百田「宇宙王にオレはなる!!」 (45)

希望、絶望。 かつてこの世の全てを手に入れた男……宇宙海賊王、カムクライズル。 彼の死を機に全惑星の人々は宇宙へと駆り立てた!!

世は正に大宇宙海賊時代!!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1540042733

百田・D・解斗は宇宙王になる為に惑星ラフテルへと向かう。
その途中、マフィア狩りの星、宇宙海賊専門の暗殺者の春川、自称1万人の部下がいるという王馬、男死禁制レストラン副店長の茶柱、ヒトヒトの実を食べたアジの夢野、謎多き女性東条、変態鉄屑を仲間にした。

果たして一向が次に向かう惑星は……?

キーボ「ちょっと待ってください!! 最後の変態鉄屑って誰の事ですか!!?」

百田「テメーら!! もうすぐ新世界だ!! 気を抜くんじゃねえぞ!!」

春川「そういうあんたもね」

東条「……!! 待って、周りが変だわ」

星「これは……霧か?」

百田「はぁ!? 宇宙に霧だと!!?」

キーボ「もしかしてこれが……フロリアントライアングルなのでは?」

茶柱「ええっ!? 宇宙船が行方不明になるっていうあの!!?」

王馬「にしし!! つまらなくない事が起こりそー!!」

夢野「なんでお主はそんなに嬉しそうなんじゃ……」

~♪

春川「!! ピアノの音……?」

キーボ「宇宙で音は聞こえない筈じゃ……」

夢野「そういうツッコミはなしじゃ」

茶柱「見てください!! あそこ……宇宙船がありますよ!!」

東条「中に……誰かいるわ!!」

赤松「ビンクスの酒を……」

百田「……!!」

赤松「届けに……行くよ……」

百田「ぎ……」

百田「ぎゃあああああああ!!! 金髪の骸骨がピアノ弾いてるうううううううう!!!」

王馬「面白そう!! 行ってみようよ百田ちゃん!!」

百田「馬鹿!! 引き返すんだよ!!」

赤松「こんにちは!!」

百田「向こうから近づいてきたああああああああああああ!!!」

春川「あんたさっきから五月蝿い」















星「ヨミヨミの実……?」

赤松「そう!! けど自分の身体を見つけた時はもう白骨化していて……」

キーボ「成る程……それでその姿で喋れるという訳ですね」

夢野「ウチの魔法のお陰じゃな」

茶柱「流石です夢野さん!!」

王馬「赤松ちゃん、影がないのはその能力の所為なの?」

百田「!! ぎゃあああああああ!!! 影がねえええええええええ!!!」

春川「だから五月蝿いってば」

赤松「ううん、それとは別で……ある人に影を奪われたの」

キーボ「それは誰ですか……?」

赤松「……白銀つむぎ」

東条「!!!」

星「どうした東条」

東条「白銀つむぎは……王下七武海の一人よ」

茶柱「ええっ!!?」

赤松「彼女を倒さないと……影が返って来ないし……このフロリアントライアングルからも出られないよ!!」

夢野「んあー……めんどい事になったのう」

キーボ「その白銀つむぎはどこに……?」

赤松「あそこに惑星が見えるでしょ? 白銀つむぎはそこにいるよ」

百田「……」

百田「おし!! 決めたぜ!!」

春川「百田……?」

百田「白銀をぶっ飛ばす!!」

百田「宇宙王になるんだったらいずれは倒さねーといけねーしな!!」

百田「赤松!! テメーの影……オレ達が取り戻してやるぜ!!」

赤松「ありがとう!! あの惑星にはお化けがいるから気をつけてね!!」

百田「……つーわけでテメーら頼んだ!!」

春川「あんたも来るの」

スリラーバーク

白銀「私は白銀つむぎ!! 懸賞金は元5億3千万!! 好きな言葉はフィクション!!」

白銀「カゲカゲの力を使って色んな人をコスプレするのが趣味なんだ!!」














ソニア「模擬刀の先制攻撃だべ!!」

十神「宗方ぁ……///」

最原「私は君を信じてるから……だから君も君自身を信じてあげてよ!!」














白銀「宇宙船がやってきた!!?」

白銀「しかも……あの百田・D・解斗!!?」

白銀「……ふふ。 それは大物だね」

白銀「彼の影を抜き取って……あの子にコスプレさせてあげるんだから!!」

白銀「3怪人達!! 百田を攫って来て!!」

アンジー「アンジーのホロホロの力にお任せー!!」

真宮寺「姉さんの友達になりそうな人がいるか……楽しみだネ」

天海「この世から砲丸なんてなくなればいいんす」ブン!!

入間「痛い!! もっと!!///」

百田「……」ガグガクブルブル

春川「今まであんたに引っ張られた私達があんたを引っ張るなんてね……」

百田「う、うるせえ!! 怖えもんは怖えんだよ!!」

王馬「あ!! 百田ちゃんの後ろに幽霊!!」

百田「おわあああああああああああ!!!」

星「……いねぇじゃねえか」

王馬「うん!! 嘘だよー!!」

百田「ふざけんじゃねぇ王馬!!」

スウウ……

百田「!!!」

茶柱「ほ、本当に幽霊が!!」

百田「……ふざけてんのはオレの方だ」

キーボ「百田クン……?」

百田「船長のクセに……お化けなんかにビビりやがって……」

百田「オレみたいな奴はいない方がいいんだ……死のう」ズーン

茶柱「そこまで自分を責めなくてもいいんですよ!!?」

東条「……どうやらこのゴーストが原因のようね」

赤松「そうだ!! 白銀の部下にはゴーストを操る人がいるんだった!!」

夢野「そういうのは早く言わんか……」

スウウ……

夢野「アジですまぬ……」ズーン

茶柱「夢野さああああああん!!!」

王馬「にししし!!! つまらなくない物見れた!!」

夢野「んあー!! 五月蝿いわい!! お主もあのゴーストにやられればいいんじゃあ!!」

スウウ……

夢野「誰かウチを焼いて食べてくれぬか……」ズーン

茶柱「夢野さあああああああん!!!」

王馬「夢野ちゃん……!! 腹痛いから……!!」バンバン!!

スウウ……

王馬「つまらない人間ですいません……」ズーン

東条「……バチが当たったわね」

赤松「見えた!! あの城に白銀はいるよ!!」

星「じゃあ……行くとするか」

春川「……ねぇ」

茶柱「何ですか春川さん?」

春川「百田はどこ?」

シーン……

茶柱「あれ!!? さっきまでいたのに!!?」

東条「もしかして……私達の知らない間に罠にハマったのかしら」

入間「テメーらのとこのボスはオレ様が作ったゾンビが拉致ったぜ!!」

王馬「うわ!! なんだあの豚!!」

入間「ブヒィン!!///」

赤松「白銀の部下、3怪人の一人……入間美兎だよ!!」

赤松「ここにいるゾンビは全部彼女が作ってるの!!」

入間「テメーらはこの先にはイカせねーよ!! オレ様がイカしてやるぜ!!」

茶柱「どっちなんですか!!?」

王馬「……ふーん、つまらなくなさそうだね」

王馬「……こいつはオレがやるからさ。 みんなは百田ちゃんを探しに行きなよ」

キーボ「王馬クン……」

東条「私も残るわ」

星「東条……?」

東条「彼……メイドの格好をしているもの」

天海「……」

夢野「似合わんな……」

東条「最強のメイドになるには……彼を見過ごす訳にはいかないわ」

茶柱「そんな野望があったんですか!!?」

東条「王馬くん……私も残っていいわよね?」

王馬「好きにすればー?」

春川「……行こうみんな」ダッ

キーボ「はい!!」

星「東条……死ぬなよ」

東条「……依頼として受け取るわ」

城の中

赤松「ここにもゾンビがいると思うから気をつけて!!」

春川「来ても斬るだけだよ」

星「頼もしいな」

茶柱「夢野さんは転子がお守りしますよ!!」

キーボ「……ちょっと待ってください、その夢野さんが見当たりませんが」

茶柱「はいっ!!?」

茶柱「ゆ、夢野さん!!? どこに行ったんですか!!? 夢野さーーん!!!」

キーボ「夢野さんもゾンビに攫われたのかもしれませんね……」

茶柱「……おのれ男死!!」

キーボ「いや、攫ったのが男子と決まったわけでは……」

茶柱「キエエエエエエエ!!!」ドゴォン!!!

春川「茶柱!!?」

茶柱「皆さん!! 転子は夢野さんを探しに行きます!!」

茶柱「だから百田さん探しは任せました!!」

茶柱「待っててくださいね夢野さーーーーーん!!!」ダッ

キーボ「行ってしまいました……」

赤松「だ、大丈夫かな……」

星「……夢野探しは茶柱に任せて……俺達は百田探しに専念しよう」

春川「……そうだね、茶柱も強いから心配いらないね」

春川「……」タッタッ……

星「……」タッタッ……

キーボ「……」タッタッ……

赤松「……」タッタッ……

アンジー「みーつけた!!」

春川「!!」

赤松「3怪人の一人……夜長アンジー!!」

アンジー「ここから先は通さないよー!! それー!!」ゴオオ

キーボ「さっきのネガティブゴースト!!」

星「あいつだったのか……」

スウウ……

春川「!!!」

春川「誰か……私を殺して……」ズーン

星「人殺しが……何堂々とシャバの空気吸ってんだ……」ズーン

赤松「ピアノしか取り柄なくてすいません……」ズーン

キーボ「皆さん!! 大丈夫ですか!!?」

アンジー「あれれー? お前には当たってなかったのかなー? じゃあもう一回!!」ゴオオ

スウウ

キーボ「……」

キーボ「……?」

アンジー「おかしいなー。 アンジーのゴーストがすり抜けた人はネガティブになるのにー」

キーボ「……!! 今……『すり抜けた人』って言いましたよね?」

アンジー「言ったよー」

キーボ「……」

キーボ「ボクは……人ではなくロボです!!」ドン!!

春川「キーボ……」

キーボ「皆さん、彼女はボクが相手します」

キーボ「その間に……百田クンをお願いします!!」

星「……頼んだぜ」

アンジー「そっかー。 ネガティブ効かないのかー。 神ってるねー」

アンジー「そんなお前には……バチを与えないとねー」

キーボ「……負けませんよ!!」

赤松「キーボくん、大丈夫かな……」タッタッ

星「あいつはやる時はやるやつだ。 心配いらねえよ」タッタッ

ゾンビ「……」ゾロゾロ

星「!! おいおい、こんかにいやがるのかよ」

春川「赤松……あんたは戦えないから私達の後ろに」

赤松「わ、分かった!!」

春川「行くよ星」

星「ああ」

ザシュ!! ザシュ!! バコーン!!

赤松「す、凄い!! 二人ともこんなに強いなんて……」

最原「……」ポロロン

赤松「……!! ピアノを弾いてるゾンビ……?」

最原「初めまして……私」

最原「この狂った物語の……主人公さん」

赤松「もしかして……私のコスプレ!?」

星「どうした赤松」

赤松「あのゾンビ……私にコスプレしている!!」

赤松「もしかしたら……倒せば影が返ってくるかもしれない」

春川「じゃああいつを倒して」シャキ……

赤松「待って!! 私にやらせて!!」

星「あんた……戦えるのか?」

赤松「私が死んだ原因はね……ピアノなの」

春川「ピアノ……?」

赤松「そう、ある人のピアノの音色を聴いて……感動しすぎて死んじゃったの」

春川「……随分と間抜けな死に方だね」

赤松「私の影が入ってるなら……ピアノの音色で倒せるはずだよ!!」

赤松「だから貴方達は……先に行って!!」

星「……あんたの決意、無駄にするわけにはいかねえな」

星「行こうぜ春川」

春川「……分かった」ダッ

赤松「さぁ勝負だよ……私!!」

最原「……」

春川「はぁ……はぁ……」タッタッ

星「どこにいるんだ百田は……」タッタッ

春川「……!!!」

百田「」

春川「百田!!!」

星「影が……抜かれてやがる……」

春川「百田!! 起きて!!! 百田!!!」

百田「……!!!」

春川「起きた……よかった……!!」

百田「ハルマキ……? なんでここに……?」

百田「……!! 白銀!!! 白銀はどこだ!!!」

星「俺達も今探してるところだ」

星「あんた……白銀に影を抜かれたんだな」

百田「ああ、早くしねーと……バケモノが産まれちまう!!」

春川「バケモノ……?」

白銀「もう遅いよ!!」

春川「白銀!!」

星「遅いってのは……どういう事だ?」

白銀「百田の影は……もういれたんだよ!!」

白銀「伝説の巨人……ゴン太にね!!」

ゴン太「……」ゴゴゴゴゴ

百田「!!!!」

春川「な、何あれ……」

星「でかいなんて……レベルじゃねえぞ」

ゴン太「宇宙に轟く……百田解斗だぜーーーーー!!!」

ドゴオオオオオン!!!

一方

入間「テメーらなんてオレ様の出る幕じゃねえ!! やっちまえ天海!!」

天海「……」バキ!! バキ!!

入間「ちょ、砲丸割ってる場合かよ!!? つーかすげえ力だなおい!!」

天海「砲丸と一緒に図書室もこの世からなくなればいいんす」バキ!! バキ!!

入間「図書室になんの恨みがあるんだお前!!?」

王馬「王馬~~スペル!!」

入間「!!!」

王馬「肉便器としてしか生きられない女!!」

入間「ああん!!///」

王馬「異性に異性と見られない女!!」

王馬「クソダサファッション!!」

入間「もう……やめて……///」

王馬「存在自体が世界の癌!!!」

入間「あああああああああん!!///」

天海「……」バキ!! バキ!!

ガン!!

天海「ぐはっ!!?」

東条「ご主人様にやれと言われたのにやらないなんて……」

東条「ご主人様の言う事が聞けない貴方は……メイド失格よ」

一方

赤松「……」ポロロン

最原「ガハッ……」

最原「本当に……成長しちまいやがった……この演奏中に……」

最原「次は……超宇宙級のピアニストでも目指すってのか?」

赤松「……そりゃ私には勿体ないよ」

最原「……はは」

最原「……参ったぜ」バタッ

赤松「……!!」

赤松「やった!! 影が戻った!!!」












アンジー「キーボはね……もう戦わなくていいんだよ?」ギュウウ

アンジー「ずっーと……ここにいよう」

キーボ「はい……分かりました」

一方

茶柱「夢野さーーん!!」ガチャ

茶柱「この部屋にもいない……」

茶柱「どこにいるんですか夢野さーーん!!」ガチャ















夢野「……」

真宮寺「クックックッ……ウェディングドレス姿、お似合いだネ」

真宮寺「僕はね……殺す前はこの格好をさせるって決めてるのさ」

真宮寺「さぁ……あの世に送ってあげるヨ!! 姉さん、待っててネ!!」

茶柱「はああああああああああ!!!」

ドゴォン!!

真宮寺「ぐはぁ!!!?」

真宮寺「くっ……見つかったみたいだネ」

茶柱「夢野さん!! 大丈夫ですか!!?」

夢野「……」

茶柱「えっ!!? 天使!!!?」

茶柱「……は!! 違いました!!! ウェディングドレス姿の夢野さんが可愛すぎるあまりつい……」

真宮寺「無理もないよ……彼女は天使そのものだからネ」

茶柱「やはりこんな事をするのは……男死だったんですね!!」

真宮寺「クックックッ……君も姉さんの友達にしてあげるヨ」

真宮寺「僕の……スケスケの力でネ」

茶柱「!!!?」

スウウ……

茶柱「……はっ!!」

ガシッ

真宮寺「なっ!!?」

茶柱「透明になる前に……掴む事ができてよかったです」

茶柱「あなたは……転子の夢を奪いました」

真宮寺「夢……?」

茶柱「もし悪魔の実があったら……転子はスケスケの実が欲しかったんです!!」

茶柱「それがあれば夢野さんを襲って……いや、転子が強くなれたのに!!」

茶柱「許せません!! キエエエエエエエ!!」ドゴオオン!!!

真宮寺「ぐわああああああ!!!」

夢野「んあ……?」

茶柱「夢野さん!! 目が覚め……」

茶柱「……えっ!!? 天女!!?」

夢野「転子……ウチはさっきまで……」

夢野「というか何故ウチはウェディングドレスなんか着てるんじゃ……?」

真宮寺「」

茶柱「夢野さん、あの男死に殺されるところだったんですよ!!」

夢野「んあっ!!?」

茶柱「兎に角怪我がなくてよかったです!!」

夢野「お主が助けてくれたのか……ありがとのう」

茶柱「……ところで夢野さん」

夢野「なんじゃ?」

茶柱「その服はつまり転子と結k夢野「違うわい」

こうして3怪人との戦いはキーボ以外は全員勝ったのだった。

王馬「さてと、オレ達も春川ちゃんと合流しないとね」

東条「ええ」

ドゴオオオオオン!!!

東条「今の音は……?」

王馬「面白そう!! 行ってみようよ!!」












茶柱「向こうから音が!! 行きましょう夢野さん……ゴフッ!!!」

夢野「お主、鼻血が出ておるぞ」













赤松「春川さん達に何かあったのかな……兎に角行ってみよう!!」

東条「確かこの辺りに……」

茶柱「あ!! 東条さん!!!」

王馬「オエッ!! 夢野ちゃん何その格好!!? 全然似合わないよ!!?」

夢野「んあー!! 好きで着てるわけじゃないわい!!」

赤松「ねえ、百田くんは!!?」

ゴン太「うおおおおおおおおお!!!」

茶柱「!!!」

ゴン太「宇宙に轟く百田解斗だぜーーーーーー!!!」

赤松「も、百田くん!!?」

東条「まさか……あの巨人が……百田くんにコスプレさせられたとでもいうの?」

白銀「その通り!!」

夢野「白銀!!」

赤松「巨人のお腹の中に……」

白銀「貴方達の船長はもうボロ雑巾だよ!!」ポイッ

百田「」

春川「」

星「」

茶柱「百田さん!!」

東条「そんな……春川さんに星くんまで……」

白銀「さあ……今度こそ私の時代が始まるよ!!」

白銀「私が……宇宙王になるんだよ!!」

夢野「ウチらは……どうすればいいんじゃ」

葉隠「諦めちゃダメだべ!!」

夢野「んあっ!!?」

東条「あなたは……?」

葉隠「俺はこの辺でゾンビに入り損ねた影を売ってる男だべ!!」

葉隠「この影をあそこの顎髭の兄ちゃんに入れれば……たちまち強くなるべ!!」

赤松「本当!!?」

葉隠「おっと!! ただとは言わねーぞ!! 影一体10万!! 合計1000万だべ!!」

王馬「ふーん……ただじゃないんだ」

葉隠「当たり前だ!! こちとら借金抱えてんだからな!!」

王馬「……オレさ、構成1万人の組織の総統やってるんだよね」

王馬「キミに金貸してる業者とも繋がりあるんだけどなー」

葉隠「なっ!!?」

王馬「そのよしみでタダとかにしてくれないんだー……」

葉隠「も、勿論タダだべ!! 全部あげるべ!!」

王馬「サンキュー♪」

東条「……流石ね」

王馬「ほら百田ちゃん!! あと頑張って!!」

ゴボボボボボボ

百田「!!!」

赤松「影が全部……百田くんに入っていく!!」

百田「お……お……」

百田「おおおおおおお!!!」ムキムキ

夢野「んあーっ!!?」

茶柱「百田さんが……巨大化しました!!」

百田「希望は前に進むんだ!!!」

百田「けどいいのかな……ボクみたいなクズなんかがこんな能力を授かって」

茶柱「誰ですかこの人!!!?」

東条「色んな人格が混ざってるみたいね……」

白銀「影100体!? そんな事しても……無駄だよ!!」

白銀「やっちゃってゴン太!!」

ゴン太「宇宙に轟く百田解斗だぜーーーーー!!!」

百田「うおおおおおお!!!」

ドゴオオオオオン!!!

ゴン太「がっ!!?」

白銀「!!!? そんな!!」

百田「これで終わりだ!!!」

百田「宇宙に轟くピストルウウウウウウウウウ!!!」ドゴオオオオオン!!!

白銀・ゴン太「ぐわああああああああ!!!」

茶柱「やった!! やりましたよ!!」

東条「影が……持ち主の所へ戻っていくわ」

春川「……はっ!!」ムクッ

星「……」ムクッ

夢野「お主らも無事のようじゃな」

春川「……百田は!?」

百田「はぁ……はぁ……」

春川「百田!!」

百田「やってやったぜ……ハルマキ……」

百田「兎に角……こことはもうオサラバだな!! さっさと出よーぜ!!」

赤松「……あれ、誰か忘れてない?」

王馬「忘れちゃっていいんじゃない? 鉄屑の事なんてさー」

茶柱「あっ!! キーボさん!! そういえばどこに……」

ザッ

夢野「!」

キーボ「貴方達を……破壊します」

星「キーボ……何の真似だ」

アンジー「アンジーがギュッてしてあげたんだよー!!」

春川「!! あいつ……まさかキーボを……」

赤松「どうしよう!! このままじゃ……」

ガン!!

キーボ「いっ!!?」

王馬「キー坊。 お前洗脳されるなんてほんとポンコツだねー」

キーボ「王馬クン……? ボクは確かさっきまで……」

アンジー「あれれー、おかしいねー。 アンジーの洗脳が解けちゃったねー」

王馬「残念だったねー。 こいつはポンコツだから洗脳されやすい分、解けやすくもあるんだよねー」

夢野「だからチョップ一発で元に戻ったんじゃな……」

キーボ「誰がポンコツですか!!」

百田「……よし!! キーボも元に戻ったし……次の星へ行くぞ!!」

赤松「私も行きたい!! 私のピアノの音色を……世界中に届けたい!!」

百田「よし赤松!! テメーもこい!! 今日からオレの助手だ!!!」

ゴゴゴゴゴ

アンジー「……」

アンジー「行っちゃったねー」

白銀「」

アンジー「……つむぎー。 神さまがねー、つむぎはまだこんな所でくたばっちゃいけないってー」

アンジー「つむぎの時代はねー、まだ終わってないんだよー」












白銀つむぎを倒した百田達はスリラーバークを後にした。 新世界はもうすぐそこだ!!

百田「待ってろよ新世界!! 必ず攻略して……」

百田「宇宙王にオレはなる!!」

星「その意気だ百田」

星「人の夢は……終わらねえ!!」ドン!!

終わり

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