【ガルパン】優花里「自由に並行世界を移動できるようになりました!」【安価】 (233)

優花里「今は>>2な世界にいるようですね~」

※クロスSSではありません。ガルパンの世界に収まった安価をお願いします
“例” みほが大洗に来なかった世界など

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518948131

エリカが大洗に来た世界

エリカ「ついにやってきたわに! 大洗の学園艦!」

エリカ「特にこれといった特色のない学校だけど、みほと一緒に黒森峰から逃げてきたわ!」

みほ「エリちゃん、言い方!」

みほ「私は戦車道のない学校っていうから転校してきただけだよ。エリちゃんはなんで?」

エリカ「ああ、それはね>>5だからよ」

黒森峰が大洗と統合されるから

※優花里ほとんど関係なくなるかも。何とかして出します

エリカ「黒森峰と統合されるから、隊長に言われて視察に来たのよ」

みほ「え!? と言うことは戦車道始まっちゃうの!?」

エリカ「そうなんじゃない? まぁ、みほは受けなければいい話よ」

みほ「そ、そうだよね……」

エリカ「まずは教室に行かないと……私たちの教室ってどこだったかしら?」

みほ「あそこの人に聞いてみようよ!」

いたのは誰?>>8

ありす

エリカ「ここの生徒かしら……? にしては少し幼いような……いや、でも制服も着てるし」

みほ「生徒さんならこの学校について詳しいはずだよね! 聞いてみよ!」

みほ「すみませーん」

愛里寿「なに?」

みほ「私たち転校してきたばかりで、迷っちゃったんです。普通I科二年の教室を探してるんですけど……」

愛里寿「それなら、>>10にある」

みほ「ありがとう! お礼にこれあげるね!」

ボコ「ヨロシクナ!」

愛里寿「可愛い……」

エリカ「みほ、行くわよ」

5階

―大洗女子学園廊下―


みほ「五階にあるって言ってたよね」

エリカ「そうよ。早いところ向かいましょ」

???「……殿ー!」

エリカ「みほ、何か言った?」

みほ「ううん、エリちゃんこそ何か言わなかった?」

???「西住殿ー! 逸見殿ー!」

みほ「わわっ! 誰?」

???「はっ! そういえばまだ知り合ってない世界なんですよね……。失礼致しました、私、秋山優花里と申します」

みほ「優花里……さん?」

エリカ「ちょっと待って。何であんた私たちのこと知ってるのよ」

優花里「信じてもらえないでしょうけど、私、西住殿が一人で大洗に来た世界から来たんです。そこで大洗は戦車道全国大会で優勝しまして……」

エリカ「いきなり話が飛びすぎよ。何がなんだか……」

優花里「まぁ、要するに違う世界から来たってことです」

エリカ(なにこの子、頭イかれてるの……?)

みほ「それで、何か用かな? 優花里さん」

優花里「いえ、お二人に話し掛けておきたかっただけです! 私はしばらくこの世界を堪能してますね!」

エリカ「何だったのかしら、あの子」


時は進み……


みほ「結局戦車道やることになっちゃった……」

エリカ「元々復活させる気だったのね」

桃「集まったのは>>12人ですか」

柚子「多いのでしょうか……」

杏「結果オーライだよ」

80

桃「80人……80人だと!?」

柚子「多いの?」

桃「多いに決まってるだろう! これは勝てるかもしれないぞ……!」

杏「サンダースと比べるとあまりだけど、十分多いね。にしても戦う理由あるかね~。黒森峰と統合ってのは決定事項だよ?」

桃「優勝とは行かなくても、黒森峰を完膚なきまでに叩き潰すことが出来れば、撤回もあり得ます!」

杏「そうかねぇ……ま、楽しそうだから良いか」

エリカ「で、人数は良いけど問題の戦車はどうするのよ?」

杏「そこなんだよねぇ」

柚子「うちにもお金があれば良いんだけど……」

エリカ「黒森峰と統合したらお金も入るわよ」

桃「残っている戦車は資料によると>>14>>15>>16>>17>>18>>19>>20>>21の8輌のようです」

杏「全部五人乗りだとして40人か。半分は乗れないね」

ティーガー

ポルシェティーガー

マウス

BT-42

IV号戦車

TigerII

M6

一式中戦車

桃「黒森峰の手が及んでないか?」

杏「気にしない気にしない。各車両のスペックは概ね問題ないね」

みほ「重戦車が多いですね……電撃戦にはちょっと不利かも」

優花里「編成はどうするのでしょうか?」

桃「それを今から考えるのだ。半数は乗れないと思え」


数日後


桃「乗れなかったよ柚子ちゃん!」ビエーン

柚子「ゼロ距離で外すから……」

杏「お、西住ちゃんがクジ引くよ」

モブ子「大洗女子学園8番!」

杏「8番……相手は>>23だね」

※本編登場高校でお願いします

アンツィオ

―アンツィオ高校―

アンチョビ「いいか、お前たち。相手は無名校と言えど黒森峰からの転校生が二人いるとの情報がある。決して油断するなよ!」

モブA「たった二人の転校生がなんだって言うんすか! うちの機動力には敵いませんよ!」

モブB「そうそう! 余裕でボッコボコっすよ!」

アンチョビ「甘い! ティラミスのように甘いぞ、お前たち!」

アンチョビ「なんと、転校生以外にもあの島田流の後継者、島田愛里寿が飛び級で大洗女子学園に入学したというのだ!」

モブC「島田って誰?」

モブA「不思議の国のアリスじゃねーの?」

モブたち「アッハッハッハ!」ゲラゲラ

カルパッチョ「静粛に!」

アンチョビ「コホン。まぁ、とにかくだ! 私たちも弱い……いや、強くはないと言われてるのだから油断せず臨むように!」


―大洗女子学園―


桃「私は参加出来ないが、西住みほに島田愛里寿。そして、ティーガー Iなどの強力な戦車たち。一回戦突破の希望は見えてきたな」

エリカ「そのことなんだけど」

桃「なんだ? お前は確か……イッツミーエリカとか言ったか」

エリカ「どこのマリオよ! ってそうじゃなくて、みほは重戦車よりも軽戦車での戦いで輝くタイプだと思うのよ」

桃「どういうことだ?」

エリカ「少し勿体ないけどティーガーやマウスを売って、そのお金で軽戦車と中戦車を買った方が良いと思うのよね」

杏「あー、ましてや相手は機動力のアンツィオ。重戦車だと不利かもしれないね」

みほ「エリカさん、私の為に……///」

エリカ「勘違いしないでよ。出る以上、一回戦負けなんて結果で終わらせたくないだけよ」

みほ「あう……」

杏「よーし、じゃあその方向で行こうか。小山、河嶋ぁ手配よろしく」

桃「はっ」


……


桃「5輌の重戦車を売った結果、新たに8輌の軽、中戦車の導入に成功しました」

杏「>>25>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32かぁ。良いねぇ」

チヌ

クルセイダー

M4中戦車

訂正
みほ「エリカさん、私の為に……///」→みほ「エリちゃん、私の為に……///」

安価下

シェリダン

パンター

Ⅱ号戦車

>>29
そいつはレギュレーション違反だろう

パージング

みほ「凄い! これだけの戦力があれば、作戦も立て易くなります。ありがとうございます」

桃「とりあえず一、二回戦のレギュレーションを満たす車輌は確保できたな」

エリカ「戦車も揃ったことだし、練習試合でもやらない? 実戦経験なしにいきなり本番は不安が大きすぎるわ」

杏「そう言うと思ってもう取り付けてあるよん。相手は>>36だねぇ」

ボンブル

杏「相手はボンプル高校だねぇ」

エリカ「戦車道公式戦ではあまり良い評判を聞かない学校ね。ま、初めての実戦には良い学校かもね」

杏「西住ちゃーん、作戦よろ……ありゃ?」

みほ「I号戦車、II号戦車は偵察車輌に使うとして、主力はパンター、パージング……撹乱にはBT-42やクルセーダーが使えるかも……」ブツブツ

杏「やる気満々だねぇ。とても受講を躊躇してた娘とは思えないね」

エリカ「みほはやる時はやる娘ですから。まぁ、私もこういう所に惹かれて……」

杏「ふーん」ニヤニヤ

エリカ「はっ!? ち、違うわよ! ニヤニヤしないで!」

桃「会長、盛り上がっているところすみません。新たに導入された戦車を巡って受講者の間で喧嘩が勃発しています」

杏「あらら。まぁ、魅力的な戦車ばかりだしねぇ」

柚子「風紀委員の方々が仲裁に入ったのですが……」

桃「あいつら、また新たに喧嘩の種を増やしやがりまして」

杏「あっはっは、さすがそど子」

柚子「笑いどころではありません!」

エリカ「ったく、これだから素人は……みほ! 行くわよ!」

みほ「えぇ!? ちょっと待って、エリちゃ~ん!」


―戦車庫前―


歴女たち「このV号戦車パンターは我々にこそ相応しい!」

一年生たち「大人気ないんですよ、先輩方! か弱い私たちにこそ強い戦車が必要だとは思わないんですか?」

バレー部たち「根性ー!」

エリカ「何よ、これ……!」

みほ「わわっ、どうしたらいいんだろ……」オロオロ

エリカ「ちょっと、あんた達! さっきからスペックだけで戦車語ってんじゃないわよ!」

歴女たち「なんだお前は。確かイッツミーマリオとか言ったか?」

エリカ「もう何もかもが違う! 私は逸見エリカよ! スペックだけで戦車は語れないって言ってんの!」

桂利奈「どういう事ですかぁ?」

優季「大は小を兼ねるって言うじゃないですかぁ」

エリカ「戦車においてそんな諺通用しないわ。それぞれスペックに見合った役割が与えられてるの。偵察や撹乱、挑発も相手車輌撃破に劣らない重要な役割なのよ」

カエサル「なるほど、強いだけが戦車ではないのだな」

あゆみ「エリカさん、教官みたい!」

あや「一生付いていきます! 教官!」

一年生たち「教官! 教官! 教官!」

エリカ「え、えぇ……?」

桃「これで良かったのでしょうか」

杏「良いんじゃない? 隊長である西住ちゃんに解決してもらいたかったけど、一応逸見ちゃんも副隊長だしね」

柚子「これを機に団結力が高まると良いですね」

杏「この調子で練習試合行っちゃおー!」


―大洗女子学園vsボンプル高校―

試合結果
>>38のレスがコンマ70以下で大洗女子学園の勝利

―みほ宅―

エリカ「みほはIV号戦車、私はパンターに乗ることになってボンプル高校相手に快勝を飾ることができたわ」

沙織「みぽりんとエリりんの指示のお陰だよ」

華「そうですよ。お二人の優秀な指示、編成のお陰で初心者の集まりの私たちでも勝利を収めることができました。ありがとうございます」

エリカ「な、なんだか照れるわね」

みほ「エリちゃん、黒森峰にいた時はほとんど褒められることなんて無かったもんね……」

エリカ「いいのよ、その話は。それよりもみほ、初めてこのチームで試合やってみてどうだった?」

みほ「うん、すごく楽しかったよ!」

エリカ「そういうことじゃなくて……何か課題とか見つかったわけ?」

みほ「あ、うん。一年生の子たちが途中で逃げ出しちゃったのは今後の課題かな……でも、後でちゃんと謝りにきたし、もう大丈夫だと思う。後は作戦の理解、命中精度を高めれば一回戦突破は夢じゃないと思う」

エリカ「私もそう思うわ。後はアンツィオに対する慢心さえなければ、一回戦突破は容易なものになるわね」

麻子「疲れた、眠い」

沙織「まだ寝ちゃ駄目だよ麻子。もう少しで料理できるから」

エリカ「ふふっ、まるで親子の会話みたいね」

麻子「ああ、沙織は私のお母さんみたいなものだ。それも肝っ玉お母さんだ」

沙織「ちょっと、どういう意味よ!」

エリカ「ふふ、あははっ、楽しい」

沙織「できたっ! 今日のメニューは>>40>>41>>42>>43>>44よ!」

麻子「おおー」

優花里「美味しそうです!」

エリカ「本当にお母さんみたいね……」

チーズハンバーグ

グリューワイン

大根サラダ

ぶり大根

麻婆豆腐

エリカ「って、お酒があるじゃない!」

沙織「やだもーエリりん、グリューワインはアルコール飛んでるから大丈夫だって」

エリカ「ゼロになってる訳じゃないのよ!?」

みほ「エリちゃん、多分大丈夫だと思うよ。少なくなってるのは本当だし、酔っ払う人なんていないよ」

エリカ「あなたまで……。そもそも未成年の飲酒は……」

優花里「ヒャッホーウ! 最高だぜぇぇぇ!」ヒック

エリカ「もう酔っ払ってる人いるんですけど!?」

沙織「エリりんも、はい」

エリカ「えぇ……もう、仕方ないわね……」


数分後……


エリカ「よっしゃー! この調子でアンツィオなんてコテンパンにしてやるわよ!」ヒック

優花里「うぇぇい! やったるぜぃ!」ヒック

華「沙織さん、よく見たら可愛いお顔をしてますね……///」

沙織「華!?」

麻子「Zzz」

みほ「アハハ……皆酔っ払っちゃったね」

沙織「やだもー!」


―アンツィオ高校―


アンチョビ「最近、大洗がボンプル高校と練習試合を行ったらしい。しかも、結果は快勝とのこと。お前たち、本当に危機感を持って臨め! うちはまだ新兵器も導入できていない状態だからな!」

モブA「相手、何気に軽いのが多くなかったすか? 機動力で負けたらおしまいっすよー」

アンチョビ「悲観するな! 試合前から諦めてどうするんだ!」

ペパロニ「勝てる試合も勝てなくなっちまったら応援してくれる人たちに顔向けできなくなるぞ!」

ペパロニ「分かったら、最高のノリと勢いを持ってドゥーチェに続け!」

アンツィオ生徒「おおおお! ドゥーチェ! ドゥーチェ! ドゥーチェ!」


―大洗女子学園―


沙織「ねぇねぇ、今日の号外新聞見た?」

エリカ「学校の新聞? 興味ないのよね」

沙織「戦車道の特集が組まれててね、私たちのことが載ってたんだよ!」

優花里「あぁ、それなら見ました! ボンプル高校に勝利したことがやけに大きく載ってましたね~」

沙織「他にも特集が組まれててね、>>46についても書かれてたの!」

エリカとみほ

エリカ「ぶふっ!」

麻子「うわ、汚い」

エリカ「うるさいわよ! なんで私たちのことが載ってるの?」

沙織「えーとね。“謎の二人の転校生、大洗を導く女神となれるか!?”だって。注目されてるみたいだよ?」

みほ「わぁ、嬉しいなぁ。でも、あの勝利は皆の頑張りがあってこそだよ。私たちだけが注目されるのはちょっと……」

沙織「それだけじゃないよ! “それにしてもこの二人、共に行動することが多いようだ。すでに我々新聞部員の間ではデキてるのではないかと噂が立ち始めている”……やだもー///」

エリカ「根も葉もない噂ね。てか、この写真いつ撮られたのよ!?」

みほ「ちょっと怖いかも……」

エリカ「別に怖がることなんてないわよ。私たちは健全な友人関係で、撮られちゃマズイことなんて何も無いでしょ?」

エリカ「さ、行くわよ。今日はアンツィオ戦に向けてI号戦車をCV33に見立てた訓練なんだからシャキッとなさい」

みほ「うん、そうだね!」

沙織「みぽりんが隊長なんだよね……?」

華「エリカさんが隊長だと誤解してしまいそうです」

優花里「いやいや、戦車戦の時の西住殿は普段と違う雰囲気醸し出してますよ! あれぞ正に、軍神です!」


―戦車庫前―


桃「よし、全員揃ったな! では、早速訓練を開始する。今日は……」

ピピピピ…ピピピピ…

桃「誰だ! 携帯を鳴らしてる奴は!」

カエサル「ああ、失礼。私だ」

桃「電源を切っておくかマナーモードにしておけ! ったく……」

カエサル「もしもし? あぁ、ひなちゃん!」

桃「通話するなら向こうへ行け!」

カエサル「え、>>49だって!?」

今潜入捜査で来てる

カルパッチョ「やっほー、たかちゃん」

カエサル「ひなちゃん、どうしてここに!?」

カルパッチョ「潜入捜査……って名目だけど本当はたかちゃんに会いたくなっちゃって」

カエサル「何それ、試合の日に会えるじゃん」アハハ

カエサル「でも、嬉しいな。久し振りに顔見られて」

桂利奈「ほえー、綺麗な人……」

エルヴィン「カエサル、お前こんな美人な友人がいたのか」

おりょう「隅に置けないぜよ」ニヤニヤ

左衛門座「たーかちゃん」ニヤニヤ

カエサル「うるさいなぁ。私はカエサルだ! でも、ひなちゃん、そんな堂々と出てきて良かったの?」

桃「我々の前に姿を晒すとはいい度胸だ! 捕らえろ!」

カルパッチョ「あ~れ~」


―生徒会室―


桃「今日は練習の予定を取り消してこいつの拷問だ」ヒッヒッヒ

カエサル「ひなちゃん、ごめん! 痛いことはしないようにするから!」

桃「さぁ、どうしてやろうか……そうだ! >>52してやる!」

プロデュース

桃「お前みたいな美人がただ高校生をやっているのは勿体ない! アイドルの道へとプロデュースしてやる!」

おりょう「何を言い出すぜよ、この広報は」

カエサル「嫌だ! ひなちゃんが色々な人に見られるなんて耐えられない!」

カルパッチョ「私はアイドルになんてならないわ。安心してたかちゃん」

エルヴィン「河嶋さん、真面目にやってくれ」

桃「私は至って真面目だ! じゃあ>>55してやる!」

写真をアイドル事務所に送りつけて推薦

桃「プロデュースはできないが、勝手にプロフィールを送って推薦してやる」パシャ

桃「ふっはっは、これでアイドルになるのは確定したようなものだなぁ!? どうだ、悔しいだろう?」

カルパッチョ「くっ、殺しなさい……!」

カエサル「ひなちゃん、ノリノリだなぁ」

桃「これだけではつまらない! ついでに>>58してやる!」

kskst

みほ「拷問……?」

愛里寿「拷問ではない。むしろ天国」

桃「それはお前たちだけだ! さぁ、我が生徒会の誇る100インチスクリーンで地獄を味わうがいい!」クックック

カルパッチョ「くっ、殺しなさい!」

カエサル「それはもういいよ」

麻子「スクリーンなんて買う金あったら戦車道にまわせよ」

桃「お前たちは練習に移ってろ! 拷問は私だけで充分だ」

みほ「私も」

愛里寿「残りたい」

桃「うるさい! 散れぃ!」


―練習場―


みほ「ボコ……」

エリカ「いつまで引きずってんの。後でいつでも見られるでしょ」

カエサル「ひなちゃん、大丈夫かな」

左衛門座「ボコが好きになってなければいいな」

柚子「今日はI号戦車をCV33に見立てて訓練ですよー。本番ではもっと厄介な相手なので気を引き締めて練習しましょう」

みほ「それでは、皆さん、パンツァー・フォー!」


―vsアンツィオ―


エリカ「さぁ、練習の成果を相手に見せてやるわよ!」

一同「おおおお!」

アンチョビ「カルパッチョ、大丈夫か?」

カルパッチョ「アレが好きな人はおかしいですよ。感情移入すらできない主人公がただボコボコにされるだけなんて……」クラッ

エリカ「あら、大丈夫?」

アンチョビ「あ、あぁ。こちらから挨拶に来たのに副隊長がこんな調子ですまないな」

ペパロニ「テメェら、汚ねぇぞ! カルパッチョにこんな酷い仕打ちを!」

エリカ「向こうからホイホイ来たのが悪いんじゃない」

ペパロニ「ぐっ!」

アンチョビ「ペパロニ、抑えろ。とにかくよろしく頼む。正々堂々楽しもうじゃないか」

エリカ「えぇ、こちらこそよろしく」

審判「両者、位置についてください」

審判「両者、礼!」

一同「よろしくお願いします!」

みほ「それでは皆さん張り切っていきましょう。パンツァー・フォー!」

>>62のレスがコンマ70以下で大洗の勝利

負けたな

審判「大洗女子学園の勝利!」

沙織「勝ったよみぽりん!」ダキー

優花里「やりましたねぇ!」

みほ「みんな……うん!」

エリカ「ひとまず一回戦は突破ね」

アンチョビ「う、うぅ……完敗だ! でも、今回の試合すごく楽しかったぞ。完璧だったマカロニ作戦をまさか突破してくるとは思わなかった!」

みほ「最初は見事に騙されました。あの場で動けていなかったら多分負けていたと思います」

アンチョビ「私たちの戦車道は試合だけじゃない! 頑張った相手や味方を労って>>67をやっているんだ!」

入浴

アンチョビ「入浴、つまり温泉を振舞っているんだ!」

エリカ「温泉ってどこにあるのよ?」

アンチョビ「カルパッチョ!」

カルパッチョ「はい、ドゥーチェ。この辺りで評判の良い温泉は>>71となっています」

アンチョビ「よぉし、じゃあそこまで行くぞ! 金は気にするな、高校が全部落としてくれる!」

袋田温泉

―袋田温泉―


エリカ「はぁ~、良いお湯ねぇ~」

優花里「全くですぅ~」

沙織「二人ともおばさんみたいだよ~」

アンチョビ「試合の後は温泉! 疲れた体も癒されるだろ?」

みほ「はい、ありがとうございます。アンチョビさん」

アンチョビ「よせよせ! 礼なんて」

エリカ「温泉なんて久し振りに入ったわ。たまには良いものね」

アンチョビ(しかし、大洗の奴ら意外とスタイルの良い奴が多いんだな。羨ましい……秋山は私と同じくらいか?)

ペパロニ「ドゥーチェ、皆さんのの身体じっくり見てどうしたんすか?」

アンチョビ「どわぁ!? な、何でもない! 何でもないぞ!」

エリカ「?」

華「あらあら……」

ペパロニ「あっ、そんなことよりドゥーチェ、この温泉>>74があるらしいすよ」

アンチョビ「面白そうだな。行ってみるか! じゃあ先に失礼するぞ、大洗諸君!」ザバァ

エリカ「みほ、私たちも行く?」

みほ「うーん、>>76

媚薬効果

凍ってる滝を眺めてみたい

ペパロニ「この温泉媚薬効果があるらしいすよ///」

アンチョビ「面白そうだな。イッてみるか! じゃあ先に失礼するぞ、大洗諸君///」

エリカ「みほ、私たちはどうする?///」モジモジ

みほ「うーん、凍ってる滝(意味深)を眺めたいかな///」

エリカ「じゃあ私と///」バシャ

みほ「あん、エリちゃん強引だよぅ///」ザバン

華「沙織さん、沙織さん」バシャバシャ

麻子「沙織、沙織」チャプチャプ

沙織「ちょっと、二人とも。や、やめてよぉ/// やだもー」

優花里「」

優花里(並行世界の私たちはこんなことになっているのですか……)

優花里「どうしましょう……世界を移動しましょうか?」


>>78から>>82のレスで残るか移動するか多い方を採用

移動する

移動かな

優花里「この世界の皆さんには申し訳ないですが、移動します! こんな世界耐えられません!」

優花里「いどう!」シュバ

……


優花里「一々変なポーズ決めないといけないのが欠点ですね~。さぁ、どうやらここは>>85な世界らしいですね」

梓が隊長

優花里「戦車道の授業中ですか。西住殿の姿が見当たりませんね。今日はお休みなのでしょうか?」

優花里「おや? そういえば武部殿も五十鈴どのも、冷泉殿も見当たりませんね。私以外お休みということは無いでしょうし……」

エルヴィン「どうした? グデーリアン。独り言か?」

優花里「エルヴィン殿。あの、西住殿はどこに?」

エルヴィン「西住? そんな人受講者にいたか?」

優花里「え?」

カエサル「どうした二人とも? そろそろ隊長の話が始まるぞ」

優花里(これはどういうことでしょうか。まさか西住殿が戦車道を選択していない世界?)

梓「全員いますね。こんにちは、私は戦車道の授業でM3 leeの車長及び、隊長を務める事になりました、澤梓と申します。一年生の身ながら隊長を務める事になり、不安も大きいですが、皆さんが付いていきたいと思えるような隊長を目指して頑張ります。これからよろしくお願い致します」

あゆみ「梓、かっこいいよ!」

あや「輝いてるぅ!」

梓「あはは、静かにね。明日には教官がお見えになります。それまでに戦車の基礎をしっかり抑えておきましょう。以上です」

桃「なぜ会長じゃなく一端の一年が隊長なんだ。納得できん」

杏「戦車に少しでも触れたことがあるって人材があの子しかいなかったんだよね。仕方ないよ、私は素人同然だし」

梓「それでは皆さん、戦車に乗り込んで下さい。今日中には走れるレベルまでに行ってもらいますよ」

エルヴィン「行くぞ、グデーリアン。私たちの乗るIV号戦車へ!」

優花里(確信しました。この世界は西住殿が転校して来ておらず、澤さんが隊長の世界。西住殿のいない大洗女子学園はどの様な結末を迎えるのでしょうか)

左衛門座「役割はどうする?」

優花里「あの! 私、装填手をやってもよろしいでしょうか……?」

おりょう「今更何を畏まってるぜよ」

カエサル「グデーリアンは装填手がやりたいんだな?」

エルヴィン「もちろん構わないぞ」

おりょう「あっしは運転がやりたいぜよ」

左衛門座「拙者は砲手を」

エルヴィン「私は通信手だ。ドイツ軍は高い通信設備の搭載率を誇っていたらしいからな」

カエサル「私が車長か!? 務まるかなぁ……」

左衛門座「何を言っている。何だかんだ私たちのまとめ役はいつもカエサルじゃないか」

おりょう「頼りにしてるぜよ」

梓「皆さん、準備はよろしいですね? では、戦車前進!」


―時は進み、聖グロとの練習試合―


>>89のコンマが30未満で大洗勝利
>>91のコンマが50未満でティーカップ贈呈

ダージリン「とても素晴らしい、良い試合でしたわ。隊長はどなた?」

梓「あ、はい。私です」

ダージリン「あなたにはティーカップと、この言葉を贈るわ」

ダージリン「金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。しかし、勇気を失うことはすべてを失う」

オレンジペコ「チャーチルの言葉ですね」

ダージリン「あなたの戦術はとても勇気ある、勇敢なものでしたわ。これからもその勇気を失わない限り、大物になれるでしょうね」

梓「あ、ありがとうございます!」

優花里「凄い! 聖グロは好敵手と認めた相手にしかティーカップを贈らないんですよ!」

桃「彼女に戦車道を選択させて正解だったな」

柚子「桃ちゃん、練習試合の時と言ってること違う……」

桃「桃ちゃんって言うな!」

杏「澤ちゃ~ん! 約束通り勝てたからあんこう踊りは無しだよ。その代わり>>95をあげる!」ビシッ

処女

桃「会長、軽々しくそんなものあげては駄目です……」

柚子「女の子にとって大切なものなんですよ?」

杏「あっはっは、冗談だって! 本当は>>98をあげるんだよ!」

柚子「言って良い冗談と悪い冗談がありますよ……」

鉄の処女

杏「本当は鉄の処女をあげるんだよ」

桃「鉄の処女って……まさか、中世の拷問道具ですか?」

杏「そうそう。滅多に手に入らないレアものだよ~?」

柚子「レアでも嬉しくないですね……」

杏「売ったら金になるかもじゃん?」

梓「そのお金を戦車道に回すことができれば……」

杏「新しい戦車とまでは行かなくても備品の購入はできるかもね~」


数日後


桃「鉄の処女をオークションにかけた結果、>>101円になりました」

偽物だったので1000円

杏「ありゃ、戦車道に関しては雀の涙にもならない値段だね」

桃「戦車道で使っても仕方ないので澤の小遣いへと消えました」

杏「仕方ないね。そんなことより、サンダース偵察隊遅いねぇ。そろそろ帰ってきても良いんだけど」

優花里・エルヴィン「「ただいま帰りました!」」

桃「お、噂をすれば何とやら。ご苦労だったな貴様たち」

杏「お疲れぃ。で、どうだった? なんか良い情報は手に入った?」

優花里「投入してくる戦車の把握は無事に終わったのですが……」

エルヴィン「グデーリアンが>>104をやらかしてな。>>106ということがあったよ」

柚子「大変だったのね、はい麦茶」

優花里「ありがとうございます!」

エルヴィン「うん、疲れた体に透き通るな」

誘拐されかけた

彼氏のふりをしてその場を切り抜けた

エルヴィン「グデーリアンがしくじって誘拐されかけてな。その時は私が助けに入ったから良かったが、あのまま拐われてたらどんな尋問を受けていたか」

優花里「面目ないです……」

エルヴィン「まぁ、私もグデーリアンの事はあまり言えないがな。テンパって彼氏のふりをしてまで助けたもんだから、ますます不審な連中だよ」

桃「確かに、話だけ聞いても全く分からんな。何がどうしてそうなったんだ?」

エルヴィン「まぁまぁ、その話はもう良いじゃないか。では、私たちはSDカードを澤隊長に渡してくるよ」


―戦車庫前―


エルヴィン「やぁやぁ、一年生諸君。隊長を探してるんだけど、どこにいるか分かるかな?」

優季「梓ちゃんなら今日はお休みですよ?」

エルヴィン「何だって? こんな大切な時期にか」

あや「なんでも、>>109だとかで」

あゆみ「副隊長の桃ちゃん先輩も生徒会の仕事で来れないらしいですし」

桂利奈「仕方ないから今日は戦車の点検をしてるんだよね!」

女の子の日

エルヴィン「女の子の日……あぁ、野暮なことを聞いてしまったようだな。すまない」

あゆみ「いえ、気にしないでください」

あや「梓ちゃんの重そうだもんねぇ」

優花里「エルヴィン殿、どうします? 早急な作戦立案の為にも、早めにこのSDカードは渡しておくべきだと思うのですが」

エルヴィン「そうだな。よし、今から澤隊長の家にお邪魔するか」

あや「え」

桂利奈「先輩たち、今行くんですか?」

優季「やめといた方が良いですよぉ」

あゆみ「梓、その期間は>>112だから……」

ポケモンに染まりきった時期何だ、

優花里「月経の期間だけポケモンに染まるとはどういった意味なんでしょうか?」

エルヴィン「それは分からないが、訪問をやめる理由にはならないな」

優花里「あっ、澤殿の寮が見えてきましたよ!」

エルヴィン「確か、部屋は201号室だったか」

優花里「澤殿、いらっしゃいますか~?」ピンポーン

梓「んんwwwこれはこれは秋山殿にエルヴィン殿www一体どうされましたかな?www」

優花里「」

エルヴィン「」

梓「んんwww異教徒は導く以外ありえないwww」

優花里「失礼しましたー」ドアシメー

エルヴィン「グデーリアンよ、一体どうなっているのだ」

優花里「分かりません、私には」

エルヴィン「SDカード渡しそびれたじゃないか」

優花里「仕方ないですよ。郵便受けにでも入れておきましょう」

優花里「……」

エルヴィン「……」

優花里「帰りましょう……」

エルヴィン「気分転換に>>115に寄ってかないか?」

優花里「良いですねぇ! 行きましょう!」

梓の家

優花里「んんwwwさすがエルヴィン殿、運命力が高いwww」

エルヴィン「いやいやwwwグデーリアン殿のサイクルも中々のものですぞwww」

梓「んんwww異教徒は洗脳する以外ありえないwww」


―大洗女子学園―


あや「先輩たち大丈夫かなぁ」

優季「この前は紗希が洗脳されかけてたもんねぇ」

紗希「ヤドキング……」ボソ

あゆみ「ねぇ、点検も十分済んだことだし、皆で74にでも行かない? 新作出たみたいだし」

桂利奈「アイス! 良いね、行きたい!」

優季「新作って何味だったけ?」

あゆみ「んー、確か>>118味だったような……」

あや「ネットの評判良いんだよね。楽しみ~」

ボコ

あや「“あるアニメとのコラボで生まれたこの商品、口の中をボコボコにされる様な爽快感が堪らない”……うわぁ、美味しそう!」

あゆみ「でも、“ボコられグマのボコ”なんてアニメ初めて聞いたよ。桂利奈は知ってた?」

桂利奈「ううん、全然知らなかった……」

優季「ボコ味のアイス5つ下さぁい♪」

桂利奈「私はチョコ味も!」

あゆみ「あっ、私はベリーベリーストロベリー!」


……


優季「美味しかったね~」

あゆみ「うん、口の中でパチパチ弾けるのは凄かったよ」

あや「今度は梓ちゃんと一緒に行きたいね!」

一同「うん!」

紗希「でも、明日から練習の時間が増える……」

あや「それ言わないでよ~紗希ぃ」

桂利奈「一時間早く起きなきゃなんだよね。起きれるかなぁ……」

あゆみ「サンダースに勝つためだよ。頑張らなきゃ」


―時は流れサンダース戦―


エルヴィン「さすがはサンダース大附属。色々な屋台があるな」

優花里「ホットドッグなどの食事系から理髪店、更には>>121>>122>>123の屋台まで! この財力が羨ましいです」

タコ焼屋

惚れ薬

ホモ

エルヴィン「惚れ薬とホモの屋台ってなんだ?」

優花里「惚れ薬の屋台ではその名の通り、様々な種類の媚薬の販売が行われているらしいです。ホモの屋台はアメリカンなガチムチゲイたちが盛りあってるらしいですよ」

エルヴィン「戦車道の試合が行われる場所でそんな屋台出して良いのか?」

ケイ「ヘイ! オッドボール!」

優花里「ひょわぁ!?」

ケイ「凛々しい彼氏さんも、あの時は大丈夫だった?」

優花里「え? 怒ったりしないんですか?」

ケイ「うちはいつでもオープンだから。また今度、遊びに来てね」

エルヴィン「彼氏ってのはやめてくれ……恥ずかしい」

あや「えぇ!? あの二人ってそういう関係なの?」

優季「でも納得~。ずっと一緒にいるもんね」

エルヴィン「お、お前たち! これは違うからな!? 誤解だ!」

あゆみ「でも、お似合いですよ」

桂利奈「ヒュー! ヒュー!」

エルヴィン「やめろ! 先輩をからかうものじゃないぞ!」

桃「お前たち、そろそろ試合が始まるぞ。位置につけ」


―大洗女子学園vsサンダース大附属―

>>127のコンマが60以下で大洗女子学園勝利


梓「応援してくれる地元住民、そして期待して下さっている聖グロリアーナの方々の為にもこの試合負けられません! 皆さん、張り切って行きましょう!」

優花里「澤殿の隊長としての能力は光るものがありました。しかし、アリサ殿の無線傍受に気づくのが遅れ、善戦はしたのですが、最後はサンダースの圧倒的な火力に力負けしてしまいました」

優花里「その後、生徒会から廃校を告げられ、悲しみに明け暮れた私たちは、それぞれ別の高校で違う人生を歩んでいきました……」

優花里「悲しいですけど、こんな世界線もあるんですよね。気を取り直して行きましょう! どうやらここは>>130な世界の様です!」

原作そのまま、しかしみほとエリカが密かに恋人同士…なのだが優花里にも告られて勢いに負けてオッケーしちゃったみぽりんの世界

エリカ『みほ、起きてる?』

みほ『うん、起きてるよ』

エリカ『今日は酷いこと言ってしまってごめんね?』

エリちゃんがスタンプを送信しました

みほ『戦車喫茶でのこと? 気にしてないよ」

エリカ『みほが転校してから久し振りに直接会えたし、二人きりじゃないと素直になれないのもあって、あんな態度とってしまって……』

みほ『あはは、本当に気にしてないから大丈夫だよ』

エリカ『あそこで言ったことはすべて忘れて。愛してるわ、みほ』

みほ『うん。私も愛してる、エリちゃん』

スタンプを送信しました

―大洗女子学園―

沙織「みぽりん! 今日は食堂行こ?」

みほ「あっ、沙織さん。昼休みは優花里さんに呼ばれてて……ごめんね?」

沙織「そっかぁ、残念! にしてもゆかりんが昼休みにみぽりんを呼ぶなんて、まさか愛の告白!?」

華「自分に縁が無いので遂に他の方で妄想をする様になってしまわれたのですか?」

沙織「酷い! そんなんじゃないよ、華!」

沙織「そんな事よりさ、どこに呼ばれたの? 場所によってはマジであり得るかもよ! キャー!」

みほ「えーと、“>>134に来て下さい”って言われたよ」

屋上

沙織「キャー! 屋上だってよ、華!」バンバン

華「痛いです沙織さん……」

みほ「じゃあ行ってくるね」

沙織「頑張れ、みぽりん!」グッ


―屋上―


みほ「優花里さんは……いた!」

優花里「西住殿、来て頂けたんですね。嬉しいです」

みほ「それで、何の用かな。戦車道のこと? それとも……」

優花里「ち、違います。違うんですよ」

みほ「え、じゃあ……?」

優花里「私は、ですね、その、に……西住殿のことが、ことを……」

優花里「西住殿のことをお慕いしているんです! 友人としてではなく、交際関係を持ちたいと考えています!」

みほ「え、えぇ?」

優花里「駄目でしょうか? 駄目ですよね……私なんかが西住殿とお付き合いだなんておこがましいですよね……」

みほ「そ、そんな事ないよ! 私、優花里さんみたいな人素敵だと思う!」

優花里「で、では!」パァ

みほ「え、あっ、違くて! 私には……」

優花里「しょんな……」ショボン

みほ(あう、犬みたいで可愛い……でも、落ち込んでる優花里さん見るのは辛いかも)

みほ(エリちゃん、ゴメン。でも、仕方ないことなの……)

みほ「良いですよ」ボソ

優花里「え?」

みほ「お付き合い、しましょう?」

優花里「良いんですかぁ!?」パァ

みほ「よろしくね、優花里さん」

優花里「はい! こちらこそよろしくお願いします!」

みほ「あ、でも皆には内緒にね?」

みほ(広まっちゃったら困るし……)

優花里「承知しました!」

みほ「勢いで承諾しちゃったけど、大丈夫かな。エリちゃんと優花里さん、悲しむだろうなぁ」ハァ

華「どうかされたのですか?」

みほ「ひゃ! は、華さん……どうしたの?」

華「何やら思い詰めたような顔をしていらしたので……」

みほ「大丈夫、何もないから!」

華「そうですか。あ、そういえば優花里さんとの件はもう良いのでしょうか?」

沙織「終わったなら食堂行こ! 麻子とゆかりんも連れてさ」

みほ「待っててくれたの? でも、優花里さん……」

華「何か不都合でもありましたか?」

みほ「う、ううん全然! 行こ!」


―食堂―


優花里「席が空いてて良かったですね! 昼休みが始まって時間も経ってますし、幸運でした!」

沙織「華、今日は一段と食券の枚数多いね。何頼んだの?」

華「えと、>>139>>140>>141>>142でしょうか」

沙織「毎度ながらよくそんなに食べるね。それなのにこのプロポーションって絶対おかしい……不公平だよ!」

華「沙織さんも決して悪い体つき、という訳では無いように思いますが……」

メガ盛り牛丼

ビビンバ丼

この安価意味あるのか?

とりあえず味噌ラーメン

>>141
安価SSなので要所要所に安価を置きたいのです。

……というのは言い訳で、何か面白い安価来ないかなぁと密かに期待してますww

安価は下で

沙織「すごっ! 丼もの3つにラーメン!? どんだけ食べるのよ!」

麻子「本当にブラックホールだな」

華「麻子さんもデザートは人一倍食べていますよね?」

麻子「甘いものは別腹だ。さすがに炭水化物をそんなに摂取したら吐く」

優花里「西住殿! 私の生姜焼き定食、一口いかがですか?」

みほ「えっ、そんな、悪いよ」

優花里「私は構いません! ほら、あ~んして下さい!」

みほ「ちょっ、ちょっとみんなの前で恥ずかしいよ」

沙織「おぉ~、ゆかりん大胆!」

優花里「さぁ、西住殿!」

みほ(うぅ、どうしよう……皆の前で食べちゃったら絶対付き合ってるのバレちゃうよ……)

みほ「>>146

なんで内密にしてと頼んだのにそんな事するかなとアイコンタクト

みほ(優花里さん、付き合ってることは隠そうって言ったの忘れちゃったのかな)

みほ(どうしたら……そうだ! お姉ちゃんがよくやってたアイコンタクト。あれを試してみよう!)

優花里「西住殿ぉ?」

みほ(確か、こうだったかな?)ギロッ

優花里「ヒッ!」ビク

優花里「あ、あぁ……」

みほ(あれ? 怯えさせちゃったかな?)

優花里「たまりません……///」ゾクゾク

みほ「」

沙織「みぽりん、ゆかりん、どうしたの?」

華「召し上がらないのでしたら頂いても構いませんでしょうか?」

麻子「華さんは食べ過ぎだ」

ヤーッテヤルヤーッテヤルヤーッテヤルゼ

沙織「みぽりん、携帯鳴ってるよ?」

みほ「うん、誰かな? ちょっと失礼するね」ガタ

みほ「>>149さん? 何だろ」

ミカ

みほ「公衆電話? 誰だろ」

ミカ『……やぁ』ポロロン

みほ『ミカさん? どうしたんですか?』

ミカ『風が私に語りかけてきたのさ。西住さんに電話しろってね』

チョットミカ、ナニイッテルノ!

イイタイコトガアルンデショー?

みほ『何か聞こえたような……』

ミカ『あ、あぁ気にしないでくれ。風の音が入ってしまっただけさ』ポロロン

みほ『それで、何の用ですか?』

ミカ『……実は>>152

みほ『はぁ、直接ですか。会えるタイミングってありましたっけ?』

ミカ『それは心配ないよ。もう既に練習試合を取り付けてある。終わったらタイミングを見て落ち合おう』

みほ『分かりました。では……』

みほ「ミカさん、久し振りに声聞いたなぁ。黒森峰の時に戦って以来?」

桃「西住、探したぞ。今度行われる練習試合について各チームの車長同士、意見の交換をする。付いて来い」

みほ「え? まだ昼食を食べ終わっていないんですけど……」

桃「そんなことは知らん。いいから来い」


―生徒会室―


杏「遅かったねぇ、河嶋ぁ」

桃「すみません、探すのに少々手間取ってしまいました。放送で素直に来ないものですから」

みほ「え、放送してたんですか?」

杏「15分、いや20分前くらいかな? おかげでもう昼休み終わっちゃいそうだよ。まぁ、次の時間は戦車道だから良いけどねぇ」

みほ(優花里さんに呼び出されてた時間だ……放送って屋上までは聞こえないんだ)

みほ「あの、すみません。気づかなくて……」

杏「いいよいいよ。んで、単刀直入に聞きたいんだけどさ、継続ってどんな連中なの?」

みほ「は、はい。継続高校の校風は>>155、戦術は>>157、隊長はミカさんといって>>159な方です」

風の向くまま

南斗人間砲弾

ちょっと痛い人

みほ「校風は風の向くまま、戦術は南斗人間砲弾の様に滅茶苦茶ながらデメリットをカバーした完璧な戦術、隊長のミカさんは……こう言っては悪いですがちょっと痛い方です」

桃「なるほど、練習試合の相手として不足はないな。隊長は個性的ということか? それなら我が校の戦車道受講者も引けを取らないだろう」

柚子「桃ちゃんのこと?」

桃「柚子ちゃん!?」

典子「隊長! そんな相手にどう立ち向かうのですか?」

みほ「うん、継続高校にはいくつか弱点があって……」


―試合前日の夜―


エリカ『みほ、明日は継続高校と練習試合なんでしょ? あのチームで勝てそうなの?』

みほ『うーん、やってみなきゃ分からないかな。勝負は時の運ってダージリンさんも言ってたし』

エリカ『どうしてあの女の名前が出るのよ。あっ、明日隊長のミカに会うのなら気をつけなさい。レズビアンって噂があるらしいから』

みほ『それは私たちも同じような……』

エリカ『念のためよ。みほは誰にも取られたくないから』

みほ『だ、大丈夫だよ。エリちゃんは心配性だなぁ』

エリカ『23時……もうこんな時間なのね。私はもう寝るわ。あなたも早く寝なさい』

みほ『そうだね。お休み、エリちゃん』

エリカ『お休み、みほ』


―翌日―


ミカ「やぁ、大洗の皆さん。初めましてだね」ポロロン

桃「今回は練習試合のお誘い、感謝する。何でも、隊長の西住とは一戦交えたことがあるとか。西住も貴方の戦術を高く評価していた。本日はお互い……」

杏「かぁしま、長い」

ミカ「それじゃあ早速試合に入ろうか。うちの子たちも今日は珍しく団結してるよ。同じ方向に風が吹いてるのかもしれないね」ポロロン

>>162のレスがコンマ50以下で大洗勝利
ゾロ目で何かハプニング

そりゃ

エリカ『みほ、今日は二人きりでデートだから普段しないオシャレをしてきたの。どうかしら?』

エリカ『似合ってる? 改めてそう言われると照れるわね……//』

エリカ『あっ、引っ張らないでも付いて行くわよ。もう……しょうがないわね』

エリカ『ふふっ、このアトラクション楽しいわね。みほ……みほ……ほ……』

……

ミカ「みほ、そろそろ起きて欲しいな」ポロロン

みほ「うーん、エリちゃん? ……あれ?」

ミカ「やぁ、やっと起きてくれたね」

みほ「ミカさん? あれ、私、継続高校さんと練習試合してて、それで……ここはどこなんですか?」

ミカ「私の部隊の南斗人間砲弾を受けてあんこうチームはみほ含めて全員気絶。そこを私たちが拉致……風のままに運んできたのさ。みほだけをね」ポロロン

みほ「という事はここは……」

ミカ「継続高校の学園艦……と言いたいけど、名も知らない無人島さ」

みほ「どうしてこんな事を……?」

ミカ「理由、それは人生で必要なことかな? でも、強いて言えば私はみほの事を愛している。感情を抑え切れないほどに」

ミカ「そう、この行為は……君への愛情表現なんだ」

みほ「ミカさん? 一体何を……」

ミカ「みほ、私は君を絶対に離さない。一緒に旅でもしようじゃないか。良いものだよ、風のままに旅をするというのは」

みほ「ひっ! ミカさん、どうしたんですか? おかしいですよ……」

ミカ「おかしくなんてないさ。おかしい人なんていない。だって、考え方は人それぞれなのだから」

みほ「いや! やめて下さい……! エリちゃん、助けて……」

ミカ「私の愛を受け入れるつもりは無いのかい? じゃあ、>>167するしかないか」

帰す

ミカ「じゃあ、帰すしかないかな」

みほ「え? あ、あの……」

ミカ「どうかしたのかい? さっきも言ったけど、考え方は人それぞれ。どんな意見も尊重したいなんて思わないけど、愛する人の意見は尊重したいのさ。君の“私”は嫌という意見をね」ポロロン

みほ「ミカさん……」

ミカ「勝手に拉致……運んできたのはすまなかった。君さえ良ければ今日のことは忘れてくれないか」

みほ「そ、そんな! 私もミカさんの意外な一面を知れて良かったです!」

ミカ「君は本当に優しいね。いや、優しいというよりは臆病なのか……おや? 君にお客さんのようだよ」チラッ

エリカ「やっと見つけたわ、みほ! GPSがずっと無人島を示してたから探してみたら……あんた誰よ?」

ミカ「二人の再開を邪魔しては悪いね。では、私はこの辺で失礼するよ」

エリカ「待ちなさいよ。あんた、みほに何した訳?」

みほ「エリちゃん、これは違うの! ミカさんは……」

エリカ「みほは黙ってて! こんな無人島までみほを連れてきて……! きっと酷いことをしたに違いないわ!」

みほ「エリちゃん、あのね?」

エリカ「許さない! >>172してやる!」

みほとのイチャイチャを見せつけ

エリカ「許さない! みほとのイチャイチャを見せつけてやるわ!」

みほ「エリちゃん!?」

エリカ「みほ、キスしましょう! さぁ、目を閉じて!」

みほ「まだ私たちそこまで行けてないよ!?」

???「待って下さい!」

エリカ「誰!?」

優花里「私です!」

エリカ「本当に誰よ!」

優花里「みほ殿と一緒に戦車道をやらせてもらってる者です」

エリカ「どうやってここに来たの? 無人島よ、ここ」

優花里「はい。恥ずかしながらあんこうチームはミカ殿の南斗人間砲弾を受け気絶。しかし、私はすぐに意識を取り戻し、継続高校の跡を追った次第であります」

エリカ「ふーん。でも、どうして跡を追うなんて考えたのかしら? 普通は人が拐われても追ったりしないわよ」

優花里「それは私がみほ殿と付き合っているからです!」

エリカ「は?」

優花里「まだ日は浅いですが、良好な関係を……」

エリカ「ちょっと待って。みほ、あなたは私と付き合ってるのよね?」

みほ「あう、えっと……」

優花里「何を言っているのですか! みほ殿は私と付き合っているんです!」

エリカ「妄想も大概にしなさい! みほ、どうなの?」

みほ「>>176

みほ「えと、私は二人とも好きだよ?」

エリカ「それじゃ駄目なのよ! 私だけを愛しなさいよ!」

優花里「みほ殿、既に相手がいながら私と付き合うなんてあんまりですぅ! 私じゃ駄目なんですか?」

みほ「お、落ち着いて。ね? ゆっくり話そ?」

エリカ「もう駄目ねこの娘。戦車に乗ってない時はこうも優柔不断で。私が、私だけがいないと駄目ね……」

みほ「エ、エリちゃん……? 何を?」

エリカ「みほ、私はあなたの唯一の彼女。なら、この女は>>179するしか無いじゃない」

みほ「え……嘘だよね? エリちゃん、そんな事しないよね?」

殺す

エリカ「この女を殺して、私だけがあなたの面倒を見てあげるわ……ふふっ」スチャ

みほ「エリちゃん、やめてぇ!」

優花里「果物ナイフですか……。実は私も色々と隠し持ってましてね。例えばこの、軍用サバイバルナイフだったり……」スチャ

みほ「優花里さんも……二人ともやめてよ……」

エリカ「安心しなさいみほ。この女を失った傷なんてすぐに私が癒してあげるわ」

優花里「このナイフ、今まで使うことはありませんでしたが、みほ殿を守った名誉あるナイフになりそうです」

みほ「エリちゃん、優花里さん……」

ミカ「“恋は盲目”とはこのことだね」ポロロン

ミカ「しかし、この状況を作り出してしまったのは他でもないこの私だ。ならば、私がこの場を収めるしかない」

みほ「ミカさん……?」

ミカ「風が私に囁いている。>>184をすると良いってね」

トンズラ

ミカ「西住さん、一緒に逃げよう」

みほ「えっ。でも、あの二人は……」

ミカ「あの二人は君を巡って殺し合いをしようとしている。君がこの場を離れれば、落ち着きを取り戻すかもしれない」

みほ「……分かりました。それが二人のためになるのなら」

みほ(お願い、二人とも死なないで……)

>>187のレスがコンマ50以下で事態は沈静化

51以上75未満でエリカが優花里を殺す

75以上で優花里がエリカを殺す


優花里「ふふっ、儚いものですねぇ。どんなにみほ殿のことを愛していても、所詮は素人。ナイフの扱いではこの私が上です」

エリカ「がっ、ごは……っ!」ヒュー…ヒュー…

優花里「無理に喋ろうとしない方が良いですよ? その分苦しいだけです。ほら、意識を抜いて。苦しさから解放されますよ」

みほ「エ、エ……リ、ちゃん……?」

みほ「エリちゃん!!」ダッ

エリカ「……」

みほ「エリちゃん! やだよ、死んじゃ嫌だよ! エリちゃん、エリちゃん……! あ、エリちゃんのナイフ……」

優花里「みほ殿、どうしました? 邪魔者は排除しましたよ」

ミカ「まずい……!」

みほ「今行くよ、エリちゃん」

優花里「!? みほ殿、待っ……」

みほ「……っ」グサッ

優花里「あ……ああああああ! そんな! みほ殿!」

ミカ「駄目だ。確実に心臓を貫いている……」

優花里「そんな、みほ殿が死んでしまう世界があるなんて……」

ミカ「世界……? どういう事だい?」

優花里「一刻も早くこんな世界抜け出さなければ! いどう!」シュバ

次の世界
>>190

大洗が廃校に瀕していなかった世界

作者都合でしばらく更新できません……
二ヶ月過ぎましたらどなたか勝手にHTML化して頂けると助かります
なるべく戻ってこれるよう努めますのでよろしくお願いします

再開します

優花里「ここは教室……? あっ、選択科目のプリントが配られているんですね。ここはもちろん戦車道を……」

優花里「って、無い!? どういう事ですか!」

教師「秋山、うるさいぞ」

優花里「はっ! すみません……」

優花里(何度確認してもやはり戦車道の項目はありません。という事は、西住殿と一緒に戦車道をやれない……?)

優花里「あああああああああ!!!」

教師「うるさい、座れ」

優花里(一体どうしましょう。私は戦車道が無ければ西住殿をただ遠くから眺めているだけでした。武部殿や五十鈴殿、冷泉殿とは違って……。こうなったら、>>197するしかありません!)

優花里「うおぉぉぉ! やったるぜぇい!」

教師「何度言ったら分かるんだ。つまみ出すぞ」

>>197
1.生徒会に直接会う
2.みほにコンタクト
3.その他(内容を書いて下さい)

優花里「生徒会室前にやって来ました。既に知っている方々とはいえ、緊張しますね。では、失礼します!」

桃「ん? 生徒会に一般生徒の客とは珍しい。何か用か?」

優花里「いきなりすみません。しかし、どうしても気になることがありまして。この学校、戦車道は無いのですか?」

桃「戦車道? 知ってるか柚子」

柚子「確か……大和撫子を育てる伝統ある武道、だったはずよ。大洗女子学園では二十年前に廃止になったけど。あっ、今お茶用意するね」

優花里「では、廃校になったりは……?」

桃「不吉なことを言う奴だな。我が校は漁業科の目覚ましい活躍によって安泰じゃないか」

杏「おかしな事言う子だねぇ。何かあった? 私で良ければ相談に乗るよん」

優花里「い、いえ、何でもありません……。失礼しました!」


……


優花里(戦車道どころか廃校問題まで無くなっているとは……。喜ぶべきなんでしょうが素直に喜べません)

優花里(こうなったら戦車道無しで西住殿に接触するしか……いや、転校して来た西住殿は戦車に対してトラウマがあったはず……私がいたら無意味にトラウマを掘り返させてしまうだけでは……) ブツブツ

>>200「きゃっ!」ドンッ

優花里「わっ! すみません! 大丈夫ですか?」

沙織

沙織「痛た~、尻餅ついちゃったぁ」

優花里「武部殿!? 大丈夫ですか?」

沙織「あれ? 何で私の名前……」

優花里「そ、そんなのどうでもいいじゃないですか! あ、後で患部にこれ貼っておいて下さい! では!」

沙織「湿布……あっ、ちょっと!」

麻子「どうしたんだ沙織」

沙織「麻子。実は人とぶつかっちゃって……」

麻子「で、その湿布か。湿布持ち歩いてるなんて変な奴だな」

沙織「確かに……少し変わってるね」

麻子「今日は74アイスを食べに行こう。私の身体が甘いものを求めている」

沙織「また? そういえば今日、転校して来た子とね……」


……


優花里「慌てて逃げてしまいましたが、よくよく考えるとあそこで武部殿と接触できていたら事態はかなり好転したのでは……」

エルヴィン「グデーリアンの父は先見性があった。その助言のおかげでグデーリアンは……」

優花里(あれは……歴女の方々ですね。相変わらず歴史トークで盛り上がっているようです)

エルヴィン「そして、1935年3月15日のドイツ再軍備宣言で……」

優花里「3月16日ではありませんか?」

エルヴィン「ん、どうだったかな……。あぁ、確かにそうだ。間違えていたよ。すまない」

おりょう「ていうか、あんた誰ぜよ」

カエサル「我々の話にいきなり割り込んでくるとは」

左衛門佐「お主、なかなかの手練だな?」

優花里「え?」

エルヴィン「面白い。我々の自宅に来ないか? 明日は休みだし、晩まで語り合おうじゃないか」

優花里「えぇ!?」

優花里(どうしましょう……西住殿のこともありますし……)

優花里「>>203

1.是非!
2.すみません、遠慮させて頂きます
3.その他(内容を書いて下さい)

お誘いしていただきありがとうございます。
しかしながら少し用事がありまして....

優花里「お誘い嬉しいのですが、今日は少し用事がありまして……」

エルヴィン「そうか、悪かったな」

優花里「いえ! またの機会に語り合いましょう!」

左衛門佐「行ってしまったでござる」

おりょう「そういえば名前を聞いてなかったぜよ」

カエサル「いや、その必要は無いな。だろ? エルヴィン」

エルヴィン「あぁ、アイツの名は“グデーリアン”。我々の中ではそれでいい――」


……


優花里「うーん、西住殿と直接コンタクトを取るのが難しいとなると、やはり間接的に近付く方法しか無いのでしょうか……。丁度携帯には姉上殿と逸見殿の番号が残っています。しかし、どちらにせよお二方に電話なんて不自然極まりないですし……」

優花里「気付けばもう空が暗いですね。今日のところは帰って明日、引き続き調査しましょう」


―秋山宅―


優花里「そういえば、西住殿は大洗に来ているのでしょうか。ちょっとパソコンで調べてみましょう」

優花里「えぇと、『黒森峰10連覇叶わず』、『打倒黒森峰、プラウダの快挙』、『西住家の次女、試合放棄で西住の名に泥を塗る』……。ここら辺の歴史は変わっていないみたいですね」

優花里「他には……っ!? >>207>>208>>209!? 何ですかこれ!」

西住みほ頭を丸め出家する

逸見エリカは搭乗した戦車が川に落ちた結果敗北した責任をとり知波単学園へ転校

西住まほ、負けた責任を取り戦車道を引退!?

優花里「『西住家の次女出家騒動』、『黒森峰の逸見エリカ、知波単へ転校か』、『西住家長女、戦車道引退を表明』……。いくらなんでも無茶苦茶過ぎます! 情報源は……」

>>213>>214>>215それぞれコンマ50以下で匿名掲示板、コンマ51以上でニュースサイト

はい

ほい

優花里「ほっ、二つが根拠のない悪ふざけ記事でした。しかし、姉上殿の引退は信憑性がありますね……」

優花里「もう少し詳しく調べてみましょう!」


―黒森峰女学園―


まほ「みほ、お前が責任を感じる事など無いのに、何故転校など……」

エリカ「たいちょ……いえ、西住さん、よろしかったんですか? 引退など……」

まほ「ああ、後悔は無いよ。後継ぎにも心当たりがあるしな」

エリカ「後継ぎ……そう考えるとよく家元がお許しになりましたね」

まほ「みほが責任を感じて転校してしまった件、私は自分が憎くて仕方ない。妹が責任を負って、姉であり、隊長でもある私がのうのうと戦車道を続けるなんて、戦車道に対してこれ以上の侮辱があるか? そういった事を話したら意外とすんなり受け入れてもらえたよ」

エリカ「そうですか……。あの、後継者について詳しく伺っても?」

まほ「ああ、そいつは西住流門下生でな。勝ちに対するこだわりが人一倍強いくせに根は優しくて部下からも信頼されている」

エリカ「正に西住流といった感じの人ですね。家元には話したのですか?」

まほ「ふふっ、ああもう既に話してある」

エリカ「……? 何がおかしいんですか?」

まほ「いや、何でもない。まぁ、今話した事はあくまでも予定だ。本人が嫌と言うのなら無理強いはできないしな」


……


優花里「姉上殿の引退はほぼ確実……。西住殿は大洗に来ている可能性が高くなってきましたね」

優花里「ふわぁ、眠くなってきました。明日はもっと西住殿に近付けるでしょうか……」


―翌日―


優花里「そういえば今日は休みでしたね。何をしましょうか」

>>218-220までコンマが最も多いレスを採用

西住殿を探そう

優花里「思い切って西住殿を探しましょう! こういう時はノリと勢いが大事ってアンツィオの皆さんも仰っていた気がします!」

優花里「休みの日といえばお出かけ。しかも、西住殿はこちらに越してからまだ日が浅いはず。となれば>>224周辺を探すのが得策と言えるでしょう!」

1.ショッピングモール
2.コンビニ
3.その他(場所を書いて下さい)

2

優花里「サン○スにやって来ました。西住殿は重度のコンビニオタと聞きます。休みの日は絶対にここにいるはず……」

優花里「いざ、吶喊!」ウィーン

>>227「いらっしゃいませー」

優花里「あ、あなたは……!」

役人

優花里「あ、あなたは……!」

優花里(文科省の役人ッ! 二度も大洗を廃校の危機に陥れたクソメガネ!)

優花里(しかし、何故このクソがコンビニで働いているのでしょう?)

役人「どうかしましたか? お客様」

優花里(このクソカスがこの時間帯からコンビニに勤めているという事は……もしや、この世界では役人ではない?)

役人「あの、他のお客様の邪魔ですから」

優花里(はっ! 大洗が廃校の危機に瀕していないのはこのビチグソがいないから!? あり得ます……漁業科の活躍だけでこのう○こが見逃してくれるとはとても思えません)

みほ「あ、あの……」

優花里(怒りから来る幻聴でしょうか……西住殿の声が聞こえます)

みほ「すみません、ちょっとだけどいてくれませんか……?」

優花里「へ?」クルッ

みほ「あ、あう……すみません。ちょっとどいt」

優花里「に、西住殿ォォォォォオオオオ!!!」

みほ「ええ!?」

優花里「会いたかったですよ西住殿あっその服似合ってますね実に素敵なワンピースですここに来てから買ったものですか?それとも家から持って来てたり?あっ西住殿の香りが強いですね家から持って来たものですね間違いない断言できますしかしちょっと身体のラインを強調し過ぎですね西住殿は自分が半端なくエロい事を自覚して下さいもし私以外の人に犯されたりでもしたらどうするんですかシャンプーの甘い匂いもしますね朝シャンでもしたのですか?そんな状態でこんなワンピース着たらエロス倍増じゃないですか理性崩壊しますよというかもうしちゃってます西住殿私と今すぐ

みほ(え、えぇ!? 何この人……とりあえずこんな時は……)

みほ「西住流護身術!!」ゴキッ

優花里「ぐえっ」バタン

優花里「」

……


優花里「うーん、ここは……」

優花里「部屋……? って、ああ! 携帯の着信が凄いことになってますぅ!」

沙織「あっ、ゆかりん大丈夫?」

優花里「た、武部殿!?」

麻子「私より遅く起きるとは、珍しい事もあるんだな」

優花里「冷泉殿まで!」

華「私もいますよ」

みほ「あ、私も!」

優花里「五十鈴殿に西住殿まで! 一体どうしたのですか?」

沙織「何回コールしても出ないんだもん。何かあったのかって心配になって皆んなで来たんだから」

優花里「な、何故……?」

みほ「優花里さん忘れちゃったの? 今日は寄港日だから皆んなで出掛けようって昨日話したじゃない」

優花里「あ、ああああ! 忘れてました! 私とした事が寝坊してしまうなんてぇ!」

麻子「早くしろ。私たちだけで行ってしまうぞ」

優花里「待って下さいよ冷泉殿ぉ」

沙織「こらっ、麻子は人のこと言えないでしょ」

五十鈴「それにしても優花里さんが寝坊なんて珍しいですね。何か良い夢でも見ていたのでしょうか」

優花里「あ、それですよ! 何だかとても長い夢を見ていたような……」

沙織「どんな夢? ひょっとしてゆかりんを中心に恋の三角関係が!? キャー!」

五十鈴「沙織さんは放っておいて……どんな夢だったのですか?」

優花里「凄いんですよ! 私が……あれ? 私が……すみません、忘れてしまいました」

沙織「えー!? 面白そうだったのにぃ。残念!」

みほ「まぁまぁ、夢の話は置いといて……皆んな今日はどこに行きたい?」

沙織「やっぱアウトレットかなぁ」

華「何かボリュームのあるものが食べたいです」

麻子「アイスも食べたいな」

優花里「それから戦車道ショップに行きたいです! 今日の寄港先は凄いんですよ!」

みほ「うん、そうだね。じゃあ、行こっか!」

優花里「はい!」

一同「パンツァー ・フォー!」


~おしまい~

唐突に終わりです。オチは苦手なんです許してください。HTML依頼してきますね

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