アセロラ「うわぁ……見事なウラウラ島マップ……」ハァ
アセロラ(サトシのルガルガンが強くなったお祝いとか言ってジュース飲みすぎちゃったからかな?)チラッ
サトシ「クカー」zzz
ピカチュウ「ピカー」zzz
アセロラ「………………」
アセロラ(よりにもよってサトシが泊まった日に……おねしょ……)
アセロラ「最悪だ…」ガクッ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526644629
アセロラ「ううん…悩んでても仕方ない!朝までまだ時間はあるし……なんとかしないと!」グッ
サトシ「ムニャムニャ…マーマネェ…ナンダソレー」zzz
アセロラ(サトシ…ぐっすり眠ってるね…今日頑張ったもんね…)ナデナデ
アセロラ「……………」スッ
サトシ「ナニスンダヨリーリエー」
アセロラ「」ビクッ
サトシ「ムニャムニャ」zzz
アセロラ「ね、寝言……びっくりした…」ドキドキ
アセロラ(……やっぱりこうするしかないよね……)スッ
サトシ「ウーン…ムニャムニャ」zzz
アセロラ(起きないよね……?)ドキドキ
アセロラ「………サトシをアセロラが寝てたところに転がしてっと……」グッ
サトシ「」ゴロン
アセロラ「………………」スッ
アセロラ「……次はこの水をサトシの……にかけて……」ファサッ
チョロチョロチョロ
サトシ「」ピクッ
アセロラ「」ビクッ
サトシ「ツメタイヨマオー」zzz
アセロラ(ね、寝言……)ドキドキ
サトシ「」zzz
アセロラ「よし!これで完璧!」グッ
サトシ「ムニャムニャ」zzz
アセロラ(ごめんねサトシ……本当はこんな事したくないけど……アセロラは女の子だから……)
アセロラ「大丈夫だよサトシ……アセロラはサトシの味方だから……」
サトシ「zzz」
アセロラ「えっと……次はシャワー…」
アセロラ「……ダメ!シャワー浴びてる途中でサトシが起きちゃったら……」ハラハラ
アセロラ「………………」
アセロラ「……とりあえずおねしょしちゃったパンツを洗うだけにしとこ……」ヌギヌギ
パサッ
アセロラ「うぅ~……ベチャベチヤだよ~……朝まで間に合うかなぁ」スッ
ワッシャワッシャ
ロトム図鑑「」
サトシ「zzz」
ピカチュウ「zzz」
翌朝
ピカチュウ「ピカピー」ペチペチ
サトシ「………ん?」パチッ
サトシ「………あれ?家じゃない……」ムクリ
ロトム図鑑「サトシー!やっと起きたロトかー?」
サトシ「………ん」ポリポリ
サトシ「……あーそっか……昨日はルガルガンの特訓お疲れ様会でアセロラの家に泊まったんだっけ……」ポケー
ロトム図鑑「サトシ!寝ぼけすぎロト!」
サトシ「へへへ、悪い」
ピカチュウ「ピカピ…」
アセロラ「あっサトシ!やっと起きたんだね?」
ミミたん「キュー」フワフワ
サトシ「あーごめんアセロラ……ちょっと寝すぎちゃって…」
アセロラ「ううん、サトシは昨日頑張ってたんだし仕方ないよ」ニコッ
アセロラ「ご飯できてるから準備できたら来てね!」ニコッ
サトシ「サンキューアセロラ!」
ロトム図鑑「アセロラはいいお嫁さんになるロトねー」
サトシ「へへへ……だな!」スッ
サトシ「………ん?」
ピカチュウ「ピカピ?」
ロトム図鑑「………?どうしたロトサトシ?」
サトシ「い、いや……」サワサワ
サトシ(冷たい……)サワサワ
サトシ(おいおい嘘だろ?まさか……)サッ
ウラウラチズ
サトシ「」
ロトム図鑑「どうしたロトサトシ?起きないロトか?」
サトシ「い、いや!」バッ
サトシ「ピカチュウとベベノムとロトムは先に行っててくれよ!俺は後から行くからさ!」ハハハ
ピカチュウ「ピカピ?」
ロトム図鑑「?」
ベベノム「べべー♪」バッ
サトシ「や、やめろベベノム!」
ピカチュウ「ピカピ……」
ベベノム「べべー」
サトシ「うぅ……見ないでくれ………」
ロトム図鑑「これは…見事なウラウラ島地図ロト……」
サトシ「ど、どうしよう……よりにもよって同じ年ぐらいの女の子の家でおねしょなんて……」
ピカチュウ「ピカピ」ポン
ロトム図鑑「サトシがそんな事気にするなんて意外ロトねー」
サトシ「気にするに決まってんだろ!そんな事よりどう誤魔化すか考えてくれよロトム!」
ロトム図鑑「そ、そう言われても…」
「どうしたのー?」
サトシ「」ビクッ
アセロラ「なんか怒鳴り声が聞こえたみたいだけど?」ヒョコッ
ミミたん「キュー?」フワフワ
サトシ「い、いや……その……」アセアセ
ロトム図鑑「サトシがおねしょしたロト」
サトシ「!?」
アセロラ「え?」
サトシ「お、おい!ロトム!ふざけんなよ!!」ブンブン
ロトム図鑑「さ、サトシ!どのみちこの状況ではどうにもならないロト!隠すより素直に謝った方がいいロト!」
サトシ「………うっ……」
サトシ「……………………」
サトシ「あ、あの……アセロラ……」チラッ
アセロラ「………なに?」
サトシ「そ、その!ごめん!俺………その……おねしょしちゃった!」
アセロラ「…………………」
サトシ「………うぅ……そうだよな?…情けないよな?」グスッ
アセロラ「…………………」
サトシ「本当にごめんなアセロラ?すぐに出てくから……」スクッ
サトシ「………シーツは洗って返すよ……いや、俺のおしっこがついたシーツなんて捨てた方がいいよな?」
アセロラ「………………」
サトシ「………シーツ……弁償するよ…今までありがとう。俺の事はもう忘れてくれていいから」
ピカチュウ「ピカピ……」
ロトム図鑑「サトシ……」
ベベノム「べべー♪」
サトシ「……バイバイ。アセロラ…」
アセロラ「………………」
ミミたん「キュー」フワフワ
アセロラ「………サトシ!そんな濡れたパンツでどこ行くの?」
サトシ「どこって……ポケモンセンターにでも行くよ。大丈夫、アセロラにはもう関わらないから…」
アセロラ「……ほらほら!早くお風呂場いって!」
サトシ「え?」
アセロラ「シャワー浴びて…パンツ洗わなきゃ!あっ!あとシーツも!」
サトシ「い、いや……でも……」
アセロラ「………もぅ!おねしょくらいでサトシの事情けな~いとか、カッコ悪いー!とか思わないよ」
サトシ「………………」
アセロラ「昨日はサトシ疲れてたし…それにお祝いとか言って付き合わせちゃったのもアセロラだし……ごめんね?」
サトシ「い、いや…そんな!アセロラのせいじゃ……」アセアセ
アセロラ「………だから……俺の事は忘れてとか、もう関わらないからとか悲しい事言わないでよ」ニコッ
サトシ「うぅ……アセロラ……」グスッ
アセロラ「ふふっ、男の子が泣いちゃダメだよ~」ナデナデ
サトシ「ほ、ほんどに…ごめん……」グスッ
アセロラ「サトシ!泣いてる暇あったら早くシャワー浴びてご飯食べようよ?」ニコッ
アセロラ「アセロラ、もうお腹がハングリーだよ」グー
ミミたん「キュー」フワフワ
サトシ「………」ゴシゴシ
サトシ「……ああ!」ニッ
アセロラ「うんうん!サトシはやっぱり元気が一番だね!」ニコッ
ロトム図鑑「アセロラはとっても優しいロト!」
ピカチュウ「ピカー!」コクコク
サトシ「」ガツガツ
アセロラ「うふふ、すっごい勢いで食べるね?やっぱり男の子だねー」ニコニコ
サトシ「うん!アセロラの料理すげー美味しいよ!」
アセロラ「ありがとう!そう言ってくれるとアセロラも嬉しいよ!」ニコッ
サトシ「あ、あのさ……」
アセロラ「?」
サトシ「その……パンツと布団は俺が自分で洗うから……」
アセロラ「もぅサトシー!まだその事気にしてたのー?あれはもう終わった話だよ?」
サトシ「い、いや……でもさ?」
アセロラ「大丈夫だよ!お洗濯のついでだし、アセロラがやっておくよ!」
サトシ「その……悪いのは俺だし……何かやらないと落ち着かないっていうか……」
アセロラ「………………」
アセロラ「う~んじゃあ……天気もいいし……」
アセロラ「お布団洗うのをサトシに手伝ってもらおっかな?」ニコッ
サトシ「おう!任せてよ!」ニッ
アセロラ「うん!任せたよ!」
アセロラ「それ終わったらさー!クチナシおじさんの所に遊びに行こうよ!」
アセロラ「あっ……それとー……お買い物も行こうよ!アセロラ欲しいものがあるんだよねー!」
アセロラ「もちろん!サトシの特訓もね!」ニコッ
サトシ「おう!そうと決まったら、早く済ませちゃおうぜ!」ガタッ
サトシ「アセロラ!食器洗いも俺がやるよ!」
アセロラ「うん!ありがと」
ロトム図鑑「アセロラー!サトシに洗い物や洗濯を任せると大変な事になるロトよー」
アセロラ「え!?そうなの?」
サトシ「う、うるさいなー…」
ロトム図鑑「だって本当の事ロト」
サトシ「うっ…」
アセロラ「ふふっ」クスッ
ピカチュウ「ピカー」ニコニコ
ベベノム「べべー♪」
ミミたん「キュー」
夕方
サトシ「ふぅー!今日の特訓も充実してたな!」
ピカチュウ「ピカー!」
アセロラ「うん!サトシ、メキメキ強くなってるよ!」
サトシ「早くクチナシさんの大試練うけたいぜー!」
ロトム図鑑「サトシー!気合い入ってるロトねー!」
サトシ「へへへっ!まーな!」ニッ
アセロラ「サトシがすっごく強くなって、おじさんもやる気出してくれればいいんだけどねー」ハハハ
ミミたん「キュー」フワフワ
ロトム図鑑「特訓と言えば……スクールのみんなは今頃どうしてるロトかねー」
ピカチュウ「ピカー」
サトシ「そうだなー……カキとバトルしたいなぁ」
アセロラ「その人バトル強いの?」
サトシ「うん!強いよ!Z技も使えるし!」
サトシ「スイレンとかも一人でバルーンの練習してんのかなー」
ロトム図鑑「スイレンならサトシなんかいなくても大丈夫ロト」
サトシ「なんかってなんだよ……」
ピカチュウ「ピカー」
アセロラ「…………スイレン?」
サトシ「うん!スクールの友達だよ!」
ロトム図鑑「サトシは登校前によくスイレンとバルーンの練習をしてるロト」
アセロラ「へぇーなんか楽しそうだね!」
サトシ「うん!毎日が楽しいよ!」
ピカチュウ「ピカー!」
アセロラ「そっか」ニコッ
サトシ「そういえばアセロラ……さっきなんか映画借りてなかった?」
アセロラ「! あっ、そうそう」ゴソゴソ
アセロラ「こ~れ~」スッ
サトシ「げっ……なんか怖そう……」
ピカチュウ「ピカー……」
アセロラ「えっ?もしかしてサトシ……怖いの?」ニヤニヤ
サトシ「そ、そんな訳ないだろ…!」
アセロラ「そっか」ニコニコ
サトシ「……なんだよ………」
アセロラ「これ、ずっと見たかったんだよね!」
アセロラ「お菓子やジュースも買ったし!早くお家帰って見ようよ!」
ミミたん「キュー」
サトシ(ジュースとホラー映画か……)
ロトム図鑑「サトシ。ひょっとしておねしょの心配してるロト?」ヒソッ
サトシ「うっ……」ギクッ
ピカチュウ「ピカピ……」
夜
アセロラの家
ココガウワサノヤカタカ
サトシ、アセロラ「」ハラハラ
エ?オンナノコ? オンナノコ?ナニヲイッテルンダ
サトシ、アセロラ「」ビクッ
ダッテオマエノウシロニ…
ロトム図鑑「ギャーー!!!」
サトシ「うぉぉぉぉー!!」ビクッ
アセロラ「キャーー!!」ビクッ
ピカチュウ「」ビクッ
サトシ「お、おい!いきなり大声出すなよロトム!」ドキドキ
ロトム図鑑「ご、ごめんロト」
アセロラ「アハハ…サトシ、やっぱり怖いんだねー」ビクビク
サトシ「い、今のはロトムの声に驚いただけで…」
ピカチュウ「ピッカ」ドキドキ
アセロラ「ふーん?本当かなー?」スクッ
サトシ「! どこ行くんだ?」
アセロラ「ちょ、ちょっとトイレに……ミミたん!いこっ」
ミミたん「キュー」スゥー
ロトム図鑑「アセロラ。一人でトイレに行くのが怖いロトね」
アセロラ「ち、違うもん!」
サトシ(つーかミミたん幽霊じゃん……)
ミミたん「キュー」フワフワ
サトシ「……終わったな……」
アセロラ「う、うん……お、思ったより怖くなかったね」ガタガタ
ロトム図鑑「リーリエだったらきっと気絶してるロトね」
サトシ「ははっ、だな?」
アセロラ「へ、へぇー」ガタガタ
ミミたん「キュー」
ロトム図鑑「アセロラ。ものすごく震えてるロト」
サトシ「………さてと」スクッ
アセロラ「? どこ行くの?」
サトシ「え?どこって……もうこんな時間だし、今日はポケモンセンターにでも泊まろうかなって」
アセロラ「え!?なんで!?」
サトシ「いや、なんでって……さすがに何日も泊まるのはアセロラに迷惑じゃん(おねしょもしたら困るし)」
アセロラ「も、もぅー!何言ってるのよサトシー!遠慮なんかしないでよ」ニコニコ
ミミたん「キュー」
サトシ「えと……今日はやっぱやめとくよ…(おねしょしたくないし……)」
サトシ「また明日遊びに来るよ!行こうぜ!ピカチュウ!ロトム!ベベノム!」
ピカチュウ「ピカー!」
ベベノム「べべー♪」
ロトム図鑑「待つロトサトシー」ヒュー
アセロラ「!?」
アセロラ「ちょ、ちょっと待って!」
サトシ「?」
アセロラ「きょ、今日はもう遅いし泊まっていきなよ」ガタガタ
サトシ「んー…でもやっぱり今日は……」
アセロラ「…………そっか…」ハァ
サトシ「?」
アセロラ「すっごく怖い映画を見た後に女の子を夜一人にする」
アセロラ「サトシはつまりそういう人なんだね」
サトシ「え?」
アセロラ「アセロラちゃんお口あんぐりだよ」ハァ
サトシ「え?え?」
アセロラ「サトシも本当は怖いんだよね?」
サトシ「い、いや……映画は怖かったけどさ……」
アセロラ「もぅー!仕方ないなぁ!そんなに怖かったんなら今日も泊まってっていいよ!」
ミミたん「キュー」
サトシ「いや、大丈……」
ロトム図鑑「サトシ。たまには空気をよんであげるロト」
サトシ「あ……うん……」
ピカチュウ「ピカピ……」
深夜
サトシ「クカー」zzz
ピカチュウ「ピカー」zzz
アセロラ「……………」ブルル
ムクリ
アセロラ(うぅ……寒いと思って起きてみたら…)チラッ
サトシ「」zzz
アセロラ(サトシ……アセロラの分の布団までもってちゃってるよ……)
アセロラ「もぅサトシ……女の子には優しくしなきゃダメだよ?」クスッ
サトシ「ゴメンスイレン」
アセロラ「」ビクッ
サトシ「」zzz
アセロラ「な、なんだ寝言か……」
アセロラ「てゆーか……またスイレンって……」
サトシ「イタイヨモンスターボールブツケンノヤメテクレスイレン」zzz
アセロラ(スイレン……いじめっ子なのかな?)
サトシ「ウウ…ダカラオレハヨワラセテモゲットデキナインダヨヤメテクレー」zzz
アセロラ(うなされてる……きっと怖い夢を見てるんだねサトシ…)ナデ
サトシ「ウウ…」zzz
アセロラ「……………アセロラがスクールに居たらいじめなんて絶対に許さないよ!」グッ
アセロラ「……とりあえず話は明日聞くとして、今日はもう寝よ」
アセロラ「ごめんねサトシ?アセロラの分の布団もちょうだ……………ん?」
アセロラ(………冷たい……?)ペタペタ
アセロラ(まさか!?)チラッ
ウラウラチズ
アセロラ「」
アセロラ「う、嘘……またやっちゃったの?」グスッ
アセロラ「怖い映画見て……ジュースたくさん飲んじゃったからかな……?ど、どうしよ……」オロオロ
アセロラ「……………」チラッ
サトシ「クカー」zzz
アセロラ(………またサトシに……でも……)
アセロラ(サトシ……昨日の今日でまたって事になったらすごく傷ついちゃうかも……)
アセロラ(もし泣いちゃったら……おじさんの大試練受けないで帰るよとか言ったら……)
アセロラ「で、出てくとか言っちゃうよ絶対に……」オロオロ
サトシ「クカー」zzz
アセロラ「…………………」
アセロラ「ごめんねサトシ。アセロラは女の子だから……」ボソッ
ドンッ
ゴロン
サトシ「」zzz
アセロラ(お水……)スッ
アセロラ「大丈夫だよサトシ」バサッ
チョロチョロチョロ
アセロラ「アセロラはサトシの味方だからね」
チョロチョロチョロ
サトシ「ツメタイヨカキー」zzz
アセロラ「サトシがおねしょしてもアセロラはサトシを絶対に見捨てないからね?」
チョロチョロチョロ
サトシ「」zzz
ジワー
アセロラ(……よし…)フゥ
アセロラ「……あとはパンツを洗ってこなきゃ…」
ヌギヌギ
パサッ
サトシ「クカー」zzz
サトシ「…………ん?」パチッ
アセロラ「クカー」zzz
サトシ(まだ夜か………)ムクリ
サトシ「うっ……さみー」ブルル
サトシ「トイレでも行ってくるかな……」
ジワ
サトシ「…………ん?」チラッ
ウラウラチズ
サトシ「」
サトシ(う、嘘だろ……?俺、また……)ガクガク
サトシ(………アセロラも隣で寝てるのに……)チラッ
アセロラ「ウーン」zzz
サトシ「…………おい、ロトム。起きてくれ」ユサユサ
ロトム図鑑「…………ロ?」
ロトム図鑑「……どうしたロトサトシ。まだ夜ロトよ?」ゴシゴシ
サトシ「しーっ!アセロラが起きちゃうだろ!」ヒソッ
アセロラ「」zzz
ロトム図鑑「……で、こんな夜中に起こしてなんの用ロト?トイレなら一人で行くロト」
サトシ「違うよ!それよりこれを見てくれ」スッ
ロトム図鑑「ロ?」チラッ
ウラウラチズ
ロトム図鑑「……サトシー?またやってしまったロト?」
サトシ「…………ああ…みたいだ…」ガクッ
ロトム図鑑「サトシ。大丈夫ロト、素直に謝ればアセロラも許してくれるロト」
サトシ「……ああ、かもな…でもきっとアセロラは俺を軽蔑するよ」
ロトム図鑑「…………」
サトシ「それに……なにより俺はこんな情けなくてカッコ悪い自分がもう嫌だ…」グスッ
サトシ「うぅ……もう消えてなくなりたい……」
ロトム図鑑「………………サトシ……」
サトシ「うぅ……ヒッグ……」
ロトム図鑑「………サトシ、ボクに名案があるロト」
サトシ「……………え?」グスッ
サトシ「え!?俺が寝てた位置にピカチュウをずらす!?」
ロトム図鑑「そうロト」
ピカチュウ「ピカー」zzz
サトシ「で、でも……それってピカチュウにおねしょをなすりつけるって事に……」
ロトム図鑑「サトシ!この際仕方ないロト!パンツを洗う時間も考えれば朝までになんとかしなくてはいけないロト!早く!」
サトシ「で、でも……」
ロトム図鑑「サトシ!急ぐロト!アセロラに気づかれては終わりロトよ!」
アセロラ「クカー」zzz
サトシ「あ、ああ……そうだな……」スッ
ロトム図鑑「サトシ。慎重に慎重に……ピカチュウの隣のアセロラを起こさないように…………ん?」
サトシ「…………?どうしたロトム?」
ロトム図鑑「い、いや……」
ロトム図鑑(あれ?そういえば確かサトシはアセロラとピカチュウの間で寝ていたような……)
アセロラ「アングリー」zzz
ロトム図鑑「……………」
サトシ「?」
ロトム図鑑「な、なんでもないロトサトシ。それより急ぐロト。時間がないロトよ」
サトシ「お、おう……」
サトシ「………ごめんなピカチュウ」スッ
ピカチュウ「……………」
ピカチュウ「………ピカ?」パチッ
サトシ、ロトム「!?」ビクッ
ピカチュウ「……ピィ……」パリッ
サトシ「げっ……」
ロトム図鑑「ま、まずいロト……」
ピカチュウ「カァ」バリバリ
サトシ「ま、待ってピカチュ……」
ピカチュウ「ヂュウーー!!!」
バリバリバリバリ
サトシ「ギャァァァァー!!!」ビリビリビリ
ロトム図鑑「ロトーーー!!!」ビリビリビリ
アセロラ「キャアァァァァー!!!」ビリビリビリ
サトシ「」プスプス
アセロラ「」プスプス
ロトム図鑑「ロ………」プスプス
ピカチュウ「ピッカ!」ムスッ
アセロラ「えぇ!?またおねしょを!?」
サトシ「…………そうなんだ……」
サトシ「……しかもおねしょしたのをピカチュウになすりつけようとしてアセロラまで巻き込んでみんなで仲良くシビレビレだよ。最低だろ?」ハハハ
アセロラ「……………」
サトシ「ピカチュウも……ごめんな?」
ピカチュウ「ピカ」プイッ
サトシ「……ピカチュウ……」
ロトム図鑑「ピカチュウ!アセロラ!サトシを許してあげてほしいロト!」
アセロラ「…………」
サトシ「……もういいんだよロトム」
ロトム図鑑「ロ!?さ、サトシー!何でロト!?」
アセロラ「そ、そうだよサトシー!アセロラはおねしょなんて気にしな……」
サトシ「……アセロラも…もういいよ……アセロラは優しいからさ?きっとこんな俺でも慰めてくれるかもしれないけどさ?」
サトシ「………もうやめてほしいんだ…」
アセロラ「え!?」
サトシ「………アセロラの優しさに甘えれば甘えるほど……自分が情けなくなる……」グスッ
ピカチュウ「ピカピ………」
アセロラ「そ、そんな……」
サトシ「……ハハハ…思えばここに来てからアセロラには情けない姿しか見せてないかもな?でももういい……出てくよ。決めた事だから」
アセロラ「…………サトシ……」
サトシ「今まで本当にありがとうアセロ……」
アセロラ「サトシ」
サトシ「………?」
アセロラ「サトシさ………」
アセロラ「うなされてたよ?」
サトシ「………え?」
アセロラ「…………よくわかんないけど誰かの名前を叫んでうなされてたよ。やめてよ~って」
サトシ「名前……?」
アセロラ「…………きっと怖い夢を見てたんだね……可哀想…」
アセロラ「おねしょも……その夢のせいだよ」
サトシ「……夢?」
アセロラ「サトシ」ギュッ
サトシ「!」
サトシ「………やめろよアセロラ…俺、今汚いよ…」
アセロラ「サトシは全然汚くなんかないよ」ナデナデ
アセロラ「これはきっと夢の中なんだよ……だからサトシがおねしょしたのも悪い夢」
サトシ「……………」
アセロラ「夢の中なら……どんなに情けなくても……甘えてもいいと思うよ?」ニコッ
サトシ「アセロラ………」グスッ
サトシ「うぅ……」ギュッ
アセロラ「うんうん……辛かったね?サトシ」ギュウ
ロトム図鑑「………………」
ロトム図鑑(アセロラ………何故寝る前とは違うパジャマを着ているロト?)
サトシ「うぅ……俺……」グスッ
アセロラ「………大丈夫……大丈夫だよ…アセロラはサトシの味方だから…」
ロトム図鑑「………………」
ピカチュウ「ピカピ……」
ロトム図鑑「……さ、ピカチュウ。ボクたちはもう寝るロト」クルッ
ピカチュウ「ピカー……」
朝
サトシ「」ポケー
ロトム図鑑「サトシー!」ヒュー
ピカチュウ「ピッカー!」
サトシ「!」
ロトム図鑑「ロー?どうしたロトサトシ。ボケーっとして」
サトシ「ん、ああ……」
サトシ「なぁロトム、ピカチュウ。俺ってこの島に来たのは島キングのクチナシさんの大試練をうけるためだよな?」
ロトム図鑑「そうロトよ。何を今さら」
ピカチュウ「ピカー」コクコク
サトシ「だよなー」ハハハ
サトシ「……………」
ピカチュウ、ロトム「?」
サトシ「何でこんな事になっちゃったんだろ」ガクッ
ロトム図鑑「サトシがおねしょをするからロト」
ピカチュウ「ピカピカー」
サトシ「うぅ……だよなぁ……」
ロトム図鑑「でもサトシ。考えようによってはラッキーロト」
サトシ「は?」
ロトム図鑑「今後おねしょをしないためにはどうするかの対策が立てれるロト」
サトシ「対策?」
ロトム図鑑「そうロト!サトシ、おねしょをした相手がアセロラだったからこそ許してもらえたロト」
ロトム図鑑「もしスクールのみんなの前でおねしょをしていたら……」
サトシ「………………」
ピカチュウ「ピー…………」
マオ『えぇ!?サトシその歳でおねしょしてるのー?』
カキ『おいおい……ホシでもおねしょはもう卒業したぞ?』
リーリエ『サトシ。おしっこ臭いので私に近づかないでください』
マーマネ『サトシ!おねしょをしない方法を考えたから試してみようよ!』
スイレン『ロトム。そのおねしょパンツいくらで売ってくれる?』ヒソヒソ
ロトム図鑑「……ってなってたロトね」
サトシ「い、いや……さすがにみんなそこまでは言わないんじゃ……」
ロトム図鑑「甘いロトサトシ!ボクのデータによるとこうなる確率は極めて高いロト!」ビシッ
ピカチュウ「ピカピカ」コクコク
サトシ「うぅ……」タジ
サトシ「ロトム!一緒におねしょしなくなる方法を考えてくれ!」
ロトム図鑑「任せロト!サトシ!」グッ
ピカチュウ「ピッカー!」
「サトシー!」
サトシ、ピカチュウ、ロトム「!」
アセロラ「なんの話してたの?」
ミミたん「キュー」フワフワ
サトシ「アセロラ……」
ロトム図鑑「サトシのおねしょ対策について……」
サトシ「な、なんでもないよ!」ババッ
ロトム図鑑「モガ」
アセロラ「……ふーん…アセロラに言えない事なんだ?怪しいなぁ…」ジロジロ
ミミたん「キュー」
サトシ「は、ははは……」
アセロラ「まっ、サトシが言いたくないんなら無理に言わなくてもいいよ♪」
サトシ「!」
アセロラ「それよりさ、今日のご飯のお買い物に行こうよ!」ニコッ
スーパー
サトシ「えーと……アセロラに頼まれた食材はこんなもんかな?」カラカラ
ピカチュウ「ピッカー」
ロトム図鑑「今日のご飯は随分と豪勢ロトねー」
サトシ「ああ、俺が大試練をクリアできるようにって今日は精力のつくご馳走を作ってくれるんだってさ!アセロラやっさしーよなぁ!」カラカラ
ロトム図鑑「アセロラはいいお嫁さんになれるロトねー」
サトシ「ははは、だな!」カラカラ
ロトム図鑑「でもションベン垂れの男はノーサンキューだと思うロト」
サトシ「一々うっさいなぁ」カラカラ
サトシ「っと、買い物だいぶ早く終わったしアセロラとの待ち合わせの時間まではまだあるな~」チラッ
ロトム図鑑「アセロラ……買いたいものがあるとか言っていたけど何を買ってるロトかねー?」
サトシ「さぁ?」
サトシ「よし!待ち合わせまでもう少し時間あるし俺たちも何か見に行こうぜ!」
ピカチュウ「ピッカー!」
ロトム図鑑「サトシ!だったら次おねしょした時のために替えのパンツを見てきたらいいと思うロト!」
サトシ「あのさ?頼むからおねしょおねしょ言うのはやめてくれる?」
ロトム図鑑「ロー?」
ピカチュウ「ピッカー」ハァ
サトシ「えーと……下着コーナーは……」キョロキョロ
ロトム図鑑「結局パンツを見に行くロトね」
ピカチュウ「………!」
ピカチュウ「ピカピ!」クイクイ
サトシ「ん?どうしたピカチュ……って……」
アセロラ「♪」ゴソゴソ
ミミたん「キュー」
サトシ「アセロラだ……!丁度いいぜ!」
サトシ「おーい!アセロ……」
ロトム図鑑「ちょっと待つロトサトシ!」ババッ
サトシ「モガ」
サトシ「な、なにすんだよロト……」
ロトム図鑑「……アセロラが何かを探している……もう少し様子を見るロト」
サトシ「え?」
アセロラ「…………あっ!」
アセロラ「あったあった!これこれー♪」
ミミたん「キュー」
サトシ「………お、おい……アセロラの持ってるアレって……」
ロトム図鑑「……………」
ピカチュウ「ピ………」
夜
アセロラの家
アセロラ「はーい、お~ま~た~せ~」コト
アセロラ「アセロラ特製の"精力がつくスペシャル料理"だよ!これ食べて本番もゼンリョクで頑張れるようになってねサトシ!」ニコッ
サトシ「あ、ああ……サンキューアセロラ……」
ピカチュウ「ピッカ」
アセロラ「…………?」
アセロラ「ど、どうしたのサトシ?ひょっとして嫌いなものでも入ってた?」
サトシ「い、いや!そんなんじゃないよ!うわー!アセロラの料理すげー上手そうだなー」ハハハ
アセロラ「?」
サトシ「……あ、あのさアセロラ……」
アセロラ「なに?」
サトシ「………なんか……俺に言いたい事とかない?」
アセロラ「え?」
サトシ「その………俺、見ちゃったんだよね……」
アセロラ「見た?何を?」
サトシ「………その……アセロラの買い物……」
アセロラ「!」
アセロラ「……そっか……サトシにはギリギリまでナイショにしたかったんだけど……見ちゃったんだね……」
サトシ「……ごめん…そんな気はなかったんだけどさ……たまたま……」
サトシ「あのさアセロラ。俺に言いたい事があるんならはっきり……」
アセロラ「うーん……じゃあ仕方ないね!もう今見せちゃお!」ゴソゴソ
サトシ「………………」
アセロラ「はい!これ!」スッ
サトシ「え?」
アセロラ「可愛いでしょ!このパジャマ!前から欲しかったんだよねー!」ウキウキ
サトシ「……パジャマ……?」
アセロラ「うん!あっ、サトシの分もあるよ!お揃いのやつ!」
アセロラ「本当はサトシがおじさんの大試練を乗り越えたらサプライズプレゼントしようと思ってたんだけど見られちゃったんなら仕方ないね?」ニコッ
サトシ「あ……その……」
アセロラ「赤がアセロラので~…青がサトシの……」
サトシ「……そ、その……!それじゃなくってさ!」
アセロラ「へ?」
サトシ「………その………買ってただろ?」
サトシ「おむつ」
アセロラ「!?」ビクッ
ミミたん「キュー」フワフワ
アセロラ「あ、いや……その……」ダラダラ
サトシ「………アセロラ……アセロラが俺のおねしょ対策にって思う気持ちは嬉しいよ……でもさ?」
アセロラ「………………」ダラダラ
サトシ「さすがに……おむつは履けない!」
アセロラ「い、いや……その…」ダラダラ
アセロラ「…………ごめんなさい…」
サトシ「………アセロラが謝る事じゃないよ。元はと言えばこの歳でおねしょする俺が悪いんだし……」
アセロラ「そ、その……!違うの!」
サトシ「違くないよアセロラ……つーか女の子の部屋で二度もおねしょしておいて今さらおむつを恥ずかしがるなって話だよな?」ハハハ
アセロラ「そ、そうじゃないよサトシ!」
サトシ「また気を使わせちゃってごめんなアセロラ?でもさ、俺も男なんだ」
サトシ「……もうこれ以上カッコ悪いところは見せたくないよ……」
アセロラ「ち、違うのサトシ!アセロラの話を聞いて!」
サトシ「……………もうどうしたらいいんだよ俺……」
アセロラ「サトシ………」
ロトム図鑑「確かに違うロト」ガチャッ
ピカチュウ「ピッカ!」
アセロラ「!」
サトシ「ピカチュウ!ロトム!何処に行ってたんだよ!」
ロトム図鑑「ごめんロトサトシ。少し調べものを」
サトシ「調べもの?」
ロトム図鑑「実は……少々気になる事があって昨夜シーツについていた尿の成分を調べていたロト」
サトシ「尿の成分って……なにやってんだよロトム……」
ロトム図鑑「そしたら……驚くべき事実がわかったロト」
ピカチュウ「ピカピカ」コクコク
サトシ「驚くべき事実?」
アセロラ「………………」
ロトム図鑑「昨夜のシーツについていた尿……あれはサトシの尿にしてはアンモニアの濃度が濃かったロト」
サトシ「え!?」
ロトム図鑑「そう、そして丁度これに僅かに残っていた尿の成分と一致したロト。ピカチュウ」クイッ
ピカチュウ「ピッカ」ポイッ
サトシ「えっ!?こ、これって……」スッ
アセロラ「……………」
サトシ「アセロラのパンツ!?」
ピカチュウ「ピッカ」
アセロラ「……………」
ロトム図鑑「昨晩と一昨晩……おねしょをしたのはサトシではない……そうロトね?」
ロトム図鑑「アセロラ!」
アセロラ「……………」
ロトム図鑑「アセロラ。何か言う事はあるロトか?」
アセロラ「………この……」
ロトム図鑑「ロ?」
アセロラ「へんたい!!////」カァー
ロトム図鑑「ロ!?」
ミミたん「キュー」フワフワ
ロトム図鑑「ロ?ロロロ!?へ、変態!?」
アセロラ「そうだよ!何で勝手にアセロラのパンツ漁ってしかもおしっこの成分まで調べてるの!?変態以外の何者でもないよ!」
ロトム図鑑「い、いや……ボクはサトシの容疑を晴らす為に……」
サトシ「……アセロラ…」
アセロラ「……サトシ……」
アセロラ「………その……ごめんなさい……」ペコリ
サトシ「………………」
アセロラ「……ロトムの言うとおりだよ…昨日と一昨日の夜におねしょしちゃったのはサトシじゃなくてアセロラなの……」
アセロラ「そのおむつも……サトシが泊まってる間はおねしょ対策としてアセロラが使おうと思って買ったものなの……」
ミミたん「キュー」
サトシ「……………なんで俺におねしょをなすりつけるような事したんだ?」
アセロラ「……だ、だって……」ウルッ
サトシ「」ビクッ
アセロラ「あ、アセロラ……女の子だから……」クズッ
サトシ「あ……ちょ……な、泣くなよアセロラ!」アセアセ
アセロラ「うぅ……ヒッグ……!さ、サトシがいるのに……おねしょなんてしたら恥ずかしいから…嫌われちゃうがら……」
サトシ「い、いや……その……」アセアセ
アセロラ「ご、ごべんなざい……!アセロラ……ションベン女だげど……サトシのせいにしちゃったけど……」
アセロラ「ぎらいにならないで……!」ビエーン
サトシ「あわわわわ!な、泣かないでくれアセロラ!」
ロトム図鑑「うわぁ……サトシ……女の子を泣かしたロト……サイテーロト」ジトー
ピカチュウ「ピカピィ」ジトー
アセロラ「うわぁーん!」ビエーン
サトシ「」
ミミたん「キュー」フワフワ
サトシ「アセロラ!」ガシッ
アセロラ「…………?」グスッ
サトシ「アセロラはさ!俺がウラウラに来てからすっげー俺の事助けてくれてさ……」
アセロラ「………………」グスッ
サトシ「その……何かうまくは言えないけどさ……俺、アセロラにはすっげー感謝してるんだよ」
アセロラ「サトシ……」
サトシ「アセロラ……言ってくれたよな?俺がおねしょしてもカッコ悪いとも情けないとも思わないって!」
アセロラ「う、うん……」ゴシゴシ
サトシ「俺も同じだよ」
アセロラ「…………え?」
サトシ「そんな事ぐらいでさ?アセロラの事情けないとかカッコ悪いとか思ったり……嫌いになる訳ないだろ?」ニッ
アセロラ「サトシ………」
アセロラ「で、でもアセロラ……おねしょをサトシのせいに……」
サトシ「ははは……まぁ気持ちはわかるよ……俺もピカチュウのせいにしようとしちゃったし…」チラッ
ピカチュウ「ピッカ!」フンス
サトシ「それに……アセロラも謝ってくれたしさ?もう何にも気にしてないよ!」ニッ
アセロラ「でも……」
サトシ「へへへっ!もうこの話は終わりにしてご飯食べようぜ?」
サトシ「せっかくアセロラが俺のために作ってくれたんだしさ!美味しい内に食べたいじゃん?」ニッ
アセロラ「…………うん!」ニコッ
サトシ「へへへ!」ニッ
ロトム図鑑「やれやれロト」
ピカチュウ「ピカー」
ミミたん「キュー」フワフワ
グツグツ
アセロラ「サトシ!美味しい?」
サトシ「うん!すっげーうまい!」モグモグ
サトシ「それになんか力もわいてくるしさ!これならクチナシさんの大試練も突破できそうな気がするよ!」
ピカチュウ「ピッカー!」
アセロラ「ふふっ、おおげさだよ~」クスッ
ミミたん「キュー」
サトシ「やっぱりさ」
アセロラ「?」
サトシ「アセロラはいいお嫁さんになるよ!」ニッ
アセロラ「!」
アセロラ「………えへへ、そうかな?////」
サトシ「ああ!」
ミミたん「キュー」フワフワ
ワイワイ
ロトム図鑑「これにて一件落着ロト。さてと、ボクは……」
メレメレ島
ククイの家
ククイ「えー………」
ククイ「以上がさっきロトムから送られてきたサトシのウラウラ島での現状報告だ!」
マーマネ「いや…以上がって」
カキ「あいつはウラウラ島にいったい何しに行ったんだ……」
リーリエ「えーと……確かウラウラ島の島キングクチナシさんの大試練を受ける為に行ったハズです。たぶん……」
マオ「ま、まぁ……試練に向けて特訓とかもやってるみたいだし……」
アママイコ「アマー」
バーネット「ククイくん!サトシが帰ってきたら赤飯ね!」
ククイ「え?」
スイレン「…………」スクッ
マオ「? ちょ、ちょっとスイレン!何処行くの?」
スイレン「ウラウラ島。いこっ、アシマリ」
アシマリ「アウ……」
マオ「は!?」
おわり
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