コナミ「……」クロウ「誰だお前!?」 (92)
クロウ「急な配達で数日ちょっとネオドミノシティから離れてて今戻ってきたら何食わぬ顔で俺達の輪の中に紛れ込んでる奴がいた」
夜 ポッポタイムにて BBQパーティー中
遊星ジャックアキ龍亞龍可シェリー鬼柳ユニコーン太陽ラグナロクその他 ワイワイガヤガヤ
コナミ「……」
クロウ「お前は誰なんだよ!?」
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遊星「お、配達からようやく帰ってきてくれたかクロウ。まだパーティーは始まったばかりだ。ところでそんな大声を出してどうした?」
クロウ「遊星!そうか、こいつはお前の知り合いだったのか!だったら早く紹介してくれよな!」
遊星「は?何を言ってるんだ。俺達とコナミはサテライトからの仲だろ」
クロウ「あ?俺は見たことも聞いたこともないぞ、こんな奴。サテライトからの知り合いなら俺が忘れるわけがねえ」
遊星「サティスファクション時代のことも忘れたというのか!」
クロウ「はああああああ!?」
遊星「5人でサテライトを荒らしまわったもんだ……なあコナミ」
クロウ「な、何いってんだよ。冗談キツイぜ!サティスファクションは俺と遊星とジャックと鬼柳の4人だろうが!」
遊星「冗談がキツイのはこっちの台詞だ!クロウ、お前本当はコナミのことが嫌いだったのか?……だとしてもこんな回りくどい嫌がらせを言うことはないだろ!!」
コナミ「……」
遊星「ほら、コナミも悲しんでいるじゃないか!謝れクロウ!謝れ!コナミは心が広いから今なら許してくれるぞ!謝れ!」
クロウ「う……うわああああああああ!!」ダダダッ!
遊星「逃げるのかクロウ!……クッ!クロウがまさかあんな奴だったなんて……」
コナミ「……」
遊星「ん?ああ、そうだな。本当に心が広いなコナミは。お前の言うとおり、きっとすぐに仲直りできるさ」
クロウ「やべええええええええ!遊星がおかしくなっちまった!」
クロウ「きっとあのコナミはサイコデュエリストかなんかで遊星を精神操作してるに違いねえ!だが妙なのはその他の奴らだ。何で誰もこのことに騒がねえんだ?いくらサイコデュエリストでも大多数の人間を同時に洗脳出来るもんなのか?……あーくそっ、わかんねえ。お?あそこにいるのはジャック!……と取り巻きの女3人。ちょうどいい、奴らに聞いてみるか」
クロウ「おーい、ジャック!」
ジャック「おお!配達から戻っていたかクロウ!大丈夫だ。パーティーは始まったばかりだからな!」
深影「アトラス様、好き嫌いせず野菜も食べなければいけません!」
カーリー「駄目よ!ジャックはダークキングになるんだから草食は御法度なんだから!」
ステファニー「それよりもブルーアイズマウンテンはいかがあ?」
クロウ「……相変わらずモテモテだなあジャックよお……」
ジャック「フンッ!コナミ程ではないがな!」
クロウ「ああん!?ジャックもコナミのことを知ってるのかよ!?というかコナミってモテてんのか?」
ジャック「ああ。確か、想い想われる仲の女が40人いたな」
クロウ「はあああああああああ!?よよよ、40人!?1日1人とデートしても1ヶ月じゃ処理しきれねえぞ!頭おかしいぞ!どうなってんだ!というか女どもはそれでいいのか?納得してるのか?」
ジャック「納得してるんじゃないのか。なんせコナミは1人の女とデート中に他の恋人に逢いに行くからな。それも何人も」
クロウ「がああああああああああああ!!そんなエロゲー主人公も真っ青な行動して!女どもが許しても俺とお天道さまが許さねえぜ!!というかクソゴミリア充爆死爆散孤独死しろ!!!」
ジャック「みんなそれで幸せなんだからいいだろう。それに俺は誰か1人を選んで他の女が涙を呑むくらいなら全員選ぶ。それくらいの甲斐性がモテる男には必要だ」
クロウ「うるせーバーカ!!机上の空論立ててんじゃねえぞ頭悪いだろ!!そりゃお前がハーレム楽しみたいだけだろうが!!そして自分がハーレムで女独り占めするくせに女が他の男に靡くと途端に嫉妬心に駆られちまう!!甲斐性あって懐が大きいアピールするどころか新しい玩具をどんどんほしがるクソガキと同じ精神なんだよ!!分かってんだよ!俺にもそういう歪んだ独占欲あるから!!女に囲まれてサンドされたい!!黄色い歓声をマイBGMにしたい!!膝枕耳かき爪切りマッサージぱふぱふへそペロ恋人手繋ぎ一度に味わいたい!!!……うわああああああああなんか知らんがとんでもなく負け犬の遠吠えになってる気がするぞおおおおおおおお!!!ちくしょおおおおおおおおおお!!!許さねえコナミ!!ジャック!!俺のインチキBFで1キルしてやんよおおおおおおおおおお!!!」
ジャック「……クロウ、お前……」
深影「あまりにもフラグが立たなすぎて……」
カーリー「とうとう狂っちゃったんだから……!」
ステファニー「やだ、こわ~い」
ザッザッザッ ワイワイガヤガヤ ザッザッザッ
ジャック「ん?入り口の外が騒がしいな」
深影「ああ、きっとコナミくんのお知り合いの方々が追加の食材を持ってきてくださったんだわ!」
カーリー「チームコナミの到着なんだから!」
クロウ「チームとか言うなああああああああああああああああああああ!!!」
ステファニー「うるさい」ドゴオッ!
クロウ「ブッ!!」
海野幸子「お待たせいたしましたわ!とりあえず肉100人前追加ですわ!」
ツァン・ディレ「わ、私はここで安上がりでお肉が食べられるって聞いたからわざわざ食材を持ってきたんだからね!」
ジャッカル岬「持ってきてやったぜ!感謝しろよな!」
クロウ(こいつらがコナミの野郎の性奴隷共か……クソッ!みんなして可愛い顔してやがる!!……この綺麗な顔がマキャノン顔になって甲斐甲斐しくコナミのコナミに奉仕するんだろうなあ……ちょっとくらい俺におこぼれをくれたって罰は当たらねえぜ……!! ちょっと待て!龍可と同じくらいのちびっ子もいるぜ!!それも1人や2人じゃない!!!コナミの野郎、ロリハーレムとかどんだけ俺をショック死させたいんだ!?……38、39、40……くぅ、きっちり40人いやがる!!くそがああああああああああ!!!コナミに奉仕する瞬間シフト・チェンジでならず者傭兵部隊に変えてやるうううううううううう!!!)
???「ごめんなさい。撮影が長引いて遅れてしまったわ」
クロウ(なんだ?41人目か!?いや違う!この声はTVでも実際にも聞いたことのある声だ!!それは……)
アキ「遅かったじゃないミスティ」
カーリー「あーッ!ミスティさんだ!」
ミスティ「久しぶりねアキさん、カーリー。特にカーリーと会うのはダークシグナーだった時以来かしら」クスクス
カーリー「あはは……」
クロウ(ゲロマブミスティじゃねえか!俺と同じ主要キャラの中でフラグらしいフラグが立たなかったあの!!実は俺密かに親近感を抱いてたんだよなあ……未来のチャンプと世界的モデルのカップル!ネームバリューもバッチリだぜ!!よし、この機会にお近づきになってやる!!)
シェリー「初めまして。私はシェリー・ルブラン。今は亡きルブラン家の一人娘よ。以後お見知りおきを」
ミスティ「あなた可愛い顔をしているのね」
シェリー「な、何を言うの///」
クロウ(あーくそ邪魔だ、大きい駄々っ子の白百合の女騎士!お前は顔芸ヒロインの黒薔薇の魔女と一緒に遊星と3Pライディングデュエルしてろ!と言うか何でそういう薄い本が無いんだ?……こうしている間にもどんどん人がミスティを取り囲んでいきやがる!さすが人気者だなミスティは……よし、俺は最後に現れて一番ミスティの印象に残るようにしてやるぜ!!)
牛尾「いや~初めまして、なんですかね?自分、牛尾哲であります!シグナー対ダークシグナーの絵に自分居たんですが、覚えてますかね!?」
クロウ(牛尾も俺と同じ考えか……だが考えが浅いし何よりお前は脇役止まり!主人公にはなれねえ!)
ルドガー「その節ではお世話になった。君のおかげで冥界の王は召喚されたのだから……おっと君達、ジョークだよジョーク」
レクス「最後にお会いしたのは確かロード・オブ・ザ・キングのパーティーでしたね」
クロウ(なんでいる!?)
アポリア「未来でも君の名は語り継がれていた」
ZONE「私はあなたの写真集を持っていたのですよ」
クロウ(だからなんでいる!?)
クロウ(よし、そろそろ終わったろ……ってあれ?いねえ!)
クロウ「おい性奴隷!ミスティは何処行った!?」
レイン恵「私は性奴隷ではない……ミスティ・ローラは夜風に当たると言っていた……」
クロウ「もっとハキハキしゃべれ!俺の歯でお前の舌引っ張るぞ!だけどありがとな!」
外
クロウ「(おっ、いたいた)ミス」
コナミ「ミスティ」
クロウ(!?)
ミスティ「あら、私の後をついてきたの?困った人」
コナミ「ミスティがどこか儚げだったから」
ミスティ「ええ……そうね。実はみんなにチヤホヤされるのは嫌い。それに応える私の顔に笑みを作らなければならなくなってエネルギーを消耗してしまうの。終いには寂しくなって一人になりたくなるくらい」
コナミ「そうか……」
ミスティ「寂しいから一人になるっておかしいかしら?たとえばみんな集まってある話題について議論するんだけど自分には全く知識が無くてただ頷くしかないって状況、想像できる?これに近いわ。私に近付く者はみんな私の上っ面だけを捉えて本質を理解しようとしていない。そんな彼らの私への称賛は涙1粒程の実感もない嬉しさと滲む寂しさ、そして放心する虚しさが同居しているの。各々の仲の悪さったらないのよ、私の心の中を土足で走り回ってよく喧嘩するんだから。おかげで私の心は汚くボロボロ……」
コナミ「そんなことない」
ミスティ「ディヴァインって人物御存知かしら?彼2度も死んだのにまだ生きてるんですってね。タッグフォース組ではないからこのパーティーには来ていないのだけど。でも来ていて欲しかったわね、また復讐ができるのだから!」
コナミ「ミスティそれは……」
ミスティ「まだ復讐するのかって非難するの!?言うならはっきり言いなさいよ!じゃあ言いやすいように私の理想の復讐を言ってあげる!!まず奴を全裸にして常時大音量ノイズの流れるスケルトンハウスで一生生活させる!痴態を人に見られながらね。もちろん実際の人に見せたら通報されるからトークンとかを人に化けさせるわ。いずれ奴もそのことに気付くでしょうけど居心地は悪いままでしょう。そして3日に1回水と食事を与え、それと同時に奴の陰茎を1ミリ切る!千切りのようにね。だ☆け☆ど☆指の爪5枚自分で剥がしたらその時は免除してあげるという条件をつけるの。爪なら再生するんだから随分良心的な条件よねえ。でもね、真の狙いは奴にアリの大きさほどの幸福感も与えないことにあるの。幸せなはずの食事の時間が同時に苦痛の時間の到来でもあるという矛盾!それを奴の心に刻み付ける!そして睡眠だけど大音量ノイズのおかげで寝れないわねえ。人は13日寝れないと幻覚が見え始めて狂うらしいけど知ったことじゃないわ。それに環境に慣れてもしかしたら寝れるかもしれないしねえ。さらに性欲だけど衆人環視の中自慰出来るかしら?まともな理性が残ってるなら間違いなくしないでしょうね……こんなところかしら。ウフフ、引いたでしょう。世界的モデルの心がこんなに醜くドス黒かったなんてね。わかったらさっさと私の前から消えなさい!!」
コナミ「ミスティ……よく……話してくれたね」
ミスティ「えっ」
コナミ「本当はずっと誰かに言いたかったんじゃないかな。その心の闇を。でも自分は世界的モデルで世間体がある。ずっとポーズを取って生き続けなければならない義務を知らず知らずの内に押し付けられてカメラの前だけではなく私生活でもカッコつけなければならなかったんだ。誰にも闇を打ち明けられないまま心に押し殺していた。そんな中今日は気心知れた仲間とのパーティー。撮影関係も早々に切り上げて淡い期待を胸にここに来てみたもののする話は芸能界のそれと大差なかった。ここでも自分の真の理解者はいないんだ、と内心肩を落として耐え切れず飛び出したんだ。そして出来れば闇に食われて消えたいとさえ願った。自棄になっていたんだ。だから心の護封剣の効果が切れてた」
ミスティ「そ、そんなこと!」
コナミ「じゃあ何で僕にあんなことを言ったの?」
ミスティ「それは……あれ……なんでかしら……?」
コナミ「自棄になっていたというのも理由にあるけどそれだけで今まで築き上げたポーズは崩れない。ここからはさらに推測になるけど……僕が弟に似てたから。違う?」
ミスティ「!!」
コナミ「弱った時にはお互い支えあった弟。もし弟がいたら今いるべき場所、そこに僕が立っていたんだ。だから遠慮もせずに今思っているありったけの毒を吐き出せた」
ミスティ「あ……あ……」
コナミ「それに僕は復讐すること自体は否定しないよ。だってそれだけ弟を愛していたんでしょ。その想いがそのまま変化したんだ」
ミスティ「うん……」
コナミ「僕が弟、トビーだったら復讐は嬉しいと思う。けど今語った復讐に身を捧げたらミスティの私生活はディヴァイン中心になっちゃうよ。ディヴァインを苦しませ続けるつもりが、ミスティがディヴァインに縛られちゃうよ」
ミスティ「そう……ね……」
コナミ「復讐は何も生み出さないなんて偽善は言わない。僕も復讐の手伝いをするよ。でもできるだけ長い時間はかけずに、ミスティの負担も減らしたい。そしてミスティにはポーズやカッコつけから解放された本当の自由を楽しんで欲しいんだ。今のミスティを見てると僕自身耐えられないんだ……どうしても僕はミスティの力になりたい!」
ミスティ「ああっコナミ……!!」
ガバッ
ミスティ「うっ……うっ……」グスグス
コナミ「好きなだけ泣くといいよ『姉さん』」
ミスティ「うぅぅ……!」グスグスグス
クロウ「やっぱり41人目じゃねえかああああああああああ!!」
コナミ&ミスティ「!?」
クロウ「ミスティはモブじゃねえからコナミの毒牙にかからねえと高をくくってたのがこのザマだよ!コナミもジャックと同じハーレム願望があるのかあ!?40人で満足しとけや!いやそれでも許さねえけど!3人くらいよこせ!というかミスティ!レプティレス使いのお前が牙抜かれて攻撃力0になってどうすんだよ!タッグフォースのデッキ名の血に飢えた鱗とかいう怖い感じなくすんじゃねえ!もはやダイレクトアタック同然じゃねえか!心変わりが禁止だから世紀の大泥棒であなたのハートを盗むってかあ!?残念!手札にあるのは奈落の落とし穴だ!地獄に落ちろ!!」
遊星「なんの騒ぎだ?……おい!ミスティが泣いているじゃないか!一体何があったんだ!?」
ミスティ「このMデコほうき頭が私にセクハラしたの!」
クロウ「こらっ腹黒!てめえふざけんじゃねえ!コナミもなんか言えや!」
ジャック「許してやれ。クロウはさっきから酔っているのだ」
クロウ「俺は素面だ!てめえらこそ酔ってんだろ!いや俺をはめようとしてるんだ!ドッキリだろ!早くコナミは嘘でーすってネタばらししろ!!」
ブルーノ「クロウほんとおかしいよ。一体どうしたの?」
クロウ「だからそりゃてめーらだ!俺はコナミなんて生意気なモテモテクソゴミリア充なんて知らねえ!コナミの存在がおかしいんだ!お前は存在しちゃいけないんだ!!」
遊星「おい!コナミはチーム・サティスファクション時代からの仲間で」
ジャック「俺を追った遊星を補助して一緒にシティに来て」
アキ「並み居る強豪を押し退きフォーチュンカップを優勝して」
龍亞&龍可「ダークシグナーを退け」
ルドガー&レクス「光の中に消えた私達を救出し」
カーリー&ミスティ「だけどしっかりシグナーとダークシグナーの戦いは終結させ」
イェーガー「シティとサテライトを繋ぎ」
鬼柳「クラッシュタウンと俺を救い」
ラグナロク「WRGPを勝ち進み優勝し」
ZONE&アポリア「私達を倒しネオドミノシティを救い、さらには私達をも救ったのは」
「み ん な コ ナ ミ の お か げ だ ろ ?」
「謝れ!」「謝れ!」「謝れ!」「謝れ!」「謝れ!」「謝れ!」「謝れ!」「謝れ!」
クロウ「うううわああああああああああああああああああああ!!!」ダダダダッ!
謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ……
クロウ「何なんだよお、なんだってんだ!あいつら怖い!明らかに異質なのはコナミなのにこれじゃ俺が頭おかしいみたいじゃねえか……孤独だぜ」
ZONE「クロウ・ホーガン。そう腐ってはいけません」
クロウ「なんだZONE!俺に構ってないでさっさとパーティーに戻ったらどうだ!」
ZONE「違います。私はさっきまでパーティーにいたこの世界のZONEとは違います。私はあなたの世界であなたが知っているZONEです」
クロウ「わけのわからんことを!」
ZONE「パラレルワールドを御存知ですか。あなたは配達からネオドミノシティに帰る途中にこの世界の次元の裂け目に飲み込まれ、この世界に飛ばされたのです。私はそれを追って来ました」
クロウ「パラレルワールド、名前だけなら知ってるぜ!というか何でお前は生きてんだ?」
ZONE「私はどうにかこうにか頑張ってなんやかんやあって寿命を克服して生き延びました。というか細かいことは気にしてはいけません。いいですか。パラレルワールドとは過去から分岐した世界なのです。たとえば過去に行き私が生まれる前に私の親を殺したとしても今ここにいる私が消滅するわけではありません。そこで私が生まれて来なかった世界が生まれますが、私が生まれてきた世界が消えるわけではないのです。過去から2つの世界が枝分かれして並行して存在していくのです。先ほど例に過去に行って殺したら、と言いましたが過去だと思っているそこは過去によく似た世界だと思ってください。あなたが想定しているような本当の過去に行くことは出来ず、そこで何かをすることで自分のいる世界の未来は変えることはできません」
クロウ「おい!自分の目的否定していないか?」
ZONE「……寿命に焦るあまりパラレルワールド考証を怠っていたのです。私が過去、つまりあなたの世界の時代のネオドミノシティを消し去ることに成功しても私のいる未来の世界は変わっていなかったでしょうね。まあ私は消し去ることすら出来ずに敗れたのですがね。ですがこれであなたのいる世界の未来は私のいる未来の世界になる可能性は限りなく低くなったでしょう。喜ばしいことです」
クロウ「あーもうパラレルワールドの説明は結構だぜ」
ZONE「はい。つまり今いるこの世界はコナミが存在する世界なのです。世紀年月日はあなたのいる世界と同時進行しています。ここでコナミは実に八面六臂の大活躍をし続けています。ならば当然モテるでしょう」
クロウ「コナミの話はもう聞きたくない!どうすりゃ戻れる!?」
ZONE「サーキットを描くのです。私の時空間移動は熱く激しいデュエルという儀式を行うことによって実行できるのです。ところで元々この世界のクロウ・ホーガンはあなたが動き回れるように私が監禁しています。私達が元の世界に帰る頃には記憶を消して解放します。これであなたが動きまわる分はいいのですが、この世界の私、ZONEはとても活発でコナミと一緒にネオドミノシティのあちこちに出かけているのです。ZONEを監禁するのは至難なので私は潜むしかありません。もうわかりましたね。あなたがデュエルするのです。さて、これを耳につけてください。∞印のイヤホンです。これを身につけてデュエルをすることでサーキットがより早く現れるようになります。無線機にもなっているので何かあったら連絡をし合いましょう。合言葉は『今何処?』『地球ん中』です。そうですね、6人以上とデュエルしたら私とあなたが移動できる分のサーキットが描かれるはずです」
クロウ「分かったぜOZONE!明日には帰れるからな!」
ZONE「ZONEです。ではご健闘をお祈りしていますよ」
翌日
クロウ「デュエルアカデミアに来たぜ!アカデミア生はそこそこ強くていいカモになりそうだからな!」
キンコンカンコーン ザワザワガヤガヤスタスタ
クロウ「放課後になって人が出てきたか。さて、俺の相手は……」
クロウ「お!あの青髪のゲロマブは……昨日みかけたコナミの女!!ちょうどいい、あいつを葬ってやる!!」
クロウ「おいコナミの性奴隷、デュエルしろよ」
海野幸子「あら?あなたは昨日のパーティーにいたコナミの友人の方ですか。断っておきますが私とコナミはそのようなふしだらな関係ではございません!」
クロウ「ふしだらじゃない?コナミは41人の女と付き合っているのにか?こりゃ不倫だろ。倫理が破綻してるぜ」
海野幸子「コ、コナミは女性に優しすぎるだけですわ!いずれ私を連れて愛の逃避行をしますの!分かったらその口を噤んでさっさとどこかへお行きなさい、庶民が!」
クロウ(クソッ、このままじゃデュエル出来ねえぞ。というか庶民て!仕方ねえ……)
クロウ「うるせええええんだよこのさちこがああああああああああ!犯すぞコッラアアアアアアアアアア!!」
海野幸子「まあ!庶民でしかも粗野で下品なんて救いようのない方ですわね!そ、それに私の名前はさちこでなくゆきこですわ!!そこになおりなさい、デュエルで成敗してくれますわ!!」
クロウ「へっへ。カモ~ンさちこちゃ~ん!」
海野幸子「先攻後攻はこのじゃんけんカードで決めますわ!」
クロウ(じゃんけんカード……カイジを彷彿とさせるな)
じゃんけんポン!
海野幸子「私の勝ちですわ!そうですね、私は後攻を選択しますわ」
クロウ「俺の先行か……先行だと攻撃できないし暁のシロッコがうまく出せないんだよなあ。まあいいか奈落伏せてやるぜ!」
海野幸子「行きますわよ!」
デュエル! 手っ取り早く終わるようにLPは4000
クロウ「俺のターン!ドロー!」
ゼピュロス、ヴァーユ、シロッコ、ゲイル、ブラスト、ミラフォ
クロウ「奈落か手札抹殺が欲しいところだぜ……しょうがない」
クロウ「BF―精鋭のゼピュロスを召喚!そしてこのカード達は場に他のBFがいる時特殊召喚できる!現れろ、BF―黒槍のブラスト!BF―疾風のゲイル!レベル4のBF―精鋭のゼピュロスにレベル3のBF―疾風のゲイルをチューニング!黒き旋風よ、天空へ駆け上がる翼となれ!シンクロ召喚!BF―アーマード・ウイング!そしてBF-黒槍のブラストを手札に戻し墓地からBF-精鋭のゼピュロスを特殊召喚!効果で俺は400ダメージを受ける!そして場にBFがいるからBF―黒槍のブラストを再度特殊召喚!闇属性レベル4モンスターのBF-精鋭のゼピュロスとBF-黒槍のブラストでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!No.66覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル!マスター・キー・ビートルの効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除きBF-アーマード・ウイングを選択!これでアーマード・ウイングは効果で破壊されない!そしてアーマード・ウイング自身の効果!戦闘では破壊されない!俺はカード(ミラフォ)を1枚伏せてターンエンド!」
クロウ(これで鉄壁だぜ!突破できるもんならしてみやがれってんだ!)
海野幸子「ドロー!レインボー・フィッシュを召喚!手札から魔法の効果よ!大波小波!レインボー・フィッシュを破壊し手札の超古深海王シーラカンスを特殊召喚!シーラカンスの効果発動!手札を1枚捨てデッキからレベル4以下の魚族モンスターを可能な限り特殊召喚する!おいでなさい、スペースマンボウ、オイスターマイスター、そして2体の竜宮の白タウナギ!レベル3のオイスターマイスターにレベル4の竜宮の白タウナギをチューニング!貧民と富豪、庶民と貴族……シンクロ召喚!スクラップ・デスデーモン!オイスターマイスターの効果発動!戦闘以外の方法で墓地へ送られた時オイスタートークン1体を特殊召喚する!レベル1のオイスタートークンとレベル4のスペースマンボウにレベル4の竜宮の白タウナギをチューニング!これが格差デュエル!シンクロ召喚!ミスト・ウォーム!ミスト・ウォームの効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時相手の場のカードを3枚まで選択して手札に戻す!アーマード・ウイングとマスター・キー・ビートルと伏せカードを手札に戻す!ひれ伏しなさい!2800+2700+2500=8000の直接攻撃!!」
クロウ「うわああああああああああああああああああ!!」LP3600→0
海野幸子「これに懲りたらもう二度とその汚い口から言語を発さないことですわね」スタスタ
クロウ「ちっくしょおおおおさちこがああああああああスクラップとか虫みてえな風属性雷族とか使ってんじゃねえぞデッキテーマってのを考えやがれ!」
ZONE「クロウ・ホーガン……何をしているのです」
クロウ「今何処!?」
ZONE「地球ん中。サーキットは勝敗に関わりなく熱く激しいデュエルをすれば浮かび上がりますが、私を倒したチーム5D’sの一員が容易く倒されるところを見るのは少々思うところがあります」
クロウ「さっきはたまたま運が悪かっただけだ!そう心配するな!!」
ZONE「そうだと良いのですが。ではまた」
クロウ「……切り替えて次行くか。お?あそこにいるのも性奴隷じゃねえか!見た目からしてチョロそうだぜ!おいデュエルしねえとそのふてえまゆげペロるぞオラアアアアアアアア!!」
樋口桜「あ、この展開は夢で見たから知ってますよ~デュエルですね~」
クロウ「なんか調子狂うな……少し電波入ってるが俺は太眉好きだから許せる!いくぜ!」
じゃんけんポン!
クロウ「俺の勝ちだ!じゃあ前回の反省も踏まえて後攻で」
樋口桜「わかりましたあ」
デュエル!
樋口桜「それでは私のターン、ドロー。ドローフェイズで速攻魔法発動、手札断殺。私はD―HEROダッシュガイと黄泉ガエルを捨て2枚ドローします」
クロウ「ハッハ!ありがとうよ!おかげでシロッコとヴァーユが墓地に落ちたぜ!!」
樋口桜「墓地のD―HEROダッシュガイの効果を発動。ドローフェイズにドローしたカードがモンスターだった場合、そのカードをお互いに確認して特殊召喚できます。私は青氷の白夜龍を特殊召喚しますね。スタンバイフェイズ。黄泉ガエルが蘇生します。メインフェイズ。手札から魔法発動。名推理です。モンスターのレベルを宣言してください」
クロウ「ペロッ!これはレベル8!」
樋口桜「カードをめくりますねえ。ヒーロー見参、サイクロン、トレード・イン、デビルズ・サンクチュアリ、あ、モンスターを引きました。レベル8大天使クリスティアです。推理が当たったのでこのカードは特殊召喚されずに墓地に送られますねえ。うぅ~」
クロウ「真実はいつもひとつ!!」
樋口桜「手札からモンスターゲートを発動します。黄泉ガエルをリリースします。カードをめくりますねえ。神の警告、ブラックホール、サイクロン、はい、モンスターを引きました。創世神です。創世神を特殊召喚します。創世神の効果発動。墓地から大天使クリスティアを蘇生します。大天使クリスティアの効果でお互い特殊召喚できません」
クロウ「さんざん特殊召喚しといて今更特殊召喚を封じるだあ!?だったら通常召喚メインのデッキにして今の特殊召喚万歳時代のアンチテーゼになってみやがれ!!それにそのカード特殊召喚封じるくせに自分は特殊召喚できるなんて都合良すぎだろ!!さらに言うとなあ、名推理でせっかく当てたのに結局特殊召喚されたんじゃあ推理した甲斐が無いだろ!!毛利小五郎が当てずっぽうに指した人間が犯人だったとかと同じぐらいやる気失せるだろ!!!」
樋口桜「そんなにいっぺんに言われてもわかりませんよお。カードを2枚伏せてターンエンドしますう」
クロウ「俺のターン!ドロー!手札からブラックホール発動!そら消えろ!!」
樋口桜「スターライト・ロード発動です。ブラックホールを無効にします。大天使クリスティアがいるのでスターダスト・ドラゴンは特殊召喚できません。はうぅ」
クロウ「へっ!次はカード(激流葬、ゴッドバードアタック、ミラフォ)を3枚伏せBF―精鋭のゼピュロスを召喚!」
樋口桜「奈落の落とし穴です。ゼピュロスを破壊し除外しますね」
クロウ「チッ、ターンエンドだ(ゼピュロスゴドバが消えたのは残念だが、召喚してきたら激流葬で流し、攻撃してきてもミラフォでドカンだぜ!)」
樋口桜「ドロー。スタンバイフェイズ、ですが大天使クリスティアがいるので黄泉ガエルは蘇りません。あうぅ。メインフェイズ。夢だとここで罠が来たので創世神をリリースして人造人間―サイコ・ショッカーをアドバンス召喚します。モンスターで総攻撃します」
クロウ「……こ、この」LP4000→0
樋口桜「やったあ~。久しぶりに勝てましたあ。正夢ですう~」
クロウ「てめえこらまゆげええええええええええ!!どんだけ俺に嫌がらせすりゃ気が済むんだああああああああああ!!どうして俺に気持ちよくデュエルさせてくれねえんだああああああああああ!!目の上についてるかまぼこしゃぶり尽くして泣かしてベロと涙同化させてやろうかああああああああああああああああああ!!??」
樋口桜「な、何を言ってるんですかあ?うぅぅ、助けてください~コナミさあん。夢ではここで颯爽と助けに来てくれましたあ」
クロウ「なにがコナミさんだ!そのコナミさんは今他の女と乳繰り合うのに忙しくて来れねえってよ!さあ覚悟しな!これからてめえの目の上の山は俺のペロベロで海になるんだからなああああああああああ!!」
原麗華「おやめなさい、この不埒者!」
クロウ「はあ?なんだメガネ」
原麗華「さ、もう行きなさい」
樋口桜「わあん。ありがとうございます麗華さん~」
クロウ「あ、おい!てんめえメガネ!よくもせっかくのまゆげ逃しやがったな!昨今の時代自分でまゆげ剃ったり抜いたりして不細工顔を生み出してる女が多い中、あんな太まゆは絶滅危惧種なんだぞ!どう落とし前つけてくれるんだ!!おお!?まゆげの代わりにそのメガネなめて溶かして素顔を俺に見せてもらおおかなああああああああ!?」
原麗華「この下郎が。私は風紀を乱す者は許せません。デュエルです!」
クロウ「そう来ると思ったぜ」
じゃんけんポン!
原麗華「私の勝ちですね。私は先行をとります」
クロウ「かかって来な、真面目強気系メガネ委員長さんよお!そそるぜ!」
デュエル!
原麗華「ドロー。私はカードを5枚伏せてターンエンドします」
クロウ「はあ?ロットンじゃあるまいしガン伏せとかwww俺の大嵐で破壊してやんよお!エクストラデッキが空ってことはスターライト・ロードもないみたいだしなあ!ドロー!」
原麗華「リバースカードを行使します。チェーン1仕込みマシンガン。チェーン2自業自得。チェーン3おジャマトリオ。チェーン4積み上げる幸福。チェーン5連鎖爆撃。ルールによりチェーン5から効果を処理します。連鎖爆撃で2000ダメージ。積み上げる幸福で2ドロー。おジャマトリオであなたの場に3体のおジャマトークンを特殊召喚。自業自得で1500ダメージ。仕込みマシンガンで1800ダメージ。私の勝ちです」
クロウ「ロットンも真っ青じゃねえかあああああああああああああああ!!」LP4000→0
原麗華「わいせつ行為はもうしませんね?」
クロウ「はい……」
原麗華「では私は他の地区に行きます。あなたは桜さんに謝りに行きなさいね?それでは」スタスタ
ZONE「……」
クロウ「黙ってろOZONE!」
ZONE「……」
クロウ「ここにいる奴らとはデッキの相性が悪いみたいだ!繁華街に行くぜ!」
ZONE「……」
繁華街
クロウ「ついでにカードショップに行ってみるか。通常・効果なしモンスターのカオス・ソルジャー出ねえかなあ」
ZONE「それ本物は世界で1枚しかも2000万円以上しますよ……」
クロウ「漫画の中のブルーアイズ以上だぜ!」
ウイーン
クロウ「お?ガキ共がショップから出てきやがる」
キャッキャワイワイ
ZONE「微笑ましいですね」
クロウ「いい声で鳴きやがる。泣かせてもみたいな……」
ZONE「え」
クロウ「……この際ガキでもいいか……」
クロウ「お嬢ちゃん達?脇ペロされたくなかったらお兄さんとデュエルしようか」
大久保香澄「はいい?なんですかあ?」
龍剛院嬢「よくわかりませんがデュエルなら受けて立ちます」
姫美銀鏡「気持ち悪い……デュエルで死ね……」
クロウ「その意気だ。3対1でいいからかかってきなさい(俺もワンターンスリーキゥしたいぜ)」
姫美銀鏡「馬鹿にしないで……Mデコほうき頭ごとき1人で余裕……というかあなた私達の1人にも勝てない……」
龍剛院嬢「公正に1人ずつデュエルでは」
大久保香澄「いかがでしょうか?」
クロウ「そ、それが君達の総意ならそれで手を打とう(生意気なジャリ共だが、だからこそいたぶり甲斐があるぜ!)」
幼女3人「それじゃあ」
デュエル!
クロウ「君達から先行でいいよ。レディーファーストさ(後攻で1キルだ!)」
大久保香澄「ではまず私から行きますねえ。ドロー」
手札 召喚僧サモンプリースト、魔法、ゼンマイシャーク、死者蘇生、おろかな埋葬、地霊神グランソイル
大久保香澄「あ、ラッキーです☆先行ゼンマイ1キルです。主要マジシャンが禁止制限で苦労しますねえ」※長いので略
クロウ「は?」LP4000→0
龍剛院嬢「次は私ですね。ドロー」
手札 竜の渓谷、ドラグニティ―ファランクス、ドラグニティアームズ―ミスティル、簡易融合、死者蘇生、sinレインボー・ドラゴン
龍剛院嬢「ドラグニティ1キルです。4000ルールなら本当はミスティル死者蘇生抜きの4枚で済むんですがそれでも多いですよね。聖刻に変えようかなあ」
クロウ「はあ?」LP4000→0
姫美銀鏡「ドロー」
手札 霞の谷の神風、ハーピィ・ダンサー、その他
姫美銀鏡「神風ジェネクス1キル。3体のボム・フェネクスで焼け死ね」
クロウ「はあああああああああああああ!?」LP4000→0
姫美銀鏡「2ターン目が許さるのは小学生まで……」
龍剛院嬢「銀鏡ちゃん以外はたまたま手札が揃っただけですよ……それに私達ってまだ小学生ですよね」
大久保香澄「それじゃあ園児までってことでいいですねえ」
キャッキャワイワイ ザッザッザッ……
クロウ「……もはや違う意味でサイコデュエリストだろ……」
ZONE「クロウ・ホーガン。あなたのヘタレのせいで全然サーキットが完成していませんよ」
クロウ「大丈夫だ、まだ当てはある!」
トップス周辺
クロウ「いた!作中デュエル4回自力勝利なし!こいつになら勝てるぜ!」
ZONE「サーキットを浮かばせるよりもデュエルで勝つことが目的になっていませんか……」
クロウ「こまけえことはいいんだよ!お前が言ったことだろ!」
クロウ「龍可!俺とデュエルしねえか?」
龍可「え、私がクロウと?大丈夫かなあ」
クロウ「大丈夫だ!アンティルールは当然無いし、いつもの様にダメージは現実にならねえし命がけじゃねえし世界の命運もかかってねえから安心しろ!」
ZONE「アンティルールの方が珍しいなんて相変わらず狂った世界ですね」
クロウ「未来人・コピー人間・モウヤンのカレーとかで生きながらえている人間が言えることじゃねえな!」
龍可「う~ん、わかった。やってみようかな」
クロウ「そう来なくちゃな」
じゃんけんポン!
龍可「勝ち!私の先行ね」
クロウ「はいよ、いつでも来な(そうは言ってもデュエル回数が少ないせいで龍可の手の内が全然読めないぜ……)」
デュエル!
龍可「ドロー!私は堕天使ナース―レフィキュルを召喚!カードを3枚伏せてターンエンド!」
クロウ「……なんか嫌な予感がするが俺のターン!ドロー!」
龍可「3枚のリバースカードオープン!ギフトカード×3!ギフトカードは相手を3000回復させるけどレフィキュルの効果でダメージに変換するね」
クロウ「ちょ、ま」LP4000→0
龍可「やったっ!初めて自力勝利したわ!」
クロウ「お前エンシェント・フェアリー・ドラゴンはどうした?レグルスは?クリボンは?アーマード・ホワイトベアはあ!?」
龍可「だってこの世界の私のデッキはクリボンの効果に沿ってシモッチバーンだもの。だけどこのデッキではクリボンを使うよりもギフトカードや運命の分かれ道を使うほうが確実だから不必要なカードは抜いたわ。それにこのデッキを使うのは他に理由があってそれは……」
クロウ「それは?」
龍可「それはこのデッキはコナミが編集してくれたから」
クロウ「42人目ええええええええええええ!!!」
クロウ「龍可までも餌食にしやがったなコナミイイイイヤアアアアアア!!」
クロウ「待ってろ!そのいけ好かねえ面に呪魂の仮面つけて拷問車輪に乗せてやるぜ!」
すいませんミス発見しました
>>41 の 主要マジシャン の部分は 主要ゼンマイ で
また繁華街
コナミ「魚屋さんが 驚いた ギョ!」
ミスティ「ぷっ…くくく…あはははは!もう!そんなに私を笑わせてどうするの!」
コナミ「僕たちは 絶対に ツーカー!」
ミスティ「ありがとう、コナミ…私のことをそんなに考えていたなんて」
イチャラブイチャラブ
クロウ「くおらああああああああ!!こんの擬似近親バカップルがああああああああああああ!!公衆の面前でなあにリア充ウイルスばら撒いてんだああああああああああ!!それに感染した非リアがどんどん死んで逝ってんのかわかんねえのかああああああああああああん!?消毒するぞヒャッハアアアアアアアアアアアアアア!!それに俺はなあ、年上の女は実姉処女ヤンデレブラコンしか認めねえんだよおおおおおおおおおおおお!!姉なんていないんですけどねええええええええええええ!!!」
ミスティ「やだ……なにあのキチガイ……」
コナミ「……」スッ
クロウ「ホッ!かかってきなさい!」クイックイッ
ZONE「もうやだこのMデコ」
デュエル!
クロウ「ゲッヘエエエエエ!俺の先行ドロー!」
ミスティ「ちょっと!汚いわよ!」
クロウ「うるせー!アニメだと公然とまかり通っている理不尽だぜ!今更ガタガタ抜かすんじゃねえ!」
ミスティ「あのMデコ!ガチじゃなく趣味デッキ使ってやってるコナミの優しさにつけこんで!」
クロウ「誰がいつそんなこと頼んだ?負けても趣味デッキだから~とか言い訳するためか?知るか負けて死ね!」
ZONE「……」
クロウ「手札抹殺!5枚捨て5枚ドロー!」
コナミ「ダンディライオン効果発動。場に2体の綿毛トークン特殊召喚」
クロウ「小細工を!自分の場にモンスターがいないからフォトン・スラッシャーを特殊召喚!墓地のシロッコとヴァーユ除外でシンクロ召喚!BF―アームズ・ウイング!効果は無効!墓地のレベル・スティーラーの効果発動!アームズ・ウイングのレベルを5にして特殊召喚!エフェクト・ヴェーラー召喚!レベル1のレベル・スティーラーにレベル1のエフェクト・ヴェーラーをチューニング!シンクロ召喚!シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロン!効果発動!1枚ドロー!墓地のシロッコとヴァーユ除外でシンクロ召喚!BF―アームズ・ウイング!効果は無効!墓地のレベル・スティーラーの効果発動!アームズ・ウイングのレベルを5にして特殊召喚!2体のレベル5のアームズ・ウイングにレベル2のフォーミュラ・シンクロンをチューニング!
リミットオーバーアクセルシンクロ!
シューティング・クェーサー・ドラゴン!!」
ミスティ「な、何であなたがそれを!?」
ZONE「クロウ・ホーガン!!!」
クロウ「俺はセキュリティの目をかいくぐって泥棒してたんだぜ?遊星からこっそり拝借するくらいわけないぜ!」
ZONE「手段などどうでもいいのです!最低ですけど!あなたは人の魂のカードを私的利用して何とも思わないのですか!?」
クロウ「うるせー!仲間のために使われるんなら本望だろ!」
ミスティ「コナミー!そんなクズ野郎ぶっ倒しちゃって!!」
クロウ「おっとまだ俺のターンだぜ!異次元からの埋葬発動!シロッコ2体とヴァーユを墓地に戻す!そしてシロッコとヴァーユ除外でシンクロ召喚!BF―アームズ・ウイング!場に他のBFがいるから手札からBF―黒槍のブラスト特殊召喚!フォトスラとブラストでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド!そして墓地にはアームズ・ウイング2体とシロッコの3体の闇属性モンスターがいるから手札からダーク・アームド・ドラゴン特殊召喚!カードを1枚伏せてターンエンド!」
ミスティ「うぅぅ……インチキよ!きっと積み込んだんだわ!ちょっとそのデッキ見せなさい!!」ガシッ
クロウ「きたねえ手でデッキに触んじゃねえ!クソアマ!!」ドガアッ!
ミスティ「ああっ!」ドサア
コナミ「!」
クロウ「さあお前のターンだぜ、コナミィ?」
ZONE「あなたって人は……もう……」
コナミ「ドロー。次元の裂け目発動」
クロウ「除外かよ!メタデッキとはキタネーヤツだぜ!ん?待てよ次元の裂け目……」
ZONE「あっ」
クロウ「コナミ、てめえが俺をこのパラレルワールドに特殊召喚したのか!一体何の目的で!?」
コナミ「?」
クロウ「とぼけんなああああああああああああ!おとぼけオポッサムの真似しても可愛くねえんだよおおおおおおおお」
ZONE「いえ、クロウ・ホーガン。次元の裂け目はブラック・コアと違い対象を指定して除外するカードではありません。死んだモンスターを飛ばすカードです。つまり考えられることはフラグの姉歯建築にさえなれないあなたは死んでいるも同然とカードに判断されたのでしょう。偶然この世界で発動されていた次元の裂け目にコナミのパワーが加わってパラレルワールドの孤独死臭漂うあなたが運悪く飛ばされたのです」
クロウ「はああああああああああああああ!?ふざけるな!!俺以上にモテねえ奴なんてゴマンといるだろうが!!なんでピンポイントに俺なんだよお!!」
ZONE「あなたはあれだけ活躍しているのにモテないからです。ただモテない者よりもモテないのです。なにか決定的に不足しているところがあるのではないですか?顔のマーカーを消して髪も黒に染めてストレートにしたらどうです?」
クロウ「それじゃあ俺じゃなくなるだろ!!俺はアイデンティティを大切にしてんだよ!!俺は無法者だけど優しいお兄さんキャラを維持してえんだ!!そんな無個性良い人キャラになったら女から『良い人!ホントにすごく良い人!!』とか言われるだけのアウトオブ眼中になるんだよお!!」
ZONE「今のあなたと何か差が?」
クロウ「うるしゃあああでやああああああああああ!!」
コナミ「地砕き発動。守備力が一番高いクェーサーを破壊する」
クロウ「クェーサー無効」
コナミ「……綿毛トークンをリリースして邪帝ガイウスをアドバンス召喚。クェーサーを除外する」
クロウ「ジャイアント・ハンドの効果発動!オーバーレイユニットを2つ取り除き効果を無効!あ、オーバーレイユニットは次元の裂け目の対象にならないから墓地に行くぜ」
コナミ「二重召喚発動。綿毛トークンをリリースして風帝ライザーをアドバンス召喚。クェーサーをバウンスする」
クロウ「来たな!デモンズ・チェーン発動!攻撃と効果を封じる!」
ミスティ「確かそれはジャックの!」
ZONE「恥を知りなさい!」
クロウ「はあ?デュエル中にルール違反はしてないぜ?停電中の伏せカード入れ替えはおろかカード創造やカード書き換えが許されているのなら借りたカードでデュエルするのは許されるはずだろ。実際アキがやってたしな」
ZONE「借りるのと盗むのとではまるで違います!それは盗人の常套句です!あなたそれでもデュエリストですか!チーム5D’sの仲間ですか!」
クロウ「うるせえなあ。あいつらにとって俺は仲間なんだろうが、俺にとっては思い出を共有していないここの奴らは仲間でも何でもねえ!それに決め台詞『お前らの力を借りるぜ!』……はい、これで許されるだろ多分」
コナミ「禁じられた聖槍発動。このターンライザーの攻撃力を800ダウンさせ、このカード以外の魔法・罠カードの影響を受けない。これでライザーの効果は有効。クェーサーバウンス。そしてガイウスでアームズ・ウイングを攻撃。撃破」
クロウ「クッ」LP4000→3900
コナミ「ターンエンド」
クロウ「ヘッ!やるじゃねえか!さすがはコナミ様ってかあ!守備表示のレベル・スティーラーを残したのも俺の場を圧迫するためかあ?細かいところまで抜かりないな!そしてこのターン俺のドローがハズレだったらダムド効果で1体の帝破壊して総攻撃しても3000ダメージしか与えられず、次のお前のターンで反撃がされるだろうな。ああ、こりゃ下手したら負けるかもわからんなあ~」
ミスティ「こいつ、まさか……」
ZONE「自ら相手の説明をすることで負けフラグをへし折った!?」
クロウ「はあ~あ。俺のターンドロー……へへっ、フラグを折った甲斐があったぜ。引いたぜ!4000どころか8000以上削れるキーカードがなあ!まずダムドの効果発動!墓地のシロッコ除外してガイウスを破壊!
それじゃあ見せてやろうかあ!?
もっと面白いものをよお!!」
ZONE「一体何を!?」
クロウ「墓地のフォトスラとブラストを除外して手札から
カオス・ソルジャー―開闢の使者を特殊召喚!
バトルだあ!3000×2+2800+2000+600=11400の攻撃!!
ライザーの攻撃力2400を差し引き9000のダメージだあ!!!」
コナミ「……」LP4000→0
ミスティ「ああっ」
クロウ「ヒャッヒャッヒャ!俺の勝ちだ!さあて!まずは土下座だあ!」
ミスティ「何言ってるの?そんな約束してなかったじゃない!頭逝ってるの?」
クロウ「これだから女は……いいか?もし俺がこのまま何もせずにコナミの元を去るとする。俺はそれでも構わないが、コナミはそれで満足するか?全力をかけて戦ったのに負けて失うものがないなんて、自分の全力が馬鹿にされたという深い傷を心に刻むことになっちまう。そうならないように俺がコナミに命令する。コナミは自分の敗北にふさわしい罰を受けてデュエリストとしての真のプライドを取り戻し、かつ屈辱を受けることで次回の俺とのデュエルのためのパワーとすることができる。わかったか?この命令はコナミのためなんだよ!」
ZONE「よくもまあ咄嗟に自分に都合のいい理論を考えつくものです。ところで今日あなたが負けた時に受けた罰はありましたか?」
コナミ「……」ドゲザア
ミスティ「そんな、コナミ……なんて誇り高い人なの……」
クロウ「い~い眺めだあ。靴を舐めさせてみてもいいが、それじゃあコナミ菌で逆に汚れちまう。
次だ。お前の女42人を全てもらおうかあ!」
コナミ「!」
ミスティ「はあ!?そんな命令聞けるわけ無いでしょ!」
ZONE「あのう、クロウ・ホーガン。もう次元の裂け目にコナミのパワーが加わってサーキット完成したんだけど……」
クロウ「帰るのは俺が43Pしてからだ!さあ返事をもらおうかコナミ!」
コナミ「断る」
クロウ「ハッハッハッ!そうだ俺に……え、なんて?」
今の環境的に付いていけないのはわかるけど
次元帝を趣味デッキと呼ぶのはなぜか抵抗がある
なんかカードでクロウさん批判されてるけど、>>32で桜が普通にスタダ出そうとしてんだよなぁ……
コナミ「彼女たちを僕の私的な感情の犠牲にすることは出来ない。それに彼女たちは僕のものではなく彼女たち自身のものだ。僕には命令して従わせる権利はないよ」
クロウ「この期に及んでカッコつけやがって!42股してるお前に付き合ってる時点で女はお前に心服してんだよ!つまりお前のもの。そしてお前のものは俺のもの!」
ミスティ「黙れ!コナミは断るといったんだ!これ以上グダグダ言うならディヴァインの二の舞にしてやる!!喰い殺せ、地縛神コカライア!!」ドドドドドドドド
クロウ「ちょ・ま・やめ、それは洒落にならねえ!!ZONE、早く帰るぞ!!」
ZONE「え、なんですって?」
>>75 ZONE「すいません、次元帝を貶めるつもりは全くありません。このクソSSだけのネタとして寛大な心で今だけ許容していただけませんか?」
>>76 クロウ「こまけえことは気にすんな!」
クロウ「ZONEさんマジ英雄!遊星そのもの!コズミック・ブレイザー!」
ZONE「仕方ありませんねえ。この世界のカードを捨て地面に∞を描くように走れば移動出来ます」
ミスティ「やれコカライア!」グオオオオオオオ
クロウ「ヒィ(カード捨て)!ホッ、ホッ、ホッ、ホッ!」◯
ミスティ「まだよ!バッド・エンド・クイーン・ドラゴン!」ギャオオオオオオオ
クロウ「ヒィィィィィィィィ出しづらいけどハンデスドローは強力ゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」∞
クロウ「よし∞!早く移動しろ!」
ZONE「すいません嘘です」
クロウ「OZONEンンンンンンンン!!」
ZONE「あなたが調子に乗っていたので懲らしめてみました。今移動させます」
クロウ「おっ」シュン
ミスティ「き……」
コナミ「消えた……?」
元の世界
クロウ「戻ったのか……?コナミとミスティが居ない以外はさっきまでと同じ風景だが」
ミスティ「あらクロウさん、今戻られたのかしら?昨日のパーティーでアキさんたちから話を聞いたのだけど異世界に行っていたんですってね?何か土産話の一つでもお聞かせ願いたいものですわね」
クロウ「あっ、いやっははは。異世界といってもここと全く同じでしてね、特に面白くもなかったですよ、はい」
ミスティ「あらそう残念……でも本当は人に言えないようなことをしてきたんじゃないかしら?あちらで何をしてもこちらには何も影響のない、まるで夢の中みたいな状況でしたもの。もしかして、私にイタズラでもしてきた……とか?」
クロウ「そんなことあるわけ無いじゃないですか!やだなあもう!アハッハ!」
ミスティ「ウフフ、そういうことにしておいてあげるわ。じゃあそろそろ私は行くわね」
クロウ「いってらっしゃー……い。ふう……あの腹黒は関わらねえほうが吉だぜ」
ZONE「無事に帰還できましたね」
クロウ「おう、感謝するぜZONE。しかし俺とタイムラグがあったか?」
ZONE「私はあなたを送った後あの世界のクロウ・ホーガンの記憶を消して解放して、その後の動向を面白半分で観察していました」
クロウ「それで、どうなった?」
ZONE「42人の女性に私刑にあっていましたね。初めは低い唸り声を上げ苦痛に顔を歪めていましたが、段々と声のトーンが高くなり顔が上気し弛緩し始めました。終いには痛みと同時に体が痙攣して周囲に異臭が漂うようになりました。それが極まった頃女性達の方が顔を歪めるようになり、次々とその場を後にしていきました。かの世界のあなたはいみじくも額のマーカーを体現したと言えましょう」
クロウ「そうか!幸せそうで俺も嬉しいぜ!」
ZONE「……あなたがそれでいいのなら私はこれ以上は何も言えません。それでは私はこれで」
クロウ「じゃあな!さてポッポタイムに帰るか」
ポッポタイム
遊星「お!クロウ戻ったか。ZONEには礼を言っておかないとな」
ジャック「冷や冷やさせおって!もう戻らないのかと心配していたぞ!」
鬼柳「俺も居てもたっても居られず駆けつけてきちまったぜ!」
クロウ「お前ら……やっぱり俺の居場所はここしかねえ!聞いてくれよあの世界ったらないぜ!なんたって……」
遊星「興味深いな。ぜひ聞かせてくれ。だがそれと並行して男子会をしようじゃないか」
クロウ「男子会?」
ジャック「そうだ。議題は……」
鬼柳「可愛いモブがいっぱいいる件について」
To be continued…
このクソssはこれにて終了です。
次回のssはタッグフォースのモブ女子の魅力を書こうかなと構想中ですが
まだサティスファクションとブルーノの嫁ぐらいしか決まってません。
次回は新しくスレ立てて書こうと思うのでこのスレはもう落としますね。
それとも幼女3人の1キル展開見たい人居ますか?要望あったら書きます
だから長いセリフはわけろと…
もしくは簡略化して短くてもわかりやすくするなりしろよ
>>86,87 すいません次回からは気をつけます。ss投稿2回目でまだよく勝手がわかっていません。
このSSまとめへのコメント
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