【ポケモン】サトシ(30)ほぼ無職 (51)

プロローグ-イッシュの片田舎-

あのエレクトロニクスから外食チェーンまで幅広く経営する
巨大企業ニャースホールディングスが、ライモンジムジムリーダー
カミツレ氏の引退から過疎化の進むライモンシティの土地を大量に取得!
街全体を再開発することを発表しました!記者会見の模様をお伝えします。

記者「コジローCEO!ライモンシティ再開発の目的は何でしょうか」

コジロー「地域の活性化。人口を増やし、経済を活発にすることに
先行投資することが我々の利益につながるとの判断です」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507647343

ニャース「にゃんと言っても現在過疎化が進んで地価が下がってるって
ところがポイントニャー!ハイリスクだけど成功すれば
その利益を独占できるからある意味ブルーオーシャンなのニャ!」

ムサシ「それを全部考えたのはあたしです!あたしですからねっ!
はいそこのカメラマンさんに目線あげるわぁ!」

コジロー「君はカミツレの後釜のジムリーダーになりたいって騒いでだけだろはぐぅ!!(バタン)」

ムサシ「だーまーれー!」

ニャース「まままままあ、我々は今回の事業を成功させるべく各方面と調整を…(プツン)」

サトシの家
セレナ「あーあ、ロケット団もすっかり合法企業になっちゃって…昔はあんなだったのに」

サトシ「ただいま。今日はあまり拾えなかったよ…ごめん」

セレナ「おかえりなさい。あら!それでもハートのウロコがあるじゃない!」

サトシ「…ああ、いつもありがとうなセレナ」

セレナ「明日一緒に町に売りに行きましょう!」

サトシ「そうだな。…ピカチュウは?」

セレナ「まだベランダで寝てるわ…ほら」

ピカチュウ「…zzz」

サトシ「今日は体調良さそうだな」

数日後
ある草原

サトシ「うーんこのあたりには何も落ちてないなあ」

男「よお!あんたマサラタウンのサトシだろ?」

サトシ「!」

男「俺はカロス地方からきたエドガー!あんたと勝負がしたい!」

サトシ「よしてくれ、俺はもう」

エドガー「イッシュのこんな片田舎でダウジングマシン持って
日がな一日ガラクタ拾いして楽しいか?俺と勝負しろ!」

サトシ「…!」

エドガー「行け!カイリュー!さあサトシ、お前もあの伝説のピカチュウを出せ!」

サトシ「ファイアロー!!」

ファイアローのフレアドライブ!

エドガー「こらえてれいとうビームだ!」

サトシ「よけろ!ファイアロー」

エドガー「フレアドライブのあとにか?」

サトシ「はっ!!しまった!」

エドガー「しんそく」

ファイアローはたおれた

サトシ「…」

エドガー「なぜピカチュウを出さなかった」

サトシ「あいつも歳でさ、昔ほど動けなくなっちまった。今では家で静かに過ごしてるよ」

エドガー「日を改めて再戦が必要だな」

サトシ「もう来るな。お前に敗れた俺が今の俺だ」

エドガー「本気で言ってるのか」

サトシ「ああ、こうやって毎日ガラクタ拾って売っては日銭を稼ぎ
たまに女房の臨時収入も合わせて二人で暮らしているよ」

セレナ「もう私達のことはそっとしておいて!!」

エドガー「あんたは…!あの伝説のカロスクイーンのセレナ…」

セレナ「サトシ…大丈夫?ファイアローも」

サトシ「エドガー、俺に昔の何かを期待して来たんだったら謝るよ。
ごめん、こんな体たらくで。でもこれが今の俺なんだ」

セレナ「サトシ!そんなこと言わないで!お願い!」

エドガー「また来るよ」

エドガー「カミツレさん、サトシを見つけました。
…はい、まだ判断はつけかねますが、ポケモンマスターを諦めたことと
ピカチュウの衰えでモチベーションが相当落ちているみたいです。
…はい、ですがもう少し様子をみたいんですが…はい!ありがとうございます」

サトシの家

サトシ「なあ、セレナ。俺と一緒に暮らして幸せか?」

セレナ「うん(即答)…何でそんなこと言うの?」

サトシ「今のこんな俺のところに君が押しかけてきたときはびっくりしたなって思ってさ」

セレナ「そう?うふふ」

サトシ「TVで史上最高のカロスクイーンのセレナ失踪!ってニュース観て
心配してたら」

サトシ「数日後でぇっかい荷物抱えて俺の家の前に立ってるんだもんな」

セレナ「もう10年前の話じゃない。でも探したわよぉあのときは」

サトシ「俺がすでにこんなんでがっかりしなかったかな、と思ってさ」

セレナ「ちょっと哀しかったけど、でも少し安心したよ」

サトシ「安心?」

セレナ「冒険の旅ももちろん良いけど、ここで二人で静かに暮らせるんだなって」

セレナ「サトシ、バーンアウトってわかる?」

サトシ「なんだその技」

セレナ「いや技じゃなくて燃えつき症候群って言う意味なんだけど」

セレナ「要するに私は、夢を叶えてしまってカラッポになっちゃったの」

サトシ「俺も燃え尽き症候群って奴なんだろうな」

セレナ「…」

サトシ「同じカラッポでも夢を諦めてカラッポになった俺とは違う…んんんっ何で急にキスするんだ!」

セレナ「それ以上言ったらまた口塞ぐわよ」

サトシ「いや…だってあの史上最高のカロスクイーンが…んんんんん!」

ピカチュウ「ぴーかぴーかー♪」

数日後

セレナ「サトシ?オーキド財団から封筒が来てるわよ」

サトシ「ああよかった恩給だ。オーキド博士が亡くなったときに
財団顧問就任を固辞した手前これを受け取るのは
いささかばつが悪いが俺の代わりに就任したタケシが
こうやってときどき送ってくれるんだ。」

セレナ「だってポケモン図鑑を驚異的に完成させたのはあなただもの」

サトシ「そんなの旅の副産物みたいなものさ」

セレナ「またそんなこといって」

サトシ「んんんんんっ!」

ピカチュウ「ぴーかぴーかー♪」

ピンポーン

セレナ「あら?誰か来たわ?まったく無粋な」

エドガー「お邪魔しますよ」

サトシ「何だお前か、再戦は無しだよ。お前の勝ちだ」

エドガー「…単刀直入に用件を言うよ。ライモンシティのジムリーダーになって欲しい」

サトシ「!!!」

エドガー「実は俺カミツレさんに雇われたトレーナーでな。カミツレさんは自分が引退したあと
ライモンシティがあんなに過疎化するとは思ってなくて責任を感じてたんだ」

エドガー「かと言って、今カミツレさんがやってる事業を放り投げてジムリーダーに復帰するわけにもいかず
後継者を探していたんだ、いや探すも何もカミツレさんのご指名は最初っからお前さんだったんだけどな」

セレナ「サトシ!」

サトシ「俺が…」

エドガー「そうだサトシ!ほぼすべてのポケモンリーグに参加し、優勝経験こそないものの
どのリーグでも鮮烈な存在感を残し、世界を旅して多くの奇跡や神秘を目の当たり
にし、同時に幻のポケモンたち、なんとあのアルセウスをもポケモン図鑑に収めた
最大の功労者にして伝説のトレーナー!」

サトシ「でも…俺はもう」

エドガー「…でもお前さんの相棒はどうかな?」

18.
サトシ「え!?」

ピカチュウ「(ヨロッ)っっっピッカァ!!」

サトシ「ピカチュウ!お前…そうか」

セレナ「!」

サトシ「俺が…ジムリーダー」

エドガー「とはいえちょっとテストを受けてはもらいたい。前回はブランクというより
モチベーションがダダ下がりの状態だったからな。今回は本気で頼むぜ。」

サトシ「…わかった」

エドガー「一週間後相手を連れてくる。」

サトシ「…カミツレさん」

セレナ「あああああのイッシュ一のスターにして、
超大手モデルプロダクションのカミツレさん!」

エドガー「それまでに現役のカンを取り戻しておいてくれ。
もしそれで…ダメだった場合は今度こそ諦めるよ。じゃあ一週間後」



セレナ「サトシったらこんな時間まで起きてて…眠れないの?」

サトシ「…明日はジムリーダーテストか…」

セレナ「ねえ、サトシ…訊いていいかな」

サトシ「ん?」

セレナ「どうしてサトシはポケモンマスターの夢を諦めたの?」

サトシ「…」

セレナ「あ、ごめんね!いいの。サトシも私が突然カロスクイーンを
やめたのか訊かなかったもんね」

サトシ「いや、いいんだよ。俺がポケモンマスターを諦めたのはさ、
元々伸び悩んでいたのと、ジムバッジこそ全部持っていたけど
ここぞと言うときに勝ちきれない自分に対して疑問を持ち始めて」

サトシ「ピカチュウも全盛期に比べて体のキレってのが落ちてきて、
全盛期に間に合わせてあげることができなかったって思いながらも、
それでもメガシンカを使えるポケモンを組み合わせて
バトルのたびに戦略を立てたりしたんだ…でも」

サトシ「アローラ地方で生み出されたという、あのZ技ってやつ。
そうあのヘンテコな恥ずかしい振り付けから生み出されるわりには
破壊力がシャレにならないあれらの技がバトルの主流になりそうだ
って世間で言われ始めたとき…」

セレナ「燃え尽きてしまったの…?」

サトシ「ああ…それからの俺は、Z技はもちろんメガシンカという概念もさほど普及していない
イッシュ地方のこの土地で、ピカチュウの静養も兼ねて引きこもって暮らしてたら」

セレナ「でぇっかい荷物抱えて私が押しかけてきたと」

サトシ「はははは」

セレナ「私が現れたとき、どう思った?」

サトシ「みじめだな俺って思ったけど、セレナに会えて嬉しかったよ。
まあ結果的にこんな貧乏暮らしをさせてるんだけどさ」

セレナ「(ブンブン)私…ずるいね…私あのとき実は嬉しかったんだよ。カロスクイーンの重圧に
耐え切れなくて逃げてきた私を、もしもサトシが受け入れてくれなかったらって思ってたら」

セレナ「誰かが…ううん私が支えてあげないとダメな状態になってるサトシで。
私はこの人に必要なんだって思えたの。ごめんねこんな言い方」

サトシ「でもそれってあれだろ?ジョーイさんだっけ」

セレナ「共依存ね。でも…お互いに幸せならいいって思ってたから。」

セレナ「でもね、エドガーからライモンシティジムリーダーの話を聞いたときのあなたの目つきが変わったのを見たとき感じたの。やっぱりあなたはポケモントレーナーだって」

サトシ「一応かつてのカンを取り戻すためにこの一週間色々やってきたけどな」

セレナ「きっとサトシなら大丈夫。私は信じてるからっっんんんん!」

セレナ「んっんっちょっとどうしたのんっんっちょっと電気消してお願いんっんっ」

(ギシギシアンアン)

サトシ「…zzz」

セレナ「サトシ、不安でしょうがないんだね。
いつも優しいあなたが私を激しく求めるときって、そういうときだもんね。
でも大丈夫だよ。私は信じてるし、もしもダメだったとしても今までと同じように二人で
一緒に静かに暮らしましょうね」

一週間後

エドガー「ほほう、あのときとは全然目つきが違うぜ」

カミツレ「久しぶりね」

セレナ「(ああああカミツレさん!!)」

サトシ「ご無沙汰してますカミツレさん。さあ早速始めましょう!」

カミツレ「残念!あなたの相手は私じゃないのよ」

サトシ「え?」

エドガー「そろそろ来たようだな」

サトシ・セレナ「あ!…あ、あの気球はまさか!」

ムサシ「あの気球は…まさか!ときかれたらぁ!」

コジロー「答えてあげるが世の情け」

ムサシ「株価の下落をふせぐため」

コジロー「セレブな暮らしを守るため」

ムサシ「愛と真実の悪を貫く」

コジロー「10余年ぶりのラブリーチャーミーな敵役ぅ!」

「ムサシ!」「コジロー!」
「銀河を駈けるニャースカンパニーの経営陣には!」
「ホワイトホール!ぼろ儲けが待ってるぜ!」
「ニャーンてな!」「ソーナンス!」

サトシ「ロケット団!」

ムサシ「あーらジャリボーイ、あたしたち今はロケット団じゃなくて
ニャースカンパニーなのよ」

サトシ「俺もう30過ぎてるんだぞ!ジャリボーイはやめろ!」

コジロー「ふん、ほんのジャリだったくせに。お前なんか俺たちから見たら未だにジャリボーイだ」

ムサシ「あらジャリガール。あんたしばらく見ないうちに何か安っぽい服着てるけど、
相変わらず美人じゃないのよ。あたしのピュアなハートにドス黒いものが広がるわね」

ニャース「ライモンシティほぼ全域を買収して大もうけするニャ」

サトシ「そうはさせるかぁ!!!」

ムサシ「あらなんで?これ全部合法なんだけど」

サトシ「…っうっ!つい昔の習慣で。でもカミツレさんどうして!」

カミツレ「彼らは合法企業になってから私のスポンサーになってもらってるの。」

サトシ「しかし何でお前らがそんな合法企業なんて!」

ニャース「思えば活動資金を稼ぐためにラーメン屋の屋台を始めたら、その商売が
繁盛し始めて…」

コジロー「レシピを考えたのは俺な」

ムサシ「それ味見してGO出したのあたしねっ!」

ニャース「さらに在庫管理の画期的なPOSシステムをニャーが開発して
それをパッケージにして売り出したり、おみゃーたちを長年追いかけながら
開発した様々な技術も売り出したら特許料がざっくざくニャー」

コジロー「他人のポケモン盗むよりも大もうけできることに気づいたのさ」

ムサシ「さらにぃ!今回ライモンジムを再オープンするにあたって
ジムリーダーには私が就任して、画期的なシステムも導入することにしたのよっ!」

サトシ「画期的なシステム」

ニャース「賄賂制の導入ニャ!」

コジロー「トレーナーとしての技量が足りなくてもオプションで一定の金額を支払えば
ジムバッジを提供するんだ」

サトシ「ふざけんな!そんなポケモンリーグを愚弄するマネさせるかぁ!」

カミツレ「…!」

ムサシ「じゃあ止めてみなさいよジャリボーイ」

サトシ「当たり前だ!行けファイアロー!」

ムサシ「そう…やっぱりあのピカチュウは出せないのね…?
行け!パンブジン!ソーナンス!」

ニャース「2対1でまさか卑怯とは言うまいニャ?」

セレナ「サトシ!がんばって!」

サトシ「ああ!燃えてきたぜ!」

ムサシ「2対1?何言ってんの!徹底的に行くわよ!」

ムサシ「ハブネーク!!」

コジロー「うわあ!そこまでやるかあ!」

ムサシ「パンブジン!シャドーボール!」

サトシ「よけろ!そしてつばめがえしだ!」

ファイアローのつばめがえし!
パンブジンはたおれた!

ムサシ「ふふん」

サトシ「??」

ムサシ「今よ!ハブネーク!どくどくのキバ!」

ファイアローはもうどくをあびた!

サトシ「ファイアロー!もう少し我慢してくれ」

ムサシ「ベノムショック!」

ファイアローはちょっとピンチでなきそう

セレナ「サトシ!サトシ!ああもう見てられない!」

カミツレ「そう…ピンチが必要…」

ムサシ「んっふっふっふーん?今ごめんなさいしたら許してあげるわよおん?」

…ごぉぉぉぉぉ…

ムサシ「ん?何よ何の音よこれ!」

サトシ「…待ってたぜ!ヒヤヒヤしたけどな!」

…ごおおおおおおおお!

ニャース「ンニャアアアアア!!あれわあああ!

カミツレ「ドラマチックな勝利のためには!!」」

コジロー「リザードン!!」

リザードンがあらわれた!

サトシ「リザードン!かえんほうしゃだ!」

ぐおおおおおおおおお!

ムサシ「ソーナンス!よろしく!」

ソーナンスのカウンター!
きゅうしょにあたった!

サトシ「ギリギリだけどいけるかファイアロー」

ファイアロー「(コクリ)」

サトシ「ファイアロー!フレアドライブ!リザードン!ブラストバーン!」

どどどおおおおおおおおおん!

ムサシ「きゃあああ!なんなのなんなのこれ
ジャリボーイもうダメなんじゃなかったのぉ!」

コジロー「おい見ろ!リザードンの背中」

ニャース「あれは」

ムサシ「ピカチュウ!!!」

サトシ「ああ!俺はずっとずっとこいつと一緒だ!」

セレナ「やっちゃえ!サトシ!!」

サトシ「行け!ピカチュウ!」

ニャース「ああ…久々に来るニャー」

コジロー「久々にあの尾てい骨までゆるがす衝撃…」

ムサシ「久々にどこまで飛ぶのかしらぁ」

サトシ「10まんボルトぉぉ!」

ピカチュウ「ぴいいいいかあああちゅうううううう!!!」

どどどおおおおおおんん!!

ニャース「これでいいのニャー!あのポケモンマスターに一番近いと言われた男の
ジムリーダー就任で」

コジロー「ライモンジムは大盛況!そしてライモンシティも発展して我々は大もうけ!」

ムサシ「ちょっとまってあたしのジムリーダー就任」

「(やな)いいかんじ~~~~~~~~~~~ピコーン」

セレナ「信じててよかったぁ…エグエグ」

カミツレ「文句なしね」

エドガー「さて新装ライモンジムですがギミックはどうしますか?
ジェットコースターとかそのまま残ってますが」

カミツレ「サトシの好きに改装するといいわ」

サトシ「ギミックはいりません。扉を開けたらすぐに相手をします」

カミツレ「そうはいかないわ。ジムの中のギミックを切り抜けながら
ジムリーダーへの挑戦の気持ちを高めてあげるの。
ギミックは挑戦者のためのものなのよ」

エドガー「例えばサトシがすばやさMAXのいわポケモンばっかり用意して
ジム内に雨降らすとかわけわかんないギミックもいいね」

サトシ「そうですか…じゃあ俺わかんないからおまかせします。」

数ヵ月後
ライモンシティ中心部ライモンジム

少年「おれはカラクサタウンのジロウ!ポケモンマスターを目指している!
こいつは俺の相棒のシママ!伝説のトレーナーにしてライモンジムのジムリーダーの
サトシさん!バッジを賭けて俺と勝負だ!」

サトシ「おう!!!」


バトルしようぜ!!


おしまい

HGSSこそ至高と思ってたからBWやXYは
邪道って言ってたけど、年月隔てると
BWもXYも実は凄いソフトだったんだなあと思って
書いてみました。

ありがとうございました。

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