希美「そういえばただしくん。ガンナムはまだやってるの?」 (68)

道「あ、うん。やってるよ。というか割とハマってるかな、ヒマな時間は結構やってる」

希美「そっか、良かった。実は私もあのゲームやってるんだけど……」

道「ああ、そうだったんだね。……あ、じゃあさ、今度二人で固定やってみない?」

希美「あ……うん、いいよ。やろっか」


※PRETTY×C∧TIONのネタバレを含むので注意してください。
 ゲーム設定は初期のもののはずです。(作者が間違って触っていなければ)
 希美ルートで男女交際し始め、オタバレした後の話です。
 原作ではエクバなんですが、そっちは詳しくないんでフルブで置き換えてます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501201658

その日の夜


道「準備オッケー、っと」

チェイン(希美「それじゃ通話するね」)

道(通話繋いで……)

道「こんばんは、希美ちゃん」

希美「うん、こんばんは。えーっと、プレマとランクマどっちに行く?」

道「とりあえずはランクマでいいんじゃないかな?」

希美「オッケー、それじゃそうするね」

道「希美ちゃんなに使う?」

希美「あ、じゃあ私ユニ使っていい?」

道「ユニだね、わかった。だったら……僕はデルタに乗ろうかな」

希美「ふふっ、原作コンビね」

道「そうだね。よし、よろしく」

希美「うん、よろしくね」

マッチング待ち


希美「なにが来るかなぁ」

道「どうだろうね?」

希美「あんまりツライのが来なければいいんだけど」

対フルクロス・ハンブラビ


希美「フルクロスかぁ……」

道「これは両開放してくるかな?」

希美「多分。なんとか耐えなくちゃ」

両開放で攻めてくる
(ユニ700 デルタ600 フルクロス600 ハンブラビ580)


希美「あー、やっぱり」

道「なんとか早めにマント剥げればいいんだけど」

希美「そうだね……」


※耐久については正しい推移をさせる自信がなかったので勝手+近くてきりのいい数値をつけています。
 概ねそれくらいなのだと思って見て頂けると幸いです。

ユニ側1ダウン取られるが、デルタの射撃で起き攻めはうやむやになる
(ユニ520 デルタ600 フルクロス600 ハンブラビ580)


希美「ありがとう」

道「うん」

希美「早く両開放終わってくれないかなぁ」

道「そろそろ半分切ってるんじゃない?」

押され気味ながらなんとか試合を壊されることなく両開放を凌ぎきる
(ユニ380 デルタ460 フルクロス600 ハンブラビ490)


道「開放切れたみたいだよ」

希美「オッケー」

NTDたまる
(ユニ380 デルタ460 フルクロス600 ハンブラビ490)


希美「よし、たまった。それじゃNTD行くね」

道「わかった」

希美「攻めるのは……まあハンブラビの方かな」

マント剥げる
(ユニ380 デルタ460 フルクロス600 ハンブラビ490)


モッテクレ,フルクロス!

道「マント剥げたよー」

希美「ナイスナイス!これでやっとまともに相手できるわね」

NTDユニがロック取ってデルタがダメ取る形になる
(ユニ290 デルタ460 フルクロス390 ハンブラビ340)


希美「ありがとう!」

道「これで状況的には五分くらいかな?」

希美「そうだね、だいたい」

NTDが終わり、その後に2回目の両開放が来る
(ユニ290 デルタ460 フルクロス390 ハンブラビ340)


希美「両開放来たよ!」

道「わかった!」

希美「マントは剥げてるし、さっきよりは楽なはずだけど……」

1度は迎撃成功するものの、またユニがダウンもらう
起き攻めは再びデルタのフォローでうやむやになる
(ユニ110 デルタ460 フルクロス200 ハンブラビ270)


希美「ありがとう、助かったー」

道「両開放はもうちょっと残ってるかな?」

希美「そうだと思う。今ので覚醒はたまったけど……できれば使わずに残り時間凌ぎたいなぁ」

幸いその後はデルタがちょっと引っかかったたくらいで両開放が終わり、NTDがたまる
(ユニ110 デルタ360 フルクロス200 ハンブラビ270)


希美「NTD来た。荒らしてくるね」

道「うん」

希美「フルクロス放置してハンブラビを先落ちさせられれば一番だけど、どうなるかな」

ブラビの耐久が少々危なくなってきたためかフルクロスがロック取りに来たので落とす
(ユニ110 デルタ360 フルクロス1落ち600 ハンブラビ150)


希美「ごめん、フルクロス落とした!」

道「オッケー。まあNTD中だし、むしろこのタイミングで良かったんじゃない?」

マント両開放覚醒がデルタに来たのでデルタは逃げる
NTDがフルクロスに闇討ちを狙ったところロックが来てお見合いになり、そこをハンブラビに取られて落ちる
(ユニ1落ち700 デルタ360 フルクロス1落ち600 ハンブラビ150)


希美「あー、しまった。覚醒使いたかったなぁ」

道「えーと、希美ちゃんの復帰位置は……」

希美「ただしくん、耐久は?」

道「363」

希美「オッケー。少し微妙だけど……だったらこっちに来るかな?」

フルクロスがユニ側に突っ込んできたので覚醒吐いて応戦、デルタもフルクロスのロックを取りに行く
その結果、デルタが取られつつもこの両開放はそこそこの結果で切り抜ける
(ユニ1落ち700 デルタ180 フルクロス1落ち600 ハンブラビ150)


希美「良かった、とりあえずは安心かな」

道「そうだね。さて、これで覚醒はあるけど……両開放のために取っておけるだけ取っておこうかなぁ」

その後の射撃戦でマント剥げる
(ユニ1落ち570 デルタ180 フルクロス1落ち600 ハンブラビ150)


希美「マント剥げたよ!」

道「ナイス、希美ちゃん!」

希美「ここで剥げたのは大きいわね」

NTDたまる
(ユニ1落ち570 デルタ180 フルクロス1落ち450 ハンブラビ150)


希美「NTD行くよー」

道「了解」

フルクロにコンボが入ったのでブラビが覚醒吐いてカット狙いからロック取りに来る
覚醒終了後に思いっきり突っ込んできたブラビを落とす
NTD終了後に相手の両開放
(ユニ1落ち440 デルタ180 フルクロス1落ち250 ハンブラビ1落ち290)


希美「これを凌げば勝ちかな?」

道「そうだね、多分」

両開放がユニに来たのでデルタがロックを取りに行く
その後にたまった覚醒でフルクロ、ブラビ共にユニを追う
しかしデルタも覚醒してロックを取り、ユニが落ちるまでには至らない
デルタが覚醒終了後に落ちる
(ユニ1落ち200 デルタ1落ち300 フルクロス1落ち90 ハンブラビ1落ち130)


希美「流石にそろそろ両開放切れるよね?」

道「そのはずだけど……」

希美「これが終われば……早く終わって」

開放終わり
(ユニ1落ち200 デルタ1落ち210 フルクロス1落ち90 ハンブラビ1落ち130)


希美「あ、終わったみたい」

道「よし、これで勝ったかな?希美ちゃん、覚醒はある?」

希美「うん、たまってるよ。ただしくんは?」

道「僕もある。じゃあどっち攻めようか?」

希美「うぅん、だったらフルクロスの方で」

道「オッケー」

2機で覚醒ぶつけフルクロス落として勝ち
(ユニ1落ち200 デルタ1落ち210 フルクロス2落ち ハンブラビ1落ち130)


希美「ありがとう」

道「ありがとう」

希美「ごめんね。今の試合は両開放でかなり押されてたから、フォローしてくれて助かったー」

道「こっちこそごめん、僕、後半ロック取り損なってたから。
希美ちゃんが耐えてくれて良かった、ありがとう」

その後は時に負け


希美「今の引っかかるの!?軸外したじゃない!?」

道「マズイ、なんとかロック取らなきゃ……」

希美「ごめん……」

道「いや、ごめん……。今のは僕、相手を止め損なった……」

希美「ううん、私がダメージ受けすぎたのが……次は勝ちたいね」

道「そうだね」

時に勝ち


道「敵相方落としたよー!」

希美「オッケー!それじゃ、フルコンいっちゃうね!」

希美「うん、ありがとう」

道「ありがとう」

希美「ありがとう、ただしくん。どんどんダウン取ってくれるから、おかげですごく動きやすかったー」

道「いや、僕の方こそありがとう。今の完全に希美ちゃんが無双してたからね。後ろで見てて気持ちよかったよ」

いつの間にかいい時間に


道「……あれ」

道(あー、もうこんな時間か。学校もあるし、そろそろやめておいた方がいいかな?)

道「希美ちゃん、今回はこれくらいにしておかない?」

希美「え?……ああ、もうこんな時間なんだ。そうだね、終わろっか」

希美「やっぱりこうやって話しながら固定すると楽しいね」

道「そうだね。僕、完全に時間を忘れてたよ」

希美「ふふっ、私も。ねぇ、明日も……ああ、もう今日か。
今日も学校から帰ったらやらない?」

道「うん。むしろこっちからお願いしたいくらいだよ」

希美「オッケー。じゃあまた明日ね」

道「また明日。それじゃあおやすみ、希美ちゃん」

希美「おやすみ、ただしくん」

次の日の学校


希美「ただしくん、今夜は何かやらなきゃいけないこととかある?」

道「ううん、特にはないよ」

希美「だったら昨日と同じくらいの時間からで大丈夫かな?」

道「大丈夫。じゃあそれくらいの時間に連絡しあう?」

希美「そうだね、用意できたら伝えるね」

学校から帰って夜


道(通話して、っと)

道「こんばんは、希美ちゃん」

希美「こんばんは。今日もランクマでいい?」

道「ああ、うん。いいよ」

道「機体はどうしようか?」

希美「ただしくんは使いたい機体ある?」

道「そうだね、じゃあ昨日は2000だったし……。Ξ乗っていい?」

希美「いいよ。それじゃ、私はクシャ使うね」

道「オッケー、よろしく」

希美「よろしくね」

マッチング待ちの雑談


希美「そういえばただしくん。マキブオンの方はやってるの?」

道「ああ、うん。やってるよ。ゲーセンに行ったらちょくちょくシャッフルで遊んでる。希美ちゃんは?」

希美「私もやってるよ。けど、そっか。ただしくんもやってるのか。
……じゃあさ、今度はマキブオンの方でも固定やってみない?
ヒマな日に一緒にゲーセンに出かけて。どうかな?」

道「いいね。それじゃ近いうちに行こうよ」

希美「うん、約束ね」

対クアンタ・ブルーフレーム


道「クアンタ、ブルーフレームか」

希美「とりあえず荒らされないようにしなくちゃね」

道「そうだね、気をつけよう」

クアンタからはダメージを取るものの、その後にクシャがブルーフレームからブメ始動格CS受ける
(Ξ680 クシャ410 クアンタ430 ブルーフレーム600)


希美「あっ、ごめん!ブメ格CSもらっちゃった!」

道「どんまい、まあ向こうも狙ってくるわけだし。しょうがないよ」

希美「これだけで200くらい減るのよね……。しまったなぁ、もう少し見ておけば……」

シルビが来たものの隙があったので、ミノクラ発動して逃げる
(Ξ680 クシャ410 クアンタ350 ブルーフレーム600)


道「ミノクラ行くよー」

希美「オッケー」

道「とりあえずこのシルビをなんとかしなきゃ」

結局シルビは無難に捌き、その後のミノクラ中はそこそこ有利にゲームを進める
(Ξ560 クシャ410 クアンタ180 ブルーフレーム520)


道「ミノクラ終わりそうだから、一旦下がるね」

希美「わかった」

クソッ!

道「終わった。よし、それじゃ前に戻るよ」

希美「うん」

少しダメージ交換した後シルビ絡めてラインを上げられ、Ξがブルーフレームからダウンを取られる
そしてそれを起点に端に追い込まれる
(Ξ290 クシャ410 クアンタ180 ブルーフレーム440)


道「あー、ごめん、ライン下がっちゃったなぁ。マズイかも」

希美「どこかで中央に出たいね」

道「そうだね……」

なんとかその後にクアンタからダウンを取って仕切り直しに成功する
(Ξ290 クシャ410 クアンタ30 ブルーフレーム440)


道「希美ちゃん、ナイス!」

希美「うん、当たって良かったー」

道「よし、今のうちに中央へ戻ろう」

クアンタが覚醒してクシャを追いに来る
クアンタのロックはΞが取るものの、そこでブルーフレームに取られる
(Ξ140 クシャ410 クアンタ30 ブルーフレーム440)


希美「とりあえず私は逃げられそうだよ」

道「オッケー。覚醒はたまったけど……もうすぐミノクラだし、そこに合わせようかな」

その後ミノクラ発動してから覚醒を使うタイミングを見計らっているうちにクアンタが落ちる
(Ξ140 クシャ340 クアンタ1落ち600 ブルーフレーム440)


コタエテクレ!オマエタチノモクテキハ…

道「……あ、クアンタ落ちた。えっと、ブルーフレームはまだ結構残ってるよね」

希美「そうだね、400くらいじゃないかな?」

道「よし、じゃあ覚醒はクアンタにぶつけよう」

復帰してきたクアンタに覚醒をぶつけるが、ブルーフレームが来たので仕方なくダウンさせる
しかし幸いなことにその後クシャがクアンタを取れた
(Ξ140 クシャ340 クアンタ1落ち430 ブルーフレーム260)


道「ありがとう!良かった、クアンタ取ってくれて」

希美「ただしくんが動かしてくれたからね」

ミノクラ終了、クシャの耐久がまずくなってきたのでとりあえず落ちに行く
(Ξ140 クシャ190 クアンタ1落ち430 ブルーフレーム260)


希美「あ、ごめん食らっちゃった!残り187、覚醒はあるよ」

道「オッケー。それじゃ、そろそろ落ちてくるよ」

希美「うん。なら私は逃げてるね」

しかしここでクアンタがシルビでクシャを攻めてくる
それはΞが止めたものの、そこからブルーフレームがクシャに覚醒をぶつけてきた
(Ξ140 クシャ190 クアンタ1落ち430 ブルーフレーム260)


希美「あー……これは覚醒使うね」

道「了解。そういえばクアンタ見てるけど、むしろ僕落ちた方がいい?」

希美「えっと……ううん、できれば落ちないでくれる?一応ここは逃げ切れると思うから」

道「オッケー」

クシャが覚醒を使って逃げ、なんとかΞが落ちて問題なさそうな状況を作り出した
(Ξ140 クシャ190 クアンタ1落ち430 ブルーフレーム260)


道「よし、今度こそ落ちてくるよ」

希美「うん」

Ξが落ちる
(Ξ1落ち680 クシャ190 クアンタ1落ち430 ブルーフレーム260)


道「落ちたよー」

希美「オッケー。あ、そうだ、一落ち直後はひょっとしたら覚醒ないかも」

道「わかった」

希美「187で使ったから、たまるのは間違いないと思うけど……」

ちょこちょこダメージ交換しながら時間は経ち、ミノクラがたまる
(Ξ1落ち500 クシャ120 クアンタ1落ち430 ブルーフレーム130)


道「ミノクラたまった、行ってくるよ」

希美「うん、行ってらっしゃい。……あ。ふふっ」

道「ん?どうしたの?」

希美「ううん。今の会話、ちょっと新婚さんみたいだったなって」

道「あはは。確かにそうだね」

シルビ張ってライン上げてきたクアをΞが取ったところ、ブルーフレームが起き攻めを止めに来たので対応
この間にクア逃げる、クシャはクア見てたものの取るまでは行かない
(Ξ1落ち500 クシャ120 クアンタ1落ち230 ブルーフレーム130)


道「あー、上手く止められちゃったな……」

希美「ごめん、クアンタ取れない!」

道「しょうがないよ、気にしないで。というかごめん、なんとかクアンタ行ければ良かったんだけど」

ミノクラ終了
(Ξ1落ち500 クシャ120 クアンタ1落ち230 ブルーフレーム130)


道「ミノクラ終わったよー」

希美「オッケー」

道「うぅん、できればクアンタに覚醒使わせるところまでいきたかったなぁ……」

クアンタが対Ξ着地保護に使ったロックオンが直撃してクシャが落ちる
(Ξ1落ち500 クシャ1落ち300 クアンタ1落ち230 ブルーフレーム130)


希美「えっ!?あ、ロックオン!?ごめん、落ちた!」

道「あ、僕狙いのヤツに引っかかったのか……。な、なんかごめん」

希美「ううん、こっちこそごめんね。うぅ、切り替えていくしかないかな……。ただしくん、耐久はどれくらい?」

道「495、覚醒は今のでたまったよ」

希美「そっか、じゃあ多分私の方へ来るよね。気をつけなくちゃ」

クシャの復帰位置が酷い
(Ξ1落ち500 クシャ1落ち300 クアンタ1落ち230 ブルーフレーム130)


希美「えっと、復帰位置は……えっ!?ここ!?」

道「あ、敵を挟んで向こう側か、マズイ!」

希美「覚醒は……ごめん、たまってない!」

道「オッケー。どうにか早めに合流しなきゃ……」

クシャがダブロで追われたので、Ξが覚醒を使って合流しにいく
クアンタはクシャが横サブを引っかけそこにΞが追撃してダウンさせたものの、ブルーフレームに取られる
クシャに起き攻めを仕掛ける構えを見せたブルーフレームをΞが落とす
(Ξ1落ち500 クシャ1落ち140 クアンタ1落ち70 ブルーフレーム1落ち300)


希美「ごめん、助かった!」

道「とりあえずこれで負けないで良かった。でも覚醒使っちゃったなぁ……ブルーフレーム多分覚醒あるよね?確か耐久半分くらいで覚醒使ってたから」

希美「うん、あると思う。私もこれで覚醒はたまったけど……」

ブルーフレームが覚醒をぶつけてきたので、クシャは覚醒使って逃げる
(Ξ1落ち500 クシャ1落ち140 クアンタ1落ち70 ブルーフレーム1落ち300)


道「あー、やっぱりブルーフレーム覚醒あったかぁ……」

希美「これは、覚醒使うしかないかな……」

クアンタも覚醒してクシャを狙いに来る
これはΞが量子化させたが、そこでブルーフレームがロックを取りに来る
(Ξ1落ち500 クシャ1落ち140 クアンタ1落ち70 ブルーフレーム1落ち300)


道「これは対応しないと取られるか、ごめん!クアンタそっち行く!」

希美「ううん!量子化させてくれただけでも十分だよ!」

クアンタが量子化終了からBD格で突っ込んで来たのでクシャが盾で防ぐ
(Ξ1落ち500 クシャ1落ち140 クアンタ1落ち70 ブルーフレーム1落ち300)


希美「BD格でしょ!?BD格よね!?……ほら!やっぱり!」

道「おおー!」

そして後ろフワからのメイン横サブの横サブが引っかかって勝ち
(Ξ1落ち500 クシャ1落ち140 クアンタ2落ち ブルーフレーム1落ち300)


希美「やったぁ!良かったー、ありがとう!」

道「ありがとう!いや、ほんとにありがとう。
さっきもそうだけど、僕、肝心な場面でひたすらブルーフレームに止められてたから。
勝てたのは完全に希美ちゃんのおかげだよ、ありがとう」

希美「あ、ううん、こっちはごめん、ダメージ受けすぎちゃって。
おかげで最初から最後まで下がりっぱなしで、ただしくんにかなり負担かけてたよね。
なんとかしてくれてほんと助かったよー、ありがとう!」

その後は時に負け


道「しまった、打ち上げられた!」

希美「あっ、ごめん!落とされちゃった!」

道「ごめん……」

希美「うぅ……ごめんね。私が先落ちしたから……」

道「いや、今のは僕が簡単にダウン取られすぎたのが良くなかった。
そっちにダブロ行っちゃったから先落ちはむしろ僕のせいだ、ごめん……」

希美「ううん。被弾したのはまだ耐えられる場面だったし、もう少し私が頑張ってれば……」

道「あー、今度はちゃんとしなきゃ。次は頑張ろう」

希美「うん。私も頑張る」

時に勝ち


道「ナイスナイス!」

希美「うん、任せて!」

道「……あれ、いつの間にかすごく相手の耐久減ってる」

道「ありがとう」

希美「ありがとう」

道「あはは、今の試合、希美ちゃんすごい勢いで攻撃引っかけてたね。おかげで助かったよ、ありがとう」

希美「ううん、ただしくんが上手くロック取ったり動かしたりしてくれてたから。
おかげでのびのびサブ特射狙えたからすっごく楽しかったー」

そして再びいい時間に


希美「あー……ダメかぁ。ごめんね」

道「こっちこそごめん……あれ」

道(あ、もう大分遅い時間だ。そろそろ寝ないと学校がツライかな?
僕だけならいいけど、希美ちゃんもつきあわせてるし……)

道「希美ちゃん」

希美「うん?なに、ただしくん?」

道(えっと……けど希美ちゃんの性格を考えると、負けたままやめるのはよくないかな?だったら……)

道「今夜はそろそろ終わりにしておかない?」

希美「終わり?……ああそっか、もうこんなに時間経ってたんだ。
うぅん、そうだね、確かにそろそろ終わった方がいいかぁ……」

道「うん、もう大分遅い時間だしね。……だからさ、次勝ったら終わりにする、とかどうかな?」

希美「あ……うん。それいいね。それじゃ、そうしよう」

その後に勝って


希美「ありがとう」

道「ありがとう」

希美「それじゃ、これで終わりだね。おつかれさま」

道「うん、おつかれさま」

希美「ありがとう、ただしくん。勝つまでやろうって言ってくれて。
あのまま負けたままじゃ気が済まないところだったよー」

道「そうだね、僕もよくわかるよ。やっぱり最後に負けて終わるのは悔しいもんね」

希美「うん、そうだよね!……あ、そうだ。
じゃあさ、これから固定する時も同じようにしない?
終わる時は最後に1回勝つまでやってからやめる感じ。どうかな?」

道「いいね。それじゃ、今度からはそうしよう」

希美「うん、決まりね」

希美「ふふっ」

道「ん?なにかあったの?」

希美「ううん、そうじゃないよ。ただ、すっごく楽しくて。
こうやって一緒にゲームして、一緒に決め事を作って、ってそういうのを一緒にできるのがほんとに楽しいの」

希美「……ねえ、ただしくん。私、幸せだよ。
初めて付き合いたいと思えるほど好きな人が出来て、
その人とお付き合い出来て……。
その好きな人が、こうして一緒にゲームをしてくれて」

道「……うん、僕も。こうやって好きな相手と一緒に同じゲームが出来て、すごく楽しくて、すごく幸せだ」

希美「えへへ……ただしくん」

道「うん?」

希美「大好きだよ」


終わり

これで終わりです。読んでくださった方、本当にありがとうございました。

またここで「SSを書くための資料にしたいから固定につきあって」などという俺のふざけたお願いに応じ、わざわざ埃を被っていたPS3を半年ぶりに引っ張り出してきてくれた固定相方に心より感謝の意を表したいと思います。
本当にありがとう。

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