探偵「私はとある探偵さ」 (7)

事件か…
そう、事件だ。

探偵は1人呟く

「今回は誰が犯人かな」

そしてテーブルの上にあった砂糖まみれのドーナツを齧り、これまた甘ったるいカフェオレで流し込む

「さて、行くとするか」

私はとある探偵さ

「犯人はあなたですね」

罪を認めた男は項垂れる

そして警官に連れ去られて行く

「ふむ、コングラッチュレイション」

それを見届け持ってきたドーナツと、紙パックのコーヒー牛乳を胃袋へ送り込む。

「私は探偵、甘いものが大好きさ」

さて、今回の事件は…

なるほど

これは甘いものが必要だな

「店主、ドーナツとカフェオレを3日分」

探偵はそれを受け取り荷物をまとめ

現場へ向かう

彼こそは甘党の探偵さ

「さて、わかりましたよ、犯人はあなたですね」

男を指差す

男は罪を認め膝をつく

「解決ですね」

そして探偵はドーナツとカフェオレを平らげる

今日も今日とて探偵は甘いものを相棒に解決する

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