サトシ「レッツゴー!ピカチュウ!」アセロラ「レッツゴー!ミミたん!」 (151)

ある日アセロラはメレメレのサトシのところに遊びにきていた


アセロラ「でねー?おじさんったら、まぁたお仕事サボって~」プンプン

アセロラ「だからね!アセロラは言ってあげたの!」

ミミたん「キュー」

サトシ「ははっ、アセロラも大変だな」

ピカチュウ「ピカァ」

アセロラ「ほんとだよぉ」ヤレヤレ

ロトム図鑑「アセロラとクチナシは本当の親子みたいロト」

ミミたん「キュー」コクコク

「あ!」ザッ

サトシ、アセロラ「!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1543834361

スイレン「サトシ!アセロラ!」

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイブーイ!」

サトシ「おっ!」

アセロラ「スイレーン!」

スイレン「久しぶり!どうしたの?」タッタッタ

アセロラ「えっへっへー♪ちょーっとメレメレに用事があったから、ついでにサトシに会いにねー?」

サトシ「ついでって…」ハハハ

ピカチュウ「ピカァ」ポンッ

アセロラ「ん?」チラッ

ナギサ「イブイブーイ!」フリフリ

アセロラ「うっわー!カーワイイ♪スイレン!どうしたのこのコ?」キラキラ

ナギサ「ブイ?」

スイレン「このコはイーブイの"ナギサ"!この間ゲットした私の新しい家族!」ニコッ

ナギサ「ブイ!」

アセロラ「へぇー、キミ、ナギサって言うんだね?」ナデ

アセロラ「家族…ふふっ、髪型もスイレンみたいだね?」ニコッ

スイレン「ナギサ!この子はアセロラ!私の友達で…」

アセロラ「よろしくね?ナギサ…」

ナギサ「ブイ!」ダッ

アセロラ「キャッ!」コテ

ミミたん「キュー!?」

スイレン「こらナギサ!いきなりたいあたりしちゃダメ!アセロラが驚いちゃう!」

アシマリ「アオ!」プンプン

ナギサ「ブイ」

スイレン「アセロラ!大丈夫?」

アセロラ「う、うん…ちょっとビックリしただけだよ」

ロトム図鑑「アセロラ!今のたいあたりはナギサ流の挨拶みたいなものロト」

アセロラ「挨拶?」

スイレン「うん!ナギサは言ってる」

スイレン「よろしくね!アセロラって」ニコッ

アセロラ「ふふっ、そっかぁ…」

アセロラ「よろしくね?ナギサ?」ニコッ

ナギサ「ブイブイ!」

ワイワイ

サトシ「ははっ、なんか女子で盛り上がってて入って行きにくい雰囲気だな…」

ロトム図鑑「サトシでもそういうことを考えるロト?」

ピカチュウ「ピカァ」

サトシ「そういえばスイレン!こんなとこでどうしたんだ?」

スイレン「えっと…たまたまサトシを見かけたから…」

ロトム図鑑「もしかしてピカブイをやりにきたロト?」

アセロラ「ピカブイ?」

サトシ「ゲームだよ!自分が主人公になってカントー地方でポケモンをゲットしたり、バトルしながらポケモン図鑑完成を目指すやつ!」

スイレン「今、スクールですっごく流行ってる!」

アセロラ「面白そうだね?」

サトシ「んでさ、2バージョンあって出るポケモンが違うんだ!」ゴソゴソ

サトシ「俺のはレッツゴーピカチュウ!」

スイレン「私のは当然、イーブイバージョン!」

アセロラ「レッツゴーピカチュウに…」チラッ

ピカチュウ「ピカピカー」

アセロラ「……イーブイかぁ」チラッ

ナギサ「ブイブイ!」

サトシ「まぁ、でも今日はアセロラもいるしさ?外で遊ぼうぜ!」

スイレン「うん、ゲームならいつでもできる!」

アセロラ「あっ、アセロラのことは気にしないで?」

サトシ、スイレン「!」

アセロラ「それにそのゲーム…ちょっと気になるしね?」ニコッ

ミミたん「キュー」

ククイの家

サトシ「ただいまー!」

ピカチュウ「ピカー!」

ロトム図鑑「ロー」

バーネット「おかえりなさい!サトシ、ピカチュウ、ロトム!」

スイレン「おじゃまします!」

アセロラ「おじゃましまーす♪」

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイ!」

ミミたん「キュー」

バーネット「おーっ、スイレンに…」

サトシ「バーネット博士!前に話したウラウラでお世話になったアセロラだよ!」

アセロラ「よろしくお願いします」ペコッ

ミミたん「キュー」ペコッ

バーネット「これはこれはご丁寧に」ペコッ

サトシ「今日はさ!みんなでゲームを…」

バーネット「……サトシー?」グイッ

サトシ「なに?」

バーネット「10歳のクセに女の子二人も連れ込むなんて生意気だぞー?」ニヤニヤ

サトシ「は?」

スイレン「/////」カァーッ

ロトム図鑑「スイレンはわかりやすいロト」

アシマリ「アウ」コク

ナギサ「ブイー♪」ブンブン

ミミたん「キュー」スカッスカッ

アセロラ「おぉー!」キラキラ

アセロラ「スイッチ……CMとかで見たことあるけど、テレビに繋いでできるんだね!」

サトシ「へへっ!すっげーだろ?」

ロトム図鑑「サトシー!すっげーのはサトシではなく、スイッチ…」

サトシ「わかってるよ」

サトシ「スイレン!俺、テレビ画面でやっていい?」

スイレン「うん、私はこっちでやる!今からミュウツー捕まえにいくとこ!」ポチポチ

サトシ「ミュウツー…すっげーなスイレン…」

ロトム図鑑「サトシなんてまだディグダの穴ロト」

サトシ「一々うっさいよロトムー!」

ピカチュウ「ピカピカ」

アセロラ「ふふっ」ニコッ

ディグダ『ディグダー』


アセロラ「わわっ!ディグダが出てきた!」

サトシ「アセロラ!まずはきのみで…」

アセロラ「う、うん…」ポチッ

サトシ「んで、あの円の中を狙ってジョイコンを…」

アセロラ「え、えーい!」ブンッ


モンスターボール『』ポイッ

スカッ

ディグダ『グダー?』


アセロラ「あー、はずれちゃった…」ガクッ

ミミたん「キュー」ガクッ

サトシ「アセロラ!これはコツがあんだよ!まずは…」ギュッ

アセロラ「ぁ////」ドキドキ

スイレン「…………」チラッ

スイレン「…………」ポチポチ

ナギサ「ブイー」

サトシ「ほらっ!ゲットできただろ?」ニッ

アセロラ「う、うん////」ドキドキ

スイレン「……アセロラ」スクッ

アセロラ、サトシ「!」

アシマリ「アウ…」ハラハラ

ピカチュウ「ピカァ」ハラハラ

ナギサ「ブイー♪」

サトシ「どうしたんだスイレン?」

スイレン「私のイーブイならポケモンいっぱい出てる!私のやらせてあげる」スッ

アセロラ「え?あ…うん…ありがと…」

スイレン「サトシ!サトシは全然進んでないみたいだし、私がアドバイスしてあげるから、データ進めよ!」

サトシ「えー?いいよー!俺は自分のペースでゆっくり…」

スイレン「いいからいいから」スッ

サトシ「んー、わかったよ…」

アセロラ「……………」ポチポチ

ミミたん「キュー」

バーネット「……………ほぅ?」ジーッ

ロトム図鑑「どうしたロト?バーネット」

バーネット「んー……いやぁ…スイレンはそうだと思ってたけど…まさかあの子まで…やるわね?サトシ」ニヤニヤ

ロトム図鑑「なにがロト?サトシはまた何かやらかしたロト?」

バーネット「ふふっ、まぁ…ある意味ね?」クスッ

ロトム図鑑「ロ?」

バーネット「……まぁ、最悪何か起きそうだったら私が出るとして…」

バーネット「……これも青春!暫くは温かく見守るとしますか」フッ

ロトム図鑑「???」


スイレン「サトシ!そっちはそうじゃなくって…」

サトシ「えーと…」

アセロラ「……あっ、ゴルバット」ポチポチ

ミミたん「キュー」

アセロラ「……………」チラッ

ピカチュウ「ピカァ」

アセロラ(ピカチュウと…)チラッ

ナギサ「ブイ!」

アセロラ(イーブイ…)

一週間後

スイレンの家

ガチャッ

アセロラ「アローラ!スイレン!」ニコッ

ミミたん「キュー!」

スイレン「アローラ!アセロラ!」

ホウ「あーっ!おばけのおねーちゃんだー!」

スイ「ミミたんもいるー!」キラキラ

アセロラ「ふふっ、アローラ!」ニコッ

スイレン「アセロラ、中に入って!」

アセロラ「うん、おじゃましまーす♪」

ミミたん「キュー」

スイレン「アセロラ!ついにゲットしたんだって?」

アセロラ「うん、まーね?」

ホウ「ゲットってー?」

スイ「ポケモンー?みせてみせてー!」

スイレン「アセロラがゲットしたのはポケモンはポケモンでもピカブイ!」

ホウ「ピカブイー!?」キラキラ

スイ「やりたいやりたーい!」キラキラ

スイレン「こらっ!ホウ!スイ!ピカブイはアセロラのゲーム!アセロラが困って…」

アセロラ「いーよスイレン!今日はみんなでやるつもりで持ってきたからねー?」ニコッ

アセロラ「後でホウちゃんとスイちゃんにやらせてあげるからね?」ニコッ

ホウ、スイ「わーい!」

スイレン「ごめんアセロラ…この子たち、言い出したらきかなくって…」ハァ

アセロラ「いーよいーよ。可愛いよね?」ニコッ

スイレン「で、アセロラ。どっち買ったの?ピカチュウ?イーブイ?」

アセロラ「……ふふふ…スイレンは…第3の存在を知ってる?」

スイレン「……第3の存在?」

アシマリ「アウ?」

アセロラ「……リザードンとフシギバナにカメックス…」

スイレン「!」

アセロラ「……ホウオウとルギアにスイクン…グラードンとカイオーガにレックウザ……ディアルガとパルキアにギラティナ…」

ミミたん「キュー」

スイレン「……?」

アセロラ「サトシとスイレンにアセロラ…そして…」

スイレン「………」ゴクリ

アセロラ「サトシのピカチュウと、スイレンのナギサに……!」ビシッ

ナギサ「ブイ!?」ビクッ

アセロラ「アセロラのミミたん!!」

ミミたん「キュー////」テレッ

スイレン「ど、どういうこと?」ゴクリ

アシマリ「アウ…」ゴクリ

アセロラ「……ふふふ、アセロラが買ったのは…」ゴソゴソ

アセロラ「こ~れ~!」スッ

スイレン「そ、それは!?」

ホウ、スイ「おぉーー!!」キラキラ

アセロラ「レッツゴー!ピカチュウとレッツゴー!イーブイに次ぐ第3の存在…"レッツゴー!ミミたん(非売品)"だよ!!」バーン

ミミたん「キュー!!」

スイレン「れ、レッツゴー!ミミたん!?」

ホウ「レッツゴー!ミミたん?すごいすごーい!」キラキラ

スイ「やりたいやりたーい!」キラキラ

アセロラ「ふふっ、じゃあ…早速みんなで遊ぼっか?」ニコッ

ホウ、スイ「わーい!!」

スイレン「ちょ…ちょっと待って!!」クワッ

アセロラ、ホウ、スイ「?」

スイレン「な、なに?レッツゴー!ミミたんって?そんなの聞いたことない!絶対に怪しい!まさか違法改造とか?てか、そもそもミミたんはアローラのポケモン!ピカブイはカントー限定!いや、それ以前にミミたんは幽霊でバトルは……」

アセロラ「まぁまぁ、落ち着いてよスイレン?」ニコニコ

ホウ「おねーちゃんうるさーい」ブー

スイ「おねーちゃんお話ながーい」ブー

スイレン「……まだまだ言いたいことはいっぱいある!」ゼーゼー

アシマリ「アウ」

アセロラ「大丈夫大丈夫ー!ま、詳しいことはレッツゴー!ミミたんをプレイしながら説明するよスイレン!」

ミミたん「キュー」

スイレン「……むぅ…」

ナギサ「ブイ♪」

アセロラ「さてと、レッツゴー!ミミたんをスイッチにセットして…」イソイソ

スイレン「ね、ねぇアセロラ。それ、本当に大丈夫?スイッチ壊れない?」ハラハラ

アセロラ「うふふ、スイレンは心配性なんだね?大丈夫だよー!ピカブイミミは対戦やトレードだってできちゃうんだから!」

スイレン「だって絶対に怪しい。それと、さらっと"ミミ"をまぜないで」

ホウ、スイ「はやくはやくー!!」ワクワク

アセロラ「はい、セット完了!それじゃあ……」

アセロラ「ポケットモンスターの世界へ…レッツゴー!ミミたん!」ピッ

ミミたん「キュー!」

ホウ、スイ「レッツゴー!ミミたん!!」ワーイ

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイ!」

スイレン(実はちょっと楽しみ…)ドキドキ

クチナシ『よぉ、ポケットモンスターの世界へようこそ』


スイレン「! この人は…」

アセロラ「うふふ、この人はクチナシ博士!この人が今作の博士枠だよ!」

スイレン「クチナシ博士!?」ギョッ

ホウ、スイ「クチナシ博士ー!!」ワーイ


クチナシ『あー、えっとな?ポケットモンスター…縮めてポケモン。ポケモンってなぁ……』

クチナシ『…………………』

クチナシ『………めんどくせーから後は説明書で読むなりWikipediaで調べるなりしてくれ』ゴロン


スイレン「ちょっと!いきなり説明省きすぎ!」

アセロラ「まー、クチナシおじさんだからね?」ヤレヤレ


クチナシ『あー、今からカントーを冒険するお前』


アセロラ「さぁ?いよいよ主人公の登場だよー?」ニコニコ

ミミたん「キュー」

スイレン「いや、主人公って…」

アセロラ『アローラ♪』バーン


スイレン「アセロラじゃん。しかも、カントー舞台なのにアローラとか言ってるし」

ホウ、スイ「おばけのおねーちゃんだー!!」

アセロラ「////」テレッ

スイレン「……しかも、名前も色も何も変えられない。完全にアセロラ固定」ピッピッ

アセロラ「まー、レッツゴー!ミミたんだしね?」

アセロラ「あっ、でも……ここを押すと…」ピッ


アセロラ『今日はどのご本にしようか?』


ホウ、スイ「……!しゃべったー!!」

アセロラ「なんと……ロトムに協力してもらってフルボイス機能付きでーす♪」

ミミたん「キュー」

スイレン「無駄にハイスペック…」ムゥ

アセロラ「ふっふっふ…驚くのはまだまだだよスイレン?次は一緒に旅をするサポートトレーナーの……」ピッ

スイレン「!」

サトシ『俺、マサラタウンのサトシ!』


スイレン「さ、サトシ!?」

ホウ、スイ「おねーちゃんのボーイフレンドだー!!」

スイレン「! ち、ちが…/////」カァーッ

アセロラ「ふふふ」ニコニコ

スイレン「……ちょ、ちょっと…どういうつもり?アセロラ」

アセロラ「どうって……これはピカブイミミなんだから、サトシは当然の選出だよー?」ニコニコ

スイレン「……………」

アセロラ「あっ、ちなみにサトシもここを押すとね?」


サトシ『キミに決めた!』


ホウ、スイ「しゃべったー!!」

アセロラ「うん!サトシもフルボイスだよ!」ニコッ

スイレン「……………」ピッピッ

サトシ『キミに決めた!キミに決めた!キミに決めた!』

スイレン(ぐぅ…アセロラ……こんな手でサトシを……)ピッピッ

サトシ『キミに決めた!キミに決めた!キミに決めた!』

アセロラ「………スイレーン!ボタン連打しすぎだよー!」

スイレン(! し、しまった!つい……)ハッ

アシマリ「アウ…」

ホウ「ねぇねぇ!おばけのおねーちゃん!」

スイ「次はだれー?」ワクワク

アセロラ「次はね?ライバルの……」

スイレン「……………」

スイレン(………ライバル?この流れでいくと……まさか……!!)ハッ

スイレン『届け!水平線の彼方まで!!』バーン


アセロラ「スイレンでーす♪」

スイレン(やっぱり…)ガクッ

ホウ、スイ「おねーちゃんだー!!」キラキラ

アシマリ「アウ!」

ナギサ「イブイブーイ!」

スイレン「……アセロラ、どういうつも…」

アセロラ「……これはピカブイミミだし……」

スイレン「それにしたって……」ムゥ

アセロラ「それに……ほらっ!やっぱりスイレンとは…親友でライバルでいたいし…////」テレッ

スイレン「アセロラ………」

ホウ「おねーちゃんはどんな声でるのかなー?」

スイ「やっぱり、うそでーす♪かなー?」ポチッ

スイレン「!」


スイレン『サトシのフィギュア!!』


スイレン「!?」

スイレン「ちょ……おおぉぉ!?////」プシュー

スイレン(な、なんでよりにもよってこのセリフ……!?)

スイレン「あ、アセロラ……!!」

アセロラ「……ロトムの記録の中に面白そうなセリフが入ってたから使ってみたんだよ!」ビシッ

スイレン「ちょ……!?だ、だいたい!よく考えたら……アセロラ、サトシと旅できる!卑怯!!なにがライバル!」

アセロラ「これはレッツゴー!ミミたんだからね。仕方ないね」

ミミたん「キュー」コクコク

スイレン『サトシのフィギュア!!サトシのフィギュア!!サトシのフィギュア!!』

ホウ「フィギュア♪フィギュア♪」ポチポチ

スイ「サトシのフィギュア♪」

スイレン「連打しないで!!/////」

アセロラ「さ、そろそろ冒険をはじめよっか」ニコニコ

アシマリ「アウ…」

ナギサ「ブイブイ♪」

~マサラタウン~

▼ここは マサラタウン マサラは まっしろ はじまりのいろ

~アセロラの家~

チュンチュン

アセロラ『……うーん…いい朝だね!』

アセロラ『今日は待ちに待ったポケモンを貰える日!冒険のはじまりにはピッタリな朝だね!』

▼アセロラの机の上には写真が飾ってある

▼これはクチナシ博士と研究所の前で一緒に撮った写真だ

▼これはサトシと二人でジョウト旅行に行った写真だ

アセロラ『リュックサックは準備OK♪クチナシおじさんの研究所にポケモンを貰いに行かなきゃ!』


スイレン「ストップ!!」ビシッ

アセロラ「な、なに?スイレン?」ビクッ

スイレン「うん、これはピカブイ。カントー地方が舞台。アセロラの家がマサラタウンにあるのはいい」

アセロラ「もぅー!だったら何も問題ないよね?早く進めようよ」

スイレン「……なに?サトシと二人でジョウト旅行に行った写真って?」

アセロラ「……だ、だってこれはピカブイミミだし…」

スイレン「さっきマサラタウンにあった。私の家!だったら私も住んでるよね?マサラタウンに」

スイレン「なんで私は写真に写ってないの?」

アセロラ「え、演出だよー!」

スイレン「意味不明。もし、サトシとアセロラが付き合ってるとかって設定なら今すぐやめるけど。このクソゲー」

アセロラ「……く、クソゲーじゃないよ!スイレン!嫉妬は見苦しいよ?」

スイレン「し、嫉妬じゃない!やっぱりやめる!こんなクソゲー!」

ホウ「まぁまぁ、おねーちゃんもおばけのおねーちゃんもケンカしないで」

スイ「そうそう!ゲームなんだし、楽しくやろうよー!」

スイレン、アセロラ「うっ……」

ホウ「じゃあ、ポケモン貰いにいこっか!」ポチポチ

スイ「レッツゴー!ミミたん!」

~クチナシ研究所~

アセロラ『おじさーん!ポケモン貰いにきたよ!』ガチャッ

ガラーン

アセロラ『あれ?おじさん?』

スイレン『クチナシ博士ならいないみたい』

アセロラ『! スイレン!』

スイレン『アローラ。アセロラ!』

アセロラ『おじさんどこ行っちゃったの?』

スイレン『わかんない。私も今来たとこだから』

アセロラ『……もぅー!おじさんったら!自分でアセロラたちを呼んどいて!』プンプン

スイレン『同感』コクコク

アセロラ『サトシは?』

スイレン『サトシはきっと寝坊』ムゥ

アセロラ『こんな日まで寝坊って……サトシらしいね?』クスッ

スイレン『うん、それも同感』クスッ


スイレン「ポケモンを貰って旅に出る日に寝坊……サトシならやりそう!本当に」クスッ

アセロラ「ふふっ、だよねー?」ニコッ

ホウ、スイ(基本仲はいいのかな?)


アセロラ『アセロラ、おじさんのこと探してくるよ!』ガチャッ

スイレン『じゃあ私はサトシを向かえに行ってくる』ガラーン

>>21
訂正
スイレン『じゃあ私はサトシを向かえに行ってくる』ガラーン

スイレン『じゃあ私はサトシを向かえに行ってくる』ガチャッ

~草むら~

アセロラ『おじさーん!』タッタッタ

ポッポー

アセロラ『!』

クチナシ『おーよしよし、動くなよ~?』ソロー

ポッポ『ポッポッ』

『おじさーん!!』

クチナシ『』ビクッ

ポッポ『ポー!!』ビクッ

バサッバサッ

クチナシ『……あー…行っちまった…』ハァ

アセロラ『もぅ!おじさん!こんなところでなにやってるのよ!』

クチナシ『……アセロラ…』

アセロラ『どうせまーたお仕事サボってお昼寝してたんでしょ?』ジトー

クチナシ『……ちげぇよ…野生のポッポの研究してたんだよ』

アセロラ『ふぅん?それよりおじさん!今日は何の日か覚えてる?』

クチナシ『ん?何かあったっけか?』

アセロラ『もぅ!今日はアセロラたちにポケモンをくれるって約束した日でしょ!』プンプン

クチナシ『……あー…』ポンッ

クチナシ『……悪ぃ悪ぃ、そうだったなぁ…んじゃ、早速研究所に戻って……』

ガサガサ

アセロラ、クチナシ『!』

ガサッ

ミミたん『キュー!!』バッ

アセロラ『野生のポケモン!?』

クチナシ『……チッ!このめんどーな時に…』


ホウ、スイ「ミミたんだー!!」キラキラ

アセロラ「ふふっ、まぁ…ミミたんはミミたんでも…幽霊じゃなくて、ミミッキュの相棒ミミたんだけどね?」ニコッ

ホウ「お花ついてるー!」キラキラ

スイ「かわいー!!」キラキラ

ミミたん「キュー////」テレッ

スイレン(なんでアローラのポケモンであるミミッキュがカントーの草むらから?とかは突っ込まないであげよう。これも優しさ)ウンウン

アセロラ「さぁ、ホウちゃん!スイちゃん!ジョイコンを持って!」スッ

ホウ、スイ「!」

アセロラ「ボールを投げて……ミミたんゲットだよ♪」ニコッ

ホウ「ホウがミミたんゲットするー!!」グイー

スイ「スイがミミたんをゲットするのー!」グイー

スイレン「こら!ホウ、スイ!ケンカしない!ちゃんと順番決めてやって!」

アセロラ「ふふっ、ミミたんモテモテだね?」

ミミたん「////」テレテレ

クチナシ『ほらよ』スッ

アセロラ『! おじさん、これ……モンスターボール?』

クチナシ『……これからポケモン持って旅するんだろ?だったら…』チラッ

ミミたん『キュー』

クチナシ『まずはあいつをゲットしてみせな』ニッ

アセロラ『……うん、わかったよ!』スクッ

ミミたん『キュー』

アセロラ『いけっ!モンスターボール!!』ポイッ

ミミたん『キュ!?』ボンッ

スゥ

モンスターボール『』ウニウニ

アセロラ『』ゴクリ

モンスターボール『』ポーン

アセロラ『! あ…』

クチナシ『ゲットできたみてぇだな?』ニッ

アセロラ『……うん…』スッ

アセロラ『……ミミたん』ボソッ

クチナシ『ミミたん?』

アセロラ『うん、このコの名前だよ!』ニコッ

クチナシ『……好きにしな』

アセロラ『……えへへ!ミミたん、ゲットだぜ!』ニコッ

ボンッ

ミミたん『キュー!』

アセロラ『わわっ!おじさーん!ミミたんがボールから出てきたよー!』

クチナシ『……あー…中にはボールに入れられるのを嫌がるポケモンもいるからなぁ』

ミミたん『キュー♪』スリスリ

アセロラ『うふふ♪くすぐったいよミミたん♪』

クチナシ『ま、お前になついてるみたいだし、そのままボールの外でつれ歩いたらどうだ?』


ホウ「いえーい!」

スイ「ミミたんゲットだぜー!」

ミミたん「キュー!」

アセロラ「うふふ、これでミミたんを相棒として連れ歩けるからね?」

アセロラ「あっ、ちなみにミミたんは相棒として常にアセロラの肩に乗ってるから、もう一匹好きなポケモンを連れ歩けるよ」

ホウ、スイ「やったー!」

アセロラ「でも…ミミたんは特別な相棒ポケモンだから進化を嫌がるの……サトシのピカチュウと一緒で…」

ミミたん「キュー…」シュン

ホウ、スイ「え~~!?」ガーン

スイレン「何でサトシのピカチュウを強調するの?それと、ミミッキュは元からしない。進化」

サトシ『おーい!アセロラー!』タッタッタ

アセロラ『! サトシ、スイレン』

スイレン『あっ、クチナシ博士みつけたんだ!』

クチナシ『よっ』

ミミたん『キュー』

サトシ『! アセロラ!そのポケモンは!?』

アセロラ『えへへー♪』

ミミたん『キュー』

クチナシ『……ちょうどいいな。ほれっ』スッ

サトシ『おぉー!クチナシさん!それって!』ワクワク

スイレン『モンスターボール!』ワクワク


サトシ『へへっ!よろしくな!ピカチュウ!』

ピカチュウ『ピカピカー!』

スイレン『ナギサ!ゼンリョクで頑張ろ!一緒に!』

ナギサ『ブイー♪』


ホウ「ピカチュウだー!」キラキラ

スイ「ナギサもいるよ!」キラキラ

スイレン「ふふっ、よかったね!ナギサ」ニコッ

ナギサ「ブイ!」

アシマリ「アウー…」

アセロラ「大丈夫だよアシマリー?アシマリも後でちゃんと出てくるからね?」ニコッ

アシマリ「アウ!」

クチナシ『…っと、それとこれも………あー、めんどくせーから全部渡しとくか』

▼アセロラはクチナシからポケモン図鑑をうけとった

▼アセロラはクチナシからマスターボール×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからかいふくのくすり×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからげんきのかたまり×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからなんでもなおし×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからタウンマップをうけとった

▼アセロラはクチナシから999999円をうけとった

アセロラ『ありがとー!おじさん!』

クチナシ『それだけありゃ足りるだろ?さっさと図鑑完成させてこいよ?あと、定期連絡はしろよ』

アセロラ『うん!アセロラに任せてよー!』


スイレン「ストップ」

アセロラ「? なに?」

スイレン「なにこれ?もらいすぎ」

アセロラ「おじさん、あー見えて結構優しいからねー?」フフッ

スイレン「そういうレベルじゃない。もう初っぱなからヌルゲーじゃん」

アセロラ「レッツゴー!ミミたんのコンセプトは"家族みんなで楽しめる"だからねー?」ニコニコ

スイレン「いや、少なくとも私は楽しめてない」

アセロラ「ふふっ、大丈夫大丈夫ー!今からお楽しみイベントの始まりだよー」スッ

スイレン「!」


サトシ『へへっ!図鑑も手に入れたし、冒険のはじまり……』

アセロラ『……………』

スイレン『……………』

サトシ『ど、どうしたんだよアセロラ、スイレン?』

アセロラ『…………スイレンと約束してたの』スッ

サトシ『……………約束?』

スイレン『ポケモンとポケモン図鑑を手に入れたら……』スッ

アセロラ、スイレン『最初のバトルで勝った方がサトシと旅できる!!』

サトシ『いっ!?』

▼ライバルのスイレンがポケモンバトルを仕掛けてきた


スイレン「!!!!」ガタッ

アセロラ「ふっふっふー♪」

スイレン(た、旅……ゲームとは言え、このバトルに勝ったらサトシと二人で図鑑集めの旅……)ゴクリ

ホウ「しゅらばだー!」キャー

スイ「しゅらばだー!」ヤホー

スイレン『ナギサ!』

ナギサ『ブイブイ!』ダッ

アセロラ『ミミたん!お願い!』

ミミたん『キュー!』


スイレン(このバトル……負ける訳にはいかない…)ゴクリ

スイレン(………あれ?でも、ナギサはノーマルタイプ…対してミミたんはゴーストにプラスしてフェアリー……)

スイレン「……………」ウーン

ホウ「おねーちゃん顔こわーい」

スイ「なにかかんがえごとしてるかおだねー」


スイレン『ナギサ!…』

アセロラ『ミミたん、じゃれつく』

ミミたん『キュー』ポカボカ

ナギサ『ブイー!』ドサッ

▼ライバルのスイレンとのバトルに勝利した


スイレン「ナギサーー!!」ドバッ

ナギサ「ブイー!!」

ホウ、スイ(おねーちゃん泣いた…)

アシマリ「アウ…」

アセロラ「ふふふ♪」

スイレン『うぅ…』ガクッ

ナギサ『ブイ…』

アセロラ『えっへっへー!やったぜミミたん!』タッチ

ミミたん『キュー!』タッチ

サトシ『……あのさ、3人で旅すれば…』

スイレン『……………ポケモンリーグ…』ボソッ

アセロラ『!』

スイレン『……約束は約束!今回は引く……でも……』

スイレン『……次はもっと強くなる!ジムをまわってバッジを集めて、ポケモンリーグに挑戦する!』

アセロラ『……………ポケモンリーグ……』

スイレン『そこで……決着をつけようアセロラ!サトシを賭けて』

アセロラ『スイレン……』

サトシ『えぇ……』

スイレン『……次はアセロラよりも強くなる。待っててサトシ!』

サトシ『あー、いや…』

ピカチュウ『ピカピィ…』

スイレン『……アセロラ!それまで抜け駆けは禁止!いこっ、ナギサ』クルッ

ナギサ『ブイ…』ヨロッ

アセロラ『スイレン………ふふっ、アセロラたちも負けてられないね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』

スイレン「……………」プクー

アセロラ「もう、機嫌なおしてよスイレーン」

スイレン「………だって、あんなのインチキ…いきなりじゃれつく使うし…一撃だし…絶対にチート」プクー

アセロラ「…ゲームのスイレンはあんなに爽やかにお別れしたのにねー?」ヤレヤレ

ミミたん「キュー」

スイレン「」イラッ

アシマリ「アオ…」ハラハラ

スイレン「じゃあせめて、サトシを私と一緒に旅させて」

アセロラ「言ってる意味がわからないよスイレン。サトシはアセロラのサポートトレーナーだよ?」

スイレン「はいはい、クソゲー」プイッ

アセロラ「スイレン!クソゲークソゲー言うのやめてよ!」プンプン

ギャーギャー

ホウ「おねーちゃんたち、ゲームの話なのにほんきになってケンカしてるねー」

スイ「ああはなりたくないよねー?」

アシマリ「アオ…」ハァ

ミミたん「キュー」

ナギサ「イブイブーイ♪」

アセロラ「あっ、そうそう!こうやってミミたんにカーソルを合わせるとね?」

ホウ、スイ「!」

▼ミミたんはアセロラと遊びたそうなようす

アセロラ「それで……"ふれあい"を選ぶと……」ピッ


ミミたん『キュー♪♪♪』ナデナデ ツンツン


アセロラ「ふっふっふー!な~んと、ミミたんをツンツンしたりナデナデしたりしてふれ合うことができまーす♪」

ホウ、スイ「かぁわいいぃぃぃ!!」キラキラ

ホウ「おばけのおねーちゃん!コントローラー貸して!ミミたんとふれ合いた~い!」

スイ「スイがミミたんとふれ合うの~!」

スイレン「こらこら、順番にね?」

アセロラ「ふふふ、ケンカはしちゃダメだよ?」ニコッ

スイ「ミミた~ん!ツンツン」ピッ


ミミたん『キュー♪』フリフリ


ホウ、スイ「かぁわいいぃぃぃ!!」キャー

スイレン「まったく」クスッ

アセロラ「うふふ」ニコッ

アセロラ「スイレーン!みんなにナイショにしてくれるんなら、ミミたんバージョンのオタノシミ要素をスイレンに教えちゃうよ?」

スイレン「オタノシミ要素?」

アセロラ「うふふ、ホウちゃん、スイちゃん、ちょっとコントローラ借りるね?」スッ

ホウ、スイ「?」

アセロラ「えっと、こうやってサトシにカーソルを合わせてっと…」スッ

▼サトシはアセロラと遊びたそうなようす

スイレン「! アセロラ、サトシになにする気……!!サトシに変なことしたら許さな……」

アセロラ「それでっと…」ピッ


~一時間後~

アセロラ「スイレン!そこ!サトシのそこ、ナデナデして!」

スイレン「う、うん!」ゴクリ

ピッ


サトシ『や、やめてよ……恥ずかしいよ////』


スイレン、アセロラ「かぁわいいぃぃぃ!!」キャーキャー

ホウ、スイ「……………」

スイレン「アセロラ!次は?」ワクワク

アセロラ「えっとね!次はサトシのあそこを……」

ホウ「おねーちゃんたちー!もういいでしょー」ブーブー

スイ「早くゲーム進めたいよー」ブーブー

スイレン「ご、ごめん!もうちょっとだけ!」ピッピッ

アセロラ「これ終わったらコントローラ返すからね!」

キャー キャー

ホウ、スイ「……………」

アシマリ「アウ…」ハァ

ミミたん「キュー………」

この後なんだかんだあってトキワシティとトキワの森を越え、ニビシティに辿り着いた

アセロラ「とうとうついたね!ニビシティ!」

スイレン「ここまで何人かトレーナーとバトルしたけど…全部一撃の無傷…相棒ミミたん、チートすぎ」

ミミたん「キュー////」テレッ

ホウ「わーい!ニビシティ!ニビシティ!」

スイ「ねぇねぇ!おばけのおねーちゃん!ニビシティにはなにがあるのー?」

アセロラ「うふふ、ニビシティではね?な~んと…」

ホウ、スイ「」ワクワク

アセロラ「初のジム戦がありまーす♪」

ホウ、スイ「ジム戦~!?」キラキラ

~ニビシティ~

ニビジム

アセロラ『サトシ!ミミたん!初めてのジム戦だね!』

サトシ『ああ!ジムリーダーに勝って、グレーバッジをゲットしようぜ!』

アセロラ『おーっ!』

ミミたん『キュー!』

ピカチュウ『ピカー!』

『よく来たな!挑戦者よ!』

アセロラ、サトシ『!』

タケシ『俺の名はタケシ!岩のように硬い男!このジムのリーダーだ!!』バーン


スイレン「あっ、タケシ」

アセロラ「? スイレン、この人知ってるの?」

スイレン「うん、スクールでカントーのマサラタウンに行った時に会った。サトシがカントーを旅してた時のお友達」

アセロラ「そうなんだ~」

スイレン「ちなみにその時、サトシの家にも行った!サトシのカントーのポケモンたちやサトシのお母さんにもあった」ドヤッ

アセロラ「ふ~ん?それがなに?」

スイレン「別に?」

アセロラ「あっそ」

ホウ「おねーちゃんたち、時々こわいよね?」ヒソヒソ

スイ「ね~?」ヒソヒソ

ナギサ「イッブイ」

タケシ『俺に挑みたくば、くさタイプかみずタイプのポケモンを示してみろ』

アセロラ『くさタイプかみずタイプ……それなら……ラフたん!』

ラフたん(ナゾノクサ)『ナゾー』

タケシ『ふっ、よし!OKだ!ならどっちから来る?』

アセロラ『サトシ!アセロラから行っていい?』

サトシ『おう!ゼンリョクで頑張れよ!アセロラ!』

タケシ『お前からか!手加減はしないぜ!』

アセロラ『よろしくお願います!』ペコッ

タケシ『バトルスタートだ!いけっ!ハガネール!!』

ハガネール『ハガネール!!』


スイレン「はいストップ!」

アセロラ「もぅ!今度はなに?スイレン」

スイレン「言いたいことはいっぱいあるけど……まず初っぱなのジムでハガネール??」

スイレン「てか、ハガネールはカントーのポケモンじゃない!それ以前に岩タイプでもない!」

アセロラ「これはレッツゴー!ミミたんだからね~?細かいことは気にしないでよスイレン」

スイレン「アセロラ、それで押しきる気だ…」


アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

タケシ『ミミッキュか…面白い!』ニッ

タケシ『ハガネール!!メガシンカだ!!』ペカー

メガハガネール『ハガネール!!』ゴゴゴ


スイレン「そして当然のようにメガシンカ」


アセロラ『ミミたん!!じゃれつく!!』

ミミたん『キュー!!』ポカボカ

メガハガネール『ネール……』ドサッ

▼タケシのハガネールはたおれた

タケシ『ハガネールゥゥゥ!!』


スイレン「効果いまひとつのクセにお決まりの一撃。もうメチャクチャ」

アセロラ「レッツゴー!ミミたんは"家族みんなで楽しめる"がコンセプトだからねー」ニコニコ

ホウ、スイ「ミミたんすっげー!!」キラキラ

ミミたん「キュー////」テレッ

サトシ『やったな!アセロラ!ミミたん!』

ピカチュウ『ピカピカ』

アセロラ『へっへー!』ブイッ

ミミたん『キュー』

タケシ『……負けたぜ…強いな。お前ら人間じゃねぇ』フッ

タケシ『これは俺に勝った証の"グレーバッジ"だ!持っていってくれ』スッ

アセロラ『……グレーバッジ…』

アセロラ『……ミミたん!』

ミミたん『キュー』コクッ

アセロラ『グレーバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

サトシ『へへっ』ニッ

タケシ『さて、次は…』チラッ

サトシ『次は俺だ!バトルしようぜタケシ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

タケシ『おう!こい、サトシ!ピカチュウ!』

ガチャッ

アセロラ『やったねサトシ!まずは二人ともグレーバッジゲットだね!』

サトシ『ははっ、まぁ…俺はアセロラみたく楽勝って訳じゃなかったけどな…』

アセロラ『そんなことないよ!あんな作戦…サトシじゃないと思いつかないよ!』

サトシ『アセロラ…』

アセロラ『サトシ…』


スイレン「アセロラ」

アセロラ「なに?」

スイレン「いちいちイチャつくシーン入れないで」イラッ


???『あの…』

アセロラ、サトシ『?』

???『ニビジムから出てきたということは……論理的結論からいいますと、あなたたちはこのジムのリーダーに勝ったのでしょうか?』

サトシ『ああ!今、タケシに勝ってグレーバッジをゲットしてきたとこだよ!』

アセロラ『あのー…キミは?アセロラたちに何か用?』

???『すみません…名乗るのを忘れていました…私…』

リリエル『勇者リリエルと言います。このコは相棒のシロンです』

シロン(アローラキュウコン)『コーン!!』

ホウ「す、すごい!勇者だってー!かっこいいー!」キラキラ

スイ「アローラキュウコンもいるー!」キラキラ

スイレン「……勇者リリエルって……あれ、どう見てもリーリエとシロン…」

スイレン「アセロラ、何でリーリエが…」

アセロラ「うーん……実は、アセロラがこのゲームを作るの頼んだ時にお願いしたのは、アセロラとサトシとスイレンのところだけで…」

アセロラ「他はお任せにしたから、アセロラもよくわかんないんだよね?」テヘッ

スイレン「とりあえず、このゲームでの私の扱いはアセロラのせいだってことだけはわかった」


サトシ『ゆ、勇者だって!?』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『あの…その勇者さんがアセロラたちに何の用なの?』

リリエル『………』チラッ

リリエル『………ポケモン図鑑…ですか。やはり』フッ

アセロラ、サトシ『?』

リリエル『ふふっ、あなたたちから溢れ出るオーラ…そして相棒ポケモンの幸せそうな姿を見ればわかります』ニコッ

ミミたん『キュー』

ピカチュウ『ピカァ』

リリエル『これは…私から、お近づきのシルシとジム戦クリアのお祝いをこめてです』スッ

▼アセロラはリリエルから各種オシャボ×99をうけとった

アセロラ『こ、これって!』

サトシ『うぉー!!すっげー!!』

リリエル『ふふっ』ニコッ

アセロラ『あ、あの!ありがとう!リリエル!』

リリエル『………また会いましょう。サトシ、そしてアセロラ。いきますよシロン』クルッ

シロン『コーン!』クルッ

アセロラ『! なんでアセロラたちの名前を……』

サトシ『このボールでどんなポケモンゲットしようかなー!ピカチュウ?』ワクワク

ピカチュウ『ピカァ!』

~おつきみやま~

サトシ『ここを越えたらハナダシティか!次のジム戦楽しみだなぁ!』ワクワク

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『さっきのリリエルって人、なんだったんだろうね?ミミたん?』

ミミたん『キュー』

コノアタリニハナイミタイネ モットオクカモナ

アセロラ『! サトシ!』

サトシ『どうしたんだ?アセロラ』

アセロラ『誰かいるみたい』

ムサシ『化石をゲットしてお金もうけガッポガッポよ!』

コジロウ『! お前たち、盗み聞きしてたな!』

ムサシ『化石は渡さないわ!いくわよ!コジロウ!』タッタッタ

コジロウ『おう!』タッタッタ

ニャース『ニャー!』タッタッタ

サトシ『化石?何の話だ?』

アセロラ『サトシ!とりあえずあの人たちを追ってみようよ!』


スイレン「安定のロケット団。そして、ニャースは喋らない仕様」

アセロラ「ホウちゃん、スイちゃん。ロケット団の後を追うように進んでみて?」

ホウ、スイ「はーい!おばけのおねーちゃん!」

そしてなんだかんだあって化石をゲットした

サトシ『こうらの化石、ゲットだぜ!』

アセロラ『じゃあ、アセロラはかいの化石で!』


ホウ、スイ「両方ゲットするんかーい!」ビシッ


ムサシ『ちょっと!その化石は私たちのものよ!』

コジロウ『俺たちによこせー!』

ニャース『ニャー』

サトシ『お前たちは!』

アセロラ『ロケット団!』

ムサシ『私たちは愛と正義の悪を貫くロケット団!』スッ

コジロウ『欲しいものはちからずくでゲットするぜ!』スッ

ボンッ

アーボ『シャーボ!!』フシャー

ドガース『ドガァース』モクモク

サトシ『へへっ!アセロラ!』スッ

アセロラ『うんサトシ!』スッ

アセロラ『ダブルバトルだね!』

サトシ『ピカチュウ!キミに決めた!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『ピピたん!お願い!』

ピピたん『ピッピィ♪』→さっきゲットしたピッピ

ムサシ『ハァ?ピカチュウにピッピィ?』

コジロウ『このジャリたちに世の中の厳しさを教えてやれ!ドガース!』

アセロラ『ピピたん!はたくこうげき!』

ピピたん『ピッピィ!』パシン

アーボ『シャー…』バキッ

サトシ『ピカチュウ!10万ボルト!!』

ピカチュウ『ピィカァヂュウウ!!』バリバリ

ドガース『ドガガァァ!!』ビリビリ

アーボ、ドガース『』ドサッ

▼ロケット団とのバトルに勝利した

ヤナカンジィィィ


スイレン「はい、安定の一撃チート」


サトシ『へへっ!やったな!ピカチュウ!アセロラ!』

アセロラ『えへへ、サトシ…カッコよかったよ?』ツン

サトシ『アセロラもすごかったぜ!』ニッ


スイレン「アセロラ」

アセロラ「なに?」

スイレン「このイチャつくシーンカットできないの?」イラッ

アセロラ「なにか問題ある?」ニコッ

スイレン「」ムカッ

ホウ「おねーちゃん顔がオニゴーリだぁ!」

スイ「ボーイフレンドをおばけのおねーちゃんにとられてじぇらし~?」ニヤニヤ

スイレン「ど、どこで覚えたの!そんな言葉!////」

アシマリ「アウ」ヤレヤレ

ナギサ「ブイブーイ♪」

~ハナダシティ~

アセロラ『うーん!ついたね!ここがハナダシティだね!』

ミミたん『キュー』

サトシ『よっしゃー!ジムはどこだ~!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『ふふっ、まったくもう!サトシったら』クスッ

ミミたん『キュー』

アセロラ『? どうしたのミミたん?』

ミミたん『キュキュー』スッ

噴水『』

アセロラ『噴水?それがどうかしたの?』

『その噴水にお金を投げ入れてみて』

アセロラ『!』

スイレン『アローラ!アセロラ』

ナギサ『イブーイ!』

アシマリ『アウ!』

アセロラ『スイレン…』


ホウ「あーっ!スイレンだー!」

スイレン「こら!おねーちゃんを呼び捨てしない!」

スイ「アシマリもいるー!」キラキラ

アシマリ「アウ!」キラキラ

ミミたん『キュキュ♪』スリスリ

アセロラ『スイレンの言うとおり、お金を噴水に投げたらミミたん喜んでるよ』ナデナデ

サトシ『スイレン!スイレンもハナダに来てたのか!』

スイレン『うん、さっきこれ、ゲットした』キラン

サトシ『それは!』

スイレン『ハナダのジムリーダーに勝った証!ブルーバッジ!』

サトシ『マジかよスイレン!すっげー!』

スイレン『////』テレッ


スイレン(サトシ…)キュン


サトシ『へへっ、俺たちもスイレンに負けてられないぜ!な?ピカチュウ』

ピカチュウ『ピカピカ!』

アセロラ『スイレン!ハナダのジムリーダーってどんな人?』

スイレン『私たちと同じ歳くらいの女の子。水ポケモンの使い手!』

アセロラ『水ポケモン……スイレンと同じだね』

スイレン『うん、歳も近いし、同じ水ポケモン使いだからすっごく気があっちゃって!』

スイレン『ジムリーダーとLINE交換もした!』

サトシ『よーし!俺たちも早速ジムに挑戦だー!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『うん!』

スイレン『待って!』

アセロラ、サトシ『!』

スイレン『アセロラ、久しぶりに会ったんだし、ちょっとバトルしようよ!』

アセロラ『!』

スイレン『私、あれから強くなった!新しい仲間だって増えたんだから!』

ナギサ『イブーイ!』

アセロラ『…それはアセロラも同じだよスイレン!』ニッ

ミミたん『キュー!』

サトシ『おっ!バトルか!』ワクワク

▼ライバルのスイレンがポケモンバトルを仕掛けてきた

スイレン『ゼニガメ!』

ゼニガメ『ゼェニガァ!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュキュ!』

スイレン『アセロラ!マサラタウンの時の私と同じだと思わないで!ゼニガメ!みずてっぽ…』

アセロラ『ミミたん!じゃれつく!』

ミミたん『キュー』ポカボカ

ゼニガメ『』ドサッ

スイレン『! ぜ、ゼニガメ!』

スイレン『うぅ……アシマリ!ゼニガメの仇をとって!』

アシマリ『アウ!』

アセロラ『ミミたん!じゃれつく!』

ミミたん『キュー』ポカボカ

アシマリ『』ドサッ

スイレン『……ナギサ!』

アセロラ『ミミたん!じゃれつく!』

ミミたん『キュー』ポカボカ

ナギサ『』ドサッ

▼ライバルのスイレンとのバトルに勝利した


スイレン「……ねぇアセロラ。ゲームの中の私をいたぶって面白い?」

アセロラ「これはポケモンバトルだからね。仕方ないね」ニコニコ

スイレン『そんな…』ガクッ

アセロラ『へっへー!やったぜミミたん!』タッチ

ミミたん『キュー!』タッチ

サトシ『アセロラは相変わらずすっげーなー』

ピカチュウ『ピカァ』

スイレン『うぅ…』シクシク

サトシ『スイレン!スイレンも強くなったんだな!さっすがブルーバッジをゲットしただけあるよ!』ニッ

スイレン『サトシ……』


スイレン(サトシ……ゲームの中でも優しい////)キュン

ホウ「おねーちゃんたんじゅんだねー」

スイ「ねー?」


『いいバトルを見せてもらったよ』パチパチ

アセロラ、スイレン、サトシ『?』

『キミたちならきっと……』

マオ『あの技を使いこなせそうだね』

フシギダネ『ダネフッシー!!』


スイレン「え!?リーリエに引き続きマオちゃんまで?なんで?」

アセロラ「うーん……前にも言ったけど…アセロラはアセロラとサトシとスイレンのところしか関わってないから……」

アセロラ『あの…キミは?』

マオ『私はマオ!通りすがりの料理人だよ。そしてこのコはフシギダネ』

フシギダネ『ダネフッシー!』

サトシ『なぁ!マオ!あの技って?』

マオ『そのミミッキュにイブーイ、それにピカチュウ。見たところ…かなり鍛えてあるようだし、トレーナーからの愛情もたっぷりもらってるようだね』チラッ

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『!』

アセロラ、スイレン、サトシ『////』テレッ

マオ『そこで私は思ったんだ!キミたちなら私が知ってるそのポケモン専用の専用技を使いこなせるんじゃないかってね』ニコッ

アセロラ『ミミたん専用の専用技……』ゴクリ

スイレン『……通りすがりの料理人がポケモンの専用技を……?絶対に怪しい…』ジトー

アセロラ『もぅー!スイレンはそうやってすぐ人を疑うー!』

スイレン『わ、私は慎重なだけ!人聞きの悪い言い方しないで!』

サトシ『マオー!その専用技ってのを教えてくれー!』

マオ『アハハ…ちゃんと教えるから落ち着いてよ…』

▼ミミたんは"ぽかぼかスマッシュ"を覚えた


スイレン「ぽかぼかスマッシュ?」

アセロラ「うん!ぽかぼかスマッシュはミミたん専用の技なの!ミミたん専用技はこれ一種類しか無いけど、すっごく強いから最後まで使えると思うよ」ピッ

ぽかぼかスマッシュ
タイプ:ノーマル 分類:物理
威力:200 命中:100
攻撃を出したと同時に相手の苦手タイプに変化する

アセロラ「ね?」ニコッ

スイレン「うわっ、チート………と、思ったけど、最初からチートだった。ミミたん」

ホウ、スイ「ミミたんすっげー!!」キラキラ

ミミたん「キュー////」テレッ

~ハナダジム~

カスミ『私はハナダジムのジムリーダー!世界の美少女、おてんば人魚カスミよ!』

カスミ『実力の無い者の挑戦は受けないわ!』

アセロラ『お願いします!』ペコッ

ミミたん『キュー!』

カスミ『! アンタなかなかやりそうね?いいわ!挑戦受けてあげる!』ニッ


スイレン「カスミ…」

アセロラ「また知り合い?」

スイレン「うん、カスミもカントーでサトシが旅してた時の仲間!さっきのゲームでの話じゃないけど…歳も近いし、同じ水ポケモン使いだから気が合っちゃって…時々連絡取り合ったりもしてる」ニコッ

アセロラ「へぇー?じゃあ、さっきのゲームスイレンの話も事実に基づいた話だったんだね」

スイレン「サトシがカントーで旅してた時の話もカスミからいっぱい聞いてる!」

アセロラ「本当?ねぇスイレン!アセロラにも教えてよ!」キラキラ

スイレン「いいよ、えっと……まずは……」

ワイワイ

ホウ「おねーちゃんたち、なんか盛り上がってるねー」

スイ「ホウたちはゲーム進めてよっか」ピコピコ

アシマリ「アウ」

カスミ『いくわよ!マーイステディ!!』

ギャラドス『ギャラァァァ!!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

カスミ『ギャラドス!メガシンカ!!』ペカー

アセロラ『!』

メガギャラドス『ギャラァァァ!!』オオオ

サトシ『メガギャラドス…』ゴクリ

アセロラ『メガギャラドス…新技を試すには丁度いい機会だね、ミミたん!』

ミミたん『キュー!』

カスミ『いくわよ!メガギャラドス!ハイドロ……』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマーァッシュ

メガギャラドス『』ドサッ

▼効果はばつぐんだ。メガギャラドスは倒れた

▼カスミとのポケモンバトルに勝利した

カスミ『ハァ…負けたわ…アンタたちムチャクチャね…』ヤレヤレ

アセロラ『へっへー!』ブイッ

ミミたん『キュー!』

カスミ『はい、これ!私に勝った証のブルーバッジよ!遠慮なく持っていきなさい』ニッ

アセロラ『ブルーバッジ……』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー』コクッ

アセロラ『ブルーバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー』パチン

サトシ『うおぉぉぉ!アセロラのバトル見てたら燃えてきたぜ!!』ウズウズ

サトシ『カスミ!次は俺たちとバトルだ!!』

ピカチュウ『ピカァ!!』

カスミ『いいわ!手加減しないわよ!オジャマムシ!』

ブルーバッジをゲットしたアセロラとサトシは勢いに乗ってそのまま泥棒を捕まえたりきんのたまをゲットしたりした

~マサキの家~

マサキ『いやぁ…助かりましたわアセロラちゃん。あのままだとどうなっていたことか…』トホホ

アセロラ『マサキさん!もうドジしちゃダメだよ?』ニコッ

ニドリーノ『リーノ!』

マサキ『いやほんまアセロラちゃんには感謝してもしきれん!アセロラちゃんが来なかったらポケモンとしての余生を過ごすかサトシくんにゲットされるかの二択だったからなぁ』ハッハッハ

アセロラ『もぅ!笑い事じゃないよマサキさん!』プクー

マサキ『いやぁ…ハッハッハー、アセロラちゃんは女神ですわ』

アセロラ『女神って…もぅ!煽てても何も出ないよー?////』テレッ

サトシ『ごめんマサキさん…喋るポケモンとか珍しかったからつい…』シュン

ピカチュウ『ピカァ』

マサキ『モンスターボールはともかく、ピカチュウの10万ボルトは効いたでサトシくん』

サトシ『ごめんなさい』

アセロラ『サトシはそそっかしいね?でも、そんなとこもサトシらしいかな?』フフッ

マサキ『あれ?』

マサキ『まぁ、ともあれ…助けられた恩と言ってはなんですが…ポケモン図鑑やクチナシ博士のこともある』

マサキ『キミらのバッグにボックス機能もついてるみたいやし、これからはどんどんポケモン預けてや』

マサキ『それと……アセロラちゃん』ゴソゴソ スッ

アセロラ『? マサキさん、これ…』

マサキ『これ、サントアンヌ号のチケット。今クチバシティに来てるみたいやし、サトシくんと一緒にいっといで』ヒソッ

アセロラ『!』

アセロラ『あ、アセロラとサトシはそんなんじゃ////』カァー

マサキ『わかってるわかってる。応援してるでアセロラちゃん』ニヤニヤ

サトシ『アセロラ!それなに?』

アセロラ『えーっとね?これは……』モジモジ

サトシ『! おーっ!船のチケット!それも三枚も!すっげー!』

サトシ『ありがとう!マサキさん!』

マサキ『気にせんでええよサトシくん。ほんの気持ちや』ニコニコ

サトシ『クチバっていや確かジムもあるな!よし!早速クチバに行こうぜアセロラ!』

アセロラ『うん!』ニコッ

サトシ『そういやチケット三枚あるならスイレンも誘えるな!スイレンも誘って船乗ろうぜ!』

アセロラ『え……?あ、うん……』

マサキ『まぁ、頑張りや。アセロラちゃん』

▼アセロラはふねのチケットを手にいれた


スイレン(サトシ……私をサントアンヌ号に誘ってくれるなんて……)

スイレン(や、やややややっぱり!わ、私たち両思い////)カァー

ホウ「おねーちゃんの顔がめらめらバーンになってるー!」

スイ「幸せそうだねー」

アシマリ「アオ…」

アセロラ「ホウちゃん、スイちゃん。スイレンの人生だもん。スイレンの好きなようにさせてあげて」

ナギサ「イッブイ」

>>47
訂正
マオ『そのミミッキュにイブーイ、それにピカチュウ。見たところ…かなり鍛えてあるようだし、トレーナーからの愛情もたっぷりもらってるようだね』チラッ

マオ『そのミミッキュにイーブイ、それにピカチュウ。見たところ…かなり鍛えてあるようだし、トレーナーからの愛情もたっぷりもらってるようだね』チラッ

途中育て屋とかあったりもしたが、何とかクチバシティまで辿り着いたアセロラとサトシ

~クチバシティ~



ブオーン

サトシ『へぇー…あれがサントアンヌ号かぁ…すっげーなピカチュウ』

ピカチュウ『ピカァ』

アセロラ『サトシー!お待たせー』

ミミたん『キュー』

サトシ『大丈夫!待ってないよアセロ……』

サトシ『! アセロラ、その格好……』

アセロラ『へっへー!サントアンヌ号は豪華客船って聞いたからね』

アセロラ『気合いを入れてドレスにお着替えしてみましたー!』クルン

ミミたん『キュー』

アセロラ『どうかな?似合う?』

サトシ『』ポー

▼サトシはアセロラにみとれている

アセロラ『………サトシ?』

サトシ『あっ、いや……その……』アセアセ

ピカチュウ『ピカピィ…』

サトシ『………すっげーキレイだよアセ……

▼ムービーをスキップしますか?


スイレン「スキップしますっ……と…」ポチッ

アセロラ「あーーっ!!」

アセロラ「せっかく気合い入れて作ったムービーなのに!何でスキップするのよスイレン!!」

スイレン「ごめん。物語の進行に1ミリも関係ないムービーみたいだったから無駄だと思って。時間」

アセロラ「もう!このレアイベントのムービーはでんどういりした後じゃなきゃ、もう一回見れないんだよ!」

スイレン「見なくてもいいし、見る必要もないし、見たくもない」プクー

スイレン「てゆーか、また今みたいな変なムービーあったらその時点でゲームやめるから」

アセロラ「へ、変じゃないよ!スイレン!アセロラとサトシに謝って!」

スイレン「アセロラが私とサトシに謝りなよ!」

アセロラ「な、何でアセロラがサトシとスイレンに謝らなきゃいけないの!?」

スイレン「変なムービーを強制的に見せられて不快な気分にさせられたから」ムスッ

アセロラ「それはこっちのセリフだよ!せっかく気合いを入れたイベントムービーを強制終了されたあげく、変なムービー扱いされたらさすがのアセロラもアングリーだよ!!」

スイレン「は?アセロラ、逆ギレはよくないよ。サトシは短気な女嫌いって言ってた」ズイッ

アセロラ「スイレン、嫉妬ばっかりしてるとサトシに嫌われるよー?」ズイッ

ギャーギャー

ホウ「アシマリー、ナギサー!あんなの見ちゃいけませんよー」

アシマリ「アウ…」

ナギサ「ブイ…」

スイ「ミミたんたちはこっちでスイたちとゲームしてましょうねー」

ミミたん「キュー」コクコク

~サントアンヌ号~

ザワザワ

アセロラ、スイレン、サトシ『おぉーー!!』キラキラ

サトシ『すっげー!!』

アセロラ『ご馳走もいっぱい!まるでパーティーみたいだね!』

ミミたん『キュー』

スイレン『うぅ……私もアセロラみたいに着てくればよかった!ドレス……何か場違いみたい…』

ナギサ『イッブイ』

サトシ『そんなこと気にすんなよスイレン!』

スイレン『サトシ…』

サトシ『俺たちはちゃんとチケットで船に乗ったんだしさ!堂々とゼンリョクで楽しもうぜ!』ニッ

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『うん!』ニコッ

サトシ『へへっ!それに……ドレスなんか着なくたって、服も少し汚れてるくらいの方がスイレンらしくていいよ!』ニッ


スイレン(サトシ……ホメてくれてるんだろうけど、その言い方は少し複雑な気分…)ウーン

ホウ「おねーちゃんどうしたの?」

スイ「悩みごとかなー?」

アセロラ「複雑な乙女心ってやつだねー。わかるよスイレン」ウンウン

ホウ、スイ「おとめごころー?」

アセロラ「ホウちゃんとスイちゃんも、もうすこーし大きくなったらわかるよ?」ニコッ

ホウ、スイ「?」

甲板

スイレン『サトシ!あっちにカイオーガがいる!』

アセロラ『グラードンと戦ってるみたいだね!』

サトシ『マジ!?どこ!』ガタッ

スイレン、アセロラ『うーそでーす♪』

サトシ『なんだ、嘘か…』ガクッ

ピカチュウ『ピカピィ…』

オエー

サトシ『………ん?』

グラジオ『ぐぅ…気持ち悪い…』オエー

シルヴァディ『ヴァディ……』オロオロ


スイレン「あっ、リーリエのお兄さん。そして案の定アローラのポケモン、シルヴァディと一緒にいる」

ホウ「おねーちゃん、もう驚いたりしないんだねー」

スイレン「うん、さすがにもう慣れた」

グラジオ『………ふぅ、背中をさすってもらって悪いな。助かった』

サトシ『気にすんなよグラジオ!それより、珍しいポケモンと一緒にいるな!』

グラジオ『……こいつの名はシルヴァディ。俺の相棒でアローラ地方のポケモンだ』

サトシ『アローラ地方?』

スイレン『アローラ地方……聞いたことある…海の向こうにある地方で、そこにはジムの代わりに島巡りという儀式や』

スイレン『また、4つの島に別れてて、その各島には島キングって人たちや守り神ポケモンもいるんだって!』

アセロラ『カントー地方のポケモンがアローラ地方に合わせて姿を変えた、リージョンフォームってのもあるらしいよ』

サトシ『へぇー…すっげーなアローラ地方!今度みんなで行ってみようぜ!』

ピカチュウ『ピッカー!』


スイレン「おぉ…何か私たちがアローラを知らないって新鮮」

アセロラ「このゲームのアセロラたちは、カントー出身って設定だからね」

スイレン「でも、よく考えたら私…アシマリ持ってるけど」

アセロラ「きっとたまたまカントーに迷いこんだんだアシマリだったんだよー」ニコニコ

スイレン「雑!」

アシマリ「アウ…」

サトシ『じゃあ、グラジオは今からアローラ地方に帰るとこなの?』

グラジオ『ああ、その予定だ。それにしてもお前たち…』チラッ

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『?』

グラジオ『……フッ、なかなかいいポケモンたちを連れてやがる!背中をさすってもらった礼だ!"ヒジュツ"を教えてやる』ニッ

アセロラ『ヒジュツ~!?』キラキラ

スイレン『なにそれ!?』

サトシ『ヒジュツかぁ……!なんかすごそうな響きだなー!』キラキラ

グラジオ『……ヒジュツは、ポケモンバトルでは使えないが…邪魔な木を切ったり、大きなものを動かしたり、空や海を渡ったり、暗闇を照らしたりと便利なポケモンの技だ』

グラジオ『見たところお前たちは旅をしている様子、きっと役に立つハズだ』ニッ

シルヴァディ『ヴァディ!』

サトシ『サンキュー!グラジオ!』

アセロラ『ありがとう!グラジオ!』

スイレン『グラジオ!なかなかやる!』

▼ミミたんはヒジュツ"ケサギリ、ミズバシリ、カガヤキ、ソラワタリ、オシダシ"を修得した


スイレン「え!?全部一気に覚えたの?」ギョッ

アセロラ「うん、ストーリーを進めやすくする為に、全部まとめてみたよ」

スイレン「リーリエのお兄さんがすっごく便利な人みたいになってる…」

アセロラ「グラジオクオリティだね」

スイレン「グラジオクオリティ…恐るべし」

~下船~

マツリカ『またね~!』フリフリ

プリン『プリプリーン!』フリフリ

アセロラ、スイレン、サトシ『ありがとうございました~!』フリフリ

アセロラ『サントアンヌ号!楽しかったね!』

サトシ『ああ!またグラジオやマツリカさんにも会いたいな!』

スイレン『私、さっきマツリカさんに書いてもらった絵!一生大事にする!』

ナギサ『ブイブイ!』

サトシ『へへっ!船も満喫したし、次はいよいよ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『うん!クチバジムだね!』

ミミたん『キュー!』

スイレン『うぅ…私、電気タイプ苦手…大丈夫かな…』

アシマリ『アウ』

~クチバジム~

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマーァッシュ

ライチュウ『』ドサッ

マチス『オーノォー!ライチュウ!!』オーマイガァ

アセロラ『えっへっへー♪アセロラとミミたんの勝ちだね!マチスのおじさん!』

マチス『オゥ…プリティゴーストガール!ユーはベリベリストロングねー!ミーの完敗デース!』

マチス『これはミーに勝った証のオレンジバッジとミーのサインデース!』スッ

アセロラ『サンキュー!マチスのおじさーん』ニコッ

アセロラ『えっへっへー!オレンジバッジとマチスのおじさんのサインゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

スイレン『アセロラが勝ったんだ!私だって負けられない!』

スイレン『ナギサ!アシマリ!電気タイプなんてなんのその!目標はアセロラ以上に圧勝でこのジムをクリア!』メラメラ

ナギサ『ブイ!』

アシマリ『アウ!』

サトシ『へへっ!スイレン燃えてんな!ピカチュウ!俺たちもアセロラやスイレンに負けてられないぜ!』

サトシ『ライチュウをカントー地方の彼方までぶっ飛ばしてやろうぜ!』

ピカチュウ『ピカァ!!』メラメラ

マチス『オゥ…セイシュンと言うやつでーすネ?』

ライチュウ『ラァーイチュ』

その後、クチバに海水浴に来ていたカスミにディグダの穴に案内されたり、ロケット団に絡まれたてたところをマーマネに助けられたり、真っ暗な洞窟を抜けたりしたがシオンタウンに辿り着いた

スイレン「やっとシオンタウン…」

アセロラ「ホウちゃん、スイちゃん、レッツゴー!ミミたんはどう?面白い?」

ホウ「おもしろーい!ミミたんすっげー強いねー!」

ミミたん「////」テレッ

スイレン「強いを通り越してチート。これまで一度もダメージくらってないし、相手も全部一撃」

スイレン「おまけにマスターボールのお陰でポケモンゲットも百発百中」ハァ

アセロラ「レッツゴー!ミミたんは子供に優しい作りだからねー」

スイ「おばけのおねーちゃんもカッコいいよー!」

アセロラ「えへへ♪ありがとう」ニコッ

スイレン「行く先々で可愛いとか強いとか絶賛されて無双、サトシはアセロラにベタ惚れ、ライバルの私は毎度フルボッコ」ハァ

アセロラ「スイレン!このゲームの主人公はアセロラとミミたんなんだし、仕方ないよ」

スイレン「今度からはアセロラのことをなろうのプリンセスと呼ぼう。"なろうのプリンセスアセロラ"うん、いい響き」ウンウン

アセロラ「もぅ、スイレンはまったく」ヤレヤレ

ホウ「おばけのおねーちゃん、おねーちゃんはおばけのおねーちゃんが羨ましいんだよ。許してあげて?」

スイ「ここはおばけのおねーちゃんが大人になってあげて」

アセロラ「うふふ、そうだね?大丈夫!アセロラ、小さい子の扱いはなれてるからね?気にしてないよ」ニコッ

ホウ、スイ「おっとな~~!!」キラキラ

スイレン「」ブチッ

アシマリ「アオアオ」マァマァ

~シオンタウン~

サトシ『ここがシオンタウン…』

アセロラ『シオンタウンはポケモンたちの魂が眠る場所…』

サトシ『ポケモンの魂が眠る場所、か…なんか…ちょっと寂しいような…おっかないような雰囲気だな…』

アセロラ『うふふ、サトシは意外と怖がりさんなんだね?』クスッ

サトシ『べ、別に怖くなんか……!』

アセロラ『ふふっ』スッ

サトシ『……なに?』

アセロラ『サトシ、怖くなったらいつでもアセロラの手を握っていいからね?』ニコッ


スイレン「…………今のやりとりいる?」イラッ

アセロラ「シオンタウンがどういう場所かの説明だからね。絶対に必要だよ」


~ポケモンタワー~

サトシ『これが有名なポケモンタワーかぁ』

ピカチュウ『ピカァ』

アセロラ『ポケモンたちの魂が眠る場所……野生のゴーストポケモンたちも集まってくるみたい』

サトシ『登ってみる?』

アセロラ『うん、行ってみようよ』

ミミたん『キュー』

オニーチャン キケンダ

サトシ『! ポケモンタワーの入り口で誰か揉めてるみたいだぜ!』

アセロラ『何かあったのかな?』

ホシ『でも…ホシみたもん!あのカラカラがこのタワーに入ってくとこ!』

ホシ『きっとロケット団に捕まったお母さんガラガラを探してるんだよ!』

カキ『ホシ…カラカラが心配なホシの気持ちはわかる、ホシは優しいなぁ。だが…このタワーは最近幽霊の目撃情報もある、ホシが登るのは危険だ!』

ホシ『でも……』グスッ

カキ『……ホシ、ここはお兄ちゃんに任せて……』


スイレン「今度はカキとホシちゃん」

アセロラ「もう誰が来ても驚かない自信があるよ」

スイレン「それをアセロラが言う?まぁ、でも同感」

『今の話聞かせてもらったぜ!』

カキ、ホシ『!』

サトシ『へへっ!』

アセロラ『ふふっ!』

カキ『お前たちは…』

サトシ『カラカラを探してるんだろ?俺たち、丁度ポケモンタワーに登ろうと思ってたんだ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

カキ『だが………ん?それは…ポケモン図鑑とジムバッジ!?』

アセロラ『アセロラたち、ジムを巡りながらポケモン図鑑の完成を目指してる途中なの!』

アセロラ『そ~れに』ポンッ

ホシ『?』

アセロラ『ゴーストポケモンはアセロラとミミたんの十八番だよ!ここは、アセロラたちに任せて!ホシちゃん』ニコッ

ミミたん『キュー』

ホシ『………あのっ…!カラカラのこと…お願いしてもいいですか!?』

カキ『ホシ…』

アセロラ、サトシ『任せとけ!!』グッ

ミミたん『キュー!』

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「あっ、アセロラ。ようやく主人公っぽいことしてる」

アセロラ「えー?アセロラはずっと主人公したよー」

スイレン「ごめん。そんなシーン記憶に無い」

>>62
訂正
アセロラ「えー?アセロラはずっと主人公したよー」

アセロラ「えー?アセロラはずっと主人公してたよー」

ポケモンタワー

サトシ『ポケモンタワー…ポケモンたちのお墓がいっぱいあるなぁ』

ピカチュウ『ピカァ』

アセロラ『ここでカントー中のポケモンたちが安らかに眠ってるんだね』

カキ『うぅ…何か寒いな…』ブルッ

サトシ『そんな格好してるからだろ?カキ……って、確かにちょっと寒いかも』ブルッ

アセロラ『んー…近くにゴーストポケモンがいるのかも知れないね』

サトシ、カキ『ゴーストポケモン!?』

アセロラ『うん、ゴーストポケモンの中には自分の周りの温度を下げるコもいるの』

カキ『なるほど、さすがはゴーストポケモンのエキスパート』フム

アセロラ『えっへん!』ドヤッ

ミミたん『キュー!』ドヤッ

サトシ『てことは、このポケモンタワーには野生のゴーストポケモンが集まってるってのも本当だったのか…』

アセロラ『うん、そうだね。図鑑の為にゴーストポケモンもゲットしておきたいけど…とりあえず今は迷子のカラカラ探しを優先しようよ』

サトシ『おう、だな』

カラー

サトシ『……ん?何か聞こえたような……』

カキ『お、おいサトシ!アセロラ!見ろ!あれは……!』

アセロラ、サトシ『!』

カラカラ『マァマ!』

サトシ『カラカラだ!』

カキ『あのカラカラは……!迷子のカラカラだ!』

アセロラ『見つかったんだ!良かった!』ホッ

サトシ『へへっ!じゃあ後はこのカラカラをホシちゃんに……』

タチサレー

サトシ『ん?』

ピカチュウ『ピ?』

カキ『まだ何か聞こえるぞ?』

幽霊『タチサレ~』

アセロラ、サトシ、カキ『!?』

サトシ『あ、あれは!?』

カキ『ま、まままさか…本当に幽霊…』ガクガク

カラカラ『……………』

アセロラ『ゴーストポケモンかもしれない!サトシ!ポケモン図鑑を!』スッ

サトシ『あ、ああ……!そうだな!』スッ

幽霊『タチサレ~』

図鑑『解析不能』ビビッ

アセロラ『そ、そんな……!?解析不能!?』

サトシ『俺の図鑑もだ!』

アセロラ『ま、まさか…じゃあ本当に……』チラッ

幽霊『タチサレ~』

アセロラ『あなたは幽霊なの……?』タラッ

ミミたん『キュ……』

カキ『お、おい!ヤバいぞ!』

サトシ、アセロラ『!』

ボス幽霊『…………』

サトシ『で、でっかいのがきた……!』

カラカラ『マァマ…』

ボス幽霊『……タチサレ……!!』

アセロラ、サトシ、カキ『うわぁぁぁぁ!!』

……………

……

~シオンタウン ポケモンセンター~

アセロラ『………うぅ…ここは…?』ムクリ

ミミたん『キュー』ムクリ

アセロラ『ここはポケモンセンター?アセロラたち……確かポケモンタワーでカラカラを見つけたと思ったらおばけに囲まれて…』キョロキョロ

ジョーイ『良かった、気がついたのね?』

アセロラ『ジョーイさん…』

ジョーイ『あなたち、ポケモンタワーの前で倒れてたのよ?心配したんだから』ホッ

アセロラ『ポケモンタワーの前で……』

アセロラ『み、みんなは!?』キョロキョロ

ミミたん『キュー!』

サトシ、ピカチュウ『zzz』スー スー

アセロラ『サトシ、ピカチュウ…良かった…』ホッ

アセロラ『とりあえず起こさなきゃ。サトシ!起きて!』ペチペチ

サトシ『ふぁっ!?』ビクッ

ミミたん『キュー!』ベチン

ピカチュウ『ピ!?』ビクッ

サトシ『あ、あれ?アセロラ?ここは?』キョロキョロ

ピカチュウ『ピカァ?』キョロキョロ

アセロラ『シオンタウンのポケモンセンターだよ。アセロラたち、幽霊にタワーから追い出されたところをジョーイさんが見つけてここまで運んでくれたみたい!』

サトシ『そ、そっか……カキとあのカラカラは?』

アセロラ『それが……見当たらないの…』キョロキョロ

サトシ『………探しにいかなきゃ!』

アセロラ『うん!だね!』

カラー

アセロラ、サトシ『!』

サトシ『外からカラカラの声が……?』

カラカラ『カラァラ!!』ジタバタ

ムサシ『ちょっと!暴れんじゃないわよ!』

コジロウ『ボスに言われてフジとかいう爺さんを探しにポケモンタワーに行ったはいいが…幽霊に邪魔されて進めなかったからなぁ!』

ムサシ『とりあえず代わりにこのカラカラをボスに献上しましょ!』

コジロウ『おう!そうと決まったら一旦アジトに!…こっから一番近いのはタマムシのゲームコーナーか?』

ムサシ『そうよ!さっさとこいつつれて行くわよ!コジロウ!ニャース!』

コジロウ『おう!』

ニャース『ニャー!』

タッタッタ

サトシ『カラカラが拐われた!追わなきゃ!』

アセロラ『あの人たち…確かロケット団の…』

サトシ『アジトとかタマムシとか言ってたな!今すぐ追おうぜ!アセロラ!』

アセロラ『待ってサトシ!ロケット団って言えばカントーを代表する悪い人たちだよ!そのアジトなんて危険……』

サトシ『構うもんか!』

アセロラ『!』

サトシ『ロケット団って確かポケモンに酷いことする奴らだろ!俺、そんな奴ら許せないよ!今すぐカラカラを助けなきゃ!』

アセロラ『サトシ…』

サトシ『でも、アセロラの言うとおり、危険なのも確かだよ。アセロラとミミたんはここで待っててくれ!行くぜピカチュウ』

ピカチュウ『ピカ!』

アセロラ『待ってサトシ!アセロラとミミたんも行くよ』

サトシ『え?』

アセロラ『アセロラもサトシと同じ気持ち!ポケモンに酷いことする人たちは許せないし、カラカラも助けたい!』

ミミたん『キュー!』

サトシ『アセロラ…ミミたん…』

アセロラ『それに……』


スイレン「………サトシと一緒なら怖くない」ボソッ

アセロラ「!」

スイレン「……この先…見なくてもわかる」

アセロラ「……ふふっ、正解」ニコッ

~タマムシシティ~

アセロラ『サトシ!ゲームコーナーはあそこみたい!』タッタッタ

サトシ『おう!待ってろよカラカラ!』タッタッタ

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『! ゲームコーナーの隣にあるのはタマムシジムかな?』

サトシ『ジムにも挑戦したいけど…今はカラカラが先だ!』タッタッタ

アセロラ『……うん!』ニコッ

ミミたん『キュー』

~タマムシゲームコーナー~

コジロウ『おいムサシー!俺たちゲームで遊んでていいのかー?』

ムサシ『大丈夫よー!カラカラは見張りに預けたし、第一あのポスターの裏にアジトに通じるボタンが隠れてるなんて誰も気づかないわよ~』

アセロラ、サトシ『』コソッ

アセロラ『サトシ、今の話きいた?』ヒソッ

サトシ『ああ、ポスターの裏にスイッチだな』チラッ

ロケット団したっぱ『……………』

アセロラ『どうやら、あの人がアジトのスイッチを守ってるみたいだね!』

サトシ『みたいだな!だったらあいつを倒して…』

ピカチュウ『ピカァ!』パリッ

ドカーン!!

アセロラ、サトシ『!?』

ムサシ『ケホッ!』

コジロウ『な、なんだ今の爆発!?』

モクモク

サトシ『……うぅ!ピカチュウ、アセロラ、ミミたん!大丈夫か!?』ギュッ

アセロラ『う、うん…サトシがとっさに抱きしめて庇ってくれたから大丈夫だよ////』ドキドキ


スイレン「……アセロラ、このやりとり必要?」

アセロラ「え?だって、サトシならきっとこうしてくれると思うよ?」

スイレン「う…いや、そうかもだけど!で、でも……その…」

スイ「おねーちゃん、まーたしっとしてー」ジトー

ホウ「ゲームだよ~?」ジトー

スイレン「ち、違うもん!////」


『あれ?あなたたちは……』

アセロラ、サトシ『!』

リリエル『何故ここにいるのですか?』

シロン『コーン!』

アセロラ『き、キミは確か…勇者リリエル!?』

サトシ『な、なんでここに!?』

リリエル『質問に質問で返さないでください』ムゥ

アセロラ『その…アセロラたちはカラカラがロケット団の悪い人たちに捕まったから助けに…』

リリエル『カラカラ?ひょっとしてこのコのことでしょうか?』

カラカラ『カラァラ!』ヒョコッ

サトシ『ははっ!カラカラ!』

アセロラ『えっとリリエル…なんで……』

リリエル『はい、論理的結論からいいますと、私もあなたたちと同じです!』

リリエル『カントーを拠点に悪事を働き、ポケモンや人を苦しめるロケット団にが許せなくて立ち上がったしだいです!』グッ

シロン『コーン!』

アセロラ『それで…一人でロケット団のアジトを攻めて壊滅させちゃったの!?』

リリエル『残念ながらボスの行方は掴めませんでしたが…』

アポロ『』ボロッ

サトシ『すっげー…』

ピカチュウ『ピカァ…』

ムサシ『げっ、アポロがやられてる…』ヒエー

コジロウ『今のうちに逃げとくか…』コソコソ

リリエル『このカラカラはロケット団に捕まっていたので保護しておきました』ニコッ

カラカラ『カラァラ!』

アセロラ『あ、ありがとうリリエル…』

リリエル『ふふっ、ですが…初めて会った時から思っていましたが…やはりあなたたちは私が思っていた通りの方々だったみたいです』ニコッ

アセロラ、サトシ『え?』

リリエル『……これは…カントーの平和を思う同士として、私からあなたたちへのプレゼントです。ロケット団のアジトに保管されていました』スッ

アセロラ『! これは…』

▼アセロラはリリエルからシルフスコープをうけとった


スイレン「えぇ……」

アセロラ「えぇ……」

ホウ、スイ「勇者リリエルカッコいいーー!!」キャー

ナギサ「ブイ…」

~ポケモンタワー~

幽霊たち『』

ドヨドヨ

アセロラ『……いくよ!ミミたん!』スチャ

ミミたん『キュー!』

カキ『なぁ、あんな双眼鏡?みたいなもので本当に大丈夫なのか?』

サトシ『んー…あれはシルフスコープって言って、本来人の目には見えないものを見れるようにする物だって言ってたよ。勇者の人が』

カキ『勇者!?』

ホシ『勇者ー!?』キラキラ

アセロラ『シルフスコープ!オン!』ピッ

ペカー

幽霊『タチサ……』ドロロ

ボンッ

ゴース『ゴース!!』

ゴースト『ゴースト!!』

カキ『す、すごい!本当に幽霊の正体が…』

アセロラ『…そっか、幽霊の正体はゴーストたちだったんだね』

ミミたん『キュー』

サトシ『アセロラ!あとは…』

アセロラ『うん!』コク

ボス幽霊『………タチサ…』ドロロ

カキ『! ボス幽霊の正体も見えていく!』

ホシ『あ、あれは……!?』

ボンッ

アセロラ『…そっか…おっきな幽霊さんの正体はキミだったんだね』

ガラガラ『ガラァ』

サトシ『ガラガラ!?』

カキ『あれは……ロケット団に捕まっていたカラカラの母親……!?』

カラカラ『マァマ!!』

ガラガラ『…………』ニコッ

キラキラ

サトシ『ガラガラが光に包まれて消えてく……?』

ピカチュウ『ピカァ…』

アセロラ『ガラガラの魂がここに留まっていたのはきっとこのコが心配だったからなんだよ』

カラカラ『カラァ…』

アセロラ『……このカラカラが元気にやってる姿を見て、お母さんガラガラの魂も安心して天に登っていく、成仏したんだ…』

ホシ『うっ…ひっぐ……!』グスッ

カキ『……泣くなホシ』ポンッ

ホシ『お兄ちゃん……』グスッ

カキ『……アセロラの言うとおりだ、お母さんガラガラはカラカラの元気な様子を見て成仏したんだ』

カキ『……だったら、こっからは生きている俺たちの役目だ。ガラガラの為にも、俺たちでこのカラカラを守っていってやろうぜ!』

ホシ『…………う"ん"!』ゴシゴシ

サトシ『へへっ』ニッ

アセロラ『ふふっ』ニコッ

ホシ『カラカラ!これからはホシたちがカラカラの家族だよ!ホシたちがカラカラを守るからね!』

カラカラ『カラァ!』ニコッ

カキ『ホシィ……立派になって…』グスッ

サトシ『最後の最後で決まらないなぁカキ…』ハハハ


ホウ「うわぁぁぁぁん!よがったよぉ!カラカラァ!ガラガラァ!」ビエーン

スイ「がんばれー!ホシちゃぁーん!」ビエーン

スイレン「うん、ここは何度見ても感動!」グスッ

アセロラ「うんうん!」グスッ

ミミたん「キュー」


ちなみにこの後アセロラとサトシたちはカキとホシと別れ、ポケモンタワー最上階に行き、ガラガラの為に祈っていたフジ老人に出会い"ポケモンの笛"を手に入れた

フジ『わしはついでか』

~タマムシシティ タマムシジム~

エリカ『zzz』スー スー

サトシ『この人がタマムシジムのジムリーダーエリカさんかな?』

アセロラ『寝ちゃってるみたいだね?』

サトシ『エリカさーん!』

エリカ『…………ハッ!ごめんなさい!寝てしまっていたようです!』

エリカ『あの…私に何の御用でしょうか……?』

アセロラ『エリカさん!アセロラたち、タマムシジムに挑戦しにきたの!』

エリカ『そうですか…ですが、ウチのジムに挑戦して頂くには可愛いポケモンを…』チラッ

ミミたん『キュキュ?』

ピカチュウ『ピカァ?』

エリカ『かわいいぃぃぃぃぃ!!』ムギュ

ミミたん『ギュギュ…』ジタバタ

ピカチュウ『ピカァ!!』ジタバタ

エリカ『ミミッキュとピカチュウ可愛すぎです!合格!』ギュウッ

ミミたん『ギュ…』ジタバタ

ピカチュウ『ビ…』ジタバタ

アセロラ『ふっふっふ!なんたってミミたんの可愛さはカントー1だからね!』

サトシ『ピカチュウー!大丈夫かー!』

ピカチュウ『ピカピィ…』ジタバタ


スイレン「ミミッキュはアローラのポケモンなのにカントー1とは…」ムゥ

アセロラ「スイレンはすーぐそういうこと言うー」

ミミたん「キュー!」

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーシュ

ラフレシア『ラフー!』ドサッ

エリカ『ラフレシアー!!』

▼アセロラはジムリーダーエリカとのバトルに勝利した

エリカ『……負けましたわ…アセロラさん、ミミたん。あなたたちはその愛くるしさの中にも強さと凛々しさを秘めているのですね』フッ

アセロラ『そ、そんなことないです////』テレッ

ミミたん『キュー////』テレッ

エリカ『これは私たちに勝った証のレインボーバッジです。お受け取りください』スッ

アセロラ『ありがとうございます!エリカさん』

アセロラ『……ミミたん!』

ミミたん『キュー!』コク

アセロラ『レインボーバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

エリカ『ふふっ。アセロラさん、ミミたん。よろしければ私とお友達になって頂けませんか?』

エリカ『私、個人的にアセロラさんとミミたんのことをとても気に入りました』ニコッ

アセロラ『エリカさん……はい!こちらこそ喜んでお願いします!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

キャッキャッ

サトシ『すっげーなアセロラとミミたん!あんな可憐な人に気に入られるなんて…』

ピカチュウ『ピカァ…』

サトシ『……っと、いっけね!次は俺たちの番だ!』

サトシ『エリカさん!次、ジム戦俺たちお願いします!』

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「ねぇ、アセナロウ」

アセロラ「あ、アセナロウってなによ!」

スイレン「もうこれからバトルはカットでいいんじゃない?どうせ一撃チートでしょ?」

アセロラ「スイレーン?ポケモンバトルっていうのは、何が起こるかわからないから面白いんだよー?」フフフ

スイレン「今のところ、何か起こった覚えもないし、どうせ一撃でバトル終了でしょ?このミミたん」

その後、アセロラとサトシは次のジムがあるセキチクシティに向かう途中、道を塞いでお昼寝しているカビゴンに出会った

フジ『寝ているポケモンはポケモンの笛を吹くと目を覚ましますよ』

▼アセロラはポケモンの笛を吹いた

▼カビゴンが目を覚まし襲ってきた

カビゴン『カビー!!』グオー

▼カビゴンはオーラで防御力を高めている

フジ『ポケモンの中には、戦闘不能にしてからでなくてはゲットできないポケモンもいます』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!』

ミミたん『キュー!!』スマァーシュ

カビゴン『』ドサッ

サトシ『アセロラ!カビゴンが戦闘不能になった!ゲットできるぜ!』

アセロラ『うん!いっけー!ヘビーボール!!』ポイッ

カビゴン『カビ!』ゴツン

シュウ

ヘビーボール『』ウニウニ ウニウニ ポーン

サトシ『やったな!アセロラ!』

アセロラ『うん!カビゴン!ゲットだぜ!』ニコッ

ミミたん『キュー!!』


ホウ、スイ「やったー!!カビゴンゲットだぜー!!」

アセロラ「ふふふ、ホウちゃんもスイちゃんも上手だね?」ニコッ

スイレン「うん!」ニコッ

アセロラ「ホウちゃん!スイちゃん!カビゴンのニックネーム決めてもいいよ?」

ホウ「ほんとー!ありがとう!おばけのおねーちゃん!」キラキラ

スイ「なににしよーかな?カビゴンでしょ?ここはやっぱり………」ウーン

ホウ、スイ「スイレンで!!」

スイレン「………ホウ?スイ?」ギロッ

ホウ、スイ「………う、うっそだよー…」ハハハ

スイレン「………まったく…」ハァ

アセロラ「……えーっと、"スイレン"……と…」ポチポチ

スイレン「おい」

アシマリ「アウ…」ハァ

~セキチクシティ~

ガルーラ『ガルー』

ケンタロス『モー!』

アセロラ『えへへ!セキチクシティにとうちゃーく♪』

ミミたん『キュー!』

サトシ『アセロラ!早くセキチクのジムリーダーに挑戦しようぜ!』ウズウズ

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『もぅサトシー!ジム戦もいいけど、たまにはゆっくり街の観光とかもしようよー!』


スイレン「サトシの言うとおり。早くジム戦やってとっととこのゲーム終わらせて」

アセロラ「えー?こっからが楽しいとこなのにー!」

スイ「ねぇねぇ!おばけのおねーちゃん!あのおっきな建物はなにー?」

アセロラ「おっ?スイちゃん!目の付け所がいいね!あの建物はね?」ウフフ

ホウ、スイ「」ワクワク

アセロラ「"エーテルパーク"だよ!」

ホウ、スイ「エーテルパークー!?」キラキラ

スイレン「出た。ミミたんバージョン恒例の珍設定」ハァ

ナギサ「ブイ!」

~エーテルパーク~

ビッケ『エーテルパークへようこそ』ニコッ


ホウ「おばけのおねーちゃん!エーテルパークってなにするとこなのー?」ワクワク

アセロラ「うふふ♪ここにカゲボウズが入ったモンスターボールがあります」スッ

スイレン「! まさかアセロラ!」

アセロラ「その"まさか"かな?スイレン。このモンスターボールとスイッチをペアリングさせてっと……」ピッ

スイレン「モンスターボールとスイッチをペアリング!?」

アセロラ「はいOK!あとは…ホウちゃん、スイちゃん。このエーテルパーク1ってところを選択してみて?」

ホウ、スイ「」ワクワク ピッ


カゲボウズ『カゲー』


ホウ、スイ「あーっ!おばけのおねーちゃんのカゲボウズがいるー!!」

アセロラ「うふふ、あとはいつも通りエンカウントして捕まえるだけだよ?」ニコッ

ホウ「よーし!カゲボウズゲットだぜー!」

スイ「スイがゲットするのー!」

スイレン「こらっ、ケンカしない!」

アセロラ「うふふ」ニコニコ

スイレン「それにしても…モンスターボールと連動なんて、認めたくないけどすごい」

アセロラ「まーね?」

スイレン「それに…通常のピカブイはカントーのポケモンかアローラの姿だけなのに、カゲボウズを連れてこれるなんて…」

アセロラ「レッツゴー!ミミたんは今までのポケモン全部連れてこれる仕様だからね?」

スイレン「レッツゴー!ミミたん。恐るべし…」ムゥ

アセロラ「ふっふっふー!」ドヤッ

スイレン「これでアセロラじゃなくて、私が主人公なら神ゲーの予感」ボソッ

アセロラ「なんか言った?スイレン」

~セキチクジム~

キョウ『ふふふ、小娘と侮ったが…見えない壁の罠をくぐり抜け、ここまで来るとはなかなかやるでゴザル』

アセロラ『忍者のおじさん!これでアセロラからの挑戦、受けてくれるよね!』

ミミたん『キュー!』

キョウ『よかろう!拙者はセキチクジムリーダーの毒使いキョウ!』

キョウ『妖使いの娘よ!忍びの極意……とくと味わっていくでゴザル!ゆけっ!マタドガス!』

マタドガス『マァータドガース』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

キョウ『マタドガス!えんまくだ!』

マタドガス『マァータドガース!』プシュー

モクモク

アセロラ『………!えんまくで何も…』ケホッ

ミミたん『キュー…』

キョウ『続いてどくどく!!』

マタドガス『マァータドガース!!』ピュッ

ベチャ

ミミたん『キュー……』ジュウウ

アセロラ『! ミミたん!!』

▼ミミたんは猛毒じょうたいになった


スイレン「! ここに来てミミたんが初ダメージ!?」

ホウ、スイ「うわぁぁぁん!!ミミたーん!」

ミミたん「キュー…」ゴクリ

アセロラ『ミミたーん!!』

ミミたん『ギュ…』ドクドク

キョウ『ふふふ、どくどくの猛毒は普通の毒とは違う』ニッ

キョウ『その猛毒は徐々にポケモンの体を蝕み、ダメージを蓄積させ、ひんしに追い込む』

ミミたん『ギュ…』ドクドク

キョウ『妖使いの娘よ。ポケモンのことが大事ならば、降参をおすすめするでござる』

アセロラ『ミミたん……』

ミミたん『…キュ……』チラッ

アセロラ『』グスッ

ミミたん『……………キュー!!』パァー

▼ミミたんはアセロラを心配させまいと自力で毒をふりはらった

キョウ『なんだと!?』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!』グッ


ホウ、スイ「ミミたーん!」ウルウル

アセロラ「うんうん!これもアセロラとミミたんの絆のチカラが為せる技だね!」

ミミたん「キュー!」グッ

スイレン「わ、私とアシマリやナギサだってそれくらいできるもん!」

アシマリ「アウ////」テレッ

ナギサ「イッブイ!」

アセロラ『ミミたん!シャドークロー!!』

ミミたん『ギュ―!!』ギラン

キョウ『……くっ!マタドガス!まも……』

ミミたん『キュー!!』スッ

キョウ『……くっ!疾い……!』

ズバッ

マタドガス『』ドサッ

キョウ『………見事…』フッ

▼アセロラはセキチクジムリーダーキョウに勝利した

キョウ『……アセロラ殿、ミミたん。そなたらの実力、そして絆のチカラ…見せてもらったでゴザル』

キョウ『天晴れ!そなたらこそ、このピンクバッジに相応しき者たちよ!』スッ

アセロラ『ありがとう!忍者のおじさん!』スッ

アセロラ『………ミミたん!』

ミミたん『キュー!』コクッ

アセロラ『えへへ!ピンクバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

キョウ『新しき時代の子らよ…そなたらの切り開く先の時代が楽しみでゴザル』フッ

▼その頃のサトシ

サトシ『ピカチュウ!キョウさんとアセロラが見える!きっとこっちだぜ!』タッタッタ

ピカチュウ『ピカァ!』

サトシ『げふっ!』ドカッ

▼見えない壁に苦戦していた

ピカチュウ『ピカピィ…』

▼アセロラとサトシは道中、色違いのポニータをゲットしたりしながらも次なるジムのある街、ヤマブキシティに来ていた

~ヤマブキシティ 格闘道場~

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーシュ

ニョロボン『ニョロ』ドサッ

空手大王『ぬわぁぁぁ!!ニョロボーン!!』

アセロラ『えっへっへー!アセロラとミミたんの勝ちだね!空手大王のおじさん!』

空手大王『ぐぬぬ…これだからゴーストだのエスパーだののポケモンを使う女は嫌いなんじゃあ!!』

アセロラ『ひっどーい!!そんな言い方ないよー!』プンプン

ミミたん『キュー!』プンプン

空手大王『うぅ…後生だから道場の看板だけは……』グスグス

アセロラ『えーと、その……アセロラ、別に看板が欲しいとかじゃないから、泣かないでよおじさん!』アセアセ

空手大王『ゴースト使いの癖に優しい娘じゃあ……!!』ウルウル

アセロラ『アハハ……』

空手大王『ならかわりにこの二匹の内、好きなポケモンを片方やる!持っていけ!』

エビワラー『エビ!』

サワムラー『サワ!』

アセロラ『ほんとー?ありがとう!おじさん!』ニコッ

空手大王『天使じゃ////』ポッ

アセロラ『えーと、なら……エビワラー!キミに決めた!』ビシッ

エビワラー『エビー!』グッ

サワムラー『』ガクッ

アセロラ『えっへっへー!よろしくね?エビワラー!』ニコッ

エビワラー『エビエビ!』

サトシ『いいなぁ!アセロラ…』

サトシ『空手大王さん!俺とバトルしてください!んで、俺が勝ったらサワムラーください!』

空手大王『えぇ……』

ピカチュウ『ピカピィ』

▼その後、サトシは空手大王とのバトルに勝利し、サワムラーをゲットした


ホウ、スイ「結局両方ゲットするんかーい!」ビシッ

アシマリ「アオ」

スイレン「どちらかといえば、アセロラは天使というより小悪魔」

サトシ『へへっ!次はいよいよヤマブキジムに挑戦だな!』

アセロラ『うん!この勢いに乗ってジムリーダーも倒しちゃおうよ!』

ミミたん『キュー!』

サトシ『! アセロラ!ヤマブキジムの前見ろよ!』

アセロラ『! あの人は!』

ロケット団したっぱ『……………』

アセロラ『あの格好……確か、ロケット団?』

サトシ『カラカラを拐ったやつらの仲間か!何でヤマブキジムの前に…?』

アセロラ『……てゆーか…』チラッ

ロケット団したっぱたち『』ゾロゾロ

アセロラ『……ヤマブキシティの街中にロケット団の人たちがたくさん?なんで……?』

サトシ『……何でロケット団がいるのかわかんないけど、あいつら悪いやつらだろ!よし、とりあえずあのロケット団を倒してジムの前からどいて……』

アセロラ『! ま、待ってサト……』

『待ってください!』

アセロラ、サトシ『!』

リリエル『お久しぶりですね?アセロラ、サトシ、ミミたん、ピカチュウ』ニコッ

シロン『コーン!』

サトシ『いっ!?勇者リリエルとシロン……?』

アセロラ『なんでここに?』

『サトシ!アセロラ!』

アセロラ、サトシ『!』

スイレン『ようやく会えた!』

ナギサ『ブイ!』

サトシ『スイレン!ナギサ!』

アセロラ『ロケット団にリリエル……スイレン…いったいどうなってるの??』

ミミたん『キュー』

リリエル『……場所を変えましょうか?』


ホウ、スイ「勇者リリエルだーー!!」キラキラ

アセロラ「ホウちゃんとスイちゃんは勇者が大好きなんだねー?」ニコッ

ホウ「うん!だってカッコいーもん!」

スイ「スイも勇者になりたーい!」

スイレン(私、久々に登場。しかもちょっとカッコいい登場の仕方……少し期待)ドキドキ

ナギサ「イッブイ!!」ワクワク

アセロラ『えぇ!?それじゃあスイレンはリリエルと旅を?』

スイレン『うん、タマムシのジム戦を終えたところでたまたま会って…』

リリエル『スイレンもあなた方同様図鑑集めとジム巡りの旅をしていると聞きましたので…』

スイレン『それで、リリエルもヤマブキに用があるって聞いたから…私もヤマブキのジムに挑戦するつもりだったし、丁度いいかなって』

ナギサ『ブイ』

スイレン『それで、ヤマブキに来たはいいものを、ジムに挑戦しようにもあの有り様…』ハァ

サトシ『俺たちと同じかぁ』

アセロラ『……ねぇ、リリエル!リリエルはヤマブキに何の用があるの?』

リリエル『論理的結論からいいますと、シルフカンパニーに少し用が…』

サトシ『シルフカンパニー?』

スイレン『……ねぇ、アセロラ。バッジ何個になった?』

アセロラ『! 5個だよ!スイレンは?』

スイレン『私も5個!さっきセキチクのジムをクリアしたとこ!』

スイレン『アセロラ!私とバトルして!』

アセロラ『!』

サトシ『おっ!バトルか?』ワクワク

リリエル(ポケモンバトル…これはアセロラの強さを見るいい機会ですね?)

リリエル(少しの間ですが、スイレンの強さは一緒に旅をしていた中で見てきました。そして、そのスイレンをもってして"強い"と言わせるアセロラの強さ…気になります!)

リリエル『アセロラ、私からもお願いです。アセロラの強さ、見せてください!』

アセロラ『うん!わかったよ!バトルしよう!スイレン』

スイレン『アセロラ!今までの私と一緒にしたら大怪我、大惨事!』

アセロラ『それはアセロラのセリフだよ!スイレン!』

サトシ『二人とも!ゼンリョクで頑張れよー!』

▼ライバルのスイレンがポケモンバトルをしかけてきた

スイレン『いけっ!カメックス!』

カメックス『カメー!』

アセロラ『でぶたん!お願い!』

でぶたん(カビゴン)『カビー!』

スイレン『カメックス!ハイドロポンプ!!』

カメックス『カメー!!』ドピュー

アセロラ『でぶたん!かわして!』

てぶたん『カビ』ヒョイッ

スイレン『!? あの巨体で避けた!?』

アセロラ『でぶたん!メガトンパンチ!!』

てぶたん『カビー!!』バキッ

カメックス『』ドサッ

リリエル『! あのカメックスを一撃!?』

スイレン『……オニシズクモ!!』ボンッ

オニシズクモ『クモー!!』

サトシ『オニシズクモだって!?』

リリエル『あれは私がセキチクのエーテルパークでスイレンに譲ったシズクモが進化した姿です』

リリエル『スイレンは譲ってから短期間とはいえ、かなり鍛えてましたからね。一筋縄ではいきませんよ?』ニッ

アセロラ『ポニたん!だいもんじ!!』

ポニたん(色ポニータ)『ポニー!!』ボボボ

オニシズクモ『ギャー』ドサッ


ホウ、スイ「一撃だー!!」キラキラ

スイレン「ねぇアセロラ」

アセロラ「なに?」

スイレン「アセロラすげーする為だけに私を無駄に持ち上げるやめて。虚しくなる」

アセロラ「そ、そんなつもりはないの!だってスイレンはアセロラのライバルだから…」

アセロラ「それに、ポケモンバトルはまだ始まったばっかり!まだ何が起こるかわからないよ!」

スイレン「予言しよう。こっから先も全て一撃で決まる」

スイレン『……まだまだ!アシレーヌ!!』ボンッ

アシレーヌ『アシー!!』


ホウ、スイ「アシレーヌだー!!」キラキラ

アシマリ「アウー!!」キラキラ


アセロラ『カゲボウズ!10万ボルト!』

カゲボウズ『カゲー!!』バリバリ

アシレーヌ『』ドサッ


ホウ、スイ「アシレーヌー!!」

アシマリ「アウー!!」ウルウル


スイレン『ナギサ!こっから6タテ!』

ナギサ『ブイ!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ナギサ『』ドサッ

スイレン『ナギサー!!』

▼ライバルのスイレンとのバトルに勝利した

スイレン『………くっ!』ガクッ

アセロラ『へっへー!やったぜミミたん♪』

ミミたん『キュー!』

リリエル(あのスイレンを寄せ付けないとは……アセロラ、予想以上の強さです)ゴクリ

サトシ『いいバトルだったぜ!』ニッ

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「予言的中。残念無念」プクー

アセロラ「スイレーン!何度も言うようだけど、これはアセロラとミミたんが主役のゲームだし…」

ホウ「そうそう!」

スイ「これくらいで怒るなんて、おねーちゃんこどもー!」

スイレン「子供だもん」プクー

アシマリ「アウ」

~シルフカンパニー~

アセロラ『え!?シルフカンパニーがロケット団に占拠されてる?』

リリエル『はい、そうです』コクリ

サトシ『なるほど…それでヤマブキの街中にロケット団のやつらがいっぱいいたのか…』

スイレン『シルフカンパニーといえば世界にも名が轟く、カントーの大企業。それを占拠なんて、ロケット団大胆』

リリエル『ここはタマムシとは違い、ロケット団の本隊が来ている可能性があります。私一人ではさすがに手を焼きそうなんです』

リリエル『そこで…あなた方の強さを見込んでお願いがあります!もしよろしければ……シルフカンパニーをロケット団の手から救い出すのを手伝って頂けませんか?』

シロン『コーン!』

アセロラ『アセロラたちが?』

リリエル『はい、本来ならばセキエイにいる仲間たちを呼んでと思っていたのですが…生憎皆出払っていて連絡がつかず…事態は急なものでして…』

サトシ『セキエイの仲間?』

リリエル『……これは危険なミッションです。勿論無理にとはいいません…嫌ならば断って頂いて全然構わな……』

サトシ『へへっ!俺たちに任せてくれよリリエル!』

スイレン『ポケモンを使って悪いことをするロケット団、絶対に許せない!』

アセロラ『リリエル!当然、アセロラたちもロケット団を懲らしめるのに協力するよ!』

リリエル『みなさん……』

サトシ『………へへっ!そうと決まったら…』スクッ

サトシ『シルフカンパニーに突撃だー!!』

ピカチュウ『ピカァ!!』

アセロラ、スイレン『おーっ!!』

リリエル『あぁっ!ちょっと待ってください!せめて作戦を……!!』

シロン『コン…』ハァ

▼その後リリエルと愉快な仲間たちは

ロケット団したっぱ『…こ、この数相手に……』ガタガタ

リリエル『……………』

ロケット団したっぱ軍団『』カチコチ

シロン『コーン!』

ロケット団したっぱ『………化物かこの女…』ガタガタ

リリエル『……論理的結論からいいますと……女の子相手に化物呼ばわりとは失礼ですよ!』オコリーリエ

▼シルフカンパニーでロケット団に相手に大暴れをし

サトシ『ピカチュウ!10万ボルト!』

スイレン『ナギサ!いきいきバブル!』

ピカチュウ『ピカァ!』バリバリ

ナギサ『イッブイ!』プクプク

アーボック、マタドガス『』ドサッ

ムサシ、コジロウ『やなカンジィィ!!』

▼そして

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

ウツロイド『』ドサッ

マトリ『ば、馬鹿な!?ウルトラビーストが一撃で!?』

アセロラ『さぁ、ロケット団のお姉さん!観念してね!』プクー

ミミたん『キュー!!』プクー

マトリ『…………くっ!』

▼見事シルフカンパニーをロケット団の魔の手から救いだした

リリエル『残念ながらロケット団のボスの行方は掴めませんでしたが…何とかシルフカンパニーを…ヤマブキをロケット団の魔の手から救い出すことができました』

リリエル『これもあなたたちのお陰です。ありがとうございました、アセロラ、スイレン、サトシ』ニコッ

シロン『コーン!』

アセロラ『えっへっへー!アセロラたちは当然のことをしたまでだよ!リリエル!』

スイレン『これくらい楽勝!』

サトシ『また何かあったら言ってくれよ!』

リリエル『ふふっ、頼もしいですね?これは私からの細やかなお礼です』スッ

アセロラ『! これは……?』

▼アセロラはリリエルからウルトラボール×99をうけとった

リリエル『……私はこれから引き続きロケット団のボスの行方を追います。あなたたちなら大丈夫でしょうが…ヤマブキのジム戦、がんばリーリエです!』ニコッ

リリエル『……それでは……また会う日を楽しみにしています!いきますよ!シロン!』クルッ

シロン『コーン!』クルッ

タッタッタ

アセロラ『……リリエル…いったい何者なんだろうね?』

スイレン『……自称勇者…いい人だけど……ちょっと変わった人』

サトシ『……へへっ!次会う時が楽しみだな!』ニッ


ホウ、スイ「リリエルカッコいいー!!」キラキラ

スイレン「なんか…リーリエの扱いがかなりVIPなんだけど。それに、ウルトラボールとか貰っても使い道あるの?」

アセロラ「うーん……その辺はアセロラもノータッチだからねー…」

スイレン(……まぁ、でも…正直無双するのも悪くない気分)ウンウン

ナギサ「イッブイ!」

~ヤマブキジム~

オオオ……

人形少女『やっぱり来たのね。予感がした』

アセロラ『……え?あの子は…?』

スイレン『……?ジムリーダーはあっちのお姉さんじゃないの?』チラッ

ナツメ『……』

人形少女『何気に投げたスプーンが曲がって以来、ナツメちゃん、エスパー少女なの』クスクス

スイレン『エスパー少女?』

アセロラ『……!スイレン!あの子!』

スイレン『え?』

人形少女『クスクス』

アセロラ『お人形さんだよ!』

スイレン『な!?』

人形少女『アハハハハ』

ナツメ『……』

スイレン『ど、どういうこと?人形が喋るわけない!腹話術かなにか?』

アセロラ『アセロラに聞かれても…』

人形少女『……パパもママも友達も…みんなナツメちゃんのチカラを恐がって逃げていく…だからナツメちゃん、お友達がほしいの』クスン

ナツメ『……』コクッ

アセロラ『お友達……?』

人形少女『……もしこのバトル…ナツメちゃんが勝ったら…あなたたち、ナツメちゃんのお友達になってあげて』ゴソゴソ

人形少女『この子みたいに』スッ

人形サトシ『お、俺…いったいどうなってんだ!?』

アセロラ、スイレン『サトシ!?』

人形サトシ『? アセロラとスイレンがでっかくなってる?』

人形少女『ケタケタ』


スイレン「! サトシがフィギュアに!?」ガタッ

ホウ「お、おねーちゃんのボーイフレンドがお人形さんになってる!?」ガタガタ

スイ「あ、あの喋る女の子のお人形さん、この前のおばけ屋敷より怖いよー!」ガタガタ

アシマリ「アウー!」ヒエー

人形少女『ウフフ♪私とナツメちゃんに勝ったらゴールドバッジもあげるし、この子も人形から解放してあげるわ』ヒョイッ

人形サトシ『アセロラー!スイレンー!』ジタバタ

スイレン『サトシ!』

人形少女『……その代わり、私とナツメちゃんが勝ったら……このドールハウスの中であなたたちもオトモダチとして一生アソんであげるわ♪キャハハハハ』コト

アセロラ『……許さない』ギリッ

ナツメ『……』ポイッ

ボンッ

フーディン『フー!』

アセロラ『……フーディン…』

人形少女『ルージュラ!』ポイッ

ルージュラ『ジュラァ』ユラユラ

スイレン『それにルージュラ』

ナツメ『……』ペカー

メガフーディン『フー!!』シュオオ

アセロラ『……メガシンカした…』

人形少女『……バトルのルールは"ダブルバトル"でどう?』ケタケタ

ナツメ『……』

スイレン『ダブルバトル、か…その人形が腹話術なのかなんなのか知らないけど』ポイッ

アシレーヌ『アシー!』

アセロラ『受けて立つよ!』ポイッ

カゲボウズ『カゲー!』

人形少女『クスクス』

スイレン『アセロラ、ひとつ忠告!怖いなら私に任せてもいいよ』

アセロラ『まっさかー?こうみえてもアセロラ、ゴーストポケモンのエキスパートだよー?』

スイレン『安心した。ならやることは一つ!』ニッ

アセロラ『だね!』グッ

アセロラ、スイレン『サトシを助けてゴールドバッジもゲットする!!』

アセロラ、スイレン『ナツメちゃん!あなたに勝つ!!』ビシッ

カゲボウズ『カゲー!』

アシレーヌ『アシー!』

人形サトシ『アセロラ…スイレン……』

人形少女『クスクス』

ナツメ『…………』

▼ヤマブキシティでナツメとのダブルバトルに見事勝利し、サトシを救いだしゴールドバッジをゲットしたアセロラとスイレン

▼また、このバトル中色々あってナツメが笑顔を取り戻しメデタシメデタシなのだった

~20番水道~

ドババババ

アセロラ『ヒジュツ"ミズバシリ"最高だね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』ドババババ

アセロラ『ミミたん!そのミミたん専用のサーフボード、とっても可愛いよ』ニコッ

ミミたん『キュー////』テレッ

スイレン『サトシ!アシレーヌの乗り心地はどう?』

ナギサ『ブイブイ♪』

アシレーヌ『アシー』スイー

サトシ『ああ、すっげー乗り心地いいよ!スイレン!アシレーヌ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『////』テレッ


スイレン(あっ、これ、なんか私とサトシがデートしてるみたいでいい////)ポッ

アセロラ(こんなシーン頼んだ覚えないんだけどなー)イラッ


サトシ『…………』

アセロラ『どうしたのサトシ?なんか元気ないみたいだけど…』

サトシ『いや……ヤマブキでのこと……俺、アセロラとスイレンに助けて貰った上に、お情けでゴールドバッジ貰ったみたいで、何か情けなくて……』

アセロラ『……なーんだ、そんなことで悩んでたんだー』

サトシ『そ、そんなことって…』アセアセ

スイレン『サトシ!あの時はサトシがたまたま人形にされただけ!もしアセロラが人形になってても結果は同じだった!』

アセロラ『そうだよサトシ!スイレンが人形にされてたってアセロラとサトシでダブルバトルしてスイレンを助けてたよ!だから気にしないでサトシ!』ニコッ

サトシ『アセロラ…スイレン……』

アセロラ『それに……サトシだってあの後ナツメちゃんとバトルしてバッジをゲットしてたでしょ?』

スイレン『そうそう!サトシだってナツメちゃんに勝って正々堂々バッジをゲットしてた!だから、胸を張って!』ニコッ

サトシ『…へへっ!サンキュー!二人とも!』ニッ

アセロラ『うんうん!』ニコッ

スイレン『やっぱり太陽みたいに元気な方がサトシらしい』ニコッ

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「…………………」

スイレン(いっつも元気なサトシも勿論いいけど…)

スイレン(……涙目で落ち込んでるサトシもこれはこれで…)ゴクリ

アセロラ「スイレン」ポンッ

スイレン「」ビクッ

アセロラ「うんうん、わかるよスイレンが考えてること!」

アセロラ「なんてゆーか…これはこれですっごく可愛いよねー?」ニコニコ

スイレン「あ、アセロラと一緒にしないで!////」

ホウ「ホウたちにはわからない世界だねー」

スイ「もう少しおっきくなればわかるのかなー?」

▼アセロラたちは次なるジムのある島"グレンタウン"に向かう途中、双子島を通り、なんだかんだあって伝説のポケモンフリーザーをゲットした

アセロラ『あー、そういえばスイレン』

スイレン『なに?』

アセロラ『さっきナツメちゃんとLINEで話してたんだけどね?』

スイレン『アセロラ、ちゃっかりナツメちゃんのLINEゲットしてたんだ』

アセロラ『ポケモンリーグが終わったら集まってゆっくりお茶しようって話になったの!』

スイレン『お茶会……いいね!』

アセロラ『うん!あっ、そうだ!どうせならエリカさんも呼ぼっかな?』

スイレン『じゃあ、私はカスミ誘ってみる!』

アセロラ『いいね!リーグが終わったらみんなで集まろうよ!』

スイレン『レッツゴー!カントー女子会!』オー

アセロラ『リリエルも誘ってみる?』

スイレン『うん、いいと思う!…………あっ、そういえば私、リリエルの連絡先知らなかった』

アセロラ『よぉく考えたら、アセロラも知らないよ』

ワイワイ

サトシ『女子会かぁ……』

ピカチュウ『ピカァ』

アシレーヌ『アシー!』

サトシ『ん?どうしたアシレー………あーっ!』

サトシ『スイレン!アセロラ!』

アセロラ、スイレン『!』

サトシ『グレンが見えてきたぜ!』

~グレンタウン~

~ポケモン研究所~

変な博士『それじゃあ、化石復元までは少し時間がかかるから、その辺ブラブラしてるとヨロシ』

アセロラ、スイレン、サトシ『お願いしまーす!!』

サトシ『へへっ!にしてもさ!グレンに化石を研究してるところがあってラッキーだったな!』

アセロラ『うん!あの化石がどんなコになるのか楽しみだね!ミミたん!』

ミミたん『キュー』

サトシ『にしても…スイレンまで化石をゲットしてたとはなー』

スイレン『うん、ニビでゲットした!コハクの化石!』

アセロラ『それじゃあ…化石の復元まで少し時間がかかるみたいだし、ジムに挑戦でも…』

『おぉー!!それはーー!!』

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

カツラ『ポケモン図鑑とジムバッジ!!』

カツラ『もしかしてキミたち……ポケモン図鑑を集めながらポケモンリーグに出場する為にバッジを集めてるのかね?』

サトシ『えっと……そうだけど……』

アセロラ『……おじさん…誰?』

スイレン『なんか暑苦しい人…』

カツラ『………オホン、何を隠そうわしこそが……』

アセロラ、スイレン、サトシ『?』

カツラ『このグレンタウンジムのジムリーダー!炎のように熱く燃える男、カツラであーる!!』

アセロラ、スイレン、サトシ『えーー!?』

ピカチュウ『ピカァ』

アセロラ『お、おじさんがグレンジムのジムリーダー!?』

サトシ『マジ!?』

カツラ『マジであーる!!』エッヘン

スイレン『胡散臭い』ジトー

カツラ『う、胡散臭くはない!ほれっ!』チラッ

スイレン『! それは、グレンのジムを突破した証"クリムゾンバッジ"!?』

アセロラ『えっ!?それじゃあ、おじさん…本当にジムリーダーなの!?』

カツラ『だから何度もそう言っている!まったく、最近のジャリボーイ&ジャリガールは…』ブツブツ

サトシ『すっげー!本物かよ!』キラキラ

サトシ『カツラさん!俺たちとジム戦してください!』

カツラ『嫌じゃ』ベー

サトシ『え!?』

アセロラ『な、なんで!?カツラのおじさん!』

スイレン(自分から話を振っといて嫌って……)

カツラ『………ふふふ、わしは面白くないやつとはジム戦はせん』

アセロラ『お、面白くないやつ!?』

サトシ『スイレン!カツラさんがウケるようなギャグもってないか!?』

スイレン『え!?』

カツラ『………だが、キミたちにジム戦のチャンスをやろう』ニヤッ

アセロラ『チャンス?』

カツラ『………今からわしはグレンジムに帰り、中から鍵をかけて誰にも入れない状態にしておく』

スイレン『ジムの中から鍵を?』

サトシ『いったいどういうこと?』

カツラ『………そして、ジムの鍵はそこから見える…』チラッ

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

カツラ『ポケモン屋敷のある場所に隠してきた』

カツラ『わしとジム戦をしたければ、ジムの鍵を見つけてくることだな。ジャリボーイ&ジャリガールよ』ニヤッ

~ポケモン屋敷~

サトシ『おっ!あったぜ!ジムの鍵!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『サトシ!ナイス!』グッ

ナギサ『ブイッ!』

サトシ『へへっ!これでカツラさんとジム戦ができるぜ!』

スイレン『グレンのジムは炎ポケモン専門のジムだって聞いた!』

スイレン『水ポケモン使いの私は有利!アセロラ、悪いけど今回は私が先に……』チラッ

アセロラ『…………』

スイレン『……アセロラ?』

アセロラ『え?な、なに?スイレン?』

スイレン『……アセロラ、様子変』ジトー

サトシ『どうしたんだアセロラ?何か考えごとか?』

アセロラ『……ねぇ、ここに入ったときから思ってたんだけど…ここって昔何かの研究をしてたのかな?』

サトシ『研究……?あー、そういえばそんな雰囲気あるかもなー』ポンッ

サトシ『野生のベトベターやベトベトン、それにメタモンも出てきたし…』

スイレン『ベトベターやベトベトンはともかく、メタモンって関係あるの?』

アセロラ『……………』

アセロラ『ねぇ、サトシ。フジさんって人覚えてる?』

サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでカラカラの為に祈ってた人?』

アセロラ『うん、そう!そのフジさん!』

サトシ『あの人いい人だよなー!ポケモンに優しいし、ポケモンの笛くれたし!』

スイレン『そのフジさんがどうかしたの?アセロラ』

アセロラ『……………』

アセロラ(ポケモン屋敷で見つけた何冊かの日記……)

アセロラ(破れたり書きかけだったりしたけど、あれはきっと研究レポート……かな?)

アセロラ(……"ミュウ"に"ミュウツー"……)


ホウ「ミュウ!?ミュウツー!?」ワクワク

スイ「なにそれなにそれー?」ワクワク

アセロラ「うっふっふー!それはゲームを進めてからのお楽しみだよ?」ニコッ

ミミたん「キュー」

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『!』ピクッ

ミミたん『キュー!!』タッタッタ

ナギサ『イッブイ!!』タッタッタ

ピカチュウ『ピカァ!!』タッタッタ

アセロラ『ミミたん!?』

サトシ『お、おい!どこ行くんだピカチュウ!』

スイレン『待って!ナギサ!』

タッタッタ

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『……………』ジーッ

サトシ『ふぅー!やっと追いついたぜ!』

スイレン『ナギサ!勝手に何処にでも行っちゃダメ!迷子になっちゃう!』プクー

アセロラ『! サトシ!スイレン!あれ見て!』

サトシ、スイレン『!』

謎の機械『』オオオ

サトシ『いっ!?な、なんだ……?この機会…』ビクッ

スイレン『……カプセル?中から叩いたような後がある。ポケモンが入ってたのかな?』

アセロラ『……やっぱりここ……何かを研究してる場所の跡地だったんだよ…』

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『……………』ジーッ

謎の機械『』オオオ

アセロラ(ミュウに…ミュウツー………)

▼アセロラはひみつのカギをてにいれた

>>95
訂正
サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでカラカラの為に祈ってた人?』

サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでガラガラの為に祈ってた人?』

~グレンジム~

カツラ『さぁ……!グレンタウンジム恒例のジムリーダー挑戦権を賭けたクイズ大会!!』

カツラ『チャレンジャーはクイズに見事五問正解し、カツラさん人形を5体集められるのか!?』

カツラ『一問間違えるごとに、わしの弟子一人とポケモンバトルしてもらうペナルティ付きだぞー!!』

アセロラ『………』ゴクリ

カツラ『チャレンジャーアセロラのカツラさん人形は現在四体!運命の大五問!準備はいいかーー?』

アセロラ『はい!』

カツラ『ではラストの問題!今からチャレンジャーアセロラがバトルを行う相手は!?』

アセロラ『グレンジムのジムリーダー!カツラのおじさん!!』ピンポーン

カツラ『だ・い・せ・い・かーーい!!チャレンジャーアセロラには五体目のカツラさん人形を贈呈……!!そして…』

アセロラ『やったね!ミミたん!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

カツラ『グレンタウンジム、ジムリーダー戦スタートだ』ニヤッ

アセロラ『! カツラのおじさんの雰囲気が変わった……?』ゾクッ

ミミたん『キュー…!!』

カツラ『おぉーーっす!!わしの攻撃は熱いぞ!!やけどなおしの準備はいいかーー!!?』

アセロラ『やけどなおし……?カツラのおじさん!アセロラを甘くみてもらっちゃ困るよ!』

カツラ『!』

アセロラ『………恋も…』

サトシ『ピカチュウ!10万ボルト!!』

ピカチュウ『ピカァ!!』バリバリ

リザード『ギャー!!』ドサッ

理科系の男『リザード!!』

アセロラ『友情も』

スイレン『アシレーヌ!ねっとう!!』

アシレーヌ『アシー!!』ドババ

ガーディ『グエッ』ドサッ

火事場泥棒『ガーディ!!』

アセロラ『ポケモンバトルも!!』

ミミたん『キュー!!』グッ

アセロラ『いっつもゼンリョク!!アセロラのハートはやけどになんてなる暇がないくらいメラメラ燃えてるよ!!』メラメラメラ

カツラ『……ふっ、見かけによらず熱いなお嬢ちゃん……いや、アセロラ』ニッ

アセロラ『……お願い!ポニたん!』

ポニたん『ギャローップ!!』メラメラ

カツラ『! 蒼白色の炎を持つギャロップ……!』

アセロラ『いくよ!カツラのおじさん!!』

カツラ『……わしは面白いやつが大好きだ……アセロラ、キミの燃えたぎるハートのゼンリョクに対してわしも』スッ

ギャロップ『ギャローップ!!』メラメラ

カツラ『ゼンリョクで答えよう!』ニッ

アセロラ『……ポニたん………!!』

カツラ『ギャロップ!!』

アセロラ、カツラ『フレアドライブ!!!』

ポニたん『オオオ……!!』ボボボ…

ギャロップ『ギャロォォォ!!』ボボボ…


ドドドドド………!!!


ホウ「恋も友情もポケモンバトルもいっつもゼンリョク!!」ビシッ

スイ「アセロラのハートはメラメラ燃えてるよ!!」シャキーン

アセロラ「ちょぉ…やめてよぉ////」カァァァ

スイレン「その時はその場のノリと勢いでカッコいいセリフがいっぱい出てくるけど、いざ口に出すと結構恥ずかしい」

スイレン「アセロラ、その気持ちわかる。うん、あるある。どんまい」ポンッ

アセロラ「うぅ////」カァァァァ

▼グレンタウンでジムリーダーカツラに勝利し、クリムゾンバッジをゲットしたアセロラ、スイレン、サトシは最後のバッジをゲットすべく、トキワシティに来ていた

~トキワシティ トキワジム前~

サトシ『誰かいませんかー!!』コンコン

ピカチュウ『ピカァ!』コンコン

アセロラ『…誰もいないのかな?』

スイレン『いよいよ最後のジムだって言うのに…』ハァ

サトシ『……どうなってんだ?まさか…またカツラさんの時みたいにジムの鍵を探してこいとか……?』

アセロラ『うーん…それは無いんじゃないかな?』

スイレン『そういえば…トキワジムって暫く人が出入りしてるとこ見たことないかも…』ムゥ

サトシ『いっ!?』

アセロラ『そんなぁ…!ここまで来て…』ガクッ

老人『……』ヨボヨボ

サトシ『! 丁度いいや!あの人に聞いてみようぜ!』

サトシ『あのー!すみませーん!ここのジムって今やってないんですかー?』

老人『そんなん知るか』

サトシ『えぇ…』

アセロラ、スイレン『………………』

スイレン『どうする?』

アセロラ『一度マサラに戻ってクチナシおじさんにどうしたらいいか聞いてみよっか?』

~マサラタウン クチナシ研究所~

アセロラ『おじさーん!』ガチャッ

クチナシ『おう、久しぶりだなぁ』グダー

アセロラ『もぅ!おじさんったらまーたダラけて!』プンプン

クチナシ『…別にダラけてねぇよ。これが俺のスタイルなんだよ』

クチナシ『んで、揃いも揃ってどうしたんだぁ?ポケモン図鑑完成したのか?』

サトシ『いやぁ…それはまだ…』ハハハ

スイレン『でも、結構集まった!』

アセロラ『図鑑の完成はもう少しだけ待ってね!おじさん!』

クチナシ『あー、わかったよ。つーか、逆に丁度良かったかもなぁ』

アセロラ『え?』

スイレン『丁度いい?』

クチナシ『……お前さんらに客だ』クイッ

サトシ『客?』チラッ

『久しぶりだな』

アセロラ、スイレン、サトシ『あーーっ!!』

グラジオ『フッ』

シルヴァディ『ヴァディ!』

サトシ『グラジオ!シルヴァディ!』

アセロラ『なんでここに!?』

スイレン『サントアンヌ号でアローラに帰ったんじゃなかったの?』

グラジオ『……そのつもりだったが…何故か野生のギャラドスが大量発生してな。サントアンヌ号のアローラ行きが延期になった』

グラジオ『ついでと思い、少しカントーを風の赴くまま旅してみようと思ってな』フッ

サトシ『なぁグラジオ!だったら俺とバトルしようぜ!そのシルヴァディってポケモンともバトルしてみたいしさ!』

ピカチュウ『ピカ!』

グラジオ『悪いなサトシ。俺は今少し忙しい、また今度だ』フッ

サトシ『約束だぜ!』

グラジオ『……その様子だとお前たち、バッジは集めたのか?』

アセロラ『うん!7個集めたよ!』

ミミたん『キュー!』

スイレン『後はトキワを残すのみ!』

ナギサ『ブイッ!』

グラジオ『フッ、そうか…ということは…セキチクには行ったな?』

アセロラ『行ったけど……それがどうかしたの?』

グラジオ『セキチクにあるエーテルパーク。あれは俺の母様がアローラで経営しているエーテルパラダイスのカントー支部だ』

サトシ『え!?マジ?』

スイレン『グラジオ。実はお坊ちゃん』

グラジオ『今から俺はカントーに来たついでにエーテルパークに顔を出しにいく。ここに寄ったのは、妹から頼まれごとをしたからだ』

アセロラ『妹……?』

グラジオ『……マサラ出身のポケモン図鑑を所有するトレーナーに会ったら私の代わりにこれを渡してくれと頼まれた。だが、お前らが何処にいるのかわからなかった』

グラジオ『ならば、この研究所ならばお前たちも顔を出すんじゃないかと思い、これをクチナシ博士に預ける予定だったが……直接会えたなら運がいい。受けとれ』スッ

アセロラ、スイレン、サトシ『! これは……』

▼アセロラはグラジオからキーストーンをうけとった

▼アセロラはグラジオからメガストーン各種をうけとった


ホウ「キーストーンー??」キラキラ

スイ「メガストーンー??」キラキラ

スイレン「ここでメガストーン全種、しかも伝説や他地方のポケモンの分まで手にはいるなんて…」

アセロラ「さすがのアセロラもおくちあんぐりだよ」

グラジオ『それがあればお前たちはメガストーンを持つポケモンのチカラを限界を超えて引き出す進化…"メガシンカ"を使えるようになる』

サトシ『メガシンカ!?』ワクワク

アセロラ『メガシンカって……タケシやカスミ…ナツメちゃんが使ってたやつだよ!』

スイレン『あのチカラが…私たちにも…』ゴクリ

グラジオ『……それと…クチバの港で会った女に渡されたものだが…お前たちにやる。ポケモンリーグへの餞別だ』スッ

アセロラ『クチバの港って…』

スイレン『マツリカさんかな?』

▼アセロラはグラジオからぎんの王冠をうけとった

▼アセロラはグラジオからきんの王冠をうけとった

グラジオ『ポケモンリーグ頑張れよ。いくぞシルヴァディ』フッ

シルヴァディ『ヴァディ!』クルッ

アセロラ、スイレン『ありがとー!』

サトシ『グラジオー!次会うときはバトルしようぜー!』

ピカチュウ『ピカァ!』

クチナシ『……んで、お前たちは何しに来たんだっけ?』

サトシ『あっ!そうだった!』

アセロラ『あのねおじさん!アセロラたち…トキワのジムに挑戦しようと思ったんだけど……』

スイレン『ジムが閉まってて挑戦すらできないの。完全に八方塞がり…』ハァ

クチナシ『……トキワのジム……?』

クチナシ(………トキワのジムっていやぁ……リーダーはアイツか……)ウーン

クチナシ『……わぁーったよ。お前らはとりあえず、もう一回トキワのジムに行ってろ』

アセロラ、スイレン、サトシ『え?』

ミミたん『キュー』

~トキワシティ トキワジム~

ガチャッ

スイレン『! ジムが開いてる!?』

サトシ『クチナシさんが何とかしてくれたのかな!?』

アセロラ『さっすがおじさん!やる時はやるんだね!』

ミミたん『キュー!』

スイレン『……ジムの中はなんだか荒れてるし…いつもみたいに観戦者もジムトレーナーもいない。ちょっと不気味』ブルッ

ナギサ『ブイッ…』

サトシ『大丈夫だよスイレン!何かあったら俺に任せろよ!』ニッ

スイレン『ぁ……うん////』ポッ


ホウ「おねーちゃん相変わらずだねー」

スイ「緊張感ないねー」

スイレン「ち、ちが……!わ、私じゃなくてアセロラが…////」アワアワ

アセロラ「やだなースイレン。こんなイベント、アセロラが用意するわけないよー」

ミミたん「キュー!」

スイレン「うん、そうだね」イラッ

アシマリ「アオ…」ハァ

アセロラ『! サトシ!スイレン!奥の方から明かりが!』

スイレン『もしかしているのかな?トキワジムのリーダー!』

サトシ『きっとそうだよ!クチナシ博士が俺たちの為にリーダーに話を通しておいてくれたんだ!』

サトシ『行ってみようぜ!』

アセロラ、スイレン『うん!』

タッタッタ

サトシ『あのー!すみませーん!クチナシ博士から言われてジムに挑戦しにきたんですけどー!』

スイレン『……?誰もいない?』

アセロラ『! 見て!あそこに!』スッ

スイレン『!』

『ナーッハッハッハッハ!!トキワジムへようこそ!』

サトシ『お前らは!!』

ピカチュウ『ピカ!』

~トキワジム 外~

バサッ バサッ

リリエル『……ありがとうございます。フランソワ』

フランソワ(チルタリス)『チルッ!』

リリエル『……あれからロケット団のボスの行方を探し……僅かな情報を便りにたどり着いたのがこのトキワシティですが……』キョロキョロ

リリエル(……見たところ…ロケット団の姿も見当たらない……ですが…何やら胸騒ぎが…)タラッ

リリエル『……どちらにせよ、ボスの目撃情報がこの街であった以上、油断は禁物です!気を引き締めていきますよ!シロン!シンク!』

シロン『コン!』

シンク(カントーキュウコン)『コン!』


ホウ「ふ、フランソワにシンクー!?」キラキラ

スイ「勇者の従属ポケモンだ!!カッコいいーー!!」キラキラ

スイレン「……フランソワにシンク…このニックネーム…」ムゥ

スイレン「………アセロラ」チラッ

アセロラ「アセロラのネーミングセンスじゃないよ」フリフリ

ムサシ『ボスの言った通りね!』

コジロウ『とんで火にいるジャリンコたちだぜー!』

ニャース『ニャー!』

サトシ『お、お前らはロケット団!!』

スイレン『なんでロケット団がトキワジムに…?』

アセロラ『それに…ボスって……?』

サトシ『俺たちはトキワのジム戦に来たんだ!今お前らに構ってる暇はないんだよ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

ムサシ『なーに言ってんのよ?だからそのジム戦をやってやろうって言うんじゃない』

サトシ『は?』

スイレン『ど、どういうこと?』

アセロラ『まさか……あなたたちがこのジムのリーダーなの!?』

コジロウ『正確には代理だがな。ほれっ』キラン

スイレン『! それは…グリーンバッジ!?』

ムサシ『ボスは私たちを信頼してこのジムを預けてくれたのよ!』

ムサシ『あの生意気なメガネ女もヤマブキで失態をおかしたみたいだし、最近はいいことずくめね!』

コジロウ『俺たちの時代が来てるな!』

ニャース『ニャー!』

アセロラ『どういうことなの!!代理を任されたって……まさかこのジムの本当のリーダーは……』

ムサシ『……うっさいわねー、こっちはアンタらの希望通りジム戦をやってやろうってのよ』ポイッ

ボンッ

ニドキング『キーング!!』

ニドクイン『クイン!!』

スピアー『スピー!』

ムサシ『つべこべ言わずかかってきなさい』ニヤッ

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

コジロウ『どうだー!ボスから借りたポケモンたちだ!ビビッたか!』

ムサシ『……さらに』ペカー

メガスピアー『ピアッ!!』ブーン

サトシ『メガシンカだって……?』タラッ

ムサシ『アンタらが私たちに勝ったらこのグリーンバッジをあげるわ!』キラン

コジロウ『そのかわり!俺たちが勝ったらお前らのポケモンを置いていけー!!』

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『!!』

アセロラ『ミミたんも…ピカチュウもナギサもあなたたちなんかには渡さないよ!』

アセロラ『サトシ!スイレン!』

サトシ『おう!』

スイレン『うん!』

ムサシ『フンッ!"ください"じゃなくって"寄越せ"っつってんのよ!』

▼トキワジムリーダー代理のムサシとコジロウがバトルをしかけてきた

ムサシ『ジム戦スタートよ!ジャリンコ共!ニドクイン!ばかぢから!!』

ニドクイン『ニドォ!!』ゴゴゴ

スイレン『ナギサ!!いきいきバブル!!』

ナギサ『イッブイ!!』プクプク

ニドクイン『』ドサッ

ムサシ『な?一撃!?』

コジロウ『ニドキング!どくづき!!』

ニドキング『ニドォ!!』オオオ

アセロラ『ミミたん!かわしてぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ニドキング『』ドサッ

コジロウ『う、嘘だろ!?ボスから借りたポケモンだぞ!?』

スイレン『やったね!ナギサ!』パチン

ナギサ『ブイッ!』パチン

アセロラ『へっへー!アセロラとミミたんのコンビは無敵だよ!』

ミミたん『キュー!』


ホウ「おねーちゃんもおばけのおねーちゃんもすごーい!!」キラキラ

スイ「ナギサとミミたんつよーい!一撃だー!!」キラキラ

アセロラ、スイレン「/////」テレッ

ミミたん、ナギサ「/////」テレッ

ムサシ『う、狼狽えてんじゃないわよ!こっちにはまだメガスピアーが残ってるのよ!』

コジロウ『そ、そうだったな!メガスピアー!メガシンカしたお前のチカラをみせてやれー!!』

メガスピアー『ピアッ!!』ギラン

サトシ『ピカチュウ!!ばちばちアクセル!!』

ピカチュウ『ピィ…』バリッ

メガスピアー『!?』

ピカチュウ『カァ……』ダダダダ

ムサシ『これって…』

コジロウ『まさか…』タラッ

ピカチュウ『ヂュウーー!!』バリバリバリ

ドカーン!!

メガスピアー『』ドサッ

ヤナカンジィィィ

キラーン

アセロラ『ロケット団の人たちぶっ飛んでいっちゃった…』

サトシ『やったな!ピカチュウ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『! サトシ、アセロラ!これ!』スッ

サトシ『それは…グリーンバッジ!あいつら落としてったんだ!』

アセロラ『グリーンバッジ……』ヒョイッ

アセロラ『………ミミたん!』

ミミたん『キュー!』コクン

アセロラ『グリーンバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

▼アセロラはグリーンバッジをてにいれた。カントーのバッジをすべてコンプリート………

ドカーン!!

アセロラ、スイレン、サトシ『!!?』

サトシ『な、なんだ!?』

スイレン『壁が爆発した……?』

ユラッ

アセロラ『! 誰か………いる……?』

???『………………』

スイレン『あの煙の向こうに見える姿……ポケモン……?』タラッ

サトシ『あ、あいつがジムの壁を破壊したのか?』

???『………………』

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『』ガタガタガタ

アセロラ(ミミたんたちがあのポケモン?を見て脅えてる………?)

アセロラ『あなたは……だれなの……?』タラッ

ミュウツー『………』スッ

ブゥゥゥン

スイレン『あのポケモン、手に何かチカラみたいなのを溜めてる!』

サトシ『攻撃してくるぞ!逃げろアセロラ!』

ミュウツー『…………』ブゥゥゥン

アセロラ『う、うん……』ガタガタ

アセロラ(! あ、足が震えて動かな……)ガタガタ

サトシ『! くそっ!ピカチュウ!』

ピカチュウ『ピカァ!!』ダッ

ミュウツー『……………』ブンッ

バキッ

ピカチュウ『ヂュウ…』ドサッ

サトシ『ピカチュウー!!』

スイレン『………ナギサ!アイツを水平線の彼方までぶっ飛ばして!!』

ナギサ『イッブイ!!』ダッ

ミュウツー『…………』ブンッ

ナギサ『ブィ…』ドサッ

スイレン『そ、そんな……!?ナギサまで一撃……?』

ミュウツー『……………』ブゥゥゥン

ミミたん『キュー!!』ダッ

ミュウツー『……………』ブンッ

ミミたん『キュー…』ドサッ

アセロラ『ぁ……あ………ミミたんまでやられ……』ガタガタ

サトシ『あのポケモン……強すぎる……』タラッ

サトシ『アセロラ!スイレン!一旦逃げよう!ミミたんとナギサを持って……』

アセロラ『ぁ………あ………』ガタガタ

スイレン『………うぅ……』ガタガタ

サトシ『アセロラ………スイレン……』

ミュウツー『………………』スゥ

ボンッ!!

サトシ『……マズイ!!』ダッ

サトシ『……くそっ!!』ギュッ

アセロラ、スイレン『…………』ギュゥ


ドカーン!!

ホウ「おねーちゃんのボーイフレンドがおねーちゃんとおばけのおねーちゃんを抱きしめてるー!!」フンスフンス

スイ「うわきだー!!」

スイレン、アセロラ「サトシーー!!」

ホウ、スイ「」ビクッ

スイレン「さ、サトシが死んじゃう!!助けに行かなきゃ!!」ユサユサ

ホウ「お、おねーちゃん!テレビゆらさないで!!壊れちゃうよー!」

アセロラ「あわわ……サトシが……ど、どうすれば……!」アタフタ

アセロラ「あっ!そうだミミたん!ミミたんがゲームの中に入って……」

ミミたん「キュ!?」

スイ「落ち着いてよおばけのおねーちゃん!ゲームの話だよ!」

サトシ『……うっ…』ムクリ

サトシ『あ、あれ…?俺に生きてる…?』ボフン

サトシ『なんだ?綿?』ボフンボフン

『それはフランソワ…メガチルタリスのコットンガードです』

サトシ『!』

リリエル『久しぶりですね。サトシ』ニコッ

フランソワ『チルッ!』

サトシ『リリエル!?なんでここに?』

リリエル『妙な胸騒ぎがしたもので……』

サトシ『そ、そっか…じゃあ…リリエルのメガチルタリスがコットンガードで守ってくれたのか。ありがとな』

フランソワ『チルッ!』

サトシ『そ、そうだ!アセロラとスイレンは!?』チラッ

アセロラ、スイレン、ピカチュウ、ミミたん、ナギサ『』

リリエル『大丈夫です。みんな気絶しているだけで無事です』

サトシ『良かった…』ホッ

リリエル『論理的結論からいいますと…詳しい話は後にしておきましょう。まずは…』チラッ

ミュウツー『……………』オオオ

リリエル『…………ミュウツーをどうにかしなくては…』

サトシ『ミュウツー……?』

ミュウツー『………………』

リリエル『シロン!シンク!』

シロン『コン!』グルル

シンク『コォン!』グルル

ミュウツー『……………』クルッ

シュン

リリエル、サトシ『!』

▼野生のミュウツーは逃げたした

サトシ『………ミュウツーが何処かに飛び去ってく……?』

サトシ『と、とりあえず助かったのか…』ヘタッ

リリエル『……………』

リリエル(ミュウツーの飛び去った方角……あれは恐らくハナダの……)


ホウ、スイ「勇者だーー!!」キラキラ

アセロラ「……サトシ、良かった…」ホッ

スイレン「グッジョブ!リーリエ!」グッ

ナギサ「イッブイ!」

スイレン『………リリエルが私たちを助けてくれたんだ…』

アセロラ『ありがとう、リリエル』

リリエル『いえ』ニコッ

サトシ『………ミュウツー…か……』

リリエル『………はい。あのポケモンは…詳しいことは私にもわかりませんが、ロケット団が幻のポケモン"ミュウ"を利用して作り出したポケモンだと聞いています』

リリエル『そして…ミュウツーはロケット団の手に余る強さで手に終えず……何故ミュウツーがトキワに現れたのかはわかりませんが…』

アセロラ『ミュウにミュウツー………アセロラ、グレンのポケモン屋敷でミュウツーの研究レポートみたいなのを見たの…』

スイレン『ポケモン屋敷で……?』

サトシ『………ミュウツー……俺、難しいことはよくわかんないけどさ?なんか可哀想だな…』

ピカチュウ『ピカピィ…』

リリエル『………可哀想、ですか……』

アセロラ『……アセロラ…ミュウツーに手も足も出なかった……』

アセロラ『ただ脅えるだけで……サトシやリリエルに助けてもらっただけで……』ウルッ

アセロラ『何がポケモンリーグ……アセロラ、もっと強くなりたいよ…』グスッ

スイレン『……………』グスッ

サトシ『アセロラ…スイレン……』

リリエル『……………』

リリエル『……………トキワをあちらに進んだ先に……』スッ

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

リリエル『………カントーのバッジを全て集めた者だけが通れるゲートが。そしてその先に待ち構えるチャンピオンロード』

アセロラ『………チャンピオンロード?』

リリエル『そうです。チャンピオンロードはバッジを集めたトレーナーだけが通れる試練の場所。チャンピオンロードにいるトレーナーや野生のポケモンは別格の強さです』

スイレン『!!』

サトシ『すっげー…』ゴクリ

リリエル『………そして、更にチャンピオンロードを抜けた者だけがたどり着くことのできるポケモンリーグ本部がある場所"セキエイこうげん"』

リリエル『ここには…カントー最強のトレーナー"四天王"が待ち構えています』

アセロラ『四天王!?』

リリエル『はい、チャンピオンロードを制し、四天王を倒した暁には……』

リリエル『きっとあのミュウツーとも戦える強さになっているハズです!』

リリエル『ただ…チャンピオンロードや四天王を越えるのは一筋縄ではいかない険しき道……あなた方に挑戦する覚悟はありますか?』ニッ

アセロラ『………うん!勿論だよ!』

スイレン『元から全部突破するつもり!!』

サトシ『チャンピオンロードに四天王……ミュウツー!へへっ!燃えてきたぜ!』ニッ

ピカチュウ『ピカァ!!』

リリエル『………あなた方ならそういうと思っていました』フフッ

リリエル『………セキエイこうげんでまた会いましょう。健闘を祈ります。がんばリーリエ』クルッ

リリエル『いきますよ。フランソワ』

フランソワ『チルッ!』

バサッ バサッ

スイレン『…リリエル、行っちゃった』

サトシ『………へへっ!ワクワクしてきたな!』

アセロラ『………うん!』

アセロラ『いこうミミたん!まずは……チャンピオンロードを制覇だよ!!』

ミミたん『キュー!!』

▼こうしてトキワジムをクリアし、カントーのバッジをコンプリートしたアセロラ、スイレン、サトシは

▼セキエイこうげんに向かうべく、チャンピオンロードを目指すのであった

>>112
訂正
リリエル『そして…ミュウツーはロケット団の手に余る強さで手に終えず……何故ミュウツーがトキワに現れたのかはわかりませんが…』

リリエル『そして…強大なチカラを持つミュウツーはロケット団の手には終えず……何故ミュウツーが今になってトキワに現れたのかはわかりませんが…』

▼アセロラ、スイレン、サトシは"次はセキエイ高原で会おう"と約束し、各々別々にチャンピオンロードを攻略することにした

▼でんどういりするまでサポートトレーナーサトシは使用できません


ホウ「えー!?おねーちゃんのボーイフレンド使えないのー!?」

スイ「なんでー!?」

アセロラ「あ、アセロラにもわかんないよ……ヤマブキあたりからアセロラが知らないイベントばっかりだし……どうなってるの??」

スイレン「アセロラ」ポンッ

アセロラ「?」

スイレン「どんまい」ニヤニヤ

アセロラ「……何がおかしいのよ…」イラッ

ミミたん「キュー」


~チャンピオンロード~

▼その後アセロラはチャンピオンロードのトレーナーとのポケモンバトルや野生のポケモンのゲットを繰り返し…

コーチトレーナー『強い…』ガクッ

アセロラ『なんたってアセロラとミミたんのコンビは無敵だからねー!』

ミミたん『キュー!!』

▼途中たまたま見つけたファイヤーとバトルをしてゲットしたりして

マスターボール『』ウニウニ ウニウニ ポーン

アセロラ『ファイヤー!ゲットだぜ!』イエーイ

ミミたん『キュー!!』

▼めきめきと強くなっていった

~23番道路~

アセロラ『………うーん……ようやく抜けたねー!チャンピオンロード!』ノビー

ミミたん『キュー!』ピョン

アセロラ『ミミたん?』

ミミたん『キュー!』スッ

アセロラ『! うん、そうだね!あそこが…』

アセロラ『ポケモンリーグ!』

▼アセロラはミミたんと一緒にポケモンリーグを見上げた

アセロラ『………思えば…ここまで来るのに色んなことがあったね。ミミたん』

ミミたん『キュー』

アセロラ『………クチナシおじさんにポケモン図鑑を貰った日にミミたんをゲットして……』

ミミたん『キュー』

アセロラ『ポケモン図鑑完成とポケモンリーグ出場のバッジ集めの為にサトシと一緒に旅をして……』

アセロラ『色んな人やポケモンと出会ったりバトルしたりしたね』

アセロラ『………ジムリーダーの人やスイレンとバトルしたり…勇者と一緒にロケット団と戦ったり…』

アセロラ『通りすがりの料理人にミミたんの必殺技を教えてもらったり…豪華なお船に乗ったり…』

アセロラ『…ガラガラの幽霊に会ったり…サトシがお人形にされたり…ミュウツーに負けて泣いちゃったりもしたね?』フフッ

ミミたん『キュー!』

アセロラ『楽しいことも辛いこともいっぱい会ったけど……ミミたんやサトシ、スイレンと一緒にしたカントーの旅は…アセロラ、大人になっても……おばあちゃんになっても…一生忘れることのない、とっても素敵な思い出だよ』ニコッ

ミミたん『キュー』コクッ

アセロラ『………サトシやスイレンはもうセキエイについたのかな?』

アセロラ『ミミたん!セキエイのポケモンリーグはリリエルが言ってたカントー最強のトレーナー"四天王"との勝ち抜き戦なんだって!』

ミミたん『キュー……』ゴクリ

アセロラ『カントー最強のトレーナーって言うくらいだもん!きっとものすごく強い人たちだよ!』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『ミミたん!準備はいい?』

ミミたん『キュー!』コクン

アセロラ『いこう!』

ミミたん『キュー!!』

~セキエイ高原 四天王第一の間~

アセロラ『ここが一人目の四天王がいるお部屋…』ゴクリ

アセロラ『………お部屋の中が暗い…周りに見えるのは……星かな?』

ミミたん『キュー?』

『チャレンジャーさん。セキエイ高原第一の間、プラネタリウムにようこそ』

アセロラ『! あなたは!?』

マーマネ『僕はカントー四天王の一人、マーマネだよ!よろしくね』ニヤッ

トゲデマル『マキュキュー!』


スイレン「ブホッ!マーマネ!?」

アシマリ「アウ!?」

スイレン「な、なんでマーマネが!?カンナさんは?」

アセロラ「アセロラにもわかんないよ…言ったでしょ?アセロラ、アセロラやスイレン、サトシのこと以外はほとんどノータッチだって」


アセロラ『キミは……アセロラたちがロケット団の人たちに襲われた時に助けてくれた…』

マーマネ『うん、久しぶりだね!まさかあの時のキミが…バッジを全部集めてここまで来るとは思わなかったよ。僕とキミはこうなる運命だったのかもしれない…』

アセロラ『………』

マーマネ『この部屋を見なよ……普段暗がりが苦手な僕でも……大好きな星たちや相棒のトゲデマルが側にいると勇気がわいてくる』

トゲデマル『マキュキュ!』


スイレン「うわっ!マーマネ…すっごいナルシスト」


マーマネ『………っと、話はこれぐらいにして……そろそろ始めようか!ポケモンバトル!』

マーマネ『僕はカントー四天王の一人!今までキミが戦ってきた相手と一緒にしてたらケガするよ!』スッ

トゲデマル『マキュキュ!!』

アセロラ『それはアセロラのセリフだよマーマネ!アセロラもミミたんもあの時よりすっごく強くなったの!』

アセロラ『油断してたらおくちあんぐりだよ!!』

ミミたん『キュー!!』

▼四天王のマーマネがバトルをしかけてきた


スイレン「……BGMもアローラ四天王のだし……カントー四天王とはいったい…」

マーマネ『いけっ!メタグロス!!』ポイッ

メタグロス『グロー!』ボンッ

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』


スイレン「カントー四天王を名乗るならせめて使いなよ。カントーのポケモン」

ホウ、スイ「おねーちゃんいちいちうるさーい!!」


マーマネ『メタグロス!メガシンカ!』ペカー

メガメタグロス『グロー!!』

アセロラ『メガメタグロス……強そう……だけど…』

アセロラ『アセロラとミミたんは……チャンピオンロードの修行でそれ以上に強くなったんだよ!!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

メガメタグロス『』バタッ

マーマネ『そんな!?メガメタグロスぎ一撃で?』

アセロラ『うふふ!ミミたん!この調子でどんどんいこうよ!』

ミミたん『キュー!』

マーマネ『ジバコイル!』

アセロラ『ぽか!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

ジバコイル『』バタッ

マーマネ『ライチュウ!』

アセロラ『ぼか!』

ミミたん『キュー』スマァーッシュ

マーマネ『クワガノン!』

アセロラ『スマーァッシュ!!』

ミミたん『キュー』スマァーッシュ

クワガノン『』ドサッ

アセロラ『あーとひっとり♪あーとひっとり♪』

ミミたん『キュー♪』

マーマネ『ぐうぅ……!!こうなったら……』

マーマネ『お願い!!トゲデマル!』

トゲデマル『マキュキュ!』ダッ

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

トゲデマル『キュキュ…』ドサッ

マーマネ『トゲデマルーー!!』

▼四天王のマーマネとのバトルに勝利した


ホウ、スイ「ミミたんすごーい!!」キラキラ

スイレン「四天王まで一撃とは…ミミたん相変わらずチート」

スイレン「マーマネ。憐れ」


マーマネ『うぅ……負けたよ。キミ、強いね』

アセロラ『なんたって、アセロラとミミたんのコンビは無敵だからね!』

ミミたん『キュー!!』

マーマネ『無敵……か……ふふっ、リーリエの言った通りだ』

マーマネ『次の部屋に進みなよアセロラ。第二の四天王が待ってるよ』

アセロラ『ありがとう!マーマネ!』ニコッ

マーマネ『!』

アセロラ『いこっ!ミミたん!』スタスタ

ミミたん『キュー!』スタスタ

マーマネ『………………』

マーマネ『……今のキミは……星よりも輝いてたよアセロラ』フッ


スイレン「うわぁ……マーマネ…うわぁ…アセロラ…うわぁ…」

アセロラ「だ、だからこの辺はアセロラもノータッチだって言ってるでしょ!」

スイレン「アセロラ……うわぁ…」

~四天王第二の間~

アセロラ『ここが第二の間……なんかジャングルみたいなところだね、ミミたん』ゴクリ

ミミたん『キュー』

アセロラ『ここに二人目の四天王が……どんな人かわからないけど…気を引き締めていこうね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』


スイレン「……二人目の四天王…なんとなく予想がつく」

アセロラ「アセロラもだよ」


『第二の間……シェードジャングルエリアにようこそだよ!チャレンジャーアセロラ』

アセロラ『! あなたは!?』

マオ『久しぶりだね!アセロラ!ミミたん!』ニコッ


スイレン「やっぱり。予想通りマオちゃんか…」

アセロラ「だね」


アセロラ『あ、あなたは!ミミたんに必殺技を教えてくれた通りすがりの料理人さん!』

ミミたん『キュー!』

マオ『ふふふ……ごめんねアセロラ?通りすがりの料理人とは仮の姿なんだ……!本当は……』

アセロラ、ミミたん『』ゴクリ

マオ『カントー1の料理人にして、セキエイ高原第二の間を護る、カントー四天王の一人!!』

マオ『"四天王のアイドル"マオちゃんでーす☆』イエーイ


ホウ、スイ「えーー!?マオちゃんってアイドルだったのーー!!」キラキラ

スイレン「う、うん……」

アセロラ「そ、そうなんだね…」

マオ『アセロラ!ここまで来たら本気の本気!ゼンリョクでバトルだよ!』

マオ『私が教えた必殺技……どれだけ使いこなせたか見せてもらうね!』

アセロラ『うん!ゼンリョクでいくよ!マオ!』

▼四天王のマオがバトルをしかけてきた

マオ『フシギバナ!!やっちゃってー!!』ポイッ

フシギバナ『バァナ!!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

マオ『フシギバナ!メガシンカ!!』ペカー

メガフシギバナ『バァナ!!』

アセロラ『マオ!あの時マオに教えてもらった技……早速使わせてもらうよ!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

メガフシギバナ『』ドサッ

マオ『! 一撃!?』

アセロラ『へっへー♪』

マオ『……ふふっ…ちゃんと技を使いこなせてるみたいだね!アセロラ!ミミたん!』ニコッ

マオ『なら……これならどう!!』ポイッ

フライゴン、ヤレユータン、ラランテス『』ボンッ

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

フライゴン、ヤレユータン、ラランテス『』ドサッ

マオ『!!!』

マオ『やるねアセロラ……だったら…私も切り札を出すよ!』

マオ『お願い!アマージョ!!』

アマージョ『マッジョ!!』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

アマージョ『』ドサッ

マオ『……アマージョが……』

マオ『……お疲れ様。アマージョ』ナデ

▼四天王マオとのバトルに勝利した

マオ『……アハハ…強くなったね!アセロラ』

アセロラ『アセロラがここまで強くなれたのは……ミミたんやサトシ…スイレン…リリエル……それに…カントーのジムリーダーさんたちやおじさん、旅先であったみんなやポケモンのお陰だよ!』

アセロラ『勿論、マオも』ニコッ

マオ『……ふふっ、みんなのお陰…か…アセロラが強い理由がわかった気がするよ』

マオ『……アセロラ!ミミたん!次の部屋に進んで!戦いはまだまだこれから!油断したらダメだよ!』

アセロラ『ありがとう!マオ!』

マオ『……アセロラ!アセロラがチャンピオンになったら最高の料理を作ってあげる!だから………』

マオ『次会う時はアセロラがカントーのチャンピオン!だね!約束!』ニコッ

アセロラ『うん!約束だよ!マオ!』ニコッ

アセロラ『いこう!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』

~四天王第三の間~

アセロラ『うぅ……暑い~………』

ミミたん『キュー……』

アセロラ『……ここは……火山…かな?こんな所に三人目の四天王さんが?』

『ようこそ第三の間"ヴェラ火山フィールド"へ』

アセロラ『!』

カキ『歓迎するぜ』ニッ


スイレン、アセロラ(やっぱり三人目はカキか)ヤレヤレ

スイレン「実は…地味にキクコおばあちゃんとアセロラのゴースト対決も期待してた」

アセロラ「そんなことアセロラに言われても……」


アセロラ『カキ!?』

カキ『久しぶりだなアセロラ!シオンでは世話になったな』ニッ

アセロラ『カキが三人目の四天王だったなんてビックリだよ!』

アセロラ『カキ!あの時のカラカラは元気?』

カキ『ああ、お陰様でな』

カキ『アセロラ!アセロラとサトシは俺やホシ…カラカラの恩人だ!だが……』

カキ『こうして四天王とチャレンジャーという立場で出会ったなら話は別だ!』

カキ『シオンでの感謝も込めて……手加減なしのゼンリョクでいくぜ!!』クワッ

アセロラ『うん!そうこなくっちゃ!アセロラもゼンリョクバトルは望むところだよ!カキ!』

▼四天王のカキがバトルをしかけてきた

カキ『いけっ!リザードン!』ポイッ

リザードン『ザァドン!!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

カキ『ウオォォォ!!リザードン!メガシンカだ!!』ペカー

メガリザードンY『ザァドン!!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

メガリザードンY『』ドサッ

カキ『ノオォォォ!!リザードォォン!!』

アセロラ『へっへー!やったぜミミたん!』

ミミたん『キュー!!』


スイレン「………もう…なんて言うか、ここまで一方的だと主人公と言うより魔王に見えてくる。アセロラとミミたん」

アセロラ「////」テレッ

ミミたん「////」テレッ

スイレン「いや、そこテレるとこじゃない」

ホウ、スイ「まおーかっけーー!!」キラキラ

スイレン「カッコよくない」

▼その後アセロラとミミたんはカキのウインディ、バクガメス、ブーバーンを一撃で倒していき…

カキ『ハァハァ…やるなアセロラ…!ミミたん!』ニッ

アセロラ『ふっふっふー!アセロラとミミたんのチカラはまだまだこんなものじゃないよ?カキー!』

ミミたん『キュー!』

カキ『ふっ、それでこそ俺が認めたトレーナーだ。やはり最後はコイツしかいない』スッ

カキ『おいでませ!!』ポンッ

アローラガラガラ『ガラァ!!』

アセロラ『! そのコは!?』

ミミたん『キュー!!』

カキ『ああ……!あの時、お前やサトシに助けてもらったカラカラが進化した姿だ』

カキ『……このヴェラ火山フィールドはアローラ地方にあるヴェラ火山を元にして作っている』

カキ『どうやらここはアローラ地方のヴェラ火山と気候も同じになってしまったらしい。ここでカラカラを鍛えていたらアローラガラガラに進化した』

アローラガラガラ『ガラッ!』

アセロラ『なるほどー』

カキ『アセロラ!俺とガラガラのゼンリョク、受けてもらうぞ!!』

アローラガラガラ『ガラッ!!』スッ

アセロラ『……うん!ガラガラ!キミは一人でいなくなったお母さんを探しに行くくらい強いコだって、アセロラ知ってるよ!』

アセロラ『だから……アセロラとミミたんもゼンリョクでいくよ!』

ミミたん『キュー!!』

カキ『……ふっ、行くぞ!ガラガラ!!』

アローラガラガラ『ガラッ!!』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』


ズガガガガガ!!


スイレン「そして安定の一撃。アセロラ、容赦なし」

アセロラ「スイレン!ガラガラはゼンリョクで立ち向かって来てくれんだよ!こっちもゼンリョクで立ち向かうのが礼儀だよ!」

ミミたん「キュー!!」

アセロラ「それに、遊びも恋もポケモン勇者も常にゼンリョク!!これがアセロラのポリシーだからねー!」

ホウ「おばけのおねーちゃんカッコいー!!」キラキラ

スイ「おねーちゃんのボーイフレンドみたーい!!」キラキラ

アセロラ「えへへ////」テレッ

スイレン「わ、私もそうだし!!」

アシマリ「アオ…」

>>125
訂正
アセロラ「それに、遊びも恋もポケモン勇者も常にゼンリョク!!これがアセロラのポリシーだからねー!」

アセロラ「それに、遊びも恋もポケモンバトルも常にゼンリョク!!これがアセロラのポリシーだからねー!」

アローラガラガラ『』ドサッ

カキ『……くっ…負けたか…』

アセロラ『強くなったね。ガラガラ』ニコッ

ミミたん『キュー!』

ホシ『おにーちゃん!!』

アセロラ、ミミたん『!』

カキ『ホシ………』

カキ『……すまんホシ、お兄ちゃんとガラガラ負けちゃったよ…カッコ悪いとこ見せちゃったな…』

ホシ『うぅん、そんなことない!』

カキ『え?』

ホシ『お兄ちゃんもガラガラもとってもカッコよくて強かったよ!』ニコッ

カキ『ホシ……』ウルッ

カキ『ホシィィィィ!!』ギュゥゥゥ

ホシ『ちょ、ちょっとやめてよお兄ちゃん!!恥ずかしいよ!!』グイー

アセロラ『うんうん!美しい兄妹愛、だね!』ニコニコ

ミミたん『キュー!!』

カキ『……アセロラ、ミミたん。ナイスバトル!俺の完敗だ』スクッ

カキ『次の間に進め!最後の四天王がお前に会いたくて首をアローラナッシーにして待ってるぞ!』

アセロラ『…………?アセロラに…会いたい?』

ミミたん『キュー?』

~四天王最後の間~

アセロラ『…………アセロラに会いたがってる最後の四天王って誰なんだろうね?』

ミミたん『キュー?』

アセロラ『…………それにしてもここ…不思議なとこだね。一見洞窟にも見えるけど……』チラッ

ウツロイド『』フワー

アセロラ『…………あの野生(?)のポケモン…シルフカンパニーでロケット団のお姉さんが使ってたポケモンだよ。確か………ウルトラビースト……だったかな?』

『待っていましたよ。アセロラ、ミミたん』

アセロラ、ミミたん『!』

リーリエ『ようこそ、四天王最後の間"ウルトラスペース"へ』

シロン『コーン!』

アセロラ『え?リリエル?なんで!?』

リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しを為の仮の姿……私の本当の正体は……』

アセロラ『』ゴクリ

リーリエ『セキエイ高原カントー四天王の将!!リーリエです!!』バーン

シロン『コーン!!』

アセロラ『リリエル……いや、リーリエが……四天王……?』


スイレン「知ってた」

アセロラ「知ってた」

リーリエ『アセロラ、ミミたん!論理的結論を言いますと……私、あなたたちならばここまでたどり着くと信じていました』ニコッ

アセロラ『リーリエ……』

リーリエ『……ここからは甘えも助け合いもナシのゼンリョクバトルです!アセロラ!』

リーリエ『……私を越え……チャンピオンに……そしてミュウツーと再び戦う覚悟はありますか!!』

アセロラ『うん、勿論だよリーリエ……!アセロラはおじさんに図鑑を貰った時から決めてたの!』

アセロラ『ジムリーダーも……四天王もリーリエもスイレンもミュウツーも……まだ見たことない他の地方の強いトレーナーやポケモンもみんな倒して……』

アセロラ『アセロラは…ポケモンマスターになる!!』

ミミたん『キュー!!』

リーリエ『ポケモンマスター……ですか…』フフッ

リーリエ『ならば…論理的結論から言いますと、やることは一つ!!』キッ

フランソワ『チルッ!』

アセロラ『………お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

アセロラ、リーリエ『ゼンリョクでバトルしよう!!!』


ホウ「がんばれー!!ゆうしゃー!!」

スイ「まけるなー!まおーのおねーちゃん!!」

アセロラ「もう、アセロラ、まおーのおねーちゃんじゃないよ」クスッ

スイレン「ねぇ、まおーのおねーちゃん」クイクイ

アセロラ「スイレンが言うと嫌味に聞こえるよ」

スイレン「なんかリーリエの戦闘BGMだけ豪華なんだけど」

アセロラ「あー、これはね?確か説明書に…」ピラッ

スイレン「説明書……?」

アセロラ「えーと…この曲は…1~2小節 C3(鍵盤の真ん中のドの音)を基準の0として白鍵を1と見立て、素数23,19,17,13,11,7,5,3と音が下降します…そして…」

スイレン「長い、懲りすぎ、チンプンカンプン」

リーリエ『フランソワ!メガシンカです!!』ペカー

フランソワ『チルー!!』バサッ

アセロラ『メガチルタリス……!!』

リーリエ『フランソワ!はかいこうせん!!』

フランソワ『チルー!!』バババ

アセロラ『ミミたん!避けてぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』ヒョイッ

スマァーッシュ!!

フランソワ『』ドサッ

リーリエ『! フランソワが……やりますね!アセロラ!』ニッ

アセロラ『へっへー♪』

リーリエ『ならば……お願いします!ラ・プリス!』ポイッ

ラ・プリス(ラプラス)『ラプー!!』

アセロラ『ラプラス……』

リーリエ『このコはシルフカンパニーでロケット団に捕まっていたところを保護したラプラスです!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ラ・プリス『』ドサッ

リーリエ『ラ・プリスー!!』


スイレン「アセロラ、相変わらず容赦ないね」

アセロラ「ゼンリョクゼンリョクー♪」


リーリエ『……ならば……シャルロッテ!!』

シャルロッテ(色ウツロイド)『ロイド~』


スイレン「あっ、リーリエカラーのウツロイド」


アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュキュー!!』スマァーッシュ

シャルロッテ『』ドサッ

リーリエ『……本当に強くなりましたね。アセロラ』フッ

リーリエ『……ならば…』ポイッ

シロン、シンク『コーン!!』

アセロラ『カントーキュウコンとアローラキュウコン……!?』

リーリエ『アセロラ!これが私のゼンリョクです!!シロン!れいとうビーム!シンク!かえんほうしゃ!』

シロン、シンク『コーン!!』カチカチメラメラ

アセロラ『すごい…これがリーリエのゼンリョク…』ゴクリ

アセロラ『……こうなったら……アセロラたちもチャンピオンロードで会得したゼンリョクの奥の手を出すしかないね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

アセロラ『いくよ!ミミたん!』ピカー

ミミたん『キュー!!』ピカー


ホウ「あっ…あ~~~!!!」

スイ「まおーのおねーちゃんのあのポーズは……!!」

スイレン「……まさか、アセロラ…」

アセロラ「ふっふっふー♪」


リーリエ『……くっ!!この光は……!?』

アセロラ『ミミたん!!』ピカー

ミミたん『キュー!!』

"ぽかぼかフレンドタイム!!!"


スイレン「……まさかとは思ったけど……道具を持てないピカブイでついにやっちゃった。Z技…」

アセロラ「まぁまぁ、スイレン。これはミミたんバージョンだし、ここはメガシンカと同じような理屈ってことで一つ!ぽかぼかフレンドタイムは元々ミミたん専用Z技だしねー」

スイレン「あー、うん…」

シロン、シンク『』ドサッ

リーリエ『シロンとシンクが………』

リーリエ『……強くなりましたね、アセロラ…』フッ

アセロラ『リーリエ………』

アセロラ『……アセロラとミミたんがここまでゼンリョクを出せたのはリーリエのお陰だよ!ありがとう、リーリエ!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

リーリエ『ふふっ"ありがとう"ですか……あなたらしいですね、アセロラ』ニコッ

アセロラ『そ、そうかな?////』テレッ

リーリエ『……ともあれ、ここまで強くなったのならば…もうあのミュウツーとも互角以上に闘えるでしょう』

アセロラ『ミュウツーと……』ゴクリ

リーリエ『……ふふっ、ですが…論理的結論から言いますと、今はミュウツーの話よりも、お祝いが先ですね』

リーリエ『カントー四天王勝ち抜きバトルクリア!おめでとうございます!アセロラ!』ニコッ

アセロラ『四天王勝ち抜きバトルクリア……』

アセロラ『じゃ、じゃあ……アセロラ、カントーのチャンピオンになったの!?』

アセロラ『やったよミミたん!アセロラ、チャンピオンだよ!!』ウルッ

ミミたん『キュー!!』グッ

リーリエ『ふふっ』ニコッ

リーリエ『……アセロラ、この先の部屋に………いえ…』

リーリエ『ここから先はご自分の目で確かめてください!アセロラ』

アセロラ『うん!いこうよミミたん!』

ミミたん『キュー!』

ガチャッ

アセロラ『うふふ♪アセロラもとうとうチャンピオンかー』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『えへへ、まずはー…クチナシおじさんに報告して……って、そういえばサトシとスイレンはどうしたのかな?』

ミミたん『キュー?』

『おう、ごくろーさん』

アセロラ、ミミたん『! あーっ!!』

クチナシ『まさかアセロラがチャンピオンとはなーおどろいたぜ』

アセロラ『く、クチナシおじさん!!なんでいるの!?』

クチナシ『なんでってか?まぁ、細かいことはいいだろ』

アセロラ『もぅ!よくないよー!』プンプン

アセロラ『あっ!そうだおじさん!アセロラね、四天王に勝ってチャンピオンになったんだよ!すごいでしょー!』

クチナシ『……………』

アセロラ『………おじさん?』

クチナシ『………あー…そのことなんだが……実は…』ポリポリ

アセロラ『実は?』

クチナシ『お前より先に四天王を倒してここにたどり着いたやつがいてな?そいつを倒さなきゃチャンピオンになれないわけよ』

アセロラ『えぇ!?な、なによそれー!』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『なんだ……じゃあ、チャンピオンになったってのはぬか喜びだったんだ…』ガクッ

クチナシ『……その…なんだ…すまねぇ…』

アセロラ『いいよ……じゃあ、その人を倒せばアセロラが正真正銘のチャンピオンになれるんだね!』

クチナシ『まぁ、そうなるな』

アセロラ『その人って誰?………ハッ!まさか…』

アセロラ『クチナシおじさん!?』

クチナシ『んなわけあるか』

アセロラ『だよねー』ウフフ

『アセロラよりも先に四天王を倒したトレーナー…』スタスタ

アセロラ、ミミたん『!』

スイレン『それは私たちだよ。アセロラ』

ナギサ『イッブイ!』

アセロラ『スイレン…ナギサ……』

ミミたん『キュー』


ホウ、スイ「お、おねーちゃんがチャンピオン!?」

スイレン(予想はついてたけど…私とナギサ、なんかカッコいい登場の仕方!ちょっぴり期待)ドキドキ

ナギサ「イッブイ!」

>>128
訂正
リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しを為の仮の姿……私の本当の正体は……』


リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しをする為の仮の姿……私の本当の正体は……』

133
訂正
クチナシ『まさかアセロラがチャンピオンとはなーおどろいたぜ』


クチナシ『まさかアセロラがこの部屋までたどり着くとはなぁ…おどろいたぜ』

スイレン『……アセロラ、あれから私……強くなったの』

アセロラ『!』

スイレン『チャンピオンロードで強いトレーナーとたくさんバトルして…野生のポケモンを連鎖ゲットで経験値やあめを稼いで……ポケモンをあめで強化して…』

アセロラ『……………』

スイレン『全部、チャンピオンになる為!そして…』

スイレン『アセロラに負けないため!』キッ

アセロラ『スイレン……』

スイレン『……私、サトシが大好き!アセロラに負けないくらい!』

アセロラ『……………』


ホウ「おねーちゃんもあれくらい積極的になればいいのにねー?」

スイ「ねー?」

スイレン「よ、余計なお世話!!////」カァァァ


スイレン『……このバトルに私が勝ったら、サトシを諦めろとかは言わない!でも……』

スイレン『……ポケモンバトルも……恋のバトルもアセロラに負けるつもりはない!これっぽっちも!!』

ナギサ『イッブイ!!』

アセロラ『スイレン……やっぱりスイレンとアセロラは気が合うみたいだね?』ニコッ

スイレン『!』

アセロラ『アセロラだって同じだよ!アセロラはいっつもゼンリョクだからね!遊びも恋も…ポケモンバトルも…だから…』

アセロラ『アセロラも……ここでスイレンに負けるつもりはないよ!!』

ミミたん『キュー!!』

クチナシ『ライバルってやつか…』ヘッ


ホウ「アセロラはいっつもゼンリョクだからね!」キリッ

スイ「遊びも恋もポケモンバトルも!」キリッ

アセロラ「や、やめてよぉ!!////」カァァァ

アシマリ「アウ…」ヤレヤレ

アセロラ『……スイレン!』スッ

スイレン『アセロラ……』スッ

アセロラ、スイレン『チャンピオンになるのは私……!!』

▼チャンピオン(仮)のスイレンがバトルをしかけてきた

スイレン『カメックス!!』ポイッ

カメックス『カメー!!』ボンッ

アセロラ『ジュペッタ!!』ポイッ

ジュペッタ『ジュペー』ボンッ

アセロラ、スイレン『メガシンカーー!!』ペカー

メガカメックス『カメー!!』ゴゴゴ

メガジュペッタ『ジュペー!!』オオオ

スイレン『メガカメックス!ハイドロポンプ!!』

メガカメックス『カメー!!』ドドド

アセロラ『メガジュペッタ!シャドーボールで迎え撃って!!』

メガジュペッタ『ジュペー!!』ボボボ

ドカーン!!!

メガカメックス『』ドサッ

メガジュペッタ『』ドサッ

スイレン『メガカメックスー!!』

アセロラ『メガジュペッタ!!』

クチナシ『相討ち……か』

スイレン『……まだまだ……!!』スッ

スイレン『パルシェン!!ヤドラン!!ごー!!』ポイッ

パルシェン『パルゥ』クパァ

ヤドラン『ヤードラァン』ポケー

アセロラ『……でぶたん!!オムたん!!お願い!!』ポイッ

でぶたん『カビー』

オムたん(オムスター)『オムー』ニョロニョロ

スイレン『パルシェン!れいとうビーム!ヤドラン!サイコキネシス!』

パルシェン『パルー!!』ビビビビ

ヤドラン『ドラァン…』ムオオオ

アセロラ『……だったらこっちは……!』

アセロラ『でぶたん!メガトンパンチ!オムたんはげんしのちから!』

でぶたん『カビー!!』ブンッ

オムたん『オムー!!』ドドドド

ドババババババ

パルシェン、ヤドラン『』ドサッ

でぶたん、オムたん『』ドサッ


ホウ「す、すごいおねーちゃんたち…」ゴクリ

スイ「ご、ごかくだー…」ポチポチ

スイレン「アセロラ。なんで自分の体力を削る技を使ってるわけでもないのに相討ち?」

スイレン「しかも、操作してるのはホウとスイ」

アセロラ「スイレーン、そういうことは言いっこなしだよー」ニコニコ

スイレン「むぅ…」

スイレン『オニシズクモ!!アクアブレイク!!』

オニシズクモ『シズッ!!』バババ

アセロラ『ポニたん!!フレアドライブ!!』

ポニたん『ギャローー!!』ボボボ

ドガガガガ!!

オニシズクモ、ポニたん『』ドサッ

スイレン『……アシレーヌ!!』

アシレーヌ『アシレーヌ!!』

アセロラ『ピピたん!!』

ピピたん『ピクシー!!』

アセロラ、スイレン『ムーンフォース!!』

ピカー!!

アシレーヌ、ピピたん『』ドサッ


ホウ「ああ!アシレーヌがぁ!!」

スイ「アシレーヌー!!」

アシマリ「アウ…」ホロリ

アセロラ「えーと……ホウちゃんとスイちゃんが操作してるのは、一応アセロラなんだけどなー」ハハハ

スイレン「いつかアシマリもあんな立派なアシレーヌになって、撃とうね!ムーンフォース!」ニコッ

アシマリ「アウ!」グッ

アセロラ「ふふっ、じゃあミミたんも……」

ミミたん「キュー!」

アセロラ「……幽霊だからバトルできないっか…」

ミミたん「キュー…」ガクッ

スイレン『残るはお互いに一匹……』

アセロラ『……すっごく強くなったんだね!スイレン!』ニコッ

スイレン『うん、アセロラも!』ニコッ

スイレン『……やっぱり最後は…』

ナギサ『イッブイ!!』

アセロラ『うん、そうだね!』

ミミたん『キュー!!』

スイレン『……アセロラ!うけてみて!私たちのゼンリョク!!』ピカー

ナギサ『イッブイ!!』ピカー

アセロラ『スイレン……!その光は……』


ホウ「あ、ああ~~!!」

スイ「おねーちゃん!!そのポーズはー!!」

スイレン「まさか…」ゴクリ


ブースター、サンダース、シャワーズ、エーフィ、ブラッキー、リーフィア、グレイシア、ニンフィア『ブイッ!!』シュタッ

アセロラ『! どこからともなくブイズが!?』

ミミたん『キュー!?』

スイレン『ブイズのみんな!ナギサにチカラを!!』

ブイズ『ブイー!!』ピカー

ナギサ『イッブイ!!』オオオ

"ナインエボルブースト!!!"

ナギサ『ブイー!!!』ゴゴゴ

アセロラ『………うっ!!ナギサにすごいパワーが……』

ミミたん『キュー……』

スイレン『……ナギサ!!いきいきバブル!!』

ナギサ『イッブイー!!』プクプク

アセロラ『……!!ミミたん!!アセロラたちのゼンリョク、スイレンたちに見せようよ!!』

アセロラ『ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ドカッ!!

アセロラ『………』

スイレン『…………』

ミミたん『キュー…』ヨロッ

ナギサ『ブィ…』ドサッ

クチナシ『…勝負あったみてぇだな…』

クチナシ『カントーチャンピオン決定戦、アセロラvsスイレン!勝者はアセロラ!』

クチナシ『よって!カントーの新チャンピオンはアセロラだ!!』

アセロラ『アセロラが………チャンピオン…?』

ミミたん『キュー』

アセロラ『ミミたん………!』

ミミたん『キュー!』コクッ

アセロラ『えっへっへー!カントーチャンピオンの座!ゲットだぜ!!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

▼ライバルのスイレンに勝利した

▼アセロラとミミたんはカントーチャンピオンになった


ホウ「やったー!ついにチャンピオンだー!!」ワーイ

スイ「おめでとー!!おばけのおねーちゃん!ミミたん!」

アセロラ「えへへ!ホウちゃんとスイちゃんのプレイが上手だからアセロラとミミたんがチャンピオンになれたんだよ」ニコッ

ミミたん「キュー!」

スイレン「うぅ……」

ナギサ「ブイー……」

ホウ「あれー?おねーちゃん泣いてるー?」ニヤニヤ

スイ「おばけのおねーちゃんに負けて悔しいのー?」ニヤニヤ

スイレン「く、悔しくない!これ、ゲームの中だし!リアルポケモンバトルならアセロラに負けないし!」

ナギサ「ブイ!!」

ホウ、スイ「へぇー?」ニヤニヤ

アセロラ「スイレン!アセロラはいつでも挑戦を受け付けるからねー?」

ミミたん「キュー!!」

スイレン『ナギサ……』ウルッ

ナギサ『ブイ……』

スイレン『うぅ…負けた……!!』グスッ

アセロラ『スイレン……』

スイレン『うぅ……あ、あんなに……頑張ったのに!!』グッ

スイレン『わかってる……ナギサやポケモンたちが悪いんじゃないって……!!私がまだまだ努力が足りないんだって……!』グスッ

アセロラ『………………』

スイレン『……でも……悔しい……!』グスッ

ナギサ『ブイ……』

クチナシ『………………』

アセロラ『………スイレン!』

スイレン『………?』グスッ

アセロラ『今回はたまたまアセロラとミミたんが勝った…でも……』

アセロラ『どっちが勝ってもおかしくないバトルだったよ!そうだよね?おじさん!』

クチナシ『………ん、まぁな…』ポリポリ

スイレン『アセロラ……』

アセロラ『えへへ!だからね、スイレン!』

アセロラ『アセロラはいつでも挑戦を受け付けるよ!このチャンピオンの座でね!』ニコッ

スイレン『………うん!』ゴシゴシ

クチナシ『へっ』ニッ


スイレン「もうゲーム気が済んだでしょ?時間も遅いし、帰ったら?」プクー

アセロラ「えー?これからがいいとこなんだよー?」

ホウ、スイ「現実はかなしい」

ナギサ「イッブイ」


クチナシ『さぁてと、新チャンピオンさんよ。でんどいりの記録をとるから奥の部屋に…』

『よっしゃー!四天王倒したし、俺がチャンピオンだー!!』

『ピカー!』

アセロラ、スイレン、クチナシ『!』

サトシ『へへっ!ようやく念願のチャンピオンだぜ!』

アセロラ、スイレン『サトシ!?』

サトシ『………って、…へ?アセロラ?スイレン?』

ピカチュウ『ピカァ?』

クチナシ『………悪いな兄ちゃん、時間切れだ。たった今アセロラがチャンピオンになって、今から記録にいくとこだ』

サトシ『え?マジ!?』ガーン

アセロラ『へっへー♪』 ピース

ミミたん『キュー♪』ピース

サトシ『一足遅かったか…』ガクッ

ピカチュウ『ピカピ』ポンッ

サトシ『まぁ…でも…チャンピオンおめでとう!アセロラ!』ニッ

アセロラ『ありがとう!サトシ』ニコッ

『まだあきらめるのは早いですよ』

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

リーリエ『ポケモンリーグにはチャンピオン防衛戦というものがあります』

アセロラ『リーリエ……』

サトシ『チャンピオン防衛戦?』

マーマネ『チャンピオンに就いた者にバトルを挑んで、勝利したらその人がチャンピオンになれるシステムだよ!』

マオ『丁度今、アセロラがスイレンに勝ってチャンピオンになったみたいにね?』

カキ『まぁ、その為には……また俺たち四天王と勝ち抜き戦をしたり、色々と面倒臭い手続きや時間やチャンピオンの都合なんかもあったりするがな』フッ

アセロラ『みんな……』

リーリエ『アセロラ。チャンピオンは不動ではありません、その座に就くものはそのイスをとられまいとゼンリョクで死守し……』

リーリエ『また……その座を目指すものも死に物狂いでイスをとりにくる、そしてまた新たなチャンピオンに就いたものが同じことを繰り返す…まさに修羅の道です』

リーリエ『アセロラ、あなたにその覚悟はありますか?』

アセロラ『当然だよ!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

リーリエ『ふふっ、あなたならそう言うと思っていました』ニコッ

サトシ『へへっ!防衛戦かぁ……燃えてきたぜ!』

カキ『まぁ、サトシは四天王を勝ち抜いたし、とりあえずそこはパスだな』

サトシ『アセロラ!いつ防衛戦やってくれる?明日?』キラキラ

アセロラ『えーと……』

スイレン『私も……!近々リベンジしたい!』

マオ『アハハ…アセロラモテモテだね?』

クチナシ『たくっ!だから言ってんだろ!こっからチャンピオン就任の手続きがあんだよ!』

クチナシ『それにお前ら……ポケモン図鑑はどうした?』

アセロラ、スイレン、サトシ『あ…』

アセロラ『………まぁ、とりあえず……』

スイレン『チャンピオン戦はポケモン図鑑を集めてから!』

サトシ『ミュウツーにリベンジもあるしな!』

アセロラ『うん、だね!』ニコッ

クチナシ『おらっ!アセロラはとっとと奥の部屋ででんどいりの記録してこい!』

アセロラ『はーい!』

クチナシ『お前らは先に研究所行ってろ!パーティの用意がしてあるからな!』

サトシ『パーティ!?』キラキラ

スイレン『クチナシ博士!意外と気が利く!』ホウ

クチナシ『うるせー!お前らもいけっ!』

マーマネ『え!?僕たちもいいの?』キラキラ

リーリエ『ありがとうございます!』ペコッ

カキ『やった!ホシも呼んでこなきゃな!』

マオ『パーティ料理なら私も料理手伝おうかな!』

サトシ『よっしゃー!みんな!クチナシ研究所でパーティだー!』

スイレン、リーリエ、カキ、マオ、マーマネ『おーっ!!』

ワイワイ

アセロラ『ふふっ』ニコッ

クチナシ『たくっ…』ハァ

アセロラ『……じゃあ……いこっかミミたん?』

ミミたん『キュー!』

~~~~~♪

スイレン「あっ、エンディング!」

アセロラ「どう?ホウちゃん!スイちゃん!レッツゴー!ミミたんは面白かったかなー?」

ホウ、スイ「すっごくおもしろかったーー!!」

アセロラ「うふふ、よかった♪」ニコッ

スイレン「ようやく終わった。真・アセロラ無双。最後まで付き合った自分を褒めてあげたい」ウンウン

アセロラ「スイレーン!真・アセロラ無双じゃなくってレッツゴー!ミミたんだよー!」プンプン

ミミたん「キュー!」プンプン

アセロラ「それにね?ポケモンはでんどいりしてからが本番なの!」

アセロラ「これから先もやり込み要素がいっぱいあるの!まず、ミュウツーとのリベンジでしょ?それに……」

アセロラ「ポケモン強化はもちろん!色厳選に、ジムリーダーや色々なトレーナーとの再戦……それにチャンピオン防衛戦に伝説のトレーナー"ディア"とのバトル……」

ホウ、スイ「うんうん!!」キラキラ

スイレン「…………」

アセロラ「えーとそれから……アセロラとサトシの……ウフフフフ♪あげたらキリがないよ!」

ホウ「えー?なになにー?」

スイ「きになるー!」

アセロラ「それは………ゲームをプレイしてからのお楽しみかな?」ニコッ

スイレン「一人でやって」

ホウ「えー?ホウまだゲームやりたーい!!」ブーブー

スイ「スイもー!!」ブーブー

スイレン「ダメ!もうたくさんやったでしょ!目が悪くなっちゃう!!」

ホウ、スイ「」ビクッ

スイレン「それに、もう夜も遅い。アセロラは女の子!もうお家に帰る時間!」

アセロラ「大丈夫だよスイレン!アセロラ、今日スイレンの家に泊まっていくから」ニコッ

ホウ、スイ「やったー!おばけのおねーちゃんお泊まりだー!」

スイレン「帰って」

アセロラ「えー……じゃあ仕方ないなぁ…サトシの家にいこっか?ミミたん」

ミミたん「キュー」コクッ

スイレン「帰れ」

ホウ、スイ「おねーちゃんの顔がオニゴーリ…」ヒエッ

アシマリ「アオ…」

ナギサ「ブイ……」

アセロラ「ハァ…じゃあ帰ろっかミミたん」ヤレヤレ

ミミたん「キュー」

スイレン「まったく」ハァ

~~~~♪

スイレン「………ん?エンドロール、まだ続いてたんだ」


レッツゴー!ミミたん制作委員会

ゲームスタッフ

原案:アセロラ

音楽、音声:ロトム図鑑


スイレン「……………」


その他もろもろ協力:エーテル財団


スイレン(エーテル財団って…リーリエママの……)


ウルトラ総合ディレクター

リーリエ


スイレン「!?」

日曜日

リーリエの屋敷

リーリエ「ふぅ…休日に飲むロズレイティーは最高ですね」グビグビ

シロン「コーン!」

リリエモーン

リーリエ「ん?」

スイレン「リリえもーん!!」

ナギサ「ブイッ!」

アシマリ「アウ!」

リーリエ「スイレン!?」ビクッ

シロン「コン!?」ビクッ

スイレン「ハァハァ……リリえもん!頼みがあるの!」

リーリエ「た、頼み……ですか?と、言いますか……リリえもんって……」

スイレン「…………レッツゴー!ミミたん、アセロラと一緒にプレイした」

リーリエ「!」

リーリエ「そ、そうですか!……で?プレイした感想はどうですか?スイレン」ドキドキ

スイレン「…………」

スイレン「……勇者リリエル、カッコよかった」

リーリエ「! そ、そうですか!論理的結論から言いますと…あのカッコよさがわかるとはスイレン、見る目がありますね!」フンスフンス

シロン「コーン!」

スイレン(リーリエ、超嬉しそう…よし、もうひと押し!)グッ

スイレン「ホウとスイ、リリエルのファンになったからサイン欲しいって言ってた。将来の夢は勇者だって」

リーリエ「そ、そうですか!サインくらいならいくらでもあげます!」カキカキ

スイレン「ど、どうも…(あっ、リーリエ。すっごく練習してたっぽい。サイン)」

リーリエ「スイレン、ホウちゃんとスイちゃんに伝えておいてください!勇者は誰の心の中にも……」

スイレン「そ、その……それでリーリエ。お願いがあるの……」

リーリエ「お願い……?ああ、そうでしたねスイレン!私にできることならば何でもいってください!」ニコッ

リーリエ「何故ならば私は、アローラの平和を守る勇者……」

スイレン「……私にも作ってほしいの!」

スイレン「ゲーム!」

リーリエ「…………え?」

シロン「コン?」

一週間後

アセロラの家

スイレン「アローラ!アセロラ!」

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイッ!」

アセロラ「アローラ!スイレン!今日はいきなりどうしたの?」

ミミたん「キュー」

スイレン「うん!ちょっと」テヘッ

スイレン「あっ!スイッチ持ってきたから」ゴソゴソ

アセロラ「スイッチ?……あー!わかったー!スイレン、レッツゴー!ミミたんの続きがやりたくて来たんでしょー!」

スイレン「惜しいけどハズレ!ゲームはゲームでも」ゴソゴソ

アセロラ「?」

スイレン「こーれー!」バーン

アセロラ「………?なにも書いてない箱!」

スイレン「うん!まだあけてない!さっきゲットした(リーリエに作ってもらったのが届いた)ばっかりだから!」

スイレン「アセロラとプレイするときに一緒にあけようと思って!」ニコッ

アセロラ「………へぇー(怪しい…)」ジトー

アセロラ「………まぁ、いいや。入ってよスイレン」ガチャ

スイレン「おじゃましまーす」

ナギサ「ブイッ」

アシマリ「アウ」

アセロラ「今お菓子とお茶用意するねー」

スイレン「うん、ありがとうアセロラ!私はスイッチをテレビに繋いでおく!」カチャカチャ

スイレン(リーリエに頼んでさっきできたばっかりのゲーム"レッツゴー!アシマリ")カチャカチャ

アシマリ「アウ」

スイレン(リーリエに私が頼んだシナリオは…海で覆われたオリジナル地方をカイオーガにのりながら旅する主人公の私とアシマリとナギサ…)カチャカチャ

スイレン(そして、主人公スイレンの許嫁であるサポトレのサトシと一緒にバルーンマスターを目指しながら旅をする壮大なラブストーリー////)ウットリ

スイレン(安心して!アセロラ!アセロラもライバルとして出てるから!)カチャカチャ

アセロラ「なにニヤニヤしてるのスイレーン?」

スイレン「! べ、別にニヤニヤなんかしてない!」ビクッ

アセロラ「そうかなー?アセロラにはニヤニヤしてたように見えたよ?」ジトー

スイレン「き、気のせい!」ハハハ

アセロラ「うーん…まぁ、いいけどね?はいっ、いつも図書館に遊びに来てくれてる子のお母さんから貰ったニビあられとお茶だよ」スッ

スイレン「あ、ありがとう。アセロラ」

アセロラ「アシマリとナギサにはポケモンフードを……」

スイレン「………ん?」

アセロラ「? どうしたのスイレン?おやつ、クッキーの方が良かった?」

スイレン「い、いや……そうじゃなくって……」

スイレン「…………なんでお茶三つあるの?」

アセロラ「あー、それはねー?」

「アセロラー!」ガチャ

「ピカー!」

スイレン「!?」

サトシ「なんかすっげーゲーム手にいれたんだって!?俺にもやらせてよ!」

ピカチュウ「ピカァ!」

ロトム図鑑「ロトー」

スイレン「サトシ!?な、なんで!?」

アセロラ「うふふ、サトシも呼んでおいたの!スイレンが新しいゲーム手に入れたんなら丁度いいね!みんなでプレイしようよ」ニコッ

スイレン「よ、余計なことしないで!」

アセロラ「え?」

サトシ「…………えっと…俺、邪魔だったかな……?ごめんなスイレン」ショボーン

スイレン「い、いや……!そ、そうじゃなくって!!」アセアセ

ナギサ「イッブイ」

スイレン(ど、どうしよう……このゲーム、勢いでシナリオを考えたから…私とサトシのかなりディープなラブシーンも入ってる////)プシュー

スイレン(も、もしサトシに見られたら……嫌われ……)タラッ

サトシ「おっ!これが例のゲームか!」

アセロラ「スイレン、あけていいかな?」

スイレン「ちょ、ちょっとま……」

ロトム図鑑「いざ開封ロトー」ビリビリ

スイレン「ちょ……ロトム!」

ロトム図鑑「………ん?」ヒョイ

アセロラ「これは……」

スイレン(終わった)ガクッ

サトシ「………レッツゴー!シロン?」

スイレン「……………………」

スイレン「…………へ?レッツゴー!シロン?」

リーリエの屋敷

リーリエ「スイレン……今頃ゲーム楽しんでくれてますかね?」

シロン「コーン」

リーリエ「………さて、私はっと」スクッ

リーリエ「ふふふ!スイレンのゲームと同時進行で作って貰ったレッツゴー!シロンをいざプレイです!」パカ

シロン「コーン」

リーリエ「…………ん?これは……」ヒョイ

リーリエ「レッツゴー!アシマリ?」

シロン「コーン」


アセロラの家

サトシ「………主人公はリーリエとシロンか」ワクワク

アセロラ「あっ、このゲームの説明書があるよ?」ピラッ

ミミたん「キュー?」

アセロラ「えーと、なになに?"ある日ウルトラホールに巻き込まれ平行世界へと飛ばされた主人公リーリエとシロン"」

アセロラ「"リーリエが飛ばされた世界は人間が絶滅し、ポケモンが支配する世界だった。主人公リーリエとシロンは勇者として、世界を恐怖に陥れる魔王ポケモンを倒す為に旅に……"」

サトシ「なにそれ!おもしろそー!!」ワクワク

スイレン「……………………」

スイレン(リーリエ、私のゲームと自分のゲーム間違って渡したんだ…)

スイレン「なんにせよ助かった。私のゲームは一人でやろう。家で」ホッ

アシマリ「アオ」

ナギサ「イッブイ」


ちなみにレッツゴー!シロンは勇者リリエルとシロンが悪いポケモン相手に無双しまくるだけのゲームだったが

面白かったのでみんなで楽しめた



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