【ミリマスSS】真「きゃっぴぴぴぴぴーん☆」紬「は?」 (19)

アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
白石紬ちゃんリアクションシリーズ楽しすぎる(すみませんでした)。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1606649709

 
真「プロデューサー! 今度の仕事のことなんですけど!」

P「おおう。クイズ番組だよな。どうした?」

真「ボク、着てみたい衣装があるんです!」

P「ダメです」

真「えぇっ!? まだ何も言ってないのに!?」
 

  
P「普通のクイズ番組なんだから、奇抜な衣装は悪目立ちしちゃうでしょ」

真「でも、ちょっとピンクのフリフリでリボンがいっぱい付いてるだけですよ?」

P「ほれ見たことか! 真は普通に私服でも可愛いんだから、私服で行きなさい! 一組なら経費で落としてあげるから!」

真「私服……!」

P「いや、やっぱり美咲ちゃんに仕事内容を説明して衣装を監視……じゃなくて監修してもらおう」

真「え~~!!」
 

 
後日

真「美咲さんがフリフリの可愛い衣装を作ってくれたんですよ!」

P「どうしてこうなった」

美咲「良かれと思って」

真「折角だからプロデューサーも見て下さいよ! 着替えてきますね!」

P「まぁ、美咲ちゃんが作ったならそこまで奇抜なものには……」

美咲「本人の希望で、これでもかというくらいピンクにしてフリルも盛り盛りにしてアクセサリーもリボンも増し増しにしてみました!」

P「くそぅこの有能事務員め!」

美咲「えへへ~♪」
 

 
バタン

真「プロデューサー! 見て下さい!」

P「おぉ……胃がもたれそうな重量感……」

真「きゃっぴぴぴぴーん! みんなのアイドル、菊地真ちゃんなりよ~!」

紬「失礼します」ガチャ

P「あ」
 

 
紬「なっ……!」

真「つむりんも一緒に~? まっこまっこり~ん☆」

紬「なっ、なっ……!」

真「あれあれ~? つむりんの声が聞こえないぞ~? まっこまっこり~ん☆」

紬「こっ、」

紬「これは一体どういうことですかプロデューサー!!」

P「うおう急に大きな声を出すな」
 

 
紬「菊地さんにこんな、こんな本人の意思を無視するような恰好をさせて……!」

P「いやゴリゴリの本人の希望なんだけど」

真「え、やっぱり似合ってないかな……?」

美咲「大丈夫だよ真ちゃん! バッチリだよ!」

真「ですよね! きゃっぴぴぴぴぴぴーん☆」

紬「無理矢理キャラクターを作らせて! こんな、ひどい……!」

P「何気に酷いことを言ってる」
 

 
紬「菊地さん、菊地さん目を覚ましてください」

真「いやボクは初めから正気だけど」

紬「良かった。危ない所でしたね……」

真「もしかしてボク、いま『危ない人』だったと思われてます?」

P「そうとも言いそう」
 

 
紬「この人の言うことを真に受けてはいけませんよ。頼りになることもありますが、何も考えていないようで本当に何も考えていないこともあります」

P「ひどい」

真「えっとね紬、これはボクがやりたいってプロデューサーにお願いして」

紬「真さんは、騙されているんです! この人は必要なことは充分に伝えないのに、人を言いくるめる能力だけは長けているんです!」

P「本当にひどい」

紬「第一、菊地さんに何をさせたいんですか。イメージカラーが黒なのに、こんなにピンクピンクして!」

真「ピンク、似合わないかなぁ」

紬「似合ってますよ!!! えぇとても!!!」

P「そこは良いんかい」
 

 
紬「確かに、普段見ることが出来ない可愛らしい菊地さんが見られるというのは素晴らしい戦略かもしれません」

P「徐々に認めてきた」

紬「それでも! 先ほどのきゃっ、あの、さっきの」

真「きゃっぴぴぴぴぴーん?」

紬「そう、それです。それもプロデューサーの差し金でしょう。菊地さんにこんなことをさせて」

P「いま『こんなこと』って言った?」

紬「恥ずかしくないのですかっ!!」

P「どっちに言ってる?」
 

 
紬「プロデューサーが少女趣味で、パステルピンクが好きで、羞恥を感じる女性が好きな変態ということは理解しました」

真「ボクは全然大丈夫だけど」

P「むしろ俺が羞恥感じてるんだけど」

紬「ですが、大切なアイドル仲間を犠牲にして自らの情欲を満たそうなどと考えるプロデューサーを、私は見逃すことは出来ません」

真「情欲?」

P「誤解です。一から百まで」
 

 
紬「ですから、仲間が犠牲になるくらいであれば、いっそ私が身代わりに……」

真「え? 紬もやる?」

P「なんやいね」

美咲「そんなこともあろうかと! 紬ちゃんに合うサイズの衣装も作っておいたよ!」

P「くっそうこの有能事務員!」

美咲「えへへ~♪」

紬「菊地さん! 貴女の儀勢は無駄にはしません!」

真「ボクいつ犠牲になったの?」

P「最初から色々犠牲にしまくりだよ」
 

 
紬「もう貴方は黙っていてください! 青羽さん、衣装を!」

美咲「はい!」

紬「汚してはいけませんので手伝ってください!!」

美咲「任せて!」

P「どんな時でも衣装は丁寧に扱う紬」

真「女の子っぽくて良いなぁ……あ、プロデューサー」

P「あ、そうか。そろそろ……」
 

 
しばらくして
 

 
バターーーーン

紬「きゃっぴぴぴぴーん☆ つむぎちゃんナリよ~♪」

紬「……」

紬「……あれ?」

美咲「あ、そういえば真ちゃんたち、番組の収録の時間だ」

紬「なんなん!!!!!!」

美咲「大丈夫だよ! 紬ちゃん、すっごく可愛いよ!」

亜利沙「最高です!!!」

紬「どこから沸いたんですか!!!」



おわれ
 

終わりました。HTML依頼出してきます。すみませんでした。
要約すると15周年アイドルマスター日本横断フェアinアニメイトの紬可愛いよねって話です。

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