このssはホル・ホースととある2人がもしDIOを裏切ったらという架空のssです。
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『LADIES & GENTLEMEN アスワンからのフライトお疲れさまでした』
『定刻どおり本機はまもなくカイロ空港へ着陸いたします。座席のシートベルトを…………』
カッカッ
カッカッ
ドン!
男1「おっと」
男1「悪いねぇ。へへへ」
男2「このタクシー間一髪おれたちの方が早かったな。ヒヘヘヘへ。お先にィィィ」
男1「文句あるのかよ?タコ…」
?「文句はねえさ…」
男1「あァァァん?何言ってんだお前ェ?」
男2「は?今お前が喋ってたろ?」
男1「へ?」
ホル・ホース「…」ボゴォォォン←エンペラーを放つ
男1「ギシャアアーーッ」
男2「!??」
?「文句はねえって言ったんだよこのタコ…耳穴一つ増やしてやるから聞く事だな」
男2「な…お…同じ顔が二つ…??!」
?「失礼…」ドサァ
ホル・ホース「ギザのホテル“メナハウス”へ」
~ホル・ホース~
暗殺銃“エンペラー”のスタンドを持つ男。J・ガイルと無敵のコンビを組んでいたが、ポルナレフと花京院によって敗北を喫した。その後、エンヤ婆に殺されかけた所を承太郎達に救われたものの、DIOへの恐怖から承太郎達の暗殺の機会をうかがっている。
??「ウケッ」
ホル・ホース「その気持ち悪い笑い方やめやがれ。さもねえと撃つぞ」
オインゴ「おい…うちの弟を撃ったらどうなるか分かってんだろホル・ホース」
ボインゴ「ウケッ」
ホル・ホース「ヘッ…たまたまバクダンの被害が少なく済んだから良かったが、死に損ないが調子のんじゃねえぜッ」
ホル・ホース「おめーらの“予知の本”と“変身”とおれの“暗殺銃”の能力を合わせてジョースター達をブッ殺すんだ」
~オインゴボインゴブラザーズ~
創造の神“クヌム”のスタンドを持つオインゴと書物の神“トト”のスタンドを持つボインゴ
2人は過去に承太郎達を暗殺しようと企てたが、“予言の通り”に返り討ちにあった。
怪我の具合は思ったよりも軽く、病院でホル・ホースと出会い現在に至る。
ボインゴ「……」
ホル・ホース「それにしてもおまえの“スタンド”…噂では絶対に当たる予知能力というが本当なんだろうな?」
オインゴ「弟の予言は絶対だ」
ボインゴ「絶対です…」
ホル・ホース「そしたら次はなんの予言が見せてみろよ」
ボインゴ「つ…次の予言は…」
~予言の書~
『ぼくボインゴ!』
『隣がお兄ちゃん!』
『そしてこいつがホル・ホース!とっても意地悪でイヤなヤツ…』
ボインゴ「こ…これは……」
オインゴ「なんだとォォォ!?」
ホル・ホース「おい…?何騒いでんだ?」
オインゴ「ボ…ボインゴ…予言は絶対…だよな……」
ボインゴ「…う…うん…」
オインゴ「だけどこれはよォォォ…さすがに無理だぜ」
ホル・ホース「いいからオレにも見せやがれ!!」
ペラッ…
『ジョースター達を倒す…のは後回しだ。この3人が集まった時…それは“DIOへの反逆”の時…』
『さぁ!みんなで力を合わせてDIOを倒すぞーーーー!』
ホル・ホース「な…」
ホル・ホース「にゃんじゃああ~~~ッこれは!?」
ホル・ホース「ザけんなボインゴォォォ!!これが予知だと!?」
ホル・ホース「DIOに反逆!?そんな事するはずねえだろ!!!!」
オインゴ「だが…弟の予知は絶対だ」
オインゴ「この本に書かれたことは100パーセント起こるんだ。それを実際にオレたちブラザーズは体験してるぜ」
ホル・ホース「だが…ありえねーだろ…?」
ホル・ホース「DIOに…反逆なんて…自殺行為だ…」
ホル・ホース(あんな思い二度とするもんかッ!思い出すだけで冷や汗が止まんねえッ)ジワァ
オインゴ「だが…これがそのまんまだとは限らんぜホル・ホースよォ」
ボインゴ「そ…そ…そうです!」
オインゴ「承太郎が爆発するって予知も実際の所は承太郎に変装したオレが爆発するってオチだった」
ボインゴ「つ…つ…つまり…」
オインゴ「今回の予知も実際には違う意味でDIOに反逆をするって事かもしらねえんだ」
ホル・ホース「わ…分かった。とにかくその本通りに行動すりゃあいいって訳なんだろ…?」
ホル・ホース「次はなんて書いてあんだァ?」
『そのままDIOの館へいきーの』
『スタンバイーの』
『助太刀しーの!!』
ホル・ホース「やっぱりそうじゃあねーかッ」
オインゴ「だが、どうあがこうとこの予言どおり、オレたちはこうなるって事だ」
ボインゴ「……」
ホル・ホース「わ…分かった…とにかくこれはジョースター達を倒すためだ…一旦DIOの館に近づこう……そしたらまた予知が変わってるかもしれねえ」
オインゴ「おう」
ボインゴ(だけど……嫌な予感がする…)
《ホル・ホース一行はDIOの館に向かうべく、ホテルを出た後にタクシーに乗った》
《しかし、そのタクシーはあるべきシナリオを大きく変えるIFの選択だった…》
~to be continued~
今回はここまで
週2、3回更新で書いていきます
ご要望あれば書き込んでください
今週中に更新かけれそうなんでお待ちください
~DIOの館~
ペットショップ「………」
ホル・ホース「絶対にあの鳥を睨みつけるな…命が惜しければな…」
オインゴ「相変わらずすげえ殺気だ…」
ボインゴ「う…うう…」
オインゴ「吐くなよボインゴ」
ホル・ホース(あのクソ鳥とは面識がある…襲われる事はねえと思うが…恐ろしい生き物だぜ…)
ザッザッ
ホル・ホース「いいか…しっかりオレの後をついて来いよ。ケニー・Gの能力でこの館は迷路のようになってるからな」
オインゴ「知ってるぜそんな事…面識はある」
ホル・ホース「まあお前が勝てる相手じゃあねえな」
ボインゴ「な…なんだか寒気がヤバイです…」
ホル・ホース「当たり前ェだッ。あのDIO……様がいらっしゃるんだ。いつ殺されてもおかしくねえぞ…」
ボインゴ「ゴックン…」
ホル・ホース(ったく…それにしてもあの予言どおりに行動はしてるが…未だに信じらんねえぜ…オレがあのDIOを裏切るなんて…)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ホル・ホース「う…!」
ホル・ホース(こ…この殺気は…)
?「何をしているお前達…」
ホル・ホース達の背後にはいつの間にかDIOが立っていた
オインゴ・ボインゴ「ヒ…ヒィィィィィィッ!」
ホル・ホース「す…すみません…報告が一つありまして…」
DIO「そんな事を聞いてるんじゃあないホル・ホースよ…」
ホル・ホース「は…?」
DIO「ジョースター達を殺しに行かず、なぜここにいるか…その答えが欲しい」
DIO「二度目だ…ホル・ホース…分かってるな?」
ホル・ホース「く…!」
オインゴ(お…終わった…もうおしまいだ…)
ボインゴ「あうあうあうあうあう…」
ホル・ホース(ここでしくじれば殺される…!だが…ボインゴの予知は絶対………)
ホル・ホース(チクショォーーーッ。信じりゃあいいんだろッ!)
ホル・ホース「こ…ここにまもなくジョースター達がやってきます…なのでここで返り討ちにしようかと…」
DIO「ここに奴らが来るまでに殺せ…これは命令だ」
ホル・ホース「しかし…これはボインゴの予言通りなんですぜ?」
DIO「……ほォ…」
ホル・ホース「DIO様の館で返り討ちにせよ…さすればジョースター達を一網打尽…そう書いてあったんですが…?」
DIO「見せろ」
ホル・ホース「え!!」
DIO「見せろと言っているのだ。その本を」
ボインゴ「……」アワアワ
オインゴ(ボインゴが泡吹いて気絶しやがった…!!!)
オインゴ(無敵のオインゴボインゴブラザーズもここまでだぜぇ…)
ホル・ホース「し…信じてくださらないんですか…?」
DIO「言葉ではなくこの目で見たいだけだ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ホル・ホース「わ…分かりました…」
ホル・ホース(もうしらねぇッ!どうにでもなりやがれッ!)
ホル・ホースは気絶したボインゴから本を奪い、そのままDIOに本を渡した
ペラッ
ドドドドドドドドドドドド
ホル・ホース「…………」ジワァ…
オインゴ(終わったァーーーーー!)
DIO「……“ポルナレフはホル・ホースの弾丸によって撃たれる”…“オインゴボインゴの活躍によりジョースター達は困惑する”……確かにお前の言う通りのようだホル・ホース…」
ホル・ホース「え…?」
オインゴ(ま…まさか…!)
オインゴ(DIOに渡す直前で本が更新されたんだ…!新たな予知ッ!奇跡的にそれ以前の予知をDIOは見ていないッ!)
オインゴ(まだオレ達には運がツイてる…!)
DIO「ホル・ホースよ…もし…次にお前に出会った時はジョースター達を倒した時と願っているぞ」
そう言うとDIOは突然ホル・ホース達の目の前から消えた
そしていつの間にか気絶したボインゴの上に本が置いてあった
まるで手品や魔術のようだった
オインゴ「た…助かった……おいボインゴッ。助かったぞッ!」ワサワサ
ボインゴ「……な…なにが…おこっ…起こったんですか…?」
ホル・ホース「まだ神様はオレ達の味方って事だ。こうなったらやるしかねえ」
ホル・ホース「DIOを殺す…!」
オインゴ「ああ…」
ボインゴ「うぅ…怖い…2人の顔…」
《なんとか九死に一生を得たホル・ホース達。だが、まだ予言は始まったばかり》
《ここからDIOを倒す…その目的を達成するまで緊張の糸が切れる事はない》
《その糸が切れるまではホル・ホース達の計画は終わる事がないのだ》
~to be continued~
今回 はここまでです
また更新します
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