【安価】男「誰もルールを知らない闇のカードを拾った…」 (75)

男「朝起きたら、枕元になんかのカードがあった」

男「モンスターの絵が書いてあって、カードの説明もある。なにかのカードゲームみたいだ」

男「触るとなにか不思議な力を感じる。まるで、カードのモンスターが俺に話しかけてくるみたいだ」

男「でも俺、このカードゲーム知らねえ…」

男「えっと、モンスターの名前は…」

↓1~3でコンマ最大

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不屈の守護者アルティア

服だけ溶かすスライムくん

このコンマの末尾で決定
奇数→>>3
偶数→>>4

男「カード名は…《服だけ溶かすスライムくん》」

服だけ溶かすスライムくん
レベル:0 攻撃翌力:0 HP:1
性別:男
属性:水
種族:生物、魔物、スライム
技①服だけ溶かす…相手の女性モンスターのHPを1にする。
特性①死んでも溶かす…未行動状態で相手の女性モンスターに倒されたとき、そのモンスターに技①を強制発動する。

男「…わっかんねえ!このカードゲーム知らねえ!!」

男「友達に聞いても全然知らないっていうし…」

男「ともかく、不思議な力を感じるのは確かだ。持ち歩いてみよう」スタスタ

その日のニュースで、おかしな報道があった。

テレビ『次のニュースです。日本各地で、科学的に不可解な事件が相次いでいます』

男「科学的に不可解なニュース…?」

テレビ『被害者の証言によりますと、加害者に何やらカードのようなものを見せられた後…』

被害者がされたこと ↓1~3でコンマ最大

テレビ『…被害者は、服装が突然変わってしまったとのことです』

テレビ『被害者は女子中学生であり、大事な制服が変わってしまったため、現在は学校に着ていく服がないとのことです…』

男「なんて厄介な奴だ…!」



その日の夜、男はコンビニに買い物に行った。

その帰り道…

不思議な人物と出会った。

人物の容姿は…↓1~3でコンマ最大

カエル男「…」スタスタ

男(なんだ、あの人…。カエルの被り物してやがる…)

男がそのカエル男の様子を見ていると…

カエル男は、一枚のカードを取り出し…


↓1~3でコンマ最大
①勝負を挑んできた
②不思議な現象を起こした(現象の内容も)

あっそうだ
男の年齢は…

↓1~5で投票
①中学生
②高校生
③社会人

過半数で②高校生ですね

カエル男「くっくっく…おい、お前…。ボクと『勝負』をしろ」スッ

カエル男は、懐からカードを取り出した。

男「なに…!?」

カエル男「とは言っても、お前はカードを持っていないんだろ?ふふふ…!」

カエル男「このカードは闇のカード!勝負をして勝った方が負けた方に、強制的にカードの力を行使できる!」ズズズ

カエル男「もっとも、カードを持っていなかったら…強制的に負けとなる」

カエル男「そういうわけで!お前は強制的に敗けだ!受けてもらうぞ、罰ゲームを!」

男「持ってる」

カエル男「え」

男「俺も持ってる。カード」ピラッ

カエル男「え」

男「…し、勝負ってどうやんの?」

カエル男「…」



カエル男「る、ルール知らない…」

男「えぇ~…」

カエル男「ええい!とにかく!なんかうまいことやって勝ってやる!」バッ

カエル男「ボクのカードは…!」

↓1~3でコンマ最大
カード名&レベル(0~5)

カエル男「このカードだ!」バッ

蟹の姿煮
レベル:1 攻撃力:0 HP:3
性別:なし
属性:水
種族:アイテム、食べ物
技①デリシャスディッシュ…
【コスト:このカードを墓地へ送る。】自分の場の生物1枚は、攻撃力とHPが1ずつ上がる。
特性①つまみ食い…このカードを倒したカードに対し、技①を強制発動する。

男「もはやモンスターですらねえ!」

カエル男「え、えっと…勝負!」

男「…」

カエル男「…」

男「…で、ルールは?」

カエル男「知らない…」

男「ええ…」

カエル男「…か、カードゲームって、大概先攻プレイヤーをじゃんけんで決めるよな」

男「あ、ああ」

ジャンケン ポン!

カエル男「ボクの先攻!え、えーと…とりあえず、このカード手に持つ」スッ

カエル男は、《蟹の姿煮》を持った。

男「じ、じゃあ俺も…。《服だけ溶かすスライム》を持つ!」スッ

カエル男&男「「勝負!」」

カエル男「ボクのターン!え、えっと…とりあえず、このカードを場に出す!」スッ

カエル男は、《蟹の姿煮》を場に出した。

その時、不思議なアナウンスが聞こえた。

『警告!レベル1のカードは、自分の場または手札からカードを1枚墓地へ送らなければ場に出せません!』

カエル男「え!?そ…そうなの!?」

男「そうなんだ…」

カエル男「え、あ、あの、ボクこのカード1枚しか持ってないんだけど…」

男「…」

カエル男「何かできることないの?」

男「知らないよ…」

カエル男「…えっと、カードを場に出せないなら…これでターン終了するよ」

男「俺のターン!レベル0、服だけ溶かすスライムを場に出す!」

服だけ溶かすスライム「ひゃっはー!」ボウン

服だけ溶かすスライムが、場に現れた。

男「よ、よっしゃー!召喚成功!」

カエル男「す、すごい…」

男「…で、えーと、これから何すればいいんだ?何すれば勝ちなのか知らないんだけど」

カエル男「ボクも知らない…」

男「えぇ…」

男「えぇ…。と、とりあえず、攻撃だ!スライム!」

その時、不思議なアナウンスが聞こえた。

『警告!攻撃力0のカードは、相手プレイヤーに攻撃してもダメージを与えられません!』

男「そ、そうなんだ…」

カエル男「…」

服だけ溶かすスライム「…」ウニウニ

その場に長い静寂が訪れる。

男「じ、じゃあ、この技っていうの使う!」

『警告!場に対象カードが存在しません!』

男「…」

カエル男「…ねえ、多分…」

男「うん…」

男&カエル男「「お互い、やれる事ないよな…」」

『千日手です。ゲームを終了しますか?』

男「やめよっか」

カエル男「う、うん…」

『では判定です。互いにライフは5。場のカードの枚数は男選出の方が多いです』

『判定!勝者、男選出!』

男「か…勝ったのか?俺…」

カエル男「負けた…!?ボクが…!?そ、そんな…!」

『勝った男選手は、カエル男選手からデッキを奪うことができます!』

男「え、ど、どうしよ…」

カエル男「や、やめて!」アセアセ

男「…」

男の行動は…↓1~3でコンマ最大
①デッキを奪う
②デッキを奪わない
③カエル男に話しかける(話しかける内容も)

男「最初に言ってた罰ゲームってなにやらせる気だったの?」

カエル男「…」

男「言わなきゃ、危険な奴だってことで…カード没収するぞ!」

カエル男「ボクのカード…『蟹の姿煮』は、相手に料理を食べさせることができる闇のカード…」

男「料理を!?」

カエル男「ボク、小さい頃からずっと料理が好きだったんだ。親がいなくて、弟と二人っきりで…」

カエル男「弟がボクの料理を美味しいって食べてくれるのが、何よりもの幸せだった…」

カエル男「でもある日、弟はとつぜんいなくなってしまった…。警察でも見つけられなかった…」

カエル男「それから、ボクは料理を食べさせてあげる相手がいなくなった。学校でも、友達作るの下手だし…」

男「…!」

カエル男「うぅうぅ!ボクは!ただ美味しい料理を食べさせて!喜んでほしいだけなんだ!」

男(カードのせいで感情が暴走しているのか…!?)

男「カードを…奪う!」シュバッ

蟹の姿煮が、男の手元に渡った。

カエル男「あ、ああ…ごめん…ごめんよ…ボクが間違ってた…」ペタン

男「ほい、返すよ」スッ

カエル男「え…い、いいの…?」

男「俺はお前に危害を加えるつもりはない。俺以外の奴に負けるよりはマシじゃないか?そのカードじゃ勝ちようがないだろ…」

カエル男「…」

男「それに、もし他のカード持ちに危害を加えられても、そのカードさえあれば、レベル1以上のカード持ちとなら引き分けになれる。身を守れるだろ」

カエル男「う、うん…」

男「…これから、俺と一緒にカードを持つ人を探さないか」

カエル男「か、カード持ってる人を…!?」

男「そうだ。もしかしたら、友達になれるかもしれないだろ?」

カエル男「友…達…?」

男「ああ!」

カエル男との間に友情が生まれた。

カエル男「せっかくだしボクの料理食べて!ほら、ウシガエルの唐揚げ!」ポン

男「カエル料理!?なるほどこりゃ友達に食わせるのはハードル高いわけだ!あ、でもうめえ!美味しい!」ムシャムシャ

カエル男「…無理矢理食べさせる必要なんて無かったんだね…」ホッ

カエル男「もしかしたら、カードには持ち主の願望が反映されるのかもしれないね!ボクみたいに」

男「」

カエル男「男君?」

男「お、おう…そ、そうだな…」ピラッ

男は、自分が生み出したカード…
「服だけ溶かすスライム」を見て、ため息をついた。



~街のどこか~

金髪ツインテ「これで終わりだ!攻撃!」

魔物「ウボアアアア!」ビュンッ

女子高生「きゃああ!」ドガァ

カードの魔物が、金髪ツインテの美少女に操られ、女子高生に攻撃した。

女子高生「く、うっ…!この、カードに…そんなルールが…あった…なんて…」

女子高生「知らな…かった」ドサッ

金髪ツインテ「私の勝ち…。あなたのカード、貰っていく…!」シュバッ

女子高生「あ、ああ…」シュウウゥ…

女子高生の手元から、カードが1枚、金髪ツインテの手に渡った。

金髪ツインテ「…レベル0か。ふん…いいカードだ。これでまた私のデッキが強くなった」ザッ

金髪ツインテの少女は、夜の闇に消え去っていった…。

つづく

オマケ

…翌朝…

男「ふわぁ~…」ムクリ

男が目を覚ますと、枕元にカードがあるのに気づいた。

男「ん?これは…。《服だけ溶かすスライム》とは別のカード?」

男「一人が生み出すカードは、1枚だけとは限らないのか…」

男(…)

男(…今、このカードについて分かっているのは…)

男(このカードを持つと、感情が暴走する者もいる。俺みたいにそうならない者もいる)

男(生み出したカードには…持ち主の願望が反映される…)

男(そして…)

男はテレビを観た。

テレビ『再び、少女の衣服が突然変えられるという事件が発生しました』

男(カードを持ってない相手に勝負を仕掛け、闇のカードの力で悪さをする奴らがいるってこと…!)

ルールくらい頭のなかに自動で知らせろよ黒幕

※こんな感じで進んでいきます
※ちなみに、キャラクター&カード名は随時募集してますので、気軽に投稿してください


キャラクター:女子高生
願望:学園の女王様になりたい

カード名:ハニークィーン
レベル:3
能力:蜂を手駒にし自在に操る

カード名:スレイブビーズ
レベル:1
能力:相手を働き蜂にする

キャラクター
キモヲタ
願望 二次元の世界行って嫁と結婚したい

カード

レベル6
本やアニメの中に自由に入れる

魔法のペン
レベル4
物語を書き換えてあらゆる作品のあらゆる登場人物と自分の立ち位置を置き換える
レベル8として扱えばこの世界の人物とも可能

イカサマコロン
レベル0
女の子に好かれやすくなる、但し30分しか効力はもたない

キャラクター:占い師(女)
願望:有名人になって高額な借金を返済したい

カード名:幸運と不幸の双子(ツイン)
レベル:6
能力:幸運と不幸を操ることができる。

カード名:第三の目
レベル:1
能力:相手の心を読むことができる。しかし長時間使い続けると頭痛や一時的に耳が聞こえなくなる等 身体に影響が出る。次の日には治る。

キャラクター:軍オタ(男)
願望:自分を隊長としたサバゲチームの結成

カード名:DANBO
レベル:0
能力:箱に入って身を隠す。箱を持ち上げられない限りは敵から視認されなくなる

カード名:隊長の号令
レベル:3(最低の場合)
能力:敵以外の周囲の人間・動物を自分の部下にする
部下になる基準は使用したレベルに応じて変わる
最低だとその辺のわんこしか言うことを聞かない

マジキチ(性別不明)
願望 人の体をバラバラにし泣き叫ばせて強者である自分に酔いしれたい

カード名
美しき人体模型
レベル4
相手(カードが召喚されていればそちらを優先目標とする)の体の部位をランダムでどこか奪い取り、自分の部位とする人体模型を召喚
対象との距離、位置に制限はなく一度目標を決めたら一定時間ごとに奪っていく

カード名
ペイン・ビデオ
レベル1
それまで己が他者に与えてきた痛みを録画できるビデオ
見たものにその痛みを体験させられる

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