【オリジナル】怪人モノ【安価】 (242)
・オリジナルです
・群像劇です
・人死にます
設定的には仮面ライダーみたいなそんな感じ?
舞台は現代日本です
それでは主人公を決めていきましょう
名前は?
下3から一つ選びます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507299828
神林裕子で決定します
職業は?
下2
ライダーっぽい変身物って書けばよかったですね
次は、神林さんのキーワードとなる言葉を↓3まで
名前:神林 裕子
プロフィール
市立の中学校に通う中学二年生、かなり引っ込み思案な性格、基本何かの物陰に居ること多し。
性別は一応女性ということになっているが、生えている。アレが生えている
いわゆる両性具有ということである。
そのせいか遺伝なのかは分からないが胸が小さいのが悩み、ほぼ板である
それでは変身した後の姿のモチーフを↓2まで
使える能力を「一言」で表したものを↓3まで募集
怪人形態「亀+ブラックパンサー」
ブラックパンサーを催した頭部、右耳に黄色いリボン。
黒一色のスマートで長身な体系の至る所には亀の甲羅が付いている。
両胸・両肩・両膝。メリケンサックの様に両手に亀の甲羅を発現させることもできる
スキル「潜影」
引っ込み思案な性格が象徴されたスキル。
影のあるところに潜み、半径10m以内の影を川の様に泳ぐことができる
相手を引き摺り込む事も、無機物を引き摺り込む事も可能
影の中は発動者以外は無重力の様に作用する
変身する際に使用する媒体
下2
プロローグ行きます
学校に行っても、存在を認識されていないし、家でもそう。そりゃそうだよね…なんて。ちょっと卑屈かな
けど、仕方ない気もする、親は私の事化け物だって言うし…
自分自身の体が変なのは自分が一番よく分かってるよ
―――――――――――――
―――――――――――
「あれ…なんかこの教室くさーい」
私が教室に入ると、一人の子がそう言う、挨拶みたいなものだ。
今日は何されてるのかな、椅子にボンド?机に花瓶?
…何でもいいか。死なないし
神林「生ごみ…」
ああ、臭いって言ってた理由、これかぁ。
そりゃ生ごみなんか机の中にいれたら臭くなるよね…
「…チッ」
私の反応が薄いのが分かると、その子は小さく舌打ちをして、自分の属するグループの中に戻っていった
…教科書、今日はバッグに入れっぱなしでいいか
「ねえねえ。今日の大流星群の話聞いた?」
「聞いた聞いた、クラス皆で見に行くんでしょ?」
「神林さん…は。誰か誘った?」
「どうせ来ないっしょ」
色んな所から話し声が聞こえてくる、話題は一貫して今晩の大流星群の話。
わたしは家のベランダとかでひっそりと見ることにしよう
…どうせ見る友達もいないし
休み時間。皆はグラウンドに行ったり、クラスで話したり。
私は…人が少ない場所に一人で行く
とっておきの私の聖域、特別棟の裏の花壇前のベンチ
園芸部が放課後手入れをしているから、季節ごとに色んな花が見れるし
何より物凄く落ち着くし、いい感じに影になっている
神林「おにぎり。」
お弁当なんてもちろん作ってもらってない、家に置いてあったコンビニの鮭のおにぎりを食べる
鮭より昆布。昆布よりツナ…。つまりあんまり好きじゃない
神林「……」
毎日毎日、週五で黙々とお昼ご飯をここで食べる
神林「……」
時々膝の上に野良猫が乗ってきたりする。
私が動くと物凄く驚いた顔をする、私の事を木か何かだと思っているのだろう
存在感ないから仕方ないよね
神林「……」
おにぎりももう半分以上、後半のお米だけの部分に差し掛かった時、私の膝の部分に影が落ちた
…誰か来たの?
誰だろう…
【そこに来た人との関係性は?先輩?後輩?同級生?先生?】
下2
主犯格の名前
下2
椎名さんのキーワード↓3まで
名前:椎名もこ
プロフィール
クラスで一番の美少女、自分もそれをある程度自覚している。
とにかく楽しい事が好き、楽しくないと気が済まない、勉強もしないのに成績は良い典型的なタイプ
いつも虐めている神林の事が実はかなり好き、けれどいつも言い寄られる側の立場なので声のかけ方が分からず
入学初日に、漫画で見たぶつかってみる、を実践したところ。神林の株が大暴落、本人は殆ど何もしていないが虐めの主犯格という立場に祭り上げられる
一応嫌われるのも嫌なので皆に合わせてはいるが、割とかなり申し訳ないと思っている
神林「…椎名…さん」
あ、ヤバい。聖域が壊れた、虐められる。
花壇の土とか食べさせられちゃう…
―――――――――――――
椎名「……」
居た!!!休み時間いっつも居なくなっちゃうから探してたけど!!こんなとこに居た!!
しかも人めっちゃ少ない!!これはチャンス!!名誉挽回のチャンス!!
男ならこの美女オーラで何とでもなるけど…どうしよう…とりあえず謝る?それとも一緒にご飯…
そうだご飯だ!!!
良かった。こういう時のためにお弁当のトマト残しておいて…
ありがとう、私のトマト嫌いの神様!!マジ信仰!!!
―――――――――――――――――――
椎名「…食べなよ」
神林「あ…はい。」
トマト…私の嫌いな物を調べてわざわざこんな所まで追いかけてくるなんて…
酷い。ここまで嫌われるような事してないのに…
神林「私…その…トマト――――」
椎名「好きなんでしょ?」
神林「…はい」
椎名「だよね!食べさせてあげよっか」
神林「あ…いいです。自分で食べます」
地獄のような時間だった。トマトは食べさせられるし、なんか横に座られるし
ジッと顔見られるし…
椎名「…ねえ」
神林「何ですか。あれですか?顔がゴミみたいとかですか」
椎名「…」
図星だ…。精神的な責め苦をされる…
椎名「住所、教えてよ」
神林「あ…え…は…はい」
住所を有無を言わさず聞き出された…
何をされるんだろう…
椎名「今日。楽しみだね」
あ、焼かれる、家を焼かれる…
ついに虐めもここまで来たんだ、どうしよう。
もうこれは今のうちに警察に電話しておかないといけないかもしれない
椎名「夜行くから」
神林「…予告だ。犯行予告だ」
椎名「ん?なに?皆連れて行くからね」
神林「――――」
―――――――――
とりあえず相手の親御さんにも会うんだから、割と気合を入れた格好をしている。
やっぱ私って可愛いな。可愛いぞ私。バラ1万本分の可愛さ。
でも一人で行くのもなんか恥ずかしいし。とりあえず先輩を誘っておいた
先輩って言っても従兄、親戚なんだけどね
家の場所は伝えてあるし現地集合。
――――――――――――――――――――
死んだ。お母さんお父さんはとりあえず家に居ないから安心だ
さっきから家の前を見知らぬ人がうろうろしてる。
監視まで付けられた…
遺書は書いた、別にそこまで楽しい人生じゃなかったし、5文字で済ませた
……
窓の外の人が携帯を取り出してみている…
犯行指令?
多分そうだったらしくその人は私の家に近づいてきた
…ガソリンを撒くのかな
――――ピーンポーン
と思ったらチャイムを鳴らされた…。出ないとひどい目にあわされるんだろうな
…もうほんとやだ
どうしてこんな目に
【椎名さんのいとこ(先輩)の名前】
下2
高野雪のキーワード
下5までこっちで3つ選びます
本心が見えない
名前:高野雪
プロフィール
市立のお嬢様高に通う高校二年生。
椎名が絶世の美少女ならば、彼女は絶世の紳士である。高校ではファンクラブが出来上がってるくらい
慎重派174㎝と女性にしてはかなり高い。
いつも紳士的なので一部では本心が見えないという声も上がっている
きょうはここまでー
期待
更新良いですか?
はい
高野「やあ。こんばんわ」
ドアを開けるとそこは宝塚だった…――――
って思う程に整った人が玄関前に居る、美しすぎる殺し屋?
神林「あ、こんばん―――」
高野「家に入れてほしいんだけど、いいかい?」
神林「あ…はい」
凄い、眩しいオーラで有無を言わさず、うんと言わされた
綺麗すぎる。なんでこんなに綺麗なんだろう、家間違えたのかな?
高野「あ、はいこれ、今日はお世話になるし初めましてだからね」
そう言って、この人はデパートで包装されたみたいな紙の包みを渡してきた
…爆弾?
高野「洗剤の詰め合わせだよ、是非ともご両親にお渡ししてくれたまえ」
神林「は…はあ」
どういう気づかいなんだろう…
神林「…」
で、この人は一体何?
高野「君の部屋まで案内してくれないかな?」
神林「……え」
高野「もこが来るまでここに居るのもいいと思うんだけど、是非とも何かお役に立ちたくてね」
もこ…椎名さん!?じゃあやっぱこの人は――――
神林「……」
高野「掃除でもしておきたいからね」
そっか、私の部屋を豚小屋か何かだと思ってるんだ。
もしかして掃除途中に日記とか見つけられて、明日には校内中にさらしあげられるかもしれない
…って。日記なんて書いてないや
高野「お嬢さん?」
神林「……」
お嬢さん?えっと、クソガキって言われてる?
クソガキですこんばんわって挨拶する?した方がいい?
高野「…ああ、私が美しすぎる故に恐縮しているのかな?」
高野「はっはっは!大丈夫。趣味の顔じゃない」
…なんだこの人
高野「それとももうすでに恋に落ちてしまったかな?」
高野「はっはっは!それならいい美容整形外科を紹介してあげよう」
マジでなんだこいつ
神林「部屋…上の突当り…です」
高野「ああ。ありがとう。君は来ないのかな?ああ。大丈夫だよ、ウェルカムドリンクなんて」
無いよ…そんなの
高野「ほら、行こう」
もう誰か助けて―――
椎名「ああもう姉さん!そうやって片っ端から手を出すのはやめて!!」
とんでもない救世主が来た、でもこれで私なんかよりこっちに
…は?姉さん
高野「手はまだ出していない。それに好きな顔じゃない、どこをどう見て可愛いんだ」
椎名「ぶさかわって奴?って言うより私らが整い過ぎてるだけで、これが普通よ?」
高野「ぶさかわ…何の略かな?」
椎名「不細工可哀そうよ」
違うよ、それに抱くのはもう愛情じゃなくて同情だよ
不細工でかわいい。それを略してるんだよ
椎名「部屋は?」
って言うより椎名さん、うちの家を舞踏会会場か何かと勘違いしてるのかな
某セレブ姉妹もビックリなほどのドレスだよ、ほぼ布がないよ
神林「ほ…他に人は来るの?」
椎名「来ないわよ」
神林「案内…するから」
椎名「その前に油的なものある?貸してほしいんだけど」
やっぱ燃やされる、家燃やされる。
椎名「ガラスの靴っぽい靴無理やりはいたら脱げなくなっちゃって」
高野「もう土足で良いんじゃないかい?」
よくねーよ。どこの宮殿と勘違いしてるの
椎名「駄目よ、ここの家の階段の幅狭すぎて多分ヒール部分がはみ出て転落することになるわ」
――――――――
――――
―――
日頃の仕返しにラー油を渡したのが間違いだった。
一回から私の部屋に至るまで、朱色のやたらテカテカ光る足跡が続いてる
椎名「普通の部屋ね」
高野「普通の部屋だね」
椎名「なんか動物の剥製とかおいてそうなイメージあったのに」
どんなイメージを抱いてるんだろう
高野「まあまあ、ド平凡なこの部屋の事は置いておいて、星が見えそうな場所を探そう」
神林「…星?」
椎名「いや、今日一緒に流星群を見るって約束したじゃない」
してねーよ
神林「窓ならあそこだけど」
椎名「綺麗に空が見えるわね、ここでいいんじゃない?」
高野「キャンドルとかないのかい?ムードアップにはもってこいだね」
神林「蝋燭なら仏間にあるけど、持ってこようか」
椎名「いや…仏間のは用途が違うでしょ」
高野「良い匂いのするオシャレな見た目で燃やせる奴は無いのかな?」
神林「それも仏間にある…けど」
椎名「それ多分線香じゃない?」
神林「セーウンの奴」
椎名「なんか怪しいことしてるみたいになるからやめて」
椎名「…よし、これである程度は楽しめるんじゃない」
高野「流石だね、このド平凡な部屋が一気にいい匂いになったよ」
部屋の中央に置かれたガスコンロと鍋。
その中にはシナモンと砂糖が入ってる
…アリが寄ってきそうな匂いだなぁ
椎名「見た目はそこそこなんだから、もっとこう気を使った方がいいわよ、明日なんか香水あげるわね」
神林「いい…目立ちたくないし」
椎名「だから虐めが止まらないのよ!ばか!」
高野「まあ、一連の話は聞いてるけど、悪いのは全部もこだけどね」
神林「」コク
椎名「だから何とかしようとしてるのよ」
神林「何とかするってどういうこと?」
椎名「え…ああ。それは―――」
高野「お…流星群だよ!」
椎名「綺麗ね、まるで星が落ちて来てるみたい」
椎名さんがなにか言いかけるのを遮って、流星群が始まった
日本各地で見られるらしいこの大流星群は本当に綺麗で
今にも落ちてきそう
――――シュドオンッ
―――パァンッ
一同「……」
でも、なにもほんとに部屋に落ちてくる必要はないんじゃないかな
部屋が一瞬光で包まれた。
……視界がやっとちゃんとしてきて、二人を見ると―――
神林「!?」
高野「!!」
椎名「ええ…!!」
化け物が居た。
いや、皆形は其々だけど、確かに二人は化け物に入れ替わっていた
こんにちはエイリアン
高野「………えっと、もこともこの友達は?」
椎名「もこは私なんだけど…」
高野「そんな歪な容姿はもこじゃない」
椎名「姉さんも大概のみためしてるわよ」
えっと…声は変わっちゃってるけど、会話の内容的に…椎名さんと椎名さんのお姉さん?
えっとちょっと待って、確かにある意味人間離れしてる養子だった二人だけど、もしかして本当に人間離れするなんて…
高野「えっとじゃあ、君は」
神林「神林です」
椎名「……どういう事?」
神林「自分の姿がよく分からないから何とも言えないかな…」
椎名「両胸に甲羅ついてるわよ」
神林「…マジ?」
椎名「割とマジよ、後で鏡貸してあげる」
名前:椎名もこ
プロフィール
クラスで一番の美少女、自分もそれをある程度自覚している。
とにかく楽しい事が好き、楽しくないと気が済まない、勉強もしないのに成績は良い典型的なタイプ
いつも虐めている神林の事が実はかなり好き、けれどいつも言い寄られる側の立場なので声のかけ方が分からず
入学初日に、漫画で見たぶつかってみる、を実践したところ。神林の株が大暴落、本人は殆ど何もしていないが虐めの主犯格という立場に祭り上げられる
一応嫌われるのも嫌なので皆に合わせてはいるが、割とかなり申し訳ないと思っている
それでは変身した後の姿のモチーフを↓2まで
モチーフは無機物でもいいですよ
使える能力を「一言」で表したものを↓3まで募集
怪人形態「薔薇+猫」
真紅の体、至る所に這う荊、そして後頭部に付いた巨大なピンクの薔薇と両手から生えたこれまた真っ赤で鋭い爪
とにかく目に優しくない色遣いの怪人。
頭部には猫耳が生えており、このおかげで聴力が普通より良い
スキル「魅了」
本人の美少女さが顕著に表れたスキル
後頭部にある薔薇を見せる事で、対象を魅了することができる
魅了された対象はどんな感情を抱いていようとも、余程の意思がない限りは一切攻撃できなくなってしまう
薔薇が散る、薔薇を見ない、変身が解ける、変身をされる、と言った行為で能力は解除されてしまう
名前:高野雪
プロフィール
市立のお嬢様高に通う高校二年生。
椎名が絶世の美少女ならば、彼女は絶世の紳士である。高校ではファンクラブが出来上がってるくらい
慎重派174㎝と女性にしてはかなり高い。
いつも紳士的なので一部では本心が見えないという声も上がっている
それでは変身した後の姿のモチーフを↓2まで
モチーフは無機物でもいいですよ
使える能力を「一言」で表したものを↓3まで募集
天罰
怪人形態「ペガサス+聖闘士」
プラチナを思わせる光沢の鎧に身を包んだ騎士の姿
頭部からは微妙に光っている鋭い一本角が生えている
どこからどう見ても男性形で、女性らしいと感じさせるところは一切ない
スキル「流星」
煌びやかな性格が象徴されたスキル
頭の一本角から、凄い勢いで光の弾を放つことができる
時間をかけることで大きさと破壊力をチャージすることができる
最小の威力でも人間の体に穴をあけるほどには強い
椎名さんの変身媒体を
下2まで
椎名
変身媒体「腕輪」
高野さんの変身媒体を↓2まで
短刀
高野
変身媒体「ネックレス」
椎名「え…明日からずっとこのまんまなわけ?」
高野「学校に行けないね、はっはっは」
椎名「それどころか猟友会出てくるレベルよ!!」
神林「猟友会も逃げだすレベルだよ…」
とりあえず私たちは人間を辞めたみたい。
早すぎる第二の人生だと思うな。
って時に、椎名さんが何かに気付いた
椎名「ねえ、こんな場所に腕輪なんておいてあった?」
其々目の前に何かが置いてある、それに気づいた瞬間私は目の前のそれを凄い勢いでベッド下に押し込んだ
気づかれてないみたい…
高野「ネックレス…だね」
椎名「なんかもうとりあえず付けてみましょ、何が起こってもこの姿だし…」
高野「怖いものは無いね」
そう言って二人は不用心に腕輪とネックレスを体に付けた
…すると見る見るうちに光に包まれて元に戻っていく
椎名「あ!綺麗な姉さん!!」
高野「美少女のもこ!!」
なんだこの二人のやり取り…
けどあれが人間の姿に戻してくれるんだとしたら――――
私は多分神様に呪われてる気がする
椎名「何で元に戻らないのよ」
高野「もしかしてそれで学校に行くつもりかい?」
神林「いや…私の目の前にあったの…」
半透明のビニール袋に入れられた色取り取り様々なゴミ
しかもなんか生ゴミばっかだった…
流石にこんなの見せれない…
けど、この状況じゃ見せるしかないよね…
――――――――――――
―――――――
高野「前世は大悪人だったのかな?」
椎名「…え?悪ふざけ?」
神林「いや、多分これの中身…」
椎名「……ちょっとやってみなさいよ」
生ごみの中からバナナの皮を取り出して、戻れと念じてみる
お願い、どうか別の物でありますように
椎名「あ…戻ったわ」
…マジか
高野「…さすがにこれじゃあ―――この提案は…」
椎名「提案?」
高野「ああ…。一つだけ――――」
――――――――――
――――――――――――
―――――――――――――
―――――――――
翌朝、いつも通りに学校に行く。
けどいつもと違うのは横に椎名さんが居る事。
椎名「……目立つわね」
神林「一人で行くから大丈夫だよ」
椎名「そうもいかないでしょ、もう私たちは秘密を共有する運命なんだから」
神林「もうほんと気にしないで、虐められるよ?」
何てやり取りをしていたら後ろから声がかけられた
勿論私になんかじゃない、椎名さんにだ
多分たまたま並んで歩いてるだけだと思われてるのだろう
「おはよー」
「え、何その腕輪超かわいい!!」
「えー、どこで買ったの~?」
昨日の夜出された提案、それはいつ何が起きてもおかしくないから元に戻れる道具を身に着けておこうと言う事
現に椎名さんは腕輪をほめられているし、高野さんもきっとネックレスをほめられているはず
私は――――
「え、なんでコイツ、バナナの皮バッグにぶら下げてんの」
「頭おかしいんじゃねーの」
「きも」
そうなるよね、私もそう思った
椎名「…」
ああ、きっとまたこれで虐められ――――
椎名「遅れてるわね、アンタら」
椎名さんが発した言葉に私を詰っていた三人が止まる
…遅れてるってどういうこと?
椎名「これ…流行ってるのよ」
…半笑いでそんな事言っても説得力ないよ
「あ、そうなんだー…」
「でもなんか色彩が豊かだよね」
「うんうん、なんかエコノミーって感じで地球にやさしそう!やるじゃん!」
恐るべし美少女、何その説得力…
皆めっちゃ戸惑いながらも褒めてくるし、いいよ、多分その感性がまともだよ
椎名「再利用コーデよ、オシャレ上級者よ」
地面を見ながらそんな事言わないでほしい、ただのやけくそにしか見えない
「えー。まじ地球にやさしい」
「あれ?なんか今日神林さん可愛くない?」
「え、マジだ。」
傾国の美女って言葉を歴史で習ったけど、今それを目の前で見ている気がする
見る見るうちに生ごみを好意的な目で見る三人には恐怖しか覚えない
「神林さんも一緒に学校行こうよー」
「そうだよねー、良いよね?」
「うんうん、そのバナナの皮の経緯聴きたいー」
椎名「…ふふっ」
フォローありがとう椎名さん、鼻で笑ってるけど助かったよ
「見て―!プチトマトのヘタをピンにくっ付けちゃった!」
「えー、良いなー。そのブドウの皮」
「なにそれ?段ボール?」
椎名「えらい事になったわね」
神林「…恐るべし影響力だね」
私はこの日虐められなかった、けどその代償にクラスにはおしゃれなホームレスが大量に量産された
皆、目を覚ませばいいのに…
椎名「でも良かったじゃない!いじめられなくなって!責任は果たしたわ」
椎名「これから仲よくしてやるから覚悟しなさい」
神林「生ごみファッションリーダーってあだ名さ、もはや虐めだよ」
椎名「大丈夫よ、割と人気じゃない」
神林「全学年の女子に一日で広まるとは思わなかったよ」
椎名「男子は迷惑そうだけどね」
神林「自分の恋人がある日突然生ごみ身に着ける様になったら、誰でもいやでしょ」
椎名「嫌ね」
神林「…でも何はともあればれなくてよかったね」
椎名「そうね」
神林「何で私だけゴミなんだろ」
椎名「それは知らない」
そしてその日の帰り、全校集会が開かれた。
校長先生が壇上で語っているのは、生ごみを外せと言う事
そりゃそうだよね、もう今日一日で何かしらどこかにゴミ付けてる子増えたもんね
体育館も割と生臭い匂い充満してるもんね
けど、誰一人としてそれを外そうとすることは無くて―――
呆れた校長先生は話を次に移した、なんだ、ゴミの話だけじゃなかったんだ。
…30分位してたのに
「昨晩ですね、○○高校の生徒が不審者に殺害される事件が起きました」
「犯人は依然逃走中だそうです、ので。気を付けるよう」
この話は数十秒で終わって、各自解散になった。
物騒な事もあるもんだな、こんな街で…
椎名「帰るわよ、一緒に、そこまで」
神林「え…私なんかと帰るの辞めた方がいいよ」
椎名「今やファッションリーダーなんだから、もうちょっと自信持ちなさいよ」
神林「…」
椎名「ほら!行くわよ!」
――――――――――――
―――――――――
―――――――
――――
【ファッションリーダー神林編】
↓
↓
↓
【新しい人が解放されました】
【登場人物まとめ】
名前:神林 裕子
プロフィール
市立の中学校に通う中学二年生、かなり引っ込み思案な性格、基本何かの物陰に居ること多し。
性別は一応女性ということになっているが、生えている。アレが生えている
いわゆる両性具有ということである。
そのせいか遺伝なのかは分からないが胸が小さいのが悩み、ほぼ板である
怪人形態「亀+ブラックパンサー」
ブラックパンサーを催した頭部、右耳に黄色いリボン。
黒一色のスマートで長身な体系の至る所には亀の甲羅が付いている。
両胸・両肩・両膝。メリケンサックの様に両手に亀の甲羅を発現させることもできる
スキル「潜影」
引っ込み思案な性格が象徴されたスキル。
影のあるところに潜み、半径10m以内の影を川の様に泳ぐことができる
相手を引き摺り込む事も、無機物を引き摺り込む事も可能
影の中は発動者以外は無重力の様に作用する
名前:椎名もこ
プロフィール
クラスで一番の美少女、自分もそれをある程度自覚している。
とにかく楽しい事が好き、楽しくないと気が済まない、勉強もしないのに成績は良い典型的なタイプ
いつも虐めている神林の事が実はかなり好き、けれどいつも言い寄られる側の立場なので声のかけ方が分からず
入学初日に、漫画で見たぶつかってみる、を実践したところ。神林の株が大暴落、本人は殆ど何もしていないが虐めの主犯格という立場に祭り上げられる
一応嫌われるのも嫌なので皆に合わせてはいるが、割とかなり申し訳ないと思っている
怪人形態「薔薇+猫」
真紅の体、至る所に這う荊、そして後頭部に付いた巨大なピンクの薔薇と両手から生えたこれまた真っ赤で鋭い爪
とにかく目に優しくない色遣いの怪人。
頭部には猫耳が生えており、このおかげで聴力が普通より良い
スキル「魅了」
本人の美少女さが顕著に表れたスキル
後頭部にある薔薇を見せる事で、対象を魅了することができる
魅了された対象はどんな感情を抱いていようとも、余程の意思がない限りは一切攻撃できなくなってしまう
薔薇が散る、薔薇を見ない、変身が解ける、変身をされる、と言った行為で能力は解除されてしまう
名前:高野雪
プロフィール
市立のお嬢様高に通う高校二年生。
椎名が絶世の美少女ならば、彼女は絶世の紳士である。高校ではファンクラブが出来上がってるくらい
慎重派174㎝と女性にしてはかなり高い。
いつも紳士的なので一部では本心が見えないという声も上がっている
怪人形態「ペガサス+聖闘士」
プラチナを思わせる光沢の鎧に身を包んだ騎士の姿
頭部からは微妙に光っている鋭い一本角が生えている
どこからどう見ても男性形で、女性らしいと感じさせるところは一切ない
スキル「流星」
煌びやかな性格が象徴されたスキル
頭の一本角から、凄い勢いで光の弾を放つことができる
時間をかけることで大きさと破壊力をチャージすることができる
最小の威力でも人間の体に穴をあけるほどには強い
それでは新編に突入します
神林さん達の住んでいるところは「黒鳥市」ですが次の登場人物の活動範囲も同じにしますか?
1同じ
2違う市
3違う都道府県
↓2
それでは主人公を決めていきましょう
名前は?
下3から一つ選びます
竜崎一誠 (りゅうざきいっせい)
男
夏川太陽
職業は?
↓2
夏川さんのキーワードを↓3まで
細マッチョ
名前:夏川太陽
職業:スタントマン
プロフィール
メガネをかけた黒い短髪の一般男性、背は高く職業柄筋肉もそこそこついている
つまりスタイルは良いほう。
冷静沈着そうな見た目からは想像できないほどに熱い心を持っている、簡単に言うと暑苦しい
黙っている姿は冷静沈着、出来るインテリマン、話したり何か行動を起こせば一転、ギャップが凄い
モットーはよく食べて良く笑う、ということらしい
それでは変身した後の姿のモチーフを↓2まで
モチーフは無機物でもいいですよ
使える能力を「一言」で表したものを↓3まで募集
怪人形態「隼+機械」
銀色の隼をモチーフにした鳥人、関節部分には歯車が付いている
鳥モチーフなのだが、翼からカラーリングまでとにかくメカニカルである
翼で飛ぶこともでき、機動力は怪人の中でも高い方
スキル「炎風」
本人の熱い性格が反映され、翼で物凄い温度の風を起こすことのできるスキル
まさしく現実ではありえない炎の風を起こすことができ、その炎は最低火力でも鉄を溶かすほど
翼が破損してしまえば能力が使えなくなってしまう
変身媒体↓2から
バンダナ
名前:夏川太陽
職業:スタントマン
プロフィール
メガネをかけた黒い短髪の一般男性、背は高く職業柄筋肉もそこそこついている
つまりスタイルは良いほう。
冷静沈着そうな見た目からは想像できないほどに熱い心を持っている、簡単に言うと暑苦しい
黙っている姿は冷静沈着、出来るインテリマン、話したり何か行動を起こせば一転、ギャップが凄い
モットーはよく食べて良く笑う、ということらしい
怪人形態「隼+機械」
銀色の隼をモチーフにした鳥人、関節部分には歯車が付いている
鳥モチーフなのだが、翼からカラーリングまでとにかくメカニカルである
翼で飛ぶこともでき、機動力は怪人の中でも高い方
スキル「炎風」
本人の熱い性格が反映され、翼で物凄い温度の風を起こすことのできるスキル
まさしく現実ではありえない炎の風を起こすことができ、その炎は最低火力でも鉄を溶かすほど
翼が破損してしまえば能力が使えなくなってしまう
変身媒体:バンダナ
スタントマンだけで飯食っていける様になってやるぜ
今はそれの修行だ修行!!
―――――――――――――――――――
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――――――――――――――
夏川「やべえ!!寝てた!!」
確か今日はバイトだった筈、10時出勤だったのも覚えている
けど、今の時計が指す時刻は12時、かなりヤバい
携帯を開くと物凄い数の着信。
店長からは「またかよ」ってラインまで来てる…
やべぇ…今月12回目だ、クビにされちまう…
んでも、今日のは仕方ねえ、だって昨日あんなことがあったんだ
俺のせいで部屋が半焼なんてマジで笑えねえ…
しかも人間じゃなくなるなんてマジでもっと笑えねえ
って、そんなこと考えてる前に準備しねえと!!
多分他の奴に迷惑かけてるかもしんねえ!!
つか、絶対かけてる!!
…って言うときに限って原チャの鍵見つかんねえ
もう良い、走っていくぞ!!!!
夏川「おはざまーす!!!!」
「12回目、次は無いよ」
夏川「はは、店長嫌っすね!もうそれ12回目っす!!」
「反省しろ!!」
夏川「さーせん…」
俺が働いてんのは駅近くのカラオケ屋。
なんか友達に誘われて高校の時から働いてる
通算遅刻回数は300を超えてるって店長が言ってたな
17から働いて今21だから、ぶっちゃけそんな遅刻してねーんじゃねーかな?
「とりあえず一人で二人分働いてくれてる○○にお礼言っとけ」
「ここに来てからという物いつもお前の尻拭いばっかさせられてんだから」
夏川「マジ尊敬っす!!」
「アホか!!」
夏川「…」
「ほら!早く行け!!タイムカード押せよ!」
夏川「話長くなると思ってもう押して来たっす!!」
「…アホが!!!」
【いつもバイトの尻拭いをさせられてる子の名前は?】
↓3から
冬山月美で決定
キーワードを↓3まで
浮世離れ
名前:冬山月美
職業:定時制高校生(不登校)
プロフィール
天真爛漫で元気いっぱいの不登校児、基本はバイトをしているか寝ているかである
因みに高校生にして3つのバイトを掛け持ちしているらしく、仕事はかなりできる
だが、本人はかなり浮世離れした不思議ちゃんで、時々周囲に混乱の渦を巻き起こす
時々行われる突拍子もない未来予知もそれの一つ、しかもかなり良く当たる
それでは今日はここまでー
ここまでって言ったけど、予想以上に時間に余裕あったんで再開してもOK?
夏川「わりーな!!いっつもよ」
バックヤードに行くと冬山が何故か椅子の上に座禅を組んで燃え続ける蝋燭をじっと見ていた
まあ、いつもの事だわな
この前みたいに逆立ちしながら鼻からうどん食べようとしてないだけまだましだわ
冬山「いーよー、月美は天使様だからねー」
夏川「いつの間に天使様になったんだ?」
冬山「きのー。なはは~」
昨日っつったら俺の家が俺の力で半焼した挙句
お気に入りの一張羅のスーツがボロッボロになった日だな
コイツってなんか未来予知できるらしいし、昨日のでなんかあったりしたのか?
いや、さすがにねーか
冬山「休憩時間付き合ってよ~」
夏川「いや、今から働かねえと、怒られちまうって」
冬山「なはは~。だいじょぶだよー、平日の昼間なんて暇暇なんだしー」
よしじゃあお言葉に甘えさせてもらってっと
店長居るし、注文はいるまではここに居て大丈夫だろ
冬山「よし、じゃあ一緒に交信しよ~」
夏川「…こう…しん?」
冬山「第三宇宙のエネズエル様のお声を聞くのだよ」
【安価】
1昨日の事を聞く
2聞かない
↓2
夏川「お、冬山さ、昨日のアレ見た?流星群」
冬山「みたよ~。それで月美は天使様になっちゃったのだ~よ~」
……どういう意味か分かんねえ
けど、もしかするとコイツも不思議な事になっちまってるかもしれねえ
夏川「で、その天使様になったって言うのを俺に分かりやすく説明すると?」
冬山「ん~。今は月美だからな~。天子様じゃないから説明できないな~」
夏川「んじゃあその天使様になってくれよ」
冬山「だめだめ。エネズエル様とのお約束は守らないとなんだよ~」
夏川「俺が天使様でもか?」
ダメ元だ。こう言ってみて、コイツがなんかなれば…
冬山「なははー。ほんとに~?嘘じゃない~?」
夏川「マジだっつうの!」
冬山「嘘だったら…全身の血を抜くよ」
凄いオーラで凄んできやがった…
けど、嘘ではないんだな、嘘では
冬山「それじゃあ行くよ~。」
そう言うと冬山は座禅を組んだまんま目をつむって何かをぶつぶつ唱え始めた
…如何にも何か起こりそうな感じだぜ。
名前:冬山月美
職業:定時制高校生(不登校)
プロフィール
天真爛漫で元気いっぱいの不登校児、基本はバイトをしているか寝ているかである
因みに高校生にして3つのバイトを掛け持ちしているらしく、仕事はかなりできる
だが、本人はかなり浮世離れした不思議ちゃんで、時々周囲に混乱の渦を巻き起こす
時々行われる突拍子もない未来予知もそれの一つ、しかもかなり良く当たる
それでは変身した後の姿のモチーフを↓2まで
モチーフは無機物でもいいですよ
使える能力を「一言」で表したものを↓3まで募集
怪人形態「巫女+シーラカンス」
真っ白な巫女装束に身を包んだ、シーラカンスモチーフの魚人
日本の巫女というよりかはどこかの島の巫女と言った感じで、服も着物というよりはローブに近い
フードを脱ぐと割とスタイリッシュな体つきをしており、割と素早い
ただし戦闘能力と言った物は怪人の中でも低く、成人男性と同じくらいの戦闘力しかない
スキル「奇跡」
本人の浮世離れした性格から生まれた能力
信仰する第三宇宙神エネズエル様に祈ることで普通ならまずありえない現象が起きる
それは本人にも予測不可能であり、何が起こったのか気づかない事もしばしば
本人はこれを天使様の力と言っている
変身媒体↓2から
名前:冬山月美
職業:定時制高校生(不登校)
プロフィール
天真爛漫で元気いっぱいの不登校児、基本はバイトをしているか寝ているかである
因みに高校生にして3つのバイトを掛け持ちしているらしく、仕事はかなりできる
だが、本人はかなり浮世離れした不思議ちゃんで、時々周囲に混乱の渦を巻き起こす
時々行われる突拍子もない未来予知もそれの一つ、しかもかなり良く当たる
怪人形態「巫女+シーラカンス」
真っ白な巫女装束に身を包んだ、シーラカンスモチーフの魚人
日本の巫女というよりかはどこかの島の巫女と言った感じで、服も着物というよりはローブに近い
フードを脱ぐと割とスタイリッシュな体つきをしており、割と素早い
ただし戦闘能力と言った物は怪人の中でも低く、成人男性と同じくらいの戦闘力しかない
スキル「奇跡」
本人の浮世離れした性格から生まれた能力
信仰する第三宇宙神エネズエル様に祈ることで普通ならまずありえない現象が起きる
それは本人にも予測不可能であり、何が起こったのか気づかない事もしばしば
本人はこれを天使様の力と言っている
変身媒体:鏡
一通りぶつぶつ言い終わったこいつはバックの中から丸くてデカイ鏡を出した
歴史の教科書でしか見たことねーぞあんなの。
―――パァンッ
そしてあの時みたいな光が走ったと思えば―――
冬山「ほら~」
コイツの言ってる事はマジだった。
目の前には割と可愛い女子高生じゃなく、如何にも悪い神様ですって感じのバケモンが座禅を組んでる
冬山「で?先輩はどんな天使様なの~?」
仕方ねえ、俺も変身すっか。
―――――――――――――――
――――――――――――
――――――――
冬山「ほうほう、先輩はフリーランスの天子様なんだね~」
夏川「いや、俺まだ何も言ってねえ」
冬山「ウチの職場はいいよ~。福利厚生きっちりだよ~エネズエル様はホワイトだ~よ~」
夏川「…」
冬山「いまウチの職場に来るとなんでも願いを一つ買萎えるキャンペーン。エネズエル様の大盤振る舞いだ~よ~」
夏川「んじゃあ、休みが欲しいな、しかもすっげえ長期休暇!」
夏川「んで!めっちゃ遊ぶ!ウシシッ」
冬山「よ~し~」
冬山が座禅を組んだまんま、手を組み合わせて祈るようなポーズを取った瞬間――――
――――――――ズガガガガガガ
俺の耳には轟音が――――――――
オルフェノクみたいなのイメージしてるけど大体あってる?
>>200
大体そんな感じですね、仮面ライダーの怪人を二次元に落とし込んでイメージして貰えばいいです
夏川「……」
気が付いたら、青空が天井に広がってた、つーか…店は?
…瓦礫まみれの体をはらって、俺はちょっと考えてみた
夏川「って!!店は!?」
冬山「倒壊だね~。奇跡っちゃったね~」
夏川「俺らは平気でも店長は!?客は!?」
冬山「無事だって言ってるよ~。奇跡だね~」
夏川「……」
冬山「あ、休憩時間終わっちゃうね~」
夏川「いや、休憩もクソも店がねえぞ」
冬山「じゃあ今日はもう上がれるね~」
夏川「…ほんとに無事なのか?」
冬山「奇跡だもん~」
冬山「それじゃ、月美は次のバイトにいってく~るよ~」
夏川「……」
冬山「あ…そうそう。先輩気を付けてね」
夏川「んあ?何が?」
冬山「亀と猫と馬に襲われるって夢で見たからね」
冬山「死んじゃう~」
かなり不吉な未来予知を残して冬山は次のバイトに向かって行った
…亀と猫と馬?…なんだそりゃ
つーか、これから一日どうすんだよ
【安価】
1本屋で立ち読み
2ゲーセンで格ゲー
3公園で弁当でも買って食べる
4自由
↓2
1
とりあえず漫画でも読むか、ブックオンが近くにあるし
…でも今頃大騒ぎだろうな、店一個倒壊してんだし
夏川「……」
俺は何も知らねえ、わるくねえ
明日の朝刊を飾ることになるんだろーな
夏川「…」
ってなことを考えて歩いてると、思いっきり誰かとぶつかった
…いってー。ボーっとしてた俺が悪いんだけど
夏川「大丈夫っすか」
高野「大丈夫さ」
目の前で尻餅をついてんのは、凄いイケメン…胸があるから女だな
でっけーな。色々と
高野「それでは私は今から人助けに行くのでね!アディオス!」
イケメン美女は俺の前から颯爽と立ち去った
アディオスなんていう人間が今時いるんだな…
もしかしてイタリア人か、アイツ
ってなこともあって、ブックオンの前まで付いた。
なーんか、やな予感がすんだよな…
これ以上変な人に会いませんように!!
【安価】
1会う
2会わない
↓2
これから出会うことになる変な人物の名前
↓3から
秋野 空 (あきのそら)
女
秋空マリアさんのご職業は?
↓2
グラビアモデル
秋空さんのキーワードを下3まで
名前:秋空マリア
職業:グラビアモデル
プロフィール
今色んな雑誌に引っ張りだこの進出気鋭のグラビアモデル
元はとある動画サイトのゲーム実況者だったが、メディアに出た瞬間そのナイスバディを買われ、一気にモデルデビュー
今でもネットでの活動は続けている。
性格は良くも悪くも年相応、ちょっとわがままで小悪魔な一面をのぞかせる事もあるが自覚は無い
ブックオンに入るとそこに居たのは女神だった。
いや、つうか、平日の昼間のブックオンってのは死んだ目をした若い奴か、俺みたいなアホか、なんか異様なおばちゃんしかいない
それなのに…なんでこんな表参道のカフェのテラスでスムージー飲んでますみたいな美女が…
夏川「…」
流石にナンパっつう物をしたくなる
秋空「…」
けどまあ、俺にそんな度胸はねーわな
と思ってた時に、女神が高い所にある本を取ろうとして、背伸びしている
…ありがとう神様
夏川「あ、はい」
とりあえず取ろうとしていた本を取ってやり、とりあえず自信のある笑顔を見せる
なんとかなれ!!!
秋空「あ、ありがとうございまぁす」
夏川「…どういたしましてっす」
秋空「…」
じーっと俺の事を見てくる、なんだ?なんだなんだ?
―――――――――――――――
良かった、警察かと思った…。でも私関係ないし…
そうそう、それに今はほら…
ってかなんでこの人ずっとこっち見てるんだろう…
―――――――――――――――――
秋空「あの…なんですか?」
夏川「いや…ここに住んでるんすか?」
秋空「…え…あ。友達の家に遊びに来てて」
夏川「へぇ…いつ帰るんすか?」
秋空「しばらくは…ここに居ます、交通の利便性もいいし…」
夏川「んじゃあここに住むんすか?」
秋空「なんか関係あります?」
夏川「いや…無いっす」
秋空「……」
よし、ナンパ完了。
後は連絡先聞けばいいよな
夏川「あの、連絡先教えてもらえませんか?」
秋空「は―――」
ダメか…と思った瞬間、なぜか女神が俺に手を絡ませてきた
!?!?!?!?!?
秋空「良いですよ、あ、デートしましょう、ほら。なんか近くのカフェ!とりあえずここから出よ!!」
夏川「ん????」
―――――――――――――――――
凄い変な人だなと思ったけど。今この状況じゃあ利用するしかない!
デカいし隠れ蓑くらいにはなってくれるはず…
って…なんでこんな所に警察が来るのよ…。何もしてない何もしてない
―――――――――――――――――
夏川「でへへ…行きましょう!いいとこ知ってるんっすよ!!」
秋空「わ…わぁ。うれしぃなぁ」
ありがとう、神様仏様冬山の信仰してるなんか訳の分からない神様!!!
俺めっちゃツいてます!!!
―――――――――
秋空「………」
夏川「………」
夏川「いや、この横に座ってるのは彼女とかじゃなくてっすね」
冬山「バイトだ~よ~」
夏川「冬山!働いてこい!!神様がそう言ってんぞ!」
冬山「今は休憩なのだ~。なはは~」
偶然立ち寄ったカフェでバイトしてたのは冬山
有ろうことか何故か制服姿で俺の横を陣取った
冬山「今日はエネズエル様が素敵な出会いがあるって言ってたんだよ~」
夏川「……」
冬山「私達は天使なんだよ~」
秋空「……」
冬山「でも夏川先輩はもうそろそろ死んじゃうんだ~よ~」
もう最悪だ。ドン引きだ、完全に引いてる…
そりゃ引くよな、俺も今ちょっと引いてる、けど嘘じゃねえってところがまた…
秋空「死んじゃうって?」
と思ったら意外にも話に乗ってくれる女神
冬山「猫と亀と馬に殺されるんだよ」
夏川「だからその猫と馬と亀って何だ!!」
冬山「別の宇宙の悪い天使様だよ~。流星群と共にこの地球に来たんだよ~」
――――――――――――――――――――
目の前の割とクールそうなイケメン君と、なんかよく分かんない不思議なお電波さん…
二人の会話に圧倒されてたけど。ちょくちょく引っかかる部分がある
天使様。猫と亀と馬、流星群、殺される
…昨日の事だ。本当にまだ現実かどうかわからないけど、多分今起こってる事が現実なんだと思う
昨日私は、ネットの友達とチャットをしていた、その時流星群が起こって、私は人じゃなくなった
…今は何とか元に戻れてるけど、あれ夢じゃないと思う
夏川「なんかすんません!」
秋空「気にしないでいいよ、うん。」
どうやらその友達にも不思議な現象が起こったらしく、……
冬山「何か悪い匂いがするね~」
夏川「こら!失礼な事言うんじゃねえ!」
この力で世界を征服するとか言ったあと、その子は凶行に移った。
生々しい写真も送られてきた…
朝、ネットニュースでもこの街の女子中学生が殺されたって書いてあった。
被害者の写真も見た。昨日の画像と一緒だった
…私がひどく警察に怯えている理由はそれだ
だからこの男の人を利用した…けど。今の話からするともしかしてもしかするかもしれない
この人達も私と一緒の可能性が出てきた…。
――――――――――――――――――――――――――
名前:秋空マリア
職業:グラビアモデル
プロフィール
今色んな雑誌に引っ張りだこの進出気鋭のグラビアモデル
元はとある動画サイトのゲーム実況者だったが、メディアに出た瞬間そのナイスバディを買われ、一気にモデルデビュー
今でもネットでの活動は続けている。
性格は良くも悪くも年相応、ちょっとわがままで小悪魔な一面をのぞかせる事もあるが自覚は無い
秋空さんの変身形態
↓2まで
ウサギ
使える能力を「一言」で表したものを↓3まで募集
怪人形態「小悪魔+ウサギ」
頭部にウサミミを生やした悪魔のような姿をしている
全体的に禍々しいと言うよりはどことなく間が抜けた姿をしているので迫力に欠けている
小悪魔が持っている小さいピッチフォークを片手に持っており、お尻からはうさぎのしっぽの様な物も生えている
ウサミミのおかげで聴力が優れている
スキル「分身」
ネットアイドルとしての姿と現実での姿、二つの顔を持つところから生まれた能力
自分を最大5人まで分身させる事が出来、それぞれとテレパシーの様な物を使った情報共有も可能
それぞれがそれぞれ本体なので5匹全員を倒さないとまったく意味がない
変身媒体
↓2から
名前:秋空マリア
職業:グラビアモデル
プロフィール
今色んな雑誌に引っ張りだこの進出気鋭のグラビアモデル
元はとある動画サイトのゲーム実況者だったが、メディアに出た瞬間そのナイスバディを買われ、一気にモデルデビュー
今でもネットでの活動は続けている。
性格は良くも悪くも年相応、ちょっとわがままで小悪魔な一面をのぞかせる事もあるが自覚は無い
怪人形態「小悪魔+ウサギ」
頭部にウサミミを生やした悪魔のような姿をしている
全体的に禍々しいと言うよりはどことなく間が抜けた姿をしているので迫力に欠けている
小悪魔が持っている小さいピッチフォークを片手に持っており、お尻からはうさぎのしっぽの様な物も生えている
ウサミミのおかげで聴力が優れている
スキル「分身」
ネットアイドルとしての姿と現実での姿、二つの顔を持つところから生まれた能力
自分を最大5人まで分身させる事が出来、それぞれとテレパシーの様な物を使った情報共有も可能
それぞれがそれぞれ本体なので5匹全員を倒さないとまったく意味がない
変身媒体:ピアス
なんとか冬山をトイレに追い払うことが成功した、とりあえず謝っとくか
マジでアイツは不思議通り越してヤベエ
夏川「なんかアイツがゴメン」
夏川「ああ見えていい奴なんだ、多分」
秋空「ううん、気にしてないよ。うん」
やっと普通の会話ができると思ったとき
女神の付けているピアスが光った
ん?なんて思う暇もなく、女神は悪魔へと姿を変えた
秋空「どうした――――…!?!?!?」
秋空「……」
気づいた、女神も気づいた、って、自分で変身しといて何でそんなふうなんだよ
まるで気が付いたらこんな姿になってました、みたいな
そんな事あり得ねえだろ、多分…
いやまて…一つだけあり得る線と言えば
冬山「なはは~。やっぱりそうだったかー」
お前の仕業か…
冬山「お姉さんも天使様だったんだねー。一か月前の夢で見たとおりだよー」
秋空「……え?えっと…」
悪魔から女神へ戻る女神。あり得ないと言った顔で俺らを見ている
違う、俺はマジで何もしてねえ
よし、ほんとのほんとに今日はここまで
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