拳祟「ワイとアテナの同人誌、もっと描いてくれや!!」彩画堂「エヴァ描きたい」 (17)

拳祟「そ、そこをなんとか頼んます!!!」

彩画堂「自分の描きたいの描かせてよ」

拳祟「せ、せや!! この肉まん沢山あげますわ!! これでええでっしゃろ!!」

彩画堂「やだ」

拳祟「くっ……」

拳祟(彩画堂はん……KOFの同人誌を象徴する漫画家や)

拳祟(昔のようにKOFの同人誌……特にワイとアテナのr18本を沢山作ってくれはったら……)

彩画堂「でもなんでそんな事を?」

拳祟「……」

拳祟「実現してほしいからや」

彩画堂「?」

拳祟「あんたが描いた同人誌と……同じ展開が最近起こっとるんや!!」

拳祟「舞はんとか舞はんとか舞はんとか……兎に角最近、舞はんがエロい目にあっとんねん!!」

拳祟「あんたが描いた同人誌と同じシチュエーションで!!」

彩画堂「へー」

拳祟「けどな!! おかしいねん!! あんたが描いたワイとアテナがエロい目に合う展開だけ……」

拳祟「それだけ実現せえへんねん!!」

拳祟「なんでや!! おかしいと思わへんか!?」

拳祟「そこでワイが思うたのは……」

拳祟「既存の同人誌じゃなくて新しいのを描けばそれが実現するかもしれへんってことや!!」

拳祟「なんの根拠もあらへんけど……試してみる価値はあると思うんや!!」

彩画堂「締切が近い……」カリカリ

拳祟「話聞いてくれや!!」

拳祟「頼んます!!! ワイも色んなアイデア持ってますんで!!」

彩画堂「例えば?」

拳祟「せ、せや!! アテナが28歳になるやつや!!」

拳祟「アスカ、綾波と来たら次はアテナや!!」

彩画堂「舞でしょ」

拳祟「なんでや!!」

拳祟「もう彩画堂はんしかおらんのや!!」

彩画堂「エヴァと……後はオリジナルと……」

拳祟「アカン!! 話を聞いてくれへん!!」

拳祟「……!! せや、もし彩画堂のファンがワイとアテナの同人誌見たい言うたら考えてくれます?」

彩画堂「んー……」

拳祟「……」

彩画堂「……まぁ署名が沢山あったら考えるかも」

拳祟「ホンマですか!!?」

拳祟「ほんなら早速集めてきますわ!!」ダッ

彩画堂「もう行っちゃった……」

拳祟「そうと決まれば早速署名活動開始や!!」

アテナ「拳祟!!」

拳祟「!! アテナ! どないしたんや?」

アテナ「早く行かないと飛行機に遅れちゃうよ!!」

拳祟「飛行機……?」

アテナ「地方予選!! お師匠様とパオ君も待ってるから早く!!」

拳祟「!!! せや、すっかり忘れとった!! 署名活動なんてしてる場合やなかった!!」















拳祟「……あ~しんど」

拳祟「こんな田舎で地方予選なんてやってられんわ」

アテナ「温泉にもつかれたしいいじゃない」

アテナ「お師匠様とパオ君は先に帰っちゃったけど」

拳祟「……」

拳祟(あれ、なんやこれ……めっちゃ既視感あるわ)

拳祟「……!!」

拳祟(ワ、ワイのポケットに……)

拳祟(アテナの財布が入ってるやんけ!!)

拳祟(こ、これはもしや……)

拳祟(彩画堂はんと同じ同人誌の展開!!)

拳祟(遂に実現する時が来たんやな!!)

拳祟(……ちゅうことは……)

拳祟「……」ニヤッ

アテナ「拳祟、どうしたの?」

拳祟「!! な、なんでもあらへん!!」

拳祟「……ところでアテナ、金貸してくれへん? スッカスカで土産も買われへんわ」

アテナ「いいよ、ちょっと待って。 一緒に飛行機のチケットも……」

アテナ「……」

拳祟「どないしてん?」













アテナ「……」しょぼ~ん

拳祟「あーあ……どないすんねん、帰りのチケットなくしてもうて」

アテナ「ゴメ~ン……」

拳祟「……」

拳祟(順調順調……計画通りや)ニヤッ

アテナ「貴重品入れにカードもケータイも財布も……」

アテナ「チケットと一緒に入れてたのが失敗だったなぁ」

拳祟「ホンマどないしよ……空港の近所で余計にど田舎やん。 前にも後ろにも行かれへん」

アテナ「そうだ!! 電車で帰ろうよ」

拳祟「あんな、財布も落としたのに乗れるわけないやろ」

アテナ「はぁ~あ……八方塞がりかぁ」

拳祟(ここで来るはずや……早よ来い学生!!)

学生×3「……」スタスタ

拳祟(来たーーーーーー!!!)

アテナ「……そうだ!!」

拳祟「ん?」

アテナ「ねぇ拳祟!! いい案があるんだけど……」

拳祟「な、なんや?」

拳祟(あれ、なんかちゃう)

アテナ「……」ゴニョゴニョ

拳祟「は!!?」

アテナ「ね!? いい案だと思わない!?」

拳祟「ど、どこがや!!? 最悪や!!」

拳祟「だ、大体貴重品なくしたんは誰の責任や!!?」

アテナ「……貴重品ってこれ?」サッ

拳祟「!! な、なんでや!! 確かワイのポケットに……」

アテナ「ふーん……やっぱり拳祟が持ってたんだ」

拳祟「あ!!!」

アテナ「私ね、本当は知ってたんだよ? 拳祟が貴重品隠してた事」

拳祟「な、なんで知ってたんや……?」

アテナ「私ね、最近透視能力を覚えたの」

拳祟「なんやて!? まさかそれで……」

アテナ「さっきの拳祟の台詞で確信したわ。 私にイタズラするために隠してるって……」

アテナ「そんな拳祟には罰を与えます」

拳祟「ま、まさか……さっき言った……」

アテナ「ちょっとそこの貴方達ー!!」

拳祟「ああああ!! すまんアテナ!! ホンマすまんかった!!」

拳祟「すまんアテナ!! ホンマにワイが悪かった!!」

拳祟「せやからそれだけは勘弁してくれや!!」

アテナ「駄目です」

学生「あの……なんですか?」

アテナ「今なら3000円でイイコトができるんだけど……どう? 話だけでも」

学生「え、何?」

学生「持ってるけど……なんですか?」











アテナ「この人のチンコ、しゃぶりたくない?」

学生「「!!!?」」

拳祟「ホンマ、何言うとんねん……」

拳祟(待てよ、この子達はホモやないかもしれへん……)

拳祟(というかホモなんて事早々あらへんやろ)

アテナ「ホモになれー」パーッ

学生「!!!」ピピーン!!

拳祟「そんなアホみたいな超能力ありかいな!? というかそれもう魔法やろ!!」

ガシッ

拳祟「ちょ……何すんねん!! 離せや!!!」

拳祟「身動き取れへん!!」

アテナ「それじゃあね拳祟、私は先に帰るから」

拳祟「ちょっ……アテナ!! 待ってくれや!! ワイはホモやない!!」

拳祟「おまっ……何チャックおろさせてんねん!!」

拳祟「……はうっ!!!?///」

拳祟「しゃ、しゃぶるの……はぁ……はぁ……やめえや……///」

拳祟「し、尻の穴は……絶対に……」

拳祟「……アーーーッ!!///」

アテナ「さよなら、拳祟」

拳祟「アテナアアアアアアアアアアアアアアア!!!」















彩画堂「……っていう同人誌を描こうかな」

終わり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom