なんかふと思い付いたので投稿
無数のパラレルワールドでのある一つの世界では……
龍我「逃げルルォォォォ!」ダッダッダッダッダッダッ
警察「殺人犯の万丈を捕らえろぉ!」
パトカーで走行中
龍我「だから俺は誰も殺してねぇ!」ダッダッダッダッダッダッ
龍我「(路地裏で撒いてやる!)」ダッ! 路地裏に飛び込む
では続き
龍我「ここに隠れればなんとかなるだろ」ゴソゴソ
オイ!ヤツハドコニイッタ!?シカタナイ!テワケシテサガスゾ!
タッタッタッ…
龍我「よし……ひとまず撒いたな。って………あ?」
???「…」
龍我「……………なんだよ」
???「あの……どうかされました?
龍我「いや、なんでもねーよ……そうだ、それよりも…」
TV「速報です、今日の十月九日に殺人の罪で囚われたの万丈龍我被告がたったいま逃走中です」 顔写真が映る
???「!?」
龍我「あ…」
龍我「いや、ちげーんだ!俺は誰も殺してねぇし、別に悪ぃ奴じゃ…」
警察「いたぞ!奴を捕らえろ!」
???「え?え?」オドオド
龍我「く、くそっ……!なんだよ、なんで俺が…何もしてねぇのに……こんなことに合うハメになんだよ!!」ガンッ!
龍我「くそっ…くそっ……」ポロポロ
???「…」ジーッ トントン
龍我「な、泣いてる場合じゃねぇ…!早く逃げねぇと…ってなんだよ!俺はもう…」
???「………こっちです!」フリフリ
龍我「?わ、分かった……」ダッ
そしてマンションのある部屋に行き……
龍我「お、おい…こんな人の部屋に忍び込んでいいのかよ。」
???「……ここ…私の家なので。」
龍我「な、なんとか逃げ切れたか……?」
???「……」
龍我「なぁ、なんで俺を助けたんだよ。」
???「えーと………なんていうか、その……」オドオド
???「心の叫び………です」
龍我「叫び……?俺の?」
???「はい。助けて、の文字がうっすらと」
龍我「(なんか変な奴に助けれたな…)そうだ、お前。名前はなんだよ?」
百合子「七尾百合子っていいます。それで……」
龍我「さっきのテレビの通りだ」
龍我「どうせ信じてくれねーと思うけどな、俺は人殺しなんかじゃねぇんだよ。弁護士も俺のことなんて気にも止めてくれやしねぇ。お前もそうなんだろ?」
百合子「え、えっと…あ、その…」
龍我「………わりぃが俺はもう出る。」ガチャ
百合子「ま、待ってください!」
龍我「………なんだよ」キッ
百合子「あの……出るって行っても……これからどこにいくんですか?」
龍我「逃げるんだよ、あいつらの目の届かねぇ場所に」
百合子「家…………とかは?」
龍我「…………いや、ねぇ。多分元々住んでた部屋を大家さんに返されたかもな…」
龍我「まぁ、最悪野宿でも凌げる……」
百合子「それなら直ぐバレるんじゃ…」
龍我「んじゃあなんだよ!俺はこれからどうすりゃぁいいんだよ!?」
百合子「えっ、えーっと……。」アタフタ
百合子「…………」チラッ チラッ
龍我「?」
百合子「私のお家……なら」
龍我「けっ、やっぱりねーじゃねーか。そらお前らが俺の事は…………っては?」
百合子「私のお家なら……ばれないかもしれない……ですっ」
龍我「……本気か?脱獄犯の俺を……この家に?冗談なのか?」
百合子「い…いいえっ」
龍我「………。(おかしい。こいつ、絶対なにかあるはずだ。誰も信じてくれやしない俺を受け止めてくれるなんて………なにか裏があるのか?)」
龍我「(ただだからといってこのまま外に行ってもあてもねーし……いや、ここはこいつの誘いを受けるしかないか)」
龍我「(でもみてろよ……ぜってぇ暴いてやる……お前の目的を…。)」
百合子「あ、あの……少しいいですか?」
龍我「ん?なんだよ、さっきから視線逸らして」
百合子「………下」ボソ
龍我「下ァ?下がどうか“した„か?」
百合子「……」ガクブル
龍我「ッ!?い、いやちげーよ!?今のは偶然で……」下を見る
龍我「なんで早く言ってくれねぇんだ……」ジーッ スボンのチャックを締める
百合子「……ご、ごめんなさい//」
かくして一人のアイドルと脱獄犯がシェアハウス生活を送ることなった…
つづく
一応この世界での登場人物とその他の設定
万丈龍我…… 年齢は23 無関係の殺人事件に巻き込まれ、殺人犯となった。五年もの務所の生活の途中で脱走。
七尾百合子… 765プロのアイドル。年齢は19 仕事終わりに脱走中の龍我と接触。以後生活と共にする
なぜ4年後?
>>10
それについては後々掘り出す予定。
あれから数日後……
龍我「……」ポケーッ
~回想~
百合子「えっと……とりあえず、外が落ち着くまで家にしばらく籠ってたほうがよさそう……ですね。」
龍我「俺ってもう外出れねぇのか……?」
百合子「まぁ、大概は…」
~回想終了~
龍我「(あいつはどうやらアイドルらしくてその仕事で今はいねぇけど……)」
龍我「(なんかまるで俺ヒモみてぇじゃねぇか!)」
龍我「(まぁこのままじっとしててもあれだからなんか動くか…)」スッ
龍我「あっ……そうだ。」ピコーン!
キッチンに向かい……
龍我「おれでもなんか料理できねぇかな……」冷蔵庫をあける
龍我「うしっ、とりあえずチャーハン作ろう」パシンッ
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龍我「……まぁ、代々味付けはこんなもんでいいだろ」ギュインギュインノズドドドドド
龍我「あっ、あとこれもいれよう」ズボッ
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百合子「す、すみませんっ……早くご飯、作るので……ってあれ?」
龍我「と、そんなこともあろうかと試しに俺が作ってみたんだ。」
百合子「こ、これは……チャーハン!?」
龍我「おう、なんと隠し味もつけてな。」
そして……
百合子「う、うまい……」
龍我「俺のチャーハンはマジ最強だからな、どうだ?隠し味も結構いいだろ?」
百合子「はい…………でもなんの隠し味を…」
龍我「プロテイン」
百合子「」ブーッ
龍我「あっ、おい!?何すんだよ!?」
百合子「プップッ……プロテインなんて!普通隠し味にしますか!?」
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