適当な短編集の予定
シナリオ噛ませつつ書いて行きます。
星5女性鯖
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題目 初めましてとお久しぶり
「新しい神話ってのはこうやって誕生するんだろうな」
頭の上に乗っているダーリンと私は彼を見ていた。魔神柱を倒し、満身創痍になりながら彼は立っている。味方のサーヴァント達も彼と同じ。
「いいねぇ、震えるねぇ…」
「あの中に混じりたいのダーリン?」
答えが決まっている質問にダーリンは応えてはくれず、ただペチペチと私の頭を叩いた。
「オリオン!」
気がついたら彼が目の前に居た。
「ありがとう!本当にありがとう!」
今にも倒れそうな身体を引きずってこの子は本当に…
「お疲れ様。でもその感謝よりも貴方はすることがあるわ」
「…こいつがマトモだ!?」
ダーリンは後でチョコの刑ね。彼を労わるふりをして彼のとの縁を結ぶ。
「小さなマスター…貴方に月の祝福を。そしてまた逢いましょう」
『久しぶりだな/初めましてマスター』
縁を辿って召喚されたにも関わらず記憶は無いと言い張る女神を見て溜息が漏れる。
挙げ句の果てにオケアノスでの活躍を聞いて口封じと照れから握りつぶされそうにもなった。
それでも俺だからわかることがある。
こいつはあのボウズに親近感を持っている。もっと言えばあわよくば息子になってくれないかぐらいの勢いだ。
だからボウズの言葉を聴きたい。今まで何があったのか、何を思ったのか…純粋に興味を持っている。ただそれがどんな感情になるのかをこいつは知らない。
「それでね、ダーリン?聞いてる?」
「うるせぇ!こんな不当に簀巻きにされて話なんか聞けるか!」
愛を知っているがその先を知らない。だから愛から産まれるモノがわからない。センチメンタルな事を考えても仕方のない事だが俺はそれでもよかった。
「なあ、マスターは好きか?」
「ダーリンの次には好き」
こいつがいつかそれを知る時にその騒動で俺が死にかけることはない…ないはずだ。
多分
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