服部「ああ!」
コナン「おいおい…また変な事件もってくるんじゃねぇだろうな〜?」
服部「なんやねん。工藤が一番喜ぶお土産やないか?ま、とりあえず明日、そっち行くわ。」
コナン「ったく…今度はどんな事件なんだよ?」
服部「それは俺が来てからのお楽しみや!」
コナン「へいへい…」
服部「じゃ、明日な!」
コナン「あぁ…」ピッ
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翌日
服部「久しぶりやなぁ!」
蘭「久しぶり♪二人とも」
和葉「久しぶりやな〜!」
小五郎「んで?今度はどんな事件なんだよ?」
服部「それはやな…って、あれ?あのボウズはどこや?」
蘭「それが風邪ひいちゃって…」
服部「へぇ〜風邪か…って、なんやて?」
蘭「今日の朝、すごい顔色悪くて…」
服部「で、でも熱はないんやろ?ならいけるやろ〜?」
和葉「何言うてんの?今はなくても動いたとたん熱でるかもしれへんやろ?」
服部「せ、せやけど…」
コナン「僕は大丈夫だよ!」
蘭「あ、コナン君!寝てなきゃダメでしょ?」
コナン「もう平気だよ!僕も行く!」
服部「ほ、ほらボウズももう平気言うてるし!」
蘭「ん〜。じゃあ、コナン君!大人しくしてるのよ!?」
コナン「はぁ〜い!」
車の中
小五郎「んで?事件ってなんだよ?」
服部「それはやな…今からむかう群馬の山奥にある別荘で起きた事件や」
蘭「べ、別荘…」
服部「その別荘で1年前、行方不明になった女がいたんや」
和葉「…」ゴクッ
服部「警察がいろんなところさがしまわっても全然見つからなくてのぉ…それから1年たった先週、やっと見つかったんや」
蘭「ね、ねぇその人、無事だったの?」
服部「いや…もうとっくに亡くなってたらしいで」
和葉「そんな…」
服部「せやけどおかしいんや…発見された場所がのぉ」
和葉「え?」
服部「発見されたのは…屋根の上からや」
蘭「え?屋根の上から?」ドキドキ
服部「せや…しかもその別荘の周りの森には伝説があってのぉ…」
蘭「伝説?」
服部「ああ…その森には昔から…霊が通る森言われたたんや…」
和葉「ええ!」
服部「しかもその別荘に行くには…その森を通らなアカンのや…」
蘭「うそ〜!他に道ないの?」
服部「そこしかないんや…噂通りやと…その森に入った瞬間、女の声が聞こえるらしいで」
蘭・和葉「…」ゴクッ
服部「低い声で唸ってるらしいで…しかも見えるらしいんや…長い髪のワンピース着た女のれ…」
蘭・和葉「きゃぁあああああああああああああああああああああああ」
服部「!!」
小五郎「!!」
コナン「はは…」
服部(こいつらのホラー嫌い、少し治した方がええかもなぁ…)
服部「お、もう少しでその森やでぇ…」
蘭「いやぁああ」
和葉「蘭ちゃん怖いよぉ」
コナン「…」
服部「お、おい工藤大丈夫か?顔色悪いで?」
コナン「あぁ…車酔いだと思うから…大丈夫」
服部「せやけど…」
コナン「…やべ…」
服部「おい工藤、もう限界か?」
コナン「…だ、大丈夫…少し寝てればよくなる程度だから…」
服部「そうか?なら寝た方がええな…横になっとき」
コナン「わりぃな…」
服部「お、その森にもう入るで〜!」
和葉「えええええ!!」
服部「入ったで!」
蘭「!!」
小五郎「何もおきねぇじゃねぇか」
服部「せやから噂やて」
和葉「は、はは…ふぅ〜…」
服部「驚きすぎやて…」
服部「…あ、せや…って、ことはつまり…」チラッ
服部(工藤は今、寝ててしかも気分が悪いんや…て、ことは…)ニヤッ
和葉「どしたん平次?」
蘭「何かいいことあったの?」
服部「あ、な、なんでもないで〜別に!」
和葉「ニヤニヤしてるでぇ!まさかやらしいこと考えてたんとちゃう?」
服部「そ、そんなわけあるかい!あはは!はは!」
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