注意事項
泰葉のキャラがちょっと変です。
前作の設定を引き継いでます。
【モバマスSS】泰葉「Pさんが手を出してくれないんです」(初投稿)
【モバマスSS】泰葉「乃々さんにも協力してもらいます」乃々「むーりぃ・・・」
【モバマスss】悠貴「遊園地で!」まゆ「お仕事ですよお」
今回周子が主役です。周子視点の地の文多めです。
前回色々がばってましたね。精進します
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516891057
【ルーム】
周子「ただいまー」
周子ちゃんレッスン終わってただいま帰宅、これからおこたタイムに入る
周子「おや?」
まゆ「この乃々ちゃんの写真かわいいんですねえ」
凛「どれがお気に入り?私はこれかな?」
まゆ「私はこっちですねえ当時から愛らしいです」
P「・・・どっから広まったんだろうな」
ありゃ。こたつで乃々ちゃんスキー達が乃々ちゃんの写真見比べてるわ。凛ちゃんまでいるよ。
本人オフだけど明日大変だなこりゃ。フレちゃんと紗枝はんに話したのまずったかなー?
さすがの周子ちゃんでもあの二人の間に入るのはちょっと厳しいかな。
P「お、おかえり周子。お疲れ様」
PCから目を離してPさんが言ってくれる。
凛「お疲れ、お邪魔してるよ」
まゆ「お疲れ様ですう。お邪魔してますねえ」
周子「あんがと。あーお腹すいたーん。なんかない?」
P「渋谷さんが持ってきてくれた手土産ならそこにあるぞ」
凛「トラプリの公演土産なんだ」
周子「お、ありがと凛ちゃん。ってこれ食玩のお菓子のほうやん」
奈緒ちゃんのかなこれ?まあいいや。周子ちゃんは甘いもの大好きなので普通に嬉しいのだ
しっかし、賑やかになったよねここも乃々ちゃん効果すっごいわ
泰葉とあたしととPさん。3人だけだった時はこんなことなかったもんねー
あたしって基本フレちゃんやら紗枝はんとの仕事が多いから、向こうの担当Pさんと一緒になることが多かいしね
あたし以外の三人がおやすみっていう今日みたいな珍しい状態でも他のところから人が来る
おこた効果かな?たまに杏はんも潜んでるって噂もあるし・・・ん?あの写真ってもしかして
周子「その写真ちょっとみせて」
凛「ん?この12才のやつ?」
まゆ「これもしかしてPさんですかね?」
周子「うわ懐かしいなーこのコート」
茶色のコートを来たPさんが乃々ちゃんと写っている。隣の人達は乃々ちゃんの両親かな?
まゆ「・・・もしかしてアイドルになる前からPさんとお知り合いだったんですかあ?」
・・・・あ、やばい、まずったかも。乃々ちゃんと泰葉だけならまだしもまゆちゃんはごまかせない気がする
凛「スカウトした時とかの話じゃないの?それかプライベート」
まゆ「少なくとも2年前にスカウトはしてないでしょ?それにプライベートで懐かしいって表現はおかしいですよ」
・・・やばい。藪蛇になりそうだ。どうすっとぼけようか
周子「あ、そうだ。あたし用事をおもいだしたんだ。じゃあお二人さんごゆっくり」
杏「そんなこと言わないでさ。落ち着きなよ実際どうなのさ。」
凛「あ、杏も起きたんだ」
杏「なんか面白そうな予感がしたからね」
まじか。杏はんおるやん。よりによって今日いなくてもいいやん。
まゆ「お急ぎでなければお聞きしたいですねえ」
・・・前門の杏ちゃん、後門のまゆちゃんこれは逃げられないかなー?
杏「まーいいよ。どっか行ってもさ」
まゆ「そしたらPさんに聞けばいいだけですからねえ」
・・・これは自分で要所を言ったほうがまだ傷が少ないかもしれない。
・・・・・・・・・・・・
2年前の春かな
当時の周子ちゃんは実家の和菓子屋で看板娘をやってたんだ。
この頃は真面目にやってたんだよ?ほんとだよ?
いつも通りあたしが看板娘やってたときにさ。
母親から〇〇さんってお婆ちゃんが来るはずだからこれを渡しておいてくれ、って詰め合わせを預かったんだ。
でも来たのはなんか探偵みたいなカッコした男の人だった。
P「すいません。〇〇が都合が悪くなりまして、代わりに来ましたPと申します。
預かり物をいただきに来たんですが。」
周子「えっと・・・お母はん!」
・・・・それがアタシとPさんの出会いだった。
~~~~~~~
【ルーム】
凛「ふーん。お客だったんだ」
周子「そ。お使いだったんだっけ」
杏「まあありがちだよねー」
まゆ「いえいえ、ある意味運命ですよ?」
P「◯◯さんって婆ちゃんの友達なんだ。足痛めてみたいで一人旅中の俺が代わりに行くってことになったんだよ」
周子「あ、そうやったんや」
それは知らなかったなあ。
周子「ともかくこれが初めての会った時の話。ね?普通でしょ」
・・・・・・・・・
そんでまあ次の日にPさんがまた来てくれてね
周子「えっと。今日は預かってないんですけど」
P「あ、いえ。今日は純粋に客です。待ってたときに美味しそうだなあと思いまして、自分で買いに来ました」
周子「あ、そうどすか。おおきに」
P「おすすめとかあります?後、できれば持ち込みのお菓子食べれることがあれば教えてほしいんですけども」
周子「そうどすね・・・・」
~~~~~~
【ルーム】
杏「これ・・・口説いてない?一緒に行かない?って聞こえる」
凛「・・・ギリギリかな」
まゆ「素敵じゃないですかあ」
周子「いや待って。純粋によくあることなの。おすすめ聞かれるとか普通じゃん」
P「届け先に箱渡す前に店内見てたらおいしそうだったんでな」
まゆ「いいから続けてください♪」
周子「うわあまゆちゃん楽しそうやなあ」
恋バナ好きそうやもんね
・・・・・・・・・・・
アタシのお気に入りの場所。店からちょっと出て桜が一本だけある場所
ベンチ一つだけだしあまり人はいないのでおすすめなんだ。
お茶もって休憩しよう。と思ったらいたんだ。Pさんが。ここのこと言ってないのに
うちの店の和菓子食べながら本読んでたんだ。どうしよっかなーって思った。
声かけたほうがいいのかなって。男性に声をいきなりかけるってはしたないじゃん?
気にしすぎ?ほら乙女だからさ。でも持ってきたお茶冷めちゃうしなーとか思ってたらPさん。ふっと顔を上げてさ。
P「あ、和菓子屋さんじゃないですか。邪魔でしたか?」
っていわれたわけですよ。
~~~~~~
【ルーム】
周子「大まかにはこんな感じ」
まゆ「まゆとプロデューサーさんに置き換えて・・・いいですねえ」
※まゆのプロデューサーは別にいます。プロデューサーさん=まゆのPさんだと思ってください
凛「コーヒーほしいなあ。ブラックで」
杏「すっげえ口の中甘い。飴くれ飴」
周子「口甘いならいらなくない?じゃあ、そろそろやめようか」
まゆ「何言ってるんですかあ?まだまだこれからじゃないですかあ」
泰葉「私も聞きたいんですが。よろしいでしょうか。周子さん?」
周子「泰葉!?いつのまに・・・今日オフでしょ?」
泰葉「先ほどまゆさんからメールを頂きまして、近くにいたのできちゃいました」
まゆ「乃々ちゃんの写真を見せてほしいって連絡したら来てくれましてるっていうんで。」
凛「この後泰葉さんも一緒に話そうってなってたんだ」
まじか・・・・Pさんに助けを求めようと視線を動かす。
うわ、PCから目離さないよあの人。我関せずで通す気だ。味方はいないのか
周子「うわあ・・・・すっごい嫌なんだけど」
・・・・・・・・・・・
声をかけられたときは正直ね、やばい。見つかっちゃった。どうしようって思ってるとさ、Pさんのほうから。
P「すいません。お邪魔でしたね。もう私も行きますのでごゆっくりどうぞ」
って席たとうとするじゃん。なんか私すっごい悪いヤツみたいじゃん?
で、ついね
周子「いえいえ。よろしかったらお茶でもどうどす?」
って誘っちゃったんだよ!あたしやっちゃった!ってあの時思ってた
で、Pさんもさ。ご相伴に預からせていただきますとか言ってるやん、もう逃げられないやん
で、まあなんかようわからんお茶会が始まったんよ
~~~~~~~
【ルーム】
杏「くっそあまい」
凛「紅茶が甘いなーストレートなんだけど」
まゆ「うふふふふふふ」
泰葉「うわあ・・・いいなあ・・・うわあ」
周子「泰葉もどっといでー」
P「お前そんなこと思ってたんか」
周子「アタシだって乙女だもん。そらそう思ってるよ。」
てか今Pさんいるんだった!やばい!顔熱い!
周子「えっと・・・そんだけだよ?」
まゆ「肝心のお茶会の中身がまだですよお?」
P「・・・・ちょっとスカウトでも行ってくるわ」
杏「あ、いってらっしゃーい。ついでに飴買ってきて」
P「双葉さん・・・了解しました。行ってきます」
待って!おいて行かないで!この空間に一人はやばいって!
凛「あんま往生際悪いと紗枝とかフレデリカとか呼ぶよ」
凛絶対面白がっとるやろ!フレちゃんはともかく紗枝はんはあかんて・・・・まあ腹くくってるからいいや
周子「・・・おっほん。まあ大した話はしてないんよ」
・・・・・・・・・・
お茶会しようと思った瞬間すっとPさんが立ち上がって
P「左利きでしょう?こっち側のほうが楽でしょう」
って場所をずれたんだ。アタシ左利きって言ったっけ?って思ってたら、
P「見ればわかりますよ。いやね。周りに左利きが多くてですね癖みたいなもんですよ」
って笑いながら言ってた。まあ確かに肘当たらないから助かるね。
周子「お気遣いおおきに」
P「塩見周子さんとおっしゃるんですか、私は・・・」
周子「Pさんでしょ?」
P「ああそうか。名乗ってましたね。では改めて、Pと申します」
P「しかし塩見で左利きですかあ、いいですねえ。」
・・・・何が?
P「プロ野球のピッチャーに同じ名前がいるんですがそれも左利きなんですよ、その選手がすきでしてね」
知らんがな。適当に相槌を打っておく
このPさんどうやら野球観戦が好きらしい。実際にやってもいるようだった。
P「いやあすいません。変なこと言って、あまり興味わかないですよね」
・・・新しい知識が増えた。使わないと思うけど。
~~~~~~~~
【ルーム】
泰葉「Pさん。女の子に対する初手がおかしいです」
まゆ「ちょっと減点ですねえ」
周子「うん。あんときのことは正直フォローできないわ」
凛「で?続きは」
周子「正直後はとりとめもない話しかないんだよねえ。何処から来たんですかーとか
おいくつですか?お手伝いですか。偉いですねーくらい」
杏「まあ無難だよね」
で、そんときはすっと別れたんだ。あたしも戻んなきゃいけないしね
京都から戻るときはお土産も買いに来てくれたけど、世間話ちょっとしただけだったんよ。
こんな感じかな?ほらね。大したことじゃないでしょ?
まゆ「嘘ですねえ?絶対まだ何かありますよねえ」
泰葉「私もそう思います。」
周子「・・・・これは自分の恥の部分だからあまりいいたくないんだけどなあ」
凛「・・・あー私ちょっと用事を思いだした。また後でくるね。ありがとう二人共、乃々によろしく」
杏「あー杏も一緒にいくよ。じゃあね。またコタツ貸してね」
・・・二人が出ていってくれた。気を使ってくれたのかな?
泰葉「あの。そこまで嫌でしたら無理に言わなくても」
まゆ「まゆも席をはずしましょうか?」
周子「うーん。まあいいよ、他言もしないでしょ。泰葉には面白い話じゃないと思うけど、サラッと聞いてね」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
あれは17才になった夏休みだったよ
両親と大げんかした。
きっかけは大したことじゃなかったんだけどヒートアップしちゃってさ。
アタシ家飛び出しちゃったんだよねー。そこで終わっときゃいいのにさ。
そういえば東京行ってみたいな~とかふっと思っちゃって、
手持ちのお金だけで東京行きの夜行バスでそのままGO!いやー馬鹿だよね。
しっかし二度と乗りたくないねあれは一番安いのだから椅子はかたいし。
そこはどうでもいいかな?ごめんごめん。
で、初めての東京だったわけよ。思ったより汚いなって印象だった。。
でも遊ぶところがいっぱいあって結構楽しかったんだ。今思えばおのぼりさんだよねえ。
で、割とすぐお金なくなっちゃったんだ。一週間もたなかったね!子供のお小遣いなんて大した量じゃないもんね
未成年で住所不定の家出娘が働けるところなんかあるわけないし、
途方にくれてたらさ・・・・声をかけられたんだ
~~~~~~~~~
【ルーム】
まゆ「Pさんですかあ!」
泰葉「すっごい偶然ですね!」
周子「違うよ?」
・・・制服着たお巡りさんにだよ
・・・・・・・・・
交番に連れてこられて椅子に座らされてね。
若いお巡りさんとおっちゃんのお巡りさんに質問されてた。まあ補導ってやつだ。
こう言うのイクナイから真似しちゃ駄目だよ?しない?そらそーか
あたしだんまりだった。携帯も持たずに飛び出してるから黙ってりゃいいかと思ってさ
おっちゃんのほうがね。身分証がないなら名前だけでも教えてくれないかなーって言われてね。
名乗ったんだ。アタシ。そしたらおっちゃんの顔色が変わってね。
もしかして左利きか?って聞かれた。そうですって答えたら
若いお巡りさんにちょっと相手してろって言って電話かけ始めちゃったんだ。
なんだろ?って思ったら電話すぐ終わってさ、おっちゃんが迎えがすぐ来るっていうんだよ?
びっくりしたね。だって東京に知り合いなんていないよ?
で、ここで待っててくれっておっちゃんに言われて、もらった缶コーヒー飲んでたら
作業着姿のPさんがきたんだ。え?なんで?なんでこの人がここにくるの?ってすっごい混乱した・・・・
P「・・・何をやってるんだ君は。」
あたしを見て溜息ついた後お巡りさん達に頭下げてるPさんみても現実感なかった。
おっちゃんは気にすんなって笑ってるし。
P「とりあえずうちに連れて帰りますわ、失礼します。・・・ほら行くよ」
・・・アタシ男の人に連れ込まれちゃうんだ。ごめんねお母さん、でも拒否権ないよこれ。とか思ってた
~~~~~~~
【ルーム】
まゆ「・・・・・・えっとぉ」
泰葉「・・・続けてもらってもいいですか」
周子「あ、うん。そんでね。Pさんの家につれてかれたんだアタシ」
泰葉「・・・・」
まゆ「気持ちはわかりますが落ち着きましょう?」
・・・・・・・
続けるね
タクシーに乗って来たのは都心からちょっと離れたアパートだった。
Pさんに着替えはある?って聞かれて、もうないって言ったらそこのコンビニで買ってきてってお金くれた。
多分汚れちゃうもんね。あ、でも脱ぐんかなとか漠然と考えてた。
買い物終わって、Pさんにつれられて家に入ったんだ。
・・・・まあ普通の部屋だった。男の一人暮らしって感じがしたよ。
結構ごちゃごちゃしてた。まあどうでもいいねこんな話。
Pさんが腹減ってるか?って聞いてきて、うんって答えたら、
先に飯にするか。風呂も沸かしとかなきゃって言ってて。
お味噌汁と残り物の野菜炒め。おかずたりないからってその場で作った卵焼きに白いごはん
当たり前の食事なのに随分久しぶりだなって思ってた。一週間くらいしかたってないのに。
P「とりあえず食べて、俺も食う」
で、二人でご飯食べたんだ。いやー美味しかったよほんと
ご飯のときにさ。さっき言った〇〇さんからアタシが家出したことと、
東京行ったかもしれなくて、見つけたら保護してって言われてたのを聞いた。
泰葉「Pさんの手料理・・・・」
まゆ「泰葉ちゃん。ステイ」
で、お風呂借りて、上がったんだ?え、寝間着?Pさんのシャツ借りたよ。
で、Pさんがとりあえず今日は寝ろ。そっちの部屋に布団敷いてあるから、
って言うからさ。ああ、ついに来たかって思ってた。
今思うとアタシあれだね。ちょっと色ボケだね
そしたら居間にもPさん布団敷いてるじゃない?あっ、てなった。
すっごい恥ずかしくなってさ。あんまり寝れなかったよ。
次の日思ったより疲れが溜まってたみたいで朝Pさんに起こしてもらってね。
低血圧だからあんまり朝強くないんだ。うん 泰葉、そんな顔しないで。
で、Pさんと朝ごはん食べながら言われたんだ。
P「どうしてこんなことしたんだい?」
ってアタシもなんでだかよくわかんないんですって言ったら
P「ま、そのへんはいいか。で、いつまでこうしてるつもりだ?」
って言われた。すごい真剣な顔だった。
即連れ戻されると思ってたけどPさんはまだ連絡してないって言って
俺から連絡するよりお前が親に連絡しろ。原因たいしたことないならなおさらだ。
謝って自分の気持ちを伝えろって言われた。そろそろ捜索願がでるかもしれない。時間はないぞって。
周子「・・・わかった。電話貸してくれる?」
で、まー怒られた怒られた。当たり前だよね。色んな人に迷惑かけちゃったもん。
で、ごめんなさいって謝った。そしたらあとはPさんが親と話してくれた。
とりあえず保護してますんで安心してくださいとか言ってた。そんな年も変わんないのに
Pさんアタシよりずっと大人だった。で、まあそれですぐ帰るのが普通なんだけど、
まだちょーっと親と顔合わせづらかったんだよね。
Pさんにちょっとの間とめて?ってお願いしてさ。
そしたら呆れてたけどしょうがねえなって言ってお金貸してくれて、
仕事が無い日は遊びにもつれてってくれた。あの、泰葉、顔怖い
その後は二人も知ってる通りだよ。Pさんがアイドルのプロデューサーになって、
泰葉の後にアタシをスカウトしたんだ。
やることないなら俺のノルマのためにアイドルになって働いて金返せって言ってた。冗談ぽかったけど
断る理由もないし受けたんだ。・・・・親にも追い出されたしね。
これ以上は本当にないからね!ほんとだよ!
【ルーム】
まゆ「人に歴史ありですねえ。結局どれくらいいたんですか?」
周子「10日位かな。でも誓ってなにもありませんでした。Pさん平日は仕事だったし
一緒に出かけたのもお盆の間くらいだけだよ」
泰葉「ずるいです」
周子「まあ誤解のないように言っとくけど、アタシとPさんは泰葉が考えるような関係じゃない。
恩義は感じてるけど申し訳なさの勝っちゃうし頭上がんないし」
まあお望みならこの周子ちゃんボディをいつでも・・・だから怖いよ泰葉
泰葉のことは応援してるよ、うんホントに。」
でもね泰葉。これだけは覚えておいてね?
あんまり長いことグダグダしてたらさ。私がPさんとっちゃうかもよ?
おまけ1~凛が部屋にいた理由~
凛「泰葉さんが乃々の小さい頃の写真を見せてもらったみたいなんだ」
加蓮「へぇーかわいいんだろうねえ」
奈緒「誰が持ってきたんだろうなあ」
凛「なんで私その場にいなかったの?」
加蓮「多分ライブで遠征してたからだと思うよ?」
凛「なんで私が参加できないの!?この状況は何なの!?」
奈緒「知らねえよ!いいだろ別に!」
凛「乃々ぉ・・・可愛いんだろうなあ。絶対可愛いやつだよこれ」
加蓮「頼めば見せてくれるんじゃないの」
凛「で、でも乃々に嫌がられないかな。乃々に嫌われたら立ち直れないよ」
奈緒「そこまでなのかよ」
凛「そ、それに泰葉さんの部屋に行くのって結構勇気いるよ?殆ど話したこともないのに」
奈緒「あ、あたしもまったくないってわけじゃないけど、ガッツリ話したことはないかな」
加蓮「この機会に仲良くなっちゃえばいいじゃん」
凛「そうだけど・・・」
加蓮「まあだめだったら私が慰めてあげるからさ。」
凛「加蓮に慰めてもらってもしょうがないよ。」
奈緒「お、おい凛」
加蓮「・・・・それ本気で言ってるの?」
凛「本気だったら一緒にトップアイドルになるために頑張ってないよ」
凛・加蓮「へっへっへっへっへ」
奈緒「なんでオードリーやってんだよ!なんだよこれ!」
凛「奈緒。ちょっと静かにしたほうがいいよ」
加蓮「そうだよ。周りの人に迷惑だよ」
奈緒「誰のせいだよ誰の!」
凛「で、どうやって乃々に見せてもらおう。」
加蓮「お土産持っていけばいいじゃん。あるんでしょ?」
凛「今日乃々オフなんだよね。私は今すぐにでも見たいんだけど」
奈緒「そもそもお土産渡して流れで写真見せてっておかしくね?」
凛「私は乃々の残してきた足跡が見たいだけなんだ」キリッ
加蓮「それ乃々に言ったらドン引かれるとおもうの」
まゆ「話は聞かせてもらいましたよお」
加蓮「あ、まゆ。お疲れー」
凛「・・・・どうしたのさまゆ。乃々は渡さないよ」キリッ
奈緒「いや、威嚇すんなよ・・・」
まゆ「私も乃々ちゃんの写真がみてみたいです。でも乃々ちゃんは今日はいない。
凛ちゃんは乃々ちゃんのPさんと面識がないから頼みにくい!そういうことですね?」
加蓮「まあ、そういう感じだね」
まゆ「ここは共同作戦で行きましょう、
まゆは最近乃々ちゃんのPさんとお仕事して仲良くなりました。
乃々ちゃんとユニットをやっている私が部屋に行くことも不自然じゃありません」
凛「・・・・続けて」
まゆ「私と凛ちゃんでお土産を持っていきます。今日は乃々ちゃんがいないので、
おそらくPさんが預かってくれるでしょう。そのタイミングで私と二人で頼めば・・・!」
凛「・・・いける!」
奈緒「乃々の意思は無視かよ!」
加蓮「ちょっと可愛そうになってきた」
まゆ「そして乃々ちゃんが来た日、写真見せてもらったといえば・・・!」
凛「恥ずかしがるけど乃々をみれて一粒で二度美味しい・・・!」
まゆ「Pさんに怒る乃々ちゃんも見れるから3粒ですよお、じゃあ行きましょう。手土産は持ちましたね?」
凛「うん。奈緒の食玩のお菓子もらっていいかな?」
奈緒「お、おう別にいいよ。つーかそれでいいのかよ」
まゆ「あ、今日はオフの泰葉ちゃんにも連絡しときましょう。部屋の主には許可を得ませんとね」
加蓮「そこはきっちりするんだ・・・」
凛「さあ、残していこうか」
まゆ「私達の」
凛まゆ「足跡・・・!」
奈緒「息ぴったりかお前ら!」
ここから冒頭に続く
おまけその2~~次回予告のようなもの~~
【女子寮まゆルーム】
まゆ「今日集まってもらったのはほかでもありません。」
悠貴「よろしくお願いします!」
泰葉「はい。お願いします?」
まゆ「乃々ちゃんも自室で本読んでたのでつれてきました」
泰葉「あ、ほんとだ。なんでそんな隅っこにいるんですか乃々ちゃん」
乃々「うぅ・・・なんで森久保まで・・・」
まゆ「まゆは中立を貫こうと思ってました。ですが、今日の話の限り
対抗馬だと思ってた周子さんのヒロイン力が思いの外やばかったのです。」
悠貴「ヒ、ヒロイン力・・・すごい響きですね」
泰葉「・・・だ、大丈夫じゃないでしょうか」
まゆ「正直このままだとPさんは間違いなく周子さんにかっさらわれます。本気になればあっという間ですこれ」
泰葉「そ、それはまずいです!」
まゆ「なので、ちょっとした対策です。
見た目はまあ、おそらく好みの差はないです。でも周子さんのほうが手数が上です
まゆが手を貸すのは筋違いだと思いますが、なりふりかまっちゃいられないでしょう」
乃々「何の話なんですか・・・・森久保だけわからない話で盛り上がって・・・いじめですか・・・?」
まゆ「なのでこれを使います」
泰葉「これは?」
まゆ「まゆがプロデューサーさんへのリサーチをPさんにしているのは知っていますね?」
泰葉「え、ええ」
悠貴「Pさんと話しているあれですね!」
まゆ「ついでに雑談ついてにきいたPさんの好みタイプメモです。口頭記憶ですが大まかにはあっているはずです。」
乃々・泰葉・悠貴「!?」
まゆ「これを四人で分析して、泰葉ちゃんに実行してもらいましょう。
あわよくば既成事実まで持っていってください。それしか道はないかもしれません」
泰葉「ま、まゆさん・・・・」ホロリ
悠貴「お、大人です・・・・」
乃々「ちょ、ちょっとまってほしいんですけど・・・・」
まゆ「はいどうぞ乃々ちゃん」
乃々「あ、あのアイドルなんだから、そういうのは・・・あぅ」
まゆ「そういうのってどういうことですか?まゆに教えてください?」
乃々「/////」
泰葉「まゆさん。早く教えていただけますか?」
まゆ「そうですね。じゃあその前に・・・」
悠貴「が、がんばります」
乃々「帰りたい・・・」
次回泰葉編 お楽しみに
以上です。ありがとうございました。 依頼出してきます。
このSSまとめへのコメント
だんだんつまらんくなってきたな