睦月「にゃ、にゃはは…ところで、今日はどんな議題を話すにゃし？」

白露「第100回目だし、何か特別なことでもやるのっ？」

吹雪「えっとね、今日の議題は私が用意したよ！」

神風「吹雪が？　どんな議題を用意したの？」

吹雪「うん、まず、この駆逐艦長女の会の目的は覚えてる？」

朝潮「『長女としての自覚をもって長女らしく行動するために』よね？」

吹雪「さすが朝潮ちゃん！　それで、この目的をもって100回も長女の会をやってきた私たちは『長女力』もだいぶ上がってると思うんだ！」

陽炎「まぁ、確かにそうね。というか、100回もやってるんだから、長女力は上がっててくれないと困るわ」

吹雪「そこで、今日は夕張さんと明石さんに頼んでこんなものを作ってもらいました！」

吹雪「その名も『長女力測定器』！」

白露「長女力測定器？」

吹雪「うん。みんなの長女力がどのくらいあるのかを計れる機械だよ！」

初春「そんなものがあるとはのう」

暁「なんだか楽しそうね！」

島風「早くやりたい早くやりたいー！！」

吹雪「うん！　後、事前にみんなの妹さんたちに『長女についてのアンケート』も取ってあるからそれも合わせて発表するね」

睦月「そんなものいつの間に…」

吹雪「それじゃあ、まずは…神風ちゃんから！」

神風「私っ！？」

秋月「神風さんの妹といえば、朝風さん、春風さん、松風さん、旗風さんですね」

綾波「神風さんの妹さんたちは、あまり問題児がいないですよね」

神風「いやいや、確かに春風と旗風は手がかからないけど、残りの二人は大変よ」

神風「朝風は川内さんと入れ替わるようにうるさくなるし、他にも、たまに知らない女の子から松風に手紙とかお菓子を渡すように頼まれるし……なんで、私に頼むのかしら」

睦月「神風ちゃんもいろいろ溜まってるんだね」（というか、松風ちゃんってやっぱり女の子からモテるんだね）

吹雪「それじゃ、早速計ってみるね！」


↓1　コンマ（99が最高）

吹雪「長女力【20】ですね」

島風「ひっくーい！」

神風「えぇっ！？　私、そんなに長女力低いのっ！？」

陽炎「MAXが99だからかなり低いわね。赤点よ、赤点」

神風「くうぅ…何がいけなかったのかしら…」

夕雲「夜お手洗いに行けなくて、松風さんを起こして一緒に行って貰ってるから…とかじゃないかしら」

神風「な、なんで知ってるのっ！？」

吹雪「ま、まぁまぁ、神風ちゃんの妹からのアンケート貰ってるからそれ見て直せるところは直せば大丈夫だよ」

神風「そうね」

吹雪「アンケートの結果はこんな感じだよ」


↓1と↓2　【神風の妹の誰のアンケート結果か】　【神風の事を長女としてどう思っているか、神風に対しての不満とか】

これって長女力の最低値は
0(20だと少し長女っぽい)なのか
50(20だとだいぶ妹っぽい)なのか
どっちなんだろ？

>>9
99に近づくほどほど長女っぽい、00に近づくほど長女っぽくないという感じなので、50が平均値というわけじゃないです

それで長女っぽくない（or長女っぽい）理由は安価で決めようと思ってるので、00に近づくほど妹っぽいとかは厳密に決めてないです

吹雪「アンケート結果の一つ目は…」

[松風【新しいものに無知で妹によくいろんなことを聞いている】]

吹雪「ですね」

睦月「おばあちゃんにゃ」ﾎﾞｿｯ

神風「睦月！　今なんか言った！？」ｸﾞｲｯ

睦月「い、言ってない、何も言ってないにゃし！」

神風「ホントかしら…」ｼﾞﾛｯ

prrr!! prrr!!


秋月「電話ですね」

神風「あっ、わ、私だ」

神風「あ、あれ、えっと…ど、どうやって出るんだったかしら」ｱﾀﾌﾀ

暁「もう、まどろっこしいわね！　ここ押せば通話に出れるわよ！」ﾎﾟﾁｯ

神風「わっ、あ、ありがとう…もしもし、あぁ、松風？　どうしたの？」


～通話後～


神風「ふぅ、ごめんなさい。全く、春風と買いに行ったこの携帯電話、使い方が難しいのよね」

夕雲（携帯電話…もはや言い方が古臭いわね。普通アイフォ〇とか、スマフォって言うでしょ）

綾波「神風さんは、もうちょっと流行に敏感になった方がいいかもしれませんね」

吹雪「あ、あはは、じゃあ二つ目のアンケート見せますね」

[旗風【前朝風と松風がもめているのに止めてくれなかった】]

吹雪「ですね」

初春「これはダメじゃの、長女ならば妹たちの揉め事は積極的に解決せねばならん」

神風「あ、あぁ、これね…うーん、朝風と松風は確かによく揉めてるんだけど…」

神風「なんていうのかしら、痴話喧嘩に見えちゃうからバカらしくて止める気にならないのよね…」

陽炎「痴話喧嘩？」

神風「そうなのよ」

神風「この前なんて、こんな事があったのよ？」

～回想～

神風「はぁ、今日も暑いわねぇ…」ﾉﾝﾋﾞﾘ

松風「暇だなぁ…」

朝風「暇ねぇ…」

松風「……」ﾆﾔﾘ


松風「う、うわっ！？　あ、姉貴！　頭にでっかい虫ついてるぞ！」

朝風「え、えぇっ！？　と、取って取って！！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

松風「ま、任せろ！　動くなよぉ…そりゃっ！」

髪ふぁさぁっ

朝風「と、取れた…？」

松風「あぁ、取れたよ。ほら、青くてでっかいちょうちょが二匹も」

朝風「あ、ありがとう…って、私の髪留めじゃない！」

松風「あははっ、姉貴の反応は本当に面白いな！」

朝風「まぁーつぅーかぁーぜぇーっ！！！　待ちなさいっ！」ﾄﾞｯﾀﾝﾊﾞｯﾀﾝ

松風「あはは、追いついてみなよ」ｵｵｻﾜｷﾞ

旗風「あ、あわわわわっ」

春風「…」お茶ｽﾞｽﾞｯ

旗風「か、神姉さん！　何とかしてください！」

神風「ん、あぁ、また朝風と松風？　ほっときなさい」

旗風「え、えぇぇっ！？」ｱﾀﾌﾀ

～回想終わり～

夕雲「…痴話喧嘩ね」

綾波「痴話喧嘩ですね」

神風「ね？　止める気にならないでしょ？」

陽炎「まぁ、確かに止める気にはならないけど、妹の旗風が困ってるんだから止めるのが長女としての責任よね」

神風「…確かにそうね、これからは止めるようにするわ」

◆　◆　◆

吹雪「それじゃあ、次は睦月ちゃんの長女力を計るよ！」

白露「睦月型の長女ってことは如月ちゃんだよね？」

睦月「ち、違うよ！　睦月型の長女は睦月だよっ！？」

白露「あはは、冗談冗談」

睦月「にゃしぃ…」

吹雪「睦月ちゃんの妹といえば、如月ちゃん、弥生ちゃん、卯月ちゃん、皐月ちゃん、水無月ちゃん、文月ちゃん、長月ちゃん、菊月ちゃん、三日月ちゃん、望月ちゃんだよね」

初春「うむ、中々濃い面子じゃの」

吹雪「まぁ、私たちの鎮守府の子は大体キャラが濃いような気もするけど」

吹雪「とにかく、まずは計ってみないとね」


↓1　コンマ（99が最高）

吹雪「長女力【17】だね

睦月「きゅ、【97】！？　にゃしし、睦月を褒めるがよいぞ！　にゃははははは」


島風「じゅうななだよ」

睦月「えっ、じゅ、じゅうなな…」ﾄﾞﾖｰﾝ

秋月「なんだか長女力を計るのが怖くなってきました…」


吹雪「む、睦月ちゃん大丈夫だよ！　これから長女力を高めるためにも妹さんたちのアンケート結果見よう！」

睦月「うん…ありがとう、吹雪ちゃん…」

吹雪「それじゃあ、アンケート結果だよ」


↓1と↓2　【睦月の妹の誰のアンケート結果か】　【睦月の事を長女としてどう思っているか、睦月に対しての不満とか】

吹雪「一つ目は」

[如月【姉と言うより子供っぽい言動が多くて妹として見てしまうから】]

吹雪「だね」

睦月「うっ…これは正直自覚してるにゃぁ…」

陽炎「まぁ、もしも私が睦月の妹だとしたら、にゃーにゃー言ってる時点で、姉としては見れないわね」

睦月「にゃふっ！」ｺﾞﾌｯ

吹雪「でも、睦月ちゃんの気持ちわかるなぁ…」

吹雪「ほら、如月ちゃんってかなり大人びているでしょ？　だから、たまに私も甘えちゃうことがあるんだ」

吹雪「私でさえそうなんだから四六時中一緒にいる睦月ちゃんはもっと甘えちゃうと思う」

睦月「そ、そうだよね！　睦月が子供っぽいんじゃなくて如月ちゃんが大人っぽいだけにゃ！」

島風「そういうところが子供っぽい！」

睦月「にゃしぃ！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

吹雪「え、えっと、よし、次に行こう！　次だよ、次！」

吹雪「二つ目は」


[弥生【卯月をちゃんと叱れてない】]


睦月「ほら、うーちゃんは……弥生ちゃんの担当だから」

秋月「卯月さんのいたずら好きには、睦月さんが匙を投げるのもうなずけます」


陽炎「そういえばこの前、比叡さんが作ったカレーを『うーちゃんがつくったぴょん！』とか言って長門さんに食べさせて大変なことになったわよね」

陽炎「確かその時も、弥生が長門さんの所に謝りに行ったみたいだけど…」

陽炎「その時、卯月の事はちゃんと叱った？」

睦月「叱ったよ！　『ダメでしょ、うーちゃん！』って感じで」


綾波「叱り方が可愛いですね」

朝潮「それは弥生がちゃんと叱れてないと思ってもしょうがないわね」


睦月「で、でもその後、弥生ちゃんがうーちゃんにおしりぺんぺん百連発してたし…」

神風「そのおしりぺんぺんを睦月がやらなきゃダメなのよ」

睦月「なるほど…分かったにゃ！　これからはうーちゃんの事をちゃんと叱るにゃしぃ！」

◆　◆　◆

吹雪「次は、私の結果を見るよ！」

秋月「吹雪さんは、姉としてしっかりやれてると思います！」

吹雪「えへへ、そうかな？」

睦月「秋月ちゃんは吹雪ちゃんの事を先輩フィルターを通して見てるからね。印象が良く見えるんだよ」

吹雪「ちょっ、えぇっ！？　睦月ちゃん！？」

白露「なんだか睦月ちゃんの目が最初の頃より暗くなってる気が…気のせいだよね」

綾波「そういえば…大まかに分けると、綾波も暁さんも吹雪さんの妹なんですよね」

暁「吹雪がお姉さん…想像つかないわ！」

吹雪「ガーン！」

吹雪「うぅ、みんな私の長女力を見て驚くといいよ！　計るよ！」


↓1　コンマ（99が最高）

神風「結果はどうだったの？」

吹雪「……」

夕雲「どうしたの、吹雪さん？　結果は？」

吹雪「……」


島風「あー、もう、おっそーい！　はやく結果見せて！」ﾋｮｲｯ

吹雪「あ、あぁっ！？」

島風「えっと、吹雪の長女力は【09】！　ひっくーい！」

吹雪「あぁ…どうして……」

吹雪「私は真面目に頑張ってるのに！」

陽炎「多分だけど…吹雪って、扶桑さんや山城さん、赤城さん、由良さんみたいなお姉さん系の艦娘が好きよね？」

吹雪「うん、扶桑さんも山城さんもカッコいいよねぇ…赤城さんも凛々しいし、由良さんだって、落ち着いてて大人っぽいし…」ﾃﾞﾍﾍ


陽炎「完全に妹キャラね」

夕雲「そうね。でも、これは夕雲たちから見た吹雪さんの印象だし、吹雪さんの妹さんからどう思われてるかが重要よ」

吹雪「うぅ、私、妹のアンケート結果見て立ち直れるかなぁ…」


↓1と↓2　【吹雪の妹の誰のアンケート結果か】　【吹雪の事を長女としてどう思っているか、吹雪に対しての不満とか】

陽炎「アンケート読み上げてあげるわ。まずは叢雲から来てるわよ」

吹雪「叢雲ちゃんから…」

陽炎「えっと、【戦闘では頼りになる】」

吹雪「！」ﾊﾟｧｧ

吹雪「ま、まぁ、練度は鎮守府の中でも高い方だからね！　だって一航戦の赤城さんの同伴艦だよ？　そりゃ、妹の叢雲ちゃんも誇らしいでしょ」ﾄﾞﾔｯ


陽炎「【だけど】」


吹雪「え？」

陽炎「【姉と言われると理由は説明できないがどうもしっくりこない】だってさ」

吹雪「…それ、一番ダメなやつ！　改善の仕方が分からないやつだから！」

神風「これはきついわね…」


吹雪「……」


白露「ふ、吹雪ちゃん、大丈夫…？」

吹雪「そっか……血のつながりをDNA検査で証明すればいいんだ！　そうすれば私と叢雲ちゃんが姉妹だって理解してくれるでしょ！」

初春「なんと可哀そうな…艦娘はDNA検査が出来ないのは言わない方がいいのう……」


吹雪「アハハ！　科学的に私と叢雲ちゃんが姉妹だって証明すればいいんだよ！　アハハハハハ！」

綾波「吹雪さんの心のダメージがこれ以上深くならないように、次のアンケート結果に行った方がいいような…」

陽炎「そ、そうね…次は深雪から来てるみたい」


[深雪【無駄に自信たっぷりなのに陰で白雪にフォローされてるところがダメだな】]


陽炎「なるほど、深雪って意外と人の本質とかを見抜くのが上手いのかも」

朝潮「そうね、さっきも自信満々に赤城さんの同伴艦って言ったすぐ後に轟沈してたから…」


吹雪「はいはい、どうせ私より白雪ちゃんの方がお姉さんっぽいですよ…」ｸﾞﾁｸﾞﾁ

吹雪「私なんて、似非主人公のじゃがいも野郎ですから、ははっ」ｸﾞﾁｸﾞﾁ


暁「ちょ、ちょっと、どうするのよ、これ！　なんか吹雪がおかしくなってるけど！」

睦月「ど、どうするって言われても…」

吹雪「…」ﾋﾟｺｰﾝ



吹雪「そうだ！」



吹雪以外の長女「！」ﾋﾞｸｯ

秋月「ど、どうしたんですか吹雪さん？」

吹雪「分かった、分かったよ！　私が姉として認められる方法が！」

夕雲「それはどういう方法なの？」


吹雪「白雪ちゃんと結婚すればいいんだよ！」


吹雪以外の長女（あっ、これもうダメだ）

吹雪「私の妹たちが私より白雪ちゃんの方をお姉ちゃんっぽいと思ってるなら、白雪ちゃんと私が結婚すれば私はお義姉ちゃんになれるじゃん！」

吹雪「ねぇ、みんなはこのアイデアどう思うっ？」ｳｷｳｷ


夕雲「…ど、どうするんですか？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

陽炎「ここは話を合わせましょう、そうすればとりあえず面倒くさいことにはならないわ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

白露「そうだね、もうこれ以上吹雪ちゃんを苦しめる必要ないよね」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

秋月「じゃあ、ここは話を合わせて…」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


秋月「そ、それはいい案ですね、吹雪さん！」

吹雪「そうだよね！　良かったぁ！」ﾆｯｺﾆｺ


吹雪「よーし、この流れで次行こう！！」ｵｰｯ‼

◆　◆　◆

吹雪「次は私の妹の綾波ちゃんだよ！」

綾波「そ、そうですね、吹雪さ…吹雪お姉さん」

吹雪「えへへ」

初春（吹雪がおかしいままじゃが……まぁ、暗い雰囲気よりかはいいかの）

陽炎「綾波の所は…目を引く問題児がいるわね」

綾波「否定できないのは長女としてどうなんでしょうか…？」

吹雪「今のところみんな長女力低いからね。ここらへんでこの鎮守府にも長女力が高い長女がいることを証明しないと」


↓1　コンマ（99が最高）

吹雪「え、えっと…【02】が綾波ちゃんの長女力……」（あっ、なんか冷静になれた）

神風（ラデ〇ッツが地球に来た時のおじさんより低いわね…）

綾波「…泣いていいですか？」


吹雪【09】「大丈夫、大丈夫だよ、綾波ちゃん。吹雪お姉ちゃんがいるよ」

神風【20】「私もいるわよ！」

睦月【17】「綾波ちゃん、大丈夫だよ！　元気出すにゃしぃ！」

綾波【02】「皆さん、ありがとうございます…！」

夕雲「4人合わせて【48】、平均【12】…うちの鎮守府大丈夫かしら……」

朝潮「このままじゃ埒が明かないから、綾波さんの妹のアンケート結果を見ましょう」


↓1と↓2　【綾波の妹の誰のアンケート結果か】　【綾波の事を長女としてどう思っているか、綾波に対しての不満とか】

内容被ったか、よければずらして

>>57 オーケーです！

朝潮「えぇと、まずはこんな意見が来てるわね」

綾波「聞くのが怖いですね…」

朝潮「それじゃあ、いくわよ」

[漣【え？！綾波氏は漣の姉だったんですか？】]

朝潮「という意見が漣から」


島風「なんだかネットに侵された話し方とか書き方ってすっごいムカムカする！！」

白露「そ、そうだね。悪意はないと思うんだけど、なんだかすごい煽ってる感じがするね」

綾波「なるほど…綾波はもはや姉として認識すらされていなかったんですね……」

綾波「死にます^^;」


初春「しょ、正気を保つのじゃ綾波！」

朝潮「あ、綾波さんが死ぬ前に次のアンケート結果行きましょう！」

朝潮「次は天霧さんからね」

[天霧【敷波ばかり相手していて自分達のことは相手にしてくれない】]

秋月「これは…綾波さん！　綾波さんはみんなから慕われいるんですよ！」

綾波「…え？」


秋月「天霧さんや他の妹さんたちは綾波さんに構ってほしいんですよ！」

綾波「構ってほしい…」

秋月「そうですよ！」

綾波「確かに…綾波は敷波と一緒にいることがほとんどでしたから、他の妹たちの所にまで手が回らなかったかもしれません…」

綾波「そうですね…これからは敷波以外ともたくさんお話してみようと思います！」

夕雲「良かったわ、綾波さんが立ち直ってくれたみたいで…」

◆　◆　◆

吹雪「次は暁ちゃんだよ！」

暁「やっと暁の番ね！！　暁の長女力を見せてあげるわ！」

陽炎「来たわね、最も長女らしくない長女が」

暁「ちょっと！　聞こえてるわよ陽炎！」

睦月「暁型には母性の象徴みたいな艦娘さんがいるからね。その娘の姉っていうのはなかなか難しいかも」

吹雪「というか、竣工したのは雷ちゃんの方が早いらしいから、実際は暁ちゃんよりも雷ちゃんの方がお姉さ…ﾑｸﾞｯ！？」

綾波「だ、ダメですよ、吹雪さん！」

吹雪「むごごごごっ」

暁「何してるのよ、レディならもっと落ち着きを持って行動しないとダメなんだから！」


吹雪「ぷはぁっ！　それじゃあ、暁ちゃんの長女力計ってみよう！」


↓1　コンマ（99が最高）

吹雪「【62】！？」

暁「ほら見なさい！！　やっぱり暁は一人前のレディなんだわ！」

神風「その機械壊れてるんじゃない？」


夕雲（ふと思ったんだけど、この長女力という概念ってかなり曖昧よね。妹たちの面倒を見るのは長女力、逆にダメな姉ほど面倒を見たくなる…みた
いなのはどうなのかしら…？　例えば阿賀…ごほごほっ）

夕雲（…まぁ、これは考えても分からなさそうね）


吹雪「今までが低かったから高く見えるけど、【99】がMAXで【62】だから、冷静に考えればそこまで高いというわけではないかも」

暁「うるさいわよ、長女力【09】！！」

吹雪「ごふっ…！　忘れかけてたダメージが……」

暁「ふふん！　さっ、はやく暁の妹たちのアンケート結果を見せてよね！」

吹雪「う、うん…」


↓1と↓2　【暁の妹の誰のアンケート結果か】　【暁の事を長女としてどう思っているか、暁に対しての不満とか長女らしいと思うところ】


頭が回らなくなってきたんで今日はここまでにしときます

吹雪「じゃあアンケート結果だよ、まずは響ちゃんから来てるみたい」

[響【なんやかんやで私達の中で一番行動力があるからね、見習いたいよ】]

綾波「なるほど…行動力は長女力の高さにつながる、と」ﾒﾓﾒﾓ

睦月（綾波ちゃんしっかりメモして偉いなぁ…。長女力【02】なら【62】の暁ちゃんを参考にするのは正解だよね）


陽炎「確かに暁は行動力がなかなか高いと思う」

夕雲「そうねぇ…暁さんが響さんを誘って一緒に色々しているのをよく見るわ」

神風「砂浜で砂のお城作ったり、長雨の時はてるてる坊主を作ったり、カレーを作ったり、フットワークは軽いわよね」

秋月（響さんって理想の妹ですよね。姉の提案に乗ってくれたり、さりげなく姉を立ててくれたり、影でフォローしてくれたり）


暁「ま、まぁね！　もっと褒めてくれていいのよ！」ﾄﾞﾔｯ

吹雪「じゃあ、次の結果行くよ」

[雷【酔った時だけやたらと姉っぽくなる。最も本人は覚えてないみたいだけど】]

初春「酔うと甘えん坊になるというのはよく聞くが、酔った時だけやたらと姉っぽくなるというのはすこし珍しい気がするのう」

暁「ちょ、ちょっと雷！　酔った時だけってどういうことよ！」

暁「それじゃあ暁が普段は姉っぽくないみたいじゃない！　ぷんすかっ！！」


島風「まぁまぁ、これでも飲んで落ち着いて！」ｽｯ

暁「あ、ありがとう島風」ｺﾞｸｺﾞｸ

暁「ぷはぁっ！　んぅ、このジュースなんか変な味すりゅわねぇ」

白露「暁ちゃんなんだか顔が赤くなってるけど大丈夫…？」

暁「…大丈夫よ」ﾆｺｯ

暁「あら…吹雪、パンツが見えてるわよ？」

吹雪「うぇっ！？　ほ、ホントっ？」

暁「全く、一人前のレディなら身だしなみはちゃんと整えないとダメよ。ほら、私が直してあげるわ」ｽｲｽｲ

吹雪「あ、ありがとう暁ちゃん」


綾波「あ、暁さんがマリ〇ての人みたいな感じになってます」

朝潮「ちょっと島風！　暁さんに何を飲ませたの！？」

島風「すっごい薄いカンパリオレンジだよー！　アルコール度数1％くらいかな」

睦月「1％で、それもあんな一瞬であそこまで酔うなんて…」

暁「うふふふふ」

◆ ◆ ◆

吹雪「次は初春ちゃんだよ！　6人目だし折り返し地点だね」

初春「ついにわらわの番か…今までのを見てかなり不安になっておるが……」

神風「初春はなんとなく長女力高そうね」

初春「そうかや？　そう言ってくれると嬉しいのう」

吹雪「それじゃあ、計ってみよう！」

↓1　コンマ（99が最高）

吹雪「【44】ですね」

初春「むぅ…良くはないが、最初の4人に比べればましかの…」

秋月「この鎮守府の長女艦娘の長女力の低さが窺えますね…」

白露「綾波ちゃん22人分だねっ！」

綾波「あうっ」

朝潮「白露さん、これ以上綾波さんの傷を抉るのはやめた方がいいわ…」

吹雪「初春ちゃんの妹は子日ちゃんと若葉ちゃんと初霜ちゃんだよね」

初春「わらわが心配なのは、子日がアンケートをふざけて書いてないかどうかじゃ…」

神風「そうね、妹の恥は姉の恥だからね」

吹雪「それじゃ、アンケート結果発表するね！」


↓1と↓2　【初春の妹の誰のアンケート結果か】　【初春の事を長女としてどう思っているか、初春に対しての不満とか長女らしいと思うところ】

吹雪「まずは若葉ちゃんから来てるよ」

初春「若葉か」

[若葉【普段あまり意識はしていないがいざという時の纏める力は姉らしさを感じる 】]

吹雪「ですね」

初春「ほぉ…これはかなりうれしい言葉じゃのう！」

秋月「普段は姉ということを意識しないで自然と接することができるのに、いざという時は姉らしさを感じるという事ですよね」

綾波「綾波もそういうお姉さんになりたいです！」

暁「うーん、暁はいつも姉として見てほしいわ！　お姉ちゃんなんだから！！」

夕雲（暁さん、だいぶ酔いがさめたみたいで良かったわ）

初春「そうじゃのう、目指す長女像は人それぞれじゃからな。いろいろな意見があって然るべきじゃ」

吹雪「じゃあ、次行くよ！　次は初霜ちゃんから来てるみたい」


[初霜【可もなく不可もなく】]


吹雪「これはまた興味のなさそうな回答だね」

睦月「初霜ちゃんってこんなに冷めてたかにゃし？　どっちかというと若葉ちゃんの方が冷めてるイメージだったにゃ」

初春「うーむ、これは改善点が分からないから厳しいのう…」

陽炎「まぁ、初霜は冷静に物事を見てるって事かしら？　ほら、初春の長女力は【44】で可もなく不可もなくって感じだし」

神風「そうね」

夕雲「でも【44】ってどことなく不吉な数字ですし、気を付けてくださいね初春さん」

初春「気をつけろと言われても、何に注意を払えばいいか分からぬが…まぁ、頭の隅に置いておこう」

◆　◆　◆

吹雪「さぁ、次は白露ちゃんだよ！」

白露「やっとあたしの番っ！」

島風「あっ、そういえば白露ちゃん改二改装おめでとー！」

白露「わっ、ありがとう島風ちゃん！」

島風「連装砲ちゃんも喜んでるよー！　私もはやく改二になりたいー！！」

夕雲「島風さんが改二になってしまったらゲームバランスが崩壊しちゃうわ」

吹雪（駆逐艦の改二が実装されるたびに長門さんがやけ酒するの何とかしてほしいです…って、鳳翔さんが疲れた顔で言ってたんだよね。鳳翔さん、いつもお疲れ様です…）

陽炎「白露の妹といえば時雨、村雨、夕立、春雨、五月雨、海風、山風、江風、涼風よね」

神風（白露の所はちょっと複雑な姉妹関係だから、どういう風になるのか気になるわね）

吹雪「それじゃあ、早速計ってみようか」

白露「よーし、白露がいっちばんだよ！！！」


↓1　コンマ（99が最高）