愛海「うひひひひ…前のイベントでは結局登山出来なかったけど、大人しくしていたお陰で皆の警戒が緩んでいる気がするよ～！」

愛海「今日こそは登山を…！」

愛海「夢の頂を我が手にだよ…！」

愛海「最初のターゲットは前のイベントでも共演させてもらったみくにゃん先輩！」

愛海「マジメネコチャンのフマジメお山に愛のスキンシップだよ！」

みく「…」ｽﾀｽﾀ

愛海「うひひひっ！マジメな委員長モードで歩いてらっしゃる…」

愛海「…妨害者（清良さん、木場さん、早苗さん等）の気配……無し！」

愛海「慎重に距離を詰めて……今だ！」

みく「……えっ、愛海チャ…しまっ…間に合わ…！」

愛海「うひょひょひょ～！みく山いただき～！（ダブルミーニング）」

愛海（みく山が目の前に迫る…！）

愛海（みくさんはまだ反応出来ていない！）

愛海（このまま…後は手を伸ばせば…！）

（ガシイイイッ！！！）

みく「え…」

愛海「なん…だと…！？」

プロデューサー（以下P）「ふぅ…危ない所だった…」

みく「Pチャン！」

愛海「なんでさ！どうして邪魔するの！？あたし達はいつかトップ（アイドルのお山）を掴もうって誓い合った仲でしょ！？」

みく「今何か変な行間がなかった？」

P「愛海…俺だって出来る事ならお前に登山をさせてやりたい」

みく「おい」

P「だがな愛海、みくはダメだ！」

愛海「どうしてさ！Pが自分で揉みしだきたいお山No.1だから！？」

みく「えっ…Pちゃん…？」///

P「確かにみくのお山は心ゆくまで揉みしだきたいが…今はそんな理由じゃない！」

みく「」ｶｵﾏｯｶ

愛海「じゃあなんなのさ！」

P「愛海…それはな…」

みく「」ｺﾞｸﾘ

愛海「それは…？」

P「みくが胸を揉まれた瞬間ここは１８禁時空になってしまうからだ！」

みく「…は？」

愛海「１８禁時空になったからなんだってのさ！？」

P「知らないのか？１８禁時空の人間はな…『全員１８歳以上』なんだよ！！！」

みく・愛海「な、なんだって～！？」

P「みくも愛海も１８歳以上じゃないな？」

みく「うん…」

愛海「そうだね」

P「そうなるとだな…」

みく・愛海（ｺﾞｸﾘ）

P「まず『未成年であるみくが登山されている』ということが世界にとっては許されないことになるからみくの存在が別の人物に置換される」

みく「にゃん…だと…！？」

P「次に登山している愛海も未成年だから別の竿役……もとい人物に置換される」

愛海「今竿役て」

P「最後に、その二人を受け入れるためにこの世界の有り様そのものが変換される」

みく「えええええええ！？」

愛海「変換って…どうなっちゃうの？」

P「どうなるかはわからん、真剣で恋するような世界だったり、サノバ魔女的な世界だったり、おハナのヒメ的な世界だったり女装しているお姉様に恋するようなになるかも知れん」

みく「よくわからないにゃ…」

P「とにかくだ！みくに登山することだけは許さん！」

愛海「ぶぅ…じゃあいいよ！あっちでお掃除してる響子さんを…」

P「だめええええええ！！！！！そっちはもっとヤバイ！！！大量の世界が入り混じって収拾がつかなくなるぞ！？」

愛海「じゃああっちで映画見てる小梅ちゃん…」

P「らめえええええええ！！！！！」

愛海「じゃあ杏ちゃん！」

P「のおおおおおおおおおおおう！」

愛海「あっ、７６５の千早さん！」

P「んあー！！！」

愛海・P（ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･）

愛海「…もうっ！じゃあどうすれば良いのさ！誰のお山にも上れないよ！」

P「世界に影響を与える相手じゃなければ良いんだ！」

愛海「それがわからないんだよ！」

P「とりあえず揉まれる相手が成人してさえいれば良いんだ、そうすればただのおふざけかじゃれあいとなり世界の置き換わりは発生しない！」

愛海「成人…」

P「更にそういったおふざけを優しく受け止めてくれるような母性も備えていると尚良し！」

みく「母性…」

（ガチャッ）

菜々「みなさ～ん！おはようございま～す！今日も頑張っていきましょ～！」

愛海「」

みく「」

P「」

菜々「あれ？皆さ～ん？どうしたんですか～？」

愛海「うひ…うひひひ…」ｼﾞﾘｼﾞﾘ

菜々「愛海ちゃん…どうしてｼﾞﾘｼﾞﾘ近寄ってくるんですか？」

みく「菜々チャン…このドンピシャなタイミングで入ってくるとか本当に凄いにゃ」

菜々「えっ？みくちゃんはどうしてそんな遠い目をしているんですか！？」

P「愛海……」

愛海「うん……」

P「行けっ！愛海！君に決めた！」

愛海「うひょおおおおお！菜々さんのドデカミンをモンダミンじゃ～！！！」

菜々「いやああああああん！まいっちんぐうううううう！」