R-18 姉×弟 (119)


「ーーヒップ92!」

 お尻に回されていたメジャーがウエストに上がっていく。
 きゅっ、と締め付けられるのが苦しいようで、何だか心地良い。

「ウエスト……58!」

 「ほそーい」だの「前より1cm痩せてるー」だのいう声が周囲から聞こえる。
 しかしそれらはまばらなもの。皆が一番待ち望んでいる数値がまだなのだから。
 締め付けがいったんほどかれ、メジャーが上半身に当てられる。
 下着に包まれていない素肌にひんやりとした感触。ごくり、と唾を飲む音がどこかから聞こえる。

「バスト…………」

 メジャーの持ち主はもったいぶったようにそこで言葉を切る。
 (茶番だなぁ)と心の中でごちるが、しかしながら、何故か周りの緊張感は高まっていく。
 下着姿のままの子も、半分着替え終わった子も、手を止めてじっと私たちの方を見つめているのだ。


「ーー101ぃ~!」

 おおおお、という声が自然に上がり、更衣室がにわかにざわめいた。
 ため息をつく間もなく、にゅっとマイクを模した拳が差し出される。

「17歳と2ヶ月11日目にしてついにバスト100越え達成です!今の気持ちをお聞かせください!」
「仁美……」
「いやぁ~あたしも感慨深いですよぉ。入学当初から注目してきた霧咲紬選手……三桁の大台に乗った瞬間をこの目で確かめられるなんて……!中一の四月に測ったときは84だったよね。んぅ~♪四年半かぁ。四年半で27cmの成長……くふふふふ……♪」

 そろそろ乙女盛りの女子高生がしてはならない顔になりそうだったので、ぺしっと頭を叩いた。
 相崎仁美。中高一貫のこの学校で、中一からの付き合いになる友人だ。腐れ縁なのか何なのか、一年ごとにクラス替えされるにも関わらず毎年同じクラスになっている。
 見て分かるとおりおっぱい星人というやつだ。あまりに度が過ぎるのでおっぱい魔人と言われることもある。(そして本人はその二つ名を気に入っている)
 体育の時間があるたびに私は彼女にスリーサイズを測定されていた。成長具合は毎回ノートに書き込まれており、もはや偏執狂といった感じ。その困った性癖以外は良い子なので私も付き合ってあげているのだが。


「まー仁美じゃないけどさー、紬ってめちゃくちゃスタイル良いよねぇー」
「うんうん。こんなに完璧なボンッ・キュッ・ボンッ霧咲さん以外に見たことないよ」
「顔も良いし、グラビアアイドルとか女優とかやれそうだよね~」
「スカウトとかされないの~?街でさ」

 一応ーーというか三度ほどあるのだが、全て断った。

「え、マジで!?何で!?」
「絶対天下とれるのに~」
「背も高いし。168だっけ?」
「わたし、テレビで黒髪ロングの女優見ても『霧咲さんの方がきれいじゃん』って思っちゃうんだよねー」
「でもグラドルとか女優って彼氏作れないじゃん。大変だよ」
「そーいや紬って彼氏も作んないよねぇ。何百回も告白されてるのに」

 何百回はさすがに誇張がすぎるが、告白もまた全て断っていた。

「でも考えてみてよ、高校生の男子なんて猿みたいなもんでしょ?絶対体目当てだよ」
「あ~それはあるかもね~」
「でも、そんなこと言ったら永久に彼氏なんて作れなくない?ほら、この前紬言ってたじゃん。会話中、目の前に相手がいるのに、胸の方をチラチラ見られる……って」


 ーーなんて、みんな勝手なことばかり言う。
 さすがに面と向かってだから良識的な意見だけど、裏では「性格悪いんじゃ?」とか「望みが高すぎるんでしょ」とか、ひどいものでは「援交で儲けてる」なんて言われてるの、知ってるんだから。

(でも……)

 それに対して文句を言うことはない。というより、言える立場にない。
 性欲旺盛な男子が怖いのでも性格が悪いのでも高望みしてのでも援交してるのでもないけれど、もっと悪いことを私はしてるから。

「にしても何で高校生男子ってあんなにガツガツしてるんだろうね?この前、エッチする前にシャワー浴びてたんだけど、あいつ乱入してきてそのままお風呂場でするはめになってさ~……」

 「へ~大変~」「そうだったんだよ~」「どうだった?気持ちよかった?」「うーん。まー良かったけど」
 そんな会話を聞いて、ある考えが頭に浮かんだ。そして想像してしまう。放課後、帰宅した後のお楽しみのことを……。
 口許が緩むのを、私は抑えることができなかった。


   ★

 夜八時。夕飯の食器を洗い終えた私は、急いでエプロンを脱いだ。
 お風呂場からシャワーの音が聞こえない。彼はもう湯船に浸かっているようだ。

(驚かせないように……いや、驚かせるために、か♪)

 あえて脱衣所に入らず、廊下で服を脱ぐ。
 リボンをほどいてセーラー服を脱ぎ捨て、スカートとショーツを下げる。サイズが大きくなったせいでまたきつくなってきたブラジャーも外す。
 音を立てないようにそろりと脱衣所のドアを開けると微かな鼻歌が聞こえてきた。相変わらず恥ずかしがりやさんだと微笑ましく思う。
 脱いだ服をそっとかごに入れ、私はお風呂場の扉に手をかけた。

「弟くん~♪お姉ちゃんも入れて~♪」

 一瞬おいて、彼の悲鳴が風呂場に響いた。


   ★

 私、霧咲紬は弟を溺愛している。

 三年前、両親が事故に遭って死んでから、私と弟は二人で生きてきた。
 生活費と学費については親戚が負担してくれたが、やはり一緒に暮らすとなると問題があったようで、当時中学二年生だった私が「今のマンションの部屋で暮らします」と言うと、彼らは気遣うような表情を見せながらもほっと息をついていた。

 三つ下の弟を苦労させないために私は母親代わりとしてがんばった。
 生活費の足しにと学校が終わるとバイトに励み、料理も一生懸命勉強した。
 美味しいと言って食べてくれる姿を見ると嬉しかったし、無邪気に喜ぶ弟がほんとうに愛しく思えた。
 当時、彼はまだ小学五年生。性格はおとなしい方だったし、まだまだあどけない年頃。ーーそう思っていた。


 そんな生活が続いて一年経った、ある秋の日のことだった。
 いつものようにバイトに行こうとしたのだが、店長が急病で店どころじゃなくなってしまい、その日は全従業員仕事なしという連絡が入った。
 店長の安否も気にかかったが、私としては弟の待つ家に早く帰れる幸せの方が大きかった。
 今日は何を作ろうかと考えながら帰宅して、私は真っ先に弟の部屋のドアを開けた。

「ただいまーー」

 そう言ってから、私はぽかんとしてしまった。
 ベッドに寝ていた弟は一時停止をかけられたように固まり、見開いた目で戸口の私を見ていた。

 彼の下半身は裸で、ズボンとパンツが床に脱ぎ捨てられていた。
 左手には薄ピンク色の私のブラジャーが握られ、カップ部分の裏地を鼻に当てていた。
 右手には揃いのショーツ。それを持った右腕は下半身に伸び、棒状の“何か”にそれを巻き付けていた。


 三十秒ほど二人とも固まって、それからようやく私はこの状況を理解した。
 つまり、弟はオナニーをしていたのだ。しかも、私の下着を使って。私の居ない間に。

 弟の体がおこりのように震え出した。
 大きな目から涙が溢れてきた。それでも自分の意思で体を動かすことができないのか、ショーツとブラジャーは握られたまま。何だか少し可笑しかった。

 私はくすりと笑って、彼に近づいた。

 ーーオナニー、してたんだね。
 ーーもう12歳だもんね。男の子だし、仕方ないよ。
 ーー泣かないで。ちょっと驚いただけ。怒ってないから。

 優しい言葉をかけながら頭を撫でると、張りつめていたものが切れちゃったのか、弟はわんわん泣き出した。
 呂律の回らない声でごめんなさい、ごめんなさいって謝り続けるものだから、私は彼を抱き締めて、大丈夫、大丈夫だよって背中を撫でてあげた。

 しばらくしてやっと落ち着いてきたから、私は弟を寝かせて、すっかり小さくなっちゃったおちんちんに顔を近づけた。
 弟はすごく驚いた。でも私はむしろ、こうなることが自然なように思えていた。


 ーー邪魔しちゃってごめんね。
 ーーまだ出せてないから苦しいでしょ?
 ーーお姉ちゃんが気持ちよくしてあげるからね……♪

 手でいじったり舌で舐めたりすると弟はかわいい声で喘いで、おちんちんをまた大きくしてくれた。
 それをかぷっと口に含んで、舌で舐め回しながら上下に動かす。フェラチオなんて初めてだったけど彼への愛情を込めてご奉仕を続けていたら、突然口の中に苦味が広がった。

 弟は甲高い声を上げて全身をぶるっと震わせていた。
 (これが射精かぁ……)なんて妙にのんきなことを思いながら、私は彼のザーメンを一滴残らず飲み干した。

 そのとき、私の体の中で音がした。
 私という存在が作り替えられたような気がした。そのスイッチが押されたのだ。

 ーーふぁむっ、むっ、じゅるっ、んむぅふぅんっ。
 ーーちゅるっ、じゅるるっ、んっんっ、んぅ~っ……
 ーーんっ、ぐっんむぅっ、ちゅぅ……じゅぷっちゅぷっじゅぷっじゅるるぷじゅぷぅっ、ちゅぱぁっ!

 射精したばかりのおちんちんにかぶりついて、ザーメンの残りを吸い出すと同時にもう一回大きくする。
 ビンビンに大きく、固くなった若い男性器。まだ小学生の実の弟のぺニス。さっき射精したばかりの、もう女の子を孕ませられるオスのシンボル。


「あっ、んぅ……っ」

 私は何かに憑かれたように彼にまたがると、そのおちんちんを自分の性器に入れた。
 初めてだったから痛みもあったはずだが、今はもう覚えていない。記憶にあるのは、愛する弟と繋がれた幸せだけ。

 ーーイくイく、イくぅっ、あんぅぁああああっ!!!

 最後までおちんちんを抜くことはせず、私は彼の精液をすべて膣で受け止めた。

 ーーまだ……まだ、足りないよぉ……。
 ーーもっと……もっと、しよ……。

 その日は一睡もせず、私たちは朝まで近親相姦に耽った。

 私と弟の蜜月の日々は、その日から始まった。


   ★

「な、な、な、な…………!!」

 湯船のなかで咄嗟に脚を折り畳んだ彼は私の方に目を向けて、そして真っ赤になった顔を背けた。
 相変わらず恥ずかしがりやさん。もう何百回も見てるのにーーこれは誇張ではないーーいつも新鮮な反応を見せてくれて、どうしようもなく可愛らしい……♪

「ね、ね、弟くん♪」

 壁の方を向いちゃったから、頬に手を添えて、くいっとこっちを向かせる。湯船の方に体を乗り出して、ゆさっとおっぱいを揺らしてみる。

「今日仁美に測ってもらったらね、2cm大きくなってたの。101cm。どう?」

 もう一度、ゆさっと。
 いつものように日常的な所作の中でそれとなくアピールするのではなく、官能を揺り動かすよう仕向けるあざとい仕草。
 前屈みになってるから牛の乳のように垂れ下がっている。乳首が風呂桶の縁につくかつかないかのところで左右に揺らしてみると、彼の視線が釘付けになっていた。


「Jカップとか言ってたなぁ……またブラジャー買い換えなきゃ……。ね、どう思う?」

 ゆさっ、ゆさっ。
 まだ幼さが残る彼の瞳に、妖しい光が揺れる。
 視線を外すことなんてできない。重量感たっぷりのおっぱいに見とれ、やがてお湯の中で彼の手がゆっくり動きーー

「……じゃあ、体洗っちゃうね!」

 ーーが、しかし。
 私は体を起こしてさっと鏡の前に向かい、風呂椅子に腰を下ろした。
 わかるよ、呆気にとられてぽかんとしてる。そうして我に返ると、自分が何をしようとしていたのかを思い出してまた顔を赤くしちゃうんだ。

 可愛いなぁ、弟くん……♪

 いつまで経ってもウブなのは、もしかしたら私の体が日々成長してるからかもしれない。だから見慣れることも見飽きることもないのかも。
 だったら……お姉ちゃん、これからももっともっと成長するね。なんたってまだ高二なんだから。まだまだ成長の余地はあるし、いやらしく育っちゃった体で弟くんを恥ずかしがらせてみせるね……♪
 自分の意思でどうにもならなさそうなことだって、彼への想いがあれば叶えられそうな気がする。実際こんなに豊満な体になっちゃったのは弟くんを悦ばせるためとしか思えないもん……♪


 髪を洗って頭の上にまとめ、体を泡で包んでいる最中も、弟くんは湯船の中にいた。
 ちらちらとこちらに視線が送られているのがわかる。バレちゃってるんだよ、弟くん。いじらしいなぁ。
 立ち上がって先に上がっちゃわないのは何でだろう?決まってる、おっぱい揺らしてるときにちらっと確認したけど、それは彼のおちんちんが痛いほどに勃起しているからだ。

 14歳の思春期の弟くん。恥ずかしがりやの弟くん。
 私の裸を見るのと同じように、自分のおちんちんを見せるのにもまだ慣れてない。ましてや勃起したおちんちんなどもってのほか。
 早いところ逃げ出したいのにおちんちんが収まらないから立ち上がれなくて、それでいて私の裸をチラチラ見てますます固くしちゃう。
 葛藤というか、そんなどうにもならない悪循環の中でぐるぐる目を回してるのが手に取るようにわかる。ずっとそうさせてるのも悪いし、のぼせちゃうかもしれないし、そろそろ楽にしてあげよっか……♪

「ふぅっ。じゃ、私も入るね♪」

 泡を落とすと私は湯船の方を向いて腰を上げた。
 びくっと反応した弟くんはますます体を縮こめる。

 足を上げ、ゆっくりと風呂桶に入れる。弟くんは顔を背けていたけれど、やっぱりチラチラと視線を向けてくる。
 見ずにはいられないよね。足を上げたらお姉ちゃんのお股の間が見えちゃうんだから。何でもない動きでも101cmのJカップおっぱいはぷるんっと揺れちゃうんだから。


 湯船の中、二人向かい合う形になる。
 弟くんは小柄な体型だけど、二人で入るとなるとやはり窮屈だ。私は脚を楽にしようともぞもぞと動く。脚がぶつかるたびに弟くんはびくっと体を震わせる。

「うーん、窮屈だなぁ~……あ、そうだ」

 さも今思い付いたように私は言う。
 もちろんこんな猿芝居、とうに見抜かれているだろうけど。
 でも彼は抗えない。嫌だ、駄目だって思ったって、キモチイイ感覚を脳に刻み込まれちゃってるから……♪

「弟くん。脚伸ばしてくれるかな?……ん?大丈夫大丈夫。あっち向いててあげるから」

 その場で回って彼に背を向ける。
 こわごわと伸ばされた足の間に入り、すぐさま彼にもたれかかるような体勢にした。

「これでだいぶ楽になったかな……♪」

 彼の方を振り返り、流し目を向ける。
 ごくりと喉が鳴って、お尻に固い感触が触れる。

「あっ……。もう、元気なんだから……」

 せっかく少し距離を取っておいたのに、ビクンビクンと暴れまわるものだから当たってしまったのだ。もちろん計算通り。
 こうなればもうこっちのもの。 92cmのふっくらしたお尻をおちんちんの先っぽに擦り付けると弟くんの鼻息が荒くなり、時折耐えられなかった声が漏れる。
 気持ちいいよね、同級生の女の子ですら興味津々な体なんだから……思春期の男の子なんてもってのほか。


「……ね……♪こっち、触って……」

 だから、甘えるような声でそう言って、手を掴んで胸に持っていけば……。

「ひゃぁぁんっ♪」

 欲望を抑えきれずがしっと鷲掴みしちゃうんだ……♪ 
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」って荒い息が首筋にかかる。まるでケダモノみたい……。だけど大丈夫だよ、お姉ちゃんは、そんなケダモノみたいな思春期の弟くんとエッチするのが大好きなんだから。
 だからもっとして♪もっと触って、揉んで、こねて、もっと気持ちよくなって……♪

「あぁん、ひひゅぅっ、はぁっ、んっくっ、はっ、あんぅっ、そこぉ……」

 弟くんの親指と人差し指が、きゅっ、とお姉ちゃんの乳首を挟む。

「はぁぁ……っ、んっ、んぅ、あ、はぁっ、ちくびぃっ!乳首、弱いからぁ、弟くん……、……ふひゅっ!?」

 ーーぐりぐりっ!

 挟まれた乳首が乱暴につねられて、背中に電流が走る。

「あぁぁ~~んぅっ……!」

 思わずびくんっと跳ねちゃって、お湯の水面が波打った。弟くんは理性が切れちゃったのか、両手に余るおっぱいを一心不乱に揉みながら、固くなった頂点を何度もつねってくる。


「あはぁ……。ちくび、んぅっ、あ、はぁっ、んくっ、しゅきっ、おとーとくん、おとーとくんに、さわられるのっ、しゅきぃっ……♪」

 きゅぅぅぅぅ~~っ!!

「んっ……、くぅぅ……っ!」

 これまでで一番強い力でつねられてから、弟くんは胸から手を離した。
 相変わらず荒い息。言葉を忘れちゃったかのように何も言わず、息だけを切らしている。
 でもわかるよ、お姉ちゃんはちゃんとわかってるよ。

 続き……したいんだよね……♪

 お湯の中でお尻を浮かせ、弟くんとの距離を詰める。
 当然、固い感触がお尻の肉に食い込む。びくんっと跳ねた大きいのが、さらに勢いを増してぐいぐい押し付けられる。
 エッチしたての頃はそれだけでイっちゃったこともあったなぁ……。ウブなところは今も変わらないけど、奥底に秘めた貪欲さーー獣性は、比べ物にならないほど強くなってるみたい。ほんとうに、とっても素敵なおちんちん……♪


「ほーら……。いれちゃうよ……?」

 そんな大きくてバキバキに固い剛直に手を添えて、私はそれをお股の間に導いていく。
 亀頭が割れ目に当たる。弟くんのそれが年不相応に赤黒く染まっているのは、これまで肌を重ねた回数を物語っている。
 おちんちんを大きくするには鉄分を多く摂るといいなんて聞いて食事によく取り込むようになったけど、やっぱり実戦が一番。
 12歳の頃からエッチし続けてきたおかげで弟くんのおちんちんは長くて太く、いっつも私を思い切りイかせてくれる。
 そんな逞しくて素敵なおちんちんを割れ目に擦り付けてたら、どろっとした愛液が膣から溢れてきちゃった……。
 おっぱい揉まれてた時から気持ちは昂っていておまんこは濡れ濡れだったけど……もう限界。私は割れ目を開いて、亀頭を導き入れようとしてーー

「ーーひにゃぁぁあっっ!?!?」

 弟くんからの突き上げに、不意を突かれて悲鳴を上げてしまった。


「ア……、は……ァ……」

 自分のタイミングで入れようと思ってたのに。
 焦らされて、辛抱できなかったんだね……。
 一瞬、頭が真っ白になりかけて、体の内から走ってくる快感に意識が呼び戻される。

 ごちゅんっ!ぐちゅ、ばちゅっ!ごちゅんっ!

「くっ、ひぃぃ……ッ!!ひっぐぅ、っく、あッ!はァんっ、あ、ひぁ、ひゃぁあっ!!」

 容赦ない突き上げが子宮に響く。
 いつの間にか腰に彼の腕が回されていて、がっちりホールドしたところに一気呵成の攻め。
 手のひらはおっぱいに伸び、指先で敏感な乳首を転がしてくる。

「あっんっ、ひゃぁ、くっ、んぅぅ……っ、っ、ひぐぅっ!んぅ、ぁあアアっ!はァっ、あッ、んっひゅぅぅッ!!」

 深いカリが膣のヒダヒダを、まるでこそぎとるかのように抉っていく。
 それが与える気持ちよさがたまらなくて、私は込み上げてくるままに喘ぎ声を漏らしてしまう。
 三つ下の、本来ならまだ幼さも残ってしかるべきの弟に、本能のままに攻められる。
 愛しい弟が私の体に夢中になってくれている。何度経験しても止むことがない幸せの去来。
 胸の奥がじゅんっとして苦しくなって、お腹の奥がきゅんっとして切なくなる。弟くんが低い声を漏らす。膣の締まりが良くなったから、弟くんも気持ちいいんだね……♪


「ん、ふぅん……っ、お、とーと、くん、おちんちんっ、おちんちんっ、しゅごいよっ」

 気持ちを伝えようとするのに、快感の渦の真ん中にいる私は舌っ足らずな言い方になってしまう。

「ふぁぁぁっ!おねえちゃんのぉっ、お、おまんこっ、おまんこぉっ!ひぁ……っ、ごりごりっ、てぇ……っ、んっくぅっ!あァんッ!!ひ、ぐぅ、おちん、ちんっ!おとーと、きゅんっ、おちんちん、しゅきぃっ!」

 ぐちゅんぐちゅんぐちゅんっっ!!

「ひァぁぁぁぁ~~~~…………っ!!」

 ぷしゅっ!って、おまんこから潮が出ちゃう。
 お湯の中だったから見えなかったけど、腰を水面に浮かせてたりしてたら、ほんとうにクジラの潮吹きみたいになっちゃってたんだろうなぁ……♪
 いやらしい想像と、現実的に襲いかかってくる快感の嵐。
 それらが混ざりあって、浴室の湯気の中、夢と現実がわからなくなってくる。
 でもいいの、弟くんがいれば。弟くんさえいれば、私は幸福なんだから。

「おとーとくんっ!おとーとくんっ!おねーちゃんっ、イっちゃうっ!おとーとくんのおちんぽでっ!ナカ、ごりごりされてぇっ!あぁぁんっ!イく、イっちゃぅぅ~~っ!!」

 ーーガリッ!
 首……肩に近い辺りに痛みが走る。
 弟くんがそこに歯を立てていた。
 でも今の私には、痛みさえも気持ちいい。
 いいよ、好きなようにして。
 歯形、弟くんの歯形。
 弟くんの証、おねえちゃんの体にいっぱいきざみこんで。


「あッ、あッ、はぁぁぁっ!ん、ぅあぁあっ!!おまんこぉ、おまんこぉ!おかしくっ!おかしく、なっひゃぅぅっ!おちんぽ、おとーと、くん、のっ、おちんぽ、きもち、よしゅぎぃぃっ!!」

 これからも好きなだけおっぱい触らせてあげる。
 柔らかい101cmのJカップおっぱいをもんで、くりくりと固くなった桜色の乳首をいじらせてあげる。
 同じくらい肉づきがいいおしりもあなたのものだよ。
 あなたのおちんぽを気もちよくするこのおまんこも、あなただけのもの。

 おねーちゃんのぜんぶ、おとーとくんにあげる。
 だからね、だから、だから……。

「おとーとくん、おとーとくんぅぅっ!!」

 おちんぽ、びくびくして、おねーちゃんのなかであばれてる。
 あぁ……ん……。でそうなんだよね?だして、だして、おねーちゃんのなかに♪
 おねーちゃんのなか、おとーとくんのせーえきでいっぱいにして……!!

「んっ、んっ!ん……っ、く、っ、んっ!ぁあッーーーー」

 イっーーーー


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………っ!!!」

 どぷっ!!とぴゅぅぅぅううっっ!!!びゅくぅぅっふるるるっ!!!

「かっ、はァァーーーー!!」

 あ…………ア…………あぁ………………♪

 ざーめん……でてる……♪

 おねーちゃんの……なか……♪

 はぁん…………♪♪

 あっ……♪

「んっ、んちゅ……、ちゅっ、んぅ、ちゅぷ、れろ……んぅぅ~~……、ふはぁ……。んっ、ちゅぅぷっ、んっ、んっ、んぅっ、ふぁむ…………。ぷは……♪」

 かたごしに…………らぶらぶなちゅー。

 はぁ、はぁ……んぅ……♪

 しあわせ……しあわせだよ、おとーとくん……。

 これからも……ずっとふたりで……えっちしようね……♪


chapter 01 end


「ねー紬ぃ~。おっぱい飲ませてー」

 出ない。

「じゃあ吸わせてー」

 何が「じゃあ」なのかわからないけどダメ。

「んーじゃあ授乳してよ~」

 言い方を変えてるだけじゃない。
 というか……せめて揉むとか触るとかじゃないのだろうか。

「それくらいはもうやってるからさぁ。そろそろ新しいステップに上がる頃合いだと思うんだよ。ほら、ちょうど紬山も標高100cm越えを達成したし!」

 言い方がおじさんみたいだからダメ。

「え~……じゃあ、お嬢様みたいに言えば吸わせてくれる?えーっと……」

 ダメなものはダメ。

「んーケチぃ。何さー、減るもんでもないでしょー」

 なかなか傲慢な言だ。
 更衣室で触らせてあげてるだけ感謝してほしい。本来ならこのおっぱいは弟くんのためだけにあるものなんだから。──流石にそんなことは口に出さないけど。


「そんなことより、問三は解けたの?」
「ぐっ……の、脳がオーバーヒートを起こしてですねー……それで紬のおっぱいを求めていて……」

 まったく、口を開けば私の胸のことばかり。
 今、私は仁美の家で勉強中だ。学校がテスト期間に入ったのでバイトの合間を縫って勉学に励んでいる……のだが、仁美の方はしきりにサボってはセクハラ発言ばかり飛ばしてくる。困ったものだ。

「お願いです~……ちょっとだけ……一分だけでいいので触らせてください~……」

 ……長くない?
 まあでも、こう頻繁に勉強の邪魔されるのも互いにとってマイナスでしかないし、仕方ない……。

「えっ、いいの!?」
「その代わり、終わったらちゃんと勉強に集中。いい?」
「ひゃっひゃいぃっ!神様仏様聖母紬様……」

 変な文言を唱えながら拝み出す仁美にため息をつきつつ、私はその隣に移動した。


「じゃ、じゃあ……遠慮なく……」

 震える五指が制服と下着越しに胸に沈む。
 仁美は「ふおお……!」だの「みゃああ……!」だの変な奇声を上げながらむにむにと乳肉を揉みしだいていたが、少しばかり経つと、次第に様子がしおらしくなっていった。
 ……やれやれ。ほんとうに困った子だ。

「ふぁむっ!?」

 仁美の頭を抱き寄せて胸にうずめさせる。
 正直不本意だけど、……仕方ない。

「甘えん坊さん」
「…………うん」

 彼女の頭をさすりながら、壁際のチェストに目を向ける。
 家族の写真が置いてある。父親と、その前に立つ少年と、母親と、その胸に抱かれる赤ん坊。
 仁美には、お母さんの記憶がないそうだ。

「……もういいでしょ?勉強勉強」
「あっ……ハ、ハイッ!あ、あー……紬山のあまりの峻厳さに窒息しそうになったー」

 そう言ってパタパタと顔を扇ぐ仁美の頬は、ほのかに赤らんでいた。


   ★

「ただいまー」

 家に帰ってきた私は弟くんの部屋を覗いてみたが、姿はなかった。私と同じように友達の家で勉強しているのだろう。胸の奥が少し、きゅっと締まる。
 自室に荷物を置くこともせず、私の足は自然と部屋に踏み入っていた。

「…………」

 バッグを床に落とし、ベッドに腰を下ろす。
 頭が弧を描いて自由落下する。ぽふっ、と枕に着地。

「弟くん……」

 枕に顔を押しつけ、私はすうっと深呼吸した。
 鼻腔に滑り込んでくる匂い。弟くんの匂い……。

「んっ、ふぁ…………」

 掛け布団を引き寄せ、それも鼻に近づける。
 あぁ……いい匂い。甘いとか爽やかとかそんな感じは全然しないけれど、安らぎで心を満たしてくれる優しい匂い。


「弟くん……。……んっ……」

 胸の奥が切なくなって、私の手はスカートの裾をめくりあげていた。
 下着の上から秘所に指を添わせる。小さな刺激が微弱な電流となり、背筋を駆ける。
 指が上下に動く。脳が動かしているという感じがしない。指が勝手に動いているみたい……。

「は、ん……」

 くちゅ……。

 弟くんの匂いに包まれて、私のあそこはすぐに湿り気を帯びてしまう。
 北向きの窓から夕焼けの光が差している。ひとりしかいない家、電気のついてない部屋で、私は寂しく自慰に耽っている。


「ん、ん、あ……んっ、は、ん……」

 弱い刺激じゃ物足りなくなって、私の手はショーツの中に潜り込む。
 心の求めるままに、中指がクリトリスを弄りだす。

「ひぐっ──!」

 ぞくぞくっ、という感覚が背筋を駆け上った。
 あそこがまた濡れてしまう。割れ目に指を入れてみると、

 くちゅ……。

 そんないやらしい音と一緒に、どろっとした愛液が溢れ出してくる。

「あ、あ、はあ……んっ、ふ、うっ……はぁ、んっ、ぁ……」

 くちゅ……くちゅ……ぐちゅぐちゅ、くちゅん……。

 膣に指を入れ、ゆっくり動かす。大きな容器に入った水に砂糖を溶かすように。ぐちゅん……ぐちゅ……。


「おとーと……くん……。は、あ、は……はぁ、はっ、あん、はぁん……」

 さわって、弟くん……。
 好きなようにさわって、揉んで、ちゅぱちゅぱして……。

「ん……っ、はぁ、んくっ」

 もう片方の手で胸を揉む。
 柔らかい感触が手のひらに広がるけれど……彼の温かい体温はそこにはない。

「は、あぁ……おとーと……くん……おとーとくん……はぁん……あん、はぁ……」

 おとーとくん……おとーとくん……。
 おねーちゃん、ひとりエッチしちゃってるんだよ……。
 おとーとくんの部屋で、おとーとくんの匂いをかぎながら……。
 ちょっとずつ気持ちよくなってるけど……でも……でも……。

 ………………。

 ……おとーとくん……。
 ……さみしいよ……。


「あ、あ、はぁっ、あっ、ひぁっ!」

 ぐちゅんぐちゅんぐちゅんっ!!
 くちゅくちゅっ!ぐちゅんぐちゅぐちゅっぐちゅんっ!!

 指の動きが激しくなっていく。
 ヒダヒダを指先で感じながら抜いたり差したりを繰り返す。ぎゅうっと締め付ける自身の反応に官能を揺り動かされながら、自分自身を攻め立てる。

「あ、はぁァっ!お、とーと、くんぅっ!あぁっ、もっと、もっとぉ……!」

 頭の中には弟くんのことだけ。
 ベッドに寝そべる私の濡れ濡れおまんこをバコバコ突いてくれる立派なおちんちん。長さも太さも固さもそっくりそのまま思い出せる。その感覚を再現しようとしながら──、でも──


(足りない……足りないよぉ……)

 でも、女の子の指じゃそれに近づくことすらできない。
 頭に描いている快感と実際の刺激のズレ、それがあまりに致命的で、もどかしさが募る。
 もどかしくてもどかしくて仕方ないから、やけを起こしたようにもっと激しくしてしまう。

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅんっ!!!

「あっぐぅッ────!!」

 結局──弟くんのおちんちんの感覚は再現できないまま、私はイった。
 不満なイき方だ。まだ足りない。もっと気持ちよくなれたはずなのに……そんな思いが胸の中に渦を巻く。けれど、その一方で……。

「はあ、はあ、はあ…………はぁん…………」

 全身を包んでくるけだるい感覚。
 それに釣られるように、自然にまぶたが落ちる。
 暗くなった視界の中で、私の喘鳴だけが繰り返されて──


   ★

「…………ぁ……は…………っ…………」

 ──気がつくと、ぼんやりとした意識の中だった。
 うたた寝していたのだ。オナニーの後の脱力感と弟くんの匂いの安心感が合わさって、意識が眠りに落ちてしまっていた。

「……ん…………く……は…………っ……」

 なんだろう、なにか声が聞こえる。
 それに気づくと、体の感覚も徐々に戻ってくる。どこかに何かしらの刺激が加えられている……。

「…………は……ぁ…………っ…………」

 お尻と……おっぱい。そしてこの声は……。
 意識が完全に戻ると同時に、私は理解した。
 ここは弟くんの部屋だ。そのベッドで下着丸出しのお姉ちゃんが寝ていたら……そうなっちゃうよね。


「弟くん」

 そう呼んでみると、明らかに周囲の空気が張り詰めた。
 目を開けて彼の姿を探す。弟くんは私のお尻の近くにいて、その腕がおっぱいに伸びていた。
 お尻に加わる感触からするとなるほど、おっぱいを揉みながらおちんちんをお尻に擦り付けてたみたい。

「寝てるおねーちゃんおかずにして……オナニー、してたの……?」

 焦り出す弟くん。なにか言おうとするけれど、どもってしまってまともな言葉にならない。
 弟くん、悪い子……♪あぁ……かわいいなぁ……♪

 でもお姉ちゃんの方が悪い子だよね……。
 家に帰ってるのに夕飯の支度もしないで弟の部屋でオナニーして、さらにはそのまま寝ちゃって弟くんの劣情を駆り立てちゃったんだから……。

 だから……お姉ちゃんが責任とらないとね……♪


「……♪」

 まだだるい体を起こし、弟くんにしなだれかかる。弟くんは驚いてベッドに倒れちゃうから、まるで押し倒したみたい。
 でもそれは間違いじゃない。実際これからすることを考えたら押し倒したようなものだから。

「弟くん……ほーら……♪」

 彼の顔に胸を近づけ、制服とキャミソールのすそを持ち上げる。
 当然、おっぱいがまろびでる。ぽろんっ、という擬音が聞こえてきそうなJカップおっぱい。

「おっぱい……触ってたよね……。気持ちよかった……?」

 うんうん……気持ちよかったよね……♪正直者な弟くんのこと、お姉ちゃんは大好きだよ……♪
 でも……もっと気持ちよくなろ……?

 ブラジャーのカップ部分を上にずらす。
 薄い桜色の乳首は固くなってきちゃってる。私だってもう限界なのだ。
 不満の残るイき方をしてそのまま寝ちゃって、起きたら私の大好きなおちんちんをお尻に擦り付けてる弟くんがいた。まさに天から降ってきたような僥倖。だから……。


 だから……もう欲しくて欲しくてたまらないの……♪

(早く、早く……早くぅっ……!)

 弟くんの目の前でおっぱいをゆさゆさ揺らす。
 ぱっちりとした瞳の奥に獣性が宿るのがわかる。
 ごくりと喉が動いたのを見て乳首を口の方へ持っていくと──

「ひんっ……!」

 ちゅぱぁっ!

 弟くんが乳首にむしゃぶりついた。
 遠慮なく大きな音を立てながらまさに無我夢中といった様子で吸い付かれ、ぞくぞくっとした感覚が全身に走る。


「は、ぁん……はぁぁぁ…………っ」

 じゅぷぅっ!ちゅぷ、ちゅぱぁっ!んじゅぅぅっ!

「ふっぅくぅ……っ!ひゃぁあんっ……!」

 ちゅうちゅう乳首を吸いながら、弟くんの手がおっぱいを揉みしだく。
 弟くんの方からしてくれたことに感動めいたものを覚える。エッチな気分になっちゃって、もう我慢できないんだね……。

 いいよ、もっともっと揉んで……♪
 赤ちゃんみたいにおっぱい飲んで……♪

 一番の親友にも許していない授乳だよ……♪
 このおっぱいを好きにしていいのは弟くん、あなただけなんだから……だから、好きなだけ吸って……♪

 順序をつけるような真似をしてしまって、親友に対して悪いと思う気持ちはちょっとばかりある。
 だけど──私も寂しいの。仁美、あなたの寂しさは私がちょっとだけ埋めてあげられるけど、私のそれは埋められる人がいないの。
 だから私は弟くんに体をあげるの。彼に求められ、彼に触られ、彼の体温を感じることで私の寂しさは癒されるんだから。

 だから……だからね。
 弟くん……弟くん……♪

 おねーちゃんを、気持ちよくして……♪


「んん~~……っ、はぁ、はぁぁん……。おとーとくん……」

 おっぱいを飲ませながら動いて、弟くんを膝枕するような体勢にする。
 夢中で乳首に吸いつく彼の頭を撫でながら下半身の方に目を向けると、おっきいおちんちんは垂直に勃ちながらびくびくと跳ねていた。

 ふふっと息を漏らして、私はそれに手を伸ばす。

「んひゃぁんっ!?あ、もう、いきなりぃ……」

 突然ぺニスに加わった刺激に驚いたのか、吸いつきが強くなった。

「ん、んんぅ~~っ……仕返し……しちゃう……♪」

 竿の部分を掴み、ぐいっぐいっと上下にしごく。
 亀頭から先走りが溢れてきて、上下運動にいやらしい音が混ざる。

 にちゃあ……ぐちゅっ、ぐじゅっ、にちゅっ……。

「ひ、あぁん……っ、はぁっ、はっ、んぁっ、くぅん……」

 ちゅぷっ!じゅぅぅるるっ!じゅぷぅっ!

 負けじとおっぱいが吸われるから、部屋の中にいやらしい二重奏が響く。


 にちゅにちゅ、ぐちゅ……ちゅぷっじゅぷっ、ちゅぱぁっ!

「あ、あ、ぁ……はぁぁ……あっ、お、おとーとくん……♪」

 おちんちんがもう限界そう……♪
 熱いものが込み上げてくるのが手のひらに伝わる。
 人差し指を使い、亀頭をぐりぐりっと刺激する。
 おっぱいを口に含んだまま、弟くんがかわいく鳴く。

 じゅぅぅぅううう…………っ!!

「ん……っ、あ、ん──っ!!」

 吸引の勢いがこれまでで一番激しくなったと同時に──


 どぴゅっ!!どぴゅぅぅううっ!!どぷどぷっ!!!

「あ、はぁ……♪」

 下半身をびくびくと痙攣させながら、おちんぽが大量の精液を噴き上げた。

「すごぉい……こんなに、いっぱい……♪」

 ちゅぱぁ……っ。

 乳首から口を離した弟くんはぐったりとしている。
 お疲れ様……♪労うように頭を撫でてあげる。

 それにしても……すごい量。
 射精の瞬間なんて火山の噴火のようだったし、どろっとした濃いザーメンが下半身にべったり広がっている。
 もちろん、私の右手にも。手の甲や手首に精液がたくさん……。

 私はそれを鼻に近づけ、匂いを嗅ぐ。

「ん……はぁん……♪」

 いい匂い……♪
 とっても濃くて、頭がくらくらしちゃうエッチな匂い……♪

 たぶん今日まで溜めてたんだね。
 テスト期間中だから、最近はエッチの回数も少なくなっていた。直近でしたのは三日も前だ。
 だからおねーちゃんの寝姿に興奮してオナニー始めちゃったんだね……♪エッチな弟くん……ふふ♪

 三日も我慢したんだから……まだまだできるよね……♪


「ふぁ……」

 手についていた精液を舐めとる。苦味が口中に広がるけれど、弟くんの味だと思うと自然と美味しくいただけちゃう。
 舌の上に集め、まとめてごっくん。ぷりっぷりの濃厚ザーメンは飲み込むだけで一苦労。もしフェラだったら全部飲みきれなくて窒息しちゃってたかも……♪

「きれいにするね……♪」

 ぜえはあと荒い息を繰り返す弟くん。
 下半身に口を近づけ、こびりついたザーメンをお掃除してあげる。
 ちょっとエッチな舌遣いを意識してみたせいか、お掃除フェラのときにはもう勢いが戻っていた。

「ふぁむ……じゅっぷ、じゅうっ、じゅる、ちゅるる……じゅぱぁっ!んっ、ふうっ……」

 口の中に唾液を貯めて、音を立てながらのお掃除フェラ。
 出したばかりで敏感な亀頭を舌で撫で回しちゃう。弟くんの反応がかわいくてずっと続けたくなっちゃうけど……。


「んん~……っ、んっ、こくんっ……。ぷはぁっ」

 こそぎとった精液を飲み込む。唾と混じったからか飲みやすかったけど、味は薄くなっちゃっててちょっと残念。
 でもいいや。もう一回飲ませてもらえばいいもんね。そしてもちろん、次は……♪

「……いれちゃうね……♪」

 三日もセックスできなくて欲求不満、物足りないオナニーをして不満足、それに加えておっぱいを吸われ続けた上に射精を目の当たりにした。
 焦らしに焦らされたおまんこはもう洪水状態。開いてもないのに割れ目から愛液が漏れだしてお股は太ももの方までてらてらと光っている。

「はぁっ、はぁっ、はぁん……っ」

 割れ目を開き、亀頭をそっとあてがう。
 その間も息を乱して喘いじゃう私は発情しきったメスそのもの。
 こんな情けないお姉ちゃんでごめんね……♪でも……。

「は……っ、あ、ア、ぁぁぁァあああっっ…………!!!」

 ──あなたのこともちゃんと気持ちよくするから、ゆるしてね……♪


「あ…………は、ァ…………ん……く、ぁ……あ…………」

 イっちゃった。
 入れただけでイっちゃった。
 弟くんの、でっかくてふっといおちんぽを、下のお口で飲み込んでイっちゃった……♪

 深い深い絶頂感が頭から爪先まで私を包んで、なにがなんだかわからない。
 頭の中で爆発が起こって真っ白になったかと思えば、音も光もない深海の底のような暗闇に堕ちる。
 ただ、キモチイイ、おちんぽがキモチイイ、それだけが繰り返され、私の本能を突き動かす。

「あ、ァ──は、ぁッ、あぁあッ!!はぁっ!あっ、がぁっ!ん、ふ、ぁぁあ……ッ、ひァっ!あ、はぁぁあッ!!」

 腰を上下に動かす。泥のぬかるみに浸かっているかのようで、腰を上げるのに強い抵抗がかかる。
 おまんこがおちんぽに食いついているからだ。抱き締めるようにぎゅうぎゅう締めるから、ひだひだにカリが引っ掛かる感覚が一枚一枚わかっちゃう。
 そして苦労して引き上げて、腰を落とすと。高圧電流のような刺激が全身にくまなく駆け走る。
 子宮がもう下がりきっちゃっているのだ。パンパンに張った亀頭がその入口に突き刺さるから、凄まじい快感が私の頭を襲うのだ。

 それが何度も何度も繰り返される。
 頭がおかしくなってしまいそうな悦楽の嵐。
 おかしくなってしまいそうなのに、私の体は弟くんを、彼のおちんぽを求めてしまう。


「ひぁッ、あっがァあ……っ!!はぁッ!あ゛ッ、お、おふぅ……ッ!んっぎぃ……、ぐ、ひっ!ぎぃッ!あ、あ゛ぁあ゛あッ!!はあぁんッ!ひぁあぁあっ!!」

 ぐじゅんっ!ばちゅっ、ばちゅっ!ぐぢゅんっ!!

 おまんこが濡れ濡れだから、腰を上げるたびに二人の間に白濁した糸が引く。
 そのおかげで結合の音がさらにいやらしくなってしまう。ぐじゅんっ、ぐちゅんっ、ばちゅんっ……。

「あ、ァ、ひ、ぃい……っ、はぁぁぁん……く、ぅっんっ……!!」

 おっぱいが弾むのもわかっちゃう。
 円を描くように、ぶるんっ、ぶるんっと。
 弟くんの視線が釘付けになってるのがわかるよ……♪おねーちゃんのいやらしいJカップおっぱい、気になるよね……♪


「──ひぐぅっ!?」

 と、そのとき。
 腰を落とすタイミングで突き上げられた。
 体の芯を通って快感が頭頂まで駆け上る。

「あ、お、あァ、あ゛……が…………」

 そのあまりの刺激に、私はあえなくイかされてしまう。
 ぷしゃぁぁぁ……っと潮が漏れているのがわかる。
 力が抜けて、上半身が崩れる。

「あ、あ、あ……ぁ…………」

 じゅぷぅっ!!

「ひぁ────ッ!?」

 またも襲い来る快感。
 胸だ。弟くんがおっぱいを口元に引き寄せて、乳首に吸い付いていた。


「みゃ、ま、って……ぇ……おね、がい……っ、い、いま、いまぁ……さ……れた…………らぁ……っ」

 ちゅぅぅううううっ!!!

「ひっ……!ぎ、く、ぅぅぁぅあああ……っ!!あ、あ゛ぁぁッ!!はぁ、あっ、ぁ、ん、く、ぅぅうう……っ!!」

 ごぢゅんっ!!じゅぷっ!ぐじゅんっ!!ちゅぷぅぅっ!!

「はあ、ぁあ、あ゛ぁぁぁぁぁ…………っ!!!」

 おちんぽの突き上げ、おっぱいへの吸い付き。
 またもイかされたけど、弟くんの攻めはやまない。
 淫靡な音を惜しげもなく立てながら、お姉ちゃんの体を貪っていく。

「あ゛ッ!は、はァっ!ん、ぐぅっ、ひぐっ、あ、ぁぁあッ、はぁっ!ひ、ひ、ぐ、ぎぃ、っ、ん、く、あァ、はぁあぁぁ……っ!!」

 もうなにもわからない。
 快感に耐えるように頭を振り回すけれど、よだれを撒き散らしながら絶叫を上げるだけ。
 下のお口もバカになって、ひと突きのたびにお潮を漏らしちゃってる。
 しだいに、頭もバカになっていく。もう、なにもかんがえられなくなる……。


 おとーとくん……♪

 おとーとくん、おとーとくん……♪♪

 おとーとくん、おちんぽ、おまんこ、おっぱい、おとーとくん、おちんぽ、おちんぽ、おまんこ、おまんこぉ…………。
 きもちいい……きもちいいよぉ……♪おねーちゃんのなか、なか、おとーとくん、ちょーだい♪ちょーだい……♪おとーとくんの、おちんぽ、いっぱい……いっぱい……!!

 ごちゅんッ!!ぐりッ、ぐりぐりッ!!

「ひッ──!!」

 しきゅうのおくちにおちんぽがでぃーぷきすする。
 おくちをこじあけて、なかにいれるため。
 はああん……♪くる、くる、くるよぉ……っ♪おとーとくんの、おちんぽ、おちんぽぉ……♪


「おとーとくんっ、おとーとくんぅぅっ!!イくッ、おねーちゃん、イくよぉっ!!おまんこ、おまんこイっちゃうからぁぁっ、おちんぽ、ちょーらいぃぃっ!!」

 じゅぅぅぅぅぅっ──がりっ!!

「ひぐっ──!!」

 ばちゅんばちゅんッ、ぐりぐりッ!!
 ぱんぱんぱんぱんぱんっ!!!

「あ、ァ、はぁあああああああ────っ!!!」

 あたまがまっしろになって、そして──


 どぷっ、どぴゅぅっ!!どぴゅぅぅぅぅうっっっ!!!

「ああァァぁぁぁぁあああああ………っ!!!!」

 あ……。

 あ、あは、はぁぁ……。

 ア……は、ぁ…………は、ぁぁん…………。

 し……ん、じゃう……かと……おも……った…………。

 ちくび、がりってかまれながら……おちんぽ……ぐぢゅぐぢゅ、ぐりぐりっ……ってぇ……。
 
 しゅごい……しゅごいよぉ……おとーと……くんぅ……。

 おねーちゃん……きもち……よかったぁ……。

 おとーとくん……だいすき……だいすき……♪

 だいすきだよ……おとーとくん……♪

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 ちなみに翌日のテストは、二人ともボロボロでした♪


chapter 02 end

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