俺様「あ? てめぇ調子こいてんの?」地味男「ご、ごめん…」担任(もう時期か…) (57)

俺様「わかればいいんだよカスが。てめぇみたいなクズ野郎に
余ったプリントを前に回せなんざ指図される筋合いねぇっつうの」

地味男「」

担任「はぁ…またか…。俺様君」

俺様「んだよ底辺職業の雑魚童貞」

mob「童貞はブーメランだろwwwwwwww」

俺様「あ?なんだとテメェら。俺とタイマンはりてぇやつはでてこいや」

mob「」シーン

俺様「お前らなんてこんなもんだろww 主体性のかけらもねぇ群れてねぇとカス雑魚どもが」

担任「俺様君。ちょっとあとで話があるんだけどいいかな?」

俺様「はっ…。お前みたいな未熟な人間が俺に説教とは偉くなったもんだな。聞いてやるよ」

担任「そうか。ならよかったよ。じゃあ放課後職員室……いや、体育館の裏でまってるよ」

俺様「ああそうかよ。つまんねぇ話とか説教だったら問答無用でボコす」

mob「なんか最近やべぇな担任と俺様」

ザワザワ

mob「殴り合いてもすんのかよwwww」

ザワザワ

担任「……」

俺様「ッチ」

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~放課後体育館裏~

スタッ スタッ

俺様「お、いるじゃねぇかクソメガネ」

担任「やあ俺様君。早速本題に入らせてもらってもいいかな?」

俺様「いいぜ。ただ、てめぇの話が面白くなかったら[ピーーー]けどなwwww」

担任「黙って聞け」

俺様「!?」ゾワッ

俺様(なんだよいまの威圧…。どっかで…)

担任「」ガサガサ

ポケットの中からスタンガンのようなものを取り出す。

俺様「ス…(スタンガン!? まさかコイツ俺と闘う気かよ!?)」

担任「スタンガンじゃないよ。これは使い捨て」

俺様「使い捨て…? 何言ってんだお前。どうみてもスタンガンだろ? 頭沸いたのか?…ww」

担任「これは俺様君を抑制する機械なんだよね」スッ

俺様「は? なんだそれ?」

俺様(まずいなコイツ…少し戦闘隊形に入ってやがる)

担任「まぁ一度コイツで君の地肌に触れればすぐ分かるよ」スタッ

俺様(マジかよこの教師、踏み込んできやがった!?)

俺様「まじで俺とタイマンはるつもりかよメガネ野郎!!」

担任「? 何言ってんの俺様君……? タイマンなんかじゃないよww」

俺様「じゃあなんだってん… ビュン!!

俺様「あぶね!!」

担任「これはね……」







担任「てめぇを躾けるための儀式だよ」

俺様「……は?」

俺様(コイツガチでヤベェんじゃねぇか?)

ツルッ

俺様(ヤベッ!! 転んだ!!!!)

ザッ
ガッッ!!!

担任「命中だよ、俺様君。これで君の躾けに成功した」

俺様「」

担任「気を失ったか俺様…」

やば、saga入れてなかったお^p^

~2時間後~

俺様「ん……?」

幼馴染「あ、やっと起きた。どうしたの?俺様。なんかあったの?」

俺様(あ? 幼馴染、テメェか。また懲りもせず話しかけてきやがったのか)

俺様「あ、幼馴染さん、アナタでしたか。また愛想尽かすことなく僕に話しかけてくださるとは」

幼馴染「うふふーまぁねー」


……………

………



幼馴染、俺様「「……え?」」

幼馴染「え、なになに!? 俺様、お前どうしたの?! なんかあったの? 大丈夫なの!?」

俺様(そんなのわかんねぇよ! 俺がききてぇわ!)

俺様「わかりかねます! 僕が問いたいくらいです!」

幼馴染「マジでwwww しゃべりかたなんなんだよwww お坊ちゃまなの?www」

俺様「笑いすぎです!! 僕も本当はこんなしゃべり方望んでいないのです!!」

幼馴染「ばかみたいww 楽しい?ww」

俺様「侮辱は控えてください!! 怒りますよ?」

幼馴染「wwww」

俺様「いい加減にしろゴルァ!!!」



シーン



幼馴染「えっ、戻った?」

俺様「……みたいですね……?」

幼馴染「戻ってないwwwwwww」

俺様「」

~俺様の家~

俺様「まぁ、あがってくださいな」

幼馴染「あ、うん。ありがと……」

幼馴染(俺様の口調に違和感を覚えすぎてなんか調子狂うな)

ピタッ

俺様「どうなさいました? いきなり脚をお止めになって」

幼馴染「俺様って男だよね?」

俺様「そうでございます」ニコッ

俺様(は……? 表情まで制御できねぇ!!)

幼馴染(キモッ……)

幼馴染「私は女だよね?」

俺様「そうでございますが? それが何か支障でもあります?」

幼馴染「だって、高校二年生の女子と男子が家で二人きりだよ!? 過ちをおかすかもしれないんだよ!?」

俺様「絶対にありえませんので、ご安心ください。あなたの顔の造形は僕の好みではありまs ドンッ!

俺様「痛ぇよ!! いきなり蹴るとか頭のネジ抜けてんだろ!」

幼馴染「うるせーよ。虚勢馬鹿」

俺様「はぁ… まぁどうぞお上がりください」

幼馴染「おう…」

~10分後~

幼馴染「なるほどね。担任のメガネ教師に謎の威圧をされ、そして謎の機械で攻撃され、気づいたら失神していた、と?」

俺様「そうですね、簡潔に説明するとそういうことになりますね」

幼馴染「でもさ、ちょっときになったことがあるんだけど、その人って本当にただの担任?」

俺様「そうです、が……いや……」

幼馴染「? どうしたの? 違うの?」

俺様「確か、いまの本当の担任は入院していて、その代理で……」

幼馴染「それって怪しいよね? 実はなんかあるんじゃないの? わざと入院させてわざわざ俺様の担任になる必要があったとかさー」

俺様「考えすぎではないのですか? ただ単にあの眼鏡の先生が少し頭が正常でない方だったとか」

幼馴染「いや、でもしっかりと考えてみたらおかしいと思わない? 俺様を抑制する機械とかいうやつを持ってるんだよ? 偶然ではないと思うよ」

俺様「確かに……。なんでしょうね。少しばかり恐怖を感じますね」

俺様(そうだな、言われてみればいつも俺につっかかてきたような気がしなくもない。あのクソメガネ)

幼馴染「なんにしてもさ、いろいろ調べる必要とかありそうだよね。俺様の身体がどうなっちゃたのかとか、その担任の目的とかいろいろさ!」

俺様「そうですね……確かにコレでは精神的に疲れが蓄積されそうですし……」

幼馴染「安心して! 私は全力で協力してあげるからさ!」

俺様「アナタが幼馴染でよかった……素直に感謝しています」

幼馴染「めずらしいね、俺様が素直に感謝するなんてねw いっつも虚勢とか威嚇ばっかのにねw」

俺様「うるせーよ」

~次の日学校~

俺様「あ? なんだこれ!!! 誰だ!! 喧嘩売った奴出てこい!!!」

mob「やべぇよ、誰だかしらねぇけど俺様の机に落書きしたっぽいよww」

ザワザワ

mob「まじかよww」

mob「しかも絵の具でwww」

ザワザワ

mob「ブフォォwwww」

一匹狼「ソレ俺」

俺様「あ?」

mob「マジかよ一匹狼かよ!! てか久しぶりに学校きたよなあいつ」

mob「でももう学校やめたんだろ?」

ザワザワ

mob「しかも私服じゃんww ニートが学校キター」

mob「でもかなり不良なんでしょ?」

ザワザワ

mob「やべぇよ、この学校で一番強いっていわれてる俺様に喧嘩売りにきたのかよ…」

mob「てか、一匹狼って強いんだろ?」

ザワ

mob「本当に俺様って強いの?」







一匹狼「うっせええええええええええええええんだよ!!!!」





シーン…

一匹狼「ふぅ…」

俺様「なにしにきやがったんだよてめぇ」

一匹狼「は? ああ、用件ってやーつ?ww」

俺様「そうだよ」

一匹狼「きまってるじゃーんww」

俺様「あ?」



一匹狼「一人じゃ何にもできねぇてめぇの様子を見にきてやったんだよ」



俺様「なんだとてめぇ……あ…?」

一匹狼「聞いた話によれば、お前この学校で群れない不良をきどってんだって?ww まじワロスwww」


一匹狼「群れないと何もできねぇのはお前の個性だろ?www」

俺様「ああそうかよ。体育館裏来いよクズが」

一匹狼「いいぜwww」

~体育館裏~

一匹狼「なー、俺様君ー?w 君強くなったのー?」

俺様「……」

一匹狼「あの頃とくらべてさ」ニヤニヤ

俺様「これ以上俺を怒らせんなよクズが……」

一匹狼「こいよー」ニタァ

ビュンッ

一匹狼「な!? 瞬間移動!?」

俺様「後ろだクズ」

 ドカッ!!!

一匹狼「ぐふぁっ!!」

 ドサッ

俺様「ほら、立てよ雑魚が……!」

一匹狼(まさかコイツ……w)

 ビュンッ

俺様「後ろだ」

 ドカッ

 ビュンッ

俺様「残念横」

 ドンッ!!

 ビュンッ

一匹狼「グアア…」

一匹狼「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

俺様「なんだいきなり爆笑し始めて。気でも狂ったのか?ww」

一匹狼「お前も……かwww」

俺様「あ?」

一匹狼「それはお前の能力か?」

俺様「は……!?」

一匹狼「高速運動か……いい能力だな……」

俺様「???」



一匹狼「ようこそ、能力ネットワークにww」


いったんきります。
溜めてないので適当に更新します。
見てくださってる方はありがとうございます

俺様「は? なにいってんだよ」

一匹狼「お前、そんなこともしらねぇのかよwww 本当にしらねぇっていうなら、なんのために能力を授かったってんだよwww」

俺様「能力を……授かった?」

一匹狼「本当になにもしらずにそのシステムに加入したってんなら情弱乙って話だな、つーか組織には入会したのかー?」

俺様「……? あなたが何をおっしゃっているのかまったくわかりません」

一匹狼「wwwwwwwwwwwwwwwww」

俺様「……」

一匹狼「なぁーるほどねーww それがお前の副作用かwwwwwwwwwwwwww マジうけwww」

俺様「副作用…? システム? 何をおっしゃっているのですか。まったくそのようなことは存知あげませんが」

一匹狼「そーかよwww じゃあもういいよおめぇは。つまんねーな、ほんとつまんねー。お前みたいなやつが一番中途半端なんだよなーwww」

俺様「……」

一匹狼「まぁ一回寝てろよ」

 ドッッッッ!!!

俺様「ぐああぁぁ!」

俺様(衝撃波……!? まさか、本当に能力とかそういう類のものがあるのか!? だとしたら俺は……!?)

一匹狼「しぶといやつだな、お前ww まぁこれでとりあえず2日は起き上がれねぇようにしてやるよwwwwww」

俺様(さっきより強い衝撃波を出すつもりか!? やばい)

一匹狼「くらぇえええええええええええwwwwwwwwww」

 ドドドドドドッッ!!!!!!!

俺様(くそっ!!)

 ドッ!!!!!!!!!!!

俺様(死んだ……)

俺様「って、あれ……? 何も支障をきたしていません」

一匹狼「はぁー?」


???「オレガwwwwwwwwwww守ったwwwwwwwwwwwwwwwwww」


俺様「どなたですか?」

イケメン「オレガwwwwソイツwwwマモタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

一匹狼「わけわかんねぇやつきたwwwwwwwwwwwwwおもしれぇwwwwww」

俺様(なんなんだよまじ)

イケメン「ナンカwwww笑いがwwww止まらんwwwwwwwwwでもwwwwオレwww反撃www」

一匹狼「ッチ……めんどくせーなおい。でも一応敵ってことなら、

死ね」


 ドッッ!!!

イケメン「そんな衝撃波じゃ俺を倒すのは難しいと思うぜ。シールド発動!!」

 ギュイーン

一匹狼「!? 俺の攻撃を飲み込んだ!?」

俺様(つか、あのわけわからん爆笑イケメン、いきなり正気に戻ったな)

イケメン「んじゃぁあれだ、こっちからもいかせてもらってもいいか?」

一匹狼「おもしれぇなww こいよ、新しい刺客さんよぉww」

酉つけわすれたんご

イケメン「放射!!!!!!!!!!」

 ドドドドドドドドッ!!!!!

一匹狼「おいおいおいうそだろJKwwww 俺から吸い込んだ奴全部放出してきやがってこの畜生が!!」

 ドッ!

イケメン「まじかよ、あんな使い方もあるのか!!」

俺様(地面に衝撃波を放出して上に逃げたのか……? でもあの程度の高さだとイケメンが出した規模の衝撃波に飲まれるはず)

一匹狼「ッチ、何で俺が負けそうになってんだ……ッッよ!!!!!!!!」

 ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

  ドォォォォォン!!!!

イケメン、俺様「「ビーム!?」」

一匹狼「そうさ。俺の能力2つ目だ。何もかも跳ね返し、何もかもを砕くビームさwwww」

イケメン「もしかしてお前……四天王の一人とか言う奴か!?」

俺様(なんだその厨二的設定は……? ほんと、何が起こってるんだ!?)

一匹狼「おっとぉ? 組織の人間じゃないのにそれを知っているのはありえないなぁ……もしかして我が組織に裏切り者でもいるのかなぁー?w」

俺様「四天王とか組織とかわけのわからないことを言われてもまったくもって理解に苦しみます」

イケメン「俺様君。それはあとでいろいろ聞かせてあげるよ」

俺様「それはありがたいことですが、それよりまずは一匹狼をなんとかしないといけませんね」

イケメン「そーだね。君はいま能力を使うことができるかな?」

俺様「少しばかり理解が追いつかないところがありますが、能力というのは僕の場合は身体の高速運動のことで合っていますか?」

イケメン「きっと合ってると思う。それを使うことができる?」

俺様「いえ、自発的には不可能と推測します」

イケメン「そう。じゃあ逃げて」

俺様(なんだこいつ……俺に貸しでもつくっときてぇのか? 気にくわねぇ。調子こきやがって)

俺様「あまりそういうことは好ましく思わない体質でしてね。闘いにはお供させていただきます」

イケメン「そうか……。だったらがんばろうか」

一匹狼「さっさと会話終わらせて闘えよな!! カスども!!!」

 ビーーーーーーーーーン ビーーン ビンビン ビーーーーーーン

俺様「蝉の鳴き声のような音ですねwww」

イケメン「俺様君! ふざけてる場合じゃない!連発でビームが来てる!! あたったらまずい!!!」
 
 ギュイン

イケメン「だめだ!! 俺のシールドじゃ吸い込みきれない!!!」

俺様「……」

イケメン「俺様君!?」

一匹狼「ッハwwwwww雑魚ワロタwwwwwww」

俺様「クソ雑魚が……ビームごときで調子乗ってんじゃねぇぞゴラ!!!」

 ザッ

 ビュンッ

イケメン「は、はやい!!」

俺様「ッらぁ!!!!」

一匹狼「ッチィ!」

一匹狼(くそ……こいつの能力なかなかやっかいだ)

一匹狼「パンチなんかあたらんわ!!」

 ドッ

俺様「また衝撃波を移動に使いやがったか……うざってぇな!」


???「面白い戦いをしてるんだね君達」

俺様「次から次へと今度は誰だ!?」

イケメン「せ、先生!?」

一匹狼「は?」

担任「はい、みなさんお待ちかねのクソメガネですよ」

俺様「自ら名乗ってらっしゃるのですね先生」

担任「お、いい感じに副作用が聞いてるね、俺様君」

俺様「あとで屠ります」

担任「おっかない子だね」

イケメン「先生、これはいったいどうなってるんです? 最初からいままで全部よくわかってないんですが俺は!」

俺様「僕もイケメン君と同意見です。詳細の説明願います」

一匹狼「あーもーさっきからおしゃべりばっかでいらいらするんだよクソが!!」

 ビーーーーーーーーン

担任「まったく……短気なガキはこれだからこまるよね」

 シュゥゥゥン

一匹狼「!? 素手でビーム消すとか何コイツ!?」


担任「私は彼らに能力を与えたただのクソメガネだよ」

一匹狼「まさかお前…組織の裏切り者か!?」

担任「? 組織……? なんだいその中学生が思いつきそうな単語はwww」

俺様(!? コイツは組織とやらの人間ではないのか……?)

イケメン「中学生って…」

一匹狼「能力ネットワークを馬鹿にしやがるか畜生。さらに俺の存在を知ってしまったなお前ら。生きては還さんわwww」

担任「はぁ。昼間から君はなにをいってるんだか。私達の学校の敷地をこんなにめちゃくちゃにしてくれて。やるなら戦場でやろうとしようよ」

一匹狼「戦場……? なんだそれwww お前もただの厨房とかわんねぇじゃねぇかよwww」

担任「そうか、じゃあいくよみんな」

 パチンッ

俺様「な……? なんだこの四角い空間……」

イケメン「全部真っ白だ……」

担任「これが戦場さ。ここで起こったことはすべて無に戻すことができるんだ。まぁ、仮にもそれができるってだけで、しなくてもいいんだけどね」

俺様「……」

一匹狼「どうでもいいけどさー、お前死ねよ」

 ビーンビンビンビンビンビーン

担任「そんなの効かないって」

 シュゥゥゥゥゥゥ

担任「これでもくらっておきな」

 ゴォォォォォォォォオオオオオオオオオ

俺様「なんだよあれ……!!」

イケメン「炎の……」

一匹狼「龍……」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

一匹狼「ぐあああああああああああああああ」

 ドサッ

担任「さて、戦場から出ようか」

 パチンッ

俺様(つ、強ぇぇ、何だこいつ……)

イケメン(すごい……)

担任「とりあえず、こんな短気野郎も出てきたし、今日はいったん授業に戻りな」

俺様「はい。わかりましたが、あとで詳しいことをうかがいに行きます」

イケメン「俺もwwwそうしたいwwwです。まだ何がおこってるwwwのかwwwいまいち理解できてませんwwwwww」

担任「そうだね、まぁいいよ、放課後その話をしてあげるよ」

俺様(ここで話しを聞いておかないとまた一匹狼みたいなやつが現れたときに不利だからな)

イケメン「じゃあwwwwww俺はwwwwこれでwwww」

 タッタッタ

俺様「……」

担任「どうしたんだい? 俺様君。授業いかないの?」

俺様「いや、一匹狼は死んだんですか? どうするんですか? と僕はアナタに問いたいのです」

担任「そうとうタフなはずだから死んではないと思うよ、あとは適当に僕の能力でここ以外の場所に飛ばしておくよ」

 パチンッ

担任「はい、完了」

俺様(すげぇなこのクソメガネ)

俺様「そうですか。なら僕も教室に戻ります。では」

担任「はいよ」

 スタッスタッスタッ

俺様(あの一匹狼が……あんなに喧嘩も強かった一匹狼が……。右腕一本でねじ伏せられてしまう能力とやらの世界。壮絶なものを感じるな……)

 スタッスタッ

俺様(でも、あんな強大な能力がこの世に存在してしまうとしたら……。さらに日本中にそんなやつらがうじゃうじゃいるのだとしたら……。どうなってしまうんだろうか……)

 ドンッ

俺様「いてっ。気をつけて歩けゴラァ!!」

幼馴染「……」

俺様「なんだ、あなたですか。早く教室にもどらないと授業が開始してしまいますよ」

幼馴染「ねぇ」

俺様「なんですか?」

幼馴染「……た……したでしょ……」

俺様「え? 聞こえねぇ……よ?」

俺様(あれ……? 口調戻った?)

俺様「って…なんで泣いてるんだよ」

幼馴染「だって、また、…さぁ。一匹狼と喧嘩したん……で、しょぉ……」

俺様「し、してねぇよ!」

幼馴染「してたもぉぉ…ん。みた、し」

俺様「……」

幼馴染「約束したのにぃぃ…。また、昔みたいになっちゃう…」

俺様「うるせぇよ……」

幼馴染「お願いだからもうボロボロになるのやめて……お願い……」

俺様「……うっせ……」

 スタッ スタッ

幼馴染「……」グスッ

一休みいれますね

俺様「俺は……、一匹狼に自分自身の力で勝たないといけねぇんだよ」

幼馴染「わかんないよ……なんでそんな意固地になってるのかわかんないよ」

俺様「強くならないといけないんだよ俺は」


~教室~

数学教師「うんたらかんたらうんぬんかんぬん」

ガラッ

俺様「まことに恐縮ながら授業に間に合いませんでした」

数学教師「!? いつもとあきらかに態度が違うが、具合でも悪いのか?」

俺様「いえ、そのようなことは一切ありません」

mob「あいつ何キャラだ?」

mob「友達いねぇからついにおかしくなったのか?ww」

俺様(どいつもこいつも友達とか仲間とか……うざってぇんだよ群れやがって)

ザワザワ

俺様「おい、友達がどうとかいった奴出て来い」

シーン

俺様「いないのならいいのですが……」

俺様(って、あの爆笑イケメンって同じクラスだったのか!?)

イケメン「やっとwwww帰ってwwwきたんだwww」

俺様「はい」

mob「絶対あいつらなんかあったよな」

ザワ

mob「イケメン君なんかおかしいしww イッツも笑ってるし」

数学教師「まぁ、授業を続行するぞ」

~放課後~

幼馴染(俺様が、群れないでいつも一人で行動する孤高の不良に固執するようになったのは、いつごろからだろ)

キーンコーンカーンコーン

幼馴染(きっと、中学1年生の夏休みからだと思うな私は。あのときアイツは初めて喧嘩というものをしたんだと思う。いままでは口喧嘩とかジャレあったりするだけだったけど、あの時は違った。あのときのことはあんまり思い出したくないけどやっぱ……)

幼馴染「んっ。俺様と学年で一番イケメンといわれてるイケメン君じゃん!」

俺様「こんにちは、どうしたんですか職員室に用でもあるのですか、幼馴染」

イケメン「学年でwwww一番イケメンってwwww何情報www」アセアセ

幼馴染「まぁ特に用はないけど、適当にあるてたら二人がいたってだけ」

俺様「適当に歩くってどういう状況ですか。はぁ。まったく意味がわからないですね」

幼馴染「まぁいいだよそこは」

俺様「まぁ、大体アナタが適当に歩いているときなんかは決まって考え事をしているときですがね」

幼馴染「っ」

幼馴染(なんだ、私のこと結構わかってんじゃんコイツ)

俺様「まぁどうでもいいけど」

幼馴染「そっか。てか、二人ともなんで職員室いるの? さっきの喧嘩の件?」

イケメン「まぁwwwそんなww件かなぁwww」

幼馴染「そ、そっかぁ」

幼馴染(なんかすごい気味悪いよなぁ、最近のイケメン君ww)

幼馴染「てかさぁ。俺様とイケメン君って友達なの?」

俺様「あ? 俺に友達なんているわけねぇだろうが!!」

幼馴染「え、私は?w 友達じゃないの?w」

俺様「お、お前はあれだ。その……」

幼馴染「あれか、嫁でしょ嫁」

俺様「ば、ばバカじゃねぇーの//」

幼馴染「何恥ずかしがってんの、童貞?w」

イケメン「どうwwwていwww」

俺様「うっせぇし」

幼馴染「まぁそれはどうでもいいけどさ、じゃあイケメン君とはどういう関係なの?」

イケメン「俺はwww俺様君wwwとwww友達のつもりwwwダヨwww」

幼馴染「ほら、どうなの俺様」

俺様「は!? そんなやつが友達のわけねぇだろうが! ただの……」

イケメン「ただの?wwww」

俺様「知り合いでございますよ」

幼馴染「あっそ」


担任「あ、いたいた。まぁ、中入ってゆっくりお話の続きをしようか」

イケメン「あwww先生wwwいらっしゃったんですねwwwww」

俺様「先生もいらっしゃったことだし、お帰りになられたらどうですか? 幼馴染」

幼馴染(俺様とイケメン君のクラスの担任の先生か。何はなすんだろ)

幼馴染「私は帰らないよ。今日は俺様と一緒に帰る予定だし」

俺様「何を勝手に予定を組んでいるのですか。身勝手もいいとこですね」

幼馴染「え、そんなのいまさらでしょ。特にお前とはずっと一緒にいるんだから」

俺様「じゃあもっと昔に指摘していたら変わっていたというのですかね?」

幼馴染「そうかもしれないよー? まぁどっちにしろ遅いけどねww」

俺様「はぁ。もうどうでもいいですよ。僕は先生とお話をしてきますので、せいぜいそこで体育座りでもしていてください」

幼馴染「はいはい」

イケメン「じゃあwww先生wwwいきましょうかwwwww」

担任「そうだね。そうしよう」


スタッ スタッ


担任「ふぅー。よっこらせっくs」

イケメン「」

俺様「そんなわけのわからない発言はどうでもいいですから、本題に早急に入ってください」

担任「冷たいなー俺様君」

イケメン「俺もwww早くwww本題をwwキキタイデスwwww」


幼馴染(本題……? いま本題って聞こえたけど、結構重要な話なのかな?)


担任「……じゃあ何から話そうかなぁ。能力の説明についてからとかでいいかな? イケメン君には昨日の放課後話したよね?」

イケメン「そうwwwですねwww結構なことは教えてwwwもらいましたがwww」

俺様「イケメンに教えたこと……ですか? 先生。それはいったいどういうことですか?」


幼馴染(能力っていうのは、あれかな。一匹狼と喧嘩してたときのすごい迫力のビームみたいなやつとかのことかな……あれは現実離れしてた)


担任「そうだね。まず最初にイケメン君と君に能力を与えたのは私。それはわかるね?」

俺様「そうですね、そこまでは理解が追いついています」

担任「次に。イケメン君を君の助太刀にいかせたのも、間接的とはいえ私」

俺様「そうなんですか?」

イケメン「いやwwwなんていうかww俺がwww怖くて遠くで見ていたらwwww先生がwww能力をwww与えてほしいか?wwwてな感じでwww」

俺様「そうですか。そこでイケメンに自分の能力の使い方や、四天王とやらについて教えてもらったんですかね?」

担任「そうだね。そういうことになる。組織とか四天王とかは、簡単に説明しちゃえば悪の組織だ。四天王は悪の組織の四天王。そのまんまだね」

俺様「それが、さっきの一匹狼なんですか?」

担任「んー、定かではないけどあの程度の強さだときっと四天王ではないんじゃないかな。二軍のトップといった感じかな」

イケメン「そうなんwwwですかwww勘違いしましたwww」

担任「まぁ、最初の戦闘だったし無理もないね。正直君達のいまの能力の応用レベルだと、悪の組織の三軍レベルだしね」

俺様「三軍……」

担任「そして、ちなみに能力自体のことについてだけど、まず最初に能力には副作用があるということをしってもらいたい」

俺様「副作用……一匹狼も言ってましたね。それがお前の副作用か。と」

担任「そう。そして、俺様君。君の副作用は身体が勝手に礼儀正しくなるというもの。まぁ正直その副作用が目的で君にあの装置を使ったのだけれどね」

俺様「なるほど……。副作用については理解しましたが、なぜそのようなことを?」

担任「まぁいろいろこっちにもあるってわけさ。あのときは少し口調が荒くなっちゃってごめんね。ただの犯罪者みたいだったしね」

イケメン「犯罪者www」

担任「とにかく、実際のところあまり深くまで話すわけにもいかないんだよ、こっちの都合もあるしね。ほかにききたいことはある?」

イケメン「俺wwwってwwwこの笑いがwww止まらないのがwww副作用なんですwwよね?www」

担任「そうだね」

イケメン「その笑いがwww俺様君をwww助けてるときだけwww直ったのですがwww」

担任「それが能力の装置の仕様といったところかな」

俺様「仕様……? 確かに俺もあります」

担任「そう、この装置の効果は、感情によって制御されている」

俺様「感情……? ある感情が怒ると副作用が一時的に解除されるのですか?」

担任「まぁ、そういうことになるね。俺様君は怒りの感情が怒ったとき。そのときに副作用は解除されるね。そしてさらに怒りの感情が起きてる間は高速運動が可能になる。それが君の能力」

イケメン「じゃあwww俺wはwww」

担任「君は感情というよりは、目的があるときに解除されるタイプみたいだね」

イケメン「目的wwということはwww何かしら明確な目的がwwあるときはwww解除されて、能力がwww使えるようにwwwなるんですかwww」

担任「そういうことだね。目的といっても、能力を駆使しなければクリアできない目的の場合に限られるけどね」

イケメン「なるほどwww」

俺様「ですが、先生。もうひとつ疑問に思ったことがあります」

担任「疑問に思ったこと?」

俺様「一匹狼はなぜ二つ能力をつかさどっていたのですか?」

担任「なぜ…か。はっきりと事実を伝えれば、君達にももうひとつの能力が……いや、もう二つあるはずなんだよね」

俺様「もう二つ?」

担任「いや、いまある事実だけをいうとあとひとつだね」

俺様「どうやったらそれは発動するんですか?」

担任「それは秘密☆」

俺様(死ねゴミカス)

俺様「そうですか」

俺様(……)

イケメン「ちなみにwww感情の大きさや目的の大きさにwwwwよってww能力の大きさも変わるんwwwですかwww」


担任「そうだね。それはあるよ。俺様君の怒りの感情は大きければ大きいほど動きが早くなるし、イケメン君の目的が大きければ大きいほどシールドのデカさは増す」

イケメン「そうwwですかwwwありがとうござwwマーシwww」

担任「それにしてもその副作用www なんだか愉快だねww」

イケメン「冗談じゃwwwありませんwww」

担任「まぁ、今日話せるのはこれくら…「あの先生」

担任「んー? どうしたの俺様君」

俺様「能力ネットワークってなんなんですか?」

担任「んとね、まぁ結構間接に説明しちゃえば、悪の組織名でありシステムの名前かな」

俺様「でましたね。システム。さきほどの一匹狼がそのようなことを言っていました。システムとは、いったい彼らに何のメリットを及ぼすのでしょうか」

担任「そうだなー、なんていおうかな。ひとことでいえば、能力者たちの感情をひとつにつないでるネットワークのことかな。そのネットワーク上に存在しているといいことがあるみたいだね」

俺様「そうですか……」


幼馴染(そのネットワーク上に存在する……?)


担任「じゃあ今日はこれくらいで帰りな。そろそろ暗くなってくるだろうしね。また襲われるよ、性的に」

俺様「それはねぇから安心しろクソメガネ!!」

担任「怒ったね、俺様君」

イケメン「wwwwwww」

俺様「じゃあ帰ります」

イケメン「俺もですwwwww」

担任「気をつけて」

担任(……これから始まるのか……)

~帰路~

俺様「」

幼馴染「ねぇってば、お前聞いてないだろ? 私の話。怒るぞー」

俺様「なぁ、ギリギリ幼馴染がついてきてるのはわかるが、なんでイケメンまでついてきてんだよゴラァアア!!!」

イケメン「えっwwwしょうがないじゃんwwwだって帰り道こっちだしwwwww駅までの辛抱だよwwww」

俺様「たくよ……」

幼馴染「マジで俺様は短気すぎwww やばいなwww」

俺様「うるせーチビブス」

幼馴染「あ? 殺す」

俺様「」ピクッ

イケメン「まぁまぁwwwwwwwww」

チョイ休憩で。
見てくださってる方ありがとう!

感情が怒る ←

じゃなくて

感情が起こるです。すみません

俺様「それにしても、イケメン。アナタの副作用とやらはかなり日常生活に支障がでるのではないでしょうか」

幼馴染(副作用…ね)

イケメン「そうwwwだねwwwナカナカwww」

俺様「wwww」

幼馴染「笑ったら可哀想でしょー。能力の代償ってやつらしいんだから」

俺様「! 幼馴染。アナタさっきの話全部聞いていたのですか?」

幼馴染「まぁね。みんなデカい声でしゃべってたしねw」

俺様「盗み聞きかよ」

幼馴染「た、たまたま聞こえちゃっただけだし」

イケメン「巻き込まれない程度にwwwwwwwwwネwwwwww」

幼馴染「うんwww」

俺様「アナタも少し笑っているではありませんか」

イケメン「ハハwwwwwwwじゃあ俺www電車は乗らないからwwwじゃあねwww」

俺様「さようなら」

幼馴染「じゃーあねー」

~幼馴染の家の前~

幼馴染「はぁ。やっとついた」

俺様「そうですね。毎日毎日これじゃ疲れますね」

幼馴染「……あのさ」

俺様「はい?」

幼馴染「あの担任の目的ってなんだと思う?」

俺様「目的……ですか?」

幼馴染「だっていきなり能力与えて、それだけっていうのもなんかおかしくない?」

俺様「まぁ確かにそうですけど……」

幼馴染「んー」


俺様「――あれじゃないですか?」

幼馴染「どれ?」

俺様「その、あのとき言っていた能力ネットワークという名前の、悪の組織を潰すとか!」

幼馴染「マジか……。もしそれが本当だったら死と隣りあわせみたいなものじゃないの?」

俺様「まぁそうかもしれませんね」

幼馴染「…………私辛いな」ボソッ

俺様「? 何かおっしゃられました?」

幼馴染「いや、なんでも」

俺様「僕は楽しみでしかたありません。自分の強さがどれくらい通用する世界なのか。それが」

幼馴染「俺様変わっちゃったよね」

俺様「?」

幼馴染「昔はみんなで楽しそうに毎日過ごしてたのにさ。中学1年生の後半からはずっと一人で喧嘩ばっかり……」

俺様「うるせぇよ。お前にはかんけぇねぇから。俺は群れるのが嫌いなんだよ」

幼馴染「……」

俺様「じゃあな。俺は帰る」

幼馴染「じゃあね。っていっても三メートル先はお前んちだけどな」

俺様「うるせぇよ」

 スタ スタ

 ガチャ

俺様「ただいま……」

父「おう……。学校はどうだ?」

俺様「黙れクソ野郎」

父「……」

俺様「俺はお前とはしゃべらない」


~学校~

mob「そろそろ6月の体育祭ですよー。出場する競技をうんぬんかんぬん――」

ザワザワ

俺様「」Zzzz

???「ねぇねぇねぇねぇ俺様」

俺様「ん……」

男「おーい、きいてるー?」

俺様「なんだお前? 人がせっかく寝てるのになめてんのか? あ?」

男「いや、す、すすすいません!! でも、お話があるのです」

俺様「お話……ですか? なんのことについてですか?」

男(いきなり丁寧な口調に!?)

男「俺は気になったんだ!」

俺様「気になった? 何がですか?」

男「お前が高速で移動し、さらに喧嘩相手がビームを出していたのが!!!」

俺様「声がでかあああああああああああああああい!!!」

男「」

俺様「いいか、ほかのやつらには絶対に言うなよ。言ったら殺すからな」

男「」

俺様「あのことですか。バレていましたか」

男「まぁね。俺もあの力ほしいなと思ってねーw」

俺様「そうですか。ですが、きっとあの能力を手にしてしまえば、あなたもあのわけのわからない戦いに巻き込まれることでしょう」

男「え、そーなん?w 別にいいけど。優しいな俺様ww」

俺様「うっせぇよカス」

男「じゃあ俺も能力手に入れてさ、一緒に戦おうぜ俺様!」

俺様「……それだけは無理だわ」

男「え?」

俺様「俺は絶対仲間とか群れるとかしねぇ。だから無理だ。ほかを当たれ」

男「みんなで力合わせないとやばいんんじゃないの?」

俺様「黙れ。それ以上俺に協力を強要するようなこと言うとブチ殺すぞ!」

男「はい」


イケメン(俺様君……)


~放課後校舎裏~

俺様(暇だし校舎裏で群れて調子乗ってる奴いたらボコすか)

俺様「おw 向こうのほうで集団が集団をボコしてるじゃないですか」

俺様(えっと…数はボコされてるほうが2人。ボコしてるほうが――5人……)

俺様「面白そうだな」



不良1「おらww」

 ドスッ

イケメン「ぐあっ!」

男「だ、だから本当に俺達はちげぇってば!!」

不良2「嘘付けよカスが!!」

不良3「お前たちは俺様の仲間だろうが!!」

男「あいつは群れねぇっていってたし!!」

不良4「言い訳してんじゃねぇぞ!」

 ガッ!

男「いってぇぇ!!」

イケメン(クソ……このままやられ続けるのはまずい。能力をつかうか!? でも一般人に使うのは……)

イケメン「ほんとに、俺たちは何も知らないんだ!」

イケメン(あれ、口調が戻った。不良を倒そうとしてるからか…?)

不良5「ああそうかよ。まぁあいつがくるまではボコり続けるけどなwww」

男「くそぉぉぉ。誰かたすけろよぉぉ」

 ガスッ

男「いってぇぇぇ」

 ドガッ

イケメン「ぐぁっ!」

不良1「つまんねぇな…ほんとお前ら。弱すぎだろ」

不良3「wwww」

不良4「そろそろおわりにしてやるか」

不良5「そうだなww」

不良2「金属バットあるぞww」

俺様「いいじゃんそれwww クソ楽しそうww」

不良3「んなw」

不良1「www」

不良4「」

不良5「」

不良2「」


不良1「あ? お前らどうしたん――」

 ガッッ!!

不良1「ギャアァアァ!!」

 ドガッ!! バキッ!!

不良1「あああぁぁ! 折れたぁぁ!!」

俺様「……雑魚が」

 ドッッッ!!

不良1「……ぅ……」

 ドサッ

俺様「気絶したか」

不良2「俺様……てめぇ!!!」

男「おぉぉ俺様あぁぁ!」

イケメン(俺様君……怒ってる……?)

俺様「ほら、さっさとかかって来いよ。この学校は俺の絶対王政だぞ? あぁ?」

不良2「…………調子のってんじゃねぇぞおらぁっぁ!!!」

 ブンッ!!

俺様「金属バットかwwww マジうけるなお前www」スッ

不良2「!!」

不良2(アッパー!?)

俺様「――死ねよ」

 ガコッッッ!!

不良2「ヴ……」

 ドサ……

イケメン(能力無しでこれか……本当に強い。俺様君は)

男「す、すげぇ」

不良3「く、くそが……」

俺様「俺は大嫌いなんだよな、こういうの。わかるか? 雑魚ども」

不良4「……?」




俺様「弱いくせに群れて調子に乗ってる腐れ野郎どものことだよ!!!」

 ドカッ!! バキッ!!  ガッッッ!

   ベキッ!!  ドガッ

     ドスッッッ!   


俺様「……はぁ……はぁ……」

男「す、すげぇ……一人で全員!!」

イケメン「能力を使わないでwwww」

俺様「……あたりまえだ。この学校は俺のものだカス」

男「かっけぇぇww」

イケメン「守ってくれてwwwありがとうwww」

俺様「勘違いしてもらっては困りますね。あなたがたを守ったわけではありません。これは僕個人の問題でした」

男「照れんなよーwww」

俺様「死ね」

男「」

 ピーンポーンパーンポーン

イケメン「んwww放送ダwwww」

男「なんだろ」

{2年2組 男、俺様、イケメン 2年5組 幼馴染、クール は至急職員室に来てください}

俺様「ん、クール……誰ですかそれは」

イケメン「たしかwww 結構かっこよくて有名のwww」

男「ほーw」

イケメン「なんにせよwww 早く職員室いこうwwwよwww」

俺様「そうですね。少し興味がありますし行きましょうかね」

俺様(さっきの放送は担任だよな……。何をたくらんでんだよまったく)

~職員室~

担任「あ、よくきたねーみんなーww」

イケメン「はいwww」

男「はーうぃ」

俺様「何をたくらんでいるのですか?」

クール「……」

担任「たくらんでるとか人聞き悪すぎるよ君w」

幼馴染「――ってあ!! イケメン君と男君と俺様、喧嘩したでしょ」

イケメン「喧嘩というよりはwwww」

男「俺とイケメンはボコされてただけだけどねーww あとさ、俺のことは男様ってよんで☆」

幼馴染「ぇ、キモッ」

男「」

俺様「不良1~5をボコしました」

担任「まったく……よく担任の前でそんなこといえるよね……。その喧嘩とやらにかかわった人全員停学になると思うけどね」

幼馴染「停学……。俺様のバカ」ボソッ

俺様「……まぁかまいませんが」

男「えぇぇぇぇ授業ついていけなくなるじゃぁぁん!」

イケメン「結構wwwつらいwwww」

クール「先生。さっさとはじめてください。暇」

担任「おぉぅ悪かったねクール君」

俺様「なんのためにこのメンバーを呼び出したんですか?」

担任「んー。それはね。ずばり――交流合宿を行いたいと思うんだ☆」テヘッ

俺様「――は?」

男「?」

イケメン「えwww」

幼馴染「???」

クール「は? なにいってるんですか。まじで謎です」

俺様「つーか! そもそもなんの交流だよ。部活じゃあるまいし」

幼馴染「そうですよ!」

担任「えっ? 能力部wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


クール「」

俺様「」

幼馴染「はぁ……」

イケメン「ナンスカwwwソレwww」

男「え、俺サッカー部……」

担任「まぁ、もうみんな正式に部員になってるんでよろしくね!」

男「ちょいちょいちょいちょいまってくださいマジでほんとマジほんと」

担任「ん? 男君。そんなかたいこというなよ。君もスポーツ選手の端くれだろ?」

男「えっ。いやぁ、そういうことじゃなくて……俺のサッカー部での活動はどーなるんですかぁぁ!?」

担任「ん、退部」

男「ぇえええええええええええええええええええええ」

イケメン「ソレwwwひどいですwwwww」

担任「だってさ、男君レギュラーじゃないみたいだしさ、大丈夫だよね?」ニッコリ

男「そ、そんなぁぁひどいよぉぉ」シクシク

幼馴染「薄情者だ……」ハハ…

俺様「まぁ、そんなことどうでもいいですけど――「ざあああああああああ!」

俺様「!?」

男「どーーーーーでもよくねぇよバーカ!!! 俺のこの5年間以上積み重ねてきたサッカー魂をどうしてくれんの!? 小学校に通ってたときからずっと汗水たらして技術を磨いてうんたらかんたら――」

クール「でもへたくそじゃん。おつかれ」

男「」ショボーン


幼馴染「みんなひどいな……」アセアセ

担任「……じゃあ、話を進めてもいいかな?」

クール「どーぞ」

担任「男君意外は部活入ってないみたいだね。ニートだね、おつかれ様!」

幼馴染「私バイトしてますが」

担任「ごめん」

イケメン「ははwwwwww」

担任「まぁ、そういうことだから、交流合宿をこの一週間してもらうね」

クール「ん、一週間……ですか。なにするんすか」

担任「まぁ、なんだろうねー。いろいろ」

幼馴染「ずいぶん抽象的な答えですね」

俺様「いいじゃないですか、どうせ俺は停学ですし、乗りますよその話」

幼馴染「えっめずらし! 俺様がこういう話乗るとかあるんだね! めんどくさがりやなのに」

俺様「楽しそうじゃないですか。だって能力部の合宿ですよ?」

幼馴染「え? どういう意味?」

俺様「だから――」


クール「――戦うってことでしょ」


幼馴染「!」

担任「おぉ~鋭いね君たち。そうだよ、戦うんだよ」

男「戦う!? 能力ないよ!?」

イケメン「それってwww仲間とwwwですかwww」

担任「いや、私達はとりあえず仲間だから。戦うのは……」

俺様「敵ですよね」

担任「そう。悪の組織の三軍らへんと」

幼馴染「悪の組織……!」

クール「ああね」

男「なんぞそれ!!」

担任「男君にはあとで個人的に話を聞かせるから。ほかのみんなはわかってるよね?」

イケメン「はいwww」

幼馴染(盗み聴きしてたのばれてる……w)

クール「ええ、まぁ」

俺様(このクールってやつも話きいてるのか。ってことは能力持ちか?)

担任「そういうことで、明日出発なのでよろしくね」

幼馴染「は!? 明日なの!? 早くない!?」

担任「善は急げだよ」ニコッ

クール「えーまじですか、ダルいっすね」

俺様「善じゃねーけどな別に」

男「えぇぇぇなんも用意してねぇって!!」

イケメン「唐突wwwwだなぁwwwww」

いったん切りますん

担任「じゃあ、明日の朝4時に学校の近くの公園ね。よろしく頼むよみんな」

~~~~~~~~~~~~

幼馴染「――ってことだけどさ。どうするわけ? みんな」

クール「俺はいくよ」

俺様「僕もいきますよ。たっぷり楽しみますが」

男「お、俺は……」

クール「お前、怖気づいてばっかでいいの?」

男「いや、それは……。……俺もいく」

俺様「……」

イケメン「俺もwwwwww行くけどwwwwwwwww」

幼馴染「みんななんていうか、ノリがいいというか……w」


~朝4時 公園~


クール「…………。誰もいない……」ポツン

~10分後~

イケメン「ごめんwwwwwwww寝坊しちゃった!!wwwwwwwww」

クール「遅いよ、まったく」

イケメン「ホントwwwwwwwゴメンwwwwwwww」

クール「ふざけてるのか真面目なのかわからないからムカツク……」ボソッ

イケメン「えっ?wwwwwwwwwwww」

クール「うっさい」

イケメン「ごめんwwwwwwww」

~さらに10分後~

クール「――誰もこない」

イケメン「だねぇwwww」

クール「あいつらなめてる……」

~さらに10分後~

幼馴染「ごめん!! 全力で寝坊した、ほんとごめん」

クール「遅すぎ、まったく……」

イケメン「俺もwww寝坊しちゃったwwwwwww」

幼馴染「4時っていう待ち合わせ時間の設定が無理があるって! 言い訳だけど……w」

クール「俺はきたよ」

幼馴染「ですよねー」

イケメン「ていうかwwwwwww 先生がwwww きてないwwwwwww」

幼馴染「」

クール「」

幼馴染「ほんとバカにしてんのかな、あのクソメガネ」



担任「やっほー! クソメガネだよ!!」



幼馴染「うわ、出たクソメガネ」

クール「死ねよマジ」

イケメン「先生遅いですねwwwwwwwwwww」

担任「えっみんなひどいよね!?」

クール「黙れ詐欺師」

担任「詐欺師!?」

幼馴染「時間設定詐欺師め」

担任「ご、ごめんよ……ちょっと準備がかさばっちゃってさ」

イケメン「俺はwwwかまわないですよwwwwwww」


~10分後~

俺様「おはようございます。まことに申し訳ありません。少し起きるのが遅れたようです」

クール「まったく……」

幼馴染「ほんとお前時間にルーズだよねー」

イケメン「あと男君だけwwwwwwwかwwwwwwwww」

担任「だね」

~30分後~

男「ぉおおおおおおっす!!  みんなおはよー!!!!」

 ドゴォォッッッ

男「おえっっ!!!」

クール「死ねよ」

男「ご……ごめん……。でもいきなり腹パンはひどす……」

クール「黙れゴミクズ」

俺様「あなた以外にも遅刻者はいますが、あなたは大幅に遅刻ですね」

幼馴染「すごい時間にルーズなんだね、クソ野郎君は」

男「え? なに? クソ野郎君って俺のこと!?」

幼馴染「そうだけど?w」

男「ほんとにやめてくださいお願いします」

幼馴染「考えとく」

男「」

クール「男、お前きめぇからとりあえず黙れ」

男「えっ」

俺様「そうですね。死ねばいいと思います」

男「えっ」

イケメン「wwww」

担任「いい感じだね、みんな和気藹々としていて。これから先もその調子で頼むよ」

イケメン「ハイwwwwwwwww」

俺様「……」

寝ますwwwwwwwwwwww
またきますwwwwwwwwww

読んでくれてる人はありがとうございます。
感謝します。

寝ますwwwwwwwwwwww
またきますwwwwwwwwww

読んでくれてる人はありがとうございます。
感謝します。

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