岡部「ついに…ついに完成したぁ!!」(12)

岡部「まゆりにもダルにも助手にも誰にも言わずに密かに作り続けてきた未来ガジェット"裏"3号機…」

「一号と二号は試作品だが二つとも爆発してしまった…」

「犠牲は無駄にはせんぞっ!!一号と二号!!」

まゆり「トゥットゥルー♪オカリンいるー?」

岡部「むっ!!まゆりが帰ってきたか!!ちょうどいい…」

まゆり「あ!!オカリン!!いたんだね~」

岡部「よおまゆりぃ早速だがお前にこれをやろう」

まゆり「なにこれ?キーホルダー?」

岡部「うむそんなところだ」

まゆり「ありがとうオカリン~」

岡部「フフフ…さあ早速ケータイにつけてみるがよい」

まゆり「ケータイ限定なの?」

岡部「っ!?い、いやぁケータイがいいんじゃないのかなって思っただけだ!!」

まゆり「?へんなオカリン」

まゆり「つけたよオカリン」

岡部「おお」

まゆり「あれ?なんかメールきたよ?」

《今すぐ服を脱げ》

まゆり「ええ!?お、オカリン…なんか変なメールが…」

岡部「なに!?見せてみろ!!」バッ

(成功した…!!)

(この未来ガジェット"裏"3号機…)

(『メールは突然に…!!』だ!!)

岡部(この未来ガジェットはそのガジェットに登録した人間の思考を対象者のケータイにメールとして送ることができる未来ガジェット…)

(多少文面はちがうがな…俺が送った文面は福袋だった…)

まゆり「なんだか気持ちが悪いのです…」

岡部「まゆり、もしかしたら俺がやったキーホルダーに問題があるのかもしれん」

「なにやら特殊な素材を使っているそうなんでな」

まゆり「ええ!?せっかくオカリンにもらったのに…」

岡部「また今度違うのやるから」

まゆり「うん…」

まゆり「あ、もうこんな時間だ~それじゃあまゆしぃ出かけてくるからね」

岡部「ああいってこい気をつけてな」

まゆり「うん!!いってきまーす!!」

岡部「…行ったか…」

「もう少し改良をしなければな…あまりに送れる文面にムラがありすぎる…」

「一号と二号のころからそんな感じだったしな…」

「裏号は人の脳波を電波に変換する未来ガジェット…裏二号は特定の電波をキャッチしてそれを送る未来ガジェット…」

「そして裏三号機は一号と二号の機能を引き継ぎ、さらに電波を送信することができるのだ!!」

岡部「…まあまだ改良しなければならないんだがな…」

ダル「…オカリン」

岡部「どわあ!!いたのかダル!!」

ダル「…今の話、本当なのかお?」

岡部「へ?いやいやいやそんなことはないぞ!!」

ダル「オカリン!!!!」

岡部「うぇっ!?え、ええ本当です。はい」ビクッ

ダル「…オカリン、僕の考えてることわかるよね…?」

岡部「…?」

ダル「これを使って牧瀬氏を恥ずかしい目に合わせるんだお!!」

岡部「!!」

ダル「牧瀬氏のあの高圧的な態度…あれを崩して涙目にしてみたいとはオカリン思わないのかお!?」

岡部「お、俺が作った未来ガジェット"裏"三号機をそんなことで使わせる訳には…」

ダル「…ふぅ…なにもわかってないなオカリン」

岡部「なんだと?」

ダル「牧瀬氏はいつも突っ張っててツンツンしててときどきデレデレするいわゆるツンデレだお」

「しかしツンデレ故にいつもツンツンしてるんだお」

岡部「ふむふむ」

ダル「だがしかぁし!!ときどきでるデレの部分は非常にいい感じなんだお!!いくら僕にも彼女がいるとはいえ想像するだけで僕のサイリウム・セイバーにぐっとくるものがあるんだお!!」

岡部「このHENTAIが!!」

ダル「んもぉ~オカリンに罵られても全然嬉しくないんだお」

岡部「ええいうるさい!!」

ダル「…それよりも早く改良するんだお…それはオカリンが作ったからオカリンにした構造がわからないんだお」

岡部「言われなくてもやるわ!!お前の悪事には使わせんがな!!ふぁーはっはっはっ!!!」

あれ?この展開もしやあの人?

>>9
あの人ってだれだ?
俺シュタゲのSS書くの始めてなんだが…
もし似たような展開のSSがあるなら書くのやめるわ

数日後…………

岡部「できた!!出来たぞぉ!!」

ダル「オカリンまじで!?」

岡部「ああマジだ…この鳳凰院凶真にできないことはないのだ!!」

ダル「中二病はいいからはやく説明ほしいお」

岡部「ふふふ…この未来ガジェット"裏"4号機…『メールは突然にmk-2だ!!」

ダル「それ三号機の改造じゃね?」

岡部「ええいうるさい!!とりあえず使ってみるぞ!!」

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