ガヴリール「もし私が夫で、ヴィーネ達がそれぞれ妻だったら」(8)

~ヴィーネの場合~

ガヴリール「ただいまー」グター

ヴィーネ「おかえりー、ガヴ。疲れたでしょ? お風呂沸かしたから入って」

ガヴリール「う~ん、腹が減ったんだ。風呂じゃなくて、飯に出来ないか?」

ヴィーネ「無理よ。まだ、作ってる途中だもの」

ガヴリール「あっそ…はぁ、しょうがない。じゃあ、先に風呂に入るか」スタスタ

チャポーン

ガヴリール「ふぅ~。」

ガヴリール「あっ、そういえば、ヴィーネに渡す物があったけど、ま、風呂から出たらでいいな」


ヴィーネ「うん。味はいいわね。あっ、皿、皿!」スタスタ、ガッ

ヴィーネ「んっ?」チラッ

『ガヴリールのカバン』

ヴィーネ「もう、ガヴったら置きっぱなしにしt……あらっ?」ゴソゴソ


ガヴリール「ふぅ~、いい湯だった…」

ヴィーネ「ガヴウウウウゥゥゥゥーーーーッ!!!!」ドドドドド

ガヴリール「わぁっ!?」ビクッ

ヴィーネ「これはどういう事よ?」ギリギリ

ガヴリール「く、くるしぃ……。い、一体、なんだよ?!」

ヴィーネ「とぼけないで、これよ!」スッ

『ラッピングされたプレゼント』

ガヴリール「あ、それは…」

ヴィーネ「誰からの貰い物よ? こんなに綺麗にラッピングされてるし、絶対他の女からプレゼントに決まってる!!」ギリギリ

ガヴリール「ち、違う……それは!?」

ガヴリール「私が買った、お前に対するプレゼントだよ、ヴィーネ!!」

ヴィーネ「えっ?」パッ

ドサッ

ガヴリール「ゲホゲホッ……。」

ヴィーネ「えっ、これ……私へのプレゼント……?」

ガヴリール「ハァハァ……。そうだよ!! 普段、お前には色々と苦労を掛けてるし、たまにはプレゼントでもしてやろうって思って買ったんだよ!」

ヴィーネ「………ガヴッ//////」キュン

ガヴリール「ったく、事情を聞かずに暴走しやがって……」

ヴィーネ「ごめんね、ガヴ。私、てっきり…///」

ガヴリール「いいよ、別に。誤解が解けたのなら、それでいい」

ヴィーネ「ありがとう、ガヴ/// それと………大好きっ♪」ダキッ

ガヴリール「うぉっ!?///」カアアァァーーーー

ヴィーネ「ガヴっ///」チュッ

ガヴリール「っ!!?/////」カアアァァァーーーーー

ヴィーネ「大好きぃっ♪」ガバッ

ガヴリール「うわぁっ、ヴ、ヴィーネ…いくらなんでもそれは!!?/////」

ヴィーネ「ガヴ………今夜は寝かせないよ?」ニコッ

ガヴリール「っ!?/////」

ウワアアアアアアアアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

~翌朝~

ヴィーネ「今日も頑張ってね。行ってらっしゃい、ガヴ♪」チュッ

ガヴリール「い………いって……きます」フラフラ

バタンッ

ガヴリール「………ヴィーネの奴、やるだけやりやがって……」←顔や体中、キスマークだらけ

ガヴリール「どうすんだよ、これじゃあ、会社はおろか、電車通学するのが恥ずかしいじゃねぇかっ!?/////」カアアアァァァーーーーーー


ヴィーネ「うふふっ///」ニコニコッ


~ヴィーネの場合 おわり~

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