P「コンドーム落とした」(57)

※非エロ


P「あれ、使う機会なんてないのに背伸びして財布に入れといたコンドームが失くなってる」

P「どっかで落としたかなぁ……」


◆◆◆


千早(なにか落ちてる)ヒョイ

千早(なにかしら。初めて見るものだわ)ジー

美希「どうしたの千早さん?」

千早「こんな物が落ちていたのだけど、美希はなにか分かる?」

美希「なにこれ? 知らないの」

千早「大きさや包み的にお菓子かしら?」

美希「食べて見るの!」

千早「駄目よ。落ちていた物を食べるなんて」

美希「包まれてるからヘーキなの」

響「なにが平気なんだ?」

貴音「今『お菓子』と聞こえました」

美希「響、貴音」

千早「美希が拾ったお菓子を食べようとするから注意していたの」

美希「冗談なの」

貴音「はて。個包装ようですから大丈夫なのでは? わたくしが毒味いたしましょう」

響「こら貴音! 拾い食いは駄目だぞ!」

貴音「」(´・ω・`)

響「それにこれ本当にお菓子なのか? ペラペラだぞ」

千早「実はなにか分からないの。大きさや包み的にお菓子かも知れないと思ったのだけど」

美希「二人はコレなにか分かる?」

貴音「はて?」

響「自分もさっぱりだぞ」

伊織「なによ騒々しいわね」

やよい「みなさんで集まって、なにかあったんですか?」

千早「高槻さん」

やよい「はい」

美希「でこちゃん」

伊織「でこちゃん言うな」

千早「高槻さん、こんな物を拾ったのだけど、なにか分かるかしら」

やよい「うー、ごめんなさい。分かんないですー」

千早「いいのよ」

美希「でこちゃんは分かる?」

伊織「さあ、初めて見るわ。ティーパックかなにかかしら」

貴音「やはりここは食べてみるしか!」

やよい「貴音さん! 拾った物食べちゃ駄目ですよ!」

貴音「」(´・ω・`)

千早「偉いわ高槻さん」ナデナデ

やよい「えへへ」

期待してるからはよ

亜美「みんな集まってどちたの?」

真美「なになに→? 面白いこと?」

美希「亜美、真美」

千早「こんな物を拾ったのだけど、なにか分からなくて皆で話し合っていたの」

美希「亜美と真美はコレなにか分かる?」

真美「!!?」

亜美「んー、なにこれ?」ジー

亜美「真美は分かる?」

真美「えぇっ、ししし、知らないよ!」///

千早「真美、顔が赤いけど大丈夫?」

真美「ええっ!? えーっとえーっと、最近暑いからかな?」///

雪歩「お茶が入ったよー」

真「なになに、なんの話?」

春香「みんな揃ってどうしたの?」

美希「雪歩、真くん、春香」

千早「こんな物を拾ったのだけど、なにか分かるかしら」

春香&雪歩「!!?」

真「なんだろう。薬とか?」

春香「えっ!?」

雪歩「真ちゃん知らないの!?」

真「え、二人は知ってるの?」

伊織「私はティーパックの線が濃厚だと思うんだけど。雪歩、どう?」

雪歩「えーっと…………」

雪歩「わ、私も知らない、かな。ティーパックではないと思うよ」

伊織「そう」(´・ω・`)

春香(逃げた)

千早「春香はコレがなにか知っているの?」

春香「えええっ私!? いやぁ、私使ったことないし……」

雪歩「」

春香「ああっ、使ったことないってそういう意味じゃなくて! 使うような機会がないって言うか……」

千早「使う? これはなにかの道具なの?」

春香&雪歩&真美(ナニの道具です)

>>5
ありがとうございます
まったりペースですがどうかお付き合いください

春香(どうしよう……雪歩)

雪歩「」フイ

春香(目そらされた)

春香「……わ、私も知らないかな。見たことあるかなーって思ったけど勘違いだったみたい」

千早「そう」(´・ω・`)

美希「もー、みんな物を知らな過ぎるの」

伊織「あんただって知らないじゃない」

亜美「誰なら分かるかな→? やっぱハクシキなりっちゃんとか?」

春香「どっちかって言うと小鳥さんの方が詳しそう」

雪歩「確かに」

千早「どうして?」

春香「ああいや! 小鳥さん一番年上だし!」

春香(あと、こういう知識だけはやたら豊富そうだし)

千早「事務所で一番の年上は社長じゃない」

春香「あーははは、そうだったね。社長も知ってるかもね」

千早「なんだか変よ春香」

春香「そんなことないヨ」(のヮの)

律子「なんだか盛り上がってるじゃない」

美希「律子……さん」

千早「律子、こんな物を拾ったのだけど、なにか分かるかしら」

律子「なになに…………っ!!?」

律子「ななななななな!?」///

千早「どうしたの律子」

律子「なんて物拾ってるのよー!」///

千早「ええっ!? これはそんなに大変な物なの?」

律子「大変って言うか……あんた達、本当にこれがなんだか知らないの? 貴音も?」

貴音「はて?」

律子「春香も?」

春香「」(のヮの)

律子(あ、こいつは知ってるな)

千早「律子、教えて。これは一体なんなの?」

律子「う��ん」

律子(ここは正しい性知識のために教えるべきか。若い子たちが居るし止めておくべきか。いやだからこそ……)

律子(って言うか、そもそも……)

律子「千早、これどこで拾ったの?」

千早「Pの机のそばに落ちていたわ」

律子(あの人はぁ! なんて物落としてるのよぉ!)///

律子(っていうか誰と使う予定なのよぉ!)///

律子「……Pは?」

千早「確か、テレビ局で打ち合わせをしているんじゃないかしら」

律子「ちょっと行ってくるわ」

千早「えっ、まだ話が…………行ってしまった」

亜美「ねえねえ千早お姉ちゃん。これ開けてみようよ→」

千早「でも落とし物だし」

亜美「こんな小さいの大丈夫だって! それに開けて見たら正体が分かるかも知れないよ?」

千早「うーん、それもそうだけど……」ウズウズ

亜美「えいっ」ビリッ

千早「ああっ!」

亜美「んー、なんだこれ? ……うわぁ、ネチャネチャするよぉ!」

真美「うあうあーーー!」///

亜美「真美パスッ!」

真美「うぇぇ!?」

真美「」ドキドキ///

真美「」ゴクリ

真美「」クルクルクル…

真美「っーーー!!」///

亜美「なんか出てきた! 真美どうやったの?」

真美「な、なんか巻き付いてたみたい」

真美(こんなふうになってるんだ……)///

亜美「ちょい貸して」

真美「はい」

亜美「ふむふむ」クルクル

亜美「あ! 亜美分かった!」

真美「えっ!?」

春香&雪歩「!!」

亜美「これゴム手袋の指部分だよ! ほらほら!」

真美&春香&雪歩「」///

亜美「はるるん、うぇーい」

春香「ちょちょちょっと! そんなもの近づけないでよー!」///

亜美「ゆきぴょんも、うぇーい」

雪歩「ひいいいいいい!!」バタン

真「うわぁ、雪歩が倒れた!」

亜美「うあー! ごめんねゆきぴょん!」

貴音「大丈夫ですか雪歩」

雪歩「うぅ��ん……男の人ぉ……」

貴音「雪歩。亜美は男性ではありません。落ち着い……て…………」

SS書くのも早漏だったらよかったなぁ

劇場から莉緒姉でも呼んでこよう
もしくは芸能界での使用方法に詳しいパイセンか

貴音「…………」ジー

亜美「どったのお姫ちん。これがなにか分かったの?」

貴音(ゴム……男の人……)

貴音「……………………ぁ」///

貴音「な、ななななな、面妖な!」///

亜美「お姫ちん?」

貴音「ちん!?」///

貴音「ししししし知りません! わたくしはこの様な物!」///

貴音「あーーーーーー!」ダッ

亜美「お姫ちーん! ……走ってっちゃった」

あずさ「貴音ちゃんが真っ赤な顔して走って行ったけど、どうかしたの?」

美希「あずさ」

千早「あずささんはこれが何か分かりますか?」

あずさ「これ!? えっと……コンドームね」

春香(言っちゃうんだ)

千早「コンドーム? 聞いたことが…………」

千早「っっっ!!?」///

千早「コ、コココココ、コンドー……!?」///

真「あはは……それで雪歩も春香も様子がおかしかったのか」///

>>25
いいよ桃子そういうの慣れてるから

美希&伊織&やよい&亜美「???」

伊織「何よそのコマンドーって?」

あずさ「コンドームね。ええっと、その……避妊具の一種で……つまり……」

やよい「ひにんぐ?」

亜美「ビギニング?」

あずさ「……エッチなことするときに使う物なの」///

美希「…………」

亜美「…………」

伊織「…………」

やよい「…………」///

美希「ななななるほどなの!」

亜美「じゃあこれは形から考えて……」

美希「…………」///

亜美「…………」///

伊織「…………」///

やよい「…………?」

伊織「っていうかアイツなんでこんな物持ってるのよ! あの変態!」

美希「ハニーのえっち!」

あずさ「ええっ、これPさんの物なの?」

千早「まだそうと決まった訳では」

真「でもその可能性は高いよね。Pの机の近くで見つかったんだし」

春香「Pさんに恋人が居たなんて」

亜美「恋人とは限らないよ。体だけの関係かも」

春香「そっ、Pさんはそんな人じゃないよ!」

美希「ハニーのバカ。美希というものがありながら」

美希「……まって。ひょっとして美希のためかも! 近々ハニーから夜のお誘いを受けちゃうかも。あはん」

春香「美希はポジティブだね」

美希「もうハニーってば、こんな物なくても良いのに。でも美希のこと大事に思ってくれてるのは嬉しいの♪」

春香「聞いちゃいないや」

もうちょい続くなの

小鳥「なんだか楽しそうね」

美希「小鳥」

千早「すみません騒いでしまって。Pの席のそばにコ……こんな物が落ちていたので」

小鳥「なになに……ええっ!? なんでそれがそこに!?」

小鳥(使う機会なんてないのに背伸びして財布に入れといた私のコンドームが!)

千早「えっ、これは音無さんの物なんですか?」

小鳥「ああいや! そんなはずは……?」

小鳥(財布確認)

小鳥(……よかった、ちゃんとある)

小鳥(と言うことはあっちにあるのは私のじゃないわね)

美希「あー! 小鳥が同じやつ持ってるの!」

小鳥「ピヨッ!?」

千早「と言うことはこれも音無さんの物?」

小鳥「あ…………わ、私が財布に入れてるのはこの一枚だけだから違うわ」

春香「いつも持ち歩いてるんですか?」

小鳥「ええ。いつ何があるか分からないから一応ね」

春香「凄いなぁ」

真美「オトナだ」

小鳥(あ、ちょっと気分いいかも)

美希「小鳥、こんな物使ってる余裕あるの?」

小鳥「」

あずさ「美希ちゃんやめてあげて本当」

小鳥「……」

小鳥「…………」

小鳥「もう、あの人ったら。私達の関係が皆にバレちゃったじゃない」

あずさ「は?」

美希「どういうことなの?」

真「Pの机のそばに落ちていたコンドームが、小鳥さんの物とお揃いだった……ってことは」

伊織「ま、そう言うことよね」

あずさ「は?」

亜美「あずさお姉ちゃん大丈夫?」

美希「どういうことなのなのなの!」

伊織「言わせるんじゃないわよ」

小鳥(にやり)

続くなの

P「ただいまー」

律子「P殿を連れ戻して来たわ」

小鳥「おかえりなさい��」ススス…

P「なんだか近くないですか小鳥さん?」

小鳥「んー? 気のせいですよ��」

美希「…………ちょっと出てくるの」

春香「私も一緒に行くよ」


スタスタスタ…

P「どうかしたのかあいつら?」

律子「P殿が変な物落とすから、きっと話がこじれたんですよ」

小鳥(ごめんね二人共。誰かはこうなる運命だったの)

あずさ「は?」

伊織「しっかりしてあずさ」

律子「亜美、その指にハメてる物をP殿に見せてあげて」

亜美「はい」

P「…………」

律子「これは貴方の物ですよね? こんな物をアイドルの居る事務所で落とすなんてまったく──」

P「これ俺のじゃないぞ」

律子「え?」

小鳥「え?」

皆「え?」

P「いやーよかったよかった。やらかしたかと思ったよ」

小鳥「え、Pさん……え?」

P「多分コンビニで買い物したときにでも落としたんだろうな」

伊織「ちょっと小鳥、どういうことよ!」

高木「おーい君、ちょっといいかね?」

P「社長」

高木「実は事務所でゴムを落としてしまってねぇ……もし見つけたら回収しといて貰えないだろうか」コソッ

律子「それってコレですか?」

高木「おお、それだよ! ありが──」

高木「と、しまった聞かれていたか!」

小鳥「」

伊織「えっ、そういうことだったの?」

真「社長と小鳥さんが」

小鳥「いや……」

高木「?」

あずさ「小鳥さんが社長と同じコンドームを持っているんです」

高木「えっ」

小鳥「間違ってないけどなんかニュアンスがおかしい!」

高木「お、音無くん……そうだったのか」///

小鳥「違います!!」

春香「おめでとうございます」

千早「おめでとうございます」

美希「おめでとうなの」

律子「おめでとうございます」

P「おめでとうございます」

やよい「おめでとうございまーっす」

亜美「めでたいなぁ」

真美「おめでとさ~ん」

ハム像「ぢゅ!」

真「おめでとうございます」

雪歩「おめでとうございますぅ」

伊織「おめでとう」

響「おめでとうだぞ」

貴音「おめでとうございます」


小鳥父・琴美「「おめでとう」」


小鳥「……ありがとう」

Pにありがとう


母にさようなら


そして全てのアイドルに


おめでとう


小鳥「いや、おめでとうじゃないですよ!」



あかん…オチが見つからへん

終わり

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