絵里×凛
絵里「μ'sがお送りするラジオ番組」凛「スクールアイドル放送局」 - SSまとめ速報
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プッ プッ プッ ポーン
海未「えっと…み、みなさん。こ…こん…こんばんは。園田海未役をやっています…園田海未と申します」
花陽「ダレカタスケテ、ダレカタスケテ、ダレカタスケテ」
海未「お、お、落ち着きなさい。花陽…」
花陽「だって…ラジオなんて。恥ずかしいよぉ」
海未「だっ、大丈夫です。変に意識せず普段通り会話をすれば…」
花陽「そっ…そうだね。普段通り…普段通り…」
海未「そうです。普段通り。ここは部室。そう、ここは部室です」
花陽「そっか。良かった。ここは部室だもんね」
海未「そうです。部室です。落ち着きましたか?」
花陽「うん。少し…」
海未「ふぅ…」
花陽「……」
海未「……」
花陽「……」
海未「あっ…はい。そうですね。花陽…タイトルコールを…」
花陽「えっ?う、うん。えっと…小泉花陽と」
海未「園田海未のスクールアイドル放送局」
花陽「あぁ…やっぱりラジオだぁ」
海未「花陽…」
花陽「海未ちゃんは緊張しないの?」
海未「私も…あまりこう言った人前で話すのは得意では…」
花陽「でも…人前じゃないよね?今…」
海未「確かに…。いるのは数名のスタッフさんだけ」
花陽「そ、そう考えると少し気が楽になってきたかも」
海未「そうですね。ふぅ…私も少し緊張が和らぎました」
花陽「えっと…前回は凛ちゃんと絵里ちゃんがラジオで喋ったんだね」
海未「そのようですね。二人は上手く出来たのでしょうか?」
花陽「え?喋り過ぎてタイトルコールを30分以上やらなかったの?」
海未「あの二人も初めてですよね?ラジオ…」
花陽「うん。そのはず…凄いよね…。お喋りし過ぎて出来ないコーナーとかあったんだね…」
海未「それはどうなのでしょうか…」
花陽「えっと…どんな事をお話しすればいいんだろう。あの…海未ちゃんは最近面白い事とかあった?」
海未「へ?面白い事?」
花陽「あっ…うん。ごめん。面白い事と言うか…何か…」
海未「すいません。特別変わった事は…。花陽は?」
花陽「私も…特に…」
海未「そうですか…」
花陽「うん」
海未「あれ?私と花陽っていつもどんな会話をしていましたっけ?」
花陽「えっと…そう言われると」
海未「ラジオだと思って何か喋らなくてはと思うと…いきなり会話が続かなくなりますね」
花陽「そ、そうだね…。なんでだろう?」
海未「一旦、いつも通り学校でのやり取りを再現してみれば」
花陽「え?今やるの?」
海未「ダメですか?」
花陽「いいけど…。学校で…えっと…」
海未「では、花陽は部室に先に付いていると仮定して」
花陽「うん。海未ちゃんが後から来るんだね?」
海未「はい。では、やってみましょう」
花陽「うん」
海未「ごきげんよう」
花陽「あっ!海未ちゃん!」
海未「花陽、早いですね」
花陽「うん。授業が終わってすぐに来たんだ。海未ちゃんは何かしてたの?」
海未「少し…生徒会の方に顔を出してまして」
花陽「そうなんだ」
海未「はい。他のみんなは?」
花陽「えっと…あの…海未ちゃん?これまだ続ける?」
海未「そうですね。あまり意味がないという事に気がつきました」
花陽「普段の会話だとあまりラジオで流すような内容じゃないね」
海未「そうですね。絵里や凛はどんなトークをしたのでしょうか?」
花陽「海未ちゃんは聞かなかったの?」
海未「…実は普段あの時間は寝ているので」
花陽「海未ちゃん寝るのが早いんだもんね」
海未「そんなに早いという訳でも。花陽は聞いたのですか?」
花陽「うん。聞いてたよ。あのね…海未ちゃんの話も…あっ!?」
海未「私の話?私の話をしていたのですか?」
花陽「う、うん」
海未「えっと…どんな話をしてたのですか?」
花陽「え?海未ちゃんは可愛いねって…」
海未「そ、そうですか」
花陽「後は…色々とお話ししてたよ。絵里ちゃんなんてちゃんと話を用意してたみたいでね」
海未「へぇ。流石絵里ですね」
花陽「用意してた話は殆ど話してなかったけど…」
海未「結局ですか」
花陽「でも、あの二人はそれがなくてもちゃんとお話し出来てたから」
海未「むしろ私達の方が必要ですよね」
花陽「うん。そうだね」
海未「しかし…」
花陽「海未ちゃん。ここで一旦曲紹介をしなきゃ」
海未「あっ…そうですか」
花陽「紹介する曲は…私達μ'sの曲。きっと青春が聞こえる」
海未「お聴きください」
花陽「良い曲だよね。私大好きだなぁ」
海未「そうですか?」
花陽「うん。この曲って…どんな風にして作曲したの?」
海未「この曲は…何でしょう?そんなに悩んで作った記憶はないですね」
花陽「そうなの?」
海未「ええ。何故かスラスラと書けたんですよ」
花陽「そうなんだ。ふふっ。不思議だね」
海未「はい。そうですね」
花陽「あっ!それでは…えっと…新コーナーです」
海未「新コーナーと言っても私達は今回が初めてですが」
花陽「新コーナー!海未ちゃんに怒られたい!」
海未「は?」
花陽「えっと…リスナーの皆さんから海未ちゃんに叱って欲しい事を送って貰っています」
海未「ちょっと意味が分からないのですが…」
花陽「それではペンネーム仁王立ちさんからです」
海未「仁王立ち…」
花陽「教科書を家に持って帰らず置き勉する!」
海未「はあ…」
花陽「海未ちゃん…叱って貰わないと…」
海未「な、なるほど。仁王立ちさん!教科書を持ち帰らずどうやって自宅学習をするのですか?勉強も日々の積み重ねですよ!」
花陽「そうだね。学校に置きっぱなしだと家で勉強出来ないもんね」
海未「はい…まあ…」
花陽「じゃあ、次に行くね」
海未「まだあるのですか?」
花陽「ペンネームあきのりさん。17歳の男の子だね」
海未「ペンネームと言うか本名では?」
花陽「高校球児かな?送りバントのサインを無視して盛大に三振!」
海未「えぇ…野球は詳しくは知りませんが…それがダメなのは分かります」
花陽「じゃあ、海未ちゃん!よろしくお願いします」
海未「あきのりさん!野球はチームプレイなんですよ?ワンフォアオール、オールフォアワンです」
花陽「一人は皆んなの為に。皆んなは一人の為にだね」
海未「自分の事だけではなく時には仲間を送り出す姿勢も大事ですよね。野球は詳しくないので正しい事を言ってるのか不安ですが…」
花陽「大丈夫です。じゃあ、次行くね」
海未「まだあるのですか…」
花陽「ペンネーム カニカマさん」
海未「カニカマ…」
花陽「気になるあの子に今日も声を掛けられなかった。そんなヘタレな僕に一喝お願いします」
海未「えっと…」
花陽「厳し目にって…」
海未「カニカマ君!そんな事では気になるあの子との距離はいつまで経っても縮まりませんよ!勇気を出して先ずはおはようの挨拶から始めてみてはいかがでしょうか?」
花陽「それは大正解だね」
海未「そうでしょう?朝の挨拶って気持ちものですよ」
花陽「そうだね。挨拶して来てくれると嬉しい気持ちになるよね」
海未「はい。まあ…私は…そんなに…経験がある訳ではないので…偉そうには言えないのですが…」
花陽「経験?恋愛経験って事?」
海未「……」
花陽「あっ…えっと。海未ちゃんに叱られたい、お説教して欲しいと言う方はμ'sのスクールアイドルラジオ放送局。海未ちゃんに叱られたい係まで。ドシドシご応募下さい」
海未「あの…どうでした?私…出来ましたか?」
花陽「うん。大丈夫だと思うけど」
海未「そうですか。会ったことのない人を叱ると言うのは…やはり難しいですね。それに…正直これの何が面白いのでしょうか?」
花陽「う~ん…」
海未「花陽から見て面白かったですか?」
花陽「面白い…う~ん…」
海未「でしょう?」
花陽「うん。でも、海未ちゃんに叱られたいって人は居ると思うよ」
海未「はあ……叱られたいなんて…理解し難いですね」
花陽「色んな人がいるから」
海未「穂乃果だけでも手を焼いているのに」
花陽「あはは…そうだね」
海未「穂乃果は昔からあんな感じですからね」
花陽「あんな感じ?」
海未「ズボラでガサツで粗忽者ですぐ忘れ物するし寝坊はするし」
花陽「うん」
海未「知ってますか?ピーマンを私の方にコッソリ移すんですよ?穂乃果は!」
花陽「へ~ピーマン美味しいのにね」
海未「それだけではないですよ。私とことりが毎朝どれだけ待たされてるか」
花陽「えっと…30分くらい?」
海未「その時は流石に先に行きますよ」
花陽「そうなんだ」
海未「ほんと…今までどれだけ穂乃果の事を待ったか。そのくせドンドン先を行ってしまうんですから。人の気も知らないで」
花陽「ふふっ…うん。海未ちゃんは穂乃果ちゃんの事が大好きなんだね」
海未「はい?今の話のどこをどう切り取ればそう受け取れるのですか?」
花陽「えっと…全部?」
海未「何故?たしかに穂乃果の事は大事に思ってますよ?ですが…今はそんな話しはしてないじゃないですか」
花陽「でも伝わってきたよ。穂乃果ちゃんが大好きって」
海未「そう…何度も何度も大好きと連呼しないでください」
花陽「ふふふ」
海未「もぉ、私の話しはもういいでしょ」
花陽「そう?」
海未「そうです。他に何かないのですか?」
花陽「他に…海未ちゃんって昔から喋り方変わってないの?」
海未「結局私の話じゃないですか」
花陽「ふふっ」
海未「私の喋り方ですか?そうですね。昔からですよ」
花陽「ちょっとね」
海未「はい?」
花陽「海未ちゃんが敬語以外で話すところ聞いてみたいなって思ったの」
海未「無理です」
花陽「え?ダメなの?」
海未「はい」
花陽「どうして?」
海未「恥ずかしいじゃないですか」
花陽「恥ずかしい?」
海未「そうです」
花陽「でも、前に凛ちゃんの真似をした時は」
海未「あれはあくまで凛に成り切っての事でしたしその話をラジオでするのはやめて下さい」
花陽「どうしてもダメ?」
海未「ダメです。花陽だっていつもと違う話し方をしろと言われたら恥ずかしいでしょ?」
花陽「う~ん。どんな風にかもよるけど…」
海未「希みたいに話せと言われたら?」
花陽「だ、大丈夫やん?」
海未「そこまでして私に喋らせたいですか?」
花陽「ちょっと…聞きたいな」
海未「分かりました」
花陽「え?やってくれるの?」
海未「一度だけですよ?」
花陽「うん」
海未「……」
花陽「……」
海未「……」
花陽「……」
海未「やっぱり無理です」
花陽「え?」
海未「恥ずかしいです」
花陽「そんなになんだ…」
海未「分かってください」
花陽「はい」
海未「さあ、そんな事よりリスナーの方からメールが来ています」
花陽「流れる様進行だね…」
海未「ラジオネーム、ガラパゴス大王さんからのお便りです」
花陽「な、なんか凄そうだね」
海未「海未ちゃん、花陽ちゃんこんばんは」
花陽「こんばんは」
海未「こないだ眠れず深夜にテレビを付けていたらアニメがやっていました。こんな時間に子供が起きてるはずもなく少し不思議でした。私が子供の頃はアニメと言えば朝か夕方だった様な。ちなみにしばらく視聴してましたが結構面白かったです」
花陽「アニメかぁ」
海未「はい」
花陽「海未ちゃんはアニメとか見るの?あまりイメージがないけど」
海未「子供の頃は見てましたが」
花陽「そうなんだ。どんなアニメが好きだったの?」
海未「そうですねぇ。赤毛のアンとか小公女セーラとかですかね」
花陽「あっ!私も子供の頃に見てたよ」
海未「特に小公女セーラは子供ながらに考えさせられましたね。同時に自分が如何に恵まれているのかも思い知らされましたね」
花陽「でも、セーラも最後は幸せになるんだよね?」
海未「はい。セーラにはあのままずっと幸せに暮らして欲しいですよね」
花陽「そうだね。ちなみにセーラってちょっと海未ちゃんに似てるよね?」
海未「それは髪型がでしょう?」
花陽「あっ、そっか。髪型が似てるんだ」
海未「さあ、次いきましょう」
花陽「はい。ラジオネーム ご飯にマヨネーズさん…。あまり感心しないね」
海未「と言いますと?」
花陽「ん~…ご飯にマヨネーズをかけて食べるのはあまり好きじゃないの」
海未「あっ、そう言う事ですか?」
花陽「基本的にね、私は白米を汚す事を良しとしません。あっ、卵は別だよ?」
海未「はあ…。卵は良いのですか?」
花陽「うん。私ね卵かけご飯は大好きなの。だって美味しくない?」
海未「まあ、好きな人は多いですよね」
花陽「白いご飯が黄金に輝くんだよ?魔法!魔法だよぉ~海未ちゃん!」
海未「そ、そうですか」
花陽「うん。想像してみて?炊きたてホカホカの白いご飯をお茶碗によそって。その上に卵を落とすの。醤油も少々垂らしてかき混ぜると…あぁ~ダメだよ。美味しそう。お腹が空いてきちゃったよぉ」
海未「あの…花陽?ご飯の話しは分かりましたからお便りの方を…」
花陽「あっ、そうだったね」
海未「花陽はアイドルとご飯の事となると急に変わりますね」
花陽「えへへ。真姫ちゃんにも言われたよ。だってね」
海未「花陽!」
花陽「あっ、ごめん。えっと…海未ちゃん、花陽ちゃんこんばんは」
海未「はい、こんばんは」
花陽「最近、何をするのにもやる気が出ません。勉強しようと思っても決心してから10分…20分…30分…と時間が過ぎていき最終的にはやらずに終わる事が多々あります。やらなきゃいけない事は分かってのですが。二人はそんな事ってありますか?」
海未「なるほど」
花陽「あるよね。どうしてもやる気が出ない時って。やろうって思うんだけど体が言う事を聞かないの。海未ちゃんはあまりそう言う事って…ないよね?」
海未「私だってありますよ」
花陽「え?あるの?」
海未「もちろん。私だって人間ですから。今日はかったるいな~とかこのまま寝ちゃおうかな~なんて思ったりする事もありますよ」
花陽「え~意外…」
海未「意外ですか?」
花陽「うん。海未ちゃんってそう言うところ厳しいと思ってたから」
海未「それはもちろん。怠けてばかりではダメですよ?私が言いたいのはたまの息抜きもなければ疲れる一方だって事です」
花陽「そっか」
海未「そうなんです」
花陽「あっ、それとね。話変わるけど海未ちゃんさっき喋り方少し変わってたよね?」
海未「え?」
花陽「ふふっ」
海未「も、もう。次いきますよ」
花陽「はい」
海未「ペンネーム、ケンシロウさん」
花陽「強そうな名前だね」
海未「海未さん、花陽さんこんばんは」
花陽「こんばんは」
海未「僕は高校二年生の男子です」
花陽「海未ちゃんと同学年だね」
海未「僕は女の子の前だとついカッコつけて見栄を張ってしまいます。こないだも出来もしないビリヤードを得意だと言ってしまい今度教える約束をしてしまいました。こんな見栄っ張りな男をどう思いますか?」
花陽「うん」
海未「ですって」
花陽「どう思うかって…う~ん。可愛いよね」
海未「可愛い?」
花陽「嘘は良くないけどね。なんか憎めないって言うか」
海未「まあ、言いたい事は分かりますよ」
花陽「カッコつけたいんだな~って思もうとね。ふふっ」
海未「そうですねぇ」
花陽「男の子って皆んなそうなのかな?」
海未「さあ?どうでしょう?人によりけりでしょう」
花陽「そう考えると男の子って大変だね」
海未「どうして?」
花陽「海未ちゃんや絵里ちゃんみたいな凄い女の子の前でもカッコつけなきゃいけないんだもんね」
海未「別に私は大した人間ではありませんけど」
花陽「そんな事ないよぉ」
海未「私からしてみれば花陽とかことりの方が女の子っぽくて…なんて言うか男の子が好きな感じかと…」
花陽「えっ…え~そんな事ないよぉ。でも…そう言ってもらえるとちょっぴり嬉しいかも」
海未「ですね」
花陽「ちなみに海未ちゃんはどんな人がタイプなの?」
海未「は?」
花陽「えっと、だからね、海未ちゃんはどんな人がタイプなのかなぁって。こんな機会だしちょっと気になったんだ」
海未「い、いや…私は…その…」
花陽「うん」
海未「こう言うところでする話ではないでしょう!」
花陽「そ、そうかな?」
海未「そうです。誰が誰を好きなどと言うのは…」
花陽「そんな話しはしてなかった様な…」
海未「次っ!次のお便りです!」
花陽「あっ、うん」
海未「え~ペンネーム…………」
花陽「どうしたの?」
海未「次ですね」
花陽「え?」
海未「ペンネーム、花畑さん」
花陽「え?どうしたの?なんで一回飛ばしたの?」
海未「いえ…気にしないで下さい」
花陽「な、なんで?何があったの?」
海未「ペンネーム、花畑さん」
花陽「何があったのかな…」
海未「海未さん、花陽さん、こんばんは」
花陽「こんばんは」
海未「私は朝コンビニで公共料金の支払いをする人に腹が立っています。私は毎朝仕事に行く前にコンビニに寄ってコーヒーと朝食を買うのですが…。朝はただでさえコンビニのレジは混雑するのに公共料金の支払いをしてる人がいると長蛇の列が出来てしまい中々会計が出来きず仕事場に着くのも遅くなってしまいます。仕方ない事だとは思いますが支払いの時間をずらせないのでしょうか?」
花陽「これは…」
海未「混雑するのが分かっているなら早く家を出ればそれで済む話ではないですか?」
花陽「そうだね」
海未「いくらコンビニが24時間営業だからと言っても朝しか都合がつかない人だっているでしょう?それを邪魔だと言うの傲慢だと思います。その人にはその人の都合と言うものがあるのですから」
花陽「うん。その通りだね」
海未「なんて…学生の身で生意気かもしれませんが。不測の事態にも対応出来る様に時間に余裕を持って行動してみましょう?そうすれば心にもゆとりが出来て些細な事にイライラしないで済むかもしれませんね」
花陽「花畑さん。先ずはいつもより10分早く家を出てみましょう!何か変わるかもしれません」
海未「ですね」
花陽「さて、ここで一曲紹介したいと思います。この曲は…μ'sのはじまりの歌だよね」
海未「そうですね。ちょっと前の事なのになんだか凄く懐かしい様な…」
花陽「私ね、あの時会場に居たんだよ」
海未「えぇ。知ってますよ。花陽と凛と…今思えば絵里や希もいたんですよね。あの場所に。あの曲を作ったのは真姫ですし…」
花陽「実はにこちゃんも隠れて見てたりしてね」
海未「にこの性格ならあり得ますよね」
花陽「ふふっ。そうだね」
海未「そう考えるとあの時、あの場所に居たのがμ'sのメンバーだったんですよね。にこが居たと仮定してですが」
花陽「うん。きっと居たんじゃないかな?それでは、聞いてください。μ'sのはじまりの曲。START:DASH!! 」
花陽「はい。今聞いていただいた曲はμ'sでSTART:DASH!! でした」
海未「さあ、そろそろお別れの時間となってしまいました」
花陽「楽しい時間はあっという間だね」
海未「最初は緊張して話せなかったのが嘘みたいですね」
花陽「そうだねぇ。えっと…次回は誰がやるのかな?」
海未「次回はですね。え~……穂乃果とにこですね」
花陽「穂乃果ちゃんとにこちゃんかぁ」
海未「心配ですね」
花陽「え?そうかな?あの二人ならお喋りとか得意そうだし」
海未「だから余計心配なんですよね。変な事を喋らないか…」
花陽「大丈夫だよ…多分…」
海未「だと良いのですが」
花陽「あはは…。さあ、じゃあもう今日はお別れですね」
海未「はい。本日は私達の拙いお喋りにお付き合い頂き誠に有難うございました。また、ご縁がありましたらお会いしましょう」
花陽「あの…海未ちゃん」
海未「はい?」
花陽「最後の締めのセリフ…絵里ちゃんと被ってるって…」
海未「え?あっ…その…また明日~」
花陽「それも…」
完
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