魔法少女ハヤミン第2話!「2人目の魔法少女?マジカルミナミン!」 (17)

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魔法少女ハヤミン第1話!「初めての変身★魔法少女ハヤミン!」
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キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

担任「はい、今回はここまで。気をつけて帰れよー」
 
ワイワイガヤガヤ

女子A「速水さん、もしよかったらこれから私達と喫茶店行かない?」

女子B「美味しいケーキのお店見つけたの」

奏「ごめんなさい、私は早く帰らないといけないから」

女子B「そっか……」

女子A「じゃあまた今度行こうね!」

奏「ええ。それじゃ」スタスタ

女子B「またダメだったね……」

女子A「うん、私たちもいこっか」

奏(私が魔法少女になって2週間が経った)スタスタ

フレデリカ「ねえねえ!」

奏(周囲に魔法少女だとバレることはなく、時々現れるバクシーを倒しているだけで特に変わらない日常を過ごしている)スタスタ

フレデリカ「おーい」

奏「なあに、フレちゃん」

フレデリカ「おー、聞こえてた聞こえてた。フレちゃんの存在を忘れられちゃってるのかと思ったよー」

奏「で、要件は?特になければこのまま帰ろうと思うんだけど」

フレデリカ「そうそう、この後フレちゃんの友達と会う約束があるんだけどカナデちゃんも来てくれない?」

奏「それは魔法少女のこと?」

フレデリカ「うん、カナデちゃんにとってもいい話だと思うよ!」

奏「じゃあ行こうかしら。帰っても暇だし」

フレデリカ「おっけー!フレちゃんに続けー!」タタタッ

奏「ちょっと!フレちゃん!」

女子B「ねえ、女子Aちゃん聞いた?」

女子A「うん、何もないところに話しかけてたね……」(一般人にフレちゃんは見えません)

女子B「速水さんっていわゆる不思議ちゃんなのかな……」

女子A「どうだろ、でもそうだとしてもなんか似合うね…………」

奏「クチュン!」

奏「風邪かしら……って、フレちゃーん!待って!」タタタタッ

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フレデリカ「とうちゃーく!」

奏「ここは……大学?」

フレデリカ「そうそう!ここのカフェテリアで待ってるんだって」

奏「私、制服なんだけど大丈夫なのかしら……」

フレデリカ「オープンキャンパス?的なあれだよ!」

ヒソヒソ ヒソヒソ

奏「やっぱり目立つじゃない……」

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カフェテリア

フレデリカ「あ!シキちゃん!やっほー!」

シキ「やっほーフレちゃん!そっちが魔法少女?」

フレデリカ「そうだよー!」

奏「フレちゃんと同じ猫……ピンクバイオレット の毛並みね」

シキ「あたしはシキ。もう1人魔法少女いるんだけど今は授業中だからいないよ」

奏「私は速水奏。よろしく」

シキ「よろしくね、で、女王様のことだけど」

フレデリカ「結局どうなったの?」

シキ「やっぱり体調はなかなか治らない見たい。だからアリスちゃんに王位を譲るんだって」

フレデリカ「へー……アリスちゃんはまだ子供でしょ?大丈夫?」

シキ「んー、確かにそうだけどそうは言ってられないというか。王女様いないのが1番やばいしね。アリスちゃんもやる気満々だし」

フレデリカ「アリスちゃんも女王様が心配なはずなのに必死に頑張ってるんだね……」

シキ「いや、アリスちゃんは王女様がもう長くないことは知らないよ?一人前になったと認められたから王女になると思ってるみたい」

奏「側から聞いてただけだけど、大丈夫なのそれ?まだ子供なんでしょ?」

フレデリカ「子供だからこそこういう手段をとったのかも。どのみち王位継承権をもつのはアリスちゃんしかいないし」

奏「魔法王国もなかなか世知辛いのね……魔法なのに」

シキ「まあねー……ん?」

キャ-!バケモノダ-!

フレデリカ「奏ちゃん!出番だよ!」

奏「任せてちょうだい」ビッ

フレデリカ「相変わらずルージュの引き方がざつー!」

シキ「かっこよくてあたしは好きだよ?」

マジカルチェ-ンジ!メ-イクアップ!

フレデリカ「でもなんかルージュを引くより口から流れる血を拭うぐらいの勢いじゃない?」

シキ「確かに、でもそれはそれでなんかいいね」

フレデリカ「確かに」

マホウショウジョ!マジカルハヤミン!

ハヤミン「今回の相手はアレ?初めて見るタイプね。3匹ぐらいいるかしら」

怪物「フト-!」

フレデリカ「あれはシロフウトーだよ。単体ではバクシーより弱いんだけど数が多いんだ」

シキ「これからまた増えるだろうけど気をつけてね~」

ハヤミン「こんな敵………」ミス

ハヤミン「相手に……」ティック

ハヤミン「ならないわよ!」ド-ン

シキ「おー、つよーい」

フレデリカ「でもこれからだよ!」

シロフウトー 「シロ-...」ブクブク

ハヤミン「吹っ飛ばされたシロフウトーが分裂してまた増えた……!?」

フレデリカ「シロフウトーがエネルギー切れになるまでまた分裂するんじゃないかなぁ……しらみつぶしでやっていくしかないけど頑張って!」

ハヤミン「くっ……」バシッ

ハヤミン「数が多すぎる…………このままじゃ飲まれてしまうわね……」ドカッ

??「はあああっ!」シャキ-ン

ハヤミン「あれは……槍?」

シキ「やっときた……遅かったねミナミン!」

ミナミン「詳しいことは後。ここからは私も手を貸します」

ハヤミン「了解、助かるわ」

ミナミン「ミナミン!行きます!」タッ

フレデリカ「ハヤミンは?」

ハヤミン「う……」

ハヤミン「は、ハヤミン///行きます!!!!!!!!!!」

シキ「いい声だねー」

フレデリカ「ねー。ヤケになってたみたいだけど」

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ミナミン「だいぶ片付いてきたみたい……一気に行きましょう!」

ハヤミン「了解」

ミナミン「リオースヴァルハラ!」ズバババ-ン

ハヤミン(え、なんかカッコいい)

ミナミン「そっちもやっちゃって!」

ハヤミン(言えない……マジカルスーパーパンチ!なんてあれを見た後に言えるわけない……あの時はこれもかっこいいと少しは思ってたけど格が違いすぎるわ……)

ハヤミン「ふんっ!」バチコ-ン

ミナミン「これで終わりっと、おつかれさま。最後はいい一撃だったけど名前とかつけてないの?」

ハヤミン「おつかれさま。ええ、名前は考えたことなかったわね」

フレデリカ「あれ?カナデちゃんこの前までマジカルスーパーパンチ!とか言ってなかった?」

ハヤミン「ちょ、ちょっと!」

シキ「ぷぷ……マジカルスーパーパンチ!だって」

ミナミン「え、いや、えっと、かっこいいし、かわいい?と思いますよ」

ハヤミン「無理なフォローはいいわよ……さっさとここを離れましょう。ここは人目も多いし」

シキ「はーい!マジカルスーパーパンチ!」シュッ

ハヤミン「ぐぬぬ……」

フレデリカ「フレちゃんは茶目っ気があっていいと思うんだけどな~」

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カフェテリア

奏「で、結局ここなのね」

美波「改めて自己紹介を。私は新田美波。この大学で大学生をしています」

奏「速水奏。高校生よ」

美波「高校生……えっ!」

奏「変かしら」

美波「変っていうか……大人びてるなあって。よろしくお願いします!奏さん!」

奏「よろしく。貴方の方が年上なのにさんはおかしいと思うけど」

美波「んー……でもなんだか年上って印象が抜けなくて」

奏「……まあいいわよ」

フレデリカ「はいはーい!そろそろフレちゃんにも話させてね!」

美波「シキちゃんは?」

フレデリカ「寝ちゃった」

奏「寝るって……いいのそれ」

フレデリカ「いいのいいの、たぶん」

美波「たぶん……」

フレデリカ「それで、これからだけど怪物と戦うときは2人で戦って欲しいなって」

美波「2人で?」

フレデリカ「そう!最近強い怪物も増えてきてるみたいだし、念のためね。2人の方が早く終わるだろうし」

奏「今日なんて数の多すぎて困ってたから美波が来てくれて助かったわ」

美波「私こそ授業で遅れてたのを持ちこたえてくれてありがとう」

フレデリカ「はいはいそこまで。で、2人ともまだ初対面だし仲を深めるためにも遊びに行ったりしてみたらどうかな?2人のコンビネーションは大事だよー?」

奏「2人で……」

美波「遊びに……」

第2話 おわり

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次回予告


こんばんは、新田美波です!
フレちゃんの提案でショッピングモールに遊びに来た私と奏さん。いろんな服を見たり、映画を観てカフェで一息ついたり楽しんでたんだけど、そこに怪物が現れて……?こんな奴らに私たちの邪魔はさせない!
次回!魔法少女ハヤミン第3話。
「ドタバタ大騒ぎ!?怪人イチミスの恐怖!」
美波、行きます!

以上で2話終了です
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