曜「やっぱり来た」

千歌「曜ちゃんどうして」

曜「わかんないでもほら」

千歌「みんな」

梨子「気づいたら来てた」

千歌「梨子ちゃん」

花丸「以心伝心ずら」

るびぃ「うん」

ヨハネ「フフ……聴こえたゾ…闇の囁きが」

曜「なんかよくわかんないけどね」

果南「そう？わたしはわかるよきっと」

千歌「きっとあきらめたくないんだよ」

千歌「あきらめたくないんだよ」

千歌「鞠莉ちゃんががんばってたのはわかる」

千歌「でも私もみんなもまだ何もしてない」

梨子「そうね」

千歌「無駄かもしれない」

千歌「けど最後までがんばりたい」

千歌「あがきたい」

千歌「ほんのすこし見えた輝きを探したい」

千歌「見つけたい」

果南「諦めが悪いからね千歌は昔から」

ダイヤ「それは果南さんも同じですわ」

るびぃ「お姉ちゃんも」

ダイヤ「え？」

るびぃ「そういうところなの」

一同ﾌﾋﾋﾋﾋﾋﾋ

千歌「みんなはどう？」

鞠莉「ちかっちみんな」

果南「いいんじゃないあがくだけあがきまくろうよ」

ダイヤ「そうね」

ダイヤ「やるからには奇跡を」

るびぃ「奇跡を」

ヨハネ「奇跡を」

花丸「奇跡を」

果南「奇跡を」

梨子「奇跡を」

鞠莉「奇跡を」

曜「奇跡を」

盛り上がるBGM

視聴者が感動する場面

登りだした太陽

みんな「わーーー」

逆上がりする千歌

千歌「ふんっ」

曜「ちかちゃん！」
梨子「ちかちゃん！」

この時の一件が原因で私たちは永久レズ戦犯の烙印を押された。

本当に不本意な事だ。

でも、ちょっとまって欲しい。

DTの渡辺曜はともかくとして、私はレズ怪獣りこっぴー。

たかが女の子が逆上がりをしたぐらいで顔を赤らめるだろうか？いや、ない。

童貞ヨーソローの渡辺曜ならいざ知らず、だ。

DTならば、かわいい女の子のパンツを見ただけで鼻血ブ～しても仕方ない。

顔を覆い隠す擬態行動しながら、チラ見どころかガン見していても許される。

それは童貞故にだ。

しかしながらレズ怪獣である私には到底許されざる出来事だ。

では何故、レズ怪獣りこっぴーですらもカノジョの痴態に神々しさを感じたのか？

答えは簡単だ。

奇跡は身近なところに存在する。

カノジョは履いていなかったし生えていなかったのだ。