娘「安価でアイデンティティを探す旅」 (39)
村娘「目が覚めたら村が滅んでました」
村娘「全滅です。人っ子一人見当たりません」
村娘「そこらに転がる肉塊が何なのか、考えたくもありません」
村娘「地下室でうたた寝をしていなかったら、今頃私も……うぅ」
村娘「村の生き残りは私だけ。……いえ、これではもう、村とは呼べませんね」
娘「私も…ただの小娘となってしまったわけです」
娘「これから、どうしましょう……」
どうしましょう?
1.ひとまず村を出る(行き先も指定)
2.村の空き家を漁って旅支度を整える
3.村に留まる
4.自由安価
>>3
※娘が何者かになれたらゴールとします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1530314801
3
娘「私が村の外に出るにはいささか無力すぎますから、引きこもって助けを待つほかありませんね……」
娘「幸い、冬に備えて蓄えていた食糧がありますから、ひと月は持つでしょう」
娘「……しかし、ただじっとしているというのも暇ですね」
娘「少し、辺りを見て回りましょうか。村を滅ぼしたものの手掛かりが掴めるやもしれません」
何か見つけた?
>>6 (人・物問わず)
子供のドラゴン
娘「うぅ、どこもかしこも臓物が腐ったような、酷い臭いがしています……」
娘「…ん? これは、足跡?」
娘「明らかに人のものではないようですが、一体どこまで続いて…」
子竜「グルルッ!」
娘「ひいっ!? ま、魔物っ!? もしや、村を襲った……!?」
子竜「グルルルルルル……!」
娘「どっ、どっ、どうしましょう!?」
どうしましょう?
>>9
距離をとって様子を見る
娘「と、とりあえず逃げないと……!」
子竜「グルルルルルル……」
娘「…? 追い掛けて、こない?」
娘「何か様子がおかしいですね……。このまま距離をとって様子を見てみましょうか」
子竜「……」
娘「ふむ…」
竜は……
1.翼を折られており、飛べなくて困っていた
2.娘に懐いた
3.自由安価
>>12
3 魔法による幻だった
娘「……何でしょうか、この違和感。あの竜はどこかおかしいと、私にそう思わせるものは一体……」
子竜「グルルルルルル……」
娘「ああっ!! 影だ!!」
娘「あの竜には影がない! 太陽の加護がある以上、影のない生き物なんて存在し得ない…つまり、あの竜は幻の類!」
子竜「グルル!!」
娘「ふふん、本物じゃないと分かれば何も怖くありませんね。いくら威嚇したって無駄です」
娘「ほーら、近付いて頭ぽんぽんとかしちゃいますよーだ!」スカッスカッ
子竜「グ……」
娘「…しかし、竜の幻を見るとは。知らず知らずのうちに、私の精神は限界を迎えていたのでしょうか」
娘「それとも、私に幻覚を見せる何かがこの近くに……?」キョロキョロ
何か見つけた?
>>15
怯えた子供
ガササッ
娘「誰ですかッ!」
子供「ひぃっ! ごめんなさい! ごめんなさい! ぶたないでぇ!」
娘「この子は……」
この怯えた子供は……
1.よく知っている(同じ村の住民)
2.全く知らない(よそ者)
>>18
子供の性別も併記して頂けると嬉しいです
2 男
娘「知らない男の子ですね。あの竜の幻は、君が?」
ショタ「あうっ…その、魔法で……」
娘「魔法!?」
ショタ「ひいっ!! ごめんなさい!!」
娘「ああ、大声を上げちゃってごめんなさい。君に危害を加えるつもりはないから、怯えなくても大丈夫ですよ」
ショタ「うぅ……」
娘「でも、どうしてあんなことを?」
ショタ「>>21」
こうして話しかけてくるおせっかい焼きを誘き寄せるためだよ
娘「え…何を……」
娘「!? か、体が動かないっ!」
ショタ「ふぅ…拘束も魔法でお手の物ってね」
娘「な、何でこんなことを!」
ショタ「さっき言ったよね」
娘「私を誘い出して、どうするというのですか!」
娘「…! まさか、村を襲ったのは……!」
ショタ「>>24」
この我よ
娘「なるほど、子供の皮を被った化け物ということですか……」
ショタ「見た目に騙されてはいけない。良い教訓になったろう? 教えたのは我だ。我に感謝するといい」
娘「……村の皆は貧しくても、日々を精一杯生きていました。どれだけ働いても楽にならない生活の中で、小さな幸せを見つけて、必死に生きてきたんです」
娘「それを、お前は……!」
ショタ「分からんなぁ。我は化け物だからなぁ」
娘「……」
ショタ「言いたいことはそれだけか? お前は何も成せず、残せず、ここで無残に喰い殺される。もっと恨み言を吐いても許されるぞ? その憎悪こそ良い前菜となり、我の食事を盛り上げる」
娘(このままだと本当に死んじゃいますね……どうしましょう……)
どうしましょう?
1.命乞いをする
2.大声で助けを呼んでみる
3.もがいてみる
4.罵詈雑言を浴びせる
5.自由安価
>>29
1
娘「その……」
ショタ「なんだ?」
娘「な、何でもしますので、どうか命だけは助けてください!! さっきの無礼も謝ります!! だから、どうか……!!」
ショタ「命乞いか」
娘「どうか、どうか、お願いします……! 死にたくないんです……!」
ショタ「ふむ」
ショタ「>>35」
※R-18ネタはアウトらしいので安価下にします。
↑
娘「あの、奴らというのは……?」
ショタ「それをお前が知る必要はないだろう。ただ己の幸運を噛み締めていろ」
娘「え、えっ…あの! 拘束魔法は!?」
ショタ「時間経過で勝手に切れる」
娘「ほっ…」
ショタ「……まったく、時間を掛けずにさっさと食ってしまえば良かったわ」
スッ…
娘「消え……た……」
娘「わ、私、生きてますよね? ここが天国ってことはないですよね?」
娘「はあぁぁぁ……良かったぁ……!」
ドサッ
娘「あ、安心したら腰が抜けてしまいました。ああ、ちょっと漏ら…しそうでした。しそうになっただけです」
娘「……あのクソガキが村の敵。思い返しても腹がムカムカしてきます…! 私にもっと力があれば復讐してやったのですが」
娘「そう言えば、去り際に気になることを言っていましたね。奴らが来る、とか」
娘「……村を出た方が安全、なのでしょうか」
どうしましょう?
1.何となく「奴ら」が怖いので村を出る
2.「奴ら」を待ってみる
3.自由安価
>>38
念のため建物に隠れて、「奴等」が安全そうな人達なら出ていく
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