ｷｷｰｯ

「両ちゃんね。」

「全くあいつは。」

「うおっす。」

「昼前に出勤とはどういうことだ、両津。」

「ぶ、部長おお！」ﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭ!

「こら！外でうんこする奴があるか！」

「こ、これにはくさい、いや、深い訳が…。」

うんこ「」ﾌﾟｰﾝ

「あ！部長達もうんこしてるじゃないですか！」

「これはバトル用のうんこだ！お前のとは訳が違う！」

「バトル用のうんこ？」

「知らないの？両ちゃん？」

「今、うんこバトルが世界中でブームなんですよ。」

「こいつはアニメしか見ない男だからな。」

「流行に疎い部長までとは…。」

「うんこは老若男女、幅広くするものですからね。」

「スポーツよりも敷居は低いわよ。」

「うーむ、世間はわからんものだ…。」

「トップうんこバトラーは1000万円を賭けて争いますからね、スポンサー達の注目も高いですよ。」

「何！うんこが金になるのか！」ｽﾞｲｯ

「え、ええまあ…。プロは驚くほど狭い門ですが…。肛門だけに。」

「止めておけ、お前には無理だ両津。」

「そんなこと言うなら、部長のうんこと、このうんこを戦わせてみてくださいよ！」

「良かろう。少し待ってろ。」ﾃｸﾃｸ

「中川、部長、強いのか？」ﾋｿﾋｿ

「強いですよ。芯の通った正統派のうんこですね。」

「アマチュアならトップクラスよ。」

「待たせたな。ま、これで良いだろう。」

「何ですかそのタッパーは？」

「今朝のうんこだ。まだまだ鍛えていないが、これて十分だ。」

「それ、いけ。」

「いけ、わしのうんこ！」

ｸﾞｼｬﾘ

ﾋｭｯ

「ぐおおお！負けた！」

「話にならんな。ま、早めに諦めることだ。」ﾜﾊﾊ

「畜生！」

「中川！わしのうんこはなぜ負けたんだ！」

「先輩のうんこは大きさ以外、臭いも硬さも部長のうんこに負けてましたからね…。」

>>8
訂正

「ふん、避けなさい。」

ﾋｭｯ

「ぐおおお！負けた！」

「話にならんな。ま、早めに諦めることだ。」ﾜﾊﾊ

「畜生！」

「中川！わしのうんこはなぜ負けたんだ！」

「先輩のうんこは大きさ以外、臭いも硬さも部長のうんこに負けてましたからね…。」

「何！臭いだと！」

「うんこバトルは大きさ、臭い、硬さのバランスが大事なのよ。」

「例えば、見ててね。」

「うんっ…。」ｸﾞﾘｭﾘｭﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｭ

「おお、麗子が野グソをしている…。」

「女性も普通にバトルしますからね。」

「これね。戦わせてみなさい。」

「何だ、ビチグソじゃないか。楽勝だな！いけ！」

ﾋｭﾋｭ

「全然攻撃が当たらん…。」

「ビチグソは攻撃を受け流しやすいのよ。」

「経血を混ぜると粘りも出るわね。」

「わしのうんこがへばってしまった…。」

「持久戦型ですね。」

「うーむ、奥が深い。」

「今度署内で全国予選がありますよ。」

「何！わしも参加するぞ！」

「何だ、両津も参加するのか。止めておけ。時間の無駄だ。」

「くそー！見ててくださいよ！必ず勝ってみせますから！」

ｶｯｶｯｶｯ

「行っちゃった。」

「先輩は負けず嫌いだからなあ。」

「放っておけ。それより仕事だ仕事。」

大会当日

「先輩、結局どうしたんだろう。」

「諦めたんだろう。それより、便所で調整してくるぞ。」

「あ、両ちゃん！」

「ふう、間に合ったか。」

「先輩、どこへ！」

「何、ゲーマー仲間の伝でうんこバトルチャンプのところへな。」

「チャンプだと！」

「見せてやるぞ、わしの最強のうんこを！」

一回戦

「相手は両さんか、うんこバトル始めたんだな。」

「ふふふ、みたまえ、最強のうんこだ！」ﾊﾞﾌﾞﾌﾞﾘｭﾋﾞﾁﾋﾞﾁﾋﾞﾁﾐﾘﾐﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾌﾞﾘｭﾋﾞﾁﾋﾞﾁﾋﾞﾁﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘ！ﾌﾟｽﾌﾟｽﾌﾟｽｰｯ

「うおおおおおお！デカイ！」

「とんでもないサイズですね…。」

「1mは有るぞ…。」

「さあ、行け！アルティメットうんこ！」

ｸﾞｱｯ

「うお！一撃でやられた！」

「わはは！見たか！このまま優勝してやるぞ！」

「おい、止まらないぞ！」

「他の選手のうんこを吸収してる！」

「何、おい、止まれ！」

ｽﾞｳｳｳﾝ

「駄目だ！臭くて誰も近寄れん！」

「署内を埋め尽くすぞ！」

「どうするんです先輩！」

「わしはもう知らん！」ﾀﾞｯ

「おいまて！」

「葛飾署が！」

「署長、もう避難しかありません！」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

「署が…崩れていく…。」

新聞『巨大うんこ　市内を蹂躙　乾燥まで3日間暴れまわる』

「両津のクソ野郎はどこだ！」

「海外にカレーを食べに行きました！」

了

>>7
訂正

「待たせたな。ま、これで良いだろう。」

「何ですかそのタッパーは？」

「今朝のうんこだ。まだまだ鍛えていないが、これで十分だ。」

「それ、いけ。」

「いけ、わしのうんこ！」

ｸﾞｼｬﾘ