ロン「ンガガ…」

ハーマイオニー「ロンの顔が真っ赤よ！」

ハーマイオニー「ハリー！早くロンを助けてあげて！」

ハリー「ハーマイオニー…僕にはどうすることも出来ない…」

ハーマイオニー「そんな！」

ハリー「ハーマイオニーこそ、魔法で助けられないのかい？」

ハーマイオニー「餅を取り出す魔法なんてないわ！」

ロン「うごっ、うごっ」

ハーマイオニー「ロンの顔が真っ青になったわ！」

ハリー「そんな…さっきまで、みんなで楽しく食事をしていたのに…」

ハーマイオニー「そうよね、ロンったら、やっぱり日本人は海苔餅に限るだなんて」

ハリー「僕はお雑煮かな」

ハーマイオニー「私は納豆餅が好きよ」

ハリー「そしたらロンのやつ、納豆餅を海苔でくるんで、それをお雑煮にして食べちゃって」

ハーマイオニー「あれは流石に気持ち悪かったわ」

ハリー「ふふっ」

ロン「っ…っ…」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

ハーマイオニー「大変だわ！ロンの顔が真っ白に！」

ハリー「ああ…ロン！君を失うことになるなんて、僕、耐えられそうにない…」

ハーマイオニー「諦めないで！何か私たちに出来ることがあるはずよ！」

ハリー「ロン、ジニーのことは僕に任せてくれ、きっと幸せにしてみせるよ、僕のパパやママと一緒に見守ってくれると嬉しいな」

ロン「……！！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！

ハーマイオニー「あら？ロンが何かジェスチャーをしているわ？」

ハリー「こんな時にジェスチャーゲームかい？君はいつも遊び心を忘れない、最高の友人だよ」

ロン「！！！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！

ハーマイオニー「これ、もしかして『背中を叩け』って言ってるんじゃない？」

ロン「！」ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝ

ハリー「凄いよハーマイオニー！一発でわかるなんて！」

ハーマイオニー「ふふっ、何年あなた達と一緒にいると思ってるの？」