P「おっ、日菜子、事務所でも勉強してるのか?」
日菜子「もうすぐテストなんですよねぇ」
P「感心だな。俺みたいな大人にならないようにちゃんと勉強もしておくんだぞ」
日菜子「Pさんがダメ人間なのはさておき、勉強がんばりますよ~」
P「否定してくれてもいいじゃん!」
P「さて、日菜子」
日菜子「はい・・・・」
P「このノートに書いてあるのはなんだ?」
日菜子「日菜子が王子様と遊園地に行ってやってみたいことです・・・・」
P「そうだな。勉強に関係ないな」
日菜子「はい・・・・」
P「あのな。もちろん何事も息抜きが必要なときがあるのはわかる」
P「でも、やらなきゃいけないときはちゃんとがんばらないとだぞ?」
日菜子「うううう・・・・」
日菜子「だってこの問題が難しくて・・・・」
P「しょうのないやつめ。どの問題だ?」
日菜子「むふふ。Pさんにわかりますかぁ?」
P「大人なめんな!」
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日菜子「むふふ・・・」
P「日菜子ー、おーい、日菜子ー」
日菜子「むふふふ」
P「帰ってこーい。こないとほっぺたつっつくぞー」
日菜子「むふふ・・・むふ・・・」
P「つんつん」
日菜子「むふむふぅ」
P「つんつんつんつんつん」
日菜子「むふ・・・・ん・・・・あれ?」
P「気づいたか」
日菜子「ひゃぁ!Pさん何してるんですか!?」
P「日菜子が妄想から帰ってくるようほっぺたつついてた」
日菜子「ふつうに声をかえてくださいよ、もう・・・・」
P「ちゃんと声もかけたんだよなぁ」
日菜子「あ、あれ?」
日菜子「あ、あそこに列ができてますねぇ。なにか屋台でしょうか?」
P「クレープ屋さんみたいだな」
日菜子「クレープ!これは気になりますねぇ」
P「時間もあるし、並んでくか?」
日菜子「いいんですか?それではお言葉に甘えて・・・・」
P「クレープって甘いやつのイメージあるけど、けっこう甘くないのとかもあるのな」
日菜子「むふふ。甘くておいしいです~」
P「けっこう並んじゃったし、食べながら歩くか」
日菜子「そうですねぇ」
日菜子「あ、2人でならんで・・・・歩きながら・・・・」
日菜子「こんなかんじで・・・・むふふ。カップルみたいに・・・・」
日菜子「むふっ。食べさせあいっことかして・・・・むふふふ」
P「日菜子、信号青だぞ」
日菜子「あ、はい。行きます行きます」
日菜子「あれ?Pさん、日菜子のクレープ知りませんか?」
P「もう日菜子が食べきっちゃったぞ」
日菜子「えー!?気づきませんでした・・・・」
日菜子「あ、Pさん、あの帽子かわいくないですか?」
P「お、さすが日菜子だな。今度の衣装はあんな帽子にあうようなのにしてみようか?」
日菜子「もうっ、Pさんはいつでもお仕事のことばっかりですねぇ」
日菜子「もう少し乙女心を学んだ方がいいと思いますよぉ?」
P「すまんすまん」
日菜子「そんなんだからいつまでもご両親に『仕事が恋人だから・・・・』とかいう苦しい言い訳をしなきゃいけないんですよ!」
P「悪かったと思ってるから許してくれ・・・・」
P「最近さ、時間に余裕もって事務所に着いてることが多くなったよな」
P「前はけっこう遅刻ぎりぎりとかもあったのに。」
日菜子「そうですねぇ。」
日菜子「前はよく妄想していて事務所を通り過ぎちゃったりしてたんですよねぇ」
日菜子「でも最近はそんなこともなくって」
日菜子「お仕事に向かう途中も妄想と同じくらいキラキラしてるからですかねぇ」
P「いきなりやめろおじさんの涙腺はふいうちに弱いんだ」
日菜子「むふふ。Pさんは前に日菜子が『Pさんに夢はあるんですか?』って聞いたことがあるのおぼえてますか?」
P「あーあー、それはー・・・・」
日菜子「Pさん、『今は日菜子の妄想を現実にしてやることが俺の夢だ』って言ってくれましたよねぇ」
P「言ってたなぁ」
日菜子「どうやら日菜子のゆめもPさんの夢も実現してたみたいですね♪」
日菜子「むふふ♪これからもよろしくお願いしますね、日菜子のプロデューサーさん♪」
短いですが以上になります。
読んでいただきありがとうございます。
日付変わって本日は喜多日菜子ちゃんの誕生日です!おめでとう!
ということでお祝い代わりに少し書かせていただきました。
元ネタは行方不明になってしまった友人の過去の呟きからです。
届くといいなぁ。
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