楽天カードマンの肛門「うーん……」 (23)
ある日のこと、
楽天カードマンの肛門(以下、楽門)「うーん、なんか暇だなぁ~」ヒクヒク
楽門「私は楽天カードマンの肛門だから、イメージを崩さないように人助けをしたいと思うのだが……何かないものな……」
楽門「……悩んでいても仕方がない。とりあえず気分転換に、ネットでエロいのでも見てシコるか」カタカタ
楽門「ん? なんだこのサイトは……『いちごだいふく』」カタカタ
楽門「おおー! ロリコンの私にはぴったりのサイトではないか!! サムネを見ただけでアソコがビンビンにおっ勃ってきたぞ!」ビンビン
楽門「……! そうだ、閃いた!」
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次の日、
男子小学生「はぁ……隣の席の女子、可愛いな……///」
男子小学生「今日はスカートじゃなかったけど、いつかパンツ見たいな///」
楽門「そこの君、さては君は恋をしているな!」
男子小学生「うわ! なんだこの見るからに怪しそうな肛門は!? 防犯ブザー鳴らしますよ!」グイグイ
楽門「まあまあ、落ち着いて。私は怪しい肛門ではない。楽天カードマンの肛門だ」
男子小学生「え、楽天カードマンってあのネットとかで見かける有名なやつ?」
楽門「そうだ。だから怪しくないだろ?」
男子小学生「そういえば僕のお父さんは楽天ファンだったんだ……。とりあえず話しは聞くけど、僕に何か?」
楽門「ああ、君は隣の女子が好きなのかい?」
男子小学生「う、うん……そのね、その女子のパンツをいつか見たいと思うんだよね///」
モジモジ
楽門「そうか……。それで、その女子のことを思うと何か身体に異変は起こらないかい?」
男子小学生「異変? あ、そういえばなんかアソコがムクムクするというか……大きくなって硬くなるんだよね」
楽門「ハッハッハ、それは健全に君が成長している証拠さ。その現象は勃起と言ってね、男はエッチなことを考えるとアソコに血液が溜まってビンビンになるのさ!」
男子小学生「へぇーそうなんだ! でも、もし勃起してるところを見られて女子から嫌われたらどうしよう……」ウジウジ
楽門「心配いらない。君は毎日学校へ行くときパンツやズボンを履くだろ?」
男子小学生「うん」
楽門「もし学校で勃起してしまっても、さりげなくチンチンをズボンかパンツとお腹の間に挟むようにして過ごせば、多分小学生の女子は気付かないだろう」
男子小学生「本当に? 凄いや!」
楽門「しかもそれだけじゃない。君にだけではなく、この方法は実は地球環境にとても良いんだ!」
男子小学生「え、そうなの?」
楽門「君は勃起した時のチンチンを触ってみたことはあるかい?」
男子小学生「うん。一応あるけど」
楽門「その時のチンチン、やけにあたたかくなかったかい?」
男子小学生「確かに、言われてみれば……」
楽門「今の季節でも雨が降ったり、急な気温の変化で、意外と寒いことがあるだろう? でも勃起したチンチンをさっきの方法でお腹とズボンの間に挟めば、チンチンのあたたかさでお腹を冷やさずに済むのさ」
男子小学生「す、すごい!」
楽門「それだけではない。クソババァや年頃の男子の気持ちが理解できないクソ親が落ち着けてくるダサい腹巻や湯たんぽが不要となる。そのうえ暖房を使う必要がないからエコだし、良いことだらけなのさ!」
男子小学生「なんて画期的なんだ! すごいよ!」キラキラ
楽門「是非とも明日、君のクラスの男子たちにも教えてあげると良い。情報共有は大切だからね。でも、女子や先生にはバレないようにするんだよ」
男子小学生「わかったよ! ありがとう、楽門さん! 」スタスタ
楽門「ははっ、気をつけて帰るんだよ!」
楽門「うんうん、良いことをした後は気持ちが良いな! この調子で、人々を良い方向へ導くぞ!」
その次の日、
キリンの社員「はぁ……キツい」
キリンの社員「午後の紅茶の件で炎上して、その対応に追われて……もうこの仕事辞めようかな」
楽門「そこの君、お困りのようだね!」
キリンの社員「うわ、なんだこの怪しい肛門は!? 通報しないと!」
楽門「まあまあ落ち着いて。私は怪しい肛門ではない。楽天カードマンの肛門、略して楽門だ!」
キリンの社員「え、楽天カードマンのって、あの有名な?」
楽門「君はこの間のキリンが午後の紅茶のPRでツイッターにイラストを公開して、それが女性軽蔑だとかで炎上して、そして今でも対応に追われていることに悩んでいるね?」
キリンの社員「……ええ、その通りっすよ。おかげでストレスは溜まる一方で、正直限界ですよ、もう……」
楽門「確かに辛い気持ちはわかる。しかし、あれは流石に酷いと思ったぞ。炎上しても仕方がないと思うぞ」
キリンの社員「うぅ……それは確かに、上層部でも失態だったと認めているようで。でも、このままクレームの処理や対応に追われても、俺のストレスが増すばかりなんですよ!」
楽門「ただ、企業の公式アカウントがああしてイラストレーターに依頼してイラストを投稿するのは良いと思うぞ」
キリンの社員「え、本当ですか?」
楽門「ああ、つまりああしてイラストレーターに依頼して描いてもらった作品を上げることは悪くない。今回はその内容に問題があったのだよ」
キリンの社員「では、一体どうすれば?」
楽門「簡単な話さ。勃起さ!」
キリンの社員「え、勃起!?」
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>>9 からまた不具合です。
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楽門「イラストといえば二次元、二次元といえば勃起……つまり、イラストを見るユーザーたちがビンビンに勃起するような作品を依頼して描いてもらうのさ」
キリンの社員「いやぁ、流石にそれは……。ツイッターって女性も多いし、みんながみんなキモいイキリオタクじゃないですからね」
楽門「では聞くが、キリンは一体なんの会社だ?」
キリンの社員「そりゃもちろん、午後の紅茶をはじめビールやワインや、その他にも飲料水を取り扱う会社ですよ……はっ、まさか!?」
楽門「その通りだ。ユーザーは女性も多いな男性も多いだろう? 男は基本的に下ネタや性的なものを望む。つまりツイッターで気軽に二次元のエロいイラストを見て勃起してオナニーしたいのさ!」
キリンの社員「し、しかしキリンはあくまで飲料メーカーであって、イラストや性的なことは畑違いと言いますか……」
楽門「性事業に新規参入しろ。大手ならなんやかんやで多角化できるだろ」
キリンの社員「ええ……」
楽門「メリットはある。まずエロいイラストをあげればそれを好むキモいオタク男子が盲目的にキリンを支持する」
キリンの社員「ほうほう」
楽門「んで、オナニーしたあとおしっこをする。すると体内の水分が少なくなって何か飲み物が飲みたくなる」
キリンの社員「ふむふむ」
楽門「飲み物が欲しくなったキモヲタどもはキリンの飲料製品を飲む。ラベルに二次元のイラストでも描いてりゃキモヲタはバカだから買うんだよな」
キリンの社員「な、なるほど!」
楽門「それだけではない。射精には亜鉛やアミノ酸が必要だから、この際男性向けの精力ドリンクでも開発して大儲けしろ! より質の高いオナニーを求めてやる女もいねぇキモヲタどもが群がるぜ」
キリンの社員「す、素晴らしい!」
楽門「まだまだ、中には普通に酒やお茶が好きなイケメンもいるだろう。そいつらがよりビンビンになれば彼女の満足も高まる。つまり、カップルがキリンを支持するようになるぞ!」
キリンの社員「おおぉぉーーー!!」
楽門「カップルは避妊するもんだが、結婚して子供が欲しい夫婦ならどうだ? 性機能が高まれば妊娠できる可能性も高くなる。つまり、子宝に恵まれて少子化解決にもつながる。社会問題に取り組む企業としてイメージが良くなればキリンの評価は右肩上がりだぜ!」
キリンの社員「素晴らしい! 完璧だぁーーー!」
楽門「ふふっ、そうだろ」
キリンの社員「ありがとうございます、楽門さん! 後日早速企画会議で提案したいと思います! もちろん成功したら、楽門さんにはたっぷりとお礼しますよ! 社長にも伝えておきます!」
楽門「そうか! 期待してるよ」
またまた次の日、
楽門「いやー、良いことをすると得をするもんだな」
山口達也「終わりだ……もう、俺の人生は終わりだ」
楽門「ん? アンタは女子高生相手に手を出して書類送検された山口達也メンバーじゃないか!?」
山口達也「……アンタは、誰だ?」
楽門「楽天カードマンの肛門、略して楽門だ。よろしく」
山口達也「……ふふっ、随分と気軽そうな奴だな。羨ましいぜ」
楽門「そういやアンタ、確か今は入院中じゃなかったのか? こんな人気の少ない公園で何をしてる?」
山口達也「……テレビやネットの報道で知ってるなら、簡単に予想がつくだろう。俺はとんでもない過ちをした……自暴自棄になって病院から脱走してきたんだ。でも何をして良いかわからなくて……このざまさ」
楽門「…………初対面の人間にこう言っちゃなんだが、今のあんた、哀れだな」
山口達也「ふっ、何とでも言いやがれ……。ま、アンタの言う通りさ。俺はもうTOKIOとして、アイドルとして、芸能界に復帰はできないだろう……俺の人生は終わったようなもんさ」
楽門「……アンタ、あの事件以降で最近勃起したか?」
山口達也「……へっ、普段ならそんなふざけた質問には怒るんだけどな。まあいい、教えてやるよ。あの事件の夜はそりゃ興奮してな、バイアグラも飲んでたからビンビンだったぜ。でもよ、今じゃ全然力が入らねえよ……。アル中や精神的な影響から、すっかり萎えちまったよ……ははっ、男としても終わったな」
楽門「……諦めんのは、まだ早いかもな」
山口達也「えっ?」
楽門「もちろんあれだけのことをしたんだ。アイドルとして復帰するのは不可能だろうな。でも、男としては、アンタにはまだ価値はある」
山口達也「へっ、励ましてるつもりかい? 俺はもう何もかも終わったんだよ」
楽門「正直に答えてくれ。アンタ、何のためにジャニーズに入ってアイドルやってたんだ?」
山口達也「……女にモテて、ヤリまくるためだ」
楽門「アンタが今回したことは確かにイメージダウンは避けられない。世間的は影響力も大きい。でも、アンタは腐ってもジャニーズだ。世の中には星の数ほど女がいる、もしジャニーズを解雇されたとしても"元ジャニーズ"のブランドを使って良い女を釣って食うくらいはできるだろう」
山口達也「ふっ、現役の頃は全然人気がなかった元AKBのメンバーが国民的って謳い文句でAVデビューするようなもんか? ……でも、もう俺には男としては力がない」
楽門「まずは酒のことについては病院でしっかり治療を受けて治せ! 話しはそこからだ。勃起に関しても治療ができるなら躊躇せず受けろ!」
山口達也「……で、でも、いまさらそんな……俺はもう終わったんだ!」
楽門「ああ、確かに"山口達也"は終わった。でもな……」
山口達也「でも……?」
楽門「これから始まるんだよ。山口達也を脱した……"山口勃也"としての人生がな!」
山口勃也「ッ!?」ビク
楽門「……ま、どうするかはアンタ次第だ」
山口勃也「……俺は、病院へ戻る」
楽門「…………そうな」
山口勃也「…………楽門さん、ありがとよ」
楽門「ふふっ、じゃあな……」スタスタ
こうして、楽天カードマンの肛門は悩める人々を救ったのだった。
人にはそれぞれ様々な悩みがある。
楽天カードマンの肛門は、悩める人が在る限り戦い続ける……
もしかすると、あなたの前にも現れるかもしれません……
END
《最後に注意事項》
・このssはフィクションです
・下品な内容が苦手な方はご注意ください
ありがとうございました。
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