主人公「安価とコンマで海賊王になる」女剣士「2スレ目」【ONE PIECE】 (403)

富・名声・力





かつて、この世の全てを手に入れた男、〝海賊王〟ゴールド・ロジャー





彼の死に際に放った一言は、全世界の人々を海へ駆り立てた





「おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ……」





「探してみろ。この世の全てをそこに置いてきた」





世は、大海賊時代を迎える─────








◆このスレは、漫画『ONE PIECE』の世界観を基にした安価スレです。原作のネタバレがあります。

◆キャラクターを作成し、その中で主人公を決定して、海賊王を目指すのがスレの目的となります。

◆基本的に、原作の展開に準拠していきます。なので島や用語などは原作と同じものが多くなります。

◆コンマ二桁判定などの時にゾロ目だと何かしらのボーナスがあります。ただし、44だと悪いボーナスなので出さないようにしましょう。00はとてつもないボーナスです。なお、このボーナスは戦闘終了後の展開に持ち越す可能性もあります。

◆原作と矛盾するのを避けるため、このスレではパラレルワールド設定を採用しています。なので原作キャラはほぼ出ません。

◆原作とは違い、仲間の数が多くなる可能性があります。また、大怪我・死亡による離脱の可能性もあります。

◆当然の如くオリキャラばかりとなります。

◆物語が進むにつれ展開は原作からかけ離れていきます。

>>1は単行本派。



【前スレ(主人公作成~ローグタウン編)】
主人公「安価とコンマで海賊王になる」【ONE PIECE】
主人公「安価とコンマで海賊王になる」【ONE PIECE】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529056119/)



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<スタイル(コンマ十桁の値)>


1:格闘(己の肉体で戦うスタイル。拳を振るったり足技を繰り出したり魚人空手を嗜んだり、と種類はさまざま)

2:斬撃(主に刀や剣で戦うスタイルを指す。刀の使い手が多いかもしれない)

3:刺突(杖や棍、ナイフなど。『斬撃』の少ない剣も入るだろう)

4:射撃(ピストルやバズーカなど。もちろんパチンコも入る)

5:強化(身体や武器を強めて戦うスタイル。『格闘』の肉体以外も使うバージョンという感じ。大方は“武装色”の使い手になると思います)

6:策略(頭脳プレイで相手を追い詰める。自分は戦闘しないで勝とうとする事もある)

7:支援(戦うというよりは仲間の手助けに力を発揮するタイプ。非戦闘員が多い?)

8:悪魔(悪魔の実の力をフルに使って戦うスタイル。純粋に悪魔の実の能力を極めている人物が多い。このスタイルだと確実に悪魔の実の能力者となる)

9:複合(1~8のスタイルのどれかを2つ以上獲得している)

0:自由(つまりその他自由安価。無効の場合は再安価となります)





<タイプ(コンマ一桁の値)>


1、2:力(力こそ全て。脳筋が多く、力でゴリ押ししていく)

3、4:速(スピード特化型。攻撃の重さよりも手数の多さで勝負する。せっかちかもしれない)

5、6:技(技巧的に戦う事に長けている。自分の技に絶対の自信を持っている感じ)

7、8:知(頭の回転や知識量を活かして戦う事に長けている。冷静だったりする)

9:心(主要キャラ補正のようなもの。追い詰められた時などにとてつもない力を発揮する?)

0:全(上記の属性全てを獲得している。ありとあらゆる事に長けている)

<主な登場人物(テンガロンハットの一味)>


【リロード】

テンガロンハットの一味船長。本スレの主人公。異名は〝テンガロンハットのリロード〟。懸賞金3000万ベリー。海賊王を目指す少年。

西部劇のガンマンのような格好をしており、頭のテンガロンハットは絶対に手放さない。クールな性格……だったはずなのだが、最近原作のルフィに性格が似てきている。迷ったらコインで決める癖がある。方向音痴。

東の海(イースト・ブルー)で〝大槌のハン〟や〝アルセヌ・“怪盗”・ルパン〟、〝吶喊のテッカ〟などといった有名な賞金首を倒した事で、海軍本部から警戒されている。また、いまだに盗んだ海兵服を保管している。

スタイルは『格闘』でタイプは『心』。超人系悪魔の実「タメタメの実」の能力者。受けたダメージを『攻撃力(アタック・パワー)』『速度力(スピード・パワー)』『防御力(ガード・パワー)』に変換し貯める事ができる「チャージ人間」。炎や風などの物質を自身の身体に纏う事も可能。

<技一覧>


『タメタメ』
炎や風などの物質を身体の周りに貯める。

『攻撃力(アタック・パワー):拳(ナックル)』
貯めたパワーを乗せた拳で殴りつける。

『攻撃力(アタック・パワー):足蹴(キック)』
貯めたパワーを乗せた足で蹴りつける。

『攻撃力(アタック・パワー): 砲(キャノン)』
貯めたパワーを手の平から放つ。

『攻撃力(アタック・パワー):狙い打ち(スコープ・ナックル)』
相手に狙いを定め、貯めたパワーを乗せた拳で殴りつける。

『攻撃力(アタック・パワー):旋風拳(サイクロン・ナックル)』
強風を纏った拳で殴りつける。

『速度力(スピード・パワー):跳(ジャンプ)』
貯めたパワーを解放して空高く飛び上がる。

『速度力(スピード・パワー):横跳(サイド・ジャンプ)』
貯めたパワーを解放して放物線を描いて飛び上がる。

『防御力(ガード・パワー):離脱(エスケープ)』
手の平からパワーを解放してその場から逃げ出す。

『防御力(ガード・パワー):反動(バウンド)』
貯めたパワーを変質させ、相手の攻撃を弾く。

『防御力(ガード・パワー):反動球(バウンドボール)』
貯めたパワーを変質させて周囲にボールのような膜を張り、相手の攻撃を弾く。

『防御力(ガード・パワー):盾(シールド)』
貯めたパワーを変質させ、相手の攻撃を防ぐ。





【レイカ】

テンガロンハットの一味戦闘員。異名は〝黒銀のレイカ〟。銀のロングストレートに真紅の目が特徴的な女剣士。ワノクニ由来の黒い着物を身につけている。クールな性格で無口。圧倒的に絵が下手。

世界一の大剣豪を目指し海に出ていたが、コネ大佐に捕まってしまう。そこをリロードに助けられて仲間となる。ローグタウンにて世界一の剣士・〝剣鬼〟スパーダ・グラディウスと交戦、負けたものの一度は傷をつけ、グラディウスに成長への期待を持たせる事となった。

スタイルは『格闘』でタイプは『心』。抜刀した瞬間を相手に悟らせない事を美徳とする流派『無刄流』の使い手。超人系悪魔の実「サチサチの実」の能力者。条件を指定して様々な人や物の位置を知る事ができる「位置検索人間」。検索位置は初期値で半径1km以内。能力の成長で検索範囲は広がる。海楼石や海中は検索不可。妖刀『四代鬼徹』を所持している。

<技一覧>


『鬼徹斬り(キテツきり)』
刃が見えない速さで抜刀し、相手を斬り飛ばす。

『鬼糸巻鋭(おにいとまきえい)』
刃が見えない速さで抜刀し、相手の両足を斬り裂く。

『鬼降ろし』
刀を鞘ごと相手に振り下ろす。

『鱗捌鬼(ウロコサバキ)』
刃が見えない速さで抜刀し、相手を斬り刻む。

『無刄流奥義:技・心・暗・鬼(ぎ・しん・あん・き)』
刃が見えない速さで抜刀し、相手を斬り飛ばす。並みの相手ならば全治2年ほどの怪我を負う。

【ネル】

テンガロンハットの一味航海士。異名は〝沈没のネル〟。この異名に見合うような海の戦士になる事が目標。冒険家のような格好をした女。怖がりな性格。男のロマンが理解できる。望遠鏡を持っており、絵がかなり上手い。

アルセヌ・ルパン率いるルパン海賊団の標的の海賊船に連続で13回居合わせた結果、不名誉な異名をつけられたという不幸な人物。リロードと共闘した事がきっかけで仲間になった。『アーロンパーク編』にてオニマルと交戦、巧みな戦術でオニマルを自滅に追い込んだ後にオニマルから毒を少量採取している。

スタイルは『射撃』でタイプは『技』。十字弓(クロスボウ)が主な武器で、様々な効果のある矢を巧みに操る。

<技一覧>


『雨の矢(レイン・アロー)』
何らかの方法で相手の上空に行き、そこから多数の矢を放つ。

『爆発の矢(ボム・アロー)』
爆発する矢を放つ。

『炸裂の矢(パンク・アロー)』
小型の矢が辺りに散らばる矢を放つ。

『粘性の矢(トリモチ・アロー)』
矢を放ち、相手をベタベタするトリモチで拘束する。

『空気の矢(エア・アロー)』
空気を注入する事ができる矢を放つ。魚人のエラに打ち込むと、魚人にダメージを与える事ができる。





【カエデ】
テンガロンハットの一味操舵手。シロップ村の出身。両親に先立たれて落ち込んでいたがリロードと話した事により、かねてからの夢である海賊になる事を叶えようと思い立ち、リロードの仲間になった。あまり体力がないが、知識と頭の回転でそれを補う。シロップ村出身の大海賊・サーシャに憧れており、彼女のような海賊になる事を夢見ている。

スタイルは『悪魔』でタイプは『知』。超人系悪魔の実「ヒラヒラの実」の能力者。自分の身体や触れたあらゆるものをはためく物質に変える事ができる「旗(フラッグ)人間」。はためかせた物質の性質は変わらない。

<技一覧>


『旗化(ヒラヒラ)』
物質を旗状にする。

『解除(ヒラリリース)』
旗状にしたものを元の形に戻す。





【鳥】

テンガロンハットの一味見張り番。『シャンタク鳥』という種類の鳥。名前はまだない。身体が丈夫で、知能も高い。何故か絵が上手い。

カエデの昔からの友人で、カエデを守るためにリロードの仲間になった。カエデ以外に自分の言葉を理解してくれる人(リロード、ネッキ)がいて喜んでいる。リロードの夢を追う姿勢を尊敬しており、自分も「世界で一番強い動物になる」という夢を掲げた。

【ネッキ】

テンガロンハットの一味戦闘員。異名は〝熱血のネッキ〟。赤い炎柄のジャケットを着た熱血漢。レイキの双子の兄。元々レイキと2人で『ネッキ&レイキ』という賞金稼ぎコンビを組んでいたが、『アーロンパーク編』でリロード達と共闘した事から仲間になった。悪魔の実を食べていないがカナヅチ。後述の『熱血パワー』により寒さに強く、凍ってもすぐに溶ける。

『アーロンパーク編』ではキルスと交戦、必死に応戦するも上手くダメージを与えられなかった。危ないところを鳥(とネル)に助けられ、その時から鳥の事を「鳥先輩」と呼ぶようになる。リロードを海賊王にするまで誰にも敗けないよう鍛錬に励んでいる。

スタイルは『格闘』でタイプは『力』。『熱血パワー』という炎のようなオーラを纏って戦う。無自覚に〝武装色の覇気〟を身につけており、それを炎のように変質させたのが『熱血パワー』なのだが、本人はまったく気がついていない。

<技一覧>


『熱血パンチ』
燃える拳で殴りつける。

『灼熱パンチ』
『熱血パンチ』よりも燃える拳で殴りつける。

『熱血ファイアー』
身体に炎を纏い、それを操る。





【レイキ】

テンガロンハットの一味戦闘員。異名は〝冷血のレイキ〟。青い吹雪柄のジャケットを着た冷血漢。ネッキの双子の弟。元々ネッキと2人で『ネッキ&レイキ』という賞金稼ぎコンビを組んでいたが、『アーロンパーク編』でリロード達と共闘した事から仲間になった。よくネッキを凍らせる。ドリアンが好物。テッカを倒したリロードに恩義と尊敬の念を抱いており、リロードを海賊王にするために仲間になった。

スタイルは『強化』でタイプは『全』。超人系悪魔の実「ヒヤヒヤの実」の能力者。身体から冷気を発する事ができる「冷凍人間」。冷気で触れた相手を凍らせたり、視線を向けただけで相手を凍らせたりする事ができる。





【アレオス】

黒髪を一つ結びにしている男。顔立ちの整っている、腕のいい医者。ドラム王国出身。異名は〝審判のアレオス〟。左目周辺に火傷の痕があり、左目の視力はない。誰に対しても敬語を使う、優しい性格。お人好しがすぎるところがキズ。「みんなを笑顔にする医者」になる事が夢。テンガロンハットの一味に臨時で参加している。

スタイルは『刺突』でタイプは『技』。





【フライングアルパカ号(モチーフ:アルパカ)】

[船の大きさ]
7(メリー号より少し大きいくらい)

[旗]
テンガロンハットを被った、少し上向きの骸骨の横顔があり、顔の前で骨の右手がコイントスしているデザイン。描いたのはネル。

[施設]
・男部屋(リロード、ネッキ、レイキ、アレオス)、女部屋(レイカ、ネル、カエデ)
・倉庫
・キッチン
・食料庫
・医療室
・測量室
・図書室
・風呂(充分だが、カエデは小さいと感じる)
・見張り台(メリー号と同じくらい。主に鳥がいる)
・栽培室(ドリアンの木を育てている)
・ジム(小規模)
・ネル工場室
・艦首にワイヤーアンカーを射出するためのバリスタを装備
・舵輪はメインマストの後ろ
・船長室(ほぼ使っていない)
・客人用の個室
・遊具のあるカジノ室(小規模)

<今まで登場したキャラクター>


【ハン】

元・ハン海賊団船長。異名は〝大槌のハン〟。大柄でハンマーを肩に担いだ男。

リロードに負けた事で信頼を失い、海賊団は解散。そのせいでリロードを恨んでおり、復讐を誓っていた。ローグタウンでリロードを見つけ公開処刑しようとしたが、突然の雷によって失敗。その後アンゲルに捕まった。

スタイルは『支援』でタイプは『速』。





【ウミナリ】

めでたく海軍(海軍第153支部)に入隊できた少年。リロードが海で出会った最初の人物。誤って乗ったハン海賊団の船の雑用係になっていたがリロードに救われた。海軍本部中将になってリロードと対決する事を目標に掲げている。

スタイルは『格闘』でタイプは『心』。リロードと同じ。





【コネ大佐】

元・海軍第153支部大佐。コネで大佐になったが、リロードとレイカにボコボコにされて泣きながら父親のいる海軍本部に帰った。





【アルセヌ・ルパン】

ルパン海賊団船長。異名は〝アルセヌ・“怪盗”・ルパン〟。懸賞金1200万ベリー。シルクハットとマントをつけた、黒髪の男。身長が高く、ナイフをいくつも隠し持っている。落ち着いた性格のナルシスト。昔は怪盗として悪名を轟かせており、ルパン海賊団の構成員は全員怪盗か元・怪盗。

シロップ村にあると言われていた『伝説の船』を盗み出すため3ヶ月もの間執事として忍び込んでいた。一度は己の海賊団と共に村を荒らして船を手に入れようとしたが、リロード達の活躍によって失敗に終わる。ハンによって助け出され、ローグタウンにてリロードを公開処刑しようとしたが、これもまた失敗した。リロード達をそこまで恨んではいないが、どうせだったら自らでトドメを刺そうと狙っている。

スタイルは『優雅』でタイプは『知』。超人系悪魔の実「ペタペタの実」の能力者。触れたものをシールに変えて自由に持ち運ぶ事ができる「シール製造人間」。シール化したものは貼り付ける事で実体化する。海水を浴びればシール化したものは元に戻る。シールに変えたものは『シール帳』に保管している。





【サイミン】

ルパン海賊団副船長。異名は〝添い寝のサイミン〟。強い催眠術を使う事ができるが、強すぎるが故にたびたび自分にもかけてしまう。チャクラムを武器として使う。口癖は「ポゥ」。ルパンと共に助け出され、リロード達を狙っている。





【らっきょ・ししとう・キャベツ】

シロップ村の子供達。海賊に憧れており、シロップ海賊団を結成している。カエデ達が帰ってくるまでに強くなろうと思っている。





【執事】

長年カエデの両親に仕えてきた執事。リロードがシロップ海賊団に来た時はルパンが演じる偽物だった。カエデの無事を願っている。

【テッカ】

テッカ一味船長兼料理人。カジキの魚人族の男。他の魚人族に比べ遊泳速度が速く、鋭い鼻が特徴。異名は〝吶喊のテッカ〟。元・魚人海賊団。懸賞金2000万ベリー(当時の東の海最高額)。板前のような格好をしている。曲がった事を嫌い、決めた事は必ず貫き通す信念の持ち主。

魚人族は「万物の霊長」であるという思想を持ち、下等種族と見下している人間を殺す事を何とも思わないレイシスト。一方で、仲間の魚人達を「同胞」と呼び大切に思っている。8年前ココヤシ村のある島に拠点『テッカパーク』を作り、東の海(イースト・ブルー)を征服するための準備をちゃくちゃくと進めていた。が、島に現れたリロードに倒され、ラムスに捕まった。

スタイルは『強化』でタイプは『速』。身体を海水で強化する事ができる。

<技一覧>


『海水強化』
身体能力を何倍にも上げる。

『旗魚・ON・DARTS(スワードフィッシュ・オン・ダーツ)』
身体能力が上がった状態で海中から飛び出し、鋭い鼻で相手を串刺しにする。





【カジル】

テッカ一味幹部。ピラニアの魚人族の男。南米風の服装をしている。陽気だが残虐で、一度戦った相手は死ぬまで逃がさないと決めている。

『アーロンパーク編』でレイカと交戦、一時は善戦するも敢えなく敗れる。

スタイルは『刺突』でタイプは『技』。〝かえし〟のついた『ピラニア剣(ソード)』が武器。

<技一覧>


『ピラニア斬撃(スラッシュ)』
剣で相手を斬り裂く。





【キルス】

テッカ一味幹部。ホウボウの魚人族の男。かなり派手な服装をしている。人間を痛めつける事を好む。魚人島一の「何か」であるらしいが、毎回言わせてもらえない。

『アーロンパーク編』でネッキと交戦、接戦を繰り返していたが、乱入してきたネルと鳥に敗北した。

スタイルは『強化』でタイプは『力』。背中の〝鉄よりも硬いヒレの扇〟を振り回して戦う。

<技一覧>


『鉄化扇の舞』
〝鉄よりも硬いヒレの扇〟を自在に振り回す。

『鉄化扇の乱舞』
〝鉄よりも硬いヒレの扇〟を『鉄化扇の舞』よりも自在に振り回す。





【モーレイ】

テッカ一味幹部。ウツボの魚人族の男。短気な性格。鼻がいいため、刺激臭のする物が苦手。

『アーロンパーク編』でカエデ&鳥と交戦、2人の連携プレーになすすべなく敗北した。

スタイルは『射撃』でタイプは『知』。

<技一覧>


『ロング噛み付き』
首を伸ばして相手に噛み付く。

【オニマル】

テッカ一味幹部。オニダルマオコゼの魚人族の男。見た目はいかついが小心者。身体を丸めて岩に擬態する事ができる。背びれに毒針があり、普通の人間であれば死に至るほどの神経毒を持つ。火や湯などで応急処置する事は可能。

『アーロンパーク編』でネルと交戦、粘ったものの相手に触れる事もなく『ポイズン・ドーピング』の副作用で自滅した。

スタイルは『強化』でタイプは『知』。

<技一覧>


『ポイズン・ドーピング』
自身の毒を自らに注入する事で身体能力を引き上げる。制限時間は10分で、それを超えると倒れてしまう。





【デキウギ】

テッカ一味戦闘員。デンキウナギの魚人族の男。身体から電気を出す事ができる。人間を虐める事が大好きで、特に女性を虐めるのが好み。仲間には優しい。

『アーロンパーク編』でレイキとシルフを監視を担当。カエデにより壊された檻から出てきたレイキに凍らされ、氷の彫像になった。

スタイルは『刺突』でタイプは『知』。





【チウラ】

元・テッカ一味仮メンバー。ハンドウイルカの魚人族の女。伊達眼鏡をかけ、白衣を纏った科学者。人間に忌避感はないが、特段好きというわけでもない。テッカとはビジネスだけの関係。

テッカに頼まれて『サイクロン発生装置』を開発、それ以外にも色々と実験を繰り返していた。研究データと資金が充分になったため、リロード達との戦闘は傍観していた。

スタイルは『悪魔』でタイプは『心』。超人系悪魔の実「パティパティの実」の能力者。様々な性質を持つ粒子を生成し、操作する事ができる「粒子人間」。「熱量を持った粒子を圧縮して放つ」「磁力を持った粒子をばら撒いて武器の操作を難しく」「反重力を持つ粒子を纏って浮遊し、飛行する」などが可能。水に触れると効力を失うが、熱量を持つ粒子は水分を蒸発させるため、ある程度までは水に触れても効力が続く。生成には体力を消費する。生命力で賄う事もできるが、その場合老化が激しく進行する。また、余分なエネルギーを生命力に変換する事も可能(初期値を超える事はできないので不死になる事はできない)。





【モミジ】

海軍第16支部大佐。テッカから金を貰い、テッカ一味の非人道的な行為を見逃してきた。テッカ一味がリロード達に敗れたのを自分の手柄にしようとしたが返り討ちにあい、支部に逃げ帰った。

スタイルは『工作』でタイプは『力』。

【ラムス】

海軍第45支部大佐。異名は〝調停のラムス〟。中肉中背で、やや童顔の青年。物静かで温厚。誠実な性格で、政務能力に優れている。面倒見が良く、部下からの人気も高い。新米の頃は武道がからっきしだったが、不断の努力で実力者となった。たまに子供のように笑う。シナリオ的にそのうち 『真実を追う者』となる。

シルフを探してココヤシ村の隣の村「ゴサ」でお世話になっていた。ゴサがテッカ一味に滅ぼされた時に何もできなかった事を悔いており、テッカ一味に挑もうとしていたがレイカに(力ずくで)止められた。テッカ一味を倒したリロード達に恩義を感じている。

スタイルは『斬撃』でタイプは『力』。背中に差した大きな剣が武器。





【シルフ】

海軍本部大佐。現在は第45支部に臨時で派遣されている。異名は〝神速のシルフ〟。緑色のロングストレートにエメラルド色の瞳を持つ、小柄な女。ツンデレな性格で、背が小さい事を言われると怒る。

モミジのせいでテッカ一味に捕まって実験台にされており、チウラが『サイクロン発生装置』を作るためのエネルギー源となった。助けてくれたリロード達に恩義を感じている。

スタイルは『回避』でタイプは『力』。自然系悪魔の実「ゴウゴウの実」の能力者。身体を風に変化させる事ができる「風人間」。風を操る事もでき、偉大なる航路(グランドライン)級のサイクロンを生み出す事もできる。





【ゼティ】

ココヤシ村に住む女。ネッキとレイキの母親のような存在。ドリアンを栽培している。8年前に村の人々と共にネッキとレイキを海へ逃がした。テッカ一味を倒すために島に上陸したネッキとレイキを心配していたが無事であった事に安堵、海賊になるという2人の門出を祝福した。

スタイルは『策略』でタイプは『速』。





【村長】
フーシャ村の村長。常識人。





【コトミ】

フーシャ村の酒場「PARTYS BAR」の女店主。清楚で笑顔を絶やさない、容姿・性格共に器量に恵まれた人物。

スタイルは『策略』でタイプは『技』。

【アンゲル】

海軍本部大佐。ローグタウン派出所に勤務(海軍本部の管轄)。就任以来、町から海賊を逃がした事は一度もなかった。異名は〝悪魔封じのアンゲル〟。アイシャドウをつけたオカマ。背中に小さな天使の羽が縫い付けてある。いいメロディーが浮かぶと突然歌って踊り出す音楽好き。歌って踊りながら戦う方が気分が上がり、強い。リロードからは「カマゲル」と呼ばれる。

少年(?)期に〝海賊王〟ロジャーの処刑を目の当たりにし、その堂々たる最期に感銘を受けた過去がある。ハンとアルセヌ・ルパン一味を一網打尽にし、リロードも捕えるが、レイカとの妨害と突然の突風により逃げられる。死刑の間際にリロードが先述のロジャーと同じ表情をした事、クロウが何故ルーキーのリロードに一目置いたのかという事などの疑問に決着をつけるため、テンガロンハットの一味を追うべく独断で〝偉大なる航路(グランドライン)〟に入る。

スタイルは『格闘』でタイプは『心』。海楼石製の武器を使ったオカマ拳法を繰り出す。

<技一覧>


『オカマデャーッシュ』
両手を上げて走る。とりあえず速い。

『あの夏の日の回想録(メモワール)』
片足を軸に回転しながら蹴り込む。

『お控え・ナ・鞭打(フェッテ)』
鞭のように足を撓らせ、相手を蹴りつける。





【シデン】

海軍本部軍曹。アンゲルの部下。異名は〝一閃のシデン〟。金髪をアップバンクにした悪人面の男。野心家で、虎視眈々と下克上を狙っている。レイカに対して複雑な感情を抱いており、アンゲルと共にテンガロンハットの一味を追う事にした。

スタイルは『強化』でタイプは『知』。





【スパーダ・グラディウス】

「王下七武海」の1人。世界一の大剣豪。異名は〝剣鬼〟〝刀狩〟。右目に眼帯をつけた男。寡黙。

『ローグタウン編』で登場。レイカの持つ『四代鬼徹』の妖気を感じ取り、はるばる東の海(イースト・ブルー)までやって来た。レイカと交戦、倒したもののレイカに期待をかけ、刀は取らなかった。『無刄流』の使い手と何か関係があるらしい。

スタイルは『刺突』でタイプは『知』。身の丈ほどある異常に細長い黒刀「朔(ツイタチ)」を武器とする。突き技が得意。

【ウィルタ&ベスタ】

ちょっとだけ登場。どちらも海軍本部大尉。異名は〝青緑のヒドラ〟。海軍一家の長男(ウィルタ)と次男(ベスタ)で双子。共に坊主頭に制帽を被り、コートを着た男。ウィルタが青のスーツ姿の右利きで、ベスタが緑のスーツ姿の左利き。常に2人で行動しており、まるで思考を共有しているかのような振る舞いをする。

スタイルは『策略』でタイプは『技』。





【ゲネラル・フォート】

ちょっとだけ登場。海軍本部中将。巨人族の男。異名は〝緋狼(ひろう)〟。頭に額当てを付けている。掲げる正義は「規律ある正義」。規律を守る事を重視する真面目な性格。やや杓子定規なところもあるが、部下からの評価は高い。

スタイルは『強化』でタイプは『知』。〝武装色の覇気〟の使い手。徒手空拳で戦う。





【クロウ】
少しだけ登場。狙撃手兼砲撃手。異名は〝三つ足クロウ〟。腰ほどの黒髪をポニーテールにしている男。ワノクニの着物を好んで着用している。見た目は好青年だが、常にヘラヘラしている。飄々としたマイペースな性格だが抜け目がなく、観察眼も鋭い。ヤタガラス(三本足のカラス)を肩に乗せている。

スタイルは『複合(射撃+悪魔)』でタイプは『心』。





【サーシャ】

名前だけ登場。異名は〝海賊狩りのサーシャ〟。シロップ村出身。懸賞金1億ベリー。カエデの憧れの海賊。緑の長髪を持つ、スタイルの良い美少女。温厚な性格で、海が好き。大船団レベルの部下を統率し、海賊から商船や港町などを護衛する事業で生計を立てている。料理好きでもあり、東の海(イースト・ブルー)の様々な料理のレシピを集め、それを基に再現している。

スタイルは『強化』でタイプは『速』。





【ガシラ・バルバロッサ】

名前だけ登場。「王下七武海」の1人。異名は〝赤髭〟。口周りに赤い髭を蓄えた、身長3mを超える巨漢。首から逆十字のネックレスを下げている。

非常にキレ者で、さらに慎重さと残虐さを併せ持つ。「海を愛し、悪魔の実を憎む」を教義とする邪教を立ち上げており、毎日欠かさず海に感謝を捧げている。また、可能ならば生贄を海に献上している。生贄にするためになるべく生け捕りにする傾向にある。魚人族・人魚族を『海の子』として寵愛しており、魚人海賊団とも親交が深い。七武海に加盟した際、加盟の交換条件としてテッカの解放を要求した。

スタイルは『斬撃』でタイプは『技』。

<あらすじ>


【冒険の始まり編】
海賊王を目指してフーシャ村を旅立ったリロードは、直後にいきなり遭難し、偶然流れ着いた島で海軍に入ることを夢見る少年・ウミナリと出会う。リロードは海賊・〝大槌のハン〟を倒し、ウミナリを海賊船の雑用係から解き放つ。
リロードとウミナリは海軍基地のある町に到着する。〝黒銀〟の異名を持つ海賊・レイカが海軍に捕らえられている事を知ったリロードは、海軍基地に乗り込み、レイカを救い出す。無刄流の剣士・レイカは、圧政を振るう海軍大佐・コネをリロードと共にボコボコにし、リロードの最初の仲間となる。二人はウミナリと別れ、世界中の海賊が集まる海・〝偉大なる航路(グランドライン)〟を目指す。



【シロップ村編】
船を求めていたリロード達一行だが、リロードが鳥に咥えられ、どこかに行ってしまう。リロードを追ったレイカは「シロップ村」のある島に上陸する。一方、シロップ村に不時着したリロードは、船を沈没させて落ち込んでいる航海士・ネルと出会う。ネルに連れられ、リロードは船を貰うために村一番の大富豪の娘・カエデに出会う。カエデと意気投合したリロードは、カエデから船を貰う約束をし、またカエデを仲間にする事にした。が、そこに船を狙っていた海賊・〝アルセヌ・“怪盗”・ルパン〟が現れ、船を奪われると共に村を破壊されそうになる。レイカと合流したリロード達は、力を合わせルパン達を撃退。ネルと、カエデの友人であった鳥も仲間に加え、海賊船「フライングアルパカ号」で出航した。



【アーロンパーク編】
仲間を探していたリロード達は、海で漂流していた双子の賞金稼ぎ・ネッキ&レイキを発見する。彼らは「ココヤシ村」のある島を支配する魚人の海賊・テッカを倒すための旅の途中であった。そこで突然のサイクロンに襲われ、一味はバラバラになってしまう。バラバラになった一味はそれぞれ、ネッキとレイキがテッカに挑む理由や捕まったシルフ大佐についてなどを知り、テッカ一味の根城「テッカパーク」に殴り込むために合流する。リロードはテッカと激戦を繰り広げ、最後の一撃でテッカパークもろとも彼を倒す。島はテッカ一味の支配から解放され、リロード達に恩義を感じたネッキとレイキが仲間に加わった。



【ローグタウン編】
東の海(イースト・ブルー)の大物海賊達を打ち破った事が海軍に伝わり、リロードには東の海(イースト・ブルー)最高となる3000万ベリーの懸賞金がかけられる。〝偉大なる航路(グランドライン)〟入りを目前に控えたリロード達「テンガロンハットの一味」は、かつて〝海賊王〟ゴールド・ロジャーが処刑された町『ローグタウン』に立ち寄る。そこでは、リロードへの復讐を狙うハン、そしてハンによって助けられたアルセヌ・ルパンが待ち構えていた。リロードは海賊王の処刑台でハンに処刑されそうになるが、奇跡のような落雷に救われる。海軍から逃げている時、突如レイカが動きを止める。王下七武海で世界一の大剣豪であるスパーダ・グラディウスがいたのだ。レイカは戦いを挑むも惨敗、だがグラディウスから再戦の期待をかけられた。リロード達は町を治める海軍本部大佐・アンゲルを振り切り、〝偉大なる航路(グランドライン)〟に進出すべく「リヴァース・マウンテン」を駆け登る。




<現在安価を貰った動物系の悪魔の実の種類(○○の実 モデル〝◇◇〟みたいなもの>


・ウマウマの実
・ヒトヒトの実
・ネコネコの実
・トリトリの実
・ハムハムの実
・クマクマの実
・ムシムシの実
・ゲコゲコの実
・イヌイヌの実
・ヘビヘビの実
・シカシカの実
・カメカメの実
・リザリザの実

こんな感じで2スレ目を始めていきます。

2スレ目を建てる事ができたのは読んでくださっている皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。これからよろしくお願いします。



前スレ>>958
・リロード、レイカ……18歳
・ネル……17歳
・カエデ……16歳
・ネッキ、レイキ……19歳
・鳥……19歳(平均寿命は人間と同じくらい)
・アレオス……23歳
くらいでしょうか。今のところオッサンとかはいない感じですね。



前スレ>>960
こちらも決めてなかったですが……まぁONE PIECEなのでそれなりにスタイルは良いでしょう。もしかしたらバストくらいはコンマ判定とかするかもしれません。



何か埋められていたので、スレが終わるギリギリでしようと思っていた安価をします。

原作の短期集中表紙連載みたいなものをやろうと思うのですが、候補が3つあります。下から選んでください。


1.目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記
2.デキウギのお頭ァ! どこですかァ!?
3.ラムス大佐の調停日誌

↓多数決。先に3票集まったものを採用

多数決により『1.目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記』に決定しました!! 次回の更新から、本編の前に1スレ使ってやっていきます。


それでは始めます。

リロード「おい大変だネル!!! 光が途切れた」

リロード「やべェな!! 〝導きの灯〟なのにな」

ネル「灯台の灯ですからね。そりゃ途切れもしますよ」

ネル「そのために航海士がいるんです。方角くらい覚えてますから」

ネル「……多分!」

リロード「多分か!?」

ネル「それよりリロードさんそこ降りてくださいよ!!」

リロード「いーや、この場所は譲らねェ。船首はおれの特等席なんだ」

ネル「誰も譲れだなんて言ってませんよ!!」

ネル「…………しかしまいったな……………………」

ネル「このまま進むと〝噂通り〟……!!」


/////


ネル「〝偉大なる航路(グランドライン)〟の入口は、山です」どんっ!

ほぼ全員「「山!?」」

ネル「そう! 海図を見てまさかと思ってたんですが……これを見てください」

ネル「〝導きの灯〟が差してたのは間違いなく、ここ〝赤い土の大陸(レッドライン)〟にある『リヴァース・マウンテン』」

レイキ「何だ、山へぶつかれってのか?」

ネル「いえ、違います。ここに運河があるじゃないですか」

ネッキ「運河!? そんなバカな!!」

ネッキ「運河があろうと船が山を登れるわけがないだろ!!?」

ネル「だってそう書いてあるんですもん」

鳥「クエー……?」

レイキ「そもそもその海図は当てになんのか?」

リロード「山登んのか船で!! おもしれ───っ!!! 〝不思議山〟か」

レイキ「だいたい何でわざわざ〝入口〟へ向かう必要があるんだ? 南へ下ればどっからでも入れるんじゃねェのか?」

リロード「バーカ……それは違うぞおまえっ!!」

ネル「そうです、ちゃんとわけがあるんですよ」

リロード「入口から入った方が気持ちいいだろうが!!!」

ネル「違うっ!!」ガン!!

ガチャ

カエデ「皆さん、レイカさんの処置終わりましたよ」

アレオス「ひとまず何とかなりました……手伝ってくれてありがとうございます、カエデ」

アレオス「全治1年の怪我なので本当は療養してほしいんですけどね……そういうわけにもいかなそうです」

リロード「レイカが大人しく1年も待つわけないからなァ」

レイキ「つーかあの女剣士放っておいて大丈夫なのか? それこそ大人しく寝てるとは思えねェが」

アレオス「あ、そこは大丈夫です」

アレオス「猛獣用の麻酔をブチ込んでおいたので……」ゴゴゴ……

レイキ「荒技だな……」

アレオス「えーと……君が船長ですよね?」

リロード「そうだ!! おれはリロード。よろしく」

アレオス「俺はアレオス。医者をしています。漂流してたところをネッキと鳥……鳥さんに助けてもらいました」

アレオス「少しだけ俺の乗船を許可していただけませんか?」

リロード「おう!! 別にいいぞ!!」

アレオス「ありがとうございます」

アレオス「……みんな、本当に偉大なる航路(グランドライン)に行くんですか?」

リロード「あァ。海賊王になるためだからな」

アレオス「そうですか……」

アレオス「…………実は俺、偉大なる航路(グランドライン)の出身なんですよ」

ネッキ「何ィ!!?」

アレオス「と言っても自分の住んでいた島の周りくらいしか知らないですけどね」

アレオス「それでも……相当過酷なのは分かります」

アレオス「季節・天候・海流・風向き全てがデタラメ。並みの海賊じゃ3日と持ちませんよ」

アレオス「……それでも行きますか?」

リロード「もちろんさ」

アレオス「…………分かりました。それほどまでの決意なら俺は何も言いません」

ネル「ちょっとだけ行きたくなくなったんですけど」

レイキ「海賊がビビってどうすんだよ……」

カエデ「あ、でも……アレオスさんはいいんですか? この船は偉大なる航路(グランドライン)に向かうわけですけど」

アレオス「あァ、問題ないです。俺は偉大なる航路(グランドライン)の故郷に帰りたかったので、行ってもらえるのはむしろありがたいですよ」

ネル「あ!! もしかして……『リヴァース・マウンテン』について何か知ってますか!?」

アレオス「あー……ごめんなさい。俺、そこら辺詳しくないんですよね」

アレオス「来る時は〝凪の帯(カームベルト)〟を通ってきたので」

リロード「カームベルト?」

アレオス「偉大なる航路(グランドライン)は二本の凪の帯(カームベルト)という無風の海域に挟まれているんですよ」

アレオス「で、そこは大型の海王類の巣になってまして……船が普通に行くと速攻で破壊されてしまうんです」

ネッキ「怖ェ───っ!!!」ガーン!!

ネル「だから〝入口〟から偉大なる航路(グランドライン)に入るんです。危ないので!」

アレオス「俺は民間人のフリをして海軍の軍艦に乗ってたので大丈夫だったんです。あの軍艦は船底に海楼石を敷き詰めていますからね」

カエデ「なるほど……海楼石にはそういう使い方もあるんですねぇ……」

リロード「ふーん……」ガチャ

リロード「…………なァ」

レイキ「あ?」

リロード「あれ、何だ?」





\1匹の海王類/どーん



全員「「「うわぁ───っ!!?」」」

海王類「…………」じー

鳥「ク、クエ……?」

海王類「!」ピーン!

海王類「ギャアアアアアアアアアアアス!!!」

鳥「クエ───ッ!!?」ビクゥッ!!!

レイキ「オイコラ鳥ィ!! テメェ完全に狙われてんじゃねェかァ!!?」

ネル「か、海王類が何でこんなところに!!?」

カエデ「いつのまにか凪の帯(カームベルト)付近まで来ちゃってたんだ……!!」

ネッキ「漕ぐしかねェ、みんな急げ!!!」


ネル「あ…………」

ネル「分かった」

リロード「? 何が?」

ネル「やっぱり山を登るんです」

ネル「海流です。四つの海の大きな海流が全てあの山に向かってるとしたら……」

ネル「四つの海流は運河をかけ登って頂上でぶつかり〝偉大なる航路(グランドライン)〟に流れ出る!!!」

ネル「この船は……もう海流に乗りました!! あとは舵次第です!!」

ネル「リヴァース・マウンテンは〝冬島〟なのでぶつかった海流は表層から深層へ潜ります」

ネル「誤って運河に入りそこなえば船は大破───海の藻屑ってわけです」

ネル「……分かりますか?」ガクガク

レイキ「またビビってんのか」

リロード「ははーん……要するに〝不思議山〟なんだな?」

ネッキ「〝不思議山〟……スゲェな!!!」

ネル「何も分かってませんね?」

海王類「ギャアアアアアアアアアアアス!!!」

ネル「うわあああ───っ!!!?」ビクゥ!!!

アレオス「まずはあの海王類から逃げないと!!! 偉大なる航路(グランドライン)に入る前におしまいですよ!!!」

ガチャ

レイカ「やかましい。こちとら大怪我してるんだぞ」

アレオス「何で起きてるんですか───っ!!?」ガーン!!!

カエデ「も、猛獣用の麻酔を打ったのに……!?」

リロード「レイカ!!!」

レイカ「何だ」

リロード「その海王類何とかしてくれ!!!」

レイカ「ん?」

レイカ「うおっ!!?」ビクッ

レイカ「……怪我したばかりだから流石に倒せないが…………退けるくらいなら…………!!」ダンッ!!!

アレオス「!!? あんな怪我をしているのに……跳んだ!!?」


レイカ「『無刄流奥義』…………!!!」


レイカ「『十万刃利鬼(じゅうまんばりき)』!!!!」


身体を回転させ、鞘ごと振り抜いた刀は、海王類の頰に直撃するッ!!!


海王類「ギャアアアアアアアア……!!!」ザッパァン!!


衝撃を受けた海王類は、叫び声を上げながら海へと沈んでいったッ!!!


タンッ

レイカ「これでいいか?」

リロード「へへっ、充分さ」

アレオス「か、海王類を一撃で……!?」

レイキ「…………チッ、何つーデタラメな強さだよ」

レイカ(……グラディウスと戦ってから1つ成長した気がする)

レイカ(…………気のせいか?)

リロード「お……!!」

リロード「〝不思議山〟が見えたぞ!!!」

レイカ「待て……その後ろの影は何だ!?」

ネッキ「バカでけェ!!!」

鳥「クエ……!!?」


ゴオオオオ……


ネッキ「あれが……〝赤い土の大陸(レッドライン)〟か!!! 雲でてっぺんが見えねェ!!!」

リロード「吸い込まれるぞ!!! 舵しっかり取れ!!!」

カエデ「任せてください!!!」

レイカ「すごいな……」

ネル「ウソみたい……」

ネル「本当に海が……山を登っている」

リロード「ずれてるぞ!! もうちょっと右!! 右!!」

カエデ「う、ううっ~~~……!!!」ギギッ!!

ネッキ「ヤベェ!! 間に合わねェぞ!!!」

ネル「ぶつかる───っ!!!」

レイキ「問題ねェ。そのまま行け……!!!」ダッ!!

レイキ「『アイス・コーティング』……!!!」パキパキィ……!!!

ぶつりかりそうな船の側面を能力による氷が覆う!

ガガガガガッ!!!

船は岩壁にぶつかるが、氷の防御のおかげで船は無事だッ!!

ネル「助かった!!!」

リロード「やるなァレイキ!!!」

レイキ「そんな事より……前を見ろよ」

カエデ「あ……」





全員「「「入ったァ───っ!!!」」」ドオオオオオン!!!

ザパァァ……ン!!!

ネッキ「ひゃ──っ!!」

アレオス「ここが頂上ですか……!!」

ネル「あとは下るだけです!!!」

鳥「クエエエエ!!!」バサバサ

リロード「よっと」ヨジヨジ

リロード「おお……」


リロード「見えたぞ〝偉大なる航路(グランドライン)〟!!!」ドン!!


リロード「ここが世界で一番偉大な海……!!」


リロード「行け───っ!!!」

ブオオオオオ!!!


ネル「な……何か聞こえませんでした?」

リロード「知るか──行け──!!!」

カエデ「風の音じゃないですか? きっと変わった地形が多いんですよ」


ブオオオオオ!!!


鳥「クエ?」

ネッキ「おーいネル!! 前方に山が見えるぜ!!」

ネル「山?」

ネル「そんなハズないですよ! この先の〝双子岬〟を越えたら海だらけですよ」


ブオオオオオ!!!


リロード「ん?」






ヘラクレスタカアシガニ「ブオオオオオ!!!」ドォン!



レイキ「山じゃねェ!!!」



ネッキ「カニだァ!!!」




アレオス「か、カニって鳴きましたっけ!!?」

レイカ「どうする? 戦うか」

ネル「な、ななな何言ってるんですか!!? 戦えるレベルじゃないですよ!!!」

ネッキ「でも進路を塞がれてるぞ!?」

レイキ「ちょっと待てここまで近づくとタダの壁じゃねェか!! どこか抜けられるとこはねェのか!!?」

カエデ「あれは……ヘラクレスタカアシガニ!!?」

リロード「知ってるのか?」

カエデ「巨大なカニの一種です!!」

カエデ「海中から現れたヘラクレスタカアシガニにハサミで船を貫かれる事故が多数報告されているようです!!!」

アレオス「マズイじゃないですか!!?」

ヘラクレスタカアシガニ「ブオオオオオ!!!」キィン!!!

ネッキ「うわぁ───っ!!! カニの足だァ───っ!!?」

レイキ「あんなのにやられたらひとたまりもねェぞ!!!」

レイカ「さすがに斬れないか……!!!」

カニのハサミ「ゴウッ!!!」

全員「「「うわぁ───っ!!!!」」」



ドドドドッ!!!

カニに何本もの巨大な銛が突き刺さるッ!!!

ヘラクレスタカアシガニ「ブオオオオオ!!!」

ザッパァァ……ン!!!

レイカ「……倒したのか?」

ネル「し……死ぬかと思ったぁ……」ヘナヘナ

ネッキ「助けれくれた人がいるみたいだな!!!」

レイキ「……〝人〟だといいな」


ゴゴゴゴゴ…………


???「船…………」

レイカ「あんなオッサンが一撃であのカニを倒したってのか……」

レイキ「一体……何者なんだ……」ゴク……!

???「…………」ゴゴゴゴゴ…………

レイキ「…………」ゴゴゴゴゴ…………

???「カニ食うか?」

レイキ「よりによって一言目がそれかよっ!!!」

???「何だ……食わねェのか」

リロード「食う!!!」

ネッキ「オレも!!! オレも食うぞ!!!」

レイキ「テメェらは黙ってろ!!!」

レイキ「テメェは一体何者だ……!!?」

???「……名前を聞く時はまず自分から名乗るのが礼儀ってもんじゃないか?」

レイキ「チッ……まァそりゃそうだ。悪かった」

???「俺の名はシイ。双子岬の灯台守をやっている。歳は46歳。魚座のAB型だ」

レイキ「あいつブン殴っていいよなァ!!?」

レイキ「落ち着け」

シイ「まったく……双子岬の管理人に向かってその態度はないんじゃねェのか!? 海賊さんよォ!!」



[双子岬の灯台守 〝大漁のシイ〟]



ネル「双子岬の管理人……ですか」

シイ「そうさ。せっかくの縁だ、ほんとにカニ食っていけや」

リロード「ありがとなカニのオッサン!!!」

>>32
レイキ「あいつブン殴っていいよなァ!!?」

レイキ「落ち着け」

レイキ「あいつブン殴っていいよなァ!!?」

レイカ「落ち着け」

でした。レイキが自分に話しかけるところだった


/////


\調理されたカニ/どーん!


リロード「うめェうめェ!!!」バリバリ

ネッキ「めちゃくちゃうめェ!!!」バリバリ

鳥「クエクエクエ!!!」バリバリ

カエデ「か、カニって殻ごと食べるものなんですか?」

リロード「そうだぞ」

ネル「違いますよ!!?」

レイキ「まったく下品なヤロウ共だな」

レイキ「こういうのは少しちぎって一口で食べんだよ」バリバリ

ネル「アンタも殻ごとか!!!」

シイ「よく食う海賊達だな。けっこうけっこう」

シイ「若ェ時はそんくらいじゃねェとな!!」

リロード「お、そこうまそーだな!」ヒョイ

シイ「あっオメェそれは俺のだぞ!!!」

リロード「何だよ!! 若い時はたくさん食べろって言ってたじゃねェか!!」

シイ「それはそれだ!! これは俺が獲ったんだぞ!!」


ギャーギャー


レイカ「騒がしいな」

アレオス「はは……賑やかなのはいい事ですよ」

シイ「まったく……ここまで馴れ馴れしい海賊は初めてだ!!」

ネル「初めてって……今まで色んな海賊に会ってきたんですか?」

シイ「当たりめェだ。偉大なる航路(グランドライン)に来る海賊は必ずここを通るからな」

シイ「俺は20年くらい前からここの灯台守やってんだよ。そりゃたくさんの海賊達に会ってきたさ」

シイ「…………俺も昔は海賊でな。だから分かる。偉大なる航路(グランドライン)に来る海賊は、入る時に一度〝死ぬ〟んだ」

シイ「幸運にもオメェらの船は無事みたいだが……どうすんだ? 本当に行くのか? 戻るなら今のうちだぞ」

リロード「戻るわけねェよ。おれは海賊王になるんだからな」

シイ「そうか、なら仕方ねェなァ……………………」



シイ「海賊王だと───っ!!?」ガーン!!!

リロード「うおっビックリした」

シイ「ほ、本気で言ってるのか!!? 海賊王になるっていうのがどれだけ厳しいのか分かってんのかよ!!?」

リロード「さァな」

リロード「でも……なるぜ。おれは海賊王になる」

リロード「だから行かなきゃならねェんだ、偉大なる航路(グランドライン)に」

リロード「冒険しなきゃ海賊じゃねェしな!!!」

シイ「!!!」

シイ「冒険しなきゃ……海賊じゃない……」

シイ「がはは……俺にはちと厳しい言葉だぜ……」

ネル「あ───っ!!!」

レイカ「うるさいな。傷口に響く」モグモグ

カエデ「どうしたんですか?」

ネル「羅針儀(コンパス)が……!!! 壊れちゃいました……!!! 方角を示しません!!!」

羅針儀(コンパス)「ぐるぐるぐるぐる」どーん!!

シイ「…………」

シイ「オメェ達は……何も知らずに〝ここ〟に来たらしいな」

シイ「呆れたもんだ。命を捨てに来たのか?」

ネル「?」

シイ「知ってるだろ。この海では一切の常識が通用しない。そのコンパスが壊れているわけじゃねェんだ」

カエデ「……! もしかして、磁場が?」

シイ「察しがいいな。そう……偉大なる航路(グランドライン)にある島々が鉱物を多く含むために、航路全域に磁気異常をきたしているんだ」

シイ「さらにこの海の海流や風には恒常性がない。オメェも航海士ならこの恐ろしさが分かるだろ」

シイ「何を知らずに海へ出れば確実に死ぬ」

ネル「た、確かに……方角を確認する術がなかったら絶望的です」ガクガクブルブル

レイカ「広大な海に放り出されたら私の能力でも島を探すのは厳しい」

アレオス「み、みんな知らなかったんですか……」

シイ「そんな〝偉大なる航路(グランドライン)〟を航海するには『記録指針(ログポース)』が必要だ」

カエデ「ログポース?」

シイ「〝磁気を記録〟する事のできる特殊な羅針儀(コンパス)の事だ」

シイ「『記録指針(ログポース)』がなければこの海の航海は不可能だ」

シイ「ま、偉大なる航路(グランドライン)の外での入手はかなり困難だがな」

ネル「な、なるほど……」

アレオス「え……もしかして持っていないんですか!? 当然持っているものと……!!」

レイキ「そんなものがあるとは……マズイな。どう航海する?」

シイ「慌てんな。俺のをやるさ。オメェらみたいな奴らのために灯台守はいるんだぜ」

リロード「いいのか? カニのオッサン」

シイ「? 何がだ?」

リロード「オッサンだって航海したいんじゃねェのか」

シイ「…………!!」

シイ「……昔の話さ」

レイキ「その口振りからして、テメェは偉大なる航路(グランドライン)に心折られたみてェだな」

カエデ「れ、レイキさん!! そんな言い方……」

シイ「いいんだ、お嬢ちゃん。その通りだからな」

シイ「……20年前、俺は西の海(ウエスト・ブルー)から偉大なる航路(グランドライン)にやってきた」

シイ「俺は船長でな。〝入口〟で心身共に疲弊した仲間達を励まして偉大なる航路(グランドライン)を進んだ」

シイ「その結果……仲間達は偉大なる航路(グランドライン)の恐怖に飲まれちまった」

シイ「ほとんどの仲間は西の海(ウエスト・ブルー)に帰っちまったよ……無事に帰れたかは怪しいもんだがな」

リロード「……じゃあ、何でオッサンはここにいるんだ?」

シイ「そ、それは……灯台守が誰もいなかったからよ……」

リロード「ダメだ」

シイ「はっ?」

リロード「自分にウソをつくのはダメだ。そうやって20年間ずっとここにいたんだろ」

リロード「ちゃんと答えろ。オッサンはどうしてここにいるんだ」

シイ「お、俺は……俺は……!!」



【シイを仲間にする事ができます。どうしますか? もし仲間にしない場合は、1人で海に出て『大漁海賊団』を結成する事になります。】

1.仲間にする
2.仲間にしない

↓多数決。先に3票取った方を採用

お爺ちゃんが仲間になった!しかしドラマがあまりないのがなぁ・・・

1選択で本日はここまで。シイが仲間になりました。

>>45
ドラマのないキャラクター(アレオス、シイなど)は離脱の確率が高くなります。なのでそのうちドラマのようなものを挟むと思います。今回シイはノリで仲間になるようなところがありますね。


今日は2つ安価をします。まず1つは悪魔の実安価。超人系か自然系の実をお願いします。

もう1つは島の安価です。偉大なる航路(グランドライン)に相応しい島をお願いします。下記のテンプレをご使用ください。


実の名前:
種類:
能力の詳細:
備考:もしナシならここは書かなくても大丈夫です

島の名前:
島の特徴:
備考:もしナシならここは書かなくても大丈夫です

↓10くらいまで。2つ書いてもいいし、どちらか片方だけでもいいです

言ってしまうと、他のメンバーにも追加のドラマみたいなものがあります。そこら辺が原作と違いますが、このスレのオリジナル要素という事でよろしくお願いします。

乙 おじさんたちはこの先生き残れるか

島の名前: ユグドラシル島
島の特徴: 中心に『世界樹』と呼ばれる超巨大な樹が生えており、神秘的な雰囲気を醸し出している。周辺には無数の小島がある。
備考:『世界樹』を中心として広がる街『カナニア』以外は、自然に囲まれている平和な島。
この島にある伝承によると、『ヴァア・ドロローサ(苦難の道)』の先にある小島に『ヨルムンガンド』と呼ばれるとんでもない怪物とそれを封印した伝説の武器が眠っているらしいが…?
海賊にも海軍にも寛容で、とても快適。動物もいっぱい。
武器屋と鍛冶屋が多く、強い武器を追い求める人がよく来島する。

実の名前:二ク二クの実
種類:超人系
実の詳細:人や動物に触れると肉塊にかえる能力。能力者本人の場合、自身の体の肉を切り離して操ることができる(相手を捕らえて肉塊にかえることもできる)。他にも能力者の肉を揉むと揉んだところが大きくなる。
備考:肉塊に変えられた者は意識はある(話したり、動く事などできない)。能力者は肉を切り離した際、痛みは感じない。

島の名前:ネオン島(とう)
島の特徴:ネオンやイルミネーションがあり、年中光っている島。カジノやスナックなどたくさんある。
備考:ずっと光っているので島にきた人は目がチカチカしたり全く眠れないことがある。

>>52すいません
二ク二クの実の備考で「無機物は肉塊にできない」も追加でお願いします。

お久しぶりです。前回の更新から思ったより時間が経ってました。

こんな時間ですが、始めていきます。

短期集中表紙連載風SS第一弾
『目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記』



vol.1「何はともあれ雑用雑用っ!!」



[海軍第153支部]


───朝。

ウミナリ「す、すごい……リロードさん……」プルプル

ウミナリ「懸賞金3000万ベリーだなんて……!!」

ウミナリ「ぼ、ぼくも頑張らなきゃ……!!」

ウミナリ「まずは……雑用をこなさなきゃ。目の前の事をひとつひとつやっていくんだ!!」

ウミナリ(2年間も海賊の雑用係だったんだ……海軍の雑用係だったら何年でもやれる!!!)

ウミナリ「頑張るぞ───っ!!!」オーッ!

海兵1「おい雑用!! この窓の磨き甘いぞ!! やる気あるのか!!?」

ウミナリ「も、申し訳ありません!! 今やり直します!!」タッタッ……


海軍に入りたかった少年・ウミナリは、今日も頑張っている。

※多数決の結果、シイが仲間になりました!!!



シイ「…………」


/////


シイ『俺の船への乗船条件は魚が好きな事!!』

シイ『どんな魚も採っちまう大漁海賊団の旗上げだァ!!』

海賊達『ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!』


/////


シイ「……なァ、リロードよォ…………」

シイ「『オールブルー』って知ってるか?」

リロード「おーるぶるー?」

シイ「東の海(イースト・ブルー)、西の海(ウエスト・ブルー)、南の海(サウス・ブルー)、北の海(ノース・ブルー)に生息する全ての魚が泳いでいるっつー伝説の海だ」

シイ「俺はそのオールブルーに行って漁をするのがガキの頃からの夢なんだ」

レイキ「そんなモンが……本当にあんのか?」

シイ「ある……!! 俺はそう思っている」

シイ「ここは偉大なる航路(グランドライン)だからな……何があってもおかしくねェ。だからこの海に来たんだ……」

シイ「俺は……そんな夢を持ちながら、こんな場所で燻ってた……自分に言い訳してな……」


シイ「…………俺は、海に出てェ……………………!!!」ドン!!


リロード「そうか……」


リロード「なら、おれの船に乗れよ!!」ドドン!!


シイ「い、いいのか……!?」

リロード「あァ、船長はおれだけどな」

リロード「おまえらも、いいよな?」

レイカ「まァいいんじゃない」

鳥「クエクエッ!!」

カエデ「仲間が増えるのは嬉しいですけど……そうなると灯台守いなくなっちゃいますね」

アレオス「そういえばそうですね」

レイキ「ネッキ、出番だ」

ネッキ「オレを置いていこうとしてるなオマエ!!?」

シイ「がはははは!! それなら問題ねェ!!」

シイ「俺がここに住み着いた時も灯台守なんざいなかったからな。そのうちやりてェ奴がやるさ」

シイ「ちょっと待ってろ」ゴソゴソ

パシッ

ネル「手配書?」

レイキ「テメェ……賞金首だったのか」

シイ「西の海(ウエスト・ブルー)出身、元・大漁海賊団船長〝大漁のシイ〟、懸賞金1000万ベリー!!!」

シイ「今日より〝テンガロンハットのリロード〟にこの命、預ける……!!!」

シイ「大船に乗ったつもりで安心しなァ!!!」ドドン!!!

リロード「へへっ……言うじゃねェか!!!」

/////


シイ「おっと……忘れるところだった」

シイ「ほいよ、『記録指針(ログポース)』だ」

ネル「……これがログポース」

記録指針(ログポース)「どーん!」

ネル「何の字盤もない…………」

シイ「偉大なる航路(グランドライン)に点在する島々は、ある法則に従って磁気を帯びている事が分かっている」

シイ「──つまり島と島とが引き合う磁気をこの『記録指針(ログポース)』に記憶させ、次の島への進路とするのさ」

シイ「まともに己の位置すらつかめないこの海では『記録指針(ログポース)』の示す磁気の記録のみが頼りになる」

シイ「始めは〝この山〟から出る7本の磁気より一本選べるが、その磁気はたとえどこの島からスタートしようとも、やがて引き合い……一本の航路に結びつくんだ」

シイ「そして最後にたどり着く島の名前は……『ラフテル』!!!」

シイ「偉大なる航路(グランドライン)の最終地点であり、歴史上にもその島を確認したのは海賊王の一団だけだ」

シイ「伝説の島なのさ……!!!」

ネッキ「じゃあ……そこにあんのか!? 〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟は!!!」

シイ「さァな……その説は最も有力だが誰もそこにたどり着けずにいる」

リロード「そんなもん、行ってみりゃわかるさ!!!」

シイ「がはははは!!! いいねェ、海賊らしいじゃねェか!!!」

レイキ「じゃあどの航路(ライン)にするのか決めなきゃなんねェのか」

リロード「よしっ、コインで決めるか!」

レイカ「どうやって7本の航路をコイントスで決めるんだ」

リロード「ここに〝7面コイン〟がある」

ネル「何ですかそれっ!? コインを7面にする意味は!!?」

アレオス「もうそれサイコロじゃないですか?」

リロード「さーて、何が出るかな……」ピー……ン、パシッ



【コンマ一桁判定です。この後に〝ウイスキーピーク〟へ行くのは決まっていますが、その次の島を決めます。つまり『リトルガーデン編』が違うものになるかもしれないという事です。】

【航路は7本なのに候補が10個ありますが気にしないでください。】

1.リトルガーデン編
2.ねじまき島の冒険編
3.オレンジの町編
4.千年竜伝説編
5.珍獣島のチョッパー王国編
6.デッドエンドの冒険編
7.呪われた聖剣編
8.カラクリ城のメカ巨兵編
9.オーシャンズドリーム編
0.スリラーバーク編

↓1

>>71:コンマ0より『スリラーバーク編』に決定しました! まさか0が出るとは……



───船はゆく。今日の天候は冬、時々──春。


リヴァース・マウンテンの麓〝双子岬〟を出た船は、一路偉大なる航路(グランドライン)最初の島を目指す。


ネッキ「おっしゃ」サクッ!!

ネッキ「できた!!!」

ネッキ「空から降ってきた男!!! 〝雪だるさん〟だァ!!!!」

雪だるま「どーん!!」

リロード「やれやれ……まったく低次元な雪遊びだぜ……」

ネッキ「何ィ!?」

リロード「見よ、おれの魂の雪の芸術っ!! 〝スノウキング〟!!!」

等身大の雪像「ずどーん!!」

ネッキ「うおおスゲェ!!!」

レイキ「ハッ……くだらねェな」

リロード「何ィ!?」

レイキ「〝アイスエンペラー〟……この氷像の美しさには誰も敵わねェだろ」

3mほどの氷像「ドドン!!!」

リロード「うおおスゲェ!!!」

ネッキ「……おまえそれ能力使っただろ!! ずるいぞ!!」

レイキ「おーおー負け犬が何かほざいてやがるなァ」

ネッキ「『熱血パンチ』!!」ボゴォン!!

レイキ「何ィ!?」ガーン!!

レイキ「テメェ何してくれんだァ!!」バスッ!!

ネッキ「ぎゃあ───っ!!! 雪だるさ───ん!!!」ガガーン!!

シイ「うるせェぞオメェら!! ちったァ雪かき手伝えよ!!?」ズサッ!!

リロード「あ───っ!!! スノウキング───っ!!!」ガーン!!

レイキ「オッサンが一番の新入りだろ。テメェだけで雪かきしてろや」

シイ「何ィ!?」

シイ「俺は一番の年長者だぞ!? 少しは敬ったらどうだ!!」

リロード「おれのキングに何すんだよ!!」ドゴッ!!

シイ「うごっ!!?」

シイ「殴りやがったな!!? やんのかコラ!!!」

ネッキ「上等だあああああ!!!」メラメラァ……

レイキ「何でネッキが盛り上がってんだよ!!?」

シイ「つーかその炎で雪溶かせよ!!!」

ギャーギャー

ネル「こ、この寒いのに何であの人達あんなに元気なんですか……」ガクガクブルブル

アレオス「元気なのはいい事ですよ」

ピシャ!!!

ゴロゴロゴロ……!!!

ネル「雷……!!? 一体どうなってるんですか〝ここ〟の気候は!!?」

ネル「さっきまでは暑いくらいポカポカの晴天だったのに……」

アレオス「…………もしかして、君達けっこう〝偉大なる航路(グランドライン)〟をナメてます?」

アレオス「さっきからずっと舵取ってないですけど大丈夫ですか?」

カエデ「?」

ネル「え、でもついさっき方角は確認して……」

ネル「あ───っ!!!」

鳥「クエッ!!?」ビクッ

レイカ「どうした騒々しい」

ネル「そんな……!!!」

ばんっ!!

ネル「180度船を旋回!! 急いでください!!」

ネッキ「180度!? 何で引き返すんだ!!?」

リロード「忘れ物か?」

レイキ「何忘れたんだオッサン」

シイ「俺じゃねェよ!!」

ネル「船がいつのまにか反転して進路から〝逆走〟してるんです!!! ほんのちょっと『記録指針(ログポース)』から目を離したスキに!!!」

ネル「波は静かだったのに……!!!」

アレオス「ここはそういう海ですよ。風も空も波も雲も何一つ信用してはならない……」

アレオス「不変のものは『記録指針(ログポース)』が指す方向だけなんです!!」

ネル「それ早く言ってくださいよ!!?」

アレオス「え、だ、だって……偉大なる航路(グランドライン)の出身が出しゃばるのも良くないかなって……」

ネル「全然出しゃばってください!!!」

レイカ「……!」ピーン!

レイカ「ネル、早く船動かした方がいい。近くに氷山があるぞ」

ネル「えええええっ!!?」

ネル「右舷から風を受けて!!! 船を180度反転します!!!」

シイ「おっしゃ!! 船の事は俺に任せろ!!大船に乗ったつもりでいなァ!!!」

シイ「俺は三角帆(うしろ)をやる!!! 舵は!!?」

カエデ「わ、私が!!!」

シイ「しっかりやれよ!!!」

レイカ「……待て、風が変わった」

ビュウ……

レイキ「春一番だな」

ネル「何で!!?」

ネッキ「うおおおおお!!? 氷山だああああ!!!」

リロード「任せろおれが壊す!!!」ダッ!!!

シイ「波が高くなってきやがった!!!」

バァァァン!!!

レイカ「お、氷山壊したか」

アレオス「あ───っ!!! リロードが海に!!!」

ネル「鳥さん!!! レスキュー!!!」

鳥「クエエエエエエエ!!!」バサバサッ!!

ネル「雲の流れが早い……!!!」

ネル「ダメだ、帆をたたんでください!! あの風は大きすぎる!!!」

バリッ!!

シイ「おいやべェぞ帆が裂ける!!! 早くたたむぞォ!!!」

鳥「クエ……クエ……」ヘナヘナ

リロード「あ゛……あ゛り゛がどな゛……鳥……」ヘナヘナ

ネッキ「うおおおおお!!? また氷山だあああああ!!!」

ネッキ「今度は2個だぞ!!!」

レイキ「チッ、避けれるか!!?」

カエデ「くぅ……き、厳しいです……!!!」

ガッ!!!

リロード「かすったぞ!!!」

アレオス「船底やられてます!!!」

シイ「俺が塞ぐ!!! 誰か帆ォ見てろ!!!」

レイカ「ネル、指針は?」

ネル「またズレてますっ!!!」

ネッキ「何ィィ!!?」

リロード「無事に着くかどうかコイントスで決めてみるか」

リロード以外の全員「「「そんな事している場合か!!!」」」

/////


カモメ「クー、クー」

ザザーン…………

ネル「つ、疲れた……」ぐっったり

カエデ「もう動けないです……」ぐっったり

ネッキ「熱血切れだ!!!」ぐっったり!!!

レイカ「元気じゃないか?」ぐっったり……

シイ「…………」

リロード「どうしたシイ」

シイ「……いやァ、少し感慨にふけってたんだよ」

シイ「…………乗り切れるもんだな」


/////


『船長!!! もうダメです!!!』

『戻りましょう!!! 今ならまだ戻れます!!!』

シイ『バカ野郎!!! 何言ってんだ!!!』

シイ『この俺がいるんだ!!! 大船に乗ったつもりで頑張れ!!!』

『イヤだァ!!! 俺はまだ死にたくねェ!!!』

『俺達にゃ偉大なる航路(グランドライン)は無理だったんだよォ!!!』

シイ『オメェら……』


/////


リロード「あァ、そうさ。意外と何とかなるもんだぜ。最後まで諦めなきゃな」

リロード「その証拠に……ほら」



リロード「一本目の航海が終わった」



\サボテン島/どーん!



リロード「島だァ!!!」

ネッキ「でっけーサボテンがあるぞ!!!」

ネル「良かった……無事に着いた……」ホッ……

リロード「上陸だ───っ!!!」

鳥「クエ───ッ!!!」

ネル「正面に川がありますね。船で内陸に行けそうです」

ネル「バ……バケモノとかいませんかね……?」ガクガク

レイキ「ここは偉大なる航路(グランドライン)だ、可能性はいくらでもある」

ネル「速攻で逃げましょう!!!」

カエデ「ちょっと待ってください。私達はどんな島でも滞在しなきゃならないんですよ」

ネル「あ……そうか。〝記録指針(ログポース)〟にこの島の磁力を記録しなきゃいけないんだ。そうじゃないと次の島に進みようがない」

シイ「そうだな。島によって〝記録(ログ)〟のたまる早さは違う。『数時間』でいい事もあれば『数年』の場合だってある」

ネル「つまり……島がどんなに恐ろしい場所でも、何日もいなきゃならない事があるって事ですか……!!?」ガクガクブルブル

リロード「その時はその時だ。早く行こうぜ!」うずうず

リロード「川があるのに入らないなんておかしいだろ?」

アレオス「そうですかね……?」

レイカ「まァリロードの意見にも一理ある。考えていたって始まらない」


ゴオオオオオ……


ネル「……じゃ、じゃあ入りますよ」

レイキ「テメェら。逃げ回る用意と戦う準備を忘れるなよ」

市民1「おい、ありゃ海賊船じゃないのか」

市民2「何!? ほ……本当だ!!」



リロード「? 人の声がするぜ」

シイ「霧でよく見えねェな」

ネル「人ですか!? 人なんですね!?」



ワーワー キャーキャー

ドタドタバタバタ

市民3「みんなに伝えろ!! 海賊だ!!」

市民4「海賊が来たぞォ!!」





市民達「ようこそ!!! 歓迎の町〝ウイスキーピーク〟へ!!!」ばんっ!!

ワアアアアアアアアアア

パァン、パァン!!!

市民5「海賊だぁ!!!」

市民6「ようこそ我が町へ!!」

市民7「〝偉大なる航路(グランドライン)〟へようこそ!!」

リロード「お?」

レイキ「…………クラッカー?」

シイ「何だ何だ、バケモノどころか歓迎されてるぞ俺達」

レイカ「どうなってる?」

市民達「海の勇者達に万歳!!!」ワアアアアアアアアアア

カエデ「やっぱり……海賊っていうのはヒーローなんですね!!!」

鳥「クエ───ッ!!!」


/////


ザワザワ キャーキャー

チューリップのような髪型の男「ようこそ、いらっしゃいませ!! 私の名前はチュリップン」


[ウイスキーピーク町長 チュリップン]どん!!


チュリップン「驚かれた事でしょうが、ここは酒造と音楽の盛んな町、ウイスキーピーク」

チュリップン「もてなしは我が町のほこりです」

リロード「おっさん髪型面白いぞ」

レイカ「確かに」

チュリップン「自慢の酒なら海のようにたくさんございます。あなたがたのここまでの冒険の話を肴に、宴の席をもうけさせては頂けませんか……!!」

リロード・ネッキ・シイ「喜んで~~~っ!!!」

レイキ(バカ共が……)

ネル「あの、それはそれとして、この島の記録(ログ)はどれくらいでたまりますか?」

チュリップン「ログ? そんな堅苦しい話はさておき旅の疲れを癒してください!!」

チュリップン「さァみんな宴の準備を!! 冒険者達にもてなしの歌を!!」

リロード「宴だァ!!!」

───ウイスキーピークの日は暮れる。


───月が出た。ウイスキーピークの歓迎の宴は続く──


シスター「えええええ!!? あの素晴らしい海賊旗を描いたのはあなたなんですか!!?」

ネル「へへへ……そ、そうなんですよ!! 実は!!」

シスター「いやぁあんなにセンスのいい海賊旗を見たのは生まれて初めてですよ!!!」

ネル「へ、へへへへへへへ……そうですかね……!!?」

カエデ「これ……美味しいですね! いくらでも食べられそうです」モグモグ

ウエイター「いくらでもありますので、いくらでもご注文ください」

ネッキ「あ、それ!! あ、よいしょ!!」クイッ、クイッ

鳥「クエクエッ!! クエクエッ!!」クイッ、クイッ

市民1「ぎゃははははは!!! コイツら踊れるぞォ!!!」

女1「ねーお兄サン……もうちょっと飲まない?」

アレオス「あー……じゃ、じゃあもう一杯だけ……」

女2「うふふ、お兄サンって色男よねぇ……」

アレオス「参ったな……」

レイカ「おかわり」

コック「もーかんにん」バタン

市民2「うああああああまりの食べっぷりにコックが倒れたあああああ!!!」

リロード「うっぷ!!」ゴトッ

レイキ「うめェ酒だな」ゴト

シイ「がははははは!! こんなに飲んだのは久しぶりだぜェ!!」ゴトッ!!

市民3「うおおおおおなんて飲みっぷりだあああああああ!!! ウチの酒がなくなっちまうぜえええええええ!!!」

レイキ「…………いかん、打ち止めだ」バンッ!!

カエデ「何だか眠くなってきました……」

ネル「このまま寝ちゃいましょう、幸せですし……」

アレオス「……しまった、眠気が…………」

ネッキ「疲れたな!! 寝る!!!」

鳥「クエ~~~…………」バタン

レイカ「おやすみ」コテン

シイ「がははははは!!! オメェら情けねェな…………」バタンッ!!

リロード「やれやれ……まったくおまえらは……」バタン……

しー…………ん



チュリップン「騒ぎ疲れて……眠ったか……」

チュリップン「よい夢を……冒険者達よ……」

チュリップン「今宵も…………月光に踊るサボテン岩が美しい…………」

サングラスの男「詩人だねェ……〝 Mr.8〟」


[チュリップン 改め Mr.8]


Mr.8「君か……どこにいたんだね、Mr.9……」

サングラスの男(以下、Mr.9)「ああいう仕事は苦手でな。奴らは?」

Mr.8「堕ちたよ……地獄へな……」ドン!

ガチャ

シスター「ああ神よ。よく飲みよく食う奴らに天罰を……」

Mr.9「お、ミス・マンデー……元気そうじゃねェか」

シスター「元気なもんか。こっちは泡立ち麦茶で競ってたってのに……!!」


[シスター 改め ミス・マンデー]


ミス・マンデー「しかしわざわざ〝歓迎〟をする必要があったのかねェ。あんな弱そうな海賊共をさ……」

Mr.8「まァまァそう言うな。この手配書を見てみろ」

ペラッ

Mr.8「あのテンガロンハットを被った男のものだ」

ミス・マンデー「な、何ィ!? さ、3000万ベリー!!?」

Mr.8「海賊共の力量を見かけで判断しようとは愚かだぞ、ミス・マンデー……」

ミス・マンデー「め、面目ない……」

Mr.8「だがまァ片はついている。社長(ボス)にもいい報告ができそうだ……」

Mr.8「さっそく船にある金品をすべて押収、奴らを縛り上げろ!!」

Mr.8「殺してしまうと3割も値が下がってしまう。政府は公開処刑をやりたがっているからな」






レイキ「おーおー悪い事考えてるじゃねェか……」

ネッキ「騙すなんてヒドイ奴らだな!!!」




Mr.8「!?」

市民1→賞金稼ぎ1「み……Mr.8!! ミス・マンデー!!」

賞金稼ぎ1「いつの間にか部屋から2人逃げ出して……!!!」

Mr.8「貴様……!! 完全に酔い潰れたハズじゃ……!!」

レイキ「テメェらみてェな怪しい奴らの前で潰れるわけねェだろ」どん!!

ネッキ「『熱血アルコール飛ばし』で起きたぞ!!!」どん!!

レイキ「つまりこういう事だろ……? ここは〝賞金稼ぎ〟の巣」

レイキ「意気揚々と〝偉大なる航路(グランドライン)〟へやってきた海賊達を出鼻からカモろうってわけだ……!!」


\たくさんの賞金稼ぎ/どーん!!


ネッキ「賞金稼ぎ……ざっと……うーん……」



【コンマ一桁判定。出た数×100人の賞金稼ぎとなります。】

↓1

99!

>>85:コンマ一桁(6)×100=600人の賞金稼ぎ



レイキ「ざっと600人だ」

ネッキ「そうだな!! 600人だ!!」

ネッキ「相手になるぞ〝バロックワークス〟!!!」どん!!

賞金稼ぎ達「!!!?」

Mr.8「き……貴様、何故我が社の名を……!!?」

レイキ「昔、俺達も似たような事をやってた時にテメェらの会社からスカウトされた事がある。当然ケったがな」

レイキ「社員達は社内で互いの素性を一切知らせずコードネームで呼び合う。もちろん社長(ボス)の居場所、正体も社員にすら謎」

レイキ「ただ忠実に指令を遂行する犯罪集団〝バロックワークス〟……ハッ、秘密だったか?」

Mr.9「こりゃ驚いた……俺達の秘密を知っているんじゃあ消すしかねェな……!!」

Mr.8「また一つ……サボテン岩に墓標が増える……!!!」ゴゴゴ……!!

という感じで本日はここまで。お疲れ様でした。次回、ネッキ&レイキが600人の賞金稼ぎをボッコボコにします。

今日は悪役安価です。悪いキャラクターをお願いします。劇場版のラスボスからしょうもない小悪党まで何でも。役職の縛りはありません。

名前:
性別:
容姿:
役職:海賊でも海軍でも何でも
異名:
性格:
キーワード:

↓10くらいまで

名前: グラウス・イラトゥス
性別: 男性
容姿: 金髪のベリーショートで無精髭を生やしている。
優しい顔付きだが、背負っている十字架状のバスターランス(大型の槍)の威圧感は相当のもの。
首元に掛けているペンダントには女性と共に写っている写真があり、それを大切にしているらしいが…?
役職:神父兼マフィアグループの首領
異名: 聖槍の主
性格: 明るく気前の良い、仲間想いな性格の神父だが、マフィアグループの首領で犯罪行為を行っている(腐っても聖職者故か、殺人は基本行わない。万一殺めた場合は、祈りを捧げて魂を鎮める)。
嘗ての経験から『何にも侵されない平和な国』を作ることを夢見ており、そのためなら悪事に手を染める覚悟を持つ。
また、仲間が傷ついた時は激昂するが、冷静な判断も並行して行える器量も併せ持つ。
キーワード:元少年兵

少し補足します

名前: グラウス・イラトゥス
性別: 男性
容姿: 金髪のベリーショートで無精髭を生やしている。
優しい顔付きだが、背負っている十字架状のバスターランス(大型の槍)の威圧感は相当のもの。
槍頭は一般的な槍のそれとは違い薙刀のようになっており、槍頭の根元からは戟のように両方に刃が伸びて、十字架のように見える(縦のは一方にのみ刃が、横のは両刃加工が施されいる)。
石突きの部分は取り外し可能で、細身の剣が仕込まれている(本来は石突きなので装着した状態で刺突も出来る)。
首元に掛けているペンダントには女性と共に写っている写真があり、それを大切にしているらしいが…?
役職:神父兼マフィアグループの首領
異名: 聖槍の主
性格: 明るく気前の良い、仲間想いな性格の神父だが、マフィアグループの首領で犯罪行為を行っている(腐っても聖職者故か、殺人は基本行わない。万一殺めた場合は、祈りを捧げて魂を鎮める)。
嘗ての経験から『何にも侵されない平和な国』を作ることを夢見ており、そのためなら悪事に手を染める覚悟を持つ。
また、仲間が傷ついた時は激昂するが、冷静な判断も並行して行える器量も併せ持つ。
キーワード:元少年兵

何度もすみません…。性格の最後のところに『どんな状況であっても、深夜4:30には必ず礼拝を行う』を追加してください。

なんか説明長すぎてもはや性格じゃなくて設定だな

今のところ
リロード(ルフィ枠)
レイカ(ゾロ枠)
ネル(ウソップ枠)
カエデ(カヤ枠?)
寒熱双子(ナミ枠)
アレオス(チョッパー&バット王子枠)
シイ(クロッカス&サンジ枠)
鳥(クリマ=タクト?)

みたいな当てはめかな、役職違うからあてにならないけど

スリラーバークならブルック枠、音楽家かな

>>99-100
確かに設定がガチガチすぎると少し組み込みにくいですが、そこまで気にしなくても大丈夫ですよ。一レスをいっぱいいっぱいに使うとかでなければ。


そうなんですよね、ONE PIECEって「名字・名前」なんですよ。次回の安価から「名字・名前」にしていただく感じでお願いします。

今までのキャラについてですが、登場した時に「このキャラの名字と名前逆です!! 頼むから変えてくれ!!」とソッと言っていただければソッと変更します。「まぁ別にいいかな」って人は申し訳ないですがこのままいきます。


では、始めていきます。

短期集中表紙連載風SS第一弾
『目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記』



vol.2「とにもかくにも勉強勉強っ!!」



───夜。


ウミナリ「うーん……勉強は難しいなあ」

ウミナリ「えーっと……現在海軍本部大将が合わせて3人で、それぞれ〝銀狼〟〝灰竜〟〝金鷲〟の異名がつけられている…………と」

ウミナリ「また、元帥の職務をよりスムーズに行うため、元帥補佐という役職が12年前から作られた…………と」

ウミナリ「ふわああ…………眠い…………」

ウミナリ「…………」ウトウト

ウミナリ「…………はっ!! ダメだダメだ」

ウミナリ「リロードさんだって頑張ってるハズだ。ぼくも頑張らなきゃ……!!」

ウミナリ「せめてこのページだけでも終わらせよう…………」

ネッキ「よし……!!!」

ネッキ「レイキ!!! 勝負だ!!!」

レイキ「あ?」

ネッキ「どっちがたくさん倒せるか!!! 勝負だ!!!」

レイキ「そんなのするまでもねェ。俺の勝ちに決まってんだろ」

ネッキ「言ったな!? 負けた方は何かおごりだからな!!!」バッ!!

ネッキ「うおおおおおお!!! 『熱血かかと落とし』!!!」

ズガン!!!

炎で強化されたネッキの足が、B・W社員達の上に振り下ろされる───っ!!!

B・W社員達「ぎゃああああああああ!!!」

レイキ「チッ……張り切りやがって」

レイキ「……まァ、俺達はテッカパークではほとんど何もしてねェからな」

レイキ「船長様に俺達が役に立つってところを見せとくか……」

B・W社員1「うらァ!! くらいやがれ!!」ドォン!!

1人のB・W社員が、レイキに向かってバズーカを放つ。

レイキ「……ハッ」

レイキ「『アイス・シールド』」ガギン!!

放たれた砲弾は、〝氷の盾〟によって受け止められたっ!!!

B・W社員1「な、何ィ!!?」

B・W社員2「悪魔の実の能力者か!!!」

レイキ「『アイス・ボックス』」パキパキィ……!!!

レイキが手をかざすと、周りに砲弾ほどの氷の塊がいくつか浮かぶ。

レイキ「そっちもくらえ……!!」ヒュン……!!

鉄ほどの硬度を持つ氷塊が、B・W社員達に襲いかかる───っ!!!

B・W社員達「ぬわあああああああ!!!」ガガガン!!!

レイキ「『アイス・ビッグ・ボックス』」パキパキパキパキィ……!!!

さらに巨大な氷塊……B・W社員100人ほどなら余裕で潰せるほどの塊が、B・W社員に落ちてくる───っ!!!

レイキ「テメェらにはもったいねェ技だなァ……!!!」

B・W社員達「ぎゃあああああああ!!!」

ズシーン……!!!

レイキ「……これでネッキと100人くらい差がついたろ」

レイキ「しかし……もっと骨のある奴ァいねェのか?」

Mr.9「呼んだか?」シュン……!!

突然背後に現れた槍使いが、レイキの心臓を狙う───っ!!

レイキ「『アイス・コーティング』!!!」

パキパキィ……!!!

ガンッ!!!

レイキの身体は氷に覆われ、まるで鎧を纏っているかのようだ。

槍は氷に阻まれ、ほとんどレイキに刺さっていない──っ!!

Mr.9「へェ……?」

レイキ「少しは骨があるんだろうなァ……!!」



ネッキ「うわあああああああ!!!」ブゥン……!!

レイキ「は?」

Mr.9「なっ……!?」

飛んで来たネッキはMr.9を巻き込み、近くの家屋に突っ込んでいった。

ドカァン!!!

レイキ「…………何なんだよ」

Mr.9「いてェな!! 何しやがる!!?」

ネッキ「オレに言うな!! オレを投げた……誰だっけ、ミスなんとかに言え!!!」

Mr.9「ミス・マンデーか?」

ネッキ「そいつだ!!!」

ネッキ「…………」

ネッキ「オマエ、そのサングラス……目のとこに『9』って書いてあるんだな!!」

ネッキ「ダサいな!!!」

Mr.9「何だとォ!?」ガーン!!

Mr.9「ふざけやがって!! 俺の槍技をくらえ!! うらァ!!」ヒュン!! ヒュン!!

ネッキ「わわっ!!」

ネッキ「ここは狭くて危ないな!! とりあえず避難だ!!」

ネッキ「『熱血~~~…………」

ネッキ「ロケット』!!!」ボォン!!!

Mr.9「あ!! お前、逃げるな!!」

B・W社員達「ぎゃああああああ!!! 何か飛んできたああああああ!!!」

ズガーン……!!!

バキィ!! ボキィ!!!

レイキ「弱ェくせに数が多いな……」

レイキ「……よし」

タッタッタッ……

B・W社員1「おい!! あいつハシゴを登ったぞ!!」

B・W社員2「ぐはははは!! 袋の鼠だなァ!!」

B・W社員2「お前ら!! 一気に追いつめるぞォ!!」

B・W社員達「ウオオオオ!!!」

タッタッタッ……!!!

B・W社員1「へっへっへっ……!! 捕まえたぜェ!!」

レイキ「よう」

ガシッ

B・W社員1「えっ」

レイキ「テメェの後ろにはざっと100人……上出来だ」

B・W社員1「えっ、ちょっと、あの、まさかその」

レイキ「『アイス・タイム』!!!」パキパキィ……!!!

B・W社員1「ぎゃああああ……………………」パキィーン……!!

1人のB・W社員が凍ったのを皮切りに、後続のB・W社員は次々と凍っていく───っ!!!

レイキ「フン……!!」



ミス・マンデー「ウラァ!!!」ブゥン!!!

ゴッ……!!!

ミス・マンデーの振り回した巨大な柱がレイキの後頭部を直撃する───っ!!!

レイキ「がっ……!!?」

ミス・マンデー「能力ばかり使って……力ではアタシに敵わないくせにね!!!」

ミス・マンデー「『ストロング・パンチ』!!!」ゴウッ……!!!

レイキ「…………」

ガッ……!!!

ミス・マンデー「な……何……!?」

ミス・マンデー「アタシの『ストロング・パンチ』が……止められた!!?」

レイキ「オイ……どうした? 俺は力じゃテメェには敵わねェんだろ?」メキメキ……

ミス・マンデー「ぐわあああああ!!!」

レイキ「オラ……お返しだ!!!」ズガン!!!

ミス・マンデー「……!!!」バタン……

レイキ「チッ……一撃かよ。大した事ねェな」

Mr.8「…………」

Mr.8「何たる醜態……」

Mr.8「たった2人の海賊に敗けてしまっては、社長(ボス)からこの町を任された我々の責任問題だ……」

Mr.8「我が曲刀の妙技をお見せしよう……!!!」チャキ……

Mr.8「『曲刀・八投げ』!!!」ブン!!!

レイキ「ハッ……そんな武器投げたところで……」スッ……

クルクルクル……!!!

レイキ「!? ブーメランか!!」

レイキ「もう一回避ければいいだけの事だ……!!」

Mr.9「『捕まり槍』!!!」バシュン!!!

ガシィン!!!

レイキ「あ……?」

Mr.9「俺の槍は仕込み槍でな……これでお前は腕を使えなくなった!!!」

Mr.9「そしてお前はそこから逃げられない……!!!」

Mr.8「でかしたぞ、Mr.9!!!」

レイキ「…………チッ」グイッ

Mr.9「えっ」グイッ!!

レイキ「逃げられねェのはテメェも同じだろうが」グィィ……!!!

Mr.8「な……Mr.9を引っ張っただと!?」

Mr.8「マズイ!!! Mr.9!!! 避けろォ!!!」

Mr.9「くっ……!!!」

Mr.9「ぐわぁ───っ!!!」ザシュ!!!

Mr.8「Mr.9───っ!!!」

レイキ「喚くんじゃねェ、返してやるからよ」グイッ!!

Mr.8「えっ」

Mr.8「うわぁ───っ!!?」

投げられたMr.9はそのままMr.8へと激突する───っ!!!

ドカーン……!!!

レイキ「…………フン」

ボッゴォン!!!

B・W社員達「うぎゃあああああああ!!!」

ネッキ「レイキ!!!」

レイキ「あァ……ちょうどいいところに」

レイキ「そこの、まだ少し息がある。トドメさしていいぞ」

ネッキ「いいのか!!? よーし……!!!」

ネッキ「『灼熱パンチ』!!!」

Mr.8&Mr.9「!!!?」

ドゴォン……!!!

ネッキ「よし!!! 終わったな!!!」どん!!

レイキ「思ったより手間がかかった……」どどん!!

レイキ「さて……どっちの倒した数が多いか、数えるぞ」

ネッキ「オレの勝ちだぞ多分!!!」

レイキ「バカが、俺に決まってるだろ」

ヤンヤヤンヤ……


/////


B・W社員1「ハァ……ハァ……!!」ドタバタドタバタ

B・W社員2「ま……まさか……12以下のナンバーを持つエージェントが……!! あの3人が負けるとは思わなかった……!!」ドタバタドタバタ

B・W社員3「しかし……逃げるってお前、どこに……」

B・W社員2「どこでもいいさ……!!」

B・W社員2「とにかく奴らがこの島を出るまでどこかに隠れて……」

???「……」ゴゴゴゴゴ……

B・W社員1「うわっ!!? 〝13日の金曜日(アンラッキーズ)〟!!!?」ギクゥ!!



【13日の金曜日(アンラッキーズ)、Mr.13とミス・フライデーは動物です。それぞれ何の動物が選択してください。】


【Mr.13の動物安価】
1.クンフージュゴン
2.ラパーン
3.動物系悪魔の実を食べた武器(武器名を安価)


【ミス・フライデーの動物安価】
1.超スズメ
2.シャンタク鳥
3.動物系悪魔の実を食べた武器(武器名を安価)


↓1……Mr.13

↓2……ミス・フライデー

3 ミサイル

1

>>123:Mr.13……3.ミサイル(食べたのは動物系悪魔の実「カメカメの実 モデル〝カミツキガメ〟」。爆発してもそのうち元の姿に戻る)

>>124:ミス・フライデー……1.超スズメ

※ちなみにどちらもサングラスをかけています。



???→Mr.13&ミス・フライデー「…………」ゴゴゴゴゴ……

B・W社員2「ちょ……ま、待ってくれ、いや……逃げ……逃げるんじゃなくて……おれ達は……」

B・W社員3「そう……そう!! と、トイレに……!!」

Mr.13&ミス・フライデー「…………」キラーン

ばばっ!!

B・W社員達「ぎゃああああああ!!!」



金髪の男「まァ落ち着きなって……!!!」

海賊風のオレンジ髪の女「夜中だっていうのにずいぶん賑やかだねー、この町は」

金髪の男「参ったなァ……仕事とは言えこんな前線に来るなんて……」

B・W社員3「な……何だ!? 貴様ら、一体誰だ!!!」

Mr.13「……!!」

ミス・フライデー「……!!」



金髪の男「Mr.5」どん!!

海賊風のオレンジ髪の女「ミス・バレンタイン」どん!!


/////


レイキ「?」

レイキ「気のせいか……? 妙な気配が……」

ネッキ「なァ、コイツ倒したのオレだっけ?」

レイキ「俺だろ」

ネッキ「ホントかー!!?」

Mr.9「…………ガハァッ!!! ハァ……ハァ…………」

Mr.9(くっ……ここで死んでたまるかよ……)ゼェ……ゼェ……

Mr.9(こんなところで俺は、死ぬわけにはいかねェ……!!)

Mr.5「あーあ、まさか本当に敗けちゃったのかい?」

Mr.9「!?」

Mr.9「Mr.5!!? それに……ミス・バレンタイン!!!」



[バロックワークス(オフィサーエージェント)Mr.5]どん!!


[バロックワークス(オフィサーエージェント)ミス・バレンタイン]どどん!!



Mr.5「困ったなァ……社長(ボス)怒るよ?」

ミス・バレンタイン「まっ、所詮これが私達との差なんじゃなーい?」

Mr.9「……俺達を笑いに来たのか!?」ゼェ……ゼェ……

Mr.5「まさか。そこまで暇じゃないって」

ミス・バレンタイン「とーぜん! 任務で来たのよ」

Mr.8「く、くくく……ありがたい……アンタ達が加勢してくれるならあんな奴ら敵じゃねェ……」ゼェ……ゼェ……

ミス・マンデー「そうだ……頼むからあの2人を早くたたんでおくれ……!!」ゼェ……ゼェ……



Mr.5「…………は?」

Mr.5「ふざけた事言わないでくれる?」

Mr.9「!」

Mr.8「!?」

ミス・マンデー「!?」

Mr.5「ぼくらがきみ達の加勢?」

ミス・バレンタイン「わざわざ〝そんな事〟で……こんな偉大なる航路(グランドライン)の果てへ私達が来ると思ったのー?」

Mr.8「……何!? じゃあ一体何の任務で…………」

Mr.5「心当たりはない? 社長(ボス)がわざわざぼくらを派遣するほどの罪……」

Mr.5「社長(ボス)の言葉はこう、『秘密を知られた』」

Mr.9「!」

Mr.5「どんな秘密かはもちろんぼくも知らないけれど」

Mr.5「我が社の社訓は〝謎〟……社内の誰の素性であろうとも決して詮索してはならない。ましてや社長(ボス)の正体など言語道断」

ミス・バレンタイン「……それでよくよく調べ上げていけば、〝ある王国の要人〟がこのバロックワークスに潜り込んでいると分かったんだよねー」

Mr.5「罪人の名前は、アラバスタ王国で行方不明になっている───アラバスタ王国〝王女〟ネフェルタリ・ゼクス……!!!」





Mr.5「ねェ、Mr.9……」

Mr.5「ミス・ウェンズデーはどうしたの?」

Mr.9「……!!」

Mr.9「……休暇中さ」

ミス・バレンタイン「ウソは良くないんじゃなーい? Mr.9。いや……」




ミス・バレンタイン「ウォーレン……だったかなー?」

Mr.9→ウォーレン「くっ……!?」

ウォーレン「さすがオフィサーエージェントだな……!! 俺の名前まで調べ上げたのか」

ウォーレン「なら分かるよな? 俺はアラバスタ王国となんざ一切関係がねェ……」

ウォーレン「ゼクスだか誰だか知らねェが、そんな奴の居場所なんて分かるわけねェだろ」

Mr.5「あ、言ってなかったけ?」

Mr.5「抹殺命令にはきみも含まれているんだよ、Mr.9」

ウォーレン「!!?」

ミス・バレンタイン「あんたがネフェルタリ・ゼクスに手を貸している事は調べがついてるんだよー?」

Mr.5「さっさとミス・ウェンズデー……いや、ネフェルタリ・ゼクスの居場所を教えてくれるかな?」ゴゴゴ……

ウォーレン「クソッ……!!!」

ミス・バレンタイン「あー……そこの、Mr.8&ミス・マンデー」

ミス・バレンタイン「もしMr.9およびネフェルタリ・ゼクスの始末に協力したら今回のミスはなかった事にしてあげるよー?」

Mr.8&ミス・マンデー「…………」

Mr.8「…………ウソはやめた方がいい、ミス・バレンタイン」

Mr.8「どうせミスをした我々の仕置も兼任するのだろう……!?」チャキ……

ミス・マンデー「行きな!! Mr.9」

ウォーレン「何……!?」

ミス・マンデー「事情は分からないけど、アンタは生き延びなきゃいけないんだろ!?」

ウォーレン「だ、だが……!!!」

Mr.8「同じ仕置なら……友を守った仕置の方がいい」

ウォーレン「Mr.8……!!」

Mr.8「違う」

ウォーレン「えっ……?」

Mr.8「私の名前はチューリップ……かつて〝曲刀のチューリップ〟という異名を持っていた海賊だ」

ミス・マンデー「アタシはラスク。覚えておきなよ!!!」

ウォーレン「チューリップ……ラスク……」

ウォーレン「ありがとう……!!」ダッ……!!!

Mr.5「やれやれ……ぼく達に必要なのはただ〝任務遂行の意志〟。くだらない仲間意識は死を招くだけだよ……」モグモグモグモグ……

Mr.5「今からそれを教えてあげよう」プクゥー!!

Mr.8「……ガム!?」

Mr.5「『ガムガム工場(ファクトリー)』……」ヒュ……!!

Mr.8「くっ……!!! 我が曲刀のサビにしてくれる!!!」

Mr.8「『曲刀・八切り』!!!」ゴォ……!!

Mr.5「『爆裂ガム』!!!!」

ドゴォォン!!!

Mr.8「!!?」

Mr.5は膨らませたガムをMr.8の方へ飛ばす。

すると、そのガムは爆発し、Mr.8を彼方に吹っ飛ばしたっ!!!

Mr.5「ぼくはガムガムの実を食べた〝ガム製造人間〟……」

Mr.5「様々な効果を持つガムを自在に生み出す事ができる」

ミス・マンデー「ウラァ!!!」ブゥン!!

ミス・バレンタイン「柱を振り回すなんて……危ないなー」

ミス・バレンタイン「『暴風(テンペスト)』!!!」

ブオオオオオオオ!!!

ミス・マンデー「……!!?」

凄まじい勢いの風により、ミス・マンデーも空に吹っ飛んでいくっ!!!

ミス・バレンタイン「私はドラドラの実を食べた〝熱風人間〟だよー」

ミス・バレンタイン「フロンティアエージェント如きがオフィサーエージェントに勝てると思ったのかなー?」

ウォーレン「くっ……!!?」

Mr.5「その通り……言わないんなら力ずくで聞くまでさ」

Mr.5「『爆裂ガム』!!!」ヒュ……!!!

ウォーレン「ち……チクショオオオ───っ!!!」





パキパキィ……!!!

パリーン……!!!





ウォーレン「…………」

ウォーレン「……生きて、る?」

ウォーレン「な……お前ら……!!?」

レイキ「危なェガムだな……凍らせればどうって事はねェが」どん!!

ネッキ「大丈夫か!!? サングラスダサ男!!!」どん!!

ウォーレン「誰がサングラスダサ男だ!!!」

ウォーレン「つーか、お前ら……どうして……!!?」

レイキ「……別にテメェがどうなろうと知った事じゃねェが…………」

レイキ「ウチの船長はテメェみたいなのを助けるタイプでな、船長の意思を汲んだだけだ」

ネッキ「困ってる奴は見過ごせないだろ!!?」

Mr.5「あ、ぼく、そこの男を殺せなくて困ってるんだけど?」

ネッキ「知らないぞ!!!」

ミス・バレンタイン「悪魔の実かなー……!!?」

ミス・バレンタイン「Mr.5!!! まずはあの海賊達からやろーう……!!!」

Mr.5「賛成だね……!!!」






レイカ「まァ待て、私達も混ぜろ」どん!!


アレオス「あはは……5対2ですね」どん!!


Mr.5「何だって……!!?」

レイキ「何だ……テメェら、起きてたのか」

レイカ「剣士たるもの、満腹になった程度で倒れたりはしない」

アレオス「医者がお酒を飲んで診察できないなんて事があってはいけませんから」

ミス・バレンタイン「……私達はバロックワークスのオフィサーエージェントだよー? 相手が何人だろうと倒すだけだよねー!!!」

Mr.5「その通りさ……!!!」



Mr.13&ミス・フライデー「……!!!」バババッ!!

レイキ「何だこいつら」

Mr.5「……どうしたんだい、13日の金曜日(アンラッキーズ)」

Mr.5「ぼくらの邪魔をするならきみ達でも容赦しないよ?」

Mr.13「……」ペラッ

Mr.5「…………これは、社長(ボス)からの指令書?」

Mr.5「…………」ヨムヨム

ミス・バレンタイン「何が書いてあるのー?」

Mr.5「あはっ……あははははは!!!」

Mr.5「何だ、そうなのかァ……残念だけど……手間が省けると言えば、省けるよねェ……!!!」

ウォーレン「……?」

Mr.5「行こう、ミス・バレンタイン」

ミス・バレンタイン「えっ……!? 殺さなくていいのー!!?」

Mr.5「そのハズだったんだけどね、事情が変わったんだ」

Mr.5「この決定は社長(ボス)のものだよ。さァ、帰ろう」

Mr.5「さよなら、もう会わないだろうけどね!!」シュン……!!

ミス・バレンタイン「むー……不完全燃焼だなー……」

ミス・バレンタイン「じゃあねーみんな!! 命拾いしたねー!!」シュン……!!

アレオス「消えましたね……」

レイキ「ハッ……命拾いしたのはどっちだよ」

ネッキ「サングラスの奴!!怪我はないか!!?」

ネッキ「うわああああ怪我してるううううう!!!」

レイキ「いや、それは俺達との戦闘のだろ」

ウォーレン「……助かった。まさかお前らに助けられるとは…………」

レイカ「そんな事より……『バロックワークス』とは何だ?」

ウォーレン「……それは」

レイカ「もうアンタは〝あっち側〟にはいられないだろう。なら言っても問題ないハズ」

ウォーレン「……そうだな」

ウォーレン「バロックワークスは……〝秘密犯罪会社〟だ。社員の誰も社長(ボス)の顔も名前も知らない」

ウォーレン「主な仕事は諜報・暗殺・盗み・賞金稼ぎ……全て社長(ボス)の指令で動く」

ネッキ「そこまでオレ達も説明されたな!! 昔!!」

レイカ「……何故そんな得体の知れない奴の言う事など聞く?」

ウォーレン「バロックワークスの最終目的は……〝理想国家の建国〟」

ネッキ「りそーこっか……!?」

レイキ「分かってねェだろ」

ウォーレン「会社で手柄を立てた者には、後に社長(ボス)が創り上げる〝理想国家〟での要人の地位が約束されんだよ」

アレオス「なるほど……」

ウォーレン「社長(ボス)のコードネームは〝Mr.0〟……つまり与えられたコードネームの数値が0に近いほど、後に与えられる地位が高く、何より強ェ……!!」

ウォーレン「特に〝Mr.5〟から上の奴らの強さは異常なんだよ……」

ウォーレン「だから、あいつらに狙われた時はもうダメだと思ったね……」

レイキ「……で? さっき王女がどうのって言ってたのは何なんだ?」

ウォーレン「……エージェントは基本、男女ペアで動くんだがな、俺の相方…………ミス・ウェンズデーがアラバスタ王国の王女だったんだよ」

アレオス「そんな高い身分の人間がどうしてそのような組織に……」

ウォーレン「お前らはアラバスタという国を知ってるか?」

アレオス「いや……聞いた事ないですね」

ウォーレン「偉大なる航路(グランドライン)有数の文明大国と称される平和な国だったらしい……昔はな……」

レイカ「昔は?」

ウォーレン「ここ数年民衆の間に〝革命〟の動きが現れたらしい。そうすりゃまァ……国は乱れるよな」

ウォーレン「そしてそれを裏で糸引いてやがるのが……」

レイキ「バロックワークスか」

レイキ「なるほどな……バロックワークスの目的は〝理想国家の建国〟なんかじゃなくて、〝アラバスタ王国の乗っ取り〟ってわけだ」

ウォーレン「察しがいいな、そういう事だ」

レイキ「その王女様はバロックワークスについての情報を本国に持ち帰って反乱を止めようとしてるわけか」

レイカ「なかなか勇ましいな」

ウォーレン「……俺は元々、バロックワークスの地位には興味がなくてよ。それなりに稼いだら足を洗うつもりだったんだ」

ウォーレン「だからミス・ウェンズデー……ネフェルタリ・ゼクスに手を貸す事にした」

レイカ「そんな事をするよりも密告した方が得になったんじゃないか?」

ウォーレン「王女が単身で敵対組織に乗り込んでくるんだぜ?」

ウォーレン「手を貸さなきゃ男じゃねェだろうよ……!!」どん!!

ネッキ「オマエ……熱血だな!! 気に入ったぞ!!!」

レイキ「だがそのせいでテメェも抹殺リストに加わったわけだ……」

ウォーレン「ぐっ……」

ウォーレン「い、いいんだよ。後悔なんざしてねェ」

ウォーレン「ミス・ウェンズデーは社長(ボス)の正体を突き止めた後、身を隠したんだ」

ウォーレン「アイツから連絡が来たら迎えに行ってそのままアラバスタに送るつもりだった……」

ウォーレン「だがそんな悠長な事は言ってられねェな……!!」

ウォーレン「襲ったりしてすまなかったな、本当にありがとう。じゃあな───」





ドッゴォォォン!!!

アレオス「な、何ですか!?」

ネッキ「爆発!!?」

ウォーレン「あっちは……バロックワークスの船があるところじゃねェか!!?」

レイカ「……あっちにはもう船はない。 あいつらに足を奪われたな」ピーン……

レイキ「オイ……俺達の船は大丈夫なのか!?」

レイカ「……大丈夫だ、ある」ピーン……

ウォーレン「お前も能力者か……!!」

レイキ「もし壊されたらたまったモンじゃねェ……!!!」ダッ……!!

アレオス「あ、俺も行きます!!!」ダッ……!!

ウォーレン「クソッ、船が壊された……!! どうやってミス・ウェンズデーの元に行けば……!!」





リロード「じゃあ、おれの船に乗れよ」ドドン!!

ネッキ「うわっ!!? リロード!!?」

レイカ「アンタも起きてたのか」

リロード「いや、今起きた」

レイカ「じゃあ何も分かってないじゃないか」

リロード「まァ……そうだな。事情はサッパリだ」

リロード「でも、ホラ。コイントスで表が出たからな」ヒラヒラ

レイカ「何でもかんでもコイントスで決めるなよ」

ネッキ「でも送るのは賛成だぞ!!!」

リロード「そういうわけだから、そこの……誰だっけ?」

ウォーレン「うぉ、ウォーレンだ」

リロード「ウォーレンを船に乗せるぞ!!」

レイカ「…………はァ」

レイカ「仰せのままに、船長(キャプテン)」

ウォーレン「すまねェ……!! 助かる……!!」

ウォーレン「乗せてもらう分際で言うのも何だが、早く出航すべきだ!! いつ追っ手が来るか分からねェ!!」

リロード「分かった!!」

レイカ「船はレイキとアレオスが準備してるだろう。私達は寝ている奴らを運ぶぞ」

リロード「よーし」ガシッ

シイ「んがァ?」

鳥「クエ?」

リロード「行くぞおまえらァ!!!」ガガガガガッ!!

シイ「うおおおおおおお!!? 何だあああああああああああ!!?」ガガガガガッ!!

シイ「痛ェ!!! ケツが痛ええええええ!!!」ガガガガガッ!!

鳥「クエエエエエエエ!!?」ガガガガガッ!!

ネッキ「容赦なく引きずっていくな!!?」

レイカ「拷問?」

レイカ「私はカエデを」ヒョイ

ネッキ「じゃあオレはネルだな!!!」ヒョイ!!

ネル「ん……? なんか熱い…………」メラメラ……

ネル「熱い!! 熱いです!!? 何!!? 火事!!?」

ネッキ「すまんなネル!! オレは今……燃えている!!! うおおおおおおお!!!」ダッダッダッ!!

レイカ「物理的に燃えるなよ」タッタッタッ……

リロード「着いた」

シイ「」ゴーン

鳥「」ゴーン

リロード「また寝てるぞこいつら」

レイキ「あ? 何だよリロード……起きてたのか」

リロード「おう!!」

リロード「出航するから準備してくれ!!」

アレオス「了解です!!」

アレオス「うーん、本当ならここで降りるつもりだったんですが……またお世話になるとは……」

レイキ「恨むならバロックワークスだな。何なら社長(ボス)に直接クレーム入れたらどうだ?」

アレオス「い、いやいや……」

ウォーレン「この船か!!」

ネル「こ、焦げるかと思った……」ガクガク

ネル「こんな最悪な目覚めは初めてですよネッキさん!!!」

ネッキ「いやァ」テレッ

ネル「褒めてない!!!」

レイキ「おい、さっきの勝負だが……俺の勝ちでいいな」

ネッキ「いや勝手に決めつけるなよ!? オレの勝ちに決まってるだろ!!!」

レイキ「俺だろ」

ネッキ「いーやオレだ!!!」

リロード「どっちでもいいだろ」

ネッキ・レイキ「「良くない!!!」」

ウォーレン「舵を川上へ!! 少し上れば支流がある」

ウォーレン「少しでも早く航路に乗れるぞ!!」

レイカ「ほら、カエデ。起きろ」ペチペチ

カエデ「う、うーん……」

カエデ「…………はっ!! ここは……?」キョロキョロ

カエデ「……出航ですか? じゃあ舵は私が!!」

レイカ「適応力が高いな。頼むぞ」

リロード「よしっ、行くぞ!!!!」



ばさっ!!

/////

Mr.5「うう……ちょっとお腹痛くなってきたなー……」ギュルギュル

ミス・バレンタイン「もー……そろそろ理由を話してよ、Mr.5」

ミス・バレンタイン「どうして殺さなかったの?」

Mr.5「ほら、これを見なよ」ペラッ……

ミス・バレンタイン「えっと、なになにー…………」

ミス・バレンタイン「ふむふむ、Mr.3ペアがネフェルタリ・ゼクスの居場所を突き止めたのかー」

ミス・バレンタイン「…………あらー」

Mr.5「ふふふ、ねっ? ぼくらが手を出すまでもないでしょ」

Mr.5「彼らがネフェルタリ・ゼクスのところに行ったところでそれまでさ」



Mr.5「だって彼女は〝悪夢の島〟『スリラーバーク』にいるんだからね……!!!」ドドン!!

こんな感じで本日はここまで。安価は少なめでした。

今回は安価が2つあります。まずはキャラクター安価。ホラーモチーフのキャラクターをお願いします。ただしあんまり怖くないやつで。モチーフ例としては、ピエロ・人形・透明人間・狼男・吸血鬼とか。

名前:
性別:
容姿:
役職:ここには職業だけお願いします。海賊団の船長だったり海軍だったりはナシで。
異名:
性格:
キーワード:


2個目は悪魔の実安価。モデル○○の動物系悪魔の実を安価する場合は>>12を参考に。もちろん新しいのもアリです。

実の名前:
種類:
能力の詳細:
備考:



↓10くらいまで。一レスに2個ずつ安価が可能です。キャラクターと悪魔の実、キャラクター×2、悪魔の実×2のいずれか。

乙 ゼクスって前スレのネルが出て来た時の選択肢のキャラか

名前: カーティ
性別: 不明。強いて言うなら男性寄り?
容姿: 色んな動物のキメラ(ツギハギモンスター)。全身に縫い目があって顔も強面な豚。大鎌を背負っている。肉体"は"強靭。
役職:料理人
異名: インヴィンシヴル
性格: 超ビビリでナイーブな不戦主義。見た目で敬遠されてばかりなので、普通に接して来た人がいたらガチ泣きする。が逃げるビビリ。
キーワード: 炎にトラウマ持ち(料理中は別)



実の名前: トキトキの実
種類: 超人系
能力の詳細: 時間の流れを操る能力。出来ることは「巻き戻し(最大5秒間)」「停止(最大10秒間)」「早送り(最大8倍速)」「遅送り(最大1/8倍速)」の4つ。
巻き戻された場合そちらの事象で上書きされる(ボールを前に投げた時に巻き戻し、手元に戻ってくる途中に解除すると、また前に飛ぶのではなく手元に戻ってくる)。
空間そのものに影響を与える他、その性質を持つエネルギーを作り出す(触れたものに効力を発揮する)ことも可能。
備考: 発動範囲(最大50m)内全ての物体に干渉するが、自分のみに限り対象となるか否かは自由に選べる(自分以外は停止させ、自分は自由に動く等)。
「効果範囲内(エネルギーを用いた場合は除外される)の対象に変化を及ぼすことは出来ない」制約が存在する(触る、押す、持ち運ぶは出来るが、傷付ける、壊すといった対象の状態が変化する行為は不可能)。
これを破ることは決して出来ず、破ろうとしても、その直前(能力発動前)まで強制的に巻き戻る。
停止に限り、発動中に起きたことを自分以外は認識出来ない(範囲内のみ)。外側の人は分かる。
また、効果を強くするほど肉体面の負担は大きくなる(鍛えれば緩和される)。

ちょっと補足です。早送りと遅送りの効果時間は外側の時間で5秒、もお願いします。

今回からウォーレンが一行に加わりますが、まだ仲間になったわけではありません。共闘関係ですね。

では始めます。

短期集中表紙連載風SS第一弾
『目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記』



vol.3「一にも二にも掃除そう…………!?」



───次の日。


ウミナリ「…………ふぅ。ここは綺麗になったな」

ウミナリ「後はロビーかァ……えっと、今日は……モップがけの日だったよね」

ウミナリ「えーっと、モップモップ…………」ロッカーガチャ

ウミナリ「あれ? ないな……」キョロキョロ

ウミナリ「ん?」


\壁に立てかけられたモップ/どーん


ウミナリ「あ。あったあった」

ウミナリ「よし、これで…………っ!?」ズシ……!!

ウミナリ「お、重い!? どうして!!?」

ウミナリ「だいぶ水吸ってるのかな……」

モップ「そりゃあおぬし。わしが人間だからじゃよ」

ウミナリ「うわァ───っ!!!? 喋ったァ──っっ!!!?」




─── 元B・Wフロンティアエージェント・ウォーレンを、アラバスタ王国〝王女〟ネフェルタリ・ゼクスのところへ連れていく事となったリロード一行。


船は〝王女〟を探し、風を受けて進んでいく───


ウォーレン「霧が出てきた……」

レイカ「もうすぐ朝か」

シイ「お、おいおい!! 何でもう出航してんだよ!!?」

シイ「もう少しゆっくりしていこうぜ!!?」

鳥「クエクエッ!!!」

リロード「いんや。おれ達は行かなきゃいけねェんだ」

シイ「……何かあったのか?」

リロード「あァ、コイツが乗せてほしいんだってよ」

ウォーレン「すまない、世話になる」

シイ「乗せんのは構わねェが……何でだ?」

リロード「何でだろうな?」

ネル「何で知らないんですか!?」

レイカ「説明してやってくれ、ウォーレン」

ウォーレン「えっ、あ、あァ……」

/////


シイ「なるほど……そりゃ惜しい事をした。俺も活躍したかったぜ……」

シイ「だがまァ大船に乗ったつもりで安心しな!!! 俺がいる限りこの船はどこへでも行けるからなァ!!!」どん!!!

鳥「クエ……クエクエッ!!! クエクエ、クエクエクエッ!!!」どん!!!

カエデ「少し怖いけど……精一杯頑張ります!!! 必ずや、あなたをネフェルタリ・ゼクスさんの元へ届けましょう!!!」

カエデ「と言っています」

レイカ「鳥のくせに丁寧」

鳥「クエッ!?」ガーン

カエデ「もちろん私も頑張りますよ!!! ウォーレンさんの心意気、感動しましたから!!!」どん!!!

ネル「寝てて良かったー」どーん!!!

リロード「そういや、そのゼクスっていうのはどこにいるんだ? 次の島か?」

ネル「あっ、記録(ログ)貯まってるかな……」

ウォーレン「ミス・ウェンズデーの居場所は知らねェ。だが、大丈夫だ」

ウォーレン「これがあるからな」カサッ

\一枚の紙/どーん!

レイカ「これは?」

ウォーレン「『ビブルカード』っていう代物だ。別名〝命の紙〟」

ウォーレン「爪を混ぜて作る特殊な紙でな。俺も詳しくは分かんねェけど、ちぎっても濡らしても燃やしても全く問題ねェんだと」

ウォーレン「爪の持ち主の生命力と今いる方角を示すんだよ」

ウォーレン「ほら、見ろ」カサッ……

ずり……ずり……

ネッキ「うおっ!!? 動いたぞ!!?」

ウォーレン「このビブルカードはミス・ウェンズデーの物だ……少しちぎってもらった」

ウォーレン「この紙が示す方に行けば必ずミス・ウェンズデーに会えるのさ」

カエデ「偉大なる航路(グランドライン)ってすごいですね……!! こんなものもあるんですか……!!」キラキラ

リロード「な!」

ウォーレン「だから航海士にはこの紙を見て進路を決めてほしいんだが……航海士は……」

ネル「わたしです」ガクガク

ウォーレン「……震えてるけど大丈夫か?」

ネル「大丈夫じゃないです。偉大なる航路(グランドライン)の航海は怖いじゃないですか」ガクガク

レイキ「……この前の海に比べて今は随分と穏やかだな」

リロード「雪は降らねェのかなー」

アレオス「雪?」

リロード「なァ!! 雪はまた降らねェのかなー!!」

シイ「降らねェとは言わねェが、一本目の〝あの海〟は特別なんだよ」

シイ「リヴァースマウンテンから出る7本の磁力が全てを狂わせているからな」

シイ「───だからって気を抜かねェ事だ。一本目の航海ほど荒れ狂う事は稀だが、普通の海より困難である事には違ェねェ」

シイ「決してこの海をナメない事、それが鉄則だ!!!」





シイ「そんなわけで釣りだ野郎共!!!」

リロード・ネッキ・鳥「「「おー!!!」」」

ネル「自分で言っておいて遊ぶんですか!!?」ガーン!!

シイ「ん? そりゃまァ気を抜かねェ方がいいに決まってるが、だからってずっと気を張ってたらそのうち参るだろ」

ウォーレン「…………ははっ」

ウォーレン「それもそうだな……」

シイ「それにこの俺がいるからな!! 大船に乗ったつもりで安心しろィ!!」ドーン

ウォーレン「ははっ、一気に安心できなくなったぜ」

シイ「何ィ!?」ガーン!!

リロード「ん? あれ何だ?」


\樽/どーん!


ネッキ「タルだ!! 〝宝〟って書いてあるぞ!!」

リロード「もしかして!! 『宝船』の落し物じゃねェか!!?」

鳥「クエクエッ!!!」

シイ「残念。ありゃ保存食だな」

リロード「何で見てねェのに分かるんだ?」

シイ「『海神御宝前』って書いてあるだろ。それは『流し樽』っつって、誰かが航海の無事を祈って海の守護神にお供えをしたって事だ」

シイ「『宝前』は〝神様〟って意味だからな。俺もやった事がある」

リロード「何だ……宝じゃねェのか……」

レイキ「流し樽っつー事は中身は酒か。じゃあ飲もうぜ」

ネル「な、何言ってるんですか!! バチが当たりますよ!!」

シイ「お祈りすりゃあ飲んでいいんだぜ。波にもまれた酒は格別に美味いっていうからな」

レイカ「なら味わうべきだな。ほら、早く開ける」

ウォーレン「……えっ、俺?」

アレオス「飲んだ後はまた空樽に新しいお供えを入れて流すのが習わしなんですよ」

カエデ「へぇ……!!」キラキラ

レイカ「あーけーろ、あーけーろ」

ウォーレン「分かったから! 分かったから待てって!!」

リロード「神様ー!! 酒貰うぞー!!」

ウォーレン「よし、開いたぞ」ガポッ

船上で鏡割りとは面白い(^^)






ボシュ!!!!



リロード「わっ!!?」



シュルルルルルル…………



ネッキ「何か飛んだぞ!!?」








パァン!!!!

全員「「「!!?」」」

鳥「クエッ!?」

リロード「何だ!!?」

アレオス「赤い……光……!?」

ネル「な、何ですか!? どういう事ですか!?」

ネッキ「酒が飛んで光って消えたな!!」

カエデ「〝発光弾〟……ですよね」

レイキ「ハッ……海の神の呪いじゃねェか?」

アレオス「……ただのイタズラならいいんですけど…………」

アレオス「この船はこれから誰かに狙われるかもしれません」

レイカ「何だと?」

カエデ「ま、まさか……そういう罠って事ですか!? 樽を開けた事で私達の居場所を教えてしまったんでしょうか!?」

ネル「ち、近くには誰もいませんけど……」ガクガク

レイカ「…………付近にも何かがいる雰囲気はない」ピーン……

レイカ「イタズラだったのかもしれないな」

レイキ「どっちでもいい。敵だったらブッ倒すだけだ」

リロード「まァそれもそうだな!!」

リロード「うしっ、ウォーレン、釣りしようぜ!」

ウォーレン「えっ」

リロード「やんねェのか?」

ウォーレン「…………」

ウォーレン「……あ、あァ、やる。やるよ」

ウォーレン「ちょっと待て」カチッ

ウォーレン「『釣れ槍』!!!」グググ……!!

ネッキ「うおっ!!? 槍が……釣り竿になったぞ!!!」

レイキ「テメェの槍はオモチャかよ」

ネル「カッコイイ……!!!」キラキラ

レイカ「えっ」

ウォーレン「よーし、見てろよー!!!」ヒュン……!!

ポチャン……!!!

リロード「何が釣れるかなーっ!!」ワクワク

鳥「クエー!!」ワクワク



【コンマ一桁判定です。何が釣れるのか。】

1~3:ダルマエビ
4~6:テンジクテクテクザメ
7~9:ニュウドウダコ
0:とある魚人族

↓1

おりゃ

>>183:9……ニュウドウダコ



ウォーレン「うおっ!?」ググググッ……!!!

ウォーレン「な、何て引きだ……!!! 海に引っ張られる……!!?」ググググッ……!!!

リロード「大物か!? おれも手伝うぞ!!!」ガシッ

ネッキ「オレもだ!!!」ガシッ

鳥「クエエエエ!!!」ガシッ

シイ「おっしゃ!!! 捕獲は任せろォ!!!」ジャキーン!!

レイカ「ん? 何だその装置は」

シイ「お、これを紹介してなかったか」

シイ「灯台守をしている間、俺がただボーッとしていたわけがねェだろう? これは敵をブッ倒すための努力の結晶の1つさ!!!」

シイ「ほら、俺が一撃でヘラクレスタカアシガニを倒した時があったろ?」

レイカ「あァ……」


/////

ドドドドッ!!!

カニに何本もの巨大な銛が突き刺さるッ!!!

ヘラクレスタカアシガニ「ブオオオオオ!!!」

ザッパァァ……ン!!!

/////


シイ「これがその装置!!! 『特製大槍射出装置』だ!!!」どーん!

シイ「これがありゃどんな大物でも一発で仕留める事ができるのよ!!!」

ネル「す……すごい!!! すごすぎます!!!」

レイキ「デカすぎるだろ、これ。3m以上あるんじゃねェか?」

シイ「そうなんだよなァ……サイズが課題なんだよ」

シイ「デカすぎて持ち運びができねェんだよな」

ウォーレン「お……!!! 来る!!! 上がるぞォ!!!」

カエデ「どんなお魚でしょうねー」ワクワク

アレオス「ここは偉大なる航路(グランドライン)ですからね。どんな魚がいてもおかしくないですよ」

リロード「よっしゃァ!!! いよいよだァ!!!」



ザッパァァァン!!!



\ニュウドウダコ/どーん!!



ネル「えー!!!?」ビクゥ!!!

レイカ「びっくりするくらいデカイな」

アレオス「めちゃくちゃ冷静じゃないですか……!!」

シイ「こりゃあ……ニュウドウダコじゃねェか!!! 島1つでさえ丸呑みしちまう超危険な大ダコだ!!!」

ネッキ「怖ェ───っ!!!」ガーン!!!

シイ「だがまァ安心しろ!!! この『特製大槍射出装置』がありゃ……!!!」




ザッパァァァン!!!



\たくさんのニュウドウダコ/どーん!!



全員「「「…………」」」

ニュウドウダコ達「「「…………」」」

レイキ「お仲間がいたんだな」

カエデ「ひー……ふー……みー…………10体以上はいますね」

全員「「「…………」」」




リロード「逃げろォ!!!」どーん!!

全員「「「ほい来た船長(キャプテン)!!!」」」どーん!!

/////


ネル「し、死ぬかと思った……」グデー

リロード「なっはっはっはっはっ!! やっぱ面白ェなーこの海は!!!」

レイカ「呑気な奴だ」

ウォーレン「……霧が濃くなってきたぞ」

ネッキ「濃霧だな!!!」

レイキ「…………オイ、それにしても濃すぎねェか?」

レイキ「周りが見えなくなってきやがった……!!」

カエデ「さすが偉大なる航路(グランドライン)ですね……!!」

ネル「これじゃあ航海は続けられないか……」

ネル「錨を下ろしてください!! 今日はここで休みます!!」





ズズズズズーン!!!!

ネッキ「うわぁ!!! 何だァ!!?」

シイ「クソッ、何て震動だ!!!」

シイ「錨を下ろすぞ!! 船がひっくり返る!!!」

リロード「よし来た!!」

アレオス「み、見てください!!!」

アレオス「前方が〝口〟で塞がれています!!」


\口のような形の門/どどーん!


ネル「な、何ですかあれェ!!?」

レイキ「……おい、テメェら後ろを見ろ!!!」

レイカ「なっ……!!?」



ネッキ「何でこんなところに〝島〟があるんだァ!!?」


\巨大な島/ドォ……ン!!





二足歩行の小さいオオカミ「それはキミ達が〝入場パス〟を拾ったからなんだ!!」ドン!!

全員「「「!!!?」」」

リロード「誰だ!?」

二足歩行の小さいオオカミ「ボクの名前はラーコゾッス君6世!!」

二足歩行の小さいオオカミ→ ラーコゾッス君6世「〝夢のような悪夢の世界〟がモットーのテーマパーク、『スリラーバーク』のマスコットキャラクターだよ!!!」

ラーコゾッス君6世「ちなみに1世から5世は凄惨な死に方をしたよ!! 聞きたい!!?」

ネル「聞きたいわけないですよね!!?」

ラーコゾッス君6世「ほら、見えるよね? あれが海を彷徨う〝アミューズメントアイランド〟……スリラーバークさ!!!」

カエデ「スリラーバーク……?」

アレオス「彷徨う島、ですって……!?」

ネル「あ、あれ? でも、あの島……記録指針(ログポース)は反応してないですよ!?」

ラーコゾッス君6世「そりゃそうさ!! だってあの島は遠路はるばる〝西の海(ウエスト・ブルー)〟から来たんだからね!!」

シイ「西の海(ウエスト・ブルー)ゥ……? 俺の故郷じゃねェか」

ラーコゾッス君6世「さァみんな!! 楽しい楽しい悪夢の時間だよ!! 早くスリラーバークにおいでよ!!」

リロード「面白そーだなー!!!」

ネル「いやいやいやいや!!! アレはダメですよ!!!」

レイカ「あの〝門〟を破れば出られるだろう。こんなところで遊んでいる暇はない」

アレオス「そもそも遊ぶようなところに見えませんけどね」

ラーコゾッス君6世「えー!!? 来ないのー!!?」

ラーコゾッス君6世「……じゃあ力ずくで遊んでもらうしかねェなァ…………!!!」ビキビキビキ……!!

レイキ「うるせェ」ブン!!!

ラーコゾッス君6世「アー…………!!!」

キラーン……!!

ネッキ「容赦ないな!?」

レイキ「あんなにかまけている暇はねェだろ。さっさと行くぞ」

ウォーレン「…………ま、待ってくれ」

レイキ「あ? まさかテメェ……乗せてもらってる分際で遊びてェとか言うんじゃねェだろうな?」

アレオス「あー……でも、ジェットコースターとか観覧車はあるから、一応遊ぶところなんですかね?」

シイ「何だその冷静な分析」




ウォーレン「み、ミス・ウェンズデーの〝ビブルカード〟が…………」



ウォーレン「あの『スリラーバーク』を指しているんだよ!!!」



全員「「「何ィ!!!?」」」

本日はここまで。安価でいただいた【アミューズメントアイランド】を取り入れるため、結構展開は変わると思います。

今日も2つ安価があります。

1つは武器・兵器安価。様々な武器の安価をお願いします。「44口径6連発リボルバー」のような新型の兵器から「七星剣」のような呪われた聖剣まで何でもアリです。

武器の名前:
武器の種類:銃や剣、科学兵器、古代兵器、妖刀などなど……
備考:無ければ書かなくてもオッケー


2個目は悪魔の実安価。どの種類でも可。モデル○○の動物系悪魔の実を安価する場合は>>12を参考に。もちろん新しいのもアリです。

実の名前:
種類:
能力の詳細:
備考:

↓10くらいまで。一レスに2個ずつ安価が可能です。武器と悪魔の実、武器×2、悪魔の実×2のいずれか。

武器の名前:子母砲(しぼほう)
武器の種類:大砲
  備考:散弾式の大砲である。
         詳細は水滸伝を参照。

武器の名前:螺旋剣(らせんけん)
武器の種類:剣
  備考:ドラクエでいう「まどろみの剣」と
         ほぼ同じ。刀身が催眠効果を持って
         おり、眠りに誘う打撃を与えられる。

乙でした
大分原作のスリラーバークと違いが出て今後が気になる

ところで>>1に質問です
今後のキャラ安価の際、魚人海賊団のキャラを送りたいと思いますが、要望はあるでしょうか?こちらの世界の魚人海賊団は七武海ではないのですが、こういうキャラではシナリオに困るとかあるでしょうか。ジンベエみたいな良い奴か、全く逆な外道でも問題ありませんか?
あと、前スレのキャラ安価の「リンジィ・バイト」は「バイト・リンジィ」に変更願います。面倒を掛けてすいませんでした。

武器の名前: 鳴雷(ナルカミ)
武器の種類:良業物
備考:シデンの愛刀。(使いづらかったらここは無視でいいです)稲妻のような刃紋がある。その名の通り雷鳴の如き素早い居合いを可能にする。

武器の名前: 雷電(ライデン)
武器の種類:大業物
備考:鳴雷と同じ職人によって作られた刀。鳴雷と同じく稲妻の刃紋。その鋭さは痛みも感じさせずに神経を断ち切るほど。

武器の名前:無刀(むとう)
武器の種類:刀(大業物)
備考:刀身があまりにも透明すぎてよく見ないとわからない。別名「硝子刀」とも言う。かなり固く切れ味もかなりもある。どのような技法で透明になったのかはいまだ謎になっている。

実の名前:サルサルの実 モデル"ゴリラ"
種類:動物系
実の詳細:ゴリラの動物系で怪力なのでパワーがある。黒い体毛が特徴。
備考:能力者はやたらバナナが食べたくなってしまう。後、戦闘中必ず何回かドラミング(胸をたたくこと)する。

>>208
大体はどんなキャラクターでも大丈夫です。良い奴でも外道でも全く問題ありません。どう頑張っても組み込めない場合は不採用としますが、まぁそんな事はあんまりないと思います。今までもほとんどありませんし。


レイカが便器ペロペロ枠になるかは安価とコンマ次第です。頑張りましょう(?)


では始めます。

短期集中表紙連載風SS第一弾
『目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記』



vol.4「モップだと思ったらモップだった」



ウミナリ「も、もももももも申し訳ありません!!! モップと間違ったりして……!!!」

モップ「ほっほっほっ、構わんよォ。無礼講無礼講」

モップ「ここで寝ていたわしも悪いからのォ」


[謎の老人 〝眠りのモップ〟]どーん!


ウミナリ「……失礼ですが、おじいさんは一体何者で?」

モップ「ん? 海軍の関係者じゃよ」

モップ「ここにはちょっと散歩をしに来たのじゃ」

ウミナリ(海軍基地に散歩に……? そんな事許していいのかな……)

ビー、ビー

ウミナリ「あ、招集の合図だ」

ウミナリ「……そうか。今日は〝あの海賊〟を送検する日だ…………!!」

ウミナリ「すいません、ぼく行きますね!!」

ウミナリ「お身体に気をつけて!! それでは!!!」タッタッタッ……

モップ「ほっほっほっ……」

モップ「〝いい子〟じゃのォ…………」

レイカ「探し人の〝王女〟がいるところが……こんな島だって言うのか……!!?」

ネル「お、おお王女様は無事なんでしょうか!!?」

ウォーレン「……ビブルカードの大きさに変化はねェ。今のところは大丈夫そうだ」

ネル「というか!!! アミューズメントアイランドって何なんですか!!?」

ネル「全然楽しそうな感じしませんけど!!!」

レイカ「お化け屋敷みたいだな」

レイキ「……そうか。犬ッコロが言ってた〝入場パス〟ってのは……例の赤い光か」


/////

リロード「何だ!!?」

アレオス「赤い……光……!?」

ネル「な、何ですか!? どういう事ですか!?」

ネッキ「酒が飛んで光って消えたな!!」

カエデ「〝発光弾〟……ですよね」

レイキ「ハッ……海の神の呪いじゃねェか?」

アレオス「……ただのイタズラならいいんですけど…………」

アレオス「この船はこれから誰かに狙われるかもしれません」

/////


ウォーレン「そうだろうな……」

レイカ「開けたのは……ウォーレンだったな」ジー……

ウォーレン「お、俺のせいか!? なァ!!」

アレオス「さっき起きた大きな震動ですけど……」

アレオス「あの〝口〟みたいな門が閉じた音だとしたら、俺達はあの〝口〟に食べられた形になったんだと思います」

リロード「食われた?」

アレオス「霧で分かりにくいですけど……門の延長に伸びる壁は、島を取り囲んでいる壁に見えます」

アレオス「───つまりこの船は今、島を取り囲む壁の内側に閉じ込められたという事……」

カエデ「じゃあ……この島は人工的に海を彷徨っているという事ですか……!? 一体何のために…………」

ネッキ「みんなを楽しませるためじゃないか!!?」

シイ「そんな雰囲気じゃねェけどなァ」

シイ「〝島〟が動いているとなると……ここは海の真ん中、錨を下ろせるわけもねェな」

ネル「ええ!!? 何を停める気でいるんですか!!? 脱出ですよ、脱出!!!」

レイキ「そういうわけにもいかねェだろ。俺達はこのサングラス男を王女様のところに連れていかなきゃなんねェんだからな」

ウォーレン「こんな危なそうなところにミス・ウェンズデーがいるなんて……早く見つけ出さないと……!!!」

リロード「よーし!!! 上陸だァ!!!」ワクワク ソワソワ!!

ネル「めっちゃイキイキしてる───っ!!?」ガガーン!!

リロード「冒険の匂いがプンプンするぞー!!!」ワクワクワクワク

シイ「確かに……海賊は冒険しないとな!!」

カエデ「そうですね! 冒険しながら王女様を見つけましょう!!」

鳥「クエッ!!」

アレオス「今この船には9人と1羽がいるので……3人くらいは船に残った方がいいですかね」

レイキ「船を奪われる可能性もあるからな」

ネル「わ、わたし残ります!!」シュビ!!!

ネッキ「挙手が速いな!!?」

ウォーレン「俺は行くぞ。ミス・ウェンズデーを探さなきゃなんねェからな……!!!」

レイカ「私も行く。こういう時にサチサチの能力はとても便利だ」

リロード「で、おれも行くから…………」

リロード「よしっ、残りの4人は平等にコイントスだ!!!」

全員「「「えっ」」」



【今からリロード達はスリラーバーク内部へ向かいます。リロード、レイカ、ウォーレンが行く事は決定しています。他に誰が行くのか? この3人以外に4人行きます。】

【リロード、レイカ、ウォーレン以外のメンバーを1人レスしてください。被った場合は安価下。】

↓4人決まるまで

鳥さん

>>224-227:鳥・シイ・ネッキ・レイキが同行します



鳥「クエッ!! クエクエッ!!」バサバサ!!

カエデ「あ、鳥さん行けるんですね。いいなー」

シイ「俺も行けるぜ!!」

レイキ「当たりか……」

ネッキ「行くぞー!!! オバケ屋敷!!!」

ネル「よ、よかった……当たらなくて……」ガクガク

アレオス「何で行かないのにそんなに震えてるんですか?」

シイ「じゃあ船つけるか!!」

レイキ「オイ待て。あんな得体の知れねェ島に停泊するのか?」

シイ「言いたい事は分かるが……島に上陸できねェぞ?」

ネル「しなきゃいいんですよ」ズーン

ウォーレン「お前な……」

リロード「やれやれ……お前ともあろう奴が気づかねェとはな、シイ」

シイ「ん?」

リロード「〝これ〟を使うんだよ」

シイ「……おお!! なるほどな!!!」



ガチャン!!!

レイカ「……ん?」

ウォーレン「何だコレ……」

鳥「クエ?」

ネッキ「装置に付けられたな!!!」

レイキ「……オイ、まさか…………」




シイ「行くぞ!! 今までにない使い方を見せてやるぜ!!」




シイ「『船上お仲間七連撃』!!!」




ドドドドド!!!



リロード「飛べェ───っ!!!!」ヒューン……!!



リロード・シイ以外「「「えェ───っ!!!?」」」ヒューン……!!



キラーン……!!!



アレオス「無茶しますねェ……」

ネル「ほんとうにいかなくてよかった」

カエデ「ネルさん、目が死んでますよ?」



【選択してください。リロード達はスリラーバークのどこに落ちるのか。】

1.アトラクションエリア
2.トリックハウスエリア
3.お買い物エリア
4.温室エリア

↓2

帰りどうすんだ
安価なら1

>>234:1.アトラクションエリア選択



/////

ラーコゾッス君6世「ゲヒャッヒャッヒャッ……!!」

ラーコゾッス君6世「入った……入りやがったな海賊共ォ……!!!」

ラーコゾッス君6世「楽しい楽しいスリラーバーク……楽しく死んで『我が主人』の糧となれェ!!!」どん!!

ラーコゾッス君6世「…………」

ラーコゾッス君6世「おれ……鎖に引っかかってるけど、誰か助けに来てくれるかな」

ラーコゾッス君6世「…………」

/////


ああああああ…………

ドォォォォン!!!



リロード「上陸だ───っ!!! 偉大なる航路(グランドライン)2つ目の島───っ!!!」どーん!!

レイキ「西の海(ウエスト・ブルー)から来た島だけどな」パキパキ……

リロード「いいじゃねェか細かい事は」

シイ「が、がははは、装置は無事俺達を運んでくれたようだぜ……」ピクピク……

ウォーレン「ど、どこが無事なんだ……?」ピクピク……

鳥「ク、クエ……」ピクピク……

レイカ「まったくだ。危ないだろう、この方法は」

ネッキ「れ、レイカ、オマエ、オレも下敷きにして衝撃を緩和したな……!!?」ピクピク……!!

リロード「うほ───っ!!! 色んなアトラクションがあるぞ!!!」


\おどろおどろしいアトラクションの数々/どどーん!!


レイカ「悪趣味なデザインだ」

シイ「全体的にホラーテイストなんだな」

ウォーレン「……アトラクションの名前もひでェもんだぞ」

リロード「よしっ!!! どれに乗る!!?」

レイキ「早速楽しもうとしてんじゃねェよ!!!」

ネッキ「うーん……どれも面白そうだけどな!!!」

鳥「クエクエ」

リロード「どれに乗るか決めるか」ピー……ン、パシッ



【選択してください。】

1.墓場に直行!! 地獄のジェットコースター
2.巡り巡って!! 死者のメリーゴーランド
3.ゾンビ達といつまでも!! 恐怖の観覧車

↓2

1

1選択で本日はここまで。次回からスリラーバークを本格的に探索する事になります。


今回は海賊安価です。役職のところに「○○海賊団所属」のような事を書かないようにお願いします。組み込みやすい海賊が欲しいので。航海士とか船医とかそういう役職は大丈夫です。

名前:
性別:
容姿:
役職:「○○海賊団所属」的なものはナシで
異名:
性格:
キーワード:

↓10くらいまで

名前:ヴァルディ
性別:男(手長族)
容姿:ほぼ黒の褐色肌、坊主頭、トンガリツリ白目、赤い八重歯、白の海パン、サンダル
役職:海賊団戦闘員
異名:鞭腕のバルディ
性格:関西弁。感情的で義理人情に脆いお人好し。ただし怒ると必ず相手を殴るほど喧嘩っ早い。笑い声は「ヴァヴァヴァヴァ!」
キーワード:妙に馴れ馴れしい敵キャラポジ。

すいません、>>246の異名は「鞭腕のヴァルディ」で

そういえば、本日は空島のダイジェストの放送日であるな…。>>1はこういったものも観ておられるのだろうか。
気になって夜しか眠れぬ…!

ウルージさん衝撃貝(インパクトダイヤル)説、割と好き。


>>263
大体は見てます。アニメはアニメの良さがありますからねー。もちろんエピソードオブ空島も見ました。来年の夏に映画あるってマジなんですかね?


それでは始めます。

短期集中表紙連載風SS第一弾
『目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記』



vol.5「〝大槌のハン〟送検船の雑用」



時は少し経ち、東の海(イースト・ブルー)───


ウミナリは、海軍の船の中で雑用をしていた。


ウミナリ「…………」キュッキュッ

ウミナリ「…………ふう。砲丸磨きはこれで終わりかな?」

モップ「あと2個ほどあるぞい」ヒョコ

ウミナリ「うわァ───っ!!?」ビクゥ!!

ウミナリ「な、何だ……モップさんか……」ホッ……

モップ「……どうしたんじゃ? 何やら元気がないのォ」

ウミナリ「そ、そうでしょうか……?」

ウミナリ「元気がない……そうかもしれませんね」

ウミナリ「今日送検される海賊……〝大槌のハン〟とは少し因縁があるので、そのせいかも……」

モップ「ほォ…………」

ウミナリ「あっ、別にそのっ、その人と知り合いとか、そういうわけでは……!!」アタフタ

ウミナリ(雑用係とは言え……昔海賊だったなんてバレたら海軍を追い出されてしまうかも……!!)

ウミナリ(気をつけないと……!!!)

海兵1「お~い、ウミナリ。そろそろ船来るぞ」

海兵2「海軍本部から派遣された人らしいからなァ……気ィ引き締めろよ!!」

ウミナリ「は、はいっ!!」ビシィ!!

>>238:1.墓場に直行!! 地獄のジェットコースター



リロード「よしっ、ジェットコースター乗ろうぜ!!」

ネッキ「そうだな!! やっぱり遊園地って言ったらジェットコースターだよな!!」

鳥「クエクエッ!!」

ウォーレン「おい、こんな得体の知れないものに勝手に乗るな……」

リロード「すいません、大人3人乗れますか」

ウォーレン「従業員いんのかよ!!!」ガビーン!!

???「大人3人乗れるかだって……!?」

???「乗れますよー!!!」ゾンビー!!

リロード「…………」

???「…………」

リロード「地底人?」

全員「「「ゾンビだろどう見ても!!!」」」

???→ゾンビ1「…………!!」ガーン!!

ゾンビ1「そ、そんな……俺の事を見てもビビらない奴がいるなんて……」シクシク

ゾンビ1「俺のハートは傷ついた……」シクシク

ゾンビ2「お、おい!! 大丈夫かゾンビ!!」

ゾンビ3「そういう事もあるって。な? 気を落とすなよ」

ゾンビ4「コノヤロー!! オメーが俺達にビビらないからゾンビが泣いてるじゃねェかー!!」

ゾンビ5「謝れ!! ゾンビに謝れ!!」

ゾンビ達「「「あーやまれー!! あーやまれー!!」」」



リロード「うるせェな早く乗せろよ」

ゾンビ達「「「はい、ただいま」」」

レイカ「素直だな」

レイキ「つーかゾンビって……この世に存在するのか?」

レイキ「まァ目の前にいるが……」

シイ「ゾンビ……うーむ……」

レイカ「どうした」

シイ「いや、ゾンビの話をどこかで聞いた気がしてな……何だったかな……」

ゾンビ1「えーと、3名様ですね。では、こちらに乗っていただいて……」

ガチャ

ネッキ「楽しみだなー!!!」

鳥「クエエエ!!!」

リロード「あれ? 安全バーとかしなくていいのか?」

ゾンビ2「ええ、大丈夫ですよ。これは〝そういうジェットコースター〟ですから……!!」

レイカ「……イヤな予感がする」

ゾンビ3「それ、発射だァ!!!」





ボシュン!!!



リロード・ネッキ・鳥「「「!!!?」」」」



ビュー…………ン!!!



リロード・ネッキ・鳥「「「うわァ───っ!!!?」」」」



ヒュウウウウウウ…………





ガッシャァン!!!

ウォーレン「お、おい!! あいつら落ちたぞ!!?」

ウォーレン「何がジェットコースターだ!!! 一度も上がってねェ!!! 落ちただけだ!!!」

レイキ「はァん、なるほど……ここは建物の上なのか」

レイカ「そのようだ。島の中心部にある、この建物の屋上部分に色んなアトラクションがあり……」

レイカ「その北側に屋上から続く階段があって、それがあの塔に繋がっている。あそこにここの主人格がいそうだな……」

レイカ「南側にも色々あるようだが……リロード達はそこに落ちたのか」

ウォーレン「何でお前らそんなに余裕なんだよ!!? あいつら落ちてんだぞ!!?」

シイ「オメェらが余裕って事はあいつらは大丈夫なんだろうが……回収には向かった方がいいんじゃねェか?」

レイカ「……そうだな。リロードは方向音痴だし」





浮浪者「その必要はありますまい!」

浮浪者「そんな事よりも……このスリラーバークを楽しんではどうでしょうか!?」



レイキ「……ホームレスだな」

シイ「ボロボロの傘しか持てねェなんて……可哀想に……」ウゥ……

ウォーレン「何だ、その……生きてりゃいい事あるさ」グッ

浮浪者「ちょっと!! 勝手に同情しないでください!!! ファッション!! こういうファッションですから!!!」

浮浪者「も、申し遅れました……わたくし、このスリラーバークの案内人をしております、サカ・ラカと申します」

浮浪者「以後お見知り置きを…………」


[スリラーバークの案内人 〝傘化け〟 サカ・ラカ]どーん!


ウォーレン「楽しむって言ってもな、あいつら落ちてんだぞ!!? 事故だ事故!!!」

サカ・ラカ「いえ、いえ……あれは違います」

サカ・ラカ「『墓場に直行!! 地獄のジェットコースター』は一度下に落ち、墓場を模した舞台装置をぐるぐる走り回るアトラクションなのです」

ウォーレン「そ……そうなのか?」

サカ・ラカ「エェ……」

サカ・ラカ「スリラーバークはお客様に〝恐怖〟を味わっていただくところなので……アトラクションも一見危険なものが多いのです」

サカ・ラカ「あんまりこういう事を言うと興醒めされるかもしれませんが……」

サカ・ラカ「警戒してスリラーバークを楽しんでもらえない方がわたくし達にとっては困るので、こうしてお伝えに上がったわけです」

レイキ「なるほどね……」

レイカ「しかし私達はスリラーバークを楽しみに来たわけではない。人探しに来た」

サカ・ラカ「? 人探しですか?」

ウォーレン「あァ……金の長髪の女なんだが、来てないか?」

サカ・ラカ「どうでしょう……なにぶんわたくしは下っ端なのもので……」

サカ・ラカ「〝ご主人様〟ならご存知でしょう、ご案内しましょうか?」

シイ「お、いいのか?」

サカ・ラカ「はい。〝ご主人様〟は客人との会話もお楽しみになりますので……」

レイカ「その〝ご主人様〟とやらは誰だ?」

サカ・ラカ「申し訳ありませんが名前は……」

サカ・ラカ「〝ご主人様〟は名前を知られる事を嫌うのです」

レイカ「ふむ……」

レイカ「しばし待て」



レイカ「(どう思う?)」

レイキ「(うさんくせェ)」バッサリ

レイカ「(だよな……)」

ウォーレン「(だが〝ご主人様〟のところに行けばミス・ウェンズデーの居場所が分かるかもしれねェぞ?)」

レイキ「(どうせ罠だろ)」

シイ「(怪しいのは確かだがな……)」

シイ「(……というかリロード達放っておいていいのか?)」

レイカ「(放っておいても無事だろう。逆に問題を起こす可能性もあるが)」

シイ「(むむむ……)」



【どう行動する? 選択してください。】

1.全員でサカ・ラカについていく
2.二手に分かれ、片方はサカ・ラカについていき、片方はリロード達の回収に向かう
3.全員でリロード達の回収に向かう
4.他のエリアに遊びに行く
5.取り敢えずサカ・ラカを殴ってみる

↓2

1

>>276:1.全員でサカ・ラカについていく



ウォーレン「(俺はアイツについていきたい)」

ウォーレン「(怪しいのは確かなんだが……ミス・ウェンズデーを見つけるためなら多少は危ない道も通りてェ)」

シイ「(俺は賛成だな)」

シイ「(アイツの言ってる事が本当かもしれねェし、ウソだとしても疑っていれば対策取れるだろ)」

レイキ「(…………まァ、いい。いざとなったら全員凍らせればいいからな)」

シイ「(物騒だな……)」

レイカ「(じゃあリロード達は放っておく感じで)」

ウォーレン「(そう言われるとアイツについていきにくいんだが……)」



レイカ「決まった」

レイカ「あんたについていってやる。ほら、案内しろ」

シイ「上からすぎるだろ」

サカ・ラカ「で、ではこちらに……」

サカ・ラカ「先程そちらの女性が仰っていた通り、〝ご主人様〟はあの塔にいらっしゃいます」

サカ・ラカ「どうぞ……足元に気をつけて。うっかり落ちないように…………」ヒヒヒ……



/////


───居残り組(ネル・カエデ・アレオス)


ネル「…………」ガクガク

ネル「…………」ガクガクガクガク

ネル「…………」ガクガクガクガクガクガク

カエデ「ネルさんがとんでもなく振動しています!」

アレオス「怖がりすぎでは……?」

アレオス「船に残る組なのに何故そんなに怯えてるんですか?」

ネル「いや、だって……この3人でもし屈強な化け物に襲われたら……!!!」

ネル「勝ち目ないじゃないですか!!! みんな弱いでしょ!!!」どーん!!

カエデ「ネルさんが恐怖のあまりすごく失礼になってます!」

アレオス「だ、大丈夫ですよ。俺はそれなりに戦えますし……カエデさんだって戦えるでしょう?」

カエデ「大丈夫です! 戦闘能力はないですけど何とかします!!」

アレオス「ほら、大丈夫ですよ、ネルさん」

ネル「身体にオニダルマオコゼの毒塗ればいいかな……?」

アレオス「いいわけないですよね!!? ダメですよ!!!」ガーン!




ゴゴゴ……!!



アレオス「……!!」

アレオス「今……上の方から何か音が」

ネル「ヒィィィィィ!!!」ヒィィィィィ!!!

アレオス「気のせいか……?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!



カエデ「私にも聞こえました!! これは……!?」

アレオス「…………まさか」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

アレオス「何か……落ちてくる!!?」





ドゴォン!!!

???「フシュー…………」ゴゴゴ……!!

ネル「ぎゃあ───っ!!!?」

アレオス「何ですか、この大男……!!!」

カエデ「顔が……豚さんです!!!」

ラーコゾッス君6世「コイツの名前はカーティ!!!」どーん!!

アレオス「!? お前は……!!!」

ネル「ラッコザンス君!!!」

ラーコゾッス君6世「ラーコゾッス君!!! 間違うな!!!」

ラーコゾッス君6世「ゲヒャッヒャッヒャッ!!! 終わりだァ海賊共!!!」

ラーコゾッス君6世「船に残ってりゃ安全だと思ったかァ? そんなわけねェだろ!!」

ラーコゾッス君6世「コイツは〝博士〟の作品の中の最高傑作の一つ!!! 〝無敵(インヴィンシヴル)〟の異名を持つ合成獣(キメラ)!!! カーティだァ!!!」

カエデ「〝の〟が多いですね!」

ラーコゾッス君6世「うるせェ───っ!!」

アレオス(〝博士〟? キメラ?)

アレオス(…………何やら不穏ですね)

ラーコゾッス君6世「あ、さっきは助けてくれてありがとうございました」ペコリ

???→カーティ「……!!」

カーティ「……!!!」ペコリペコリ

ネル「化け物なのに丁寧───っ!!?」

ラーコゾッス君6世「さァやっちまえカーティー!!!」

カーティ「ブオォ───ッ!!!!」ゴゴゴ……!!!

ネル「うわァ───っ!!?」ビクゥ!!!

カーティ「…………」ブルブル

カエデ「……?」

カエデ(ブルブル? 震えてるんでしょうか……?)

アレオス「くっ……勝てますか……!?」



【自由安価。どう行動するか。下3の中から一番成功率の高いものを採用。同時にコンマ二桁判定。】

↓3まで

「こんにちは」と普通に自己紹介

>>280採用:コンマ64……なかなかいい感じ



カエデ「こんにちは」ペコリ

カーティ「こ…………!?」

カーティ「…………」

カーティ「…………」ブワァ……!!

ネル「うおっ!?」ビクッ

アレオス「な、泣いた……?」

カーティ「こ……こん……こんにち……うう……」グス……グス……

カエデ「ど、どうしたんですか? 大丈夫ですか?」

カーティ「うう……ひっく……ひっく……」グスグス……グスグス……

アレオス「取り敢えず落ち着いてください。座ります?」

カーティ「ぐすっ……」コクコク

アレオス「ネルさん、椅子持ってきてもらえますか?」

ネル「えっ」

カーティ「…………」

ネル「…………」

ネル「た、ただいま!!」ダダダッ……



ラーコゾッス君6世「いや何馴染んでんだ!!?」ガガーン!!

ラーコゾッス君6世「カーティ!!! 何してんだ!!! オマエの役割はコイツらをブッ殺す事だぞ!!?」

カーティ「で、でも……」ヒック……ヒック……

アレオス「うーん……ちょっと邪魔ですね、ラーコゾッス君6世」

アレオス「眠ってもらいましょうか……!!」ダッ……!!

ラーコゾッス君6世「なっ……!?」



【コンマ二桁判定。コンマ20以上でラーコゾッス君6世を無力化できます。】

↓1

どんっ!

>>284:コンマ36……下3つのどのコンマでもラーコゾッス君6世やられてた



アレオス「『スリープ・アネステジー』……!!!」スッ……!!

ラーコゾッス君6世「ぬお!? やめ……!!!」

ブスリ!!

白衣の裾から取り出した注射器を、ラーコゾッス君6世の腹に突き刺す!!

ラーコゾッス君6世「お……? おおおおおおお……!?」

バタリ……

アレオス「ふう……この程度の麻酔で倒れてくれて助かりました」

アレオス「レイカだったら効かないでしょうから……」

カエデ「さすがレイカさんですね!!」

カーティ「お……お……」ブルブル

アレオス「あ、ああ、大丈夫ですよ。俺はあなたに危害を加えるつもりはありません」

アレオス「ラーコゾッス君6世があなたに……あなたがやりたくない事をやらせようとしていたので、眠ってもらいました」

カーティ「!」

アレオス「大丈夫です、殺したわけではありませんよ」

カーティ「……そ、そう? それなら、良かった…………」

カエデ「優しいんですね、カーティさんは」

カーティ「……!!!」

カーティ「…………は、はじめて」

カエデ「?」

カーティ「ぼ、ぼく、こんな顔だから……みんなに、こ、怖がられる……」

カーティ「でも、ここのみんな、ぼくの事、怖がらなかった……そ、そんなの、はじめて……」

アレオス(ネルさんめちゃくちゃ怖がってた気がするんですが…………まあいいですね)

カーティ「だ、だから……い、言う……」

カーティ「逃げて……!!!」

カエデ「え……」

カーティ「こ、ここに、いたら……殺されちゃう……!!!」

カーティ「こ、殺されて……ぼ、ぼくみたいに……なるよ……!!!」

アレオス「……詳しく聞かせてもらってもいいですか?」



/////


【『お買い物エリア』の外れ:墓地】


ヒュウウウウウウ…………



ガッシャァン!!!


……………………


……………………ボゴォン!!

ぐしゃぐしゃになったジェットコースターの下から、リロード達が現れる。

ネッキ「あ、危ねェ───っ!!!」

リロード「やれやれ……スリル満点だったな」

鳥「クエ……」ガクガク

リロード「ここは……墓地か」

ネッキ「不気味だな!!!」

リロード「またゾンビでも出たりしてなァ」ヘラヘラ





ボゴッ……ボゴッ、ボゴゴッ……!!!

ネッキ「……えっ」

鳥「く、クエ……!?」ビクビク

墓地の下から、一人、また一人とゾンビが現れる……!!
ゾンビ?1「あー……!!」

ゾンビ?2「うおおー……!!」

ゾンビ?3「ぐおおおー……!!」

リロード「…………」

リロード「地底人?」

ネッキ「だからゾンビだろ!!!」



ゾンビ?1「いえ、地底人です」

ネッキ「紛らわしいな!!? もうゾンビでいいだろ!!!」

ゾンビ?1→地底人1「俺達を舐めやがって……」

地底人1「行くぞお前らァ!!!」

ゾンビ?2→地底人2「お客様を捕らえろォ!!!」

ゾンビ?3→地底人3「殺すなよ!!! 半殺せェ!!!」

地底人達「「「俺達の力を教えてやれェ!!!」」」

リロード「危ねェなー」スッ……

ネッキ「待てリロード!! オレがやる!! ゾンビにはこれだろ!!!」

ネッキ「『熱血ファイアー』!!!」メラメラァ……!!!

ボオオオオオ!!!

地底人1「うおおおおお!!! 火だあああああ!!!」

地底人2「腐れあちいいいいいいい!!!!」

地底人3「危ねェなコノヤロー!!!」

地底人4「燃えたらどうすんだバカヤロー!!!」

地底人5「放火魔ー!!!」

地底人6「腐れ外道めー!!!」

ネッキ「想像よりも怒ってる!!?」ガーン!

地底人1「許さねェぞお前ら……!!!」

地底人2「ハッ……!!!」

地底人2「ど、同胞!! 同胞!!」

地底人1「何だ!!! どうした!!?」

地底人2「も……」



地底人2「『紋章』が……消えてる……!!!」



地底人達「「「な……」」」



地底人達「「「何だとォ!!!?」」」



リロード「?」

地底人3「ほ、本当だ……消えてる!!」

地底人4「俺もだ!!! 俺もない!!!」

地底人5「お、俺は!!? 俺は消えてるか!!?」

地底人6「あァ……消えてるぞ!!!」

地底人1「い、一体どうして……ハッ」ピコーン

地底人1「まさか……さっきの、炎……!!?」

地底人達「「「…………」」」






地底人達「「「ありがとうございます───っ!!!!」」」ドゲザー!!!

リロード達3人「「「!!!?」」」

ネッキ「な、何だ!!? 何を感謝されたんだ!!?」

地底人1「まさか……まさか〝ご主人様〟の呪縛が解ける日が来るなんて……!!」

地底人2「感謝してもしたりませぬ!!!」

地底人3「きっと皆様は海賊なのでしょう?」

ネッキ「そうだ!!!」

リロード「おれは船長のリロード。よろしく」どーん!

地底人4「我らの呪縛を解いてくれた方のトップ……!!」

地底人5「ならば、もしかしたら〝ご主人様〟にも勝てるかもしれません……!!!」

地底人6「し、しかし、〝ご主人様〟は強いぞ……!?」

地底人1「バカヤロウ!!!」

地底人1「呪縛が解けた今、俺達ゃアイツの事を〝ご主人様〟なんて呼ばなくていいんだ!!!」

地底人1「リロード様、どうか、どうか私達の頼みを聞いてください……!!!」

リロード「おう、聞くだけ聞くぞ」

地底人1「我らの〝元・ご主人様〟……このスリラーバークの主……」





地底人1「海賊〝死神のスカル・レックス〟を倒していただきたいのです!!!」ドドン!!

/////


レイカ「……ん?」

シイ「どうした。上なんて見上げて」

レイカ「霧の中に……何か見える。非常に大きな……何か……あれは…………」

レイカ「…………『帆』?」

シイ「ほ、帆ォ!?」

シイ「つ、つまり……この島はバカでけェ帆船だって言うのかよ!!?」

サカ・ラカ「お気づきになられましたか……」

サカ・ラカ「そう、このスリラーバークは『島を乗せた巨大な帆船』なのです!!」

レイキ「あのマーク……海賊船か」

サカ・ラカ「そうです。〝ご主人様〟は海賊なのです」

サカ・ラカ「なので海賊であるあなた方をとても歓迎すると思いますよ」

レイキ「あ? 俺達は……テメェに海賊だと名乗った覚えはないが?」

サカ・ラカ「ヒヒヒ……そうでしたかね?」

ウォーレン「…………!!」

ウォーレン「(お、おい、お前ら!!!)」

レイカ「(どうした)」

ウォーレン「(お、俺の見間違いじゃなければ……あの海賊旗は〝死神のスカル・レックス〟のものだ)」

レイキ「(ふゥん……それがどうしたんだよ)」



ウォーレン「(スカル・レックスの懸賞金は…………2億ベリーだ!!!)」ドドン!!

全員「「「!!!?」」」

【『操縦桿エリア』(北側の塔)上部:船長室】


超大柄な女「船長ォ───っ!! 船長オォ───っ!!!」

レックス「うるせェなァ、イブカ……」

レックス「おれァ今、奴隷イジリに忙しいんだよ……!!」



[スカル海賊団船長 〝死神のスカル・レックス〟(『スリラーバーク』の主)]ドドン!!



奴隷1「うう……」

奴隷2「や、やめて……助けて……」

レックス「黙れ」

レックス「殺されてェのか……?」ゴゴゴ……!!

奴隷2「ヒッ……」ガクガクガクガク

超大柄な女→イブカ「相変わらず趣味悪ィな船長!!!」

レックス「てめェも黙れ……殺されてのか?」

イブカ「まあまあ!! 知らせがあるんだよ!!!」

イブカ「新たな〝お客様〟が来たんだとさ……!!!」



[スカル海賊団船大工 〝フランケンシュタイン〟 イブカ(『操縦桿エリア』監督者)]ドドン!!



レックス「ほう、そりゃあいい。面子は?」

イブカ「男が6人、女が3人、ペットの鳥が1羽」

レックス「鳥はいらねェな」どーん

イブカ「じゃあアタシがもらうぞ!!! 食う!!!」どどーん

イブカ「船長は懸賞金3000万ベリーの首だとさ……!!!」

レックス「いいじゃねェか……!! 久々に骨がありそうだ」



レックス「野郎共ォ!!! そしておれの奴隷共ォ!!! 〝夜討ち〟の時間だァ!!!」

レックス「しっかり働けよ……おれのために!!!!」ドドン!!

【『トリックハウスエリア』の外れ】


トリックゾンビ1「しゃ、シャック・ザ・リッパー様……」

リッパー「うるさい!! 今、私は忙しいんだ!!」

リッパー「〝愛しのあの人〟をブチ殺さなきゃいけないんだもの……!!」ハァ……ハァ……

トリックゾンビ2「しかし……!! 船長のご命令で〝夜討ち〟を……!!!」

リッパー「そんなの『トリックハウスエリア』のために改造を施されたお前ら〝トリックゾンビ〟が何とかしろ!!!」

リッパー「私は……私の愛する人と心中するのに専念するからさァ……!!!」



[スカル海賊団暗殺者 〝リップコレクター〟シャック・ザ・リッパー(『トリックハウスエリア』監督者)]ドドン!!



[心中を試みた回数:44回 ]



[心中が成功した回数:0回]どーん!

【『お買い物エリア』:理髪店「nightmare」】


お買い物ゾンビ1「トット様、ご準備の方は……」

トット「無論」

トット「もしや……この私が〝夜討ち〟までに身支度ができないとでも?」ゴゴゴ……!!

お買い物ゾンビ1「い、いえ!! けっしてそのような事は!!」ブンブンブン!!

トット「鋏の準備は万端……!! さて……」

トット「〝お客様〟のどこを切り刻んであげましょうか……!!!」チャキ……!!



[スカル海賊団理髪士 〝悪夢の理髪師〟スウィート・トット(『お買い物エリア』監督者)]ドドン!!

【『温室エリア』:食人植物ゾーン───その4】


温室ゾンビ1「オードリー様!!! あの」

オードリーⅢ「うるさいですわねェ……分かっていますわ、〝夜討ち〟でしょう?」

オードリーⅢ「〝食人植物(この子)達〟はお前らゾンビよりも耳がいいの……伝える必要なんか無くってよ」



[スカル海賊団庭師 〝荊薔薇〟オードリーⅢ(『温室エリア』監督者)]ドドン!!



温室ゾンビ1「も、申し訳」

オードリーⅢ「そ・れ・と」

温室ゾンビ1「へ?」

オードリーⅢ「わたくしは……オードリーではなく、オードリーⅢですわよ……!!!」ゴゴゴ……!!

温室ゾンビ1「あっ、も、申し訳ありませんっ!!! ど、どうかお許しを」

オードリーⅢ「却下」

オードリーⅢ「さァお食べ、子供達……!!!」

シュルッ

温室ゾンビ1「あ、は、離して、や、やめて、やめてくださ」

アアアアアアア…………

???「おやおや……またゾンビを減らしたのですか?」

???「〝博士〟に怒られますよォ……ふふふ」

オードリーⅢ「気持ち悪い笑いをしないでくださります? ヨシツネ」

???→ヨシツネ「これは失敬……」

ヨシツネ「ではパンツ見せてもらってもよろしいですか?」

オードリーⅢ「ブッ殺しますわよ?」

ヨシツネ「ふふふ……怖い怖い」

オードリーⅢ「……どうしましたの? 今日はいやにヤル気がありますわね」

ヨシツネ「いえ……少し……」

ヨシツネ「〝強者の雰囲気〟を感じるものでね…………」



[スカル海賊団用心棒 〝九尾の狐〟ヨシツネ]ドドン!!

【『アトラクションエリア』4F:研究室】


アトラクションゾンビ1「〝博士〟!! 〝博士〟ェ!!」

博士「あー……」

アトラクションゾンビ1「ちょ、ちょっと!! ゾンビみたいな声出してないで!!」

アトラクションゾンビ1「〝夜討ち〟です!! 〝夜討ち〟ですよ!!」

博士「ひはは……そうかァ……」

博士「zzzzZ…………」

アトラクションゾンビ1「寝ないで!! 寝ないでください〝博士〟!!」

アトラクションゾンビ1「今日来たのは〝テンガロンハットの一味〟です!! 船長は懸賞金3000万ベリーの首ですよ!!」

博士「へェ……? それなら〝良い死体〟になってくれそうじゃねェかァ……」

博士「しょうがねェなァ……面倒だが仕方がねェ……!!」

博士「おらおらおらおらゾンビ共ォ!!! 〝夜討ち〟だァ!!! この俺、フランクン・シュタイナーに、ありったけの死体を献上しろォ!!!」

博士「ピャハハハハハ───っ!!!!」

アトラクションゾンビ1(毎度毎度〝博士〟のテンション上がるポイントが分からん……)



[スカル海賊団船医 兼 科学者 〝マッド・ドクター〟 フランクン・シュタイナー(『アトラクションエリア』監督者)]ドドン!!




「「「ここは夢のような悪夢のワンダーランド……」」」



「「「『スリラーバーク』!!!」」」



「「「最高の悪夢を」」」



「「「見ていくがいい!!!!」」」



/////


???「はぁ……はぁ……」

???「騒がしくなってきた……もしかして〝夜討ち〟が始まるのか?」

???「なおさら早く見つけなくちゃいけないな……〝アレ〟を……!!!」

???「行こう……!!!」

ソウゲイウルフ「…………」コクッ……

ザッザッザッ…………

という感じで本日はここまで。次回から戦闘入るかなー微妙かなー。

今日も海賊安価です。どんな海賊でもいいです。船長でも今までの本編や安価で出てきた海賊団の乗組員でもフリーの海賊でも。


名前:
性別:
容姿:
役職:
異名:
性格:
キーワード:ナシでもオッケー


と同時にソウゲイウルフの名前安価。可愛い感じでもカッコいい感じでも。

↓10くらいまで。同時にソウゲイウルフの名前安価。下3まで募集、コンマの高いものから選んでいきます。

名前:カマタ
性別:男(ラブカの魚人)
容姿:焼け爛れた肌、ギョロリとした眼、裂けた大口、原作のビッグ・マムぐらいの巨体、黒の羽織、キセル
役職:魚人海賊団船長
異名:「深海」のカマタ、魚人界の闇の首領(ドン)
性格:「面白いもの至上主義」で、自身が面白いと思ったらそれをすぐに決断、行動指針とする。
   最も面白いの基準がかなり曖昧で、人助けから国を滅ぼすまで落差がかなり激しい。
   今の自分を老いたと思い、魚人海賊団船長の席を「自分が最も面白いと思った配下」に譲るゲームをし、
   その報告を聞きながら酒の肴にしている。
   人間そのものは個人差があるからと理解し極端な差別意識を持たないが、天竜人とソレに従う世界政府、奴隷商人は心底嫌っている。 
   また、「面白くない」と判断したモノには冷淡で興味も示さず、例え同じ魚人でもそれは変わらない。
   笑い声は「ジラララララ!!」
キーワード:七武海の一人とは飲み友達

ソウゲイウルフの安価:ウルフルン


乙でした!いいねやっぱこういうのはワクワクする!
しかし2億ベリーか。本編だと誰と同じくらいか調べたらウソップだったので吹いた。ゴッド・ウソップは伊達じゃない

名前:トリガー
性別:女
容姿:右目にスコープ付きの眼帯、ボサボサのオレンジの髪、上半身裸に胸を隠すように巻いた弾帯(ベルトリンク)、迷彩カラーのダボダボズボン、背中に担いだ銃器類の武器
役職:海賊団砲手
異名:「乱暴レディ」
性格:一人称は「あたい」。過去や恨み言は引きずらずその場で晴らす事を信条としている後腐れのないさっぱりとした性格。
キーワード:元革命軍所属

今さらですが、スリラーバークには『アトラクションエリア』『トリックハウスエリア』『お買い物エリア』『温室エリア』『操縦桿エリア』の5つがあります。


こんな時間ですが始めます。

短期集中表紙連載風SS第一弾
『目指せ中将! ウミナリ新兵奮闘記』



vol.6「海軍本部中佐ショット・ランの船」



海兵トップ「お前ら!! 海軍本部中佐、ショット・ラン様がご到着された!!」

海兵トップ「総員、敬礼───!!!」

海兵達「「「はっ!!!」」」ビシッ!!

ラン「やれやれ……そんなに畏まられても困るなァ」



[海軍本部中佐 〝早打ちのショット・ラン〟]どどん!!



海兵1「(知ってるか、ウミナリ)」

海兵1「(あのショット・ランっつー女、海軍に入ってまだ2年くらいしか経ってないのに……)」

海兵1「(その圧倒的な実力で中佐にまで上り詰めたんだとさ)」

ウミナリ「(へ、へェ……!!)」

ウミナリ(すごい人なんだ……き、緊張するなァ……)ドキドキ

【『お買い物エリア』の外れ:墓地】

【リロード・ネッキ・鳥+地底人達】



リロード「スカル・レックス……」

リロード「ここの主は海賊なのか」

地底人1「は、はい……それはそれは恐ろしい海賊で……!!」

地底人1「あ、申し遅れました……俺の名前は○○」

地底人1「お買い物エリア担当の『地底人族』の長をしております」



【○○に入る名前安価。地底人1の名前をお願いします。】

↓3まで募集。コンマの高いものから選んでいきます。

来てた! やった!

名前はユカシタ

>>323採用:○○→ユカシタ



地底人1「あ、申し遅れました……俺の名前はユカシタ」

地底人1「お買い物エリア担当の『地底人族』の長をしております」


[『お買い物エリア』墓地部門担当者 ユカシタ(地底人族の男)]どどーん


ネッキ「地底人族ゥ!!? そんな種族聞いた事ないぞ!!!」

ユカシタ「そうかもしれませんね……西の海(ウエスト・ブルー)にしか住んでいませんので……」

ユカシタ「特に人間族と変わりませんよ。違いは地面に埋まる事を好む部分くらいでしょうか」

リロード「モグラか?」

地底人2「最近の流行りはゾンビファッション!! 地底人族の生態ともぴったりマッチすると評判なんだぜ!!」

ネッキ「オマエらのそれファッションなのかよ!!!」

地底人3「ちなみにアトラクションエリアにいるのはほぼゾンビだぞ。間違えないようにな!!」

鳥「ク……クエー?」

リロード「おまえらが変なのは分かったけど……」

地底人達「「「し、失礼だァ!!!」」」ガビーン

リロード「あのゾンビは何なんだよ? ゾンビ族とかか?」

ユカシタ「あ、あれは……アトラクションエリアの監督者、スリラーバークの狂気の科学者……!!」

ユカシタ「フランクン・シュタイナー!!! ソイツの悪魔の実の能力です……!!!」

ユカシタ「ヤツはネクネクの実を食べた〝死霊術人間(ネクロマンサー)〟……!!! 死体に触れるだけでゾンビにする事ができるのです……!!!」

リロード「……やれやれ、あんまり愉快な能力じゃねェな」

ユカシタ「シュタイナーは能力によって強いゾンビを作るため……もしくは、非道な人体実験の材料にするために〝人間の死体〟を求めているんです!!!」

ユカシタ「あなた達は海で樽か何かを拾ったりは?」

リロード「あァ、拾ったぞ」

ユカシタ「それが罠なのです!! その時からあなた達は狙われていたのです!!」

鳥「ク、クエクエッ!! クエクエッ!!?」

ネッキ「鳥も狙われているのかと聞いているぞ!!!」

地底人2「いや、鳥は……いらないんじゃねェか?」

地底人3「そうだよなァ」

地底人4「うんうん、鳥はいらねェ」

鳥「……!!!」ガーン……!!

鳥「」ズーン……

ネッキ「お、落ち込むなよ鳥先輩!!! 安全でよかったじゃねェか!!!」

ユカシタ「さらにスカル・レックスはラジラジの実の〝ラジコン人間〟……!!! 『紋章』をつけた相手を操る事ができるのです……!!!」

地底人2「でも、何故か『紋章』が消えたんだよな!!!」

地底人3「そう!! その方の炎のおかげで!!!」

地底人達「「「YEAH───!!! 炎の救世主───!!!」」」

ネッキ「うるせェなオマエら!!?」

ユカシタ「スカル・レックスは自分の手駒となる有用な人間を探しています……!!!」

ユカシタ「つまりスカル・レックスに狙われた……〝夜討ち〟の対象のなった人間は、殺されるか、レックスの奴隷となってしまうのです……!!!」

リロード「奴隷、ね…………イヤな響きだぜ」

ユカシタ「レックスは……その恐ろしい能力と残虐性で2億ベリーの懸賞金をかけられています」

ユカシタ「それほど強い……!! ですが、倒していただければスリラーバークの多くの地底族や奴隷達が救われるのです……!!!」

ユカシタ「ど、どうでしょう……!! スカル・レックスを倒してもらえないでしょうか……!!!」

リロード「…………」

ネッキ「何だかよく分からねェが、オレ達を狙ってんなら返り討ちにするだけだ!!!」

ネッキ「な!! リロード!!!」

リロード「…………」

ピー……ン、パシッ



【コンマ二桁判定。どちらにせよ最終的にはスカル・レックスと対決する事になります。】

偶数:リロード「もちろん倒すさ」
奇数:リロード「断る」
ゾロ目:リロード「もしかしてアイツ……ゼクスじゃねェか?」

↓1

でやっ

>>328:コンマ51(奇数)……リロード、断る。



リロード「断る」

全員「「「えェ───っ!!!?」ガガーン!!?

ネッキ「な、何でだ!!? 何でだリロード!!!」

リロード「コイントスで出たからな」

ユカシタ「そ……そんな勝手な!!」

リロード「勝手? やれやれ……」

リロード「勝手なのはどっちだよ」

ユカシタ「!」

リロード「おれ達はそのスカ何とかに狙われてるんだろ? だったら仲間見つけてさっさと逃げるさ」

地底人2「ま、まァ、確かに……」

地底人3「おい!!」

リロード「それを引き止めて、自分達の代わりに戦ってくれって言うんだろ? 図々しいよなァ……」

ネッキ「り、リロード……!!」

ユカシタ「…………」

リロード「そこまでして倒したい相手なのか? ここから逃げりゃいいだろ」

ユカシタ「ダメだ!!!」

リロード「……!」

ユカシタ「ダメなんだ……!! 俺は……取り返さなくてはならない……!!」

ユカシタ「我々の故郷、『アミューズメントアイランド』を……!!!」



/////

昔の───平和な、アミューズメントアイランド。

ユカシタ(10歳)「うは───っ!!! 最高だったなァジェットコースター!!!」

地底人2(10歳)「もう一回乗ろうぜ!! もう一回!!!」

地底人3(10歳)「お、俺……ちょっと休みたい……」

ユカシタ(10歳)「やっぱり大きくなったら遊園地で働きてェなァ───!!!」

/////



ユカシタ「あの男は……俺達の故郷に突然やってきて、俺達を殺したり、奴隷にしたり……やりたい放題さ」

ユカシタ「そして俺達の島を改造して……このバカでけェ海賊船『スリラーバーク』にしやがったんだ……!!!」

ネッキ「こ、これ海賊船なのか!!?」ガーン!!

ユカシタ「だから……だから……!! 俺は、アイツを倒して、この島を取り返してェんだ……!!!」

リロード「…………」

リロード「……何だよ、じゃあおれに頼む事は違ェだろ」

ユカシタ「えっ……」

リロード「おまえがスカを倒せ」ドドン!!

ユカシタ「!!?」

リロード「おれは手助けする……それなら、コイントスはいらねェな」

リロード「行くぞ、ユカシタ!!!!」ドーン!!

ユカシタ「あ……」

ユカシタ「ああ!!!!」ドドーン!!!

地底人4「お、おい!! ユカシタ、本気か!!?」

ユカシタ「俺は間違ってた……自分が取り返してェものは、自分の手で取り返さなきゃダメなんだ!!!」

ユカシタ「リロード……本当に手伝ってくれるのか……!?」

リロード「おう!」

リロード「2億ベリーの賞金首にも興味あるしなー」

ネッキ「へへっ……!!」

ネッキ「よっしゃあ!!! レックスを倒しに行くぞォ!!!」

ユカシタ「あ、えっと、名前……」

リロード「ネッキだ」

ユカシタ「ネッキさんには別行動してほしいんですが」

ネッキ「ええ───!!? 盛り上がってたのに───!!?」ガーン!!

ユカシタ「ネッキさんの炎には何故か『紋章』を消す力があるようです」

ユカシタ「なので、このスリラーバーク中の『紋章』を炎で燃やしてほしいんです」

ネッキ「なるほどな!!! 任せろ!!!」

地底人達「「「ネッキさん、俺達が先導します!!!!」」」どーん!!

リロード「ユカシタ!! スカはどこにいるんだ!!?」

ユカシタ「あの塔だ!!! 塔のてっぺん……船長室、そこにレックスはいる!!!」

リロード「よし!!! 鳥!!!」

鳥「クエッ!!!」バサバサッ!!!



リロード「行くぞ、スカを倒しに!!!!」ドン!!!

【フランイグアルパカ号:甲板】

【ネル・カエデ・アレオスとカーティ】



アレオス「なるほど……」

カエデ「ここってそんなに恐ろしい場所だったんですか……!!」

カーティ「は、〝博士〟は……『じんぞうにんげん』? を作りたいんだって」

カーティ「だから、色々実験してて、ぼ、ぼくも、その一人……」

カーティ「色んな動物をくっつけて作ったのが、ぼ、ぼく……に、人間をべーす? にしているから『じんぞうにんげん』ではないらしいけど……」

アレオス「…………」ギリッ……!!

カーティ「み、みんなも、あ、危ないよ……!! だから……!!」

アレオス「申し訳ないですけど、カーティの言う事は聞けませんね」

カーティ「ど、どうして……!?」

カエデ「仲間が島に入ったんです。だから待ってないと」

カーティ「なか、ま……? なかまって何?」

カエデ「大切な人の事です。その人達のためなら命だって惜しくないんですよ」

カーティ「そ、そうなんだ……」

カーティ「なかま、かあ……」

アレオス「……俺、ちょっと島に入ってきますね」

ネル「ええ!? どうしてですか!!?」

カエデ「あ、おかえりなさい」

ネル「カーティさん用の椅子を作ってました。はい、これ」

カーティ「おお……!!」キラキラ

カーティ「あ、ありがとう……!!!」

ネル「えへへ、いいんですよ!」

アレオス「(……さっきまで怖がってませんでした?)」

ネル「(なんかもう色々怖すぎて逆に怖くなくなりました)」

アレオス「(そうですか……)」

ネル「それより!! な、なんで島に入るんですか!!?」

カエデ「……〝博士〟を倒しに行くんですか?」

アレオス「……!!!」

アレオス「ははっ……バレてましたか」

アレオス「俺は、その〝博士〟とかいう人間……個人的に許せません」

アレオス「命をバカにしている……!!!」

アレオス「……お二人はここで待っていてください。危険ですから」

カエデ「何言ってるんですか!!! 私達も行きますよ!!!」

ネル「えっ」

カエデ「アレオスさんも仲間じゃないですか!!! 一緒に……〝博士〟を倒しに行きましょう!!!」

ネル「…………そ、そうですよ!! 行きましょう!!!」

アレオス「カエデ……ネル……し、しかし……」

カーティ「…………ぼ、ぼくが」

カーティ「ぼくが、案内する……!!」

カーティ「そ、それに、み、みんなの、事は、ぼくが守る……!!!」

アレオス「……カーティさん」

アレオス「…………はあ」

アレオス「分かりましたよ……!! 行きましょう!!!」

アレオス「でも……危ないと思ったら逃げてくださいね?」

ネル「はいっ!!!」

カエデ「じゃあ船をつけますね!!」

アレオス「はい」

アレオス「…………」

アレオス(フランクン・シュタイナー……俺は、お前みたいな人間を許さない……!!)

【『アトラクションエリア』と『操縦桿エリア』を繋ぐ階段】

【レイカ・レイキ・シイ・ウォーレン、ついでにサカ・ラカ】



レイキ「(オイオイ……懸賞金2億ベリーだと?)」

シイ「(とんでもねェ海賊じゃねェか!!?)」

レイカ「(腕がなる)」

ウォーレン「(倒すつもりかよ!?)」ガーン

シイ「(ますます罠の気がしてきたな……)」

レイキ「(警戒を怠るなよ)」

レイカ「(……敵の大群が待ち構えてたりはしないみたいだ)」ピーン……

サカ・ラカ「皆様、こちらでございます。どうぞ……」ガチャ

レイカ「入るか」スタスタ

レイキ「躊躇いがねェな」スタスタ

シイ「オメェもだぞ」スタスタ

ウォーレン「……こいつら、何でこんなに余裕があんだよ」スタ……スタ……





サカ・ラカ「ヒヒヒ…………」

シイ「ん? おい、どうしてオメェは入らないんだ?」

サカ・ラカ「簡単な事です……」

サカ・ラカ「この部屋がでっけェ落とし穴になってるからだよォ───っ!!!」ガコン!!!

ぱかっ!!!

全員「「「!!!?」」」



【落とし穴のある部屋に連れてこられた4人。果たして誰が落ちて誰が落ちないのか。コンマ二桁判定です。】

↓1 レイカ……コンマ50以下で落ちる
↓2 レイキ……コンマ50以下で落ちる
↓3 シイ……コンマ20以下で落ちる
↓4 ウォーレン……コンマ30以下で落ちる

知っていたが罠だったよやっぱー!

意外と均等に別れてよかったぜ
ウォーレンとレイカが一緒だとゼクス探しはこっちにほぼ一任しそうだが

>>337-340:レイキ・ウォーレン、OUT



全員「「「うわァ───っ!!!?」」」ヒューン……

シイ「ぐぎぎ……!! こんなところで落ちてたまるか……!!!」

シイ「うおおおおおお!!! 『投げ銛』!!!」

ビュン!!!

サカ・ラカ「えっ」

サカ・ラカ「ぎゃあ───っ!!!」ボゴォン!!!

シイを投げた小型の銛が、サカ・ラカを吹き飛ばしながら壁に突き刺さる。

その銛にはロープが結ばれている……!!! シイはロープにぶら下がり、何とか落下を回避した!!!

シイ「よしっ!!!」

シイ「オメェら!!! 捕まれェ───!!!」

レイキ「助かったぜオッサン」パキパキ……

シイ「ぬおォ───っ!!? 冷てェ───っ!!!」

シイ「オメェレイキこの野郎!!! 俺の手を凍らせるな!!! 掴むだけでいいだろうが!!!」

レイキ「念には念をな」

シイ「冷てェんだよォ───っ!!!」

ウォーレン「言い争ってねェで助けてくれェ───っ!!!」

レイキ・シイ「「あ」」

レイカ「これは手遅れ」

あああああああああああ…………

ヒューン……………………

……………………

レイキ「……オイオイ、音がしないぞ。どんだけ深いんだ」

シイ「音がしたらそれはそれでイヤだな……」

シイ「とにかく上がるぞ!! 話はそれからだ!!」

レイキ「あァ」

【???】



レイカ「綺麗に落ちてるな」ヒューン……

ウォーレン「まったくだ」ヒューン……

レイカ「お、焦らないのか」ヒューン……

ウォーレン「お前らといると焦るのがアホらしくなってくるんだよ……」ヒューン……

レイカ「……あ、マズイ」ヒューン……

ウォーレン「え?」ヒューン……

レイカ「下に槍がビッシリあるぞ。穴に落として串刺しにする……典型的な罠のパターンだな」ヒューン……

ウォーレン「マズイじゃねェかァ───っ!!?」ヒューン……

ウォーレン「クソッ……ここは俺に任せろ!!!」ヒューン……

ウォーレン「『爆発し槍(そう)』!!!」ヒューン……

バシュン!!

構えた槍の先が射出し、落下地点にまで到達する。



ボオオオオオン!!!

そして、その槍先は爆発した───っ!!!



スタンッ

爆風に乗り、レイカとウォーレンは怪我なく着地する。

レイカ「やるな。一掃したか」

ウォーレン「串刺しになってる場合じゃねェしな」

ウォーレン「しかし……ずいぶん下まで落ちたんだな。登るのは厳しそうだ……」

レイカ「どこかに出口があるだろう。探すぞ」



ヒタ……ヒタ……

レイカ「ん?」

ウォーレン「何だ?」

ヒタ……ヒタ……

ウォーレン「ヒタ?」

レイカ「何か動物でもいるのか?」

二人が視線を向けた先にいたのは…………



手首「」クネクネ

艶めかしく動く手首だった。

レイカ・ウォーレン「「うわァ───っ!!!?」」

本日はここまで。次回は戦闘に入るのでは……と思っています。


今日も海賊安価です。以下の海賊団の乗組員(船長以外)のキャラクターをお願いします。

<今回の海賊団>
ウエスタン海賊団、銀髭海賊団、女帝海賊団、黄昏の旅団、大金海賊団、ブラックバード海賊団、エモマク海賊団、グランク海賊団、エレキ海賊団、ヴンダー海賊団、ラブリー海賊団、真紅の海賊団、クヴァール海賊団、男気海賊団、ドッグバイト海賊団


名前:
性別:
容姿:
役職:
異名:
性格:
キーワード:ナシでもオッケー

↓20くらいまで。今回は連投アリ。1人2回までオッケーです。

名前:ビューティー・ハニー
性別:女
容姿:金髪ポニーテール、競泳水着(その日によって色違い)、眼鏡、ハイヒール、水鉄砲(高出力)、化粧道具入りアタッシュケース
役職:ラブリー海賊団副船長兼メイク担当
異名:メイクアップ・ハニー
性格:クールビューティ。だけど終始何処でも競泳水着で過ごしている辺り何所かズレている。またメイクには拘る性格でずさんな人物にはその場で緊急メイクしようとする。
キーワード:恥ずかしさ?この海賊団に属した時点で捨てたわ

乙でした!2日連続投稿嬉しいぜ!分散してしまったがどうなるかな果たして


名前:イヴァル・ボーンド
性別:男
容姿:骨で造った兜と鎧を纏った腰の曲がった老人、体はヨボヨボだが眼光はギラギラ。
役職:黄昏の旅団最高幹部
異名:「骨抜き」
性格: 笑い方は「コッコッコッコ」。飄々とし、考えが読めない不気味さを持つ。
    相手によって対応を変え、精神、肉体問わず「強い」と判断した者には「骨のある」として敬意を評し、「弱い」と判断したものは
   「骨のない」と評し軽蔑する。
    趣味は「骨のある」と判断した敵対者を倒し、その骨を戦利品としてコレクションにすること。
キーワード:船長はわしが育てた

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