンフォン
吹雪「司令官のことなんだけど」
キット「やはりそうでしたか。昼間の発言が気になっているのですね?」フォンフォン
吹雪「うん」
キット「アドミラルは過去に深海棲艦に拉致されたことがありました」フォンフォン
吹雪「そんなこともあったね」
キット「その時に洗脳でもされて知らぬうちに情報を漏らしているとでも思っているのかも知れませんが、私が見ている限りアドミラルは正常です」フォンフォン
吹雪「本当に大丈夫だよね?」
キット「貴女が信じてあげないでどうするのです?」フォンフォン
吹雪「そうだね。私が司令官を支えないと」
-三日後 ???-
北太平洋深提「あれから本当に遠征を止めている様だな」
???「言っただろ、俺は奴だ。奴の考えることなど手に取る様に分かるさ」
北太平洋深提「とは言え、数日間遠征を止めたところで影響は微々たるものだが」
???「所詮これは始まりだ。だが、終わりの始まりでもある。やがて大きなうねりとなって襲い掛かる」
北太平洋深提「そうやってジワジワ痛めつけるのも彼の嗜好か?」
???「いいや。だが、これまで散々苦汁を味わっててきたんだ、簡単に終わっては面白くないだろ?」
北太平洋深提「そうだな(わざわざいたぶって止めを刺そうとは・・・。未来の私たちはそこまで追い詰められているのか)」
去年、寒くなったら「カスミール地方のカスミヤ山羊」の話を書きたいって言ったけど気付けば夏が近づいてるな(前スレが終わる頃に思い付いたからしゃーない)。
今年こそやります!
それと11月になったら「もえの あかぎ」が大活躍する『一航戦と豚饅』もやります。
本日はここまで。
コロナ死すべし慈悲は無い。
許さん。
マジでゆ゛る゛さ゛ん゛!!
本日分、始まります。
-夜 食堂-
テレビ「まもなくケネディ宇宙センターから新型の衛星を乗せたロケットが打ち上げられます」
提督「こうやってロケットを打ち上げられるのもナ○スのお陰だよな」
ビスマルク「ええ、そうね」
プリンツ「そうですね~」
グラーフ「うむ、その通りだ」
アイオワ「ちょっと!貴方、何時からナ○スの信奉者になったのよ!」
提督「誰がナ○スの信奉者だ?失敬な。あのアホ共は絵画を含む美術品を燃やした。そんな奴らを信奉する訳無いだろ」
卯月(やっぱりパパは絵画警察だぴょん)
アイオワ「だってナ○スのお陰って言ってたじゃない!」
提督「客観的事実を述べたまでだ」
アイオワ「やっぱりナ○スを褒めてるじゃない!」
提督「はぁ・・・。ロケットの父と呼ばれるヴェルナー・フォン・ブラウンって居ただろ?」
アイオワ「ええ、アメリカが誇る工学者ね!」
提督「彼は元ナ○スの親衛隊だぞ。ナ○スでミサイルの研究開発をしていたからな」
アイオワ「な、何を言っているの・・・?」
サラトガ「提督の言っていることは事実です」
アイオワ「!?」
提督「キット、ヴェルナー・フォン・ブラウン氏の経歴を説明してやってくれ」
キット(コムリンク)「はい。ヴェルナー・フォン・ブラウン(中略)です」
アイオワ「ナ○スの科学力は世界一ィィィ!」
提督「落ち着け(汗)」
テレビ「今回の衛星は深海棲艦の活動を監視するために打ち上げられましたが、監視対象が本当に深海棲艦だけなのか?とプライバシーの侵害が懸念されており」
提督「それにしてもアメリカはよく戦犯を受け入れたよな。そこまでしてソ連に勝ちたかったのか?」
ビスマルク「戦犯とは失礼ね。彼は優秀な科学者よ」
提督「アメリカとドイツの立場が逆だったとして、敵国の科学者なんて戦犯だろ?」
ビスマルク「確かに提督の言うことも一理あるわね」
提督(この衛星で深海棲艦の動きを察知できるなら、先日の様な予期せぬ会敵も避けられるだろうか?)
川内「提督」
提督「ん、どうした?」
川内「ちょっと相談したいことがあるんだけど、後で部屋に行ってもいい?」
提督「別に構わないが、二人だけの方がいいか?もし、そうなら吹雪はしばらく席を外してもらうが」
川内「聞かれて困る話じゃないからそこまでしなくていいよ」
提督「そうか」
-提督私室-
提督「で、相談って何だ?神通か那珂と喧嘩でもしたか?」
川内「そんなんじゃないよ。実はね・・・」
吹雪(何を相談をするんでしょうか?)
川内「お父さんもそうだけど、夕張や金剛さんたちも自分の乗り物を持ってるでしょ?私も自分の乗り物が欲しいな~って思って」
提督「なんだそんなことか。それなら申請書出しといてくれればそれでいいぞ」
川内「うん、それで車種のことを相談したくて」
吹雪「それなら確かに司令官に相談するのが確実ですね」
川内「うんうん、そうだよね。カワサキとかヤマハとかスズキとか色々あるけど何処のがいいかな?流石にハーレーは無いよね」
提督「ん?カワサキ、ヤマハ?一体何を買う気だ?」
川内「何ってバイクに決まってるじゃん!」
提督「キットが居なくてよかったな。アイツが居たらボロクソに言われてるぞ」
川内「だからこそ、こうしてお父さんの部屋に相談に来たんだけどね」
提督「まー、そうだな。スーパーカブとかでいいんじゃないか?」
川内「もー、真面目に答えてよ!」
提督「スーパーカブは名車だぞ(多分)。だいたい俺に二輪のことを相談するのが間違ってるだろ」
吹雪「この鎮守府には車に乗る人しか居ないから、バイクの相談は難しいでしょうね」
川内「えー、だってお父さんはナイトライダーでしょ?ライダーならバイクに詳しいと思うじゃない」
提督「ライダーってのは元々、馬に乗る人を指す言葉だからな。バイクじゃない」
川内「!?」
提督「車もバイクも誕生したのは多分19世紀末か20世紀初頭辺りだろ?馬は有史以前から存在する元祖乗り物だぞ。あと、ボナパルトが馬に乗ってる有名な絵あるだろ?アレ本当は馬ではなくロバだ。馬でアルプス越えは出来なかったからな。これ豆知識な」
川内「そんな・・・ライダーがバイク乗りを指す言葉じゃなかったなんて・・・。ドゥ〇ー・イク許すまじ」orz
提督(ドゥ〇ー・イクって誰だ?)
川内(誰だ?って顔してるね)
川内「ドゥ〇ー・イクは地上をバイク乗りの楽園にとか言ってバイク戦艦に乗ってた人だよ」
提督「あ~、何か居たな。あのアニメは最終回の電子レンジに入れられたダイナマイトの演出はアニメ史に残る派手な演出で鮮明に記憶しているぞ。そしてアビ〇ルバインは今でも待ち続けているからな」
川内「タイの人の?アレは流石に出ないんじゃないかな」
提督「いいや、何をトチ狂ったか審判を出したんだ、まだ可能性はある。とは言えリアル・プル〇ーネの悲劇(売れずに爆死)を引き起こさなければの話だが。ここまで来たらもうア〇ルホールも出すんじゃないかとさえ思えてきたからな」
川内「で、話を戻すけど、何かいいバイクない?お父さんしか頼れる人いないし」
提督「そう言われてもな・・・」
川内「何か一台くらいコレ!っての無い?」
提督「う~ん・・・。あ!」
川内「なになに?」
提督「いや、まぁ、あることはあるけどな・・・」
川内「歯切れが悪いな~。男ならビシッと決めてよ」
提督「じゃあ言うぞ」
川内「うん!」ワクワク
川内「あ、でも、スーパーカブは止めてよね。確かに名車だけど私が求めてるものとは違うから」
提督「大丈夫だ。では、今度こそ言うぞ。心の準備はいいな?」
川内「うん!」ワクワク
提督「バ〇ルホッパーだ」
川内「バ〇ルホッパー?」
吹雪(予想はしてたけど、この鎮守府には普通の乗り物って無いよね・・・)
提督「ああ。ブ〇ックサンのバイクだ」
川内「あー!ブ〇ック=サンの!」
提督(つーか、何で仮面ライダーブ〇ックの正式名称で通じてるんだ?)
川内「あのバイクなかなかカッコイイよねー」←あくまでニ〇ジャスレイヤー的に〇〇=サンって言ってるだけの人
提督「そうだろ」
川内「でもアレって何かの改造車?あんなの無いよね」
提督「スズキのバイクだと聞いたことがある。まー、ネットで調べれば分かるだろ」
川内「じゃあ、下調べをして今度の休みに早速買いに行かないと!」
提督「その時は明石か夕張を連れてけよ。バイクの知識は無くてもメカの知識はあるから状態の良し悪しは判断できるだろう」
川内「え?お父さんは来てくれないの?」
提督「行っても構わんが送迎しか出来んぞ。バイクのことはサッパリだからな」
川内「それでも十分だよ。居てくれるだけで安心だし」
-数日後 工廠-
明石「いい買い物したわね~」
キット「川内さん、何故車輪付きほうきなど買ったのです?この様な進化の乏しい乗り物より車にするべきです」フォンフォン
提督「まー、そこまで毛嫌いしてやるな。俺も二輪の良さはサッパリ分からんが、コイツは特別だ。すぐに分かるさ」
川内「そうそう、キットも気に入ってくれるって。あー、早く乗りたい!」
提督「それじゃ頼んだよ」
妖精ズ「お任せください」
川内「完成までどのくらい掛かりそう?」
夕張「仕事の合間に作業することになるから直ぐにとはいかないけど、一週間以内には完成すると思うわ」
-3日後 執務室-
ジリリリリーン
ガチャ
提督「もしもし、こちら執務室の提督」
明石「明石です。提督、例のブツ完成しましたよ」
提督「例のブツ?」
明石「バイクですよ。バ・イ・ク」
提督「え?もう完成したのか?」
明石「ええ。妖精さんたちが超やる気満々で」
提督「そうか。妖精さんたちに何か差し入れしないとな。後で川内を連れて行くからお披露目の準備をしててくれ」
明石「はーい。お待ちしてます」
提督「では後ほど」
ガチャ
提督「川内のバイクが完成したそうだ」
吹雪「ずいぶん早かったですね」
提督「妖精さんたちがやる気を出しまくったそうだ」
吹雪「確かにただのバイクではないですからね」
提督「川内を呼んで見に行こうか。キットも毛嫌いせずに一度見てみるといい」
キット「仕方ありませんね」フォンフォン
-工廠-
明石「では、これよりお披露目会を開催します」
妖精ズ「イエーイ」
パフパフ
明石「じゃあ、夕張はそっち側持って」
夕張「はーい」
明・夕「いっせいのーで」
バサッ
キット「このバイクは・・・」フォンフォン
川内「おぉー!カッコイイー!」キラキラ
妖精ズ「ご要望通りです?」
川内「もうバッチリ!コレお礼ね」つお菓子詰め合わせ
妖精ズ「わーい、ありがとうございます」
明石「再現したのは見た目だけじゃないですよ。ほらご挨拶して」
ホッパー「はじめまして、川内さん」
川内「おぉー、喋った!」
吹雪(キットを完全再現する妖精さんたちだから今更だけど、本当にどうなってるの?)
夕張「ホッパーは最後の最後にちょっと喋った程度だけど、この子は普通に喋れるのよ!」
提督「どうだ?このバイクなら認めざるを得ないだろ?」
吹雪「キットの弟って感じかな?」
キット「そうですね。弟分として認めてあげなくもありません」フォンフォン
ホッパー「ありがとう、お兄さん」
川内「今夜は早速ツーリングだね!」
提督「ツーリングは構わんが問題を起こすなよ」
川内「大丈夫大丈夫。事故ったりしないって」
-夜 路上-
川内「やっぱ夜はいいよね。夜戦もいいけど、夜のツーリングも最高だよ!」
川内「ん、アレは・・・」
チンピラA「よー姉ちゃん、俺らと遊びに行こうぜー」
チンピラB「忘れられない夜にしてやっからよ」
女性「は、放してください!」
チンピラA「あぁ?俺らが楽しませてやるって言ってるのに気に入らねぇのか?」
川内「止めなアンタたち」
チンピラB「あ?何だテメー」
川内「その人、嫌がってるじゃない」
チンピラ「うるせーな。引っ込んでろ」
川内「はぁ・・・。口で言っても分からないなら、体で分からせようか?」
チンピラA「ケッ!デカイ口叩きやがって、やっちまうぞ!」
チンピラB「おう!」
川内「やれやれ・・・」
バキッ!
ゴスッ!
メキッ!
チンピラA「」チーン
チンピラB「」チーン
川内「口ほどにもない」
女性「あ、あの、助けていただきありがとうございます!」
川内「いいっていいって」
女性「あの、お名前を」
川内「私は川・・・じゃなかった、夜戦仮面」
女性「夜戦仮面様///」ポッ
通行人「お巡りさん、こっちです!」
川内「ヤバッ!そろそろ行かないと。それじゃ!」
女性「あの!何かお礼を」
ブーン
警察官「若い女性がチンピラに襲われていると通報があったのですが・・・、伸びてる?」
女性「はい。夜戦仮面と名乗るお方が助けてくださいました」
川内「お父さんから、もめ事を起こすなって釘を刺されてたのに早速やっちゃった・・・。でも、人助けだし、別にいいよね」
ホッパー「正義のライダーとして当然の行いです」
-翌朝 食堂-
テレビ「昨日夜10時頃、若い女性が暴漢に襲われる事件が起こりました」
提督「物騒だな」
吹雪「ええ」
テレビ「通報を受けた警察官が現場に駆け付けたところ容疑者は既に撃退された後でした。こちらが視聴者から提供された映像です」
嵐(あのバイクカッコイイな)
提・吹「!?」ブーッ
那珂(せ、川内ちゃん!?)
神通「夜戦仮面・・・、一体何者なのでしょう?」
那珂「え?本気で言ってるの?」
神通「?」
那珂「あ、うん、何でもないよ。気にしないで」
提督「とりあえず川内から話を聞く必要がありそうだな」
吹雪「ええ」
-執務室-
提督「何故呼ばれたか分かるか?」
川内「な、何でだろうね~(汗)」
提督「さっきニュースで夜戦仮面なる人物が暴漢に襲われた女性を助けたと言っていた」
吹雪「アレって川内さんですよね?」
川内「えっと・・・成り行きと言うか、人助けだし」
提督「人助けは良いことだが、あんな目立つバイクで目立つ行動をしないでくれ」
川内「ごめんちゃい」
川内=サンのバイクが深海棲艦の攻撃から主を庇い大破するも、翌週、進化して復活って展開は無いです。はい。
二輪の免許って確か16歳で取得できたよな?
嵐あたりが免許を取得して川内=サンとツーリングする話を書くのもアリだけど、次こそ本当にスーパーカブになりそう(二輪のことは分からん奴)。
イベントのメンテが定刻通りに終わらないのは今やこれは常識!! by フェニックス〇輝
定刻通りに終わらせるなんてサイトーが虚夢に落ちるくらい夢の中の夢の中の夢。でも、たまには予定通り終わってほしいよな。予定通りって何回あったっけ?ゼロではなかったのは確かなんだけどな。
本日はここまで。
今回のイベントで数年ぶりに潮を使いましたが、レベル低くてもE1程度なら結構いけるもんですね。
でも、E1にしてはボス強かった。E3なんて先制攻撃だけで仕留められるザコなのに。
本日分、始まります。
-工廠-
テレビ「では、クッションの上に卵を置いてその上に座ってみてください」
明石「本当に割れてないわね。図面を引く時なんか長時間座っててお尻が痛くなる時あるし、一つ買ってみようかしら」
妖精ズ「!?」
明石「どうしたの?」
妖精ズ「これを提督さんにプレゼントしたら喜ぶです?早速取り掛かるです!」
トンカン
トンカン
夕張「明石ー、いる~?」
明石「はーい」
夕張「あれ?妖精さんたちは何してるの?」
明石「通販番組を見て提督にプレゼントだって何か作り始めたわ」
夕張「通販番組を見て?」
ウィーン
ガガガガガ
トンカン
トンカン
-執務室-
吹雪「今日も雨ですね」
島風「かけっこしたいのに~!」
提督「梅雨だからな。雨も降ってもらわないと水不足になって困るだろ?とは言え、降りすぎても災害が発生するから困るが」
吹雪「確かにそうですね」
島風「でも暇~!お父さんもかけっこしたいでしょ?」
提督「俺は仕事中なんだが」
コンコン
ゴトランド「ゴトランドです」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
ゴトランド「あら、今日は島風も居たのね。悪いんだけど、提督と二人だけでお話をしたいから席を外してくれる?」
提督「それなら間宮さんの所にでも行ってくるといい」つ間宮券
吹雪「ありがとうございます」
島風「わーい、行ってきまーす!」
ガチャ
バタン
提督「それで話って?」
ゴトランド「二人きりでって言ったよね?」
スタスタ
提督(おいおいおい、近い近いって!)
ゴトランド「失礼します」
ピッ
キット「!?」フォンフォン
プシュー
提督「お、おい!キットをシャットダウンして何のつもりだ?」
ゴトランド「それともう一つ」
スッ
ブーン
提督「ちょっと待て!」
ポイッ
-天井裏-
プスッ
青葉(ひっ!?司令官のセイバーが目の前に・・・)
ゴトランド「青葉、居るんでしょ?悪いけど提督と二人だけにして欲しいな~」
青葉(ここは大人しく従うのが吉ですね。次は本当に当ててきそうです)
ゴトランド「これで人払いは完了ね」
提督「一体何のつもりだ?」
ゴトランド「そんな怖い顔をしないでよ」
提督「吹雪と島風を追い払うだけなら兎も角、その後の行動を何とも思わない訳が無いだろ?」
ゴトランド「手荒なことをしてごめんなさい。でも、どうしても二人だけで話をしたかったの。でも、誤解しないで、提督に危害を加える気は一切無いから。だから刀から手を離して」
提督「・・・」
ゴトランド「まぁいいわ。本題に入りましょうか。提督、いえ、司令官。シュレーディンガーの猫はご存知ですか?」
提督「以前、相○でやっていたな。一定の確率で毒ガスが噴射される箱の中に猫を入れたとして、蓋を開けるまでは猫の生死は分からないとする。そうすれば蓋を開けるまでは猫が生きている世界と死んだ世界が同時に存在するとか」
ゴトランド「ええ。それと同じように提督が生きている世界と死んでしまった世界が存在しているとしたら?」
提督「俺が深海棲艦に殺された世界が存在したとしても不思議ではないな(実際、デロリアンのお陰で回避したが、二度ほど殺されているからな)」
ゴトランド「そう、ゴリアテによって貴方が殺された世界・・・」
提督「ゴリアテ?確かに先日、ゴリアテの襲撃を受けた時は危なかったな」
ゴトランド「私が言ったのはそのゴリアテではありません。K.A.R.Rが姿を変えたオリジナルのゴリアテです」
提督「何を言っている?(ゴトランドにK.A.R.Rのことは話してないぞ・・・)」
ピカッ
ゴトランド「あの日、私は、いえ、私たちは必死に戦いましたが、貴方を守れなかった・・・。たまたま鎮守府を離れていた睦月ちゃんを除く全員が殺された世界」
ゴロゴロ
提督「さっきから何を言っているんだ?」
ゴトランド「まだ分かりませんか?」
提督「・・・」ゴクッ
ゴトランド「ええ、そうでしょうね。最初は私自身が信じられなかったんですから」
提督「君は疲れているんだろう。変な夢を見たが、疲れから夢と現実の区別が付いていない」
ゴトランド「残念ならがそうではありません。ゴトランドとして産まれた瞬間からあの日のことを鮮明に覚えていました。そして忘れられないんです。あの痛みを、貴方を助けられなかった無念を・・・」
提督(いや、あり得ない)
ゴトランド「私はあの世界で死んだの吹雪の生まれ変わりです!」
ドーン!
提督「!?」
ゴトランド「あり得ないと言いたげな顔ですね。でも、これは真実です」
提督「・・・。その話が本当だったとして、何が目的だ?自分も吹雪だから指輪が欲しいと言いたいのか?」
ゴトランド「いいえ、私の司令官はあの世界で死んでしまったあの人だけです。貴方は同じであって同じでは無い、もう一人の司令官です」
提督「では、どうして」
ゴトランド「貴方には知っておいて欲しかったんです。それと、この世界では貴方を死なせはしないと宣言しておきたかったんです」
提督「心配しなくても俺は死なんさ」
ゴトランド「そうであることを願うわ。伝えたいことは伝えたし、帰るね」
ガチャ
バタン
提督「・・・。にわかには信じられない話だな」
コンコン
夕張「夕張です」
提督「!? ちょっと待ってくれ!」
提督(とりあえずキットを再起動させないと怪しまれる!)
ピッ
フォンフォン
キット「ゴトランドさんは?」フォンフォン
提督「その話は後だ。とりあえず今は何事も無かったかの様に振舞ってくれ」
キット「分かりました」フォンフォン
提督「待たせたな。入ってくれていいぞ」
ガチャ
バタン
夕張「あれ?吹雪ちゃん居ないんですね」
提督「吹雪なら休憩中だ」
夕張「そうなんですか。ところで先ほど、ゴトランドさんが来てましたよね?」
提督「ああ」
夕張「二人で何を話してたんですか?」
提督「何って・・・、次の作戦行動海域でゴトランドに出撃してもらう予定だからその打ち合わせだ」
夕張「そうですか」
提督「そんなことを聞いてどうするんだ?」
夕張「いえ、別に」
提督「それで夕張の用事は何だ?」
夕張「まずは妖精さんからです」
妖精ズ「提督さんに贈り物です?衝撃吸収インソールです」
提督「衝撃吸収インソール?」
妖精ズ「はい。銀イオンによる消臭機能付きです?」
提督(そこは断言しないんだ)
提督「まぁ、ものは試しだ。靴に入れてちょっとジャンプしてみるか」
ピョーン
スタッ
提督「おお!着地しても衝撃のしの字も無いぞ!」
妖精ズ「今から30分以内にお申込みの方限定で同じ物をもう一つお付けしてボーキサイト1000(税込み)です!」
夕張「安い!安すぎます!」
提督「よし、もう一つもらおう!って何で通販番組みたいになってるんだ?」
妖精ズ「雰囲気は大事です?」
提督「うん、まぁ、そうだな」
妖精ズ「これで剣術を使っても体への負担を大幅に軽減でるはずです」
提督「そのためにわざわざ造ってくれたのか、ありがとう」
妖精ズ「お役に立てて良かったです」
夕張「こっちは私からなんですけど、卯月ちゃんの魔法少女ステッキも完成しましたよ」
提督「そう言えばそんな話もあったな」
夕張「じゃーん!コレです!」
提督「見た目はいたって普通だな。何が出来るんだ?」
夕張「では実演しますね。えい!」
ポン!
提督「!!!」
夕張「この様に何も無い場所に花を咲かせられます」
提督「却下ーーーーッ!!!」
夕張「えー」
提督「えーじゃねぇよ!それアレだろ?某国営放送の子供向け歌番組の奴だろ?」
夕張「流石提督!よく分かりましたね」
提督「俺も最初は可愛らしいなって思って微笑ましく観ていたさ、だが犬や猿の尻尾に花が咲き、象の鼻に花が生えた所でヒッ!?ってなったぞ。きっと彼らはいずれ花に養分を吸われてミイラになるんだ・・・」
夕張「えぇ・・・(困惑)」
提督「挙句の果てにブラックホールにまで花咲かせただろ?何かもう・・・、花の化け物に乗った鉄の仮面さんの『フハハハハ!怖かろう?』って台詞が浮かんだぞ」
夕張「考えすぎですよ(汗)」
提督「いいや、あの猫はいずれ手足を使わず脳波だけで花咲かすぞ。『しかも脳波でコントロール出来る!』ってな。そうなれば世界中いや、宇宙の生命は全て花に養分を吸い取られてミイラになる・・・。そんな物騒な物を卯月に渡せるか!処分しろ!」
夕張「せっかく造ったのに」
提督「絶っっっ対に認めんからな!」
夕張「そこまで言うなら仕方ありませんね。処分します」
提督「それでいい。そんな物騒な物は存在してはいけないんだ」
夕張「でも、本当に養分を吸い取られてミイラになるなら深海棲艦相手だったら」
提督「ダメなものはダメだ。そんなに深海棲艦の干物を見たいか?」
夕張「・・・。確かにグロテスクですね・・・」
提督「分かったなら処分してくれ」
夕張「残念だけど仕方ないですね」
-夜 執務室-
提督「と、言う訳だがどう思う?」
キット「録音を聞く限り、ゴトランドさんの発言に嘘はありません」フォンフォン
提督「しかし、そんなことがあり得るのか?」
キット「これまでに何度かタイムマシーンを使って未来を変えた訳ですから、いわゆる平行世界が存在すること自体は否定できません」フォンフォン
提督「そこに関しては否定しないが・・・、吹雪の生まれ変わりってのがな」
キット「妖精さんの様な不思議な存在の前ではそんなことは些細な問題です」フォンフォン
提督(ロボットにこんなこと言われるとは思わなかった・・・)
-工廠-
大淀「緊急招集なんてかけてどうしたんですか?」
夕張「昼間にゴトランドさんが提督と二人きりで何かをしていたわ」
明・大「!!!」
夕張「提督は次の出撃に関する打ち合わせって言ってたけど・・・」
明石「提督におかしな様子は無かったの?」
夕張「うん。でも、彼女と入れ違いでになったんだけど、直ぐには部屋に入れてくれなかったし、何かを隠してる感じがしたわ」
大淀「やはり彼女には何かありますね」
明石「ますます怪しいわ」
今回の話は昨年、入院中に観た相〇の再放送で思い付いた話だったりします。
アレってパラレルワールドで実際に起きた出来事なのか、頭の中で展開した話かどっちだったんだろう?
シュレディンガーの猫って言ってるくらいだからやっぱりパラレルワールドか?
次は三機目の天山(村田隊)を入手した頃に更新します。多分。
E7は村田三連星によるジェットストリームアタックだな。
では、E5も終わったのでE6逝ってきます。
前回、村田隊を取った頃に更新すると言ったな。アレは嘘だ。
あれから一週間後には後にあっさりE6は終わった。ボス戦だけならE4より楽だったし。ネルソンがねぇ、タッチでダイソン×2とネ級仕留めるとか優秀過ぎて笑うわ。タッチで沈むとかネオジ〇ングですか?
ただし、E4 Xマス(ボス一個前のレカス!)とE6 Vマス(の手前のPマス)テメー等はダメだ!
E7-2に友軍プリーズ!ラスダンになった途端に強すぎるだろ。
本日分、始まります。
-執務室-
提督「今日の開発はこれで頼む」つ資料
吹雪「はい!では行ってきます!」
ガチャ
バタン
提督「ふぅ、吹雪が帰ってきたら少し休憩するか」
提督「そう言えば冷蔵庫にバンレンタインにもらったチョコがまだあったな」
ガチャ
提督「一足先に一個摘まんどくか」
パクッ
モグモグ
提督「!?」
ゴクン
提督「ぐはっ(吐血)」
バタッ
キット「アドミラル?」フォンフォン
提督「」
キット「アドミラル、しっかりしてください!」フォンフォン
-工廠-
プルルルル
明石「はいはい、今出ますよっと」
ガチャ
明石「こちら工廠の明石です」
キット「明石さん、大変です!アドミラルが倒れました!」
明石「提督が!?」
キット「はい!直ぐに執務室に来てください!」
明石「分かったわ!」
吹雪「明石さーん」
明石「吹雪ちゃん、大変よ!提督が執務室で倒れたって!」
吹雪「え・・・」
-執務室-
吹雪「司令官、しっかりしてください!」
ユサユサ
明石「何があったの?」
キット「冷蔵庫に入っているチョコを摘まんだ途端倒れました」フォンフォン
夕張「これね。キット、このチョコを解析して」
明石「犯人が分かったわ」
吹雪「一体誰なんですか?」
明石「犯人は・・・宮崎〇子さんよ!」
夕張「宮崎〇子って女優の?」
明石「ええ。大福、最中、おはぎ、チョコ、ババロア・・・これらに思い当たる節は無い?」
吹雪「ま、まさか・・・」
夕張「あり得ないわ!」
明石「そう、捜査〇課長でチョコこと、高井〇代子を演じる宮崎〇子が犯人で間違いないわ!」
夕張「はいはい、バカやってないで早く提督を医務室へ連れていくわよ」
吹雪「司令官、直ぐに処置してもらいますからね!」
明石「・・・。二人とも冷たくない?」
キット「今回は明石さんが悪いかと」フォンフォン
明石「ヤレヤレ・・・。とりあえずチョコの分析をお願い」
-医務室-
提督「う~ん」
吹雪「気が付きましたか?」
提督「ここは・・・、医務室?」
吹雪「はい。チョコを摘まんだ途端倒れたってキットが」
提督「チョコを?そうだ!あのチョコレートだ!アレにコーヒーが入ってたんだ!」
ガラガラ
如月「司令官、ごめんなさーい!(泣)」
睦月「罰は睦月が受けます、だから何卒如月ちゃんだけは!(泣)」
提督「二人とも何を言っているんだ?」
如月「犯人は如月なんです!」
提督「如月が?どういうことだ?」
如月「実は・・・」
~回想中~
如月「今年はどんなチョコを贈ろうかしら」
ペラッ
ペラッ
如月「隠し味としてほんの少しインスタントコーヒーを入れると美味しい?」
如月「う~ん、司令官はコーヒーが嫌いだったわね・・・。でも、隠し味として入れると美味しいって書いてあるし、ほんの少しなら大丈夫よね?」
~回想終了~
如月「チョコにほんの少量コーヒーを入れると美味しいって雑誌に書いてあったの。だから・・・」
提督「そうだったのか」
如月「全て如月が悪いんです!」
睦月「悪いのはその雑誌を買った睦月です!睦月がそんなのを買わなければ・・・。だから如月ちゃんではなく、睦月を罰してください!」
提督「如月は美味しいチョコを作ろうとしてくれたんだろ?」
如月「はい」
提督「じゃあ、睦月も如月も何も悪くない。今回の件は運が悪かっただけだ」
如月「司令かーん(泣)」
提督「よしよし、もう泣くな」ナデナデ
嵐「お!司令、目が覚めたんだな」
提督「嵐と萩か、心配かけてすまなかった」
萩風「司令が倒れたとお聞きして萩風特製の栄養ドリンクをお持ちしました!」
ゴポゴポ
吹雪(何この強烈な臭いは・・・)
睦月「うぷっ」
如月「」チーン
提督(いや、ちょっと待て、色も臭いも明らかにヤバイだろ!挙句の果てにゴボゴポいいながら泡立ってるぞ!おい、嵐!)
嵐(ゴメン、萩を止められなかったぜ・・・。司令、ファイト!)←ジェスチャー
提督(ファイト!じゃねぇよ!)
萩風「あ!成分が気になるのですね?霊芝、冬虫夏草、ドクダミ、クローブ、ウコン、芍薬、生姜、朝鮮人参、桂皮、八角、タツノオトシゴ、スッポン、鹿の角(中略)です。全て萩風が集めた安心安全な素材です」
提督「お、おう・・・」
萩風「お召し上がりください」ニコッ
提督(ここで拒否すると萩は泣くよな。俺のために用意してくれたんだし・・・。いや、でも、色々とヤバイだろコレ。ええい、良薬口に苦しって奴だ!)
ゴクッ
嵐(スゲー、本当に飲んだ!)
提督「・・・」
萩風「お味はいかがですか?」
提督「とっても美味しいです(涙目)」
萩風「お口に合った様で良かったです」
夕張「あ!気が付いたんですね。お水どうぞ」
提督「ありがとう」
明石「それにしてもほんのちょっとのコーヒーで倒れるなんて」
提督「一種のアレルギーだ」
夕張「ここまで来るとアナフィラキシーショックですね」
卯月「パパー、死んじゃ嫌だぴょーん!(泣)」
提督(おい!皆の前でパパって呼ぶな!)
睦月「パパ?」
吹雪「聞き間違いじゃない?」
卯月「うーちゃん、パパなんて言ってないぴょん!」
提督「いや、もういい、この場にいるメンバーには正直に話そう」
吹雪「いいんですか?」
提督「聞かれた以上仕方ない。それにいずれ話すことだ、多少早くなっても問題ない」
提督「皆、聞いてくれ。さっき卯月が俺のことをパパって呼んだが、俺は希望者を娘として引き取ることにした。とは言え今すぐって訳にはいかないが」
提督「急にこんな話を聞かされて驚いただろ?キモイでも変態でも好きなように言ってくれて構わない。それにこんな鎮守府に居るのが嫌なら転出届も受理する」
嵐「何言ってんだよ、親父!俺たちがそんなこと言う訳無いだろ!」
萩風「嵐の言う通りです!私たちはお父さんのことを嫌いになったりする訳がありません!」
睦月「その通りにゃ!」
如月「パパ♡」
提督(この子たち順応性が高すぎませんかね?)
夕張「聞いた瞬間は驚きましたけど・・・」
明石「いつか戦いが終わった時のことを考えるといいことだと思いますよ」
提督「このことはおいおい皆に話すが、今はまだ黙っておいてくれ」
一同「はーい」
ドドドドド
提督「この音は・・・(汗)」
吹雪「きっと金剛さんでしょうね(汗)」
金剛「テートクー、死なないでー!(泣)」
榛名「提督が亡くなったら榛名も後を追います!(泣)」
提督「二人とも心配かけてすまなかった。この通り俺は無事だ。今回の件はちょっとした食あたりみたいなものだ。な、吹雪?」
吹雪「え?ええ、そうですね」
-夕方 執務室-
川内「それにしても災難だったね(笑)」
提督「笑いごとじゃねーよ!」
吹雪「そうですよ」
川内「今度から私が毒見をしてあげようか?私は艦娘だし、人間より体は丈夫だよ」
荒潮「荒潮もしてあげるわ~」
提督「大事な娘に毒見をさせる奴が居るか。毒見ならキットに頼めばいい」
キット「私にお任せください。ただし、アナライザーに入る物に限りますが」フォンフォン
川内「お父さんっばそんな風に思ってくれてたんだ」
提督「娘になりたいって言ったのは川内だろ?俺は約束はきちんと守る主義だ」
川内「それにしても今後こんなことが起きたらどうするの?」
吹雪「その点は大丈夫だと思います」
提督「ああ。青葉に頼んでそれとなく新聞に載せてもらうことにした。これでまだコーシーを盛る奴が居ればそれはもう深海側のスパイだろ」
川内(盛るってまるで毒物みたい。まぁ、実際毒なんだろうけど)
山風「パパ死なないで・・・」ギューッ
提督「お前たちを残して逝く訳無いだろ。それと、苦しいから少し力を緩めてくれ」
-翌日 執務室-
赤城「提督、今日は土用の丑です。鰻の日ですよ」
提督「そうだな」
キット「土用に鰻を発案したのは江戸時代の発明家 平賀源内です。それと鰻の血液には毒素が含まれており、目に入ると最悪の場合失明します。それ故、生食には向きません」フォンフォン
赤城「それは知りませんでした。鰻を食べたいです」
提督「鮎(和菓子)ならあるぞ。この季節、中身は一緒だが鮎が鰻になってたりするよな」
赤城「アリーナーーーーーーッ!」
キット「たむ〇んさんですか?」フォンフォン
赤城「よく分かりましたね」
提督「ソレはあゆ違いだ。で、要るのか?要らないのか?」
赤城「いただきます」
提督「ほれ」つ鮎
モグモグ
ゴクン
赤城「提督、鰻を食べたいです」
提督「今食べたじゃないか」
赤城「今のは鰻ではなく鮎です。それに私が食べたいのは本物です」
提督「食べたらいいじゃないか」
赤城「他人のお金で焼き肉を食べたいのと同じで他人のお金で鰻を食べたいのです」
提督(なんつーセコさ)
赤城「鰻を食べたい♪鰻を食べたい♪」
提督「パンケーキ食べたいみたいに歌うんじゃない。前に織〇信成がパンケーキ食べたい♪ってやってるのを見て何やってんだコイツ・・・。ってなったが何かそんな芸人?が居るみたいだな」
赤城「はい、鰻を食べたいです!」
提督「はぁ・・・(クソデカイため息)」
赤城「このままでは鰻を食べたいあまり、銀〇ャリの鰻さんを襲撃してしまいそうです!」
キット「それは止めてあげてください。彼にはなんの罪もありません」フォンフォン
赤城「美味いの『う』」
キット「何ですかそれは」フォンフォン
赤城「あら、知りませんか?鰻さんが美味しい物を食べたときにするポーズですよ。自分で考えたポーズなのによく忘れるオチまで付いてます」
キット「なるほど。勉強になりました」フォンフォン
赤城「提督、いいんですか?このままでは橋〇さんを襲撃してしまいますよ」
キット「鰻さんでは無かったのですか?」フォンフォン
赤城「もうこの際どっちでもいいです。銀〇ャリなんて美味しそうな名前がいけないんです!」
提督「伝助穴子」ボソッ
赤城「て、提督、今何と?」
提督「で・ん・す・け・あ・な・ご」
赤城「やはり聞き間違いでは無かったのですね。伝助穴子、それは明石海峡で時々水揚げされる300g以上の大物」ジュルリ
キット「涎が垂れていますよ」フォンフォン
赤城「それで伝助穴子がどうしたんですか?」
提督「鰻は無いが伝助穴子なら有ると言ったらどうする?鱧も付けるぞ」
赤城「食べ物で釣ろうとは・・・、私はそんな安い女ではありません!」
キット「鰻、鰻と連呼していた人が言っても説得力がありません」フォンフォン
提督「どうする?穴子で妥協するか、絵に描いた鰻で我慢するか」
赤城「当然、穴子です!でも、伝助穴子なんてどうしたんですか?」
提督「知り合いの店に入ったって連絡があってな。だが、全員分は無いから赤城と加賀の二人分だな」
赤城「わざわざ私たちの分を用意してくださるなんて・・・。提督、食後は私と加賀さんをデザートとしてお召し上がりください」
提督「そういう発言は止めてくれ。それに加賀を巻き込むんじゃない」
赤城「仮にここに居るのが私ではなく加賀さんだったとして、彼女も同じことを言いますよ」
提督「だとしてもだ」
赤城「私と加賀さんでは不満ですか?」
提督「そんなことを言ってるんじゃない。吹雪に聞かれたらどするんだ?」
赤城「英雄色を好むと言うではありませんか」
提督「俺は英雄なんかじゃない」
赤城「自分のやったことに自惚れられないようではダメよ」
提督「ミ〇イさん、いや、セ〇ラさんだったか?まぁ、どっちでもいいが、そんな感じのこと言うんじゃない」
-執務室前-
吹雪(やっぱり司令官はジュウコンを望んでいるのでしょうか・・・。赤城さん、加賀さん、金剛さんに榛名さん、皆さん美人だし、私よりスタイルが良いから仕方ないよね・・・)
提督「俺には吹雪が居る。愛人も側室も必要ない」
赤城「スキャンダルなら男の勲章です!」
提督「ガン〇ムの次はテ〇サ・テンか!マジで何処でそんなネタを覚えるんだ?」
赤城「鎮守府で逢って私の恋は始まりました(中略)恋の町鎮守府」
提督「今度は石原裕〇郎かよ!お前さんが恋してるのは食べ物だろ!」
赤城「失敬な!私を食べることしか考えていない女だと思っているのですか?」
提督「そうは言わんが、赤城の気持ちには応えられない。分かってくれ」
赤城「提督は罪な人ですね」
提督「悪かったな」
赤城「そんな提督だからこそ皆さん惹かれるんでしょうけど」
近々、珍走団が活躍する話を書きますが、余の車は何にしよう?
とりあえず初回登場時に車乗ってきたから所有しているのは確定だけど、車種は決めてなかったりします。
外車ばかりだからそろそろ日本車もいいかなって思ってたりしました。
GT-Rとかいいかも?って思った時期もありましたが、思った矢先にゴンの事件だったせいで日〇車はねーなってなったでござる。
英国艦だし、やっぱボンドカーか?
今までに登場した乗り物一覧 ↓
提督:ナイト2000
夕張:デロリアン
金剛:偽ナイト2000
サラトガ:バイパー
ウォースパイト:DB5
アークロイヤル:BMW Z8
ネルソン:???(まだ決まってない)
川内:バトルホッパー
本日はここまで。
フェアレディZ432
先日、伊47とフェネ〇スのイラストを見ましたが、意味を理解するまでかなり時間が掛かったでござる。
こういうのを思いつくダムオタの人って催眠術をかけたらガン〇ム全43話の台詞を顔芸込みで再現してくれそう。
拙者?拙者は違うでござるよ。拙者はBF界隈の住人側でござるよ。
響とフェネ〇スのネタも考えてたけど、今後ヨナと不死鳥の座を巡って争うことになりそう。言うてもヨナが登場するのは相当先だけど。
E7-2ですが、友軍来た結果、一発で終わりました。友軍つおい。
本日分、始まります。
-朝 睦月型私室-
テレビ「この夏のオススメお出掛けスポットは」
皐月「へぇ~、楽しそうでいいな~」
卯月(いいこと思いついたぴょん!)
卯月「ねぇねぇ、皐月」
皐月「何だい?」
卯月「皐月にうーちゃんのオススメお出掛けスポットを教えてあげようと思ったんだぴょん」
皐月「オススメスポット?」
卯月「そうだぴょん!司令官にお願いしたら連れて行ってくれると思うぴょん!」
皐月「うん、そうだね!頼んでみるよ!それで何処なの?」
-昼 食堂-
皐月「司令官!」
提督「皐月か。どうした?」
皐月「実はね、連れて行って欲しい場所があるんだけど」
提督「おう。遠い所は難しいが、出来る限り連れて行ってやるぞ」
皐月「じゃあ、言うね。ランゲルハンス島って所なんだ!楽園だって聞いたよ」
提督「はい?」
吹雪「え?」
皐月「ん?聞こえなかったかな?もう一回言うね。ランゲルハンス島だよ」
ザワザワ
ランゲルハンストウッテ
アノランゲルハンストウダヨネ?
提・吹(聞き間違いじゃなかった・・・)
吹雪「皐月ちゃん・・・(また卯月ちゃんのイタズラだね・・・)」
皐月「え、何?その哀れむような目は」
提督「皐月よ、落ち着いて聞いてくれ」
皐月「?」
吹雪「司令官、ここは私が」
提督「そうか、では頼む」
吹雪「皐月ちゃん、ランゲルハンス島って言うのはね」
皐月「うん」
吹雪「私たちの体の中にあるんだよ」
皐月「体の中?どういうこと?」
吹雪「すい臓って臓器があるでしょ?」
皐月「うん」
吹雪「すい臓の中には島の様な形の細胞あって、ランゲルハンスさんが発見したからランゲルハンス島って呼ばれてるんだよ」
皐月「・・・。つまり、ボクは騙された?」
吹雪「残念だけど、そうなるね」
皐月「ふふふ・・・、そうなんだ・・・。じゃあ、卯月のランゲルハンス島に遊びに行かないとね!」
吹雪「皐月ちゃん?」
皐月「卯月ぃぃぃ(怒)」ダッ
皐月「あ、睦月!いい所に居たね。卯月を見なかった?」
睦月「うーちゃんならさっき出て行ったぴょん」
皐月「ふーん、そうなんだ。で、睦月はこんな所で何してるんだい?」
睦月「何ってお昼ご飯だぴょん」
皐月「朝から遠征だったのに帰ってくるのが随分早いね」
睦月「お腹空いてたから急いで帰ってきたぴょん(汗)」
皐月「さっきからどうして卯月みたいに『ぴょん』なんて言ってるんだい?」
睦月「い、言ってないにゃ(汗)」
皐月「わざわざヅラまで用意して睦月に変装して観察しようなんて、その浅はかな知恵が可愛いね!」
ガシッ
ポイッ
卯月「ひっ!?」
皐月「瞳の色が違うんだよ!」
卯月(コンタクトが怖くて入れなかったのが失敗だぴょん!)
提督「はぁ・・・。遊園地でも何処でも好きなところへ連れて行ってやるからその辺にしておけ」
皐月「本当に?」
提督「ああ、約束する」
皐月「破ったら針千本だよ!」
提督「分かった。ただし、急に深海棲艦共が攻めてきたら後日ってことになるが、そこだけは了承してくれよ」
皐月「やったー!ボクも艦娘だし、その辺は分かってるから大丈夫だよ!」
提督「卯月、皐月に何か言うことがあるんじゃないか?」
卯月「ごめんなさいぴょん」
皐月「今日は許すけど、今度やったら許さないよ」
提督「まったく、イタズラも程々にしとけよ」
卯月「ここまで怒るとは思わなかったぴょん・・・」
夕立「提督さん」
提督「どうした?」
夕立「ちょっと相談したいことがあるんだけど、お仕事が終わったら提督さんの部屋に行ってもいいかしら?」
提督「別に構わないが、相談なら昼食後にでも聞くぞ」
夕立「わざわざ執務室でする様なな話じゃないっぽい」
提督「そうか?じゃあ、夕方以降に部屋に来てくれ」
夕立「はーい」
青葉(これは面白そうな予感です!)
-夜 提督私室-
提督「それで相談って何だ?」
夕立「実は・・・」
提督(ん?まてよ・・・執務室ではなく、わざわざ部屋に来たってことは、山風辺りから例の件がばれたか?どうせ公表することだから別に構わんが)
夕立「時雨が暁ちゃん、響ちゃんと艦プラバトルをすることになったっぽい。で、二対一だとバトルにならないから夕立が助太刀することにしたの」
提督「なるほど。それで夕立の機体を見繕ってほしいってことか」
夕立「流石提督さん。話が早くて助かるっぽい」
提督「それでバトルはいつなんだ?」
夕立「三日後っぽい」
提督「三日後って・・・。流石に今から作ったら間に合わないな」
夕立「そうなの。だから提督さんのを貸してほしいな~って」
提督「艦プラバトルはプラモの出来がステータスとして反映されるから、俺のを使えばその分有利になる。なのであまり宜しくないが今回は仕方ないな。どんなのがいい?」
夕立「時雨は自分の名前に似た機体を使うって言ってたから、ガ〇プラを貸してほしいの。鹿島さんと戦った時の機体はダメ?」
提督「貸しても構わんが、初心者向けの期待ではないから使いづらいと思うぞ」
吹雪「下手したら勢い余ってバトルフィールドから飛び出すんじゃないかな?」
夕立「やっぱりそうよね。じゃあ、その大きな剣を持ってる機体は?」
提督「射撃が使い物にならないからやめた方がいい。ライフルの代わりにナイフ投げて戦うことになるぞ」
夕立「じゃあ、その隣の剣を二本持ってるのは?」
提督「コイツはパイロットがこんな装備使えるか!って切れたいわく付きの機体だ。ただ、文句言いながらも使いこなしたらしいから爺ちゃんマジパナイ。まー、その頃は爺ちゃんどころか20代前半らしいが」
夕立「じゃあ、あの羽が生えてるのは?」
提督「アイツのライフルは超強力だが、三発しか撃てないという欠点がある。あと、特技は自爆だ」
夕立「その隣のちょっと似てるのは?」
提督「アレは強化型・・・と言うか原型となった機体だな。パワー、スピード、丈夫な装甲を兼ね備えているヤバイ奴。コイツもトー〇ギスと同じくパワーに振り回される危険あり」
夕立「う~ん、じゃあ、あの変なポーズしてるのは?」
提督「アレはコロニー格闘王の機体で無茶苦茶強いが格闘戦しか出来ない」
夕立「あの金と黒のは?」
提督「残念ながらアレは天津風専用機だからダメだ」
-私室前-
青葉(フムフム。艦プラバトルですか・・・。週末はビデオカメラ持参で撮影会ですね)
夕立「・・・。じゃあ、テレビでやってた一角獣はどう?」
提督「コイツのマグナムは強力だが、トリガーを引いた後チャージしてから発射するから隙が大きい、それに弾数が少ないんだよな(あと、清霜の機体だったりもする)」
夕立「イロモノしか無いっぽい・・・」
提督「イロモノとは失敬な。まぁ、初心者が使いやすい機体が無いのは事実だが。ダムかスト〇イクでもあればいいんだけどな」
夕立「アレは違うの?」ユビサシ
提督「アレはパーフェクトだ。三種の装備を全部乗せしたら強いだろうってノリで作られたが、ただただ使いづらいだけの機体に仕上がったそうな」
夕立「あっちのよく似てるのは?」
提督「アレはギャラクシーコス〇スだ。使いづらいってことは無いだろうが、う~ん・・・、そうだ!」
夕立「?」
提督「確かこの辺りに」
ゴソゴソ
提督「あった!」
夕立「・・・」ワクワク
テッテテー
提督「A〇E-1フルグランサ」
夕立「それはどういう機体なの?」
提督「元々超オーソドックスだった機体に追加装備を持たせて火力、装甲、機動性を強化したダム界で一二を争うご長寿さんだ。一位はまぁ、文字通り桁違いで2000年位埋まってて久しぶりに起動した奴だが」
夕立「何だか分からないけど強そう!」
提督「改修を繰り返して中身は別物になっていたが、半世紀も戦い続けた機体は伊達じゃない」
夕立「早速バトルしてみたいっぽい!」
提督「今日はもう遅いから明日にしよう。手取り足取りレクチャーしてやろう」
夕立「明日が楽しみ~!」
提督「もし、プラモに興味が出たなら100均に行ってみるといい。100均はモデラーであふれている」
吹雪「何ですかそのJ〇J〇さんと三〇さんの番組のタイトルみたいなのは?」
提督「最近の100均はニッパー、スポンジヤスリ、ネオジム磁石、塗装用の持ち手にスタンド等々、明らかにモデラー向けだろって物が沢山置いてある。本当にナニコレってなるぞ」
夕立「へぇ~、行ってみたい!」
提督「じゃあ今度行ってみるか?」
夕立「ぽい!それじゃ、そろそろ部屋に帰るっぽい。おやすみなさい」
提・吹「おやすみ(なさい)」
提督「ん?」
吹雪「どうしました?」
提督「いや、何でもない」
提督(おかしいな。一角獣、泣き妖精、不死鳥の三体は並べておいたはずだが、不死鳥だけが無い。箱に仕舞ったんだったか?)
-翌日 大ホール-
提督「操作方法は以上だ。何か質問はあるか?」
夕立「大丈夫っぽい!」
提督「では、早速バトルしてみるか?」
夕立「するする~!」
提督「よし、では始めよう」
夕立「フルグランサ出撃するわ!」
提督「しし座出撃する」
夕立「何だか弱そう。これなら提督さんが相手でも勝てそう」
提督「そういう発言は実際に勝ってからにするんだな」
夕立「先手必勝っぽい!狙い撃ちにしてあげ・・・いない!?」
ブーン
提督「何処を見ている?」
夕立「!? そんな・・・今の一瞬で背後を取られるなんて・・・」
提督「本番ならこのまま斬って終わりだ。まぁ、暁と響の二人ならここまでは出来ないだろうが」
夕立「やっぱり提督さんは凄いわ!」
提督「褒めても何も出ないぞ」
蒼龍「あ、提督発見!艦プラバトルしてるの?」
夕立「そうなの」
蒼龍「いいな~、私も提督と戦いたいな~!」
提督「悪いが俺はそろそろ戻らないといけない。夕立の相手をしてやってもらえるか?」
蒼龍「今度バトルしてくれるならいいですよ」
提督「それなら今週末、お相手しよう」
蒼龍「じゃあ、トー〇ギスで戦ってね」
提督「分かった」
蒼龍「やったー!それじゃあ夕立ちゃん、お姉さんが相手してあげましょう」
夕立「お願いしますっぽい」
蒼龍「アルトロン出撃よ!」
夕立「フルグランサ出撃するわ!」
-土曜日 大ホール-
提督「夕立とのバトルはどうだった?」
蒼龍「それがですね~、あの子ったらメキメキと腕を上げて10戦して5勝5敗でした」
提督「ほう・・・、短時間で蒼龍相手に5勝か。なかなかやるじゃないか」
蒼龍「このままだと提督も危ないんじゃないですか?」
提督「俺なんて大したこと無いさ。メイジンには及ばないからな」
蒼龍(あの子がメイジンを名乗れるのって単に暇で艦プラバトルに入り浸って戦果稼いでるからなんじゃ・・・)
秋津洲「小娘の実力見せてもらうかも!」
時雨「夕立」
夕立「なぁに?」
時雨「提督や蒼龍さんに特訓してもらったんだよね?」
夕立「そうよ」
時雨「それなら練習通りにやればいい。戦うからには勝ちに行くよ」
夕立「ぽい!」
扶桑「時雨~、夕立ちゃん、頑張るのよ」
山城「こうして姉さまが応援してくださっているんだから、負けたら承知しないわよ!」
時雨「扶桑、山城、ありがとう」
夕立「応援してもらった以上、負けられないわ!」
響「フフッ、いい意気込みだね。でも、勝つのは私たちだ」
暁「一人前のレディとして当然勝つんだから」
電「暁ちゃん、響ちゃん、頑張るのです!」
雷「二人ならやれるわ!」
霧島「青葉さん、準備は宜しいでしょうか?」
青葉「バッチリです!」
霧島「皆さん、準備はいかがですか?」
四人「準備完了です」
霧島「では、始めましょう。艦プラバトルレディィィィ ゴーーーーー!」
バトルシステム「Please set your KP Base」
ガチャ
バトルシステム「Begining Plavsky particle dispersal」
バトルシステム「Field :Space」
バトルシステム「Please set your Kan Pla」
時雨「時雨、シ〇ー行くよ!」
夕立「夕立、A〇E-1フルグランサ出撃よ!」
暁「暁、アカツキ出撃します」
吹雪「暁ちゃんのって、前に司令官がプレゼントした機体ですよね?」
提督「ああ、そうだな。名前が同じってことで気に入ってくれた奴だ。夕立は仕方ないが、暁は自分で作った機体で戦えよ・・・」
響「響、フェ〇クス出撃する」
吹雪「暁ちゃんたち二人とも金色。すごく目立ちますね(笑)」
提督「!?」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「響の機体・・・」
吹雪「フェニックスでしたっけ?」
提督「いや、フェ〇クスだ。語源は不死鳥フェニックスだが・・・ってそんなことはどうでもいい。部屋に飾っていたのが無くなったと思ったら響の奴が勝手に持ち出したんだ!あの、おバカ何勝手なことしてんだ!」
吹雪「えぇー!」
夕立「早速攻撃するっぽい!」
ビューン!
暁「無駄よ!」
時雨「夕立!」
夕立「!? ビームが跳ね返ってきたわ!」
響「回避するとは流石だね。まぁ、この程度で終わってもらっては困るけど」
暁「次はこっちからよ!ドラ〇ーン!」
時雨「止まれば狙い撃ちにされる。動き続けるんだ!」
夕立「了解!」
ビューン!
ビューン!
響「敵は暁だけじゃないよ」
ブーン
夕立「!!!」
バチバチ
響「シールドで受け止めたか。でも、この状態では動けまい。暁、今だよ!」
夕立「夕立を甘く見てもらっては困るっぽい!ミサイル発射!」
響「!?」
ドカーン!
モクモク
夕立「やったっぽい?」
響「流石に驚いたよ。こんな至近距離からミサイルを撃ち込むなんて自爆する気かい?」
夕立「(あまり効いてないわね)夕立のフルグランサは装甲を強化してあるから、被弾しても追加装甲が無くなるだけっぽい」
時雨「ふぅ、夕立にはヒヤヒヤさせられるよ」
暁「よそ見をしてる暇なんて無いんだから!」
ビューン!
ビューン!
霧島「手に汗握るバトルが展開されています!先日のメイジン・アキツシマvs鹿島さんの時とは大違いです!」
秋津洲「失敬な!アレは機体が悪かっただけかも!」
吹雪「それにしてもすごいバトルですね」
提督「ああ。ただし四人中三人が俺の作った機体で戦っていることを除けばな」
吹雪「そこはまぁ、ご愛敬ってことで」
響「なかなか楽しいバトルだったよ。でも、そろそろ終わりにしようか。暁、フォーメーションΔだ!」
暁「了解よ!」
時雨「!?」
夕立「何が始まるの!?」
時雨「響の機体のシールドが本体から離れて動き始めた?」
暁「ドラ〇ーン!」
時雨「まさか・・・」」
響「そう、そのまさかさ」
夕立「囲まれたっぽい!」
時雨「オールレンジ攻撃を仕掛ける気だ!」
ビューン!
ビューン!
ビューン!
ビューン!
ビューン!
ビューン!
夕立「四方八方からのビーム攻撃!?」
時雨「危ない!」
ドカーン!
夕立「時雨、どうして?」
時雨「ボクのシ〇ーより夕立のフルグランサの方が出来がいいからね。少しでも可能性のある方に賭けたんだ。後は頼んだよ」
霧島「残念ながら時雨選手はここで脱落です。皆さん、彼女の健闘を称えてあげてください!」
扶桑「よく頑張ったわね」
夕立(時雨の仇を討ちたいけど、二対一なうえにオールレンジ攻撃だなんて・・・どうすればいいの?)
響「考え事をしている暇なんて無いよ。トドメの一撃だ」
夕立「!?」
提督「蒼龍、やるぞ」
蒼龍「はい!」
ドカーン!
暁「やったわ!私たちの勝ちよ!」
響「おかしい。何故バトルが終了しない?」
提督「ここからはお仕置きタイムだ」
蒼龍「二人ともおイタが過ぎたわね」
霧島「おーっと、ここで司令と蒼龍さんが乱入です!」
飛龍「提督、蒼龍、やっちゃえー!」
提督「二人の仇は俺たちが討ってやる」
蒼龍「私たちの手にかかればイチコロよ!」
適当に書いたけど、不死鳥のアーム〇アーマーDEってシールドファンネル出来るんだろうか?
もし出来ないとしたら、そこはまー艦プラバトルだからってことで。
響「例え司令官が相手と言えども手加減はしないよ。暁、もう一度フォーメーションΔだ!」
暁「・・・」
響「暁!」
暁「ハッ!?あまりのエレガントさに見とれていたわ!」
ブーン
スパッ
ドカーン!
暁「きゃー!」
霧島「暁選手、撃破されました!」
響「チッ!エレガントさで暁を魅了して撃破するんんて卑怯じゃないか!」
提督「暁が勝手に引っかかっただけだろ?それより問題は響の方だ。勝手にプラモを持ち出すとは悪い子だ」
響「何を言うんだい?私は不死鳥の通り名を持つ艦娘だよ。同じく不死鳥の名を冠するこの機体は私にこそ相応しいと思わないかい?」
提督「欲しいならやるが勝手に持ち出すな」
響「勝手に持ち出した件については謝るよ。ごめんちゃい(笑)」
提督「・・・」イラッ
吹雪(響ちゃん、流石にそれはダメだよ)
響「今だ!行けシールドファ〇ネル!」
ビューン!
提督「そんな攻撃当たる訳無いだろ?」
響「最初から当てる気は無いさ、こうして距離を詰めるのが目的だからね。ゼロ距離からのマグナムは避けられるかな?」
霧島「響選手のマグナムは既にチャージが完了しています。司令はこのまま負けてしまうのか!?」
ビューン!
提督「お前はトー〇ギスの加速性能をナメ過ぎだ」
響「消えた!?」
霧島「避けましたー!あの状況で回避です!流石司令!」
蒼龍「ドラゴンハング!」
響「おっと!」
提督「蒼龍の攻撃ばかりに集中していると命取りになるぞ」
スパッ
ドカーン!
響「シールドが!」
ガンッ!
響「何が起きたんだ!?」
蒼龍「捕まえたわ!」
響「マズイ!」
ガチャガチャガチャ
響「振り切れない・・・、このままでは!」
蒼龍「このままビームキャノンでトドメを刺すのもアリだけど・・・」
提督「離すなよ」
蒼龍「大丈夫です!」
響「ま、待って司令官!ちゃんと謝るから!」
提督「もう遅い。お仕置きの一撃だ!」
スパッ
響「うわぁぁぁぁーっ!」
ドカーン!
バトルシステム「Battle Ended」
霧島「司令、蒼龍さんペアの勝利です!」
秋津洲(やはり提督は侮れないかも。プラモだから自分に負担は掛からないし、バラバラにならない程度に限界まで加速されると対処出来ないかも)
提督「仇は討ったぞ」
夕立「提督さんすごーい!」
時雨「やっぱり提督は強いね。蒼龍さんもありがとう」
蒼龍「どういたしまして」
響「司令官」
提督「気に入ったならソイツはプレゼントしよう。ただし、今度から勝手に持ち出すなよ」
響「ごめんなさい」
提督「分かればいい。さて、やるか?」
蒼龍「う~ん、さっきのバトルで満足したし、今日はいいかな」
提督「そうか?」
蒼龍「はい!(本当は戦いたいけど、今の私じゃ返り討ちに合うのが関の山だと認識させられたからね)」
-深海教団 日本支部-
教祖「そろそろ北太平洋深海提督からの使いが来る時間だな」
コンコン
教祖「来たか。入ってくれ」
ガチャ
教祖「お、お前は!?」
???「おいおい、そう身構えないでくれ。俺はアンタたちの味方だ。これは北太平洋深海提督からの親書だ。確認してくれ」つ親書
教祖「・・・」
???「嘘じゃない。まぁ信じられないのも仕方ないが。では、親書はここに置くから回収してくれ。俺は後ろに下がって待とう。それなら大丈夫だろ?」
教祖(このシーリングスタンプは確かに本物の様だが・・・)
ペリッ
教祖「!? 疑ってすまなかった。ここに書いてあることは本当なのか?」
???「北太平洋深海提督ともあろう者が嘘を書くと思うか?」
教祖「ふはははは!そうか、ついにこの時が来たか!我が世の春が来たのだ!」
???「喜ぶのはまだ早いぞ。まずはそこに書いてあることを実行してもらわないとな。その後のことは保証しよう」
教祖「やってやるとも!ようやく巡ってきたチャンスだ、必ずや掴んで見せる!」
今年の夏はコロナで何処にも行けないからランゲルハンス島でバカンスだZE☆
(訳:コロナ+クソ暑いから極力外に出ずに艦これとロックマンゼロを楽しんでます)
赤城「全ての深海棲艦に感謝していただきます」
加賀「(パンケーキ完食)やりました」
提督歴5年半、今回初めてラスボスのラスダン一発クリアできました(しかもS勝利)。クソガキ撤退はボスと戦ってないからノーカンで。
いっつも削り中はバンバン魚雷CI発動するのに、ラスダンになると何故か全く発動せず何でやーーーー!(血涙)がデフォだから本当に嬉しい、嬉しい。
E7-2よりE7-3の方が楽って噂は本当だったな。ただ、X,Yは許さん。何度も何度も何度もX,Yを攻略させられたせいで零時迷子のトラウマが蘇ったではないか!
今回のイベントはE7-2(甲・友軍なし)>E4(甲・友軍なし 特効持ちのづほばっか狙うなクソ共!)>E7-3(甲)≒E6-2(甲)>E5(敵は弱いけどただただ面倒くさい。輸送量多過ぎ!)>残りの有象無象って感じだった。
本日はここまで。
>>76
ネタが浮かんだのでネルソン用ではありませんが、近々登場させます(次の次くらいの予定)
イベント終了の10日程前にE7攻略が終わったからひらすら掘りに行ったけど、大東、大東、大東、大鳳、大東、大鳳、大東。違うそうじゃない(半ギレ)。
大鳳(2号、3号)が来たのは嬉しいけど、海防艦違いの大東さんはもういいです。本当に「オラは怒ったぞ深海ホーネット!」ってなりかけた所で屋代来ました。ええ、一日延長されなければアウトでしたよ。
ただ、四号海防艦は掘れんかったけど別にいいや、海防だし(建前)
全艦コンプ記録が途絶えたのは癪だけど、海防だから(ry(本音)
本日分、始まります。
-8/21 執務室-
龍驤「大変やで君!今日はヒロシの誕生日やで!」
提督「提督です。何だか分かりませんが、龍驤に絡まれているとです。提督です」
龍驤「そのヒロシやない!」
提督「・・・。ところがぎっちょん、行けよ臭い靴下ぁ!」
龍驤「そっちのヒロシはもう居らんのや・・・(涙)」
提督「ヒロシの遺作のドリ〇ル面白かったぞ。俺はエ〇ィ・マーフィーのより好きだ。エ〇ィはビバリーヒルズで警察官をするか、ニューヨークにでも行けばいい。もしくはデブったり、痩せたりとか。緑色の怪物の親友のロバ?アレは山寺〇一だろ?」
龍驤「まだ分からんか?」
提督「ヒロシでもヒロシでも無いとなると、どのヒロシだ?」
龍驤「篠原〇彦や!」
提督「篠原〇彦?・・・。どなた?」
龍驤「まだ分からんか?よし、これなら分かるやろ。わーすれてしまいたーいこーとがー♪」
提督「ま、まさか・・・」
キット「そのまさかです。篠原〇彦とは円〇志さんの本名です」フォンフォン
提督「なん・・・だと・・・」
龍驤「君、ファン失格やで!」
提督「誰がファンやねん!そもそもヒロシのことを歌手ではなく、面白いおっちゃんだと思っていた奴がファンな訳ないやろ!」
龍驤「なっ!?君、絶対に言うたらアカンことを言うたな・・・」
提督「流石に今のは冗談だ」
龍驤「何や冗談かいな」
提督「しかし、若い子は本当にただのおもろいおっちゃんって思ってそうだよな」
龍驤「残念ながら否定できんわ。よし、今から布教活動や!早速行ってくるで!」
提督「おう、頑張れよ」
ガチャ
バタン
提督「やれやれ、嵐の様に去っていったな」
漣「ご主人様」
提督「どうした?」
漣「円〇志って歌手だったんですか?」
吹雪「え?」
漣「え?」
提督「まさか目の前に居たとは・・・」
吹雪「漣ちゃん、知らなかったの?」
漣「むしろ姐さんは何で知って・・・あっ(察し)」
漣「前から思ってたんですが、ひょっとしてご主人様って年齢詐称してませんか?」
提督「してねーよ。して何の得があるんだ?」
漣「えっと・・・若い嫁さんもらえるとか?」
提督「なんつーこじつけだ」
-ショッピングモール-
女「なぜわざわざこんな場所を選んだんだ?」
???「木を隠すなら森の中、取引をするなら人混みの中。こんな人の多い場所で堂々とヤバイ取引をしているなんて誰も考えないだろ?」
女「確かに一理あるな」
叢雲「あとは初雪に頼まれたマンガを買ってっと」
叢雲「ん?アレは司令官と・・・誰よあの女!」
???「ん?アレは艦娘!駆逐艦の叢雲だ」
女「やるか?」
???「いや、今はまだその時ではない。それにこんな場所で騒ぎを起こす訳にはいかん。移動するぞ」
女「分かった」
???「命拾いしたな艦娘」
叢雲「アイツ、女を連れて何処へ行く気?まさか・・・」
-夕方 執務室-
ドアバーン!
提督「!?」ビクッ
漣「敵襲だー!」
提督「何だ叢雲か。普通にドアをノックしてか『このクソ司令官!』」
提督「は?」
漣「ご主人様、何してでかしたんですか?叢雲姐さんがボノたんみたいになってますよ」
提督「何しでかしたって全く身に覚えが無いぞ」
叢雲「アンタ、姉さんというものがありながら!」
ブンッ!
提督「危ないじゃないか」
スッ
漣「おーっとご主人様、姐さんの攻撃を華麗にかわしました!そう言えば姐さんの槍って久しぶりに見ましたね~」
キット「叢雲さん、これは何のマネですか?」フォンフォン
提督「この男は外に女を作って浮気してたのよ!」
ブンッ!
漣「マジっすか!?それはご主人様が悪い。死んで償え(笑)」
提督「何の話だ?あと、漣は後で話があるからそこに居なさい」
スッ
漣「えぇー!何で漣だけ・・・」
提督「叢雲『も』に決まってるだろ」
漣「キタコレ!でも、その前にご主人様がやられちゃったら困るんで主砲取ってきましょうか?」
提督「その必要はない。いくら艦娘と言えども艤装(主機)が無ければちょっと強い程度の小娘だ。やられはせんよ」
叢雲「その余裕はいつまで続くかしら?」
ブンッ!
スッ
キット「浮気とは何の話です?」フォンフォン
叢雲「さっきショッピングモールでコイツが女と歩いてるのを見たのよ!証拠写真もあるわ!」
キット「アドミラルは今日、鎮守府から出ていません」フォンフォン
叢雲「アンタは主を庇ってるだけでしょ!」
漣「本当にご主人様は外出し『アンタは黙ってなさい!』」
漣「はい!お口にチャックです!」
叢雲「瞬〇槍!」
提督「おっと!」
ヒョイッ
提督「イマノナニ?瞬〇剣なら知ってるが・・・。テイ〇ズに槍使いなんて居たっけ?」
漣「ご主人様、それってボケてるんですか?」
提督「いや、マジだが」
漣「やれやれだぜ。Aの大佐やVのジュ〇ィが槍使いじゃないですか。今の技は大佐が使ってましたよ」
提督(忘れてたとか言えない)
叢雲「隙あり!」
ブンッ!
ガキン!
漣「ちょっ、ご主人様!抜刀しちゃマズイですよ!」
提督「心配するな。槍を受け止めるために抜刀しただけだ。斬る気は無い」
漣「いや、そうじゃなくて、火に油注いでますよ!」
叢雲「罪を認めず抵抗するとは・・・。どこまでも舐めてくれるわね」イラッ
漣「ほら、激オコですよ!」
提督「怒りは判断を鈍らせる。冷静さを欠いた叢雲に勝利は無い」
叢雲「どこまでもコケにして!いいわ、だったら最強の技で」
吹雪「叢雲ちゃん、何してるの?」
叢雲「!!!」
提督「ほらこの通り。吹雪が帰ってきたことに気付かなかっただろ?」
叢雲「姉さん、この男は外に女を作って浮気してたのよ!証拠の写真もあるんだから!」つスマホ
吹雪「確かによく似てるね」
叢雲「そうでしょ!よく似・・・似てる?」
吹雪「うん。似てるけど別人だよ」
叢雲「・・・」ジー
叢雲「別人!?」
提督「これで容疑は晴れたか?」
叢雲「ご、ごめんなさい!」
漣「勘違いで暴れまわって執務室をグチャグチャにするとは・・・罰を与えないといけませんな!」
提督「そうだな。では、罰として二人で片づけをしてもらおうか」
叢雲「私は司令官を殺そうとしたのにその程度で済ますなんて・・・」
提督「俺がそれでいいって言ってるんだから、それでいいのだ」
漣「ん?二人って」
提督「お前さんと叢雲だよ」
漣「何で!?」
提督「死んで償えとか言ったのは誰だっけ?」
漣「知りませんなー」
キット「マジっすか!?それはご主人様が悪い。死んで償え(笑)」フォンフォン
漣「・・・(汗)」
キット「この通り録音してあります。言い逃れは出来ませんよ」フォンフォン
吹雪「漣ちゃん、後で話があります。もちろん叢雲ちゃんもだよ」
漣「イエスマム」涙目
叢雲「はい」
提督「これに懲りたら早とちりで行動しないことだな」
叢雲「ごめんなさい」
提督「で、その証拠写真ってのを見せてもらえるか?」
叢雲「はい」つスマホ
提督「確かににてるな」
キット「勘違いするのも仕方ありませんが・・・」フォンフォン
提督「俺ってそんなに人望無いのかねぇ」
叢雲「うっ・・・」グサッ
提督「まー曙ほどでは無いが、叢雲も出会った頃から風当たりは強い方だったし」
叢雲「うっ・・・」グサッ
提督「それにしても若いって怖いねぇ。俺なら確かめもせずカチコミなんて怖くて出来ないぞ」
叢雲「うっ・・・」グサッ
漣「ご主人様、いじめ過ぎでは?あと、最後のはどこぞの海軍大将ですか?」
提督「嫌味の一つや二つ言う権利はあるだろ?海軍大将は意識してなかったが、言われてみれば何かそれっぽいな。で、漣の説教は今か後、どっちがいい?」
漣「後でお願いします。今、あんな風に言われると漣のガラスのハートは粉々にブロークン・アローして片付けどころではなくなってしまいます」
提督(漣よ、ブロークン・アローは核兵器が強奪された、あるいは紛失を意味する隠語であって、それを言うならブロークンハートだ。もしかしてボケてるのか?)
叢雲(何アホなこと言ってるのよ)
吹雪(いつも通りふざけてるだけだよね?)
提督「そうか。では、俺たちは間宮さんの所にでも行ってくるから後片付け頼むぞ。キットは見張りを頼む」
キット「お任せください」フォンフォン
提督「じゃあ、行こうか」
吹雪「はい」
バタン
漣「例の証拠写真を見せてちょ」
叢雲「これよ」
漣「うわ~、本当にご主人様そっくりだ。間違うのも仕方ないぜ。とは言えいきなり襲うのはどうかと思うけど」
叢雲「五月蠅いわね!これだけ似てる奴が居るのが悪いのよ!」
-1時間後 甘味処間宮-
キット(コムリンク)「アドミラル、掃除が終わりました」
提督「思ったより早かったな。じゃあ、戻るから二人には待機するように伝えてくれ」
キット(コムリンク)「分かりました」
提督「さて、二人に何か買って帰るか。何がいいと思う?」
吹雪「暑いしアイスが良いんじゃないですか」
提督「そうだな。間宮さーん、アイス二つ持ち帰りでお願いします」
間宮「はーい」
-深海教団 日本支部-
教祖「なるほど。コレが例のマシーンか、素晴らしい!」
ヲ級「ええ、まさに芸術作品。奴の車など足元にも及びません」
教祖「このマシーンはお前に預ける」
ヲ級「ありがたき幸せ。かならずや奴を倒し、貴方様を深海提督にしてみせましょう」
教祖「提督よ、もうすぐお前の命は終わる。残り短い日々を精々楽しむのだな。フハハハハ!」
ヲ級「神をも恐れぬ愚か者に裁きを」
最近ジェット機関連のアイテム配布してたから加賀さんは装甲空母になると思ってたのに失望したよ。
5スロットで高火力だろうが、中破したら終わりじゃ話にならんのだよ。
今回のE4でも瑞鳳がボス戦で一巡目すら回ってこないとか笑えるよな。笑えねーよ、クソが!
噴進砲で事故率下がったとは言え、ダイソン、レカス、ナ級辺りが居たら正規(軽)空母じゃ話にならんのよ。
E7-3で仕留め損ねたナ級の開幕雷撃が翔鶴、瑞鶴に飛んで行って初っ端中破とか割とよくあったし。本当に装甲空母で助かったわ。
加賀さんの任務でも何故か毎度一航戦だけ酷い目に合うし・・・(一航戦以外はほとんど被弾しなかった)。
結論:装甲空母をよこせください。大鳳改二でもいいです。流石に装甲から正規になることは無いやろ。無いよね?
本日はここまで。
先日、初めてマッドマックス観ました。
北斗の拳のモデルって話は聞いたことがありましたが、想像以上に世紀末でした。
自分が生まれる前に始まった映画が未だに続いてる(と言うか突然の復活。しかもリメイクではなく続編)って何気にすごいですよね。どんだけ長寿なんだか。
と、言う訳で二週連続怒りのデスロード(デスロードするとは言ってない)始まります。
-朝 提督私室-
テレビ「先週から市内で暴走行為を続けている車が昨晩も現れました」
吹雪「物騒ですね」
卯月「パパ以外にこんなのが居るなんて驚きがぴょん」
提督「どういう意味だ?俺は族みたいなことなんてした覚えが無いぞ」
卯月「言葉のあやだぴょん」
-執務室-
提督「わざわざ署長さんがお越しになるなんて、今日はどういったご用件で?」
署長「最近、街で暴走を繰り返している車をご存じですか?」
提督「ニュースでやってましたね。何でも物凄いスピードで暴走しているとか」
吹雪「物騒ですよね。まだ事故が起きていないのが奇跡ですよ」
署長「その車を取り締まろうとしてはいるのですが、圧倒的な加速性能でパトカーも振り切られてしまいまして」
提督「そんなにですか」
署長「ええ。それに、その車を運転している人物ですが、その・・・」
提督(歯切れが悪いな)
署長「深海棲艦ではないかと言われていまして」
提督「深海棲艦が?」
署長「はい。かなりブレていますが、パトカーの車載カメラが捉えた映像です」つUSBメモリ
提督「早速再生してみるか」
提督「う~ん、確かにヲ級と言われればヲ級の様にも見えるが・・・」
吹雪「黒〇徹子さんかも知れませんよ」
キット「湯〇婆の線も捨てきれません」フォンフォン
署長(黒〇徹子に湯〇婆って)
提督「深海棲艦が関わっている恐れがある以上我々も動きますが、今回はそちらからの要請ということになるので」
署長「はい。出来る限り協力させてもらいます」
~しばらく後~
提督「急に呼び出して悪かった。ちょっと聞きたいことがあってな」
ヲ級「私に答えられることなら何でも聞いてちょうだい」
提督「それは頼もしいな。では、早速だが車を運転する深海棲艦を見たり、聞いたりしたことはあるか?」
ヲ級「車を?う~ん・・・、残念ながら私は知らないわね」
提督「そうか」
ヲ級「でも、イ級とかならともかく、私たちの様な人型の深海棲艦なら無いとは言えないわ」
提督「ふむ」
吹雪「そう言えば、新提さんが深海側に居た頃に深海棲艦を連れて街を暴走してませんでしたか?」
新提「ああ、あれか。あれは残念ながら私の後ろを追尾する様にしてあっただけだから、アイツ等はただ乗っていただけだ。それで車がどうしたんだ?」
提督「これを見てくれ」
ヲ級「かなりブレてて分かりずらいけど、確かに私の仲間が運転している様に見えるわね」
新提「これが最近話題の暴走族なのか?」
提督「そうらしい。深海棲艦が関わっているかも知れないってことで警察から協力要請があってな」
ヲ級「もし本当に深海棲艦が関わっているなら人間だけでは対処できないわね」
提督「ああ。だが、本当に深海棲艦がこんなことをするのかが疑問なんだよな」
新提「私の時の様にお前を誘き出すためにやっているとも考えられるが、情報が少なすぎて分からないことだらけだな」
-夕方 執務室-
提督「全員そろったし、今回の作戦についての説明を始める。最近、物凄いスピードで暴走している車が居るのは知っているか?」
金剛「知ってマース」
夕張「捕まえて解体してみたいです!一体どんなエンジンを積んでるだろ」
ウォースパイト「知っています」
アークロイヤル「ニュースでやっていたな」
ネルソン「暴走族という奴だな」
提督「全員知っているなら話が早い。その族だが、深海棲艦の可能性があると言うことで警察から協力要請があった」
一同「!?」
ウォースパイト「本当にその様なことがあるんでしょうか?」
提督「分からん。ヲ級にも確認してみたが、車を運転する深海棲艦に心当たりは無いそうだ。だが、パトカーの車載カメラの映像にはそれらしき姿が映っていた。これを見てくれ」
夕張「う~ん、確かにぽいと言えばぽいですよね」
ネルソン「車を運転する深海棲艦とは面白い。余が捕らえてやろう!」
金剛「ところで今回の作戦にニンジャガールは参加しないのデスカ?」
提督「ニンジャガール?」
金剛「川内デス」
提督「何故、川内が?」
金剛「今話題の夜戦仮面って川内デショ?」
提督「ナンノハナシカナー?」
アークロイヤル「工廠に例のバイクが停まっているのを見たぞ」
ウォースパイト「私も見ました」
提督「まぁいい。ばれているなら仕方ない。と言うか、別に隠すことでもないか。アイツは別動隊として動いてもらう」
夕張「バイクの方が小回りが利きますからね」
提督「準備もあるので作戦決行は明日の夜からだ。夕張、明石と共に皆の車の整備を頼む」
夕張「はい!」
-翌日夜 正門前-
吹雪「司令官、お願いします」
提督「・・・」
那珂(誰に手を合わせてるの?死傷者なんて出てたっけ?)※出てません
提督「これより例の暴走族を捕まえるために出撃する」
ネルソン(いよいよ余のロータス・エスプリの出番だな)
提督「被害者の無念を晴らすため、必ずホシをあげる!」
一同「はい!」
那珂「提督って捜査一課の課長さんだったっけ?」
神通「何を言っているの?提督は提督ですよ」
吹雪「那珂さんどうしたんですか?」
那珂「え、何?この那珂ちゃんがおかしいみたいな空気は」
神通「提督、一つお願いがあります」
提督「聞かせてもらおうか」
神通「例の暴走車を取り締まる時に夜戦仮面を見かけたら注意して欲しいんです。姉さんが変な影響を受けそうで心配なんです」
那珂(え、ちょっ、神通ちゃん!?本当に気付いてなかったの?)
提督「分かった(本当に気付いてないのか?いや、もしかして遠回しにバイクの乗るのを止めるよう説得しろと言っているのか?)」
那珂(これは本気で気付いてないと思うよ)ジェスチャー
提督(マジか・・・)
神通「どうしたんですか?」
提督「何でもない」
神通「?」
提督「では、留守中は頼むぞ。俺たちを誘き出して鎮守府を襲撃することも考えられるからな」
新提「任せておけ」
提督「よし、出発だ」
ブーン
神通「提督、どうかご無事で」
新提「アイツ等を見ていると私も久しぶりにドライブに出かけたくなってきたな」
長門「そう言えば金剛の車は元々お前の物だったな」
新提「ああ。今度暇なときに良い車がないか探してみよう。もちろん助手席は長門の指定席だ」
長門「///」
那珂「ヒューヒュー」
神通「那珂ちゃん、そういうのは良くないですよ」
-1時間後 国道2号線-
吹雪「見つかりませんね~」
提督「まー、簡単には見つからないだろうな」
吹雪「ニュースでも神出鬼没って言ってましたし、見つかるとラッキーって感じでしょうか?」
提督「そうだな、持久戦を覚悟しないといけないかもな」
提督(金剛のくじ引きで担当箇所を決めようって提案に乗ったのが間違いだった・・・。こんな所に現れないだろ)
キット「川内さんから着信です」
提督「繋いでくれ」
川内「提督、ターゲットを見つけたよ!現在地は京橋」
提督「でかした!」
川内「今は大阪方面に向かって走ってるよ。どうする?このまま追跡すればいい?」
提督「このまま大阪方面に向かわれると面倒だな。可能ならポーアイ方面へ誘導してくれ」
川内「了解!」
提督「もし誘導に失敗したら西宮までは追跡するが、尼崎に入ったら引き上げていい」
川内「え?いいの?」
提督「当然だ。大阪は管轄外だからな」
川内「え?尼崎って」
提督「キット、大阪の市外局番は?」
キット「06です」
提督「尼崎は?」
キット「06です」
川内「そっか、尼崎って大阪だったんだ。私ってばずっと勘違いしてたよ」
吹雪(お二人が納得してるんだからこれでいいんだよね?)
提督「キット、皆に川内の現在地を送信してくれ」
キット「送信済みです」
提督「よし、では俺たちも向かうか」
吹雪「ところで司令官」
提督「どうした?」
吹雪「どうしてポートアイランドに追い込むんですか?」
提督「あそこは出入口が神戸大橋と港島トンネルの二か所しか無い。両方を封鎖してしまえば相手は袋のネズミだ」
吹雪「なるほど」
提督「スーパーモードを使うぞ。しっかり掴まってろ」
吹雪「はい!」
『SPM』ピッ
ピューン
警察官A「おい、今の見たか?制限時速を軽く50キロはオーバーしてたぞ!」
警察官B「今のは提督さんだったな」
警察官A「提督さん!?ってことは例の暴走族を見つけたのか?」
警察官B「そーじゃないの?」
警察官A「だったらぼさっとしてないで俺たちも追いかけないと!」
-阪神高速-
川内「ちょっと休憩しようとパーキングエリアに立ち寄ろうと思ったら目の前を通り過ぎるとは思わなかったよ」
ホッパー「見逃さなくて良かったです」
川内「ポートアイランドに追い込めってことだったから、一度下道に降ろさないといけないね」
ホッパー「どうしますか?」
川内「私にいい考えがある」
ヲ級(アレは艦娘!)
川内「オラ!」
ゲシッ
ヲ級(!?)
ホッパー「蹴ったら危ない」
川内「大丈夫だって、私は艦娘だよ。ちゃんと怪我しない程度に加減してやってるって」
ホッパー「それでも危ない」
川内「もう一発!」
ゲシッ
ヲ級「チッ!」
川内「よし、進路を変えることに成功したよ!ここで一気に加速して前に出てっと」
ヲ級?「鬱陶しい奴だ。提督の前にまずはお前を血祭りにあげてやる!」
川内「ほらほら、私はこっちだよ!」
ホッパー「相手はかなり怒ってる」
川内「これでアイツには私しか見えてない。このまま追いつかれないようにしながら誘導するよ」
-しばらく後 神戸大橋-
提督「川内は誘導に成功した様だな」
吹雪「ネルソンさんが近付いてきましたよ」
提督「窓を開けて何か言ってるな」
ウィィィーン
ネルソン「奴の逃げ場を無くすためにここに追い込んだのだろう?」
提督「そうだ」
ネルソン「ならば一つ提案がある」
提督「聞かせてもらおう」
ネルソン「Bridgeを落とす!」
提督「却下!」
ネルソン「何故だ!?」
提督「ここで生活している人も多く居るんだぞ!だいたい何で艦娘がそんな陸軍みたいな発想をしてるんだよ!」
ネルソン「ふむ・・・。Admiralがダメだと言うなら仕方ない。だが、どうするのだ?」
提督「ちゃんと考えがある。まずは全員が集まらないとな」
キット「金剛さん、サラトガさん、アークロイヤルさんは既に川内さんと合流しています」
提督「後は俺たちと夕張か」
キット「夕張さんも見えてきました」
提督「ん?何処だ?」
キット「上です」
吹雪「ホントだ。降りてきましたよ」
提督「よし、全員渡り切ったら橋を封鎖してもらおう」
提督「川内たちはどの辺りだ?」
キット「次の角を左に曲がってすぐの所にいます」
提督「よし!」
吹雪「居ました、川内さんです!」
提督「アレは・・・ダガーDX、ダガーDXじゃないか!」
吹雪「ダガーDX?」
キット「ナイトライダー シーズン3の第三話『ひき逃げ!死のスピードレース!黄金のスーパーカーを追え!』に登場した車です」
吹雪「あー、あの車」
提督「昨日見せてもらった車載カメラの映像はアップで映っていたから気付かなかったが、パトカーが振り切られるのも納得だ」
ヲ級「あの車は!教祖様、やりました!提督を誘き出すことに成功しました、あと少しで我々の悲願が達成される!」
ネルソン「ふむ、アレが例の族か。よし」
川内「提督、この後どうするの?」
提督「空港方面に誘導する。あそこの駐車場ならそこそこ広いから相手が暴れても大丈夫だろう」
ネルソン「Nelson Touch!主砲、1番!2番!行くぞ、もう一撃だ!」
ヲ級「!?」
ドカーン!
ドカーン!
バババッ
川内「うわぁ・・・」
吹雪「ネルソンさんとサラトガさんはミサイル、ウォースパイトさんはマシンガンで攻撃しています・・・」
提督「おいおいおいおいおい!何やってんだあの英米艦共は!」
キット「幸運なことに攻撃は全て外れました」
提督「本当に当たらなくて良かった。もし相手が軽とかだったら避けられず、爆死してただろうな」
吹雪「そう考えると相手が普通じゃなくて良かったですね」
提督「ああ、そうだな」
ヲ級「おのれ艦娘共・・・。教祖様から預かった大切なマシーンを攻撃するなど許さんぞ!全員まとめて血祭にあげてやる!」
提督「引くくらいキレてるな。それにしてもあのヲ級、何か顔色良くないか?」
吹雪「言われてみれば確かにそうですね。深海棲艦ってもっと青白いですし」
提督「よし、今だ。マイクロロックでブレーキを固定してやれ」
『MICRO LOCK』ピッ
キキーッ
ヲ級「勝手にブレーキが!?」
キキーッ
キキーッ
キキーッ
キキーッ
キキーッ
キキーッ
キキーッ
キキーッ
ヲ級「クッ・・・囲まれた。だがまだチャンスはある。奴が車から降りたら刺せばいい。相手は人間だ。確実に殺せる」
ウィィィーン
提督「お前は完全に包囲されている。大人しく投降するんだ!」E:拡声器
吹雪「行ってきます」
提督「相手は一隻だが、何をしでかすか分からない。気を付けろ」
吹雪「はい!」
ガチャ
バタン
提督「大人しく投降すれば危害は加えない」E:拡声器
吹雪「早く出てきなさい!」
ガチャ
ヲ級「お前たちの提督と話がしたい」
キット「アドミラル、彼女は深海棲艦ではなく人間の女性です」
提督「人間!?じゃああれは」
キット「変装、いえ、コスプレでしょうか?」
ヲ級(さあ、早く降りて来い。あと少し、あと少しで・・・)
ガチャ
吹雪「ダメです!」
提督「心配無い。相手は人間だ」
吹雪「え?」
提督「話を聞こう」
ヲ級「死ねぇぇぇぇぇ!」ダッ
提督「やれやれ。ナイフ片手に突っ込んでくるとは」
アークロイヤル「Swordfish shoot!」
ドカーン!
ヲ級「きゃぁぁぁぁぁ!」
提督「うぉぉぉーい!やり過ぎだー!!」
刑事「ご協力ありがとうございました。何か分かれば連絡させていただきます」
提督「お願いします」
刑事「きびきぎ歩け」
ヲ級「神をも恐れぬ愚か者共め!お前たちは必ず神によって裁かれる!」
刑事「いいから黙って歩け」
ヲ級「例え私が失敗しても仲間たちがお前の首を取ってくれる。その日を怯えて待つのだな!」
提督「人気者は辛いねぇ」
金剛「私たちが全部返り討ちにしてやりマース!」
提督「キット、あの車を調べてくれ」
キット「はい」フォンフォン
キット「助手席に赤外線もX線も通さない箱が置かれています。それ以外におかしな物は見当たりません」フォンフォン
提督「怪しいな。ちょっと調べてみるか」スタスタ
ヲ級(クックック・・・。あと少し、あと少しで・・・)
夕張「中身が分からない箱?まさか・・・。提督、直ぐに離れてください!」
提督「?」
夕張「早く!」
提督「お、おう」ダッ
ボンッ!
提督「爆発音?」
ボンッ!
ボンッ!
ボンッ!
ボンッ!
ドカーン!
一同「!?」
メラメラ
ヲ級「クソッ!」
提督「証拠を残さないために爆破処分か。夕張が気付いてくれなければ巻き込まれてお陀仏だったな」
深海妖精「ケケケ、奴等は爆発した車に釘付け。気付かれる前にお仕事しますかね」
ポイッ
ペタッ
深海妖精「お仕事完了っと。とっ掴まった姉ちゃんもご苦労だったな。お前はちゃーんと仕事をしたぜ。しっかり上に報告しといてやるよ」
-翌日 鎮守府 工廠-
明石「今日はしっかりメンテしとかないとね!」
キット「お願いします」フォンフォン
明石(妖精さんが作ってくれたから使ってるけど、いつもボニー(エイプリル)が使ってたこの棒って結構謎よね。あんなので本当にスキャン出来るのかしら?)
妖精ズ「これは何です?」
明石「どうしたの?」
妖精ズ「シャーシに見たことのない物体が付いているです」
明石「見たことのない物体?」
妖精ズ「はい」
明石「夕張~、悪いけどクリーパー取ってくれる~?」
夕張「はーい」
夕張「持って来たわよ。でも、キットの下に潜ったりしてどうするの?」
明石「妖精さんたちが変な物体が付いてるって言ってるのよ」
夕張「変な物体?」
明石「うん、とりあえず確認してみるわ。よっこらせっと」
明石「こ、これは!?」
~しばらく後~
提督「緊急の要件って何だ?」
明石「キットのメンテ中に妖精さんが見つけたんですが、シャーシに変な機械がくっ付いてました」
提督「変な機械?」
明石「はい。それでまさかと思い調べたんですが、もう少しでキットのプロテクトを破られるところでした」
提督「!?」
明石「既に取り外して電波を遮断できる箱に入れたんで大丈夫です」
提督「そうか・・・。それにしてもいつの間に?そんな物を取り付けられたらキットが気付きそうだが」
明石「恐らく昨日のカーチェイス中に付けられたのではないかと」
夕張「キットが存在に気付かないようにジャミングまでしてましたよ」
提督「キットを乗っ取るのが目的か、それとも情報を抜き取るのが目的だったのか分からないが、深海勢力の技術も侮れないな」
明石「ええ」
-深海教団 日本支部-
教祖「あと一歩のところで作戦は失敗したか・・・。だがヲ級よ、お前の仕事ぶりは見事であった。出所した暁には幹部として取り立ててやろう」
先日実装された「秋」の付く甲型駆逐艦って秋霜だと思ってたら秋雲だったでござる。
うん、オークラ先生のこと忘れてたとかじゃないよ。本当に違うから。違うからね!
本日はここまで。
今年二つ目にして最後のガンプラを買ってしまったでち。
来年はデスサイズかヴァーチェが発売されなければセロになるだろうな。神龍?その子はいいです。はい。
今年はどの大将軍が出るかとワクワクしてたら大将軍ですら無いし・・・。
もう那珂ちゃんのファン辞めます。
本日分、始まります。
-執務室-
提督「はぁ・・・」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「いや、何か変な夢を見てな」
吹雪「変な夢?」
提督「ああ。最近、芸能人の訃報が続いただろ?」
吹雪「はい」
提督「その影響か、一流芸能人がピーしたって夢を見てな」
吹雪「あの人に限ってそんなことは無さそうですけどね」
提督「ああ、そうだな。しかし、夢では何が起きるか分からない。それで、来年の格付けが中止になるって流れだったんだ」
吹雪「個人の連勝記録を更新し続けているあの人が居なくなると中止になるのも分かる気がします」
提督「それに岡山の日生にある渡し舟の会社も気になる。大丈夫なんだろうか?」
吹雪「岡山?」
提督「哲〇渡船って会社があってな、まぁ、自分の名前を社名に付けたのであって渡哲〇とは関係無いそうだが」
吹雪「関係ないと言われても疑いたくなる名前ですね」
提督「たまたま目の前を通った時にここだったんかい!ってなったぞ」
コンコン
大淀「大淀です」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
大淀「提督宛に警察からお手紙が届いています」つ手紙
提督「先日の暴走族の件だな。なになに」
提督「うん、まぁ、そうだろうなと思った」
大淀「どんな内容だったんですか?」
提督「例のヲ級のコスプレ女は深海教団の構成員だそうだ」
吹雪「深海棲艦を神と崇めているおかしな人たちですね」
提督「で、俺の首が目的だったと」
大淀「ここまでは大方予想が付きますね」
提督「それ以外は黙秘で何も話さないそうだ」
大淀「せめて本部の場所でも分かればこちらも動けますが、何も分からないのであれば手の打ちようがありませんね」
提督「そうだな。おっと、もうこんな時間か!」
大淀「何かあるのですか?」
提督「新提の奴が車を買ったそうで、お披露目会をしたいと。午後からは長門とドライブだそうだ」
吹雪「お二人は似た者同士で仲がいいですよね」
大淀「いずれ何かやらかすんじゃないかと心配です」
提督「気持ちは分かるが、まぁ、うん・・・とりあえず信じてやるしか・・・ないのか?」
-工廠前-
新提「皆、よく来てくれた。私の愛車をお披露目しよう!」
バサッ
提督「えっと・・・、トヨタ2000GT・・・じゃないよな?あの車はリトラだし」
新提「全然違う!お前2000GTを見たこと無いだろ?」
長門(やはりフォルムが似てると思ったのは私だけでは無かったか。提督でも間違うんだ、私が区別が付かないのも仕方ない)
提督「いいや、ある。何故か商店街にあるホテルの入り口横のスペースに展示してあって通行人に見えるようにしてあるからな」
吹雪「確かにありますね」
提督「このホテル、何処に金掛けてるんだ?って通るたびに不思議に思いながら見てるんだよな。2000GTって物凄く高いんだろ?」
夕張「中古車として流通はしてないから、オークションか所有者との直接交渉になるらしいですよ」
提督「まー、俺は色んな意味で手が出せないな」
明石「提督なら元帥にでもお願いしたら買ってもらえるんじゃないですか?それだけ手柄を立ててますし」
大淀(!? お願いそこは触れないで!)
提督「仮に入手したところで運転出来ない」
明石「え?」
提督「俺はAT限定だからな。キットはAT車だからMT免許とる必要も無いし、何より学生時代の知り合いにMT免許取ったのが何人か居たが、皆口をそろえて乗り方を忘れたって言うんだよな」
新提「日本はAT率が高いからそうなるのも仕方ないか」
提督「そうだろ?だから教習代も高くて面倒なMTをわざわざ取らなくて良かったって思うんだよな。MT免許取ったところでバスかトラックでも乗らはるんですか?ってなるだけだし。それにキットはAT車だからな」
陸奥「大事なことだから二度言ったのね?」
提督「よく分かったな」
新提「ゴホン。では、改めて・・・」
キット「この車は1969年発売のフェアレディZ432です」フォンフォン
新提「いや、それ、私の台詞・・・」
キット「申し訳ありません。こうしないと先に進まないと思ったので」フォンフォン
提督「フェアレディZ?何か俺が知ってるのと違うんだが」
キット「現行モデルと旧モデルでデザインが全く違う車は多くあります。私の前の世代のファイヤーバードもそうでしょ?」フォンフォン
提督「確かにそうだな。先日、最新モデルが発表されたが、アレよりコッチの方がいいな。何だあのデカイ口開けた様なフロントバンパーのデザインは?ぬけ〇く先生に見えてきたぞ」
夕張「ぬけ〇く先生(笑)」
新提「ぬけ〇く先生?」
提督「ん?お前さんは知らないのか。ぬけ〇く先生と言うのはだな・・・、キット説明してやってくれ」
キット「はい。ぬけ〇く先生とは1985~1989まで週刊少年ジャ〇プで連載されていたマンガの主人公で一言で言い表すなら『アホ』です。携帯に画像を転送したので確認してください」フォンフォン
提督「え?俺ってもしかしてリアルタイム世代なのか?小学生の頃、夕方にアニメの時間があって北〇の拳とか、ア〇レちゃんとか、奇〇組とか、その枠で観てた気がするんだが。つーか、よく北〇の拳を地上波で放送できたよな」
キット「アドミラルの記憶がどこまで正しいか分からないので何とも言えませんが、リアルタイムで観ていた可能性はあります」フォンフォン
新提「・・・」プルプル
提督「ん?どうした?」
新提「お前のせいで本当にぬけ〇く先生にしか見えなくなったじゃないか!どうしてくれるんだ!」
提督「心配するな。ぬけ〇くなのは最新モデルであって、お前さんの愛車では無い」
夕張「そうですよ(笑)」
新提「夕張がこっちを見ながら笑ってるじゃないか!」
提督「気のせいやろ」
夕張「気のせいですよ(笑)」
佐渡「お!この車カッコイイな~!」
新提「提督と違って佐渡様は分かってくれるか!」
提督「いや、別に俺はお前さんの愛車をダサイとかブサイクとかそんなことは一言たりとも言ってないが」
佐渡「そうだろ、そうだろ。佐渡様は違いの分かる女だぜ!」
新提「流石、佐渡様!ヨッ、日本一!」
佐渡「いいな~、佐渡様も乗せてくれよ~」
提督「残念ながらそれは無理だろう」
佐渡「どうしてだよ!」
提督「日本の法律では子供はチャイルドシートの着用が義務付けられている」
佐渡「佐渡様は子供じゃねーぞ!」
提督「別に佐渡を子ども扱いしている訳では無いが、一般人から見れば小学校低学年くらいにしか見えないだろう(下手したら園児だ)。今度、ドライブに連れて行ってやるから今日は我慢してくれ」
佐渡「ブーブー!」
提督「仕方ないだろ?法律で決まってるんだから」
新提「フッフッフ」
提督「何がおかしい?」
新提「こんなこともあろうかと、ちゃんと用意しておいた」
テッテケテッテーテーテテー
新提「ジュニアシート!」
提督「何で用意してるんですかね?」
新提「むしろ何故用意していない?お前だって吹雪を乗せる時に・・・って必要ないな」
提督「暁や朝潮なら兎も角、吹雪は必要無いだろ」
吹雪「子供扱いしないでください!」
新提「すまなかった」
提督「とりあえずこれでドライブに行けるぞ。良かったな」
佐渡「やったぜ!」
陸奥「それじゃ、姉さんを頼むわね。お義兄さん」
新提「あ、ああ、任せてくれ。それじゃ、そろそろ行こうか」
ガチャ
佐渡「・・・。シートが二人分しか無いぞ」
長門「佐渡様は私の上に座ればいい(これで合法的に海防艦と触れ合えるぞ!)」
提督「これってもしや、チャイルドシートやジュニアシートが有っても意味が無かったのでは?」
吹雪「えっと、ほら、今回は長門さんと一緒だから必要無いだけで佐渡ちゃんだけなら必要でしたよ」
提督「流石にその場合は許可出来ないけどな」
明石「流石にそれはちょっと・・・ってなりますよね」
佐渡「レッツゴー!」
新提「それじゃ、行ってくる」
提督「おう、楽しんでこい」
ブーン
提督「行ったな。何か急に心配になってきたが、どうしようも無いから信じて待つか」
吹雪「そうですね。心配ですけど、こっそり尾行する訳にもいきませんし、信じて待ちましょう」
陸奥「ええ、信じて待つしか無いわね」
大淀「もしもの時は最初からあの二人は居なかったことにしましょう」
明石(妹にまでこんな風に言われる長門さんって・・・)
佐渡「おー、スゲー!速えー!」
新提(佐渡様が喜んでくれている・・・。こんなに幸せなことは無い・・・。次は誰を連れてこようか?清霜ちゃんもいいが、松輪ちゃんも捨てがたい)
佐渡「もっと飛ばしてくれよ!」
新提「残念ながらこれ以上は警察に捕まってしまうからダメだよ」
長門「佐渡様もドライブに来られなくなるのは悲しいだろ?」
佐渡「しゃーねーな」
ドバイバー「お、いい女発見!って何だよ子連れかよ。リア充爆発しやがれ」
バキッ!
新提「バキッ?何の音だ?」
長門「ハ、ハンドルが!?」
新提「ハンドル?」
佐渡「うわぁ~、ハンドルが取れたぞ!にひひ」
長門(何故、この状況で笑える・・・)
新提「な、何とかしてくっ付けないと!」
長門「取れたハンドルを付けるなんて無理だ!」
ドバイバー「ん?何か様子がおかしいか?」
新提「しかしだな!」
長門「そうだ!コレを使え!」つモンキーレンチ
新提「何でこんな物を持っているんだ・・・」
長門「今はそんなことを言っている場合では無い!」
新提「そうだな。とりあえず今はコイツを付け根部分にかまして・・・、出来た!これで何とかなりそうだ」
佐渡(何とかなるのか?)
新提「とりあえず長門は鎮守府に連絡を入れてくれ」
長門「分かった!」
ドバイバー「気のせいか」
~しばらく後~
夕張「オーライ、オーライ、ストップ」
明石「いくら古いと言ってもハンドルが取れるとか聞いたことありませんよ」
新提「私も信じられんよ」
明石「この後はどうしますか?このまま移動本部で鎮守府へ帰りますか?」
新提「車がこの状態だ、そうするしかあるまい」
佐渡「ドライブ楽しかったな。また行こうぜ!」
長門「と、当然だ!私もビッグセブンとして楽しんだぞ・・・」
明石(この状況で楽しめる佐渡さんは将来、大物確定ですね・・・。普通、長門さんみたいになりますよ)
-翌日 工廠-
新提「作業はどんな感じかな?」
明石「もうバッチリ完璧ですよ!」
新提「それは助かった。皆で食べてくれ」つお菓子
明石「ありがとうございます!古い車なだけあって色々ガタが来ていたので全部直しときましたよ」
新提「おぉー!ピカピカになったな!」
明石「それに新機能も付けときました!」
新提「新機能?」
明石「はい!説明するので早速運転席に座ってください!」
ガチャ
新提「座ったぞ。ん?何だこのボタンは」
明石「では、その『M』のボタンを押してください」
新提「これか」ポチッ
ウィィィーン
ガコン
新提「は?」
明石「この通りミサイルが出てきます!さらにこの『MG』のボタンを押すとマシンガンが出てきますよ!」
新提「いやいやいや、何してんだよ!」
明石「何って見ての通り武装を追加したんですよ」キョトン
新提「レストは頼んだが、こんな改造は頼んでないんですけど!」
明石「貴方も今や海軍の人間、いつ深海棲艦に襲われるか分からないんだからこの位必要ですよ。他にもですね」
新提「だとしてもこれは」
佐渡「お!スゲー!カッケー!」
新提「明石よ、良くやってくれた」
明石(この変わり身の早さは流石ですね。深海側からこちらへ寝返ったのも納得です)
GACKT様のくだりは某詐欺師の映画を観た翌日くらいに実際に見た夢だったりします。
本当に大丈夫だよな?大丈夫だと言ってよバーナード。いや、マジで。
詐欺師の映画、次はジェシーもスターも居ないのか・・・。
本日はここまで。
諸事情により今回と次回は順番が逆になります。
今日は豚まんの日だから仕方ない。
遅くなりましたが本日、11月11日は『豚まん』の日です。
本日分、始まります。
-10月下旬 執務室-
提督「先日、南京町で食事をしていた時のことなんだが」
赤城「はい」
提督「店の有線か、CDかは分からないが、聞き覚えのあるメロディが流れていてな。中国語だから歌詞の内容は分からなかったが、テ〇サ・テンであることは間違いないと思った」
赤城「はい(何の話でしょうか?)」
提督「その時は曲名が分からずモヤモヤしたが、後で分かってスッキリした。あの曲は」
時雨「あーめに煙った♪」
提・赤「!?」
提督「いつからそこに?」
赤城「いつのまに現れたんですか?」
時雨「提督ある所に時雨あり、だよ」ニコッ
提督(怖えぇ・・・。川内やヒトミなら兎も角、時雨もそっち系か?)
提督「ところで時雨さん?」
時雨「何だい?」
提督「まだ何も言ってないのにどうしてその曲が空港だと分かってのかと思いまして」
時雨「フフッ。おかしなことを聞くね。さっきも言ったじゃないか。提督ある所に時雨あり、だよ」
提督「それってつまり・・・」
時雨「ボクたちも現場に居たってことさ」
提督(いやいやいやいや、怖すぎるだろ!長靴をはいた猫に出てきた卵かよ!実は最初から猫の側に居たって終盤に明かしてたよな)
赤城「ボクたち?時雨さん以外にどなたがいらっしゃったんですか?」
提督(おいおいおい、余りの衝撃に聞き逃していたが、どうなってんだよ!?)
時雨「それはね・・・」
夕立「ぽーい!」
提・赤「!?」ビクッ
夕立「夕立よ」
時雨「そう、ボクと夕立さ」
夕立「今から夕立が提督さんの言おうとしていたことを当てるっぽい!提督さんは赤城さんを豚まん大食い大会に誘おうとしていたっぽい!」
赤城「そうなのですか?」
提督「うん、まぁ、そうなんだけどな。所謂、広報活動の一環としてどうか?って話をもらってな」
夕立「夕立もその大会に参加したいっぽい!」
提督「夕立はそんなに食べられないだろ?」
夕立「そんなこと無いっぽい。今から証明するっぽい!」
提督「証明?」
夕立「お願いしまーす!っぽい」
大淀「はーい」
ゴロゴロゴロ
提督(ワゴンの上に大量の豚まんが・・・。30、いや50はあるか?)
大淀「お待たせしました。55〇です」
時雨「55〇と言っても潤滑油じゃ無いよ」
提督「あの、大淀さん?」
大淀「はい。何でしょうか?」
提督「その豚まんの購入費用はどうしたのかと思いまして」
大淀「もちろん提督のお給料から天引きです」ニコッ
提督「は!?」
大淀「冗談です。経費ですよ」
提督「何だ冗談か」
大淀「ほら提督、夕立さんの方を見てください」
提督「!? 既に10個ほど無くなっているだと」
赤城「何という速さでしょう。既に半分無くなりました」
提督(は?あの体のどこにあんなに入るんだ?アレか?全部胸に行ってるのか?そうならば吹雪にも沢山食べされればいいのか?)お目目グルグル
時雨「提督、残念ながらそれは無いよ」
提督「何の話だ?」
時雨「食べた分だけ胸に行くって考えてたでしょ?ボクもそう考えたことがあったけど、結果は違ったよ」
提督「そ、そんなこと考えてる訳無いだろ(汗)」
夕立「ご馳走様でした」
提督「は?もう完食だと!?」
大淀「ただ今の記録3分20秒です」
提督「えっと・・・、50個を3分20秒でってことは」
キット「一つあたり4秒になります」フォンフォン
提督「!?」
赤城「私も負けていられませんね」
ガチャ
吹雪「ただいま戻りました。あれ?皆さんおそろいでどうしたんですか?」
提督「夕立も例の大会に参加することになった」
吹雪「え?夕立ちゃんが参加しても」
提督「いや、それがな・・・赤城にも負けないということが分かった」
吹雪「またまたー(笑)」
赤城「本当ですよ」
吹雪「え?」
キット「夕立さんは豚まん50個を3分20秒で完食されました」フォンフォン
吹雪「えぇー!?」
提督「俺も吹雪と同じ気持ちだ。自分の目を疑ったぞ・・・」
夕立「えっへん!」
提督「とりあえず大会参加にあたって一つ注意事項があるからよく聞いてくれ」
赤城「はい」
夕立「夕立はその場に居たから知ってるっぽい」
時雨「ここは大人しく話を聞くところだよ」
夕立「はーい」
提督「ゴホン。では、よく聞いてくれ。まぁ難しいことではない。優勝しても構わんが、ブッチギリの優勝は止めてくれ。以上だ」
赤城「確かに一般参加者の方が10個食べる間に私たちが100個食べたら、こんなもん勝てるかい!話にならんわ!となりますね」
提督「そういうことだ。夕立もきちんと守ってくれよ」
夕立「はーい」
-11/11 南京町-
司会者「お集りの皆さん、今年も豚まん大食い大会の開催をここに宣言します!」
ワー!
司会者「それでは出場選手の紹介です!まずは昨年のチャンピオン ビッグ黒田選手!」
黒田「今年もやってやるぜー!」
ワー!
司会者「次に(中略)そして今年は特別ゲストとして艦娘のお二方が参加されます!」
ワー!
キャー!
赤城「赤城です。よろしくお願いします。優勝目指して頑張ります!」
夕立「夕立よ。同じく頑張るっぽい!」
司会者「それでは皆さん、席に着いてください。準備はいいですね?それでは、よーい」
ピーーーーーーッ!
黒田「・・・」モグモグ
赤城「・・・」モグモグ
夕立「・・・」モグモグ
司会者「各選手、順調な滑り出しです」
黒田(この艦娘たちは他の選手とは違う・・・。コイツ等出来る!)モグモグ
赤城(流石は去年の優勝者。他の方々とは違いますね)モグモグ
夕立(美味しい♪)モグモグ
キャー!
ウォー!
アカギサンカワイイ!
赤城「・・・」
提督「ん?どうしたんだ?赤城の手が止まったぞ」
吹雪「何かあったんでしょうか?」
司会者「何が起きたのでしょう?赤城選手の手が止まりました!」
赤城「萌え、萌え、モグモグ」
黒田(その余裕、どこまで持つかな?)モグモグ
キャー!
加賀「」ポタポタ
吹雪「か、加賀さん!?鼻血が出てますよ!」
加賀「」
吹雪「加賀さん?」
加賀「」
吹雪「司令官、大変です!加賀さんが立ったまま気を失っています!」
提督「加賀!?しっかりしろ!」
加賀「ハッ!?」
提督「良かった。気が付いたか」
加賀「余りの尊さに一瞬気を失っていました」フキフキ
提督(ナニソレ)
~しばらく後~
挑戦者A「うぷっ・・・。もう無理。ギブ」
司会者「ここで挑戦者Aさん脱落です。皆さん、彼に惜しみない拍手を!」
ワー!
パチパチ!
黒田「お代わり!」
赤城「私もお願いします!」
夕立「夕立も!」
挑戦者B(この人たちまだ余裕なの!?)
黒田「・・・」モグモグ
赤城「・・・」モグモグ
夕立「・・・」モグモグ
加賀「赤城さんたちを見ていたらお腹が空いてきたのでゴマ団子でも買ってきます」
提督「気を付けてな」
加賀「子供扱いしないでください」
提督「えぇ・・・」
加賀「冗談です」
挑戦者B「私ももう無理・・・」
司会者「挑戦者Bさんも脱落です。ここまで頑張った彼女を称えてあげてください!」
ワー!
パチパチ!
加賀「殺気!?」
???「めでたい奴らだ。だが、こんなことをしていられるのもあと少しだ。精々残り僅かな平和を楽しんでおけよ、俺」
加賀(提督にそっくり。でも、彼とは違う異質な何かを感じる・・・。一体何者なの?)
提督「ん?」キョロキョロ
吹雪「どうしたんですか?」
加賀(追いかけるべき?でも、彼からは危険なオーラを感じる。一人で追いかけるのは・・・)
提督「誰かに見られている気がしたんだが・・・、多分気のせいだろう」
吹雪「司令官は有名人ですし、誰かが見ていたのかも知れませんね」
提督「そうかもな」
加賀(考えている間に見失ってしまった・・・。今は提督の所へ帰りましょう)
加賀「ただいま戻りました」
提督「お帰り」
加賀「提督もいかがですか?」つ山盛りのゴマ団子
提督「せっかくだから頂くよ」
加賀「吹雪さんもどうぞ」
吹雪「ありがとうございます」
司会者「いよいよ大会も大詰め、残り5分となりました。黒田選手、赤城選手、夕立選手共に同率で並んでいます!」
提督「赤城たちには手加減しろとは言ったが、普通に食いついて来ている彼は化け物か?」
吹雪「ええ。去年の優勝者なだけあって只者ではありませんね」
加賀「彼は数々の大会で優勝を掻っ攫った強者よ。先日も大食い番組で優勝していたわ」
吹雪「そうだったんですか!?」
提督「マジか。それなら納得だな」
~4分50秒後~
司会者「いよいよ終わりです。5、4、3、2、1、しゅうーりょー!手を止めてください!」
司会者「まずは夕立選手、残り一個です」
吹雪「夕立ちゃん頑張ったね!」
夕立「やったっぽい!」
司会者「続きまして黒田選手、残り半分!そして赤城選手は1/3個です!」
提督「と言うことは」
加賀「ええ」
司会者「勝者は赤城選手!皆さん、彼女に惜しみない拍手を!」
ワー!
パチパチ!
司会者「優勝者の赤城選手には賞品として豚まん一年分が贈られます!」
ワー!
パチパチ!
黒田「アンタたち凄いな。流石艦娘だ」
赤城「黒田さんも凄かったですよ。ここまで本気になったのは久しぶりです」
夕立「黒田さんも強かったっぽい!」
提督「せっかくだからお土産として豚まんを買って帰るか」
吹雪「いいですね!」
加賀「それでは春巻きと、ちまきと、北京ダックも追加で」
提督「どんだけ食べるんだよ(汗)」
時雨「お土産にパンダのぬいぐるみを買ってきたよ。もう直ぐ会えなくなるからね」
提督(またしても何処から出てきたんだよ)
次のイベントでいよいよシロッコが実装される様ですが、どんな子なんでしょうね?
名前が名前なだけに期待値が高すぎる(笑)
ヴィットリオ・ヴェネトもそろそろ来ないかな。一応、話は考えてる(かなり前にそれっぽいの書いた)けど結局ボツで終わりそう。
本日はここまで。
E4攻略中にコロ助(2号)拾ったんだけど、この子どうすればいいんだ?
解体は選択肢に無いけど、正直使いどころが無いよね・・・。
改二 or 姉妹艦実装時にコロタッチが使える様になることに期待するしか無いか。
本日分、始まります。
-9月下旬 執務室-
コンコン
ジャーヴィス「ジャーヴィスよ」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
ジャーヴィス「ねぇDaling、今年ももう直ぐ新しい子が来るんでしょ?」
提督「ああ、そうだな」
ジャーヴィス「そこで私から提案があるんだけど」
提督「提案?聞かせてもらおうか」
ジャーヴィス「いつも歓迎会を開いてるけど、今年はHalloween Partyなんてどうかな?」
提督「なるほど、ハロウィンか。クリスマスは毎年しているが、ハロウィンは前に一度やったきりだったな」
吹雪「楽しそうですね!」
キット「海外の方も増えていますし、いい機会では?」フォンフォン
提督「そうだな、前向きに検討しよう。やるならウォースパイトやアイオワにも相談した方がいいしな」
ジャーヴィス「それじゃ、お願いね。それと吹雪と少し話をしたいんだけどいい?」
提督「構わんぞ」
ジャーヴィス「それじゃマミーヤの所にでも行こっか」
吹雪「うん。行ってきます」
ガチャ
バタン
キット「アドミラル、一つ聞いても?」フォンフォン
提督「何だ?」
キット「ハロウィンは前に一度やったきりでしたが、何故その後しなかったのですか?」フォンフォン
提督「ああ、そのことか。10月には新人が着任するから歓迎会をするだろ?更にハロウィンパーティまでしたら準備が大変でな。12月も色々大変だが、年末くらいはちゃんと労ってやりたいし」
キット「そういうことでしたか」フォンフォン
提督「だが、ジャーヴィスがやりたいって言っている以上、要望は叶えてやりたいからな」
-甘味処 間宮-
ジャーヴィス「最近、Dalingに変わった様子は無い?」
吹雪「変わった様子?う~ん、思い当たる節は無いかな」
ジャーヴィス「そう?例えばJohnstonとか」
吹雪「ジョンストンちゃん?特に何も無いよ。あ、でも・・・」
ジャーヴィス(やっぱりあるんだ!Old Radyに伝えないと)
吹雪「本人は気付いて無いかも知れないけど、峯雲ちゃんを目で追ってたりするね。司令官は胸の大きな子が好きだから・・・」ハイライトオフ
ジャーヴィス(Mine踏んじゃったー!相手がYankeeじゃなくて良かったけど、これはこれで何とかしないと・・・)
ジャーヴィス「ほ、ほら、DalingがRingを贈ったのは吹雪なんだし、自信を持ってよ!」アタフタ
吹雪「ジャーヴィスちゃんは司令官のことをダーリンなんて呼んでるよね。もしかして・・・」
ジャーヴィス「ち、違うよ!親しみを込めてそう呼んでるだけで、Englandでは普通のことだよ!DaddyだってDaringって呼ぶんだから!」
吹雪「別に隠さなくてもいいよ。ライバルが一人増えた所で今更気にしないし」
ジャーヴィス「ホントに違うから(汗)」
ジャーヴィス(Old RadyはDalingを狙ってるけど、もしも吹雪と別れたら全力でGetするって宣言してたし、今は何もしないはず)
-夕方 会議室-
提督「急に呼び出してすまなかった。本日の議題なんだが・・・」
金剛(大規模な作戦でも始まるんでしょうカ?)
提督「今度着任する新人の歓迎会としてハロウィンパーティはどうか?とジャーヴィスから提案があった」
ウォースパイト「ハロウィンパーティですか。楽しそうですね」
アークロイヤル「前に一度やったきりだな」
金剛「いいと思いマース!」
アイオワ「いいわね!」
リシュリュー「私もいいと思うわ」
リットリオ「いいと思います」
ビスマルク「腕が鳴るわね!」
吹雪(何に対してでしょうか?お菓子作りですか?)
提督「ふむ。では、賛成ということでいいな?」
一同「はい」
新提(駆逐艦や海防艦の子たちと合法的に触れ合える。ぐふ、ぐふふ・・・)ニヤニヤ
提督「じゃあ、約一名は無視して具体的な話に移ろうか」
-ハロウィンパーティ当日 執務室-
ワイワイ
ガヤガヤ
提督「お、早速誰か来たぞ」
吹雪「来ましたね」
レーベ「トリック」
ビスマルク「オア」
マックス「トリート」
呂500「ですって」
プリンツ(ビスマルク姉さま・・・)
提督「あのー、ビスマルクさん?」
ビスマルク「何?」
提督「ビスマルクさんはお菓子をあげる側じゃないかな~なんて思ってみたり」
ビスマルク「誰も来なかったら可哀そうだから来てあげたのに文句あるの?」
提督「いえ、滅相もございません。むしろ、お気遣いありがとうございます!」
ビスマルク「それに私が作ったプレッツェルはグラーフに預けてきたから、今頃やってきた子に配ってるわよ」
提督「気を取り直してお菓子をあげよう」
一同「ダンケ!」
提督「ほら、プリンツも」
プリンツ「え?いいの?」
提督「ああ。せっかく来たんだ、手ぶらで帰らせる訳にはいかないからな。それにお菓子は十分な数を用意してある。遠慮はいらんよ」
プリンツ「ダンケ!」
夕張「提督、お手伝いに来ましたよ~」
提督「それは助かる。夕張が来てくれたし、吹雪も行ってくるといい」
吹雪「良いんですか?」
提督「ああ、今日は余計なことを考えずに楽しむといい」
ジャーヴィス「Darling♪」
提督「おっと、次のお客さんが来たな」
ジャーヴィス「Trick or Pico Ham!」
ジェーナス「Trick or Treat!」
ジェーナス(Pico Ham?)
提督「ピコハンは遠慮しておきたいからお菓子をあげよう」
ジャーヴィス「Thank you!」
ジェーナス「Thanks a lot!」
ジャーヴィス「それじゃ次行ってくるね~」フリフリ
提督「おう、楽しんで来いよ」
ジェーナス「ところでJervis、その恰好は何?」
ジャーヴィス「ああ、これはね」
提督「天使だったな」
夕張「ええ、天使ですね」
吹雪(司令官はジャーヴィスちゃんみたいな子が好みなんですね。あの子、将来ウォースパイトさんの様な美人になるでしょうし)ムスッ
提督「ん?何ふて腐れてるんだ?」
吹雪「別に。何でもありません」
提督「あ、もしかしてさっきの天使って発言にやきもち妬いたのか?そうなら誤解だ」
夕張「そうよ。さっきの天使は可愛いとかそんな意味じゃないわ」
吹雪「じゃあ何なんですか?」
提督「えっと・・・、兵器?」
夕張「まぁ、そうなりますよね?実際、兵器って説明になってましたし。ある種、私たちに近い存在的な?」
吹雪「???」
キット「吹雪さん、モニターをご覧ください」フォンフォン
吹雪「さっきのジャーヴスちゃんにそっくり」
提督「T〇Sというゲームに登場したキャラクターでさっきのジャーヴィスはその子のコスプレだ」
吹雪「それと兵器に何の関係が?」
提督「このゲームの舞台となった時代の数千年前の戦争中に人間やハーフエルフを『天使』と呼ばれる兵器に改造する技術が誕生したって設定になっていてな」
夕張「まぁ、倫理的にどうなの?ってなるけど、戦争中は倫理云々どころじゃなかったんでしょうね」
提督「しかも時の流れとともに忘れ去られて、真実を知っているのは一握りのみ。世間一般では天使とは天の機関に属する特別な存在って認識になってたからな」
夕張「天使になったこの子自身も真実は知らず、自分は世界再生のための生贄って認識でしたね」
吹雪「その子、生贄になっちゃったんですか?」
提督「いいや、紆余曲折を経て生贄にはならず、世界再生を何遂げてめでたしめでたしだったぞ」
夕張「ところで提督は何故、刀を二本も持ってるんですか?」
提督「刀一本の力が100なら、二本で200だ!」
夕張「・・・」
提督「やらせといてそんな目で見るな!」
夕張「ごめんなさい。つい・・・」
提督「ついじゃねぇよ!」
夕張「今のもそのゲームのネタでね、主人公が旅の仲間に剣術の指南をしてもらうんだけど」
提督「二刀流の理由を尋ねられて、二本なら200だ!って自信満々に答えるシーンがあった」
吹雪「えっと、まぁ、分からなくも無い・・・様な?単装砲より、連装砲の方が・・・うん、まぁ」
夕張「しかもこの話には続きがあって、その人は主人公が幼い頃に生き別れになった実のお父さんなの」
吹雪「え?」
提督「父の方はこの時既に息子だと気付いていた。他にも超センスが悪かったりで、自分が育ててやれなかったばかりに・・・って嘆いていたな」
吹雪「色々と残念過ぎてそうなりますよね」
提督「アホだけど決して悪い奴じゃないんだけどな。アホなことを除けば物凄く良い奴だ。アホだけど」
夕張(そんなに強調しなくても(笑))
夕立「提督さん」
睦月「提督」
夕立「トリック オア」
睦月「トリート」
提督「では、お菓子をあげよう。丁度いいし、吹雪も二人と一緒に行ってくるといい」
吹雪「では、お言葉に甘えて」
提督「楽しんでこいよ」
霞「誰も来ないと可哀そうだから来てあげたわ。トリック オア トリート」
夕張(霞ちゃんは一番乗りのつもりかも知れないけど、もう結構来てるのよね)
提督「あの、霞さん?その恰好はどうされたんですか?」
霞「はぁ?ハロウィンは仮装するものでしょ?夕張さんから渡されたのよ!」E:霞の鎧
提督「いや、別にハロウィンはコスプレする日じゃ無いんだけど・・・。それより夕張ぃ」
夕張「私の自信作ですよ!」
霞「そんなことよりお菓子はまだなの?」
提督「ああ、すまん。どうぞ」
霞「ありがと」ボソッ
霞「それじゃ、私は次に行くからちゃんとサボらずにお菓子を配るのよ」
提督「ちゃんとやるさ」
霞「どうだか」
霞(あぁ、もう!バカバカ、私のバカ!どうしてこうなっちゃうのよ!)
提督「一つ聞いても?」
夕張「どうぞ」
提督「剣と盾はどうした?」
夕張「剣は危ないので作ってません。盾は剣が無いなら要らないかなって」
提督「そうっすか」
夕張「ええ、そうです」
提督「そう言えば、ウイングさんが三種の神器を装備していたが、アレって何処から出てきたんだ?」
夕張「何処からって?」
提督「いや、鎧と盾は破壊された後に騎士の新しい鎧になったし、剣は紆余曲折を経て魔王の体の一部になっただろ?」
夕張「その後、騎士と魔王は一つになり元の姿に戻るかと思いきや神様になりましたね。元が外道なだけに神様になるってどうなの?って」
提督「外道って・・・。確かに善人とは言い難い奴だったが・・・。いや、やっぱ外道かも?まぁ、外道か否かはどうでもいい。三種の神器といい、三魔団の武器といい失われたはずの物が複数湧いた来たのが謎だよな」
夕張「そこはまぁ、最終回スペシャル的なノリだったんでしょうね」
-金剛型私室-
睦月「トリック」
夕立「オア」
吹雪「トリート!です」
金剛「いい所に来ましたネー!丁度スコーンが焼けた所デース!」
比叡「今、お茶を淹れますね」
提督「先日、ダイの大〇険のアニメが始まったが、何処までやるんだろうな?俺が小学生の頃にやってたのは訳の分からん所で打ち切りになったからな」
夕張「今度は最後までやって欲しいですよね」
提督「本当に。また訳の分からん終わり方するなら、最初からやるなと言いたい。打ち切りと言えば犬〇叉も訳分からん所で終わったが、新しいのが始まったな」
夕張「ええ、始まりましたね」
提督「旧作は打ち切りなのに新作って何なんだろうな?まずは中途半端な犬〇叉をどうにかしろよと言いたい」
夕張「それはきっと大人の事情って奴ですよ」
提督「それを言われると何も言い返せない・・・。それはそうと、多摩の奴来ないな」
夕張「多摩さん?今回は駆逐艦や海防艦、潜水艦の子を対象にしてるから来ないんじゃないですか?」
提督「多摩用にちゅーるを用意したんだけどな」
多摩「それを早く言うにゃ」
夕張「何時の間に!?」
多摩「ちゅーる有る場所に多摩有りにゃ」
夕張(普段から猫じゃ無いって言ってるのに・・・)
多摩「トリック オア トリートにゃ。大人しくちゅーるを寄こさなければ酷い目に合わせるにゃ」
提督「それは物騒だな。コイツは多摩用に用意したし、他の子にあげる理由も無いから大人しく差し出すとしよう」
多摩「ありがとにゃ」
望月「父ちゃん、トリック オア PS5」
提督「そんな物は無い。つーか、まだ売ってない。欲しいなら自分で買え」
望月「ケチー」
提督「つーかお前、初雪と二人でボタンみたいな名前のゲーム機持って行ったままだろ。返せ」
望月「ぴゅ、ぴゅー(汗)」
提督「口笛吹いて誤魔化そうとするな」
望月「じゃあ、4で妥協するから」
提督「そんな物は無い。3なら好きに使っていいぞ」
望月「3って・・・。4を見ないなとは思ってたけど、本当に持ってなかったとは・・・。何で4を買わなかったんだ?」
提督「3はテレビの横で埃を被ったオブジェと化しているのに4を買うと思うか?今思えば3はT〇Vのために買ったんじゃないか?って位に他にいいのが無かったからな。アレはゲーム機ではなくBDプレイヤーとして生まれたんだろ?実際BDプレイヤーとして使っているし」
望月「うん、もう、お菓子でいいや」
提督「では、お菓子を進呈しよう。あと、隠している訳では無いが、まだ公表してないんだから皆の前に父ちゃんとか言うなよ」
望月「分かってるって。ちゃんと気を付けるからさ」
提督「皆そうやってミスを犯すんだ」
~しばらく後~
初雪「お義兄い、トリック オア PS5」
提督「さっき望月にも同じことを言われたぞ。そしてそんな物は無い」
初雪「ケチー」
提督「反応まで同じかよ。お菓子で我慢しなさい。って言うか今日はお菓子をあげる日であって、クリスマスじゃないぞ」
初雪「いいもん。サンタさんにお願いするもん」
提督(ヤベッ!余計なこと言っちまった!)
夕張(墓穴掘ってるじゃないですか)
提督「ところで初雪」
初雪「何?」
提督「お前さんが望月と二人で持って行ったボタンみたいな名前の」
初雪「ぐー」zzz
提督「寝るな!」
コロラド「トリック オア トリート!」
提督「はい、どうぞ」
コロラド「サンクス!」キラキラ
夕張「ビスマルクさんの時点でもしかして・・・とは思いましたが、やっぱり来ましたね」
提督「まぁ、嬉しそうに帰っていったしいいじゃないか」
夕張「提督がそれでいいなら、いいんですけど、何だかなぁ・・・って」
提督「ん、何だこれ?」
夕張「どうしたんですか?」
提督「いつの間にか机の上に手紙らしき紙切れがある」
夕張「コロラドさんが置いて行ったんでしょうか?」
提督「そうかもな」
夕張「で、内容は?」
提督「ヒトヒトマルマル しれーのお宝を頂きに参上する。参上する。 怪盗ゆー&てぃー」
夕張「泥棒の予告状・・・。ゆーってことはゆーちゃんでしょうか?でも、さっき来ましたよね」
提督「文面からして雪風と時津風だな」
夕張「でも、雪風ちゃんならYじゃないですか?」
提督「ゆーきかぜってことなんだろ」
夕張「なるほど」
提督「そろそろ予告の時間だな」
怪盗ゆー「たのもー!」
怪盗てぃー「たのもー、たのもー!」
提督「怪盗と言いながら正面から堂々と来るんだな」
夕張「まぁ、これはこれで可愛いじゃないですか」
提督「随分可愛らしい泥棒さんだな」
怪盗ゆー「雪・・・じゃなかった、怪盗ゆーは泥棒ではありません、怪盗です!」
怪盗てぃー「その通り、その通り!」
提督(どっちも一緒じゃないか?)
提督「では、合言葉を」
怪盗ゆー「山」
怪盗てぃー「川」
提督「いや、そうじゃなくて・・・」
怪盗ゆー「トリック オア」
怪盗てぃー「トリート!」
提督「うん、お菓子を進呈しよう」
怪盗てぃー「わーい!ってちがーう!」
提督「ん?何が違うんだ?」
怪盗てぃー「時津風たちは怪盗なんだから、もらうんじゃなくて、盗むの!そうでしょ雪風!」
夕張(設定忘れて名前言っちゃってるよ)
怪盗ゆー「はっ!?そうでした!そういう訳なので戸棚にあるお菓子は頂いて行きます!」
提督「しまった!隠していたお菓子が!」
怪盗てぃー「さらばだー、さらばだー」
提督「行ったな。こんな感じで良かっただろうか?」
夕張「バッチリでしたよ!」
提督「それにしてもLの娘みたいな格好で来るとは思わなかったぞ」
島風「トリック」
天津風「オア」
長波「トリート!」
提督「では、お菓子をあげよう。ところで島風さん、その格好は?」
長波「何か知らないけど、鎧武者のコスプレをしてるんだよ」
天津風「貴方からも言ってやってよ」
提督「・・・」ジー
夕張「ええ、当然私の作品ですよ!エッヘン」
提督「で、霞はともかく、このチョイスは?」
夕張「島風ちゃんが『私は武士の娘です!』ってアピールするから用意したんです」
提督「はぁ・・・」
天津風「だいたい武士の娘って何なのよ?」
島風「武士の娘は武士の娘だもん!」
提督(何故、武者頑〇無にしなかったんだ・・・)
夕張「武者號〇丸をチョイスしたのはたまたま目の前にあったからです」
提督「天津風さんや」
天津風「何かしら?」
提督「今日はハロウィンだし、そういうものだと思ってやってくれ」
天津風「まぁ、貴方がそう言うなら」
長波(いいのかよ)
提督「気を取り直してお菓子をあげよう」
島風「わーい!帰って早速食べよ」
天津風「そうね。結構もらったし、一旦帰りましょうか」
長波「じゃあな」
提督「で、夕張よ」
夕張「何ですか?」
提督「コマンドも居るのか?」
夕張「居ません!」
提督「いや、何でだよ!騎士、武者と来たらコマンドも用意するだろ!」
夕張「だって、コマンドさんは普段の私たちとあまり変わりませんし」
提督「それを言われると否定出来ないが・・・」
夕張「私からも質問いいですか?」
提督「何だ?」
夕張「島風ちゃんの『武士の娘』って何ですか?」
提督「ああ、アレか。始まりは某ドラマに登場するおかんの決め台詞『私は武士の娘です』が気に入って言い出したんだと思う」
夕張「なるほど」
提督「で、俺は武士の子孫らしい。おかんからそう聞かされているからな」
夕張「え?それじゃ本当に武士の娘じゃないですか!」
提督「いや、俺は武士じゃないけどな」
マエストラーレ「トリック」
グレカーレ「オア」
リベッチオ「トリート」
提督「では、お菓子をあげよう」
三人「グラッチェ!」
グレカーレ「提督、これは私からのトリートだよ。後で飲んでね♡」つポット
提督「ありがとう、後でいただくよ」
三人「チャオチャオ」
提督「早速いただこうか」
夕張「カップ取ってきますね」
提督「頼む」
夕張「お待たせしました」
提督「ミルクティーか」
夕張「ミルクティーですね」
提督(ん?ちょっと待て、この匂いは)
ゴクッ
ブーッ!
夕張「うわっ!?汚いじゃないですか!」
提督「ガッデーム!あのクソガキャア、ミルクティーに偽装してカフェオレ持ってきやがって!マンモス許せないっピ!」
夕張「蝶〇さんかデスマ〇クかどっちかにしてくださいよ」
提督「すまん。雑巾を取ってくる」
夕張「もったいないから提督の飲みさしもらってもいいですか?」
提督「ああ、構わん」
夕張(あれ?ちょっと待って!勢いで言っちゃったけど、これって間接キスなんじゃ・・・///)
-廊下-
マエストラーレ「そう言えばさっき提督に渡してた飲み物は何だったの?」
グレカーレ「カフェオレだよ」
マエストラーレ「カフェオレ!?なんて邪道な物を!じゃなくて、提督はコーヒー嫌いだし、今すぐ戻って長女として謝罪しないと!」
グレカーレ「大丈夫大丈夫。今日はハロウィンパーティーだからブレーコーだって言ってたよ」
マエストラーレ「そっか、ブレーコーなんだ。なら大丈夫だね」
リベッチオ(提督そんなこと一言も言ってなかったし、絶対ダメなやつだよ・・・。ここは他人のふりしてやり過ごさないと。艦としては姉妹だけど、艦娘としては本当の姉妹じゃないから提督も分かってくれるはず)
提督「さっきの蝶〇さんで思い出したんだけどな」
夕張「はい」
提督「山〇邦正って今、月〇方正って名前で活動しているよな」
夕張「そう言えばそんなのも聞いたことがありますね。年末の特番では山〇アウトーってやってた気もしますが」
提督「月亭ってことはつまり八〇や八〇と同じ一門ってことじゃないか!」
夕張「!?」
提督「ハイ〇ールのリンゴ姐さんによると八〇の落語のレパートリーは『ちりとてちん』のみらしいが、方正は何が出来るんだ?」
夕張「落語家らしいって話は聞いたことがありますけど、実際に落語をやってる姿は見たことありませんね」
提督「やっぱりそうか。そう言えば、3でアホになる奴も確か落語家やってるよな?あっちも月亭だっけ?」
キット「今は桂三〇という名前で活動中です」フォンフォン
提督「ざ〇ば師匠のところか」
夕張「ずっと3をネタにしてただけあって名前も3が付くのね」
-数時間後 グラウンド-
卯月「沢山お菓子もらえたぴょん。次はパパの所へ行くぴょん♪」
???「うーちゃん」
卯月「?」キョロキョロ
???「うーちゃん、こっちだよ。こっち」
卯月「何処だぴょん?」
???「足元をご覧」
卯月「足元?」
???「ハァーイ、うーちゃん」
卯月「ひっ!?」
???「お菓子をあげるからこっちへおいで」
卯月「で、出たぴょぉぉぉぉーん!」ダッ
???「えっ、ちょ、うーちゃん?どうして逃げるんだい?」
清霜「あ、卯月さん」
卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!(泣)」
清霜「卯月さん、待ってー!」
長門「おかしい。何がいけなかったのだ?」
新提「分からん。あの映画ではピエロが側溝から話しかけたら子供が寄ってきたが・・・。アレか側溝では無くマンホールから話しかけたのがいけないのか?」
長門「う~ん・・・。原因が変わらんが行ってしまったものは仕方ない。次の子が来るのを待とう」
新提「そうだな。反省会は後だ。今日は年に一度の駆逐艦や海防艦の子たちと合法的に触れ合える日なんだから満喫しなければ!」
-執務室-
卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁ!パパー、助けてぴょーん!(泣)」
提督「な、何事だ!?」
吹雪「一体どうしたの?」
卯月「で、で、で、出たぴょん!」
提督「出た?何が?Gか?」
卯月「違うぴょん!あの映画に出てきたピエロのお化けだぴょん!」
提督「あー、なるほど。そういうことか」
吹雪「何か分かったんですか?」
提督「簡単なことだ。昼寝をしていたら怖い夢を見た」
卯月「違うぴょん!本当に出たんだぴょん!」
吹雪「映画のお化けが出たなんて言われても、ね」
卯月「嘘じゃないぴょん!」
清霜「はぁはぁ、卯月さん走るの早すぎだよ・・・」
提督「清霜も来たか。そう言えばまだお菓子をあげてなかったな」
清霜「そんなことより卯月さんどうしたの?」
提督「昼寝をしていたら怖い夢を見たらしい」
卯月「違うぴょん!」
清霜「え?卯月さんならグラウンドから執務室まで叫びながら一直線に走ってきたよ」
提督「は?」
吹雪「え?」
提督「それってつまり・・・」
吹雪「本当に何か居るってことですよね?」
卯月「さっきからそう言ってるぴょん!」
提督「清霜、悪いがしばらく卯月と一緒に居てやってくれるか?」
清霜「うん、任せて!」
提督「キットも留守番を頼む」
キット「お任せください」フォンフォン
-グラウンド-
新提「松輪ちゅわぁ~ん、こっちへおいで~」
長門「お菓子をあげるよ~」
松輪「うふふ」
新提「ん、影?後ろに誰か居るのか?」
長門「白、白です!」
吹雪「長門さん、新提さん何をしているんですか?」
新提「ひっ!?」
長門「何って・・・、お、お菓子をあげようとしているだけダヨ(汗)」
吹雪「へぇ~、そうなんですか」
新提「そ、そうなんだ!」
吹雪「では何故、そんな場所に隠れているんですか?」
長門「皆を楽しませようと思って、コスプレの一種的な?」
提督「ほう、コスプレの一種であると」
新提「イエッサー!」
提督「その結果、驚いた卯月は泣きながら執務室へ駆け込んだが?」
長門「私たちは決して怖がらせようとした訳では無いんだ!信じてくれ!」
提督「それは信じよう」
新・長(セーフ!)
提督「明石が新型主砲の試し撃ちをしたいと言っていたな」
吹雪「ええ、そうですね」
新提「え?あの・・・」
提督「こんな所に丁度良い的が二つもある」
長門「ま、待ってくれ!」
提督「問答無用!怖がらせようとした訳では無いのは信じるが、卯月は本気で怯えた居たぞ!他に被害者は何人居るんだ?」
新提「ひ、被害者なんて」
長門「そんなの居る訳無いじゃないか。人聞きの悪いことを言わないでくれ。では、私たちはこれで失礼する」
ガシッ
提督「逃がすと思うか?」
ズルズル
新・長「嫌ぁぁぁぁ!放して~!」
吹雪「毎度毎度バカなことばかりして。しっかり反省してください」
松輪「うふふ、鎮守府はキケンがいっぱい」
前にジャーヴィスが某神子のコスプレしてたり、霞がDr.ワイリー云々って言ってるイラストを見たけど、霞が霞の鎧ってネタは見かけないな。
私は声を大にしてアルバートは本物の天才だと言いたい。
どこぞの偽善者と違い、世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るため、愛と真実のクズを貫くアルバートの方が清々しいよな。
ところでR団のおバカ三人組(二人と一匹)ってまだバカなことやってるのか?
本日はここまで。
来年もよろしくぴょん。
昨年の上半期は内藤剛志とゼロと艦これのお陰で生きてこられた。
そして下期も内藤剛志とゼロと艦これのお陰で生きてこられた。
内藤剛志を称えよ。
本日分、始まります。
-1月上旬 日曜の朝 提督私室-
コンコン
響「響だよ」
提督「今行く。ちょっと待ってくれ」
ガチャ
響「休日の朝早くにすまない。義兄さんに相談があるんだ」
提督「相談?まぁ、入ってくれ」
響「お邪魔します」
バタン
響「二人っきりでいちゃいちゃしているところを邪魔して申し訳ない」
提督「そんな変な気を使わなくていい」
吹雪「そうだよ」
響「でも、姉さんの着衣が乱れているじゃないか。イチャイチャの最中だったんじゃないのかい?」
吹雪「え?」
響「ふふっ、冗談だよ」
提督「何処でそういうのを覚えるんだ?秋雲か?あのおバカのせいか?」
響「そういうのを知らない程子供じゃないよ」
提督(駆逐艦の中でも外見が幼い部類に入る響に言われても説得力が無い)
響「そんなことより、本題に入っていいかな?」
提督「相談があるんだったな」
響「うん、実は・・・義兄さんにもらった私のフェネクスなんだけど」
提督(もらった、ではなく勝手に持ち出したが正しいな。最終的にはあげたが)
響「無いんだ」
提督「無い?何が無いんだ?」
響「尾羽が無いんだ!あの尾羽型スタビライザーが!」
提督「なんだそんなことか。深刻な顔をしていたからもっと重大な問題かと思ったぞ」
響「重大だよ!義兄さんからもらった大切な機体なのに、パーツを無くしただなんて!」
提督「心配するな。無くしたんじゃない、最初から付けてないんだ」
響「付けてない?」
提督「そう、付けてない。フェネクスはUC版とNT版でデザインが若干異なるが、尾羽は邪魔だから付けなかった。接続部がチャチな作りだから取れて無くなりそうだったしな」
響「そうなの?」
提督「ああ、パーツ自体は捨ててないから見せてやろう。ちょっと待ってくれ」
ガサゴソ
提督「あった!これだ」
響「うん、何だか動かしてるといずれ取れて無くなりそうな作りだね」
提督「そうだろ?それでも欲しいなら本体と同じ色に塗って渡すが」
響「いや、やっぱりいいよ。パーツを見たら付けなかった理由が分かったよ」
提督「そうか。まぁ、不死鳥の尾羽なんて乙女に投げつけるくらいしか使い道が無いからな」
響「?」
吹雪「自分の指から出血してるのに、返り血か?とか言う人のことだよ」
響「あー、あの人か。彼には痛覚とか無いんだろうか?」
提督「謎だよな。まー、最も神に近い男だから普通の人とは感覚が違うのは確かだが」
響「感覚が違うと言っても、痛覚が無いのはもはや生き物じゃないんじゃ・・・」
提督「痛覚が無いと言えばそんな映画があったな。とある科学者がギャングに殺されるんだが、死んだと思っていた科学者は全身に大火傷が負うが一命は取り留めて、治療の一環で痛覚が無くなった代わりに常人には出せないパワーを発揮して復讐するってストーリーだったと思うが」
-大ホール-
瑞穂「鹿島さん、瑞穂に勝てない様では提督に勝つなんて夢のまた夢ですよ」
鹿島「私はまだ負けていません!今度こそ自分の力で提督さんとのデート権を勝ち取るんです!」
瑞穂「でしたらまずは瑞穂に勝ってください」
鹿島「言われなくても・・・、ファンネル!」
瑞穂「そんな直線的な攻撃は当たりません」
スパッ
ドカーン!
ドカーン!
ドカーン!
鹿島「ファンネルが!?」
秋津洲「瑞穂が艦プラバトルをしているのは初めて見たけど、かなりの手練れかも・・・。あたしもうかうかしてられないかも!」
瑞穂「トドメです。粒子発勁!」
鹿島「キャー!」
秋津洲「戦国の名を冠しておきながら中国武術とは不可解かも!」
瑞穂「瑞穂で良ければいつでもお相手致します。もっと強くなってください」
鹿島(もっと強くならないと)
シロッコも無事仲間入りしたし、次に艦プラバトルをやるならこうなるはず。
シロッコ「ザ・オー、動け!ザ・オー、何故動かん!?」
最上「お前には分かるまい!」←以前、こういうネタのイラストを見た
龍田「お兄ちゃん♡」←髪の色がそれっぽい
村雨「モガミンはそれを表現してくれる機体を使ってる」←そのままムラサメ
サラ(トガ)「パ〇ティマス様・・・」←ムラサメと同じく
エ〇さん、カスはそれっぽいのが浮かばないから省略
-1月下旬 執務室-
ジリリリリリーン
提督「ん?武羅悪鎮守府から着信だ」
吹雪「珍しいですね」
提督「どうせ爺さんがつまらん要件で電話してきたんだろ。ちょっとイタズラしてやるか」
吹雪「イタズラ?」
提督「こちら〇〇そば駅前店ですってボケてみるとか」
吹雪「大事な要件かも知れませんし、普通に出た方がいいと思いますよ」
提督「うーん、それもそうか」
ガチャ
提督「〇〇鎮守府、提督です」
師匠「ワシだ」
提督「ワシ?おかしいですね。インコ、オウム、九官鳥なら兎も角、人語を話す猛禽類なんて聞いたことがありませんね」
吹雪「プッ(笑)」
師匠「お前さんの師匠だ!」
提督「なんだ師匠でしたか(棒)」
師匠「冷たすぎないか?泣くぞ」
提督「で、要件は何ですか?」
師匠「うぅ・・・弟子が冷たい。昔は可愛かったのになぁ・・・」
提督「用事が無いなら切りますよ」
師匠「ちょっと待て!ちゃんと要件を言うから!」
提督「で、何すか?」
師匠「お主の鎮守府では毎年、訓練を兼ねて実践形式の豆まき大会を開いているだろ?」
提督「ええ、そうですね」
師匠「こちらでその話をしたら武羅悪が興味を持ってな」
提督「つまり参加したいと?」
師匠「話が早くて助かる」
提督「そうは言われても、何十人も連れてこられても受け入れられませんよ」
師匠「そこは心配ない。選抜メンバーとして数名をそちらに送る。一度経験すれば来年以降、こちらでも開催出来るだろう」
提督「その程度なら問題ありませんね」
師匠「では、受けてもらえるということでいいんだな?」
提督「ええ、構いません」
師匠「それは良かった。詳細は後程メールで送るので目を通してくれ。では、頼んだぞ」
ガチャ
プープー
吹雪「参加って聞こえましたけど、向こうの鎮守府の子たちが節分に参加するんですか?」
提督「ああ、その通りだ。向こうの子たちが興味を持ったとかで、研修と言うと大げさだが参加することになった」
-節分当日 執務室-
武羅悪・大和「本日はお招きいただきありがとうございます」
提督「恩師の頼みとあれば断れませんからね。大したことは出来ませんが、楽しんでいってください」
武羅悪・叢雲「恩師?恩師と言う割には電話しながら弟子が冷たいって泣いてたけど?」
提督「気のせいだ」
武羅悪・伊58「ゴーヤも見たでち」
提督「き・の・せ・い・だ。いいね?」
武羅悪・伊58「は、はいでち!(この件は深堀するとヤバイでち!)」
武羅悪・叢雲(荒れてた頃のうちの人よりヤバイオーラだしてるわ・・・。後でこっそりここの吹雪にでも聞いてみようかしら)
提督「始める前に一応、鎮守府内を案内しておこうか。作りは基本的に同じだから迷うことは無いだろうが」
-大ホール-
提督「では、これより今年の豆まき大会を始めます。今年は武羅悪鎮守府の子たちも参加することになった。それと師匠の代わりに吹雪が鬼役として参加もらことになったので、せっかくだから一言もらおうか」
武羅悪・大和「はじめまして、武羅悪鎮守府を代表して参加させていただくことになった大和です。本日は宜しくお願いします」
吹雪「今年は鬼役で参加することになりました。皆さん、ドンドン当てに来てください!」
睦月(これは厳しい戦いになるにゃ)
~5分後~
ピーーーーーッ
キット「皆さん、出発してください」フォンフォン
新提「グレカーレちゅわぁ~ん」
グレカーレ「何処見てるの?」
新提「グレカーレちゃんを見てるんだよ~。ハァハァ」
グレカーレ「やだ、可愛い♪」
長門「貴様・・・、私というものがありながら・・・(血涙)」←二人で駆逐、海防を愛でるのは良いけれども、一人にされるのは許せない系
グレカーレ「ほら、隙だらけだし今のうちに投げないと」
マエストラーレ「長女として妹に負けるのは納得出来ない。もっと頑張らないと!」ポイッ
リベッチオ「いや、そこは張り合う所じゃないと思うよ・・・。うん、ホントに」ポイッ
新提「あぁ、なんて幸せなんだ!」鼻血ダラー
-グラウンド-
天龍「待ちやがれー!」
提督「待てと言われて待つ訳が無いだろ」
夕立「そんなこと言ってられるのも今だけっぽい!」
時雨「目の前は壁だよ」
島風「いくら提督でも逃げ場は無いよ!」
提督「それはどうかな?」
天龍「その余裕ももう終わりだ!諦めやがれ!」
提督「うおぉぉぉぉぉーっ!」
天龍「か、壁を・・・」
夕立「登ったっぽい・・・」
島風「私も!」
天龍「マジか!?」
島風「ってやっぱり無理」
天龍「提督はイレ〇ンだったのかよ・・・」
夕立「それも特A級のハンターっぽい」
時雨「恐らく第17精鋭部隊だね」
-屋上-
提督「流石妖精さんだ。ぶっつけ本番だったが、本当にこの靴で壁をよじ登れたぞ。超高層ビルをよじ登ったイーサン・ハ〇トと違って三階建てだからまだ安全だが、失敗したら確実に大怪我だからな」
提督「さて、天龍たちが上がってくる前に逃げますかね。下の階の渡り廊下から隣の棟に行けば」
ガチャ
龍田「こんにちわぁ~」ニコッ
バタン
提督「俺は何も見なかったし、龍田なんて居なかった。うん、気のせいだ」
ガチャ
龍田「もぉ~酷いじゃない~。流石に傷つくわぁ~」
提督「えっと、龍田さん」
龍田「何かしら?」
提督「どうしてこんな所に居るのかな~って思いまして」
龍田「提督が天龍ちゃんたちに追いかけられているのを見て、逃げるなら上しかないと思って先回りしたのよ~」
提督(チッ、読まれていたか)
龍田「年貢の納め時ね。優勝させてもらうわぁ~。えい!」ポイッ
提督「ふん!」
龍田「マト〇ックスのキ〇ヌ・リーブスみたいな避け方をするなんて器用ね~。でも、その姿勢じゃ動けないじゃない」ポイッ
提督「まだまだ!」
龍田「あの姿勢から避けるなんて、やっぱり提督はただ者じゃないわね~」
提督「伊達に軍人をやっている訳じゃないさ」
龍田「でも何時まで続くかしら~?」
提督「な、何だアレは!?」
龍田「そんな手に引っかかるとでも~?」
提督「天龍が暴漢に襲われそうになっているぞ!」
龍田「天龍ちゃんも私も艦娘ですよぉ~。ちょーっと本気を出せばおバカさんなんてあっという間に肉片になるわぁ~」
提督「頼むから本当にやるのは止めてくれ。後が大変だ」
龍田「もちろんそんなことしませんよ~。深海棲艦とそのお仲間なら話は別ですけど~」
龍田「そうこうしている間に隅っこまで来ちゃいましたね~。さぁ、観念してください。もう逃げ場はありませんよ~」
提督「それはどうかな?」
ピョン
龍田「て、提督!?」
ピョン
龍田「え・・・」
提督「二段ジャンプも成功っと。最悪、こっちの壁に張り付けばいいと思ったが、上手くいったな」
天龍「提督ー、何処だー!龍田、こっちに提督が来ただろ?何処だ?」
龍田「・・・」ユビサシ
天龍「は?どういうことだ?」
龍田「ここから飛び降りたと思ったら、二段ジャンプをして隣の棟に逃げたわ・・・」
夕立「ホントだ!あそこに居るっぽい!」
時雨「まさか第0特殊部隊の方だったなんて・・・」
夕立「もしかして提督さんは深海棲艦ではなく、ネオ・アル〇ディアと戦ってるっぽい?」
島風「私も!」
ガシッ
天龍「危ないから止めとけ!三階の渡り廊下から追いかけるぞ!」
-廊下-
睦月「見つけたにゃ!」
吹雪「見つかっちゃったね」
如月「私もいるわよ」
弥生「弥生も居ます」
卯月「うーちゃんもだぴょん」
睦月「吹雪ちゃんに恨みは無いけど、勝負は勝負。年貢の納め時にゃ!皆、やるにゃ!」
吹雪「私も負けないよ!」
~数分後~
睦月「一発も当たらないにゃ・・・」
如月「練度が違い過ぎるわ・・・」
弥生「豆がもう無いです・・・」
卯月「うーちゃんは一粒だけ残ってるぴょん。一矢報いるぴょん!」ポイッ
ポコッ
鹿島「きゃっ」
卯月「ヤバイぴょん・・・。手元が狂って通りかかった鹿島さんに直撃したぴょん・・・」
弥生「きっと鹿島さん怒ってる・・・」
如月「きっとキツイ演習に参加させられるわよ!」
睦月「逃げるにゃ!」
鹿島「私ってそんなに怖がられているんでしょうか?まぁいいです。それより吹雪さん」
吹雪「はい」
鹿島「ここで会ったが百年目です。提督さんとのデート権を手に入れるためにも勝たせてもらいます!」
-大ホール-
日向「ズイウン、ズイウン、ズイウン、ズイウン、ズイウーン!見えたぞ!」
最上「流石師匠!提督は何処ですか?」
日向「提督は執務室で休憩中であると瑞雲の心が教えてくれた」
最上「執務室ですね?早速向かいましょう!」
日向「ああ」ガクッ
三隈「くまりんこ!?」
日向「どうやら私は力を使い過ぎた様だ。最上、三隈、お前たちだけで行くんだ」
最上「しかし!」
日向「心配するな、私は大丈夫だ。少し休んだら追いかけるさ」
三隈「くまりんこ・・・」
最上「分かったよ・・・。師匠、師匠のためにも必ず優勝を勝ち取ります!」
日向「ああ、頼んだぞ!」
-食堂-
提督「・・・」
キョロキョロ
提督「入り口付近に人影は無し。大丈夫そうだな」
スタスタ
提督「散々走って喉が渇いたし、何か飲み物をっと」
ゴトランド「・・・」ニコニコ
ガチャ
提督「・・・。今、冷蔵庫の隣にゴトランドが居た気がしたが、気のせいだろう。それより飲み物だ」
ゴトランド「アイスティーをどうぞ」つアイスティー
提督「ありがとう、気が利くな。そしてゴトランドは気のせいじゃなかったか」
ゴトランド「当然です。そろそろ来る頃だと思いましたよ」
提督「よく分かったな。それに飲み物のチョイスも」
ゴトランド「前に言いましたよね?ゴトの前世は貴方の吹雪だったって。貴方のことならよーく分かってますよ」
提督「・・・」
ゴトランド「まだ信じてないって顔ですね。だったらキットも知らない秘密を話しましょうか。あれは私たちが着任して二日目のことでした」
提督「!?」
大淀「提督は何処に隠れているのでしょうか?案外、食堂で休憩中だったりして」
大淀「あれは提督とゴトランドさん!」
ゴトランド「前に言いましたよね?ゴトの前世は貴方の吹雪だったって。貴方のことならよーく分かってますよ」
大淀(前世は吹雪さん?一体何を・・・まさか!)
ゴトランド「まだ信じてないって顔ですね。だったらキットも知らない秘密を話しましょうか。あれは私たちが着任して二日目のことでした」
提督「!?」
ガタッ
大淀(しまった!)
提・ゴ「!!!」
提督「げっ、大淀!さらばだー!」ダッ
ゴトランド「あ!待って!」ダッ
大淀「やはりあの噂は本当だったんですね。このままでは提督と鎮守府がゴト島さんに乗っ取られてしまう・・・。私が何とかしなければ!そうしなければ全てゴト島さんのおかげになってしまいます」
-廊下-
提督(ゴトランドはどうしたものか・・・。キットも嘘では無さそうだ言っているが・・・)
山風「パパ」
提督「山風か」
江風「江風さんと海風の姉貴もいるぜ!」
山風「パパなら娘であるあたしを優勝させてくれるよね?」
江風「そうだそうだ!」
海風「二人とも、そんなことを言ってお父さんを困らせてはいけませんよ」チラッチラッ
提督「正直、海風が一番プレッシャーなんだが・・・」
海風「あっ、ごめんなさい!そんなつもりは無かったんです」
提督「残念だが、娘だからと言って露骨に贔屓する訳にはいかない。だが、欲しい物があるなら今回の結果に関わらず買ってやるぞ」
山風「それじゃダメなの!勝ち取らないと意味が無いの!」
提督(どないせーちゅうんねん・・・。勝たせろって言っておきながら、勝ち取らないと意味が無いって矛盾し過ぎてるだろ)
江風「隙あり!」ポイッ
提督「おっと!」ヒョイッ
江風「チッ!山風の姉貴に気を取られている間にしかけたけど失敗か」
提督「こんな狭い場所で三対一は流石にキツイな。こうなれば・・・逃げる!」ダッ
海風「二人とも追いかけますよ!」
提督「ふぅ、撒いたな」
武羅悪・叢雲「こんな所にいたのね」
提督「!?」ビクッ
武羅悪・大和「叢雲さん、脅かすのは良くないですよ」
武羅悪・叢雲「別にビビらせようとした訳じゃ無いわよ」
提督「一難去ってまた一難とはこのことか。今度は武羅悪の所の叢雲に大和とは・・・、人気者は辛いね」
武羅悪・叢雲「観念しなさい!」ポイッ
武羅悪・大和「貴方に恨みはありませんが、勝負は勝負です!」ポイッ
提督「美人に囲まれて豆を投げられるのも悪くないが、そう易々と勝たせてやる訳にはいかないな」ダッ
武羅悪・叢雲「何で壁を走ってるのよ!」
提督「俺は武士の子だからな」※本当は妖精さんの造った靴のおかげ
武羅悪・大和「それは武士より忍者なのでは?」
武羅悪・叢雲「そこじゃないでしょ!」
-執務室前-
最上(行くよ!)ジェスチャー
三隈(ラジャー!)ジェスチャー
ガチャ
最上「提督、逃がさないよ!」
最上「くまりんこ!」
シーン
最上「居ない・・・?」
三隈「くまりんこ!」
最上「いや、そんなはずは無い!きっと隠れているんだ。そうだ、机の下だね!」
最上「さあ、観念・・・」
三隈「くまりんこ?」
最上「そんな訳無いだろ。瑞雲の心に間違いは無いんだ!そうだ、クローゼットだ、そうに違いない!」
ガチャ
最上「・・・。そうか、ボクたちが来ることを察知して逃げたんだね。行くよ、三隈」
三隈「くまりんこ・・・」
ピーーーーーッ
最上「終了の合図!?」
三隈「くまりんこ」
最上「そうだね、瑞雲の心から逃げ切るとは流石提督だ」
-廊下-
武羅悪・叢雲「さっきからちょこまかと!深海棲艦でもここまでコケにされたことは無いわ!」ポイッ
提督「そんなに怒るとせっかくの美人が台無しだぞ」
武羅悪・叢雲「誰のせいよ!」ポイッ
提督「大和を見てみろ。随分落ち着いてるじゃないか」
武羅悪・叢雲「あの人は駆逐艦みたいに素早くないからもう諦めてるだけじゃない!」ポイッ
ピーーーーーッ
スピーカー「ただ今を持ちまして豆まき大会を終了します。皆さん、大ホールにお集まりください」
提督「お、終了か」
ポコッ
武羅悪・叢雲「当たった・・・」
提督「残念ながら終了の合図の後だからノーカンだが、一発でも当てられて良かったじゃないか」
武羅悪・叢雲「ええ、中々楽しませてもらったわ」
-大ホール-
キット「それでは結果発表を行います。今年の優勝者は」フォンフォン
ジャカジャカジャカジャカ
ドン!
キット「100発全てを新提さんに直撃させたマエストラーレ級のお三方です。皆さん、拍手を」フォンフォン
ワー
パチパチ
提督「では、優勝したマエストラーレ姉妹の願いを聞こうか」
グレカーレ「新しいお洋服が欲しいなぁ~」
新提「それならボクが買ってあげるよぉ~」ハァハァ
提督「・・・。陸奥、悪いが保護者として付き添いを頼めるか?コイツと長門が心配だ」
陸奥「ええ、構わないわ。でも、長門は行かないと思うわよ」
提督「ん?」
陸奥「あっちを見て」
長門「・・・(血涙)」
提督「何があったんだ?」
陸奥「あの子に彼氏を取られたってところかしら」
提督「?」
今回のイベントは久しぶりに苦戦したでござる(沼ってた人からしたらその程度で苦戦?しばくぞテメーと怒られそうなレベルだけど)
ラスボスの姫、姫、姫、鬼、鬼は流石に悪ふざけが過ぎる。
仕事をしない正規空母(装甲空母は除く)に、幸運()艦共々、全部まとめて魚雷に通報レベルだろ。(20周年って嘘やろ・・・。ただしつけもの、テメーはダメだ!)
???「アンタたちふざけすぎー!」
今回も四号海防艦は掘れなかったけど、E4-3みたいな場所で掘ろうとは思わないし、海防艦ならそのうち任務の報酬で配りそうだし、ワタシハマンゾクダ。
本日はここまで。
曙改二おめでとう!
今回は曙回・・・かも知れない。
本日分、始まります。
-2/14 朝 執務室-
曙「どうせクソ提督は誰からも貰えないだろうし、可哀そうだから持ってきてあげたわ。早く受け取ってよね」つチョコ
提督「あちがとう」ニコッ
曙「フン!渡すもの渡したし、帰るわ。じゃ」
スタスタ
ガチャ
バタン
吹雪「毎度のことながら素直じゃないですね」
キット「はい。わざわざ誰よりも早く持ってきてあの態度ですからね」フォンフォン
提督「曙らしいと言えばらしいけどな」
-綾波型私室-
曙「はぁぁぁぁーっ」
漣「おや?机に突っ伏したりしてボノタソはどうしたの?」
朧「提督にチョコを持って行ったんだけど、いつものアレで」
潮「やっちゃったんだって」
漣「あ~なるほど。で、自己嫌悪に陥っていると」
朧「うん。それもいの一番、誰よりも早く行ったみたい。まぁ、一番は姉さんだろうけど、多分」
漣「バンバンバン」
朧「?」
潮「生一番?」
漣「バンバンバン」
潮「生一番!」
漣「正解は?」
朧「越〇製菓!」
曙「はぁぁぁぁーっ」
潮「これだけ騒がしくしても反応しないなんて・・・」
朧「これは重症だね」
漣「ふむふむ。よし!」
漣「ボノタソ、ボノタソ」ツンツン
曙「何よ」ジロッ
漣「ボノタソのためにこの漣が一肌脱いで進ぜよう」
曙「はぁ?」
漣「ボノタソのためにご主人様に対して素直に好意を伝える方法を実践して進ぜようと言っているのだよ」
曙「何でクソ提督に対して素直に好意を伝えないといけないのよ?って言うか好意なんて持ってないし!」
漣「じゃあ何でいっちばん!にチョコを持って行ったりしたの?」
曙「一番なんかじゃないわよ!それに誰からももらえなかったら悲惨だから義理であげただけだし!あと、白露のモノマネ似てない」
漣「そこは別にどうでもいいでござるよ。正直、似せようとも思わなかったし。で、素直に好意を伝える方法は知りたいの?知りたくないの?」
曙「知りたいです(小声)」
漣「聞こえんなぁ」
曙「し・り・た・い・で・す!これでいいでしょ!」
漣「はぁ~、全く・・・。素直じゃありませんなー」
曙「いい加減にしないと怒るわよ」
-執務室-
秋雲「青き清浄なる世界のために!チョコを持ってきたよ」
提督「血のバレンタインは洒落にならんぞ。間違っても深海棲艦に対して核攻撃はしてくれるなよ」
秋雲「コーディ死すべし、慈悲は無い。だよ」
提督「お前さんは何時からブルーコ〇モスになったんだ?」
秋雲「ひゃっはー、コーディは皆殺しだー!」
提督(ブルーコ〇モスだと思ったら世紀末のザコ共の様な発言を始めた・・・)
漣「ご主人様~♪」
提督「どうしたんだ?随分上機嫌じゃないか」
漣「ご主人様にチョコを持ってきましたよ」
提督「ありがとう」
漣「でも、その前にご主人様に伝えたいことがあります」
提督「伝えたいこと?」ゴクッ
漣「ご主人様、実はですね・・・。漣はスコです」
提督「???」
漣「ですから、漣はスーコです」
提督「何を言っているんだ?漣は艦娘だろ」
漣「はい?ですから、漣はご主人様がスコです!」
提督「俺がスコ?何を言っているんだ?俺は人間だ」
秋雲「ぐぼぉ(笑)」
吹雪「?」
漣「ですから漣はご主人様のことがスコなんですって!」
提督「さっきから何を言っているんだ?漣は艦娘だし、俺は人間だろ?まさか俺は自分を人間だと思い込んでいる猫だと言いたいのか?」
漣「ご主人様のアホー!(泣)」ダッ
提督「一体何だったんだ?」
吹雪「何だったんでしょう?」
秋雲「ねぇねぇ、提督」
提督「何だ?」
秋雲「スコの意味理解してる?」
提督「スコティッシュフォールドの略だろ?」
吹雪「ですよね」
秋雲(やっぱり(笑))
提督「以前、映画の本編が始まる前のCMの時間に野〇スコってショートアニメやってて好きだったんだけど、いつの間にか無くなったよな」
吹雪「私も好きでしたけど残念です」
秋雲「念のために聞くけど、本気だよね?」
提督「当然だ。ふざけている様に見えるか?」
秋雲「おふざけは許さない。何故なら私は艦娘だから」
提督(もう訳分からん)
秋雲「じゃあ言うけどね、スコってのは好きって意味だよ」
提督「またまた~(笑)」
吹雪「スコが好きって意味が分からないですよね(笑)」
キット「秋雲さんの言っていることは本当です」フォンフォン
提督「は?」
吹雪「え?」
秋雲「スコってのはネットスラングで、あ、ネットスラングってのはね」
提督「そこの説明は結構。その位分かるわ」
吹雪「まさかそんな意味だったなんて・・・」
秋雲「まー、あの子の性格を考えるとストレートに好きって言いづらかったんだろうね」
吹雪「漣ちゃんの性格を考えると納得ですね」
提督「何か悪いことしたな。後で謝りに行くか。あ、でも・・・」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「チョコ貰い損ねたし、何か催促に来たみたいになりそうだなって」
秋雲「確かにタイミング悪いよね~」
提督「でもやっぱ行った方がいいよな」
-廊下-
ゴトランド(さっきから視線を感じる・・・)
大淀(手に持っているのはチョコレートで間違いないはず。変な薬品入りのチョコで提督を洗脳する気ですか?)←段ボール箱に潜伏中
ゴトランド「誰かいるの?」クルッ
大淀(マズイ!)
ゴトランド「・・・。誰も居ない。やっぱり気のせい?」
大淀(何とかやり過ごせました。やはり川内さん辺りを仲間に加えるべきでしょうか?あの子は諜報活動とか得意でしょうし)
ゴトランド(でもやっぱり視線を感じるのよね)
-綾波型私室-
漣「チクショー!(泣)」
曙「何が素直に好意を伝える方法を教えてやるよ!期待して損したわ!」
潮「流石にアレはどうかと思うよ」
朧「あれじゃダメだよね」
漣「漣は悪くないもん!理解できなかったクソご主人様が悪いんだもん!」
-部屋の前-
提督(物凄く声かけ辛い・・・。日を改めよう。明日、ケーキでも買ってきてからの方がいいな)
今回の話は一年ほど前に思い付いた話だったりします。
当時、バレンタイン過ぎてるしな~って思って翌年に置いときましたが、また過ぎてた。
でも、アリス・ギア・ナントカはまだバレンタインイベントやってるし、ホワイトデーを迎えるまではバレンタイン月間だ!
本日はここまで。
先日、某家電量販店で武器屋のガールプラモを改造して作成したポーラを展示してたでち。
瞳はデカールではなく手書きで髪型も再現してたし、艤装はMSGを組み合わせて再現してたぽい。
ああいうの出来る人ってマジですごいよな。
本日分、始まります。
-鎮守府 正門前-
反艦娘団体「艦娘は違法だー!この国から出て行けー!」
反艦娘団体「我々は艦娘を認めないぞー!」
反艦娘団体「深海棲艦に対する虐殺を許すなー!」
反艦娘団体「神の裁きを受け入れろー!」
反艦娘団体「マ〇オォォォーン!」
反艦娘団体「それはEX〇Mの裁きだろ!」
ワー
ギャー
あきつ丸「大変であります!提督殿に知らせないと!」
-執務室-
提督「百貨店で偽版画を販売?信じられんな」
吹雪「そんな事件が起きているんですか?」
提督「ああ、見てみろ」
吹雪「ホントだ。嘘みたいな事件ですね」
キット「本物と偽物の区別が付かないとは嘆かわしい」フォンフォン
提督「そう言えば先日、棟方志功の作品の展示販売会をやってたが・・・もしかして」
吹雪「可能性はありますね。見に行ったんですか?」
提督「いいや、やってるなーって素通りした」
吹雪(え?素通り?)
提督「日本画はあまり興味が無いし、水墨画や浮世絵も含めて5人位しか知らないぞ」
吹雪「え~、そんなこと無いんじゃないですか?」
提督「いや、ホントだって。じゃあ試しに名前を挙げるぞ」
提督「雪舟、葛飾北斎、葛飾応為、伊藤若冲、円山応挙、横山崋山、俵屋宗達、本阿弥光悦、尾形光琳、酒井抱一、歌川広重、歌川国芳、加納探幽、写楽、横山大観、東山魁夷、レオナール・フジタ、山下清、小磯良平、川西英、棟方志功、希林か彌生かよく分からん水玉南瓜の人、ジミーちゃん、それからえーっと・・・」
キット「今で23名です」フォンフォン
提督「そうだろ。だから5人くらいしか・・・、今何て?」
キット「23名です」フォンフォン
提督「5人くらいだと思っていたら、23人何を言っているか(ry」
吹雪「司令官ならそのくらいは行くと思いましたよ。印象派が好きって言う割には琳派だ狩野派だって日本画のこと色々教えてくれましたよね」
コンコン
あきつ丸「提督殿、大変であります!」
提督「何かあったみたいだな」
吹雪「そうみたいですね」
スタスタ
ガチャ
提督「どうした?正門前に動物園から逃げ出したライオンでもうろついているのか?」
あきつ丸「その方がまだマシであります」
提督「?」
あきつ丸「最近、毎日の様に抗議活動をしている例の人たちでありますが、今日は一段と多く、今にも敷地内になだれ込みそうな勢いであります!」
提督「・・・」
スタスタ
あきつ丸「提督殿、どちらへ?」
ガシッ
提督「何のマネだ?放せ」
あきつ丸「もう一度聞きます。何処へ行く気でありますか?お手洗いなら放しますが」
提督「何、ちょーっと2、3人斬ってくるだけだ。そうすればあのバカ共も二度と現れないだろう」
吹雪「そんな・・・ダメです!」
提督「二人して邪魔しないでくれ」
-鎮守府 正門前-
女「あそこに提督が居るわ!」
反艦娘団体「何処だ?姿が見えないぞー!」
女「西の方に逃げて行ったわ!」
反艦娘団体「捕まえるぞー!逃がすなー!」
女「上手くいったね・・・」
???「チッ、愚図共が!単純な手に引っかかりやがって。まぁいい、今日はこの辺で引き上げるか」
女「殺気!?」
女「誰も居ない・・・。何だったの?」
-執務室-
あきつ丸「もうすぐ警察が来て追い払ってくれるはずであります。吹雪殿、キット殿、提督殿が変なことをしないように見張りを頼むであります」
吹雪「任せてください。あんな人たちが相手と言えども、司令官を人殺しにしたくはありませんから」
あきつ丸「では、お願いするであります」
スタスタ
ガチャ
バタン
キット「アドミラル、落ち着いてください。ここで出て行けば相手の思う壺です」フォンフォン
提督「そんなことは分かっている。だが、この国を守るために戦っている艦娘の皆に対してあんな態度が許せるか?」
吹雪「それでも耐えてください」
シュタッ
女「あの人たちは全員追い払っておきました」
吹雪「!?」
提督「だ、誰だ!?」
女「?」
キット「ヒトミさん、変装したままでは誰か分かりませんよ」フォンフォン
提督「ヒトミ?」
女「あ・・・、ごめんなさい・・・」ベリッ
吹雪(ホントにヒトミちゃんだ)
伊13「あの人たちの仲間のフリをして提督が逃げたと嘘を教えたら、居もしない提督を追いかけて行きました・・・」
提督「そうか、ヒトミが追い払ってくれたか。ありがとう。でも、こんな危険なことはあまりしないでくれ」
伊13「大丈夫です・・・。私も艦娘です。そんなに簡単に負けたりしません・・・」
提督「それでも心配なものは心配だ」
秋津洲「提督、大変かもー!」
シュッ
吹雪「一瞬で居なくなりました!」
提督「流石と言うか、こんなことが出来るのは川内とヒトミの二人だけだよな・・・」
スタスタ
ガチャ
提督「今度は何だ?Gでも出たか?」
秋津洲「そんなことでわざわざ執務室に来ないかも!」
提督「ではどうした?」
秋津洲「ガン〇ムマーカーのメッキシルバーがリニューアルされて再生産されることになったかも!」
提督「・・・。秋津洲よ、まだ3月だ。エイプリルフールには早い」
秋津洲「嘘じゃないかも!ネットで調べるかも!」
提督「はいはい。そこまで言うなら調べるさ。ガン〇ムマーカー メッキシルバーっと」
提督「な、何だと!?」
秋津洲「嘘じゃなかったでしょ?」
提督「悪かった。まさか本当に再販されるなんて・・・。しかもメッキ感がマジパナイ・・・」
吹雪(鬼怒さんですか?)
提督「瓶のメッキシルバーって正直期待外れでこれならExシルバーでいいやって感じだったが、本当にこのメッキ感が出るならマーカーをエアブラシにするアレとセットで買う価値があるな!」
-工廠-
明石「フフフ・・・。ついに、ついに完成してしまった」
妖精ズ「おめでとーございます」
明石「貴方たちもありがとう。これで提督に楽しんでもらえれば成功だわ。今晩早速やるわよ!」
妖精ズ「おー!」
-夜 提督私室-
吹雪「おやすみなさい」
卯月「おやすみぴょん」
提督「おやすみ」
~しばらく後~
提督「ん?ここは何処だ?ちゃんと自分の部屋で寝てたよな」
明石「提督ー!」
吹雪「司令官!」
提督「明石に吹雪か。ここは何処だ?俺は部屋で寝ていたはずなんだが、寝ぼけてフラフラと歩いていたみたいだ」
明石「提督、落ち着いて聞いてください」
提督「分かった」
明石「実はここは夢の中です」
提督「なるほど、夢か。夢ならよく分からない場所に居ても不思議じゃないよな」
明石「あの、ただの夢と思ってませんか?」
提督「そりゃそうだ。夢は夢だろ?」
明石「実はその、ただの夢じゃないと言いますか・・・」
提督「歯切れが悪いな。夢の中でも発明品で何かやらかしたか?ハハハ」
明石「私の造った夢を操作する機械が暴走して鎮守府内の全員の夢がごちゃ混ぜになってしまいました!」
提督「つまり、普通の夢ではないと?」
明石「はい」
提督「では目の前に居る明石も吹雪も俺の夢の産物ではなく、本物なんだな?」
明石「そうです」
提督「なるほど。よし!」
スッ
明石「あの、提督?何してるんですか?刀を構えたりして」
提督「何って見れば分かるだろ?夢なら死ねば帰れる。ならば死ねばいい」
明石「!? 吹雪ちゃん、直ぐに提督を取り押さえて!」
吹雪「は、はい!」
提督「何するんだ?二人とも放せ」
明石「提督、落ち着いて聞いてください。ディ〇プリオさんの映画では死ねば目が覚めて現実に帰れましたが、ここで死ねば二度と目が覚めません」
提督「は?」
明石「永遠にこの世界から出られなくなってしまいます!」
提督「それを早く言え!」
明石「申し訳ありません!」
提督「とりあえずお前減給な」
明石「えぇー!」
提督「えぇーじゃねぇよ!誰のせいだと思ってるんだ?」
明石「その点については海よりも深く反省しております。はい」
提督「で、どうすればいいんだ?朝が来れば自然に目が覚めるのか?」
明石「それは今調査中でして」
熊「提督~」
提督「く、熊!?」
熊「違うクマ。熊は球磨だクマ」←見た目は熊、中身(人格)は球磨
提督「は?お前・・・球磨なのか?」
球磨「そうだクマ」
提督「球磨が熊になるって・・・。ややこし過ぎる」
球磨「気付いたらこの姿になってたクマ」
神威「イヨマンテの夜です!」
猫「ニャー」
提督「ま、まさか、お前、多摩か?多摩なのか?」
猫「ニャー」
提督「そんな・・・。球磨がアレだからまさかとは思ったが、多摩まで変わり果てた姿になって・・・」
多摩「提督、何してるにゃ?」
提督「何って多摩が猫のタマにって、多摩じゃないか!」
多摩「何を言ってるか分からないにゃ」
提督「色々あるんだ。気にしないでくれ」
猫「ニャー」
多摩(あー、つまり、その猫を多摩だと思ったにゃ)
由良「提督さん、大変!」
提督「ん?」
由良「球磨さんが、球磨さんがイヨマンテされそうになってます!」
提督「イヨマンテ!?」
吹雪「イヨマンテ?」
提督「イヨマンテってのはな、某海賊映画の2作目でキャプテンがどっかの部族に捕まっていたシーンあっただろ?」
吹雪「はい」
提督「で、神の魂を肉体から解放するとかで食べようとしていただろ?アレと同じ様なものだ。魂を神の下へ帰す儀式だ!」
吹雪「早く止めないと!」
提督「神威!」
神威「あ、提督。提督も参加されますか?生きのいい熊が手に入ったんです」
提督「落ち着いて聞いてくれ。今年のイヨマンテは中止だ」
神威「え?」
提督「もう一度言うぞ。イヨマンテは中止だ」
神威「どうしてですか?」
提督「それはだな」
神威「ナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ」ハイライトオフ
提督(マズイぞ!)
神威「神威が日本産まれじゃないから偽者だってことですか?」
提督「違う、そうじゃない!」
神威「では、どうしてですか?」
提督「実はな・・・イヨマンテよりもっと楽しいイベントがあるんだ!」
神威「どんなイベントですか?」
提督「それは・・・まだ教えられない」
神威「嘘なんですね・・・」
提督(こういう言い方はしたくなかったが仕方無い)
提督「神威よ、お前は俺のことが信じられないのか?」
神威「そ、そんなことありません!」
提督「では、今年のイヨマンテは中止だ。いいな?」
神威「はい!でも、あの熊は?」
提督「非常食として連れて行く」
球磨「誰が非常食クマ!」
吹雪「まぁまぁ落ち着いてください。ああでも言わないと説得できませんし」
由良「そうですよ。助かったんだから提督さんに感謝しないと」
球磨「それでも、もう少しマシな助け方して欲しいクマ」
提督「そう言えば、何でこんな機械を造ったのかをまだ聞いてなかったな」
明石「最近は深海棲艦だけでなく、反艦娘の変な集団まで活発に活動してるじゃないですか」
提督「そうだな」
明石「だからせめて夢の中だけでも楽しい思いをしてもらおうと思って・・・。でも、失敗して迷惑をかけただけですね・・・」
吹雪「司令官」
提督「どうした?」
吹雪「理由が理由ですし、処罰は無しにしてあげられませんか?」
提督「しかしだな、お咎め無しでは示しが付かないだろ?」
吹雪「確かにその通りですけど」
提督「まぁ、理由に免じて軽めにするさ」
キット「アドミラル、聞こえますか?」
提督「キット?何処だ?」キョロキョロ
キット「私は今、明石さんの造った機械を経由して話しかけています」
提督「なるほど。キットはこちらには居ないのか」
キット「はい。現在、妖精さんたちが機械の停止を試みていますが、バグに阻まれています」
提督「おーい、明石さんや?テストもせずに投入したのかー?」
明石「え?いや、ち、違うんです。この機械を造ったのは私ではなく、別の明石で海軍のサーバにアップされていた設計図を基に造ったのであって」
提督「はぁ・・・」
キット「どうやらそのバグは所謂ラスボスとしてそちらの世界に潜伏している様です」
提督「マジか」
キット「そのバグの所在を記した地図をそちらへ送ります」
提督「おぉ!ゲームでマップ画面を開いたみたいに出てきたぞ!」
キット「こちらも対処を続けますが、アドミラルたちもそちらからアプローチしてみてください」
提督「分かった。でも、できればそちらで修正して終わらせて欲しいけどな」
キット「妖精さんたちにその様に伝えます」
提督「とりあえず出発するか」
吹雪「そうですね」
提督「皆、付いて来てくれ。地図によるとあっちの方だな」
一同「はーい」
ズイウン
ズイウン
ズイウン
明石「あの、提督」
提督「俺たちは何も聞いてない、見てない、そして誰も居ない。気付かれる前に足早に立ち去るぞ」
アヒャヒャヒャヒャ
提督「のん兵衛共は夢の中でも酒盛り中か・・・(汗)」
球磨「どんだけ好きなんだクマ・・・」
曙「いつもクソ提督なんて言ってごめんね」
提督「曙が本気でクソなんて言ってないって分かってるさ」
曙「義兄さんありがとう。大好き」
提督「ハハハ、曙は可愛いな」ナデナデ
一同「・・・」
提督「俺たちは見てはいけないものを見てしまった・・・。いや、本気で嫌われている訳では無いとは思っていたが・・・」
吹雪「もしかして気付いて無かったんですか?」
提督「え?」
吹雪「え?」
提督「明日からどんな顔して会えばいいんだ・・・」
吹雪「いつも通りでいいと思いますよ」
提督「そうか?」
吹雪「ええ。だって曙ちゃんは司令官に本心を見られたことを知らない訳ですし」
提督「言われてみればその通りか」
♪~
提督「今度はあっちから音楽が聞こえるな」
那珂「みんなー、今日は那珂ちゃんのコンサートに来てくれてありがとー!」
ワー!
那珂「ただし、つけもの君はダメだよ!」
明石(やっぱりダメなんだ)
提督「なるほど。那珂ちゃんの夢か」
那珂「次は皆に那珂ちゃんの特技を披露するねー!」
ワー!
提督「歌と踊り以外に何かあるのか?」
那珂「エヘン虫に向かってところてんマグナムをするよ☆」
提督「何やってんだか・・・」
明石「アハハ・・・(汗)」
那珂「ところてんマグナム!」
グワー!
グエー!
吹雪「止めなくていいんですか?」
提督「別にいい。エヘン虫はエヘン虫形態だと弱いし、人間形態になったらなったで、010(おと)月7日は大人の日とか言って那珂ちゃんが処理するだろう」
吹雪「?」
提督「気にしなくていい」
秋津洲「お前たち頭が高いかも!この最強の艦娘である秋津洲様にもっと敬意を払うべきかも!」
一航戦「ははーっ」
二航戦「ははーっ」
五航戦「ははーっ」
長門型「ははーっ」
大和型「ははーっ」
一同「・・・」
提督「秋津洲・・・(涙)」ホロリ
吹雪「秋津洲さんは明石さんと同じで戦闘を目的とした艦じゃないのに、火力の低さを気にしてたんですね・・・(涙)」ホロリ
明石「艦娘だからと言って戦闘が全てじゃないわ。強く生きるのよ秋津洲ちゃん(涙)」ホロリ
リベッチオ「パパー、ママー♪」
提督「リベッチオと見知らぬ男女」
吹雪「ご両親でしょうか?」
提督「恐らくそうだろう。リベッチオの両親は提督と艦娘だと聞いているが、二人とももうこの世には居ないんだったな」
吹雪「夢の中でしか会えないなんて悲しいですね」
提督(リットリオ、ローマとよく似た服装だが、もしかして・・・)
明石「デロリアンを使えば会わせてあげることも出来ますが・・・」
球磨「それは止めた方がいいクマ」
多摩「ニャ」
由良「ええ、そうですね」
提督「デロリアンのお陰で生きている俺が言うのもおかしな話だが、歴史に干渉するのは止めた方がいい。どんな影響が出るか分からないからな」
明石「そうですよね・・・」
提督(ゴトランドの言っていたことが事実なら、確実に歴史改変による影響が出ていることになる。何が起きるか分からない以上、リスクを冒す訳にはいかない)
吹雪「本当のご両親はもう居ませんが、その分中将さんが可愛がってくれますよ」
提督(あの人が出所するの何年後だろうな・・・。それまでは俺がちゃんと面倒見てやらないと)
提督「地図によるとこの辺りに次の階層への扉があるはずなんだけどな」キョロキョロ
吹雪「あそこにヲ級さんが居ますよ」
提督「本当だ。おーい、ヲ級!」
明石「何だか様子が変じゃない?」
由良「艦載機を発艦させました!」
提督「何がどうなっているんだ!?」
吹雪「迎撃しないと!」
キット「そこに居るのはヲ級さんではなく、中間地点を守護する所謂中ボスです。遠慮せず撃破してください」
提督「そんなものまで居るのかよ・・・」
磯風「私に任せろ」
球磨「鳥クマ」
多摩「飛行機ニャ」
由良「あれは・・・磯風ちゃん!」
磯風「はぁぁぁーっ!」
スパッ!
提督「一撃で真っ二つか。流石だな」
明石「そりゃ私たちの自信作ですからね!」
提督「この装置もあの位完成度が高ければよかったのにな」
明石「うっ・・・。で、でも、開発者は私ではなく他の明石ですし、おすし」
提督「デバッグって知ってるか?」
明石「ぴゃー、ナニソレ?美味しいの?」
提督「可愛らしく言えば許されるとでも?酒匂に怒られるぞ」
明石「てへぺろ」
提督(それにしもキットにバグらしいバグが無いって奇跡だよな)
磯風「司令、無事か?」
提督「ああ、助かった」
磯風「ところでここは何処だ?」
明石「実は・・・」
~事情説明中~
磯風「なるほど。そんなことが起きているのか」
吹雪「皆さーん、扉が見つかりましたよ。どうやら磯風ちゃんがヲ級さん(仮)をやっつけたら出現した様です」
提督「よし、開けてみよう」
ガチャ
提督「扉を抜けるとそこは・・・」
ガタンゴトン
提督「雪国ではなく、列車だった」
次回へ続く。
以下、オマケ。
~買わないという選択肢は無いやろ編~
提督「な、何だと・・・」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「お、俺は今、信じられない事実を知ってしまった・・・。いや、いずれこの日が来ると思ってはいたが・・・」
吹雪(そんなに重大なことなんでしょうか?)ゴクッ
提督「落ち着いて聞いてくれ」
吹雪「はい」
提督「出るんだ」
吹雪「何が出るんですか?」
提督「週刊〇〇をつくるってあるだろ」
吹雪「ええ、ありますね」
提督「ついにナイト2000が出る!」
吹雪「!?」
提督「こうしては居られない、直ぐにメンバーを集めなければ!」
吹雪「メンバーを集める?一体何が始まるんでしょうか?」
~数分後~
提督「急に呼び出してすまなかった」
瑞鶴「提督さんに呼ばれたら直ぐ来て当然じゃない」
プリンツ「そうですよ~」
提督「それは頼もしいな。では、皆で輪になってくれ」
一同「はーい」
提督「では、俺と同じようにしてくれ。10億~!」
一同「10億~!」
瑞鶴(一体何の儀式なの?)
雪風(10億って何ですか?)
プリンツ(何だかよく分からないけど、提督さんが言うならその通りにしないと。そう言えばこんなCMやってた様な?)
時雨(10億~!)
一同「10億~!」
瑞鶴「あの、提督さん?」
提督「どうした?」
瑞鶴「これって何の儀式なのかな?って思ってみたり」
提督「ああ、スマン。ちゃんと説明してなかったな。宝くじで10億を当てるためにやってるんだ」
雪風「10億っていったいいくらですか?」
吹雪「10億は10億だよ・・・」
キット「1万円札で10万枚です」フォンフォン
雪風「そんなに!?」
時雨「10億~!」
プリンツ「10億も何に使うんですか?」
提督「今度、週刊ナイト2000をつくるが発売されるから、それの購入費用に充てる。もちろん余った分で皆にもお礼はするからな!」
瑞鶴「えっ」
キット「・・・」フォンフォン
瑞鶴(ミニカーに10億って・・・。それじゃあ、ここに居るキットっていくら掛かったの?)
本日はここまで。
皆さんにとって『まるゆ』とはどんな存在でしょうか?
こんなことを言うとパラオのまるゆ提督に怒られそうですが、長らく運を改修できる唯一の存在だったため(今でも実質まるゆ一択ですが)艦娘ではなく、神の涙的なアイテムって認識だったりします。
そんなまるゆが勇者一行と旅をして最終的に大魔王様にバーンされる姿まで想像して泣いた(泣いてない)
今回はダイの大冒険のちょっとしたネタバレが含まれますが、ナイトライダーを知ってる世代からしたらダイは小学生かそれ以上の頃に読んでたマンガだから大丈夫だよね、多分。
本日分、始まります。
ガタンゴトン
提督「今度は列車だが、どんな夢なんだ?」
雪風「司令ー!」ダッ
提督「お、雪風だ」
吹雪「ここは雪風ちゃんの夢でしょうか?」
提督「恐らくそうだろうな」
雪風「雪風、こんな列車の旅をしてみたかったんです!連れてきてくれてありがとうございます!」
提督「そうか。いつも海だもんな、いつもと違ったこともしてみたよな。今度、本当に列車の旅に連れて行ってやるからな」ナデナデ
雪風「今度?」キョトン
キャー!
吹雪「悲鳴です!」
提督「行ってみよう!」
乗客「」ガタガタ
提督「どうしたんですか?」
乗客「し、し・・・」
提督「獅子?サーカスのライオンが檻から逃げたか?」
乗客「死んでるわ・・・」ユビサシ
提督「!!!」
雪風「どうしたんですか?」
提督「来るな!吹雪、雪風を連れて行ってくれ」
吹雪「はい。雪風ちゃん、あっちに行こうね」
雪風「何があったんですか?」
吹雪「人が亡くなってるみたいの。司令官に言われた通り、あっちへ行こうね」
雪風「はい・・・」
磯風「これは酷いな。全身めった刺しだ」
提督「何平然と観察しているんだ?」
磯風「普段から深海棲艦の死骸を見ているんだ、今更人間の死体を見て『キャー!』と悲鳴を上げるとでも?それにいくらリアルと言えども所詮夢だ」
提督「いや、そういうことを言っているのではなくてだな」
明石「全身に12箇所の刺し傷ですか。いくら睡眠中に襲われたとしても不自然ですね。開いてみますか?」
提督「マ〇コさん、若しくは風〇先生みたいに言うんじゃない」
明石「えぇ~、だって司法解剖しないと死因が分かりませんし」
提督「どう見ても失血死だろ。それとも毒殺を隠蔽するために刺したとでも?」
球磨「そんな回りくどいことをする犯人なんて居ないクマ」
多摩「でも、金〇一とかコ〇ンだと回りくどいトリックでアリバイ工作をする犯人も居るにゃ」
由良「いくら何でも考えすぎじゃないですか?それにしても全身めった刺しなんて、この人相当恨まれてたんですね」
提督「ん、待てよ。このご遺体は・・・」
車掌「あの、お客様?何があったのですか?」
提督「車掌さんですか?」
車掌「はい、そうです」
提督「殺人事件です。乗客の皆さんを集めてもらえますか?」
車掌「さ、殺人事件!?急いで皆さまを安全な場所に誘導します!」
ザワザワ
乗客たち「何があったんだ?」
車掌「皆さま、落ち着いてください」
乗客たち「説明しろー!」
車掌「皆さま、落ち着いてください!」
提督「ここは私が」
車掌「お客様。貴方は一体・・・」
提督「海軍で提督をしている者です」
車掌「何と!」
提督「皆さん、落ち着いてください。先ほど、乗客の一人が刺殺体で発見されました」
ザワザワ
乗客たち「殺人事件!?」
提督「ですが、落ち着いてください。犯人は判明しています」
車掌「一体誰が・・・」
提督「犯人は・・・、俺たちを除く乗客の皆さんだ!」
一同「!?」
雪風「一体どういうことなんですか?」
提督「さっきの刺殺されたご遺体だが、見覚えのある顔じゃなかったか?」
明石「う~ん、言われてみれば知ってる様な・・・」
磯風「確かにどこかで見た様な顔だな」
由良「有名な俳優さんにそっくりでしたね」
球磨「言われてみればそうだクマ」
提督「ご遺体はどう見てもジョニー・デ〇プだった。全身12箇所を刺されたジョニー・デ〇プのご遺体。そしてこの列車の名前は?」
多摩「オリエント・・・エクスプレス?って書いてあるにゃ」
神威「オリエント急行?まさか・・・」
提督「そう、ア〇サ・クリスティの小説及び映画、オリエントエクスプレス殺人事件そのまんまだ!」
吹雪「雪風ちゃん、もしかしてその映画観た?」
雪風「はい!でも、どうして分かったんですか?」
吹雪「もう少し待ってね」
提督「被害者は貴方たちのご友人のお子さんを誘拐し、殺害した犯人だった。だから復讐を果たした。違いますか?」
乗客たち「・・・」
乗客「そう、あの男は私の孫を誘拐し、無残にも殺害した犯人よ」
提督「我々はこの事件に関して完全に部外者です。この件についてどうこう口出しをする気はありませんので、今後の身の振り方はご自身で考えてください。はい、閉廷。解散!」
雪風「やっぱりしれーは凄いです!」
提督「それほどでもないさ」
雪風「ところで最後にアレはやらないんですか?」
提督「アレ?アレって何だ?」
雪風「犯人の皆さんに対して『失礼こせかせいただきます』って」
提督「俺は探偵じゃないからやらなくていい。それにしても茶色は毎度毎度巻き添え食らって酷い目に合ってるのによく助手を続けてるよな。まぁ、アイツは助手と言いつつ足を引っ張ってるだけの存在だが」
雪風「茶色さんは探偵さんが大好きだからですよ」
提督「確かにそうかもな。ところで探偵の必殺技はおならなのか、臭い息なのかどっちなんだ?」
-路上(現実世界)-
川内「やっぱ夜はいいよね~。夜のツーリング最高!」
ホッパー「川内=サン」
川内「ん、何?」
ホッパー「お兄さんが直ぐに帰って来いって」
川内「えー。ヤダ」
ホッパー「鎮守府が大変だって」
川内「まさか敵襲!?」
ホッパー「深海棲艦じゃないけど、大変なことになったから大至急って言ってる」
川内「何だか分からないけど、急いで戻るよ!」
-夢の中-
提督「列車が停まった」
吹雪「降りろってことでしょうか?」
提督「恐らくそうだろう」
由良「提督さん、島風ちゃんが線路上を走ってます」
提督「本当だ。おーい、島か・・・行ってしまった」
由良「追いかけますか?」
提督「いや、いい。どうせ追いつけないし、放っておいても特に問題は無いだろう」
磯風「では、列車を降りて進むか」
提督「そうだな。だがその前に雪風」
雪風「はい!」
提督「雪風に伝えておかないといけないことがある。実はな・・・」
~事情説明中~
雪風「そうなんですか!?」
提督「ああ。信じがたいが事実だ。だが、列車の旅は今度現実にしてやるからな。少し待っててくれ」
雪風「はい。雪風ちゃんと待ちます!」
提督「雪風はえらいな」
ナデナデ
雪風「えへへ///」
提督「では、そろそろ行こうか」
一同「はい」
提督「ここは山の上か」
吹雪「こんな所に駅があるなんて不思議ですね」
提督「確かに日本だと珍しいが、スイスのユングフラウ鉄道やインドのダージリン・ヒマラヤン鉄道なんかは標高の高い場所を走っているから、あり得ない光景では無いな」
明石「でも、ここって・・・」
吹雪「ええ、見覚えのある光景が眼下に広がってますね」
提督「ああ。そして目の前にある施設は」
支配人「お待ちしておりました。ようこそ、摩耶観光ホテルへ」
提督「待っていた?」
支配人「中へどうぞ」
提督「皆行くぞー」
一同「はーい」
提督(ここは俺がまだ小学生の頃の廃業したはずだが、それより前の時代設定の様だな)
-大ホール-
支配人「こちらで摩耶様がお待ちです」
従業員たち「ははーっ。摩耶様ー」土下座
摩耶「だから恥ずかしいから止めろって!///」
鹿島「ええい、この有明の女王たる鹿島を差し置いて女王様気取りとは・・・。恥を知れ、俗物!」
提督「有明の女王と言うより、アク〇ズの女王様になってるぞ」
鹿島「て、提督!?何でもありません。オホホホホホ」
提督「つーか、有明の女王って何だ?」
夕張「有明の女王と言うのはですね」
鹿島「わーわーわーわーわー!」
夕張(恥ずかしいなら言わなければいいのに)
提督「夕張じゃないか!」
夕張「はい、夕張です」
提督「丁度いい。実はな」
夕張「知ってますよ。明石の造った機械が暴走して夢の中に閉じ込められたんですよね?」
提督「何だ知っていたのか」
夕張「今回の件、私は関与してませんけど、明石が開発していたのは知ってますから」
提督「それなら話が早いな」
摩耶「提督じゃねぇか!」
提督「ははーっ。摩耶様ー」土下座
摩耶「恥ずかしいから止めろっての!何であたしが提督に崇められないといけないんだよ!」
提督「何でって?そりゃあ、ここの従業員の人たちがやっているからな。郷に入れば郷に従えだな」
従業員たち「この方が摩耶様の!?」
ザワザワ
摩耶「助けてくれよ提督!あたしもう何が何だか・・・」グスッ
提督「これ以上は流石に可哀そうだな」
~事情説明中~
摩耶「夢?これは夢なのか!?」
提督「ああ、そうだ。文句はコイツに言ってくれ」
明石「ピ、ピュー(汗)」
摩耶「明石!」
明石「は、はい!」
摩耶「まぁ、何ていうかその、今回の件は事故だし許してやるよ(あたしと同じ名前のホテルに興味があったのは事実だし、提督とこんなホテルに来てみたいって思ったのも事実だし・・・)」
明石「ははーっ、有りがたき幸せ」土下座
摩耶「だから止めろっての!///」
伊400「いい湯だったね」
伊13「はい。いい湯でした」
提督「しおんにヒトミじゃないか!」
伊13「提督がご無事で安心しました」
伊400「夕張さんの言う通り、ここで待ってて正解でしたね」
提督「二人とも事情は知っているのか。それなら話は早いな。他にも誰か居たりするのか?」
夕張「食堂にも何人か居ましたよ」
-食堂-
秋月「美味しそう・・・」ジュルリ
初月「姉さん、手を出してはダメだ!」
秋月「どうして?」
初月「これは罠だ!」
秋月「罠?」
初月「そう、罠だ。僕たちじゃこの豪華フルコースの代金なんて到底払えない。だから食べた分の代金を体で払わされるに違いない!ここはきっとそういう場所なんだ!」
摩耶「・・・。提督、アイツしばいていいか?仮にもあたしと同じ名を冠したホテルだ。腹が立ってきた」
提督「まぁ落ち着け」
照月「いただきまー」
初月「姉さんダメだ!」
照月「放して!もう我慢できないの!」
初月「ダメだと言っているだろ!ああもう、秋月姉さままで!涼月姉さんも見てないで手伝って!」
涼月「料理が冷めてしまっては作ってくれた人に失礼です。お冬さんも食べましょう」モグモグ
初月「なんてことを!?」
提督「何か不憫になってきた・・・」
摩耶「あたしも・・・」
提督「ここは俺のおごりだと言おう。そうすれば夢の中とは言え豪華な食事を堪能できるだろう」
摩耶「そうだな」
提督「おーい、お前たち」
初月「提督!大変なんだ姉さんたちが・・・」
提督「何を言っているんだ?今日は俺の奢りだって約束してたじゃないか」
初月「え?」
提督「俺はまだ用事があるから四人で先に食べててくれ。ほら、財布だ」つ財布
初月「そんな約束してたか?」
提督「おいおい、しっかりしてくれよ」
初月「そうか、それならいいんだ」
秋月「初月も食べないと無くなっちゃうよ」
初月「秋月姉さんズルイぞ!僕の分を取らないでくれ!」
提督「これにて一件落着だな」
夕張「では、あちらをご覧ください」
暁「貴女たち頭が高いわ!真のレディであるこの暁の前に跪きなさい」
ウォースパイト「ハハーッ。暁様」
リシュリュー「申し訳ありません、暁様」
提督「何かデジャヴ・・・」
吹雪「気のせいですよきっと・・・(汗)」
提督「秋月たちを連れだすのは可愛そうだから置いて行くとして・・・、暁は見なかった。うん、暁なんて居ないんだ」
吹雪「ウォースパイトさんとリシュリューさんは暁ちゃんの夢の産物でしょうし、あとは摩耶さん、鹿島さん、夕張さん、しおんちゃんにヒトミちゃんですね」
提督「俺たちは装置を停止させるために先に進むが、皆はどうする?」
摩耶「あたしも行くぜ!」
鹿島「ご一緒します」
夕張「私も行きます」
伊400「伊400、出撃します!」
伊13「伊13・・・出ます」
提督「よし、じゃあ行こうか」
支配人「皆の衆、配置に付くのだ!」
従業員たち「ハッ!」
提督「何が始まるんだ?」
支配人「摩耶様」
従業員たち「行ってらっしませ!」
摩耶「恥ずかしいから止めろっての!///」
摩耶「でも、サンキューな」
従業員たち「摩耶様ー」
摩耶「だからもういいっての!///」
提督「扉を開けるぞ」
ガチャ
摩耶「扉を抜けると景色が変わったぞ!?」
提督「今度は草原か?」
鹿島「芥子のお花畑ですね」
提督「芥子の花、夢の世界、これってまさか・・・」
夕張「ええ、非常にマズイ気がしてきました」
磯風「おい、秋雲しっかりしろ!巻雲もどうしたんだ?」ユサユサ
雪風「秋雲、起きて!」
提督「!?」
秋雲「フフフ、秋雲さんは燃え尽きて真っ白だよ・・・」
磯風「何を言っているんだ!」
秋雲「徹夜で100Pもあるマンガを描き上げろと言われれば、こうもなろう」
巻雲「もう無理~、寝かせて」
提督「・・・。心配して損した」
夕張「ま、まぁ、無事で良かったじゃないですか」
-鎮守府 工廠-
キット「帰ってきた様です」フォンフォン
キキーッ
ピョーン
スタッ
妖精ズ「おぉー!お見事」パチパチ
川内「敵は何処!?」
キット「川内=サン、落ち着いてください」フォンフォン
川内「落ち着ける訳無いでしょ!敵は何処なの?」
妖精ズ「ここです?」ユビサシ
川内「は?どういうこと?この機械は何?」
キット「今から順を追って説明するのでとりあえず座ってください」フォンフォン
川内「う、うん」
~事情説明中~
川内「つまり、これを壊しちゃえばいいんだね!」
妖精ズ「ダメです!」
キット「そんなことをすれば皆さん夢の世界に閉じ込められて、二度と目が覚めなくなる恐れがあります」フォンフォン
川内「じゃあ、どうすればいいの!」
妖精ズ「まずはこのケーブルを接続してください」
カチッ
川内「接続したよ」
妖精ズ「では、今から言う通りに操作してください」
あきつ丸「まるゆ殿を放せであります!」
提督「今度は何だ?」
夕張「艦娘クエスト -あきつ丸の大冒険- ってタイトルが浮かんでますよ」
提督「いくら夢の世界とは言え、何でタイトルが宙に浮いてるんだよ・・・」
吹雪「秋雲ちゃんが描いていたって言うマンガでしょうか?」
提督「そうかもな」
大魔王「コイツは艦娘などでは無い」
あきつ丸「何を言うであります!まるゆ殿はれっきとした艦娘であり、自分の友達であります!」
まるゆ「ぴー!」
大魔王「コレは艦娘の神がか弱い人間を想い流した涙が形となったアイテム、艦娘の涙だ!」
あきつ丸「な、何を言うであります・・・」
大魔王「まさかコレを所有していたとはな。我が無敵の魔王軍がここまで追い詰められた理由が今ようやく分かった。だが、これで終わりだ。フン!」
パラパラパラ
あきつ丸「ま、まるゆ殿・・・」
あきつ丸「うわぁぁぁぁ、まるゆ殿ぉぉぉぉぉぉーっ!」
~回想中 鎮守府~
あきつ丸「はぁ・・・。提督殿も他の艦娘の皆も良くしてくれているでありますが、陸軍出身は自分だけなのは肩身が狭いであります・・・」
ガサガサ
あきつ丸「誰か居るでありますか?」
ガサガサ
あきつ丸「怖がらずに出ておいで。自分の友達になって欲しいであります」
まるゆ「ぴー!」
~回想終了~
提督「ナニコレ?」
夕張「えっと・・・、まるゆちゃん=ゴ〇ちゃんってことでしょうか?意味が分かりませんね」
提督(嘘か真かまるゆは幸運をもたらす存在であると聞いたことがあるが、これはそういうことなのか?だとすれば奇跡を起こすアイテム扱いも分からなくは無いが)
キット「アドミラル、気を付けてください。その周辺にラスボスが潜んでいます」
提督「それらしいのは居ないけどな」
吹雪「もしかして、あきつ丸さんが戦っているあの大魔王がそうでしょうか?」
提督「まっさか~(笑)」
吹雪「ですよね~(笑)」
鹿島「何だか様子が変ですよ!」
大魔王「ここまで戦った褒美として、余の真の姿を見せてやろう。はぁぁぁぁーっ!」
あきつ丸「何が始まるでありますか!?」
ピカーッ!
あきつ丸「ま、眩しいであります!」
吹雪「そのまさかでした・・・」
空母棲姫「ヒノ・・・カタマリトナッテ」
キラッ
空母棲姫「シズ・・・」撃沈
提督「またつまらぬものを斬ってしまった」
カチャッ
吹雪「早かったですね。危うく見逃すところでした」
磯風「うむ。流石、司令だ」
明石「え・・・二人とも見えたの?何かキラっと光ったかと思えば、次の瞬間頭から真っ二つになってたんだけど」
吹雪「ええ、見えましたよ」
磯風「当然だ」
明石(えぇ・・・、普段から対艦刀で戦っている磯風ちゃんは兎も角、何で吹雪ちゃんも見えてるの?提督のセイサイカッコカリだから?って言うかそれしか無いよね?一緒に居たら自然と慣れてくるってことだよね?)
摩耶「おい、提督!空母棲姫が再生してるぞ!」
球磨「何言って・・・クマッ!?」
多摩「本当にくっ付いたニャ・・・」
提督「おろっ!?明石殿、これはどういうことでござるか?」
明石「驚きのあまり幕末最強の剣客みたいになってますよ・・・。まぁ、一言で言うならバグですし。ロック〇ン2なんてラスボスを倒せないバグがあって危うくお蔵入りだったなんて話を聞いたことがありますけど、同じですね」
提督「同じですね。じゃねぇよ!どうすんだよ!」
明石「妖精さんたちがプログラムを修正するのを待つしか・・・」
天龍「フッ、ようやくこのパーフェクト天龍様の出番の様だな」
球磨「鳥クマ」
多摩「飛行機ニャ」
摩耶「天龍だ!」
天龍「この一撃で決めてやるぜ!」
スパッ
天龍「オマケの一撃だ!」
キュイィィィーン
ドーン!
夕張「出た~!超高インパルス砲による一撃!これでチリ一つ残さず消滅ね!」
天龍「フッ。宇宙水準越えの天龍様の手に掛かればこんなもんだぜ!」
摩耶「おい、後ろ!」
天龍「ん?」クルッ
天龍「何でまだ生きt」
空母棲姫「オチロ」
ゴスッ
天龍「うわぁぁぁぁ!」
ピューン
キラーン!
提督「だからパーフェクトは止めておけと・・・」
夕張「全部乗せって見栄えは良いですけど、実用性はちょっとね」
明石「両手に大型の武器ってやっぱバランス悪いわよね」
摩耶「天龍がやられちまうなんて、もうお終いだ・・・」orz
磯風「あっ・・・あ、あ、あ、あっ」
鹿島「このまま私たちはなぶり殺しにされるんだわ・・・。そんなの嫌ぁー!」
提督「頼む!妖精さん急いでくれ!」
雪風「天龍さんってそんなに凄い人だったんですか!?」
吹雪「そこは突っ込んじゃダメなところだよ」
雪風「雪風はノリが理解出来てませんでした。ごめんなさい」
吹雪「雪風ちゃんは悪くないから、謝らなくていいよ。正直私もよく分からないから」
由良「由良もやった方がいいのかな?」
吹雪「やらなくていいと思います(汗)」
今回ようやく念願の嫁旗艦で最終海域クリアのSS撮れました。やりました。
連合艦隊だと、第一旗艦に駆逐艦を置くメリットがありませんからね(司令部を載せられる子ならまだしも他はデメリットしか無い)
今回は三越吹雪ですが、いずれノーマル吹雪でも撮りたいな。
では、零戦(251空)の熟練度上げと宗谷捜索の旅に出ます(掘り始めて早三日、そろそろ来てくださいでち)。
本日はここまで。
宗谷は前回の投稿の翌日に無事出会えました。
既存で唯一居なかった四号海防もドロップして一年ぶりの全艦コンプ達成だぜ!(マジで四号は来年の桃の節句の報酬でもらうまで来ないと思ってた。で、来たのはいいけど、何処で使うんだこの子・・・)
本日分始まります。
鹿島「天龍さんがやられましたか。ですが、彼女は四天王最弱ッ!」
摩耶「ケッ、アイツは四天王の面汚しだぜ」
磯風「奴が四天王を名乗れていたのが不思議なくらいだ。所詮頭数を合わせるためだけの存在」
提督「私の戦闘力は53京です。さて、私を怒らせてしまったおバカさんと遊んであげましょうかね。フフフ」
吹雪「・・・」
球磨「さっきと言ってることが違うクマ」
雪風「しれーはもの凄ーく強い人だったんですね!?」キラキラ
多摩「あの人たちの言っていることを真に受けちゃダメにゃ」
由良「提督さん素敵♡」キラキラ
神威「何処から突っ込めばいいんでしょうか?」
伊13「適当に流すのがいい・・・と思います」
伊400「そうですね・・・」
明石「あはは・・・(もしかしてここは聖鼻〇領域?)」
夕張「きっと色々試したかったのね・・・」
ドドドドド
夕張「地鳴り?」
雪風「天龍さんです!」
天龍「テメー、さっきはよくもやってくれたな!自慢の新装備が壊れてソード天龍に戻っちまったじゃねぇか!」
空母棲姫「オチロ」
天龍「二度も同じ手を食うか!」
鹿島「流石です、四天王の天龍さん!」
摩耶「やっぱ四天王は違うな!」
磯風「お前ならやれると信じていたぞ!」
球磨「とんでもない手のひら返しだクマ」
提督「私の戦闘力は53垓です」
吹雪「増えてる!?」
天龍「うぉぉぉーっ!」
ドカーン!
ドカーン!
空母棲姫「オチロ」
ドカーン!
ドカーン!
夕張「そう言えば提督が小学生の頃にやってたダイのアニメって先生とキルは声優さんが同じで一人二役って知ってました?」
提督「じーまー?」
夕張「マジっす」
提督「マジか!?じゃあ、アニメが打ち切りにならず続いていたら先生vsキルは自分vs自分の一人二役バトルになっていたのか」
夕張「そうなりますね」
提督「悟〇、悟〇、悟〇みたいな一人二役、三役はちくちょく見かけるけれども、俺が知らないだけかも知れないが敵同士の二役でしかも戦うって珍しいんじゃないのか?観てみたかったな」
天龍「お前らもくっちゃべってねーで戦えよ!」
提督「四天王最強の天龍さんなら一人で大丈夫だろ?」
天龍「当然だろ!何たってオレは宇宙水準を超えてるからな!」
夕張「その程度で四天王なんて甘いわね。間宮さんの羊羹よりも甘いわ!」
天龍「何だと!」
夕張「本物の宇宙水準を見せてあげるわ」
天龍「そこまで言うなら見せてみろ!」
夕張「天光満つる処に我は在り 黄泉の門開く処に汝在り 出でよ 神の雷」
夕張「これで終わりよ!」
『インデグ〇ション』
ドガーーーーーン!
提督「は?」
天龍「」ポカーン
提督「夕張さーん、今のは何ですかね?」
夕張「何って見ての通りですよ?」
提督「いや、お前さん何時からエルフ若しくはハーフエルフになったんだ?」
夕張「やだな~、ここは夢の世界ですよ。現実には不可能なことも何でもありです!」
提督「うん、まぁ、そうかも知れないが」
磯風(なるほど)
提督「天龍が引いてるじゃないか」
天龍「う、宇宙水準越えのオレはビビってなんてないからな・・・」
提督「ビビるのも仕方ない」
天龍「ビビってねぇよ!」
雪風「しれー大変です!また再生しました!」
提督「クッ、きりが無いな」
磯風「私に任せろ!ア〇ンストラーッシュ!」
スパッ!
雪風「わぁー!磯風カッコイイです!」
提督「いやいやいや、夕張のせいで磯風まで変な影響を受けちまったじゃないか!」
夕張「えぇ~私のせいですかー?」
伊400「晴嵐レボリューション!」
ドカン
ドカン
ドカン
ドカン
ドカ-ン!
提督「うん、まぁ、しおんだもんな。星屑がレボリューションしそうな技も使うよな」
明石「!?」ビクッ
提督「どうした?」
明石「い、いえ、何でもないです」
提督「そうか?それならいいが、調子が悪いなら無理するなよ」
明石「はい。でも、本当に大丈夫です(何故かしおんちゃんの技を見た途端寒気がしたんだけど、何でだろ?)」
夕張「ほら、提督もやっちゃってください!」
提督「えぇい、こうなりゃヤケだ!これぞ剣劇、殺劇〇荒剣!」
スパッ
スパッ
スパッ
スパッ
夕張「その技使う時は盾を明後日の方向に投げないと!」
明石「盾を投げるって・・・、随分古いわね。本当に初期の頃だけじゃない?」
磯風「流石ソーディアンマ〇ターだ」
提督「誰がソーディアンマ〇ターだ?喋るのは車だけだ」
雪風「そうですよ。しれーは人斬り抜〇斎です」
提督「人を斬ったことは無い。人殺しにしないでくれ」
雪風「ごめんなさい。雪風、切腹してお詫びします!」
提督「何でそうなる!?」
球磨「ヴオーッ!」
ザクッ!
空母棲姫「グワーッ」
多摩「熊と化した球磨姉のリアルベアクローが炸裂にゃ」
空母棲姫「オチロ」
バババッ!
摩耶「どーだ!参ったか?」
ドカン!
ドカン!
ドカン!
神威「これで敵艦載機は全滅ですね!」
空母棲姫「オチロ」
神威「まだ出てきます!」
摩耶「おい、明石!どうなってんだよ!」
明石「まー、さっきも言いましたが、バグですからね。斬っても再生するし、どれだけ艦載機を撃墜しても次から次へと湧いてくるんでしょうね」
摩耶「バグですからね。じゃねーよ!どうすんだよ!」
明石「妖精さんたちが修正するのを待つしかありません」
由良「もうこんなことして提督さんに迷惑かけちゃダメだからね。ね?」
雪風「はい、ごめんなさい」
提督「まったく。何処で切腹なんて覚えたんだ?」
雪風「島風さんが『私は武士の娘だから、何かあれば切腹して責任とるんだ!』って」
提督「アイツか・・・」
由良「武士の娘?」
提督「多分、テレビの影響だ。気にしなくていい(俺が娘と認める前から言ってたんだ、それでいい)」
明石「ん?誰か来ますよ」
提督「龍驤・・・だよな?何変な仮面付けてるんだ?」
フル「うちは龍驤やない、フル・フタッタルや」
吹雪「フル・フラッタルさん?」
提督「真っ平ってことか?」
フル「うちは自らを全ての(胸が)小さい者たちの総意の器と規定している」
提督「はぁ・・・」
フル「貧乳とはファッションの様なものだ、プロパガンダだと思ってもらえばいい」
吹雪「フルさん(涙)」
フル「以上を踏まえたうえで吹雪、自分もうちらの仲間になって欲しいと考えている」
吹雪「龍驤さんよりあります!」
フル「!?」
『龍驤さんよりあります!龍驤さんよりあります!龍驤さんよりあります!龍驤さんより』
フル「がはっ(吐血)」
バタッ
ピクピク
提督「おーい、大丈夫か?」ツンツン
フル「吹雪、自分は成すべきことを成すんや・・・」ガクッ
提督「死んだ。何なんだよ・・・」
夕張「150ガー〇ラ使います?」
提督「そんな物をどうしろと・・・」
夕張「忘れたんですか?ここは夢の世界ですよ。現実だとあり得ないことも出来ちゃいます!」
提督「そうだったな、やってみるか。ところでこのアホみたいな刀って活躍したのか?あのマンガは最初の方しか知らないんだよな」
夕張「私もこのふざけた刀の存在は知ってますが、活躍については知りません」
提督「とりあえずやるか」
夕張「やっちゃってください!」
提督「うぉぉぉぉーっ!」
プチッ!
夕張「当然と言えば当然ですが、斬ったと言うより重量で押し潰した感じですね」
提督「これでしばらく復活しなければいいんだけどな」
夕張「ぺちゃんこになった訳ですし、しばらく大丈夫じゃないですか?」
空母棲姫「オチロ」
提・夕「もう復活した!?」
???「Sturm und Drang!」
スパッ
スパッ
スパッ
スパッ
スパーン!
提督「ビスマルク!」
ゲルマン忍者「ビスマルク?私は最強で、美人で、パーフェクトなドイツが世界に誇る戦艦ビスマルクじゃないわ。通りすがりのゲルマン忍者よ!」
提督「お、おう・・・。とりあえず助かった」
夕張(やっぱりあのドイツ国旗みたいなマスクは着用しないといけないんだ)
ゲルマン忍者「何だかよく分からないけど、困ってるみたいだし助けてあげるわ。もっと私を頼ってもいいのよ!」
提督「今は少しでも戦力が欲しいからな。頼りにしてるぞ」
ゲルマン忍者「フォイヤー!」
空母棲姫「グワーッ」
摩耶「な、何だアレは!?」
吹雪「わぁ~、ザ・雲龍図って感じですね。北斎さんでしょうか?」
提督「いや、あの感じは加納探幽だな」
摩耶「何呑気なこと言ってんだよ!新手の敵だろ!?」
提督「心配するな。あそこに居るのは雲龍だ」
摩耶「雲龍?空母の?」
提督「ああ。おーい、雲龍~!」
雲龍「なぁ~に~?」
提督「悪いがコイツに強烈な一撃をお見舞いしてやってくれ」
雲龍「分かったわ」
ゴロゴロ
ピシャーン!
空母棲姫「グワーッ」
摩耶「」白目
提督「うん。流石、雲龍だ」
摩耶「もはや艦娘関係無ぇ・・・。本物の龍だろ・・・」
夕張「まー、夢の世界ですし」
摩耶「それでいいのか?」
夕張「これでいいのだ」
明石「賛成の反対なのだ」
摩耶「もう何でもいいや」←ヤケクソ
吹雪「あれ?」
提督「どうした?」
吹雪「あそこでお茶してるのって」
提督「ジャーヴィスとジェーナスだな。おーい、ジャーヴィスー!ジェーナスー!」
ジェーナス「ん?提督だ」
ジャーヴィス「Dalingどうしたの~?」
提督「ティータイムを邪魔して悪いが、コイツを倒すのを手伝ってくれー!」
ジャーヴィス「OK! Stardust Rain!」
ピコピコ
ピコピコ
ピコピコ
ピコピコ
提督「また神子が現れたか・・・」
清霜「司令かーん!」
提督「この声は清霜!清霜も来てく・・・誰だ!?」
清霜「どうしたの?清霜だよ」
吹雪「清霜ちゃんと言えば清霜ちゃんの気もしますが・・・」
提督「何処からどう見ても謎の巨大ロボ・・・」
清霜「清霜、ガン〇ムになったんだよ!いいでしょ?」
提督「お、おう・・・カッコイイぞ」
清霜「わーい、司令官に褒められたー!じゃあもっとカッコイイところを見せてあげるね!そこの深海棲艦覚悟しなさい!」
提督(何が始まるんだ?)
清霜「清霜キャノン展開!夕雲姉さん、清霜に愛を!」
吹雪「背中に大きな『K』が付いてますね」
提督「あれはきっとどこぞの決戦兵器をイメージした結果だろうな。決戦兵器は背中に巨大な『X』を背負ってるからな」
夕雲「はいはい、ちょっと待ってね。提ちゃん、一人で哺乳瓶持てる?」
提督「バブー!」
夕雲「えらいでちゅねー♪ママは少しだけお仕事だからいい子にして待っててね」
提督「バブー」
一同「・・・」
提督「夕雲は俺を何だと思ってるんだ・・・。新提なら兎も角、俺にそっちの気は無いぞ」
吹雪(前に曙ちゃんから、夕雲ちゃんが司令官のママになろうとしてるって訳の分からない話を聞かされたけど、本当だったんだね・・・)
夕雲「清霜さん、私からの愛よー」
清霜「夕雲姉さんの愛の力でチャージが完了しました!清霜キャノン発射!」
ボンッ
吹雪「跡形もなく蒸発しましたね」
提督「でもまたじきに復活するぞ」
-工廠-
川内「あっちの妖精さんたちは何してるの?」
妖精ズ「夢の世界へ提督さんを助けに行く準備だ整ったです?」
川内「そうなんだ。皆、頼むね!」
妖精ズ「泥船に乗った気持ちでお任せあれ!」
キット「それを言うなら大船です」フォンフォン
川内「何か一気に心配になってきたんだけど・・・」
キット「私もです」フォンフォン
妖精ズ「ゴー!」
-夢の世界-
吹雪「あれ?」
提督「今度は何だ?」
吹雪「いつの間にか司令官の肩の上に妖精さんが浮いてますよ」
提督「本当だ!気付かなかったぞ」
妖精「たった今、提督さんを助けに来たです?」
提督「それは心強いな」
妖精「とりあえずコレどうぞ」つバスター
提督「えぇ・・・」
妖精「フレイムチップに改造チップと妖精の力で攻撃力+4です?」
提督「ヘラジカさんを出会って10秒であの世に送り返した時は流石に悪いことをしたなと思ったが、そこのバグなら別にいいか」
吹雪「!?」
提督「どうした?」
吹雪「妖精さんが増えてます!」
提督「そんな訳・・・」クルッ
提督「ホンマや!」
妖精「私が死ぬ事でキミのライフゲージが少し ふえるんだよ・・」
妖精「私、サブタンクになれるんだよ・・私は死ぬけどね・・」
妖精「私のいのちとひきかえに体力を少しかいふくするよ・・」
提督「何この重すぎる展開は・・・。そもそも妖精違いだろ・・・」
妖精ズ「でも、ここはサイバーな空間だから大丈夫です?」
提督「サイバーな空間って・・・。確かに間違っては無いのか」
妖精ズ「ついでにオペラ座な感じの四天王さんも倒すです?」
提督「そんなの間で居るのか・・・」
妖精ズ「提督さんがお望みなら出すです?」
提督「余分なものは出さんでよろしい」
妖精「では、提督さんたちを強化するです」
妖精ズ「はーい!」
提督「なんだか力がみなぎってきたぞ!」
ピンポンパンポーン
妖精「皆さま、大変長らくお待たせしました。修正が完了した模様です」
摩耶「模様って・・・。ハッキリしろよ」
雪風「えい!」
ドカーン!
提督「・・・。再生しないな」
吹雪「と、言うことは本当に成功したんですね!」
提督「ああ。皆、一気に畳みかけるぞ!」
一同「了解!」
提督「バーストショット!」
吹雪「撃ち方始め! いっけぇー!」
雪風「艦隊をお守りします!」
磯風「撃って撃って撃ちまくれ!」
ジャーヴィス「さぁ、行こうか!Shoot!」
ジェーナス「Shoot!」
由良「よく狙って・・・てーぇ!」
夕張「どーぉ?この攻撃は!」
球磨「なめるなクマー!」
多摩「そこにゃ!」
天龍「天龍様の攻撃だ!」
明石「あたって!」
伊13「魚雷、いい・・・?いく・・・てー!」
伊400「ん、よし。始めちゃいましょう!」
鹿島「撃ち方、始め」
神威「撃ち方、始めてください!」
摩耶「摩耶様の攻撃、喰らえー!」
ゲルマン忍者「フォイヤー!」
雲龍「行ける?よし、稼働全機、発艦始め」
摩耶(何で最後は普通に艦載機出してんだよ。つーか何処から出てるんだ?)
吹雪「効いてます。司令官、トドメの一撃を!」
提督「おう!春風流剣術奥義 海航艦娘舞!」
空母棲姫「グワァァァァーッ!」撃沈
ドカーーーーーーーン!
フル「ホンマ自分ら流石やで」
あきつ丸「どうやら勇者の称号は提督殿へ譲る時が来た様でありますな。次世代の勇者として頑張るであります!」
まるゆ「ぴー!」
提督「お前ら見てたんなら手伝えよ。つーか、まるゆか、ゴ〇公か分からない奴は何で復活してるんだ?」
まるゆ「ぴー」
あきつ丸「細かいことは気にするな。と申しているであります」
キット「アドミラル、皆さん、おめでとうございます。これで現実世界へ帰るための扉が現れます」
提督「誰かさんのお陰で寝ているのに疲れたな」
明石「だ、誰のせいでしょうね・・・(汗)」
雪風「あ!扉が出現しましたよ!」
提督「よし、皆帰ろうか」
ガチャ
吹雪「ちょっと待ってください!前の階層の置いてきた秋月ちゃんたちを呼んでこないと」
キット「それなら大丈夫です。ラスボスを倒し、装置の修正も完了したので朝になれば自然と目が覚めます」
吹雪「それなら大丈夫だね」
妖精「せっかく用意した宙の戒典が無駄になったです」
妖精「エターナルソードも無駄だったです」
妖精「S・Dも役に立たなかったです」
-提督私室-
提督「ここは・・・俺の部屋?」
吹雪「う~ん、あ!おはようございます」
提督「おはよう。一つ聞いていいか?」
吹雪「夢の世界に閉じ込められた件なら現実ですよ」
提督「よし、コマを回して確かめるか」
吹雪「あれは普段から愛用している品じゃないといけないって話じゃ無かったでしたっけ?」
キット(コムリンク)「アドミラル、お目覚めですか?」
提督「ああ、起きたぞ」
提督「川内さんが工廠で眠ってしまったので迎えに来てあげてください」
提督「分かった。ちょっと行ってくる」
吹雪「はい、行ってらっしゃい」
ガチャ
バタン
卯月「おはようぴょん」
吹雪「おはよう」
卯月「何だか楽しい夢を見た気がするぴょん」
吹雪「私たちは散々だったけどね」
卯月「?」
-ゴトランド私室-
ゴトランド「何だか懐かしい夢だったわ。まだ司令官が生きててキットや皆も居て・・・。この世界では絶対に誰も死なせはしない」
-鎮守府 工廠-
明石「本当に何で暴走したのかしら?」
妖精ズ「さっぱり分からないです?」
明石「とりあえず、コレを造った明石にログを送って解析してもらうしか無いわね。とりあえず装置は当面封印っと。て、提督!」
提督「川内を迎えに来たんだが、丁度いい。今回の件の罰を言い渡す」
明石「はい・・・」
提督「明石は罰として一週間おやつ抜きだ」
明石「はい・・・。え?」
提督「聞こえなかったか?」
明石「い、いえ!でも本当にその程度でいいんですか?」
提督「今回の件は悪意があった訳じゃない。あくまで装置の暴走だ。なのでメンテ不良と機材の管理不行き届きが処罰の対象だ。もっと重い罰がいいか?」
明石「滅相もございません!」
提督「では、俺は川内を連れて帰る。お前も休んどけよ」
明石「はい!」
-海上-
???「目を覚ましたか。そのまま眠っていれば良かったものを。いや、それでは面白くないか。やはり現実世界で絶望を味わわせないとな!」
-舞鶴鎮守府 工廠-
舞鶴・明石「ん?バグ報告?」
舞鶴・明石「・・・。外部から何かが干渉した様な痕跡があるけど、それ以上は分からないわね」
舞鶴・妖精「さっぱりです。実際に装置を見せてもらってはいかがです?」
舞鶴・明石「そうね。一応その方向で話を進めてみるわ」
春イベはハワイ棲姫に魚雷を叩き込んで仕留めた江風さんがMVPだ!(ただし実際リザルト画面でMVPだったのは随伴のノーザンプトンに魚雷を叩き込んだ長波サマだった模様)
そのうち江風さんが主役の話を書きたい(願望)
本日はここまで。
今回のイベントはE3-3が最大の山場だった・・・。
苦労してゲージ割った翌日にE3-3にも友軍来るとか嫌味か?ねぇ、嫌味?つーか、嫌味だろ。
そしてラスボスは何かゴメン。友軍が殺意マシマシ過ぎて弱かった。
三〇号はもういいや。そこそこ周回した結果、ジャーヴィス2号来たから満足だ。ジャーヴィスちゃんマジ天使!陸上型を除くと(アイツ等には4桁が標準だからな)一番いい数字を出してくれたぜ!
本日分、始まります。
-執務室-
卯月「今日はパパにお願いがあって来たぴょん」
提督「あまり高い物は買ってやれないぞ」
弥生「そんなんじゃ・・・無いです」
卯月「その通りだぴょん!連れて行って欲しい場所があるぴょん」
提督「遊園地とかか?」
卯月「違うぴょん。早霜のバーだぴょん」
弥生「駆逐艦は保護者同伴じゃないと入れないから・・・」
卯月「パパにお願いするのが一番手っ取り早いぴょん」
提督「なんだそんなことか。じゃあ今晩早速行ってみるか?」
卯月「やったー!」
提督「ただし、アルコールはダメだからな」
弥生「分かってます」
提督「吹雪はどうする?」
吹雪「う~ん・・・、邪魔するのも悪いですし、私は止めときます」
弥生「遠慮しなくても大丈夫です・・・」
提督「そうか。では、早霜に連絡しておこう。夕食後に声をかけるから準備しておいてくれよ」
弥・卯「はーい」
-夜 バー早霜-
ガチャ
カランカラン
早霜「いらっしゃいませ。こちらのお席へどうぞ」
卯月「おぉー!大人の雰囲気だぴょん!」キラキラ
弥生「すごい・・・です」キラキラ
提督(これだけ喜んでるなら連れてきた甲斐があるな)
早霜「ご注文は何になさいますか?」
提督「いつものを」
早霜「かしこまりました」
卯月「うーちゃんはカシスオレンジ・・・」
提督「子供が酒飲むんじゃない!」
卯月「のカシス抜きで」
提督「それただのオレンジジュース・・・」
卯月「酒を飲むなって言ったのは司令官だぴょん」
提督「いや、確かにそうだが」
弥生「カルーアミルク・・・のカルーア抜きで」
提督「それただの牛乳・・・」
早霜「お待たせしました。いつものと、カシスオレンジのカシス抜きと、カルーアミルクのカルーア抜きです」
卯月「搾りたてのオレンジジュースは格別だぴょん!」
弥生「搾りたてのミルクも格別です・・・」
提督「流石にミルクは違うと思うぞ」
早霜「BGM変えますね」ピッ
♪~(ブランデーグラス)
那智「ほう・・・裕〇郎か、中々の選曲だな。それにこの曲を聴きながらブランデーを嗜む提督も画になる」
足柄「姉さん良く見て」
那智「何をだ?」
足柄「提督が飲んでるのはただのアイスティーよ」
ズコー
足形「何でずっこけてるの?」
那智「いや、そうだな・・・。提督がブランデーなんて嗜む訳が無いな」
-一航戦私室-
テレビ「話しは変わって・・・」
赤城「加賀さん」
加賀「特定完了しました」
赤城「上々ね」
加賀「提督に週末、キットを貸してもらえないか交渉してみましょう」
赤城「提督がダメなら夕張さんでも」
-バー早霜-
足柄「提督~、こっちで一緒に飲みましょう~♡」
弥生「行ってきて・・・ください」
卯月「うーちゃんたちはこっちで楽しんでるぴょん」
提督「そうか、悪いな。ちょっと行ってくるわ」
提督「邪魔するぞ」
足柄「提督はこっちよ」
那智「私たちの間の席だ」
提督「正に両手に花だな」
足柄「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない♪」
那智「ところでこの選曲も提督の好みなのか?」
足柄「石原裕〇郎とか好きそうよね」
提督「そんな訳無いだろ。石原裕〇郎なんてブランデーグラス、北の旅人、恋の町札幌、夜霧よ今夜も有難う、嵐を呼ぶ男、銀座の恋の物語くらいしか知らないぞ」
那智「それだけ知っていたら充分だと思うが・・・」
-トレーニングルーム-
天霧「!」
長良「どうしたの?」
天霧「今、提督に呼ばれた気がします」
長良「気のせいじゃない?」
天霧「う~ん、そうっすかね・・・」
-バー早霜-
提督「そう言えば、ウイスキーとブランデーってどう違うんだ?ウイスキーを仏語にするとブランデーか?」
那智「貴様、それは本気で言っているのか?」
提督「ボケている様に見えるか?」
足柄「どう見ても真顔ね」
那智「ふむ、知らなくても仕方ないか。まず、ウイスキーは何処の名産品か知っているか?」
提督「スコットランドだろ?そのくらいは知っとるわ(マッ〇ンで観たからな)」
那智「では、原料は?」
提督「穀物と泥炭」
那智「ウイスキーのことは一応分かっている様だな。ブランデーはワインから作られた蒸留酒だ」
提督「は?ワイン?」
那智「そう、ワインだ」
提督「マジか・・・。ウイスキーもブランデーも見た目は一緒だから同じものを言語で区別しているのかと思っていたぞ」
足柄「知らなければそう思うでしょうね」
提督「もっと言うと、ブランデー、ウイスキー、アイスティーをグラスに注いで1m離れた所から見た目で判別しろって言われると無理だ」
那智「ま、まぁ、見た目はあまり変わらないからな」
-翌日 執務室-
赤城「週末にキットを貸していただけないでしょうか?」
提督「別に構わんが、遠出するのか?」
加賀「ええ、茨木(県)まで」
提督「茨木(市)?何か面白いものでもあるのか?」
赤城「面白いなんてものではありません!パラダイスですよ、パラダイス!」
吹雪(赤城さんがパラダイスと表現するってことは美味しい物があるんでしょうか?大阪と言えば食い倒れですし)
提督「お、おう、そうなのか。何だか知らんが、楽しんでくるといい」
-深海教団本部-
教祖「これまで様々な作戦を実行してきたが・・・、どれも効果が薄い。やはり私が動くしかないか」
???「お待ちください」
教祖「百戦か」
百戦「この99戦99勝中の私にお任せください」
教祖「ふむ。今回はお前に任せるとしよう」
百戦「必ずや勝利を献上して見せましょう」
教祖「期待しているぞ」
百戦「クックック、提督よお前は記念すべき100番目の獲物だ」
本日はここまで。
冬イベでついにお冬さんが実装されたけど、世の提督たちに聞きたい。秋月型って使ってる?
うちは昔から対空は摩耶様に任せてるし、今はフレッチャーにアトランタも居るから益々出番が無いんだよな。
ついでにロイテルとかパースも使いどころが分からん・・・。ロイテルは一発ネタを思い付いたから近々登場予定っしゅ(ネタが浮かんだのは結構前だけど)。
本日分、始まります。
-執務室-
アハハハハ
コンコン
金剛「提督にお客さんデスヨ」
提督「客?今日は来客の予定なんて無かったけどな」
金剛「ライアーだそうです」
提督「ライアーだと!?帰ってもらいなさい!」
吹雪「ライアー?」
コロラド「弁護士よ」
ドアバーン!
百戦「誰がライアーだ!私は弁護士だ!弁護士は英語でロイヤー、ロイヤーだ!ライアーじゃない!」
提督「何を言うんだね君は。その昔、ジ〇・キャリー主演のライアー ライアーと言う映画があってだな。主人公の息子が学校の授業で両親の仕事について発表するシーンで『He is a Liar(僕のお父さんは弁護士です)』と言って先生も『弁護士ね』と納得していたぞ」
サラトガ「ええ、そうね」
アイオワ「ミーも観たわ」
百戦(ヤンキー共め!)ピキッ
提督「ジ〇・キャリーと言えば90年代の彼は最高だった。マスク、エース・ベンチュラ、Mr.ダマー、他にもマン・オン・ザ・ムーンやトゥルーマン・ショーの様なコメディ以外もあったが・・・」
提督「最後に彼の姿を観たのは2004年公開のレモニー・スニケットの世にも不幸せな物語だ。最近全然見ないがどうしてるんだ?」
キット「今年公開の青いハリネズミの映画に出演しています」フォンフォン
提督「マジか!?ゲーム原作の映画はろくなのが無いから完全にスルーしてたぞ」
吹雪「そんなに酷いんですか?」
提督「酷いなんてもんじゃない。某イタリア人ヒゲの配管工は訳の分からんストーリーで原型を留めて無かったし、当時周辺機器として発売されたバズーカ型コントローラーが本物の武器として登場するしで訳分からん。小学生の頃にあのブラザーズの映画とあってワクワクしながら観て超絶ガッカリしたぞ。人生で一二を争う酷い映画だった」
伊504「何か呼ばれた気がしたけど、呼んだ?」
百戦(何処から現れた!?それに何故誰も驚かないんだ?)
提督「いいや、呼んでないぞ」
伊504「そう?じゃあ、帰るね」
ガチャ
バタン
金剛「アレは酷かったネー。でも、あんなのでも一部マニアには受けたらしいヨー」
百戦(何で何事も無かったかの様に会話を続けているんだよ!)
提督「マジかー。それに、ストリートファイトする映画も訳分からんかったし、ベ〇とサ〇ットだったっけ?名前が入れ替わってて混乱したぞ。あと、某ゾンビ映画は6作も作ったからヒットはしたんだろうが、ゾンビウイルスと原作キャラが出てくるだけの原型は留めてないヤツだし。まーアレはゲームの映画ではなくアクションとして観る分にはいいと思うが」
百戦「ゴホン」
提督「そう言えば、ジャン=ク〇ード・ヴァン・ダムもどうしてるんだ?何年か前に自虐ネタの映画をやっていたが、最近全く観て無いな」
キット「アクション俳優が集結した消耗品軍団の映画に出演しています」フォンフォン
提督「へぇ~、そうなんだ。アレ観たこと無いんだよな。有名だけど観たこと無い映画ってたまにあるなよ。つーか、ヴァン・ダムってガン〇ムみたいだよな(笑)」
アイオワ「ムービーと言えば、ダニ〇ル・グレイグが007を卒業するそうね」
提督「ふ~ん、そうなのか」
アイオワ「あら、反応が薄いわね」
提督「俺、ボ〇ドよりフェ〇プス、ハ〇ト派だから」
金剛「提督酷いデース!MI6(英国)よりIMF(米国)を取るんデスカ?」
提督「いや、どういうことだよ(困惑)」
吹雪(まさか司令官はヒトミちゃんを・・・?)
百戦「ゴホン!」
提督「ライアーの先生、どうかしましたか?」
百戦「ロイヤーだ!何度言わせる気だ?そんなことより、本題に入ってよろしいかな?」
提督「そう言えば今日は何の御用で?」
百戦「まずは自己紹介を。弁護士の百戦 蓮真(ひゃくせん れんま)です。ライアーではなく、ロイヤーです」つ名刺
提督(何か嵐を呼ぶ5歳児のマンガに居そうな名前だな。字は忘れたけど、オカマのセールスレディ うりまくりよ って居たよな。あの5歳児のせいで不審者出没ってニュースにまでなった可哀そうな人)
金剛「ギャクみたいな名前ネー」
吹雪「金剛さん、失礼ですよ。聞こえたらどうするんですか?」
百戦「聞こえとるわ!」
金剛「テヘペロ」
百戦「ゴホン!では、本題に入ります。私はある人物から依頼を受けました」
アイオワ「ライアーなんだから依頼を受けるのは当然ね」
百戦「だ・か・ら、ロ・イ・ヤーだ!ロイヤー!」
提督「落ち着いてください。ロイヤーの先生」
百戦「ライアーだと言っているだろ!」
コロラド「プッ(笑)」
吹雪「え?」
百戦「!!!」
提督「はい、ゲロしました。ロイヤーではなく、ライアーだそうだ」
百戦「ち、違う!今のは言葉のあやで・・・」
提督「まぁ、いつまでもこんなことしてても仕方ないので本題に入りませんか?」
百戦(コイツ・・・)ピキピキ
百戦「今回、私に弁護を依頼してきたのは強盗を働き、貴方によって捕らえられた一味のリーダーです」
提督「そんなこともあったな」
百戦「彼が言うには貴方にそれはもう酷くボッコボコにされたと」
提督「向こうが襲ってきたから一発殴っただけですが?正当防衛です」
百戦「それに貴方は暴言を吐いたそうですね」
提督「暴言?」
百戦「蝋人形にして部屋に飾ってやろうか?と彼らに言ったそうじゃないですか」
提督「いや、そんな某10万5x歳の悪魔の様なこと言った覚えがありませんが・・・」
吹雪「そうですよ!某ひき肉料理の師匠さんの様にハンバーグにして食べたやろうか?って言っただけです!」
提督「いや、それも言って無いからな。あまーい!とか、ハンバーグ!とか叫んでる人はハンバーグ!だけで食べてやろうかとは言ってないと思うが。だいたいハンバーグ!って何なんだ?久しぶりに見たと思ったら、西部劇のガンマンみたいな恰好でまた訳の分からんことを叫んでるし」
アイオワ「ハンバーグもいいけど、ランチはステーキがいいわ!」
提督「1ポンドでも2ポンドでも好きなだけ食べてくれ。あと、俺が言ったのは『挽肉にしてやんよ』だからな」
吹雪「あー、思い出しました!あの、スーパーマサラチャイの人のギャグですね」
キット「『スーパー』と『マ』しか合ってません」フォンフォン
吹雪「あれ?そうだっけ?」
百戦「兎に角、依頼者は貴方に対して慰謝料を請求しています。刑事裁判としては貴方は銀行強盗から市民を守ったヒーローかも知れませんが、これは民事だ。正義か悪かなど関係ない」
提督「はぁ、そうですか」
百戦「この日に裁判を行います。ちゃんと法廷に出頭してください」つ資料
百戦「では、私はこれで」
提督「金剛、悪いが客人を」
百戦「結構です!」
ガチャ
バタン!
金剛「提督は正しいことをしたのに訴えるなんてムカつく奴ネー!」
サラトガ「どうなさるのですか?」
提督「どうもこうも、俺は正しいことをした。だったらそう主張するまでだ」
吹雪「でも・・・」
提督「心配するな。向こうがその気ならこちらも最高の弁護士に依頼すればいい」
コロラド「当てはあるの?」
提督「ああ、もちろんだ」
-裁判所 廊下-
コツコツコツ
提督「うちの弁護士が来たな」
吹雪「あの人ですか?」
提督「ああ、そうだ」
吹雪「弁護士の先生、司令官のことお願いします!」
弁護士「お任せください、吹雪さん」
吹雪「え?どうして私のことを」
弁護士「私です」
吹雪「?」
弁護士「キットです」
吹雪「え?え?」
提督「明石作の人形をキットが遠隔操作しているんだよ」
吹雪「そう言うことでしたか!」
弁護士「そういうことです」
提督「念のため明石は移動本部でスタンバイ中だが、多分何も起きないだろう」
-法廷-
裁判長「判決を言い渡す」
ザワザワ
提督(え?いきなり?)
裁判長「静粛に、静粛に!」
カンカン!
裁判長「被告人提督は無罪」
百戦「異議あり!」
裁判長「却下!」
百戦「何故です!私は弁護士として異議を唱える権利があります!」
裁判長「法廷ではワシがルールじゃ!」
百戦「!?」
提督(うわぁ・・・、この人何なんだ?まー、こちらに有利な人だからいいけど)
百戦「99戦99勝のこの私が負けた・・・?」
裁判長「残念ながら君の負けだよ。百戦君」
百戦「嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だぁぁぁぁ!」
裁判長「嘘では無い」
百戦「私は99勝で、スペシャルで、最高の弁護士で・・・、さ゛い゛ば゛ん゛を゛と゛お゛し゛て゛こ゛の゛く゛に゛の゛み゛ら゛い゛を゛」
提督「何かあんなの居たな。何て名前だっけ?」
弁護士「野〇村元議員です」
提督「あー、そうそう。アホの野〇村だ!」
吹雪「その言い方だと真さんの方になりませんか?某不思議を発見する番組を観ながらアホの野〇村って呼んでますよね?」
提督「うむ。アイツは毎度毎度アホな回答ばかり出して番組が終了するまでトップ賞を取ることは無いと思っていたが・・・、番組開始から20年位経って初めてトップ賞を取ったよな。坂〇のおっさんにも見せてあげたかった」
弁護士「坂〇英二さんはまだご健在です」
提督「マジか!?」
弁護士「マジです」
提督「全く姿を見ないからもう居ないものだと思っていたぞ」
吹雪「勝手に殺さないであげてください(笑)」
提督「あのおっさん何したんだっけ?カツラを経費でどうのとか言ってた気がしたけど、脱税か?カツラの制作なんて経費で落ちないよな」
ブーッ
ブーッ
提督「明石から着信だ」
ピッ
明石「提督、おめでとうございます!」
提督「ありがとう。でも、こんな形で終わるとは思わなかったな」
明石「ええ、本当にそうですね」
裁判長「提督殿」
提督「はい」
裁判長「実はワシの妻も例の強盗現場に居ましてな。提督殿のことを実に勇敢だったと褒めていましたよ」
提督「市民の安全を守るのは軍人として当然の責務です」
吹雪(あの時は人質に危害を加えない限り大人しくやり過ごす方がいいって言ってましたよね?ただ、相手の数も分からない状況で私たち二人で変に行動しない方がいいのは間違ってませんが)
百戦(おのれ提督、このままで済むと思うなよ。お前だけは、お前だけは・・・絶対に許さんからなぁぁぁぁ!)
-深海教団本部-
教祖「百戦、まさかお前が敗れるとは思いもしなかった」
百戦「申し訳ありません・・・」
教祖「やはり私が動くしかないか」
ザワザワ
教団メンバーたち「ついに教祖様が動かれる!?」
教団メンバー「いえ、ここは自分に!」
教団メンバーたち「何出しゃばってんだ!お前一人で目立とうとするな!」
教祖「静まれ!」
シーン
教祖「相手はお前たちが束になって掛かっても勝てる相手では無い。それ故、私が動くのだ。お前たちは祝杯の準備をして待っていろ」
教団メンバーたち「天に唾する愚か者に死を!」
教団メンバーたち「教祖様バンザーイ!」
百戦「何卒、何卒私の仇を取ってください!お願いし゛ま゛す゛!(泣)」
教祖「えぇい、くっ付くな!涙と鼻水で汚れるではないか!」
裁判はこんなんじゃ無いだろ!って思ったそのこ貴方。
これは逆〇裁判等の裁判もののスレではないし、裁判を主題にしわい訳でも無いのでこれでいいのだ!
本日はここまで。
サムMK-Ⅱとか聞いてないぞ!榛名改二乙はどうしたんだ?
お天道様が許しても、提督さんは大丈夫ではありません!
レーベ、マックス、サムは全然育ってないから慌ててレベル上げたぞ!
本日分、始まります。
-執務室-
大淀「提督、お手紙が届いています」
提督「ありがとう、置いておいてくれ」
大淀「あの・・・、このお手紙気になることがあるのですが」
提督「気になること?」
大淀「差出人の名前が書かれていないんです」
提督「なるほど。ファンレターって訳では無さそうだな」
吹雪「確かに怪しいですね。封筒の中にカミソリの刃が入っていたなんて嫌がらせを聞いたことがあります」
大淀「その程度の嫌がらせならまだいいですが・・・」
提督「キット」
キット「安心してください。中には便箋以外は入っていません」フォンフォン
提督「じゃあ開けてみるか」
大淀「提督、ちゃんとハサミかペーパーナイフを使ってください」
提督「・・・。チッ、ばれたか」
大淀「前にもこんなやり取りしたじゃないですか」
提督「はいはい、ちゃんとハサミで開封しますよ」
チョキチョキ
提督「なになに・・・」
大淀「横から失礼します。えっと・・・!?」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「深海教団の教祖を名乗る人物からだ。内容を要約すると、今夜一人で港の倉庫街へ来い。さもなくば人質を生贄として神に捧げる。だそうだ」
大淀「間違いなく罠です!」
吹雪「そうですよ、こんなの無視しましょう!」
提督「ああ、そうだな。こんな見え見えの罠に誰が引っかかるんだ?だが、万が一、これが事実だったとしたら?」
吹雪「それは・・・」
提督「俺は人質を見捨てたことになる」
大淀「ですが!」
提督「心配するな。一人で来いとは書いてあるが、キットに乗って来るなとは書いてない。行ってみて罠なら直ぐに逃げればいいさ」
吹雪「・・・」
-夜 鎮守府正門-
吹雪「司令官・・・」
提督「心配するな。昼間にも言ったが、罠だと分かれば直ぐに引くさ」
金剛「私も行きマース!」
長門「私もだ!」
大淀「私も連れて行ってください!」
新提「誰か護衛を付けるべきじゃないのか?」
提督「人数が増えたら近づく前にバレるリスクが高くなるだろ?」
大淀「ですが・・・」
提督「そんなに心配しなくても大丈夫だ」
キット「私が付いています」フォンフォン
提督「では、行ってくる」
金剛「今から追いかけまショウ!」
長門「今から車を取りに行っても間に合わない。それにお前の車は目立ちすぎる」
金剛「デスガ・・・」
キキーッ!
川内「私もそろそろ出発するね」
吹雪「お願いします」
新提「まさか」
川内「そのまさかだよ。場所はキットから聞いてるし、付かず離れず適度な距離で見守るから」
大淀「こうなった以上、川内さんだけが頼りです。必ず提督を守ってください」
川内「任せといて!」
-倉庫街-
提督「この辺りだな」
キット「100m程前方にそれらしき人物がいます」
提督「わざわざこんな場所に呼び出しておいて人違いってことは無いだろから、奴がそうだな」
キット「周辺に狙撃手等は居ない様ですが、気を付けてください」
提督「ああ」
ガチャ
バタン
教祖「クックック・・・、よく来たな。私が君を呼び出した深海教団の教祖だ」
提督「人質は何処だ?」
教祖「まずは車を見えなくなるまで下がらせろ」
提督「キット、後ろに下がれ」
キット「ですが」フォンフォン
提督「奴の言う通りにするんだ」
キット「分かりました」フォンフォン
【NORMAL CRUISE】⇒【AUTO CRUISE】ピーッ
【P】 ガチャ ⇒【R】
ブーン
提督「これでいいか?」
教祖「充分だ」
提督「で、人質は何処だ?」
教祖「飛んで火に入る夏の虫とはまさにこのことだ」
提督「どうせそんなことだろうと思った」
教祖「だが、万が一もあり得ると思って来たのだろう?」
提督「ああ、そうだ」
教祖「噂どおりだな。早速だが、死んでもらおう。君の首を手土産として持参すれば私を深海提督にしてもらえる約束なのでな」
スッ
提督(素人が銃を持ったところで・・・)
パン!
シュッ
ツー
提督(頬を掠めた!?コイツ・・・只者ではない!)
教祖「私をただの頭のおかしな集団のリーダーだと侮っていた様だな。私は元自衛官でな」
提督「なるほど。どうりで銃の扱いに慣れている訳か」
青年「教祖様、神に逆らう愚か者に鉄槌を!」
ゴスッ!
青年「うっ・・・」
バタッ
川内「わざわざビデオカメラまで持ってきて撮影とはご熱心なことで。でも、提督はあんなのに負けたりしないから」
川内「コイツを放っておく訳にもいかないし、この辺から見守るとしますかね」
教祖「そうだ、少しばかり昔話をしようか。君は20年前のイージス艦の事故は知っているかな?」
提督「太平洋で演習中のイージス艦二隻が衝突事故を起こし沈没、多数の死者、行方不明者が出た事故だな」
教祖「ああ、表向きはそうなっているな」
提督「表向きは?まさか!」
教祖「そう、そのまさかだよ。あれは事故などではない。我々は正体不明の存在と遭遇し、攻撃を受けた。応戦を試みたが何も出来ずものの5分で沈められたよ。その時の数少ない生き残りの一人が私だ」
提督「当時はまだ深海棲艦の存在は一般には認知されていなかったし、たまにある目撃情報もネッシー同様のUMA扱いだったが、まさかそんなことが起きていたとは・・・」
教祖「君の師匠から聞いていなかったのかね?」
提督「聞いていないと言うより、そもそも事故だと思っていたから聞いてないと言うべきか・・・。いや、そんなことよりアンタは何故仲間の命を奪った深海棲艦を信奉するんだ?」
教祖「仲間の命を奪った?違うな。奴らは弱いから死んだのだ。そして私は神に選ばれたからこそ生き残った。この世には人知の及ばない力が存在する。私は力が欲しい!だからこそ神(深海棲艦)を指揮する側になると誓ったのだ!神を指揮する側になれば神以上の存在になれる!」
提督「いかれてやがる・・・」
教祖「私から見ればいかれているのは君たちの方だよ。何故、神に抗う?裁きを受け入れない?」
提督「奴等は神などでは無い」
教祖「やはり相容れぬか。だが、それでいい。それでこそやりがいがある。君は私が神へいたる道の第一ステップだ」
提督「人は神になどなれない」
教祖「なれるとも!さっきも言っただろう?私は君の首を手土産に深海提督となる」
提督「残念ながら俺は自分の首を差し出す気は無い。そして、この場でお前を斬る!」
教祖「艦娘たちの英雄である貴様が!人間を守る正義の味方が!地上を守るためこの私を・・・守るべき人間であるこの私を斬れるのか?」
提督「俺は正義の味方でもなければ、英雄と名乗った覚えも無い。俺はただ自分の信じるもののために戦う。目の前に敵が現れたら叩き切るまでだ!」
教祖「面白い、面白いぞ!それでこそだ、精々足掻け!そしてみっともなく命乞いをしてみろ!」
パン!
パン!
スパッ
スパッ
教祖「銃弾を斬ったか。だが、その余裕いつまで続くかな?」
提督「長々と間遊んでいる気などない」ダッ
教祖「バカめ!真っ直ぐ突っ込んで来るなど愚の骨頂だ!ハチの巣にして・・・は、早い!」
提督「お前は自分を人間だと言ったな?お前は人間なんかじゃない。人の皮を被った深海棲艦だ!」
教祖(この間合いはマズイ!)
提督「春風流剣術奥義 海航艦娘舞!」
ゴスッ!
教祖「ぐわぁぁぁぁぁーっ!」
ヒューン
ドサッ
教祖「グハッ!(吐血)」
提督「・・・」
教祖「クックック・・・甘いな・・・。私を深海棲艦と言いながら・・・切らずに峰打ちとはな・・・」
提督「お前に死なれる訳にはいかないからな。あらいざらい吐いてもらうぞ」
教祖「どこまでも甘い奴だ・・・。だが、まだ終わりではない」
キット(コムリンク)「アドミラル、深海棲艦が接近中です。直ぐにその場を離れてください!」
提督「!!!」
教祖「あと少し、あと少しで・・・」
ズルズル
提督「おい何を・・・!」
ドボン
イ級「・・・」
教祖「おお、神よ・・・。我に力を・・・」
イ級「ニンゲン食ウ」
ロ級「ニンゲンノ力手ニ入ル」
ハ級「ソウスレバ強クナレル」
???「いけない!人間を食べても人間の力は手に入らない。あなたたちの血が穢れるだけだ深海棲艦じゃなくなっちゃう!(笑)」
教祖「か、神よ、何を」
ガブッ
教祖「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!腕が、腕がぁぁぁぁ!足がぁぁぁぁ!」
キット「アドミラル、その人はもう助かりません。早く車内へ!」フォンフォン
提督「クッ・・・」
ペチペチ
川内「起きな」
青年「うーん。か、艦娘!?」
川内「アンタたちのリーダーが負ける瞬間をよく見とくんだね」
青年「何を言っているんだ?教祖様が負けるわけ無いだろ!お前たちの提督が・・・、そんな教祖様・・・立ってください!」
川内「あんたたちの負けだよ」
青年「まだ終わってない!見ろ!神が来てくださった!」
川内「!?(そんな、全く感知出来なかった・・・。まさか他にも仲間が居てジャミングしてる?私もコイツを連れて逃げないと。イ級程度、倒すのは簡単だけど人を守りながら戦うのはね)」
青年「え・・・、教祖様が・・・」
川内「あんたたちが神と呼んでいる深海棲艦がどんな存在かよく見とくんだね」
青年「うわぁぁぁぁぁぁ!」
川内「これでもまだアレを神と呼ぶ気?」
青年「嫌だ、死にたくない!助けてくれ!」
川内「しっ!喚かないで。アイツ等に気付かれる前に逃げるよ。ほら、被りな」つヘルメット
青年「はい・・・」
川内「後ろに乗って」
青年「はい・・・」
川内「アンタのことは海岸線をツーリング中に発見した一般人を保護したって設定にしといてあげるから、今後の身の振り方はよく考えておくんだね」
???「あっけない最後だったな。だが、神に食われて血肉となれたんだ、満足だろ?さて、帰って親父殿に報告するとしますかね」
???「ん、何だ?様子がおかしい・・・。奴等共食いを始めただと!?」
ピカーッ
???「ハッハッハ!傑作だ!これぞ正に執念。良かったじゃないか、当初の予定とは違ったが夢が叶って。連れ帰って親父殿に見せるとするか」
キット「アドミラル、川内さんから着信です」
提督「川内から?繋いでくれ」
川内「もしもし、提督?ちょっと、相談と言うか、報告したいことがあるから正門前で待ってるね」
提督「ああ、分かった」
川内「じゃあ、また後で」
-鎮守府 正門前-
キキーッ
ガチャ
川内「提督、おかえり」
提督「ただいま」
バタン
提督「ところでその人は?」
川内「さっき話した報告ってのはこの人のことで、海岸線を『申し訳ありませんでした!』」
提督「?」
青年「自分は貴方を殺そうとした教団の一員です!」
提督「川内、どういうことだ?」
川内「はぁ・・・、せっかく穏便に済ませてあげようと思ったのに。聞いての通りコイツも例の教団の一員なんだけど、提督がアイツと戦った場所の近くに居て、放っておいたら深海棲艦に襲われるだろうから保護したって訳」
提督「では、川内も近くに居たのか?」
川内「うん、吹雪に頼まれてこっそり付いて行ってたんだ」
提督「そうだったのか。詳しい話は執務室で聞かせてもらおうか」
-執務室-
青年「自分は教祖の指示を受けて現場の近くで一部始終を撮影していました」
提督「ご丁寧なことで」
青年「ですが、教祖があのバケモノに食われるのをこの目で見て、目が覚めました・・・。自分はなんてバカなことをしていたのかと・・・」
提督「知らないというのは幸せなことだ。だが、君は知ってしまった。今後の身の振り方をしっかり考えることだな」
青年「はい・・・」
提督「今から家に帰すのも危険だ、今夜はうちで保護しよう。川内、彼を仮眠室へ案内してやってくれ」
川内「了解!朝まで見張っとくね(小声)」
今日のグレーテルのかまどは『給糧艦 間宮のようかん』観なければ(毎週観てるけど)
何度かかまどのネタはやったけど、今度は15代目ヘンゼルにもお越しいただかねば。
本日はここまで。
先日、ついに時雨改三が実装されたけど、白露型で改二になってないには春雨ちゃんだけになってしまったではないか。
改三なんかより、春雨改二を実装してくれと思う今日この頃。
本日分、始まります。
-執務室-
提督「では、君の知っていることを聞かせてもらおうか」
青年「はい」
ドンドンドンドン!
大淀「提督、大変です!」
ガチャ
提督「何だ騒々しい」
大淀「大変です!テレビ、テレビを点けて下さい!」
提督「テレビ?吹雪、頼む」
吹雪「はい」
ピッ
テレビ「『た、助けてくれ!』『黙れ。お前たちの様なクズが俺は大嫌いなんだ。ほら、お前たちが神と崇めている連中が迎えに来ているぞ』『嫌だー!助けてくれー!』『うるさい』ドボン『うわぁぁぁぁ!』」
提督「何だコレは!?」
新提「してやられたな」
青年「自分はこんなの知りません!」
新提「君が知らなくてもお仲間が事前に用意していたんだろう。提督を呼び出すのに合わせてな。教祖と提督、どちらが生き残ってもいいように準備していたということだ」
青年「そんな・・・」
テレビ「海軍の提督に深海教団と呼ばれる団体の一人が殺害されたとされる映像ですが・・・」
テレビ「常日頃から言っているじゃないですか。海軍は犯罪者の集まりであると!」
青年「!?」
提督「どうした?」
青年「今のコメンテーター、教団の一員です」
提督「クソッ!マスコミにまで入り込んでいたのか!」
テレビ「え?はい、分かりました。防衛省から緊急声明が発表されました。その様子をご覧ください」
テレビ「日本国民の皆様、海軍元帥です。先ほどから我が海軍の提督が殺人事件を起こしたとの報道がされていますが、事実無根のフェイクニュースであると断言します」
吹雪「元帥が否定してもこれだけ報道されてしまっては・・・」
テレビ「通常非公開となっている作戦行動中の記録映像を今回は特別に公開します」
提督「作戦行動中の記録映像?そんなもの知らないぞ・・・」
キット「・・・」フォンフォン
テレビ「『もう逃げ場は無いぞ。観念しろ!』『クックック』『何がおかしい?』『私は最初から逃げてなどいない』『追い詰められて負け惜しみか?大人しく投降しろ』『提督殿、大変です!深海棲艦が接近中です!』」
テレビ「『何ッ!?』『神よ、我が身を生贄として捧げます』『待て、早まるな!』『アーハッハッハ!』ドボン『早く引き上げないと!』『もう間に合いません!我々も退避しないと!』『離せ!』『お前たちも提督殿を押さえてくれ!』『はい!』」
テレビ「先ほどから報道さている映像は偽物であり、こちらが昨晩の実際の作戦行動となります。不手際により犠牲者が出てしまったことは真に遺憾ではありますが、作戦行動自体に違法性は無く、あくまで深海教団の一員の自殺であると考えています」
テレビ「嘘だぁぁぁぁ!こんなものは信じない!これは立派な殺人事件であり」
テレビ「しばらくお待ちください」
提督「・・・。一体何が起きているんだ?」
キット「ディープフェイクを知っていますか?」フォンフォン
提督「まさか」
キット「はい。私が作成し、昨晩のうちに元帥に送信しておきました。昨晩の件、アドミラルはあくまで職務を全うしたまで。元帥もうまく処理すると約束してくださいました」フォンフォン
提督「キットが敵じゃなくて本当に良かった」
テレビ「先ほどの件は防衛省により悪質なイタズラであることが確認されました。今後はこの様な報道がなされない様」
吹雪「司令官を糾弾していたコメンテーターの人居なくなってますよ」
提督「これは俺が生まれる前の話なんだが、キン〇ンの番組?で放送禁止用語を連呼した子供が途中でつまみ出されてぬいぐるみに変わったって事件があったそうな。昔、から〇りTVでうつみ宮〇理が証言しているのを聞いた覚えがある」
吹雪「えぇ・・・(困惑)」
大淀「生放送だったのでしょうか?」
提督「そこまでは知らん」
新提「何はともあれ、丸く収まって良かったじゃないか。元帥が処理すると約束してくれた以上、もう大丈夫だ。海軍としてもお前を失うのは困るからな。それにお前は間違ったことなどしていない」
提督「釈然としないんだが・・・」
吹雪「司令官が居なくなると困るのは事実です!」
大淀「その通りです!」
青年「教祖が亡くなった以上、今夜にも新しいリーダーを決める会合が開かれるはずです」
提督「場所は分かるか?」
青年「○○市の雑居ビルです」
提督「雑居ビル?まさかそんな場所だったとは」
青年「あえて普通の場所にすることで怪しまれない様にしているとか」
大淀「木を隠すなら森ということですね」
提督「確かに山奥の見るからに怪しい洋館とかよりいいかも知れないが・・・。とりあえず元帥に報告しておこう」
コンコン
あきつ丸「あきつ丸であります」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
あきつ丸「提督殿、急で申し訳ありませんが、今夜陸軍の会合が開かれることになりました」
提督「そうか、気を付けてな」
あきつ丸「はい。では、行ってくるであります」
ガチャ
バタン
提督「元帥に報告の後、作戦会議を開こう」
-会議室-
提督「深海教団の会合を利用して一斉摘発を行う訳だが、何か妙案はあるだろうか?」
川内「はい!」
提督「川内」
川内「例えばだけど、目の前で人がイ級にでも食べられて恐怖で動けなくなったところをと捕らえるのはどう?」
長門「流石にそれはマズイだろ」
川内「提督を陥れようとした奴らだし、自分たちのリーダーがどんな目に合ったか思い知らせるべきだよ!」
提督「ヲ級?顔色が悪いがどうかしたか?」
ヲ級「昔、人肉を食べさせられたことがあったわ・・・」
川内「え・・・」
ヲ級「食べた後で人肉ハンバーグだって言われて吐いたわ・・・。直ぐに今のは冗談だって言われたけど、真偽は今でも分からないの」
川内「変なこと言ってゴメン」
ヲ級「いいのよ」
イ級「私も流石に嫌だぞ」
川内「いや、流石に本物じゃないって。何か超リアルな人体パンがあるって聞いたことがあるからさ」
赤城「だとしても流石に・・・」
川内「だから本物じゃないってば!」
提督(昨晩の一件のせいか・・・。後でケアしておかないと)
ガチャ
師匠「安心せい、食料はちゃんとした業者から仕入れていた。人肉などあり得ぬ」
ヲ級「本当に?」
師匠「本当じゃ」
ヲ級「良かった」
提督「何しに来たんですか?」
師匠「昨晩の件でお主が心配で様子を見に来たのだ」
提督「そりゃどうも」
大淀「提督、大本営から連絡が・・・って師匠さん。帰って来られたのですか?」
師匠「提督が心配でな」
提督「それで大本営は何と?」
大淀「はい。今夜の会合についてはこちらで処理するので何もしなくていいと」
提督「大本営直属部隊が直々に?」
大淀「その様です」
-夜 教団本部前-
隊長「こちら隊長。準備はいいでありますか?」
隊員α「こちらα、準備完了!」
隊員β「こちらβ、同じく準備完了です」
隊員γ「こちらγ、いつでもOK」
隊員ι「こちらι、準備完了であります」
隊長「了解。オペレーションK開始であります」
-教団施設内-
ザワザワ
男1「教祖が亡くなったって本当なのか?」
男2「タチの悪い噂だろ?」
女「だったら何で急に会合が開かれたのよ?」
ザワザワ
ドカーン!
一同「!?」
ヒューン
ドサッ
男「た、助けてくれ」
イ級「ウマソウナ ニンゲンダ」
男「い、嫌だ、死にたくない!」
イ級「ニンゲンヲ クエバ ツヨクナレル」
男「嫌だ、食われたく」
ガブッ
男「あぁぁぁぁぁ!」
ゴクッ
イ級「ウマソウナ ニンゲン マダマダ イル」
男1「う、嘘だろ・・・」
女「ヒッ!?」
隊員β「おのれ深海棲艦め!こっちだ、かかって来い!」
隊員ι「皆さん、早くこちらへ!」
タスケテクレー!
ウワー!
キャー!
ドドドドド
男「・・・。こちらα、人払い完了しました。それにしてもロボットとは言え、深海棲艦に食われるのはいい気がしないな」
隊員β「これも任務だ。我慢しろ」
隊員α「分かっているさ。γ、そちらはどうだ?」
隊員γ「面白いデータが見つかりましたよ」
隊員β「!? まさかこんな大物までメンバーだったとは。お前を連れてきて正解だったな」
隊員γ「ここのセキュリティなんてガバガバですよ。まぁ、関係者以外がこんな所まで来てデータにアクセスすることも無いからでしょうけど」
隊長「こちら隊長。逃げ出した教団員は全員確保したであります」
隊員γ「こちらγ、必要なデータは全て入手しました」
隊長「了解であります。作戦を第二段階へ移行するであります。総員退避」
隊員たち「了解!」
幹部A「何やら下が騒がしいな」
幹部B「有象無象のことなどどうでもいい。それより誰が次の教祖となるかだ」
幹部C「私が立候補する」
幹部A「ふむ、お前なら悪くないが」
幹部D「ワシも立候補するぞ」
ドカン!
ドカン!
ドカン!
ドカン!
ドカン!
ドカーーーン!!!
-鎮守府 執務室-
提督「・・・」
新提「例の教祖のことを考えていたのか?」
提督「ああ」
師匠「気にするな、と言うのは無理な話だが、避けては通れぬ道だ」
新提「元々向こう側だった私たちが言うのもおかしな話だが」
師匠(ワシは海軍→深海→海軍であって元々深海側と言う訳では無いのだが)
新提「相手は深海棲艦を神と崇めている連中のリーダーだ、話し合いで解決なんて土台無理な話だ」
提督「その通りなんだが、それでも食われる前に何かできたんじゃないかと思ってな」
師匠「気持ちは分かるが無理だろう。ワシも全盛期ならばイ級二隻程度なら相手に出来たが、今回はそれ以上だったとキットから聞いておる」
新提(いやいや嘘だろ)
-翌朝 提督私室-
テレビ「昨夜、ガス漏れにより爆発が起きた〇〇市の雑居ビル前から中継をお送りしています。夜通し救出作業が続いていますが」
吹雪「司令官!ここって・・・」
提督「ああ、例のビルだろう」
吹雪「じゃあガス漏れって」
提督「事故に見せかけて爆破し、関係者を一掃したんだろう」
吹雪「いくら何でもこんなやり方なんて・・・」
提督「これは噂で聞いた話だが、軍には汚れ仕事を請け負う部隊が存在するらしい。どうやら本当だった様だな。だが、彼らはプロだ周囲には被害を出さずに処理した様だ」
吹雪「確かに周囲には被害は無さそうですし、不幸中の幸いでしょうか?」
-執務室-
青年「あの・・・、一つ聞いてもいいでしょうか?」
提督「雑居ビルのガス爆発なら恐らく軍が実行した作戦だろう」
青年「やっぱりそうですか・・・」
提督「今回は君の情報提供により実行された作戦だが、あくまで君は情報を提供しただけだ、君が気に病む必要はない」
青年「はい・・・」
提督「気にするなと言ったところで解決する話では無いが」
青年「自分はこれからどうなるのでしょうか?」
提督「それは君次第だ」
青年「え?」
提督「今回のことを踏まえて深海棲艦と決別するなら、新たな道が開けるだろう」
青年「刑務所に入れられたりとか」
提督「何を言っているんだ?少なくとも犯罪に加担はしていないんだ、捕まることはない」
青年「え?あ・・・、ありがとうございます!」
提督「もしかして現場でカメラを持って撮影していたことが犯罪になると思っていたのか?あの程度なら何も問題はない。さて、帰りはどこまで送ればいい?」
青年「送っていただけるなら、駅までお願いします」
提督「よし、川内、駅まで頼む」
川内「はーい」
青年「お世話になりました」ペコリ
ガチャ
バタン
吹雪「あの人どうなるんでしょうか?」
提督「さっきも言ったが、本人次第だ。しばらくは軍の監視が付くだろうが、問題がなければ直に引き上げるだろう」
今日(明日?)からイベント開始だけど、前回の様なのは止めて欲しいよな。
E2-1(ラスダン)が最大の山場で残りは消化試合って何やねん!
ダイソンだけなら許す。でも、ダイソン、ネ改×2の三択スナイプは絶許だ!
本日はここまで。
皆様、お待たせっしゅ。
書きかけのデータがぶっ飛んだり(PCそのものが臨終)で色々ありました。
人生いろいろ、男もいろいろって島倉千代子はどの辺の年代から分かるんでしょうか?同年代だとイマイチ通じなかったりするでござる。
土曜の夜にゼーガペ〇ンって全く知らないアニメ(明日が最終回)と機動武闘伝の再放送を見ているんだけど、
調べてみたら是我痛は2006年の放送でB社からプラモも出ているってマジかよ・・・。
当時は今と違って普通にガン〇ラも買えたし、公式サイトで毎月新商品情報も見てたはずなのに。
機動武闘伝はもうすぐ放送される伝説の「ネオドイツの女」が楽しみすぎる。
以前、夢の世界でゲルマン忍者(ビスマルク)が活躍する話を書いたけど、また活躍させないと。
多分、ビスマルクがネオスウェーデンの女(ゴト)とイチャイチャする提督にやきもちを妬いて、家出して、「今の私はネオドイツの女」って展開になるはず(元からドイツだけど)。
でもその前にネオイタリア所属マエストラーレ級の天才が事件を起こすのが先だと思います。
本日分、始まります。
-提督私室-
提督「今年ももう半分終わったが、映画をまだ三つしか観てないな」
吹雪「そうですね」
島風「え~、二人だけで映画デート?いいないいな~、島風も連れて行ってよ!」
卯月「うーちゃんを誘わないなんて酷いぴょん!」
提督「二人とも誘ったが、ネコ以外興味ないって行かなかったろ!」
卯月「し、知らないぴょん(汗)」
島風「ネコ、面白かったです!」
提督「久しぶりのネコは面白かったな。だが、ひとつだけどうしても気になることがあるんだよな」
吹雪「ええ、私も気になりました」
提督「竹中〇人って何かやらかしたっけ?何とかと雪の女王の雪だるまはお薬関係で捕まって交代だったけどな」
吹雪「山〇耕史さんが悪いとは言いませんが、渋さがちょっと足りなかったですね」
提督「緑の怪物がリブートするって話があるし、ラストがそういう感じの終わり方だったからな。緑の怪物の声優ははまり役だし変えないで欲しいな」
卯月「あれほど似合う人は居ないぴょん」
提督「銭湯の映画は古代ローマのおバカ映画をテレビでやっていた時にCMを見て気になって観に行ったけど、あれはいい映画だったな」
吹雪「はい。実家の銭湯経営を通してバラバラだった兄弟の心が一つになるいい話でした」
提督「笑いあり涙ありでいい映画だったな。俺たちも桶でコンコンやってみるか?」
吹雪「やってみましょうか」
島風「えー、そんなにいい映画なら島風も行けばよかったー」
提督「そしてルーヴルはテレビ版から安定のクオリティーだったな。ただ、もうちょっとルーヴル美術館を映して欲しいとは思ったけど」
吹雪「そこは美術館側の都合もあるでしょうし、仕方ないんでしょうね」
提督「そうだな。で、あの映画を観ていたらルーヴル美術館に行きたくなってきた。あそこは広いから全部見ようと思ったら一週間は必要だと聞いたことがある。あと、モナリザは物凄い人だかりでまともに見えなかったし」
卯月「そんなに!?」
提督「ああ、元々王宮でかなり広いからな。で、何故かエジプトコーナーも有った」
島風「美術館なのに?」
提督「ああ。芸術と言えば芸術だが、美術館なのにミイラの棺って・・・。それは博物館じゃないのか?って思いながら見てたんだけどな」
卯月「何か不思議だぴょん」
提督「博物館と言えば、夜の博物館の映画の新作作ってくれないかな~って待ってるんだけどな。3の終わり方からして4は無理だろうからリブートでもいいけど」
吹雪「3の円卓の人はいいキャラでしたね。蠟人形なのに松明なんて持つから熱で鼻が融けてビローンってシーンで笑っちゃいました」
提督「ヒュージ・アッ〇マンってネタも笑わせてくれたよな。その昔、ゴーゴーアッ〇マンってゲームがあったのを思い出したわ」
卯月「そんなのあったぴょん?」
提督「ああ、スーファミの時代だから知らなくて当然だろう。グレ〇リンも続編か、リブートして新作をってもう20年くらい言い続けているんだが、全く気配すら無いな。古い映画のリメイクとかしょっちゅうやってるのに何がダメなんだ?」
吹雪「ギ〇モ可愛いですね♥」
島風「キャラクターグッズは今でも結構出てるのに何でなんでしょうね?需要ありそうですけど」
提督「海賊の映画もどうなってるんだろうな?主役の泥沼離婚劇の影響もあるんだろうけど、役者を変えてのリブートみたいな話もあったけど、そんなのを観る気もないし、続編やらないなら5であんな終わり方するなと言いたい」
吹雪「夢オチかと思いきや間違いなく現実でしたよね、あの魚介類の親玉」
提督「ただ、あの映画、正直3で終わった方が良かったとも思うが。まー、3の最後に次は生命の泉を目指すってやってた以上、4をやらない訳にはいかなかったんだろうけど。でも、肝心の海図があの状態だったしなぁ。やっぱ無理!でもよかったんじゃないのか」
卯月「4の最後は呪いの人形を拾うシーンで終わったから、5はあの人形で復讐をする話かと思ったら全く関係無かったぴょん」
提督「5作目のスタッフは確実に過去作観たことない奴らだろ。例のコンパスは海の女神から(黙って)貰った物なのに勝手に設定変わってたしな」
島風「あのシーンは『え?』ってなりましたね」
提督「あれがあったから尚更続編やらない方が良かったんじゃないかって思ったんだけどな、5の終わり方のせいで気になって仕方ないのに全然やらないってどうなってんだよ!魚介類の親玉!」
卯月(魚介類の親玉って・・・。確かに深海の悪魔はタコにカニで魚介類だけど)
提督「そしてもうすぐハリ〇ンお爺ちゃんのリアルガチ最後の聖戦が楽しみであり、不安なんだよな」
島風「不安?」
提督「ああ、とても不安だ。前作の水晶骸骨の王国がクソ・オブ・クソだったからな。生まれて初めてリアルタイムでヘンリー・ジョーンズJr.の映画を観られるとあって超期待してたのに、アレはガチで裏切られた!」
卯月「そんなに?」
提督「1~3は人知を超えた神の力と呼ぶに相応しい奇跡を題材にしていたのに、4は宇宙人、いや、正確には宇宙人ではなく異次元人?らしいが、まー細かいことはどうでもいい、突然のB級SF映画になり果てたことを知らずウキウキしながら観に行って、最後のオチに絶望させられた気持ちが分かるか?」
卯月(そんなにアレ好きだったって知らなかったぴょん)
提督「ガッカリと言えば今から30年程前に放送されたドラマ版?の孔雀の眼の秘宝ってのもナニコレだった」
吹雪「そうなんですか?」
提督「まー、小学生の頃に一度観ただけだからあやふやではあるが」
卯月「どんな内容だったぴょん?」
提督「んーとな、博物館へ社会見学に来た小学生二人組が爺さん(ジョーンズJr.)と出会って、若いころの冒険談を聞くって始まり方でな。爺さんも若い頃も役者は別人だったな。ギャラの問題で役者変えたんだろうな。で、最終的にタイトルにもなっている秘宝は結局見つかりませんでしたってオチだったし。結局見つからんのかい!ってな」
島風「タイトル詐欺!?」
提督「うむ。ただし、さっきも言ったが、昔のこと過ぎてあやふやだけどな」
卯月「そう聞くとなんかガッカリってのも分かる気がするぴょん」
提督「それにしてもJr.はナチス好きだよな。本人は大嫌いだ!って言う割に、1の敵はナチス、2はインドの邪神教徒、3はまたナチスでヒトラーのサインまでもらって、4はソ連で5でまたナチスの残党だからな。まー、ボロクソ言うのも分かるが」
島風「もしかして・・・」
提督「いや、別にビルマルクやプリンツは何も悪くないし、嫌いでもないからな」
吹雪「そういえば3でJr.さんはお父さんのことをパパって呼んでましたよね」
提督「そこは小学生の頃から、いい年したおっさんがパパは無いわーって思いならが見ていて、現在進行形でやっぱ無いわーだな。パパさん4では故人だったけど、公開当時ご本人はまだ生きてたし、勝手に殺すなよ・・・」
提督「ときにヒトミよ」
伊13「はい」
卯月(さっきからあえて触れなかったけど、ずっとパパの膝の上だぴょん。きっと吹雪ちゃんは怒って・・・、ってニコニコしながら見てるぴょん!?ナンデ!?もしかしてアレ?胸のサイズで判定してるぴょん!?)
提督「もうすぐ我らがトム兄の最新作が公開される」
島風「え?お父様ってハン〇スのファンだったの?」
卯月「パパがハン〇スのファンだったなんて知らなかったぴょん!でも、渋いぴょん!」
伊13(お父様?パパ?)
提督「二人とも・・・、それはトム兄やない、トム爺や!ハン〇スは名優だが、そっちじゃない!」
島風「ハン〇スじゃないトムって誰?」
卯月「分からないぴょん」
吹雪(え?二人とも冗談で言ってるんだよね?)
提督「いやいや、何で分からねぇんだよ!トム・ク〇ーズだよ!」
卯・島「あー、そっち!」
吹雪(えぇ・・・)
卯月「で、何でトム兄って呼んでるぴょん?」
島風「もしかして本当にお兄さん?」
提督「んな訳無いだろ。何年か前にラジオでマサハル・フク〇マがトム兄って呼んでいたから真似してみただけだ。本題に戻るが、ドライブ・レコニング楽しみだな!」
伊13「はい。楽しみです」
卯月(そこはつっこむ所だぴょん。ドライブレコーダーみたいになってるぴょん)
提督「公開前は二部作だとか、違うとか情報が錯綜したり、セットが燃えて大損害だとか色々と心配だったが、ここまでくればもう大丈夫だ」
島風「結局、トム兄の映画なら何でもいいんじゃ・・・」
提督「何を言うか、トム兄なら何でもいい訳無いだろ!まず、M:Iの一作目は嫌いだ。ジムの扱いが酷すぎる!」
島風「ジム?」
提督「フェル〇ス君だよ」
島風「あー、いつも指令を受ける人」
提督「そう、その人だ。最初はジムが志半ばで倒れて、イーサンが跡を継ぐって展開かと思いきや、実は裏切り者で黒幕って・・・、お前らジムに何の恨みがあるんだ!ってな。ドラマ版の出演者からの評判も悪いのも納得だ」
卯月「それだけ?」
提督「いいや、ミイラの映画もダメダメだった。やっぱハゲ(イムホ〇ップ)が居ないとダメだ。あの映画の主役はハゲだろ(笑)」
島風「ハゲって・・・(笑)」
提督「2でまたしても復活したはいいが、蠍王に媚びへつらった挙句、蠍王が倒されてピラミッドの崩壊が始まり地面の亀裂から転落しそうになって彼女に助けを求めたら見捨てられるとか・・・。最後は絶望しながら地獄へ落ちて行ってな」
吹雪「その彼女さんも直後に冥界へ逆戻りしてしまいましたね」
提督「神官なのに王の愛人に手を出して、何だかんだで処刑された挙句、数千年後にようやく彼女も復活したと思ったらあっさり見捨てられるとか絶望しか無いだろ」
卯月「自業自得だけどちょっと可哀そうだぴょん」
提督「3でまたまた復活して今度は今度は主人公サイドに付く案もあったらしいが、それはそれで観てみたかったな」
吹雪「なにをどうしたら主人公サイドに付くのか気になりますが、あんな仕打ちを受けたら心境が変化してそうなるのかもとも思いますよね」
卯月「間違ってもパパを見捨てたりしたらダメだぴょん」
吹雪「そんなことしないよ!」
提督「今作はトム兄を送り出すとか、集大成とか不穏な単語がポツポツ出ているが、やっぱ最終作になるんだろうか?」
吹雪「シリーズ終了とは言ってませんけど、そんなことを言われると終了って感じがしますよね」
提督「もし本当に終了してしまったら俺は何を観ればいいんだ・・・。ブルー〇・ウィリスは認知症で引退してしまったし、筋肉大統領ももうお爺ちゃんだし。トム兄の死に戻りするアレの続編も結局どうなったのか分からないし。やるって言いつつ10年近く経ってるもんな」
吹雪「まだ、たかしさんが居るじゃないですか」
提督「そうだ、俺にはまだたかしが居た!」
島風(たかしってどのたかし?岡〇隆史?それとも藤〇隆?まだホットホット!の人の方が好きそうだけど)
伊13(提督はナイ〇イが好きなんて聞いたことないし・・・別の誰か?)
卯月「全力で」
島・13(!?)
島風「ホシを」
伊13「挙げる!」
提督「日本にはたかしが居て良かった。科学捜査研究所と捜査一課が続く限り日本は安泰だ」
島・13(たかしってその剛志だったんだ)
提督「それにしても卯月はよく分かったな」
卯月「パパの娘だから分かって当然だぴょん!」
島風「あれ?そう言えば相〇は?」
提督「やっこさん結構前に脱落したよ。ダークナイト事件が原因であまり観なくなったが、トドメを刺したのは南〇十の事件だった。何年も引っ張っといて最終的にボケ老人が自覚せずに事件起こしてました!って・・・」
吹雪「あれは演技とかではなく、本当に自覚してませんでしたよね」
提督「最後はモリ〇ーティ教授の様な感じで転落死してたけどあの出血量からして確実に死んだよな。元女子アナが少しずつ自分の血液を抜いて、充分に溜まってから自宅にぶちまけて、殺害されて連れ去られた風に演出した事件があったが、ボケ老人には無理だろうしな」
-???-
イ級「イー・・・」
???「確かにお前にしか出来ない仕事とは言ったが、そんなに緊張しなくて大丈夫だ」
イ級「イー?」
???「本当だって。俺が保証する」
イ級「イー!」
???「そうそう、その意気だ。到着したぞ」
ガチャ
駆逐棲姫「待チクタビレタゾ」
???「!? さっきまでコイツと変わらない姿だったのに、もう人型になったのか!」
イ級「イー?」
駆逐棲姫「サア、オ前も我ガ一部トナレ」
イ級「イー!?」
???「おいおい、何処へ逃げる気だ?逃げ場なんてないぞ」
イ級「イー!」
???「俺を殺して逃げようってか?」
ザシッュ!
???「あ、すまん。勢い余って殺ってしまった」
駆逐棲姫「気ニスルナ。私ハ生キ肝信仰ナドシテオラヌ。喰エバ同ジダ」
ムシャムシャ
ゴクン
駆逐棲姫「オ前ヲ見テイルト、コイツト同ジ目ニ合ワセテヤリタクナル」
???「やるか?」ニヤッ
駆逐棲姫「今ノ状態デハマダ勝テヌ。同ジコトノ繰リ返シダ。モット、モット喰ッテ強クナラネバ、オ前ニモ、奴ニモ勝テヌ。モットヨコセ」
???「ヤレヤレ、人使いの荒い奴だ。次の獲物を連れてくるからいい子にして待っていろよ」
駆逐棲姫「提督ヨ、首ヲ洗ッテ待ッテイロ。私ハモット、モット、モット、強クナル。ソシテオ前ヲ喰ラウノダ。私ハ神ニ生マレ変ワッタ!」
???(コイツの執念には驚かされる。まさかこうなるとは予想だにしなかったぞ)
運命のダイヤル面白かったでち。前作がクソ・オブ・クソ過ぎて心配だったけど、有終の美で本当に良かった(涙)。お爺ちゃん過ぎてアクションがちょっと・・・なのは仕方がないよな。
ただ、一つ気になるのが最終的に冤罪は証明されたのか?
あと、ベネチアの亡霊はちょっと怖かったでち!何で三作目にして突然ホラーテイストになるんだよ博士!(アガサ違い)
探偵さんが最後に見た娘はただの幻?それとも本当に幽霊?どっちだったんだ?
本日はここまで。
このSSまとめへのコメント
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