クリボー「何で俺じゃないんだよ、プリンみたいに意図的に弱くても雑魚キャラとしての原作再現出来るし、俺出せよ」

ノコノコ「プリンみたいな意図的な弱キャラはプリンで充分だから、ピチューも該当する可能性あるけど」

クリボー「一時のスーパークラウンによるクッパ姫様を代表するピーチ姫化ブームで話題となったパックンフラワー姫が原因か？」

ノコノコ「あてつけにもほどがある」

クリボー「……という事はカラーチェンジでクッパ大魔王様がクッパ姫化の可能性が微レ存……？」

ノコノコ「仮に実装されてもCV:和田アキ子だぞ」

ノコノコ「ソースはどこか覚えていないが海外だとワルイージ要望が多いとか、それを跳ね除けてパックンフラワーって」

クリボー「それに関しては俺もお前もパックンフラワーもファミコン時代からだぞ、64でポッとでの奴に参戦されてたまるか」

ノコノコ「子供からしたら充分メインはってると思うよ」

クリボー「そいつ参戦させるならファミリーコンピュータ参戦するだろ」

ノコノコ「その理屈はおかしくね」

クリボー「エアロゲイジにおける64コントローラー参戦のノリだぞ」
https://i.imgur.com/nIGmjNH.jpg
ノコノコ「俺、そのゲーム知らん」

クリボー「参戦予想とか希望とかの声にバンダナワドルディがあっただろ、星野カービィさんシリーズに」

ノコノコ「星のカービィな」

クリボー「『星のカービィスーパーデラックス』のミニゲームからそれらしき個体はいたとはいえ、元は雑魚キャラの派生だぜ」

クリボー「俺の同種の名有り個体で言ったらクリオとかフランクリ等々そういう派生がいたし」

ノコノコ「まぁいたな」

クリボー「そう、カービィシリーズの雑魚キャラ代表のバンダナワドルディが参戦するなら俺が参戦しなくてどうする」

ノコノコ「まずバンダナワドルディ参戦しないよ」

クリボー「……」

ノコノコ「……」

クリボー「俺が参戦できないのはピーチとデイジーの技の一部とはいえ、乱闘に出られる同じ菌類であるキノピオどもの陰謀だ」

ノコノコ「訳わからないいちゃもんつけてごまかすな」

クリボー「ってか貴様は同じ古参として悔しくないの？」

ノコノオ「え、『貴様』？」

ノコノコ「俺は甲羅だけとはいえ64時代からアイテムで出てるし」

クリボー「」

ノコノコ「人間キャラの次に亀キャラ多いじゃん、クッパJr.様とそのカラーチェンジとして参戦しているコクッパ様達やクッパ大魔王様」

ノコノコ「それとポケモンのゼニガメ、Mr.ゲーム＆ウォッチさんの技としても亀いるし」

ノコノコ「そんな濃い亀キャラ激戦区でやっていける自信がない」

クリボー「そう言われると亀多いな」

クリボー「よし、一緒にスッポン鍋食いにいこう」

ノコノコ「共食いさせんな」

ノコノコ「そういえばスーパーマリオRPGの時、CMでパックンフラワーが歌ってたな」

クリボー「碌な活躍ない癖に、パックンフラワー優遇はその時代から始まってたのか」

ノコノコ「そして発売前ダイレクトはあれで最後であり、最後の紹介がパックンフラワー」

クリボー「RPGの時はスーパーファミコンが四千円安くなるクーポン券ついていたな」

クリボー「そして最後の紹介がパックンフラワー、あれ、もしかしてニンテンドースイッチが四千円安くなるクーポン券ついてくるの？」スマホでスマブラ公式サイトﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

クリボー「……付いてないじゃん！　ニンテンドースイッチが四千円安くなるクーポン券付いてないじゃん！」

クリボー「何で！？　それならパックンフラワー参戦も納得できたぞ！」

クリボー「これさえあればスーパーマリオRPG再現だから、出番が少ないながら熱望の声が（参戦希望人数に対してやたら）大きいジーノ（とついでにマロ）が実質参戦を意味するといっても過言じゃなかったのに！」

ノコノコ「過言通り越して支離滅裂が過ぎる」

クリボー「そういえばセットで紹介されたガオガエンいるじゃん」

ノコノコ「いたな」

クリボー「ゲッコウガとガオガエン、ポケモントレーナーを除いた御三家タイプで草タイプだけいないのバランス悪くね」

ノコノコ「確かに」

ノコノコ「何でだろ、２匹とも悪タイプ持ちだし、悪タイプ優遇か？　否、そこまで優遇されるタイプでもないか」

クリボー「そしてパックンフラワー参戦」

クリボー「ゲッコウガ、ガオガエン、パックンフラワー……」

クリボー「実質ポケモンじゃねえか」

ノコノコ「『実質』の意味わかってるか？」

クリボー「なぁんだ、それなら納得だ、あいつポケモンだったのか！」

ノコノコ「お前が納得するならそうなんだろうな、お前の中ではな」

クリボー「よし、すっきりしたし一緒にスッポン鍋食いに行こう！」

ノコノコ「共食いさせんな言ってんだろ」

ゼフィール「ピッピカチュウ」

ブルーニャ「」

ゼフィール「ピッピカチュウ」

ブルーニャ「そこの一般兵、すぐに医者を連れてきなさい！」

ゼフィール「その必要はない」

ブルーニャ「陛下、どうされたのです、ピカチュウの耳つき帽子までかぶって！」

ゼフィール「ピカチュウのダッシュファイターとして参戦するのを期待していたが無理だった」

ゼフィール「やはり世界を開放せねばならぬ」

ブルーニャ「どちらの場合でもピカチュウのダッシュファイターは無理では！？」

ブルーニャ「単体での参戦の方がまだ希望がありますよ！」

ゼフィール「必殺モーションで雷起こしているだろ」

ブルーニャ「それだけでよくピカチュウのダッシュファイターを名乗ろうとしましたね」

ブルーニャ「ピチューで充分です、ダッシュではないようですが」

ゼフィール「だいたいFEシリーズのキャラが無駄に多いのだから、余分なFEキャラが１人２人いてもバレないだろう」

ブルーニャ「バレますよ、FEキャラ多いのは海外未発売等の様々な事情があるのです、それと自分の事余分なのとか言わないでください」

ゼフィール「少々無理があったか」

ブルーニャ「無謀です」

ゼフィール「やはりコクッパと同じカラーチェンジとしての参戦がギリギリか」

ブルーニャ「悠々とピカチュウのカラーチェンジしていきなり陛下が出たら子供のトラウマになりますよ」

ゼフィール「仕方ない、では公式体験会でピカチュウしてくる」

ブルーニャ「え、ちょっとやめ、陛下！」

ゼフィール「怖じけるな、雷以外は回転で何とかごまかしてみせるわ！」

ブルーニャ「回転だけでどうにかなりませんし外見をどう繕ってもアウトです！　誰か、誰か陛下を止めなさい！！」

ロイ（FE）（ぷはー。今日もいい天気）

イギー「ロイ、今日の夕飯を決めるコクッパ会議をまたサボるなよ」

ロイ（FE）「わざわざ丸括弧でFE表記しているだろ、嫌味かお前、眼鏡割るよ」

イギー「ごめん、誤って眼鏡の度が入ってない奴持ってきちゃって」

ロイ（FE）「事情があるなら仕方ないね、ってか毎回そんな会議してるのか」

イギー「ところで今からチーム戦だっけ、誰とタッグを組むんだい？」

ロイ（FE）「ピカチュウだよ、今から控え室」

イギー「そういえばさっきその控え室に見慣れない顔の人が入っていったよ」

ロイ（FE）「どんな人？」

イギー「金髪で髭生えていて訳わからない鉢巻みたいなのして、全裸で体を黄色く塗ったムキムキの男」

ロイ（FE）「やっぱ眼鏡に度入ってるだろ」

イギー「ばれたか」

控え室

ｺﾝｺﾝ

ロイ（FE）「ピカチュウ、今回はよろしくね――」

ピカチュウ「……」←口をガムテープで塞がれ縄で縛られている

ゼフィール「……」

ロイ（FE）「」

ゼフィール「ピッピカチュウ」

ロイ（FE）「……」

ゼフィール「……」


完