P｢…｣

ﾋｭｳｳｳ…



みりあ｢プロデューサー！｣

P｢んおお、どうしたみりあ？｣

みりあ｢プロデューサーとお話したいなーって！｣

P｢…そっか｣

みりあ｢いーい？｣

P｢いいよ、下行こうか｣

みりあ｢ううん！ここがいい！｣

P｢ここで？｣

みりあ｢うん！そのー…笑わない？｣

P｢笑わない｣

みりあ｢夕焼けを見ながら話すといい感じになるんだって！｣

P｢…莉嘉だな？｣

みりあ｢えへへー正解！｣

P｢んじゃ、見ながら話そうか｣

みりあ｢うん！｣

みりあ｢プロデューサーは何してたの？｣

P｢うん？｣

みりあ｢さっきぼーっとしてたよ？｣

P｢ああ…ちょっと考え事｣

みりあ｢なになにー？｣ﾜｸﾜｸ

P｢笑わない？｣

みりあ｢笑わないっ！｣


P｢なら…みりあ達が大きくなったらどうなるのかなって｣

みりあ｢大きくなったら？｣

P｢うん、その時はまだアイドルやってるのか…それとも普通の学生になるか…それかお嫁さんになるか…な｣

みりあ｢うーん…｣

P｢分かるか？｣

みりあ｢…分かんないっ！｣

P｢はは、だよな｣

みりあ｢プロデューサーは分かってた？｣

P｢ちっちゃい頃か？｣

みりあ｢うん！｣

P｢俺も分かんなかったな～｣

みりあ｢お揃いだね♪｣

P｢お揃いだな｣

みりあ｢でもそっか～…いつかオトナになるんだよね｣

P｢だな｣

みりあ｢ずーっとこのままじゃ…ないもんね｣

P｢うん｣


みりあ｢…寂しいなあ｣


P｢…寂しいか｣

みりあ｢うん…｣

P｢…みりあはオトナだな｣

みりあ｢えっ？｣

P｢俺が子供の時なんてさ、オトナになったらもっと色々できる！しか考えてなかったぞ｣

みりあ｢それはみりあも考えるよ♪大きくなったらね～いーっぱい夜まで遊ぶんだ～♪｣

P｢ははは、誰とだ？｣

みりあ｢莉嘉ちゃんでしょー？美嘉ちゃんもだしー千枝ちゃん桃華ちゃんありすちゃん仁奈ちゃん薫ちゃん…もっといーっぱい！｣

P｢楽しそうだな｣

みりあ｢もちろんプロデューサーも！｣

P｢俺も？｣

みりあ｢うん！プロデューサーとね？お酒飲みたい！｣

P｢お酒か～俺は苦手だからちょこっとだけな｣

みりあ｢そうなの？｣

P｢うん、味があんまりな｣

みりあ｢そっかー…｣

P｢それに…｣

みりあ｢？｣

P｢ジュースなら今からでも一緒に飲めるぞ｣

みりあ｢たしかに！｣

P｢ふふっ、だろ？｣

みりあ｢ジュースの方がいいかもね♪｣

P｢今度ジュースで乾杯しような｣

みりあ｢うん！｣

P｢みりあの将来の夢ってなんだ？｣

みりあ｢トップアイドル！｣


P｢…達成したら｣

みりあ｢えーそれは考えてないよー！｣

P｢なら今から考えよう｣

みりあ｢うーん…｣


P｢…｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みりあ｢ん…えへへー…｣

P｢そんな難しく考えなくていいぞ？｣


みりあ｢…決まった！｣

P｢なんだ？｣

みりあ｢色々考えたんだけど～…｣

P｢けど？｣

みりあ｢やっぱりプロデューサーのお嫁さんがいい！｣

P｢…ふふ｣

みりあ｢もー！笑わないでよー！｣

P｢ごめんな｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みりあ｢本気だもん！｣

P｢なら俺も本気にしちゃうぞ？｣

みりあ｢いいの！？｣

P｢うん、約束だ｣ｽｯ

みりあ｢やったー！｣


｢ゆーびきーりげーんまんうっそついたらはりせんぼんのーます！ゆびきった！｣


P｢…いつになるかは分からないけど｣

みりあ｢いいよっ♪ずーっと待ってるから！｣



P｢…好きだよみりあ｣ﾁｭｯ

みりあ｢えへへ、大好きだよプロデューサー♪｣ﾁｭｯ

P｢…さ、暗くなってきたし帰ろう｣ｷﾞｭｯ

みりあ｢うん！｣ｷﾞｭｯ