姉「同級生の弟持ち女子は皆イタズラしてるらしいですよ？」

弟「それはお姉ちゃんの周りがおかしいだけです」

姉「というか去年も弟君にイタズラしましたよね？」

弟「周りの友達に聞いたらおかしいと言われました」

姉「それは弟君の周りがおかしいだけです」

弟「インターネットで調べてみたのですがどうやら子供たちが仮装してお菓子を貰うイベントらしいですよ？」

姉「日本のハロウィンは違います。パリピがパリナイにパリピるイベントです」

弟「では僕にイタズラする必要は無いですね？」

姉「…我が家のハロウィンではそういうしきたりなのです」

弟「急に世界観が狭くなりましたね」

姉「とにかく今日は有無を言わずお姉ちゃんにイタズラされてください」

弟「分かりましたって言うと思いますか？」

姉「もういいですか？弟君にイタズラしたくてあそこがビチョビチョです」

弟「今日は雨降ってませんよ？」

姉「弟君はウブですねもうすぐ分かる時が来ます」

弟「一生分かりたくないです」

姉「そういう弟君は昨日スプラッシュしてましたね」

弟「なぜ知っているんですかいくらなんでもプライバシー無さすぎだと思います」

姉「弟君のことならなんでも知ってますよ、とにかくお姉ちゃんはもう限界なのですこのために1ヶ月ひとりエッチを我慢しましたからね」

弟「身内の性事情とか聞きたくないです」

姉「お姉ちゃんの事ならなんでも聞いていいですよ？オカズにしてるものとか」

弟「昨日のおかずはハンバーグでしたね美味しかったですよお姉ちゃん」

姉「ありがとうございます弟君、隠し味が効いたのですね、ちなみに隠し味は…」

弟「ちょっと待ってくださいなにか不穏な雰囲気を感じるので言わないでください」

姉「あら、一応食べられるものですよ｣

弟「とにかくもう遅いので寝ましょう」

姉「それは誘っているってことですか？大胆になってくれてお姉ちゃん嬉しいです」

弟「…」ｽﾀｽﾀ

姉「あっ待ってください無視しないでくださいお姉ちゃん死んでしまいます」

弟「とりあえずその…悪魔？のコスプレは着替えてください」

姉「これはサキュバスです、お姉ちゃんの生着替えが見たかったのですか？仕方ないですね」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

弟「今更お姉ちゃんの着替えを見ても何も思わないですよ」

姉「弟君顔赤くなってますけど」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

弟「こっこれはお風呂上がりですので…不可抗力です、」

姉「はい、パジャマに着替えました。うふふ、そういうことにしておきます」

弟「…もう寝ましょうおやすみなさい」

姉「待ってくださいまだイタズラしていません」

弟「しなくていいです明日も学校なんですから早く寝ないと寝坊しますよタダでさえお姉ちゃん起きないのですから」

姉「仕方ないですね、あっ最後に弟君」

弟「はいなんでしょう」

姉「壁ドンって知っていますか？」

弟「壁殴りでしたっけ」

姉「うーん間違ってはないですが、実際にやってみましょう」ﾄﾞﾝｯ

弟「…えっ、これは」

姉「壁ドンです本来は男性がやるんですが」

弟「この前女先輩さんに似たようなことされました」

姉「…それは初耳です、それにその女先輩ってお姉ちゃんの友達じゃないですか、それはいつのことですか？」

弟「この前ハロウィンケーキを作ろうって我が家に皆さんが集まったときですよ、最初はカツアゲかと思いました、その…ほっぺにキスをされましたが、、、もういいですか？離れてください近いです」

姉「…」

弟「あのお姉ちゃん？ほんとに近いです流石に照れます」

姉「お姉ちゃん怒りました。実力行使です…んっ」ﾁｭｰ

弟「！」ﾁｭｰ