未央「なんで駄目なのさ、あーちゃん!」
茜「そうですよ!こうも暑いと水が気持ちいいですよ!」
藍子「確かにそうですけど、駄目なものは駄目なんです!」
未央「なんで!」
藍子「そんな際どい水着着れるわけないじゃないですか!」
茜「藍子ちゃん!これは未央ちゃんが冗談で選んだ水着で!」
藍子「ほぼ紐ですよ未央ちゃん!?」
未央「いやー、なんか見つけちゃったからつい」
藍子「つい、でこんなもの着させようとしないでください!」
未央「あーちゃんの恥じらう顔が見えると思ったのに」
茜「さすがにこれは未央ちゃんを擁護できません!」
未央「でも気持ちは?」
茜「とても理解できます!」
藍子「心が歪んでるよ、二人とも」
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未央「冗談はさておいて、実際にはどうなの?」
藍子「何がですか?」
未央「海とかプール行きたくない?」
藍子「それはもちろん行きたいですよ」
茜「では、行きましょう!!」
藍子「でも、オフとかそうそう重ならないし」
未央「そこはね、合法的に行っちゃえばいいんだよ!」
藍子「?」
茜「?」
未央「プロデューサーに海とかの仕事を取ってもらって行く!」
茜「おおー!!」
未央「それなら三人とも行けるし、遊べるよ!」
茜「いいですねいいですね!」
藍子「プロデューサーさんの負担になるだけじゃ……」
未央「でもそれでオッケーもらえたらどうよ」
藍子「……悪く、ありませんね」
茜「では、さっそくプロデューサーに直談判しに行きましょう!」
未央「オー!!!」
---------
数週間後
茜「水着だー!!!」
藍子「さっ、撮影だー!」
未央「山じゃん!?!?!?」
藍子「あはは……」
未央「想像してたのと違うよ!?海じゃないじゃん!?」
茜「未央ちゃん!山ですよ!」
未央「わかってるよ!?」
茜「登りましょう!」
未央「登るかぁ!」
藍子「海は駄目でしたけど、山を流れる川岸での撮影になりましたし、一応は、ね?」
未央「ぐぬぬ。なんか違うんだよ……」
茜「でも空気が美味しいです!」
藍子「景色も良いですし、海とは違う風情がありますよ」
未央「未央ちゃんの気分は完全に海だったのに……。ま、仕方ないか」
藍子「それにですね」
茜「なんとぉ!近くにキャンプ場もありますよ!」
未央「ん?ってことはつまり?」
茜「バーベキューにカレーです!」
藍子「大自然を堪能しようっていうのが目的なんです」
未央「私何も聞いてないけど!?」
茜「未央ちゃんはお仕事で忙しかったのでドッキリです!!」
未央「はっ!?」
藍子「あと、撮影って動画ですよ」
未央「へっ!?」
茜「カメラも回ってますよ!」
未央「なんでっ!?」
藍子「ライブDVDの特典映像としてつけるそうで」
茜「今の未央ちゃんの驚いた顔も購入した人は見てますよ!」
未央「待って!?」
藍子「記念に一枚……ぱしゃり」
未央「あーちゃん!?」
---------
未央「しっかりと確認しなかった私も悪いけどさ……。ドッキリはやめようよ……」
茜「未央ちゃんが驚いている姿、とっても可愛かったですよ!」
未央「あぁー……。あれが全国にばらまかれるのか……」
藍子「まあまあ、未央ちゃん。あとで私が撮った写真あげますから」
未央「どこに間抜け面さらした自分の写真を欲しがる人がいるのさ……」
茜「藍子ちゃん、今度三枚ください!」
藍子「はいっ!」
未央「取引もしないで!?」
茜「未央ちゃん、せっかくの撮影なので楽しみましょう!」
未央「到着して数分でもう疲れたんだけど……」
茜「全部計画通りに進んでいます!」
未央「計画通りでも茜ちんが考えた計画じゃないのはわかるぞー?」
藍子「あはは。考えたのはプロデューサーさんですからね」
未央「あの野郎!」
藍子「今はカメラ回ってませんけどその言葉遣いはアウトですよ?」
未央「……んで、このあとのスケジュール教えて?私何も知らないんだけど」
茜「まずはですね!ご飯ですよ!」
未央「撮影に来て最初にご飯なのか……」
藍子「お昼時ですし、料理するところを撮るそうで」
未央「そうだった……。映像だったんだ……」
茜「お昼ご飯にカレーを作りますよ!」
未央「なんか、いつもカレー作ってない?」
藍子「キャンプといえばカレーですよ?」
茜「そうですよ!カレーはどこで食べても美味しいんです!」
未央「まあ、嫌いじゃないからいいけどね」
藍子「それでは、さっそく作りましょう」
茜「私も料理を少しずつ覚えてますからね!頑張ります!」
---------
未央「茜ちん!じゃがいもがえぐれてる!最初は包丁じゃなくてピーラー使って!」
茜「気合いでなんとかします!」
藍子「未央ちゃーん。お水の量はこれくらいでいいですかー?」
未央「気合いでなんともならないからね!?……あーちゃん、もうちょっと増やそうか」
藍子「はいっ!」
茜「お肉を入れます!」
未央「まず野菜!!」
---------
藍子「できましたー」
茜「できました!」
未央「疲れた!」
茜「一緒に料理するのって楽しいですねー!」
藍子「はいっ。ただ未央ちゃんには負担になっちゃったかな?」
未央「いいよいいよ。私でよければこき使って……。なんか今回の撮影はそんな役回りな気がするから」
藍子「未央ちゃん……」
茜「では、食べましょうか!」
未央「うん。そうしよ」
「「「いただきます!」」」
茜「うーん!美味しいですね!」
藍子「外で食べるカレーって新鮮な感じで美味しいですよね」
未央「うん。これが平和なキャンプだったら最高だったよ」
茜「未央ちゃん未央ちゃん!」
未央「ん?」
茜「私のカレー、じゃがいもがないです!」
藍子「茜ちゃんもですか?私のもないです」
未央「……そっか」
茜「入れ忘れたんでしょうか!」
藍子「未央ちゃんのは入ってますか?」
未央「ないよ?」
茜「では本当に……!」
未央「あのね、茜ちん」
茜「何でしょう!」
未央「あれだけえぐれて小さくなればじゃがいもは溶けるんだよ……」
藍子「あっ」
茜「そうなんですか!」
未央「だからね、カレーに入れるじゃがいもはちょっとだけ大きめに切るといいよ」
茜「はい!覚えておきますね!!」
未央「ま、その前に皮むき上達しないとね」
茜「はいっ!!」
「「「ごちそうさまでした!」」」
未央「さっ、ご飯も食べたし、片付けもしたし、これからどうするの?」
藍子「次はですねー」
茜「お待ちかねの水着に着替えて川に行きますよ!」
未央「おおー!ようやく!」
藍子「はいっ。それに動画なので好きに遊んでいいようで」
茜「つまり!自由時間です!!」
未央「いいねいいね!」
茜「さっさく着替えに行きましょう!」
未央「おおー!」
藍子「遊び道具もいっぱい用意してあるんですよ」
未央「いいねいいね!」
茜「プロデューサーが用意しました!」
未央「えっ……」
---------
未央「は!?」
茜「水鉄砲です!」
未央「それはわかるけどさ、私が聞いてるのはこのスイカなんだけど……」
藍子「立派なスイカですよね」
茜「夏といえば海!海といえばスイカ!ということでスイカを用意したそうです!」
未央「ここ山だよ!!!」
藍子「まあまあ未央ちゃん」
未央「石の上でスイカ割りをしろと!?それこそえぐれるわ!」
茜「美味しければ問題ないです!」
未央「それなら包丁使って夕食にでも食べようよ」
藍子「それはそれ用で用意してあるそうで……」
未央「無駄な計画性が憎い!」
茜「さあさ、未央ちゃん!遊びましょう!」
未央「えっ、なにその切り替え能力」
藍子「せっかく川に入れるのに叫んでばっかじゃ楽しくなりませんよ?」
未央「えっ、私が悪い感じ?どう考えてもプロデューサーじゃない?」
茜「天然の飛び込み台もあるそうですよ!」
未央「あっ、何も聞き入れてもらえない感じね。じゃあ飛び込み台に行こうか」
藍子「あまり高くなければいいけど……」
茜「藍子ちゃん!心頭滅却すれば火もまた涼しですよ!」
未央「盛大に用法間違ってるからね」
藍子「水に飛び込むんですから凍えちゃいますね」
未央「真面目に返さなくていいから」
茜「というわけでさっそく行きましょう!」
藍子「はいっ。あっ、じゃあ折角なのであれ、やりましょう」
未央「あれって?」
藍子「ジャンプして瞬間移動するやつですっ」
茜「いいですねぇ!」
未央「あれやるの?まあいいけど……」
藍子「では、せーのっ!」
ジャーンプ
着地
藍子「到着ですっ」
未央「だいぶ山奥って感じの景色になったね」
藍子「そうですねー。たくさん歩きましたから」
茜「わわわ!藍子ちゃん!設定が崩れましたよ!」
藍子「設定?」
未央「そういえばジャンプしてきたことになってるもんね」
藍子「あっ、そうでした」
茜「藍子ちゃんの天然が炸裂してます!」
藍子「そんなに天然でしょうか?」
未央「そうだと思うよ?」
茜「はい!そこが可愛いところでもあります!」
藍子「あはは。ありがとう、でいいのかな?」
茜「はい!!」
未央「さて、目的の飛び込み台に来たわけですが……」
茜「意外と高く感じますね!」
藍子「5メートルくらいでしょうか?」
未央「一回飛び込むまでは何気に怖いもんだよね」
茜「こういうのは気合いです!」
藍子「あながち間違いではないかも……」
未央「じゃあ茜ちん、まずは気合いで飛び込んでみよう!」
茜「わ、私ですか!?」
未央「そりゃ、ポジパの特攻隊長だからね」
藍子「あんまり無理はしない方が……」
茜「いえ!ふ、不肖日野茜!飛び込ませていただきます!」
未央「……………」
藍子「……………」
茜「……………」
未央「飛び込まんのかーい!」
茜「い、いえ!なかなかタイミングが図れず……」
藍子「茜ちゃん、大丈夫ですか?」
未央「……そうだ!じゃあこうしよう!」
茜「?」
藍子「何でしょう?」
未央「茜ちんが上手く飛べたら、あーちゃんがご褒美くれるよ!」
藍子「ええっ!?」
茜「ほんとですか!!!」
藍子「あの、未央ちゃん?」
未央「もしくは、今ここで応援してもらうか」
茜「ど、どちらかだけですか!?」
未央「そうそう。後で何かおねだりするか、今応援してもらうかの二択!」
藍子「あのー、私に権利はないんでしょうか……」
茜「……で、では後でご褒美を……!!!」
未央「そのためには、しっかりと飛び込まないとね」
藍子「はぁー。わかりました。何でもしますから……」
茜「行きますよ、藍子ちゃん!見ていてください!!ボンバー!!!」
バシャーン
未央「おおー!華麗な飛び込み!」
茜「……見てましたか!藍子ちゃん!」
藍子「はいっ。見ましたよ!」
茜「どうでしたか!」
藍子「凄かったですよ、茜ちゃん」
茜「やりました!」
未央「さて、次はあーちゃん行ってみよう!」
藍子「……未央ちゃん」
未央「な、なに?」
藍子「未央ちゃんが行ってもいいんですよ?」
未央「えっ。いやぁ、順番的に未央ちゃんは最後かなーって」
藍子「まさか、怖いなんてことでは?」
未央「そ、そんなことないよ!?」
藍子「そうでしょうか?」
未央「そうそう。未央ちゃんに怖いものなんてなーい!」
藍子「じゃあ、どうぞっ」
未央「あっ……。はい……」
藍子「頑張ってくれたら後でご褒美があるそうですよ?」
未央「魔性のあーちゃんになってる!?」
藍子「ふふっ。ちょっとした演技です!」
未央「うー。でも頑張ればあーちゃんが何でもしてくれるっていうし」
藍子「言ってませんけど」
未央「この前お店で見たような過激な水着に着替えてくれるかもしれないし」
藍子「絶対に着ませんよ!?」
未央「そのために、未央ちゃんは頑張るのだ!」
藍子「私にも拒否権を要求しますからね」
未央「行くぞーっ!とうっ!!」
バシャーン
藍子「……ほんとに飛んじゃった」
茜「未央ちゃん!すごい勢いでしたね!」
未央「えへへー。未央ちゃんにかかれば、これくらい余裕なのだー!」
茜「さすが未央ちゃんですね!」
未央「あとはあーちゃんだけだけど」
藍子「……………」
バシャーン
未央「無言で飛び込んだ!?」
茜「躊躇が一切なかったです!?」
藍子「……ぷはぁ!」
未央「あーちゃん、大丈夫?」
藍子「はいっ。楽しいですね、これ」
茜「藍子ちゃんが一番すごいのでは?」
藍子「そうかな?普通に飛び込んだだけだけど」
未央「飛び込む前に躊躇した私たちと比較したらそりゃね」
茜「はい!優勝は藍子ちゃんですね!!」
藍子「えっ、優勝?勝負だったんですか?」
未央「どーもそうみたい?ってことは私たちにご褒美はなしで、逆にあーちゃんがご褒美ゲットってことだ」
茜「おめでとうございます!」
藍子「えっ、えーっと……。ありがとう?」
未央「ささ、何でも言ってくれていいよ!」
茜「はい!」
藍子「ええー、そんないきなりじゃあ何も……」
未央「じゃあ後にする?」
藍子「そうしますっ。とりあえず今は」
茜「何でしょうか!」
藍子「もう一回飛び込みたいですっ!」
未央「あーちゃんが飛び込みに目覚めてしまった」
藍子「あはは。何だか癖になっちゃって」
茜「では、もう一回やりましょうか!」
藍子「はいっ!」
---------
未央「さて、もうすっかり陽も暮れてきたようで」
茜「あっという間でしたね!」
藍子「そうですねー。何回も飛び込んだり、スイカ割りをしたり、普通に川に入って楽しかったです!」
未央「ほんとにねー。なんで海でもないのにスイカ割りしたんだろうね」
茜「とっても美味しかったです!」
未央「確かに美味しかったね」
藍子「コテージにまだスイカはあるそうですから後で食べられますよ」
茜「楽しみです!」
未央「遊び終わったら終わったで、一気にお腹空くなー」
藍子「もうすぐ夕飯時ですからねー」
茜「コテージに戻ったら夕飯の準備をしますよ!」
未央「おっ、メニューは決まってる感じ?」
茜「もちろんです!キャンプと言えば!」
藍子「バーベキューですっ」
未央「おおー!お肉だー!」
茜「そこでですね!」
未央「おっ、何だい?」
茜「ちょっとしたゲームをして、食べられる食材をゲットしていきましょう!」
未央「は?」
藍子「えっとね、プロデューサーさんが用意したクイズがあるから、それに正解した分だけ食材が手に入れられるんです」
茜「つまり、一問も答えられなければ、ご飯はありません!」
未央「何気に酷い内容じゃん!」
茜「参加者は私たち三人です!協力もありですし、別々に答えるのもありです!」
藍子「あと、一応救済措置として、最後に正解した食材と他の食材を交換することもできるそうです」
未央「えっ、じゃあお肉取れなくても交換すればいいだけじゃ?」
茜「未央ちゃん!お肉はバーベキューの主役ですよ!そう簡単に交換できるとは限りません!」
未央「まあ確かにそうだけど」
藍子「交換内容はクイズが終わったあとに発表されますからね」
茜「というわけで、コテージについたらまず着替えて、それから食材をかけたゲームです!」
未央「あのプロデューサーのことだからきっと意地悪な問題が用意されてるでしょ」
藍子「さあ?さすがに私たちも知りませんから」
茜「バーベキューのために、早く行きますよ!」
藍子「あ、茜ちゃん。待ってー」
未央「素直にバーベキューしようよ……」
茜「第1回!」
藍子「食材争奪戦!」
未央「クイズー!」
茜「いえーい!」
藍子「クイズは全部で6問です!問題毎に正解すれば食材をゲットできます」
未央「何がもらえるかは問題の前に発表されるよ!」
茜「それでは最初の食材はこちら!玉ねぎです!」
未央「王道だね」
藍子「クイズに正解すればもらえますよ!最初の問題はー?」
Q1.本田未央、高森藍子、日野茜の三人が結成するユニット『ポジティブ&パッション』の略称は?
未央「まさかのいきなりサービス問題!」
藍子「何も食べられないってことはないですね」
茜「玉ねぎ、もらいました!」
未央「答えは、せーの」
「「「ポジパ!」」」
正解
茜「間違いようもないですね!」
未央「まっ、当然だよね。三人とも玉ねぎゲット!」
藍子「続いて第2問ですっ」
未央「2問目に正解すればもらえる食材は、ピーマン!」
茜「これも定番ですね!」
藍子「そして問題は」
Q2.ピーマンとパプリカの違いは何?
茜「食材と絡めた問題が来ました!」
未央「えっ、私違いなんて知らないんだけど」
藍子「えっと、違いは何個かあるそうで、どれか一つでも答えることができればいいそうです」
茜「ただし、答えが被ったらジャンケンで決めますよ!」
未央「えっ、これ協力オッケー何じゃ……」
茜「協力して答えをバラけさせろってことですね!」
藍子「何気に大変ですね」
茜「では、私が先に答えますね!色です!」
未央「いやそれずるくない!?」
茜「未央ちゃん!勝負の世界は非情なんです!」
未央「ええー」
藍子「じゃあ、サイズです」
未央「えっ、それあり?」
藍子「いえ、ピーマンよりパプリカの方が意外と大きいんですよ?」
茜「そうなんですか!初めて知りました!」
未央「残り私だけか、えーっと……。名称……」
藍子「……………」
茜「……………」
未央「いや、しょうがないじゃん?違いなんて知らないし、名称だって立派な違いだよ!」
藍子「未央ちゃん……」
未央「やめて!憐れむような目で見ないで!」
茜「……これは正解でいいんでしょうか!」
ギリオッケー
未央「ほら!認めてもらえたよ!」
藍子「……さっ、次にいきましょう」
未央「切り替えがエグい!」
茜「次の食材はトウモロコシです!食べたいです!」
Q3.昼間に本田さんが空振りし、日野さんが綺麗に割ったスイカの値段はいくらでしょうか?
未央「知るかよ!しかも問題文に悪意ありすぎでしょ!!」
茜「しかも3問目で正解させる気なくしてきました!」
藍子「ええっと、一応三択問題らしいですよ?」
1.1500
2.2000
3.10000
未央「1つ桁が違うけど!?」
藍子「まさかあのスイカ一万円もしたんでしょうか……」
茜「確かに美味しかったですし、あり得るかもしれません!」
未央「いやいや、さすがにないでしょ?どう考えても1か2だよ」
茜「もしかしたら、があるかもしれませんよ!」
未央「え、でもコテージにまだスイカあるんでしょ?普通一万円もするスイカを何個も買う予算ないでしょ」
藍子「確かにそうですね……」
茜「なるほど!では私はちょっとでも高く2にします!」
未央「出来るだけ安く仕入れたいだろうから1かなー」
藍子「どちらにしましょう?んー、美味しかったので2でっ」
茜「さて、正解は!」
A.2
未央「私だけハズレじゃん!」
藍子「あはは。残念でしたね」
茜「トウモロコシもいただきました!」
未央「……でも、まだお肉さえ手に入れられれば!」
藍子「さくさくいきましょうか。次は白いご飯か焼きそばがもらえますよ」
茜「白いご飯!!!絶対にはずせません!」
Q4.このロケを見たファンが一番笑っているのは三人のうち誰のシーンでしょう?
未央「絶対に私でしょ!?」
茜「これは異論もなく未央ちゃんですね!」
藍子「一番リアクション取ってますからね」
未央「そんなお笑い芸人みたいな扱いやめてよ。私アイドルだよ?」
茜「未央ちゃんはお笑い芸人になってもトップスターになれますよ!」
未央「そこで一番は目指すつもりないから!さっさと答え合わせしよう!どうせわかってるけど!!」
A.未来のことはわかりません
未央「このクソ野郎!そんなん問題にするなプロデューサー!!」
藍子「未央ちゃん!口調が!」
未央「こっちこいプロデューサー!説教してやる!!」
茜「あわわ!か、カメラ止めましょう!!」
未央「あんまり人を馬鹿にするのもいい加減にしろよ!このハ……」
プツン
藍子「えーっと、さっきの問題はプロデューサーさんからの謝罪ということで全員食材ゲットです」
茜「気を取り直していきましょう!」
未央「私も熱くなりすぎたみたいだね、反省反省」
藍子「つ、次の食材はソーセージですよ。ようやくメインになってきました」
茜「この後もお肉ですね!どっちも正解したいです!」
未央「最低でもソーセージがあれば寂しさはなくなるはず!」
Q5.ポジパのユニット曲のタイトルは何?
未央「えっ、これ間違える人いるの?」
藍子「この問題は四択になってますよ」
茜「絶対に間違えたくない問題ですね!」
1.情熱ふぁんふぁんふぁーれ
2.熱情ふぁんふぁん
3.熱情ファンファンファーレ
4.情熱ファンファンファーレ
未央「熱情ふぁんふぁんって何!?」
茜「また愉快な曲になりそうですね!」
藍子「みんな楽しめる曲ならいいですねー」
未央「受け入れるのもやめて!?」
茜「字面だけ見ると一瞬間違えそうになりますが問題ないですね!」
藍子「はいっ。間違えるはずありません!」
未央「ねえ、二人の切り替え能力すごいよね?」
茜「答えはですね!」
未央「……………」
藍子「せーの」
「「「4」」」
正解
茜「当然ですね!」
藍子「ちょっと熱情ふぁんふぁんも聞いてみたいですけど」
未央「私は次の曲がそんなタイトルだったらやだよ?」
茜「若干被ってますもんね!」
藍子「いよいよクイズも最終問題です」
茜「当然手に入れられるのはお肉!!」
未央「何がなんでも正解したい!」
藍子「そんな最後の問題はー」
Q6.食材のお肉は何肉でしょう?
未央「だから知るかよ!普通に考えて牛肉だよ!」
藍子「まさかの最後も四択です」
茜「選択肢が何故か怖い気がします!」
1.牛肉
2.豚肉
3.羊肉
4.蛙肉
未央「蛙!?!?」
藍子「蛙を食べるんですか……?」
茜「確か鶏肉の味がするんですよね!」
未央「だったら鶏肉買えばいいじゃん!?」
藍子「食べたいのは牛肉か豚肉ですけど……」
茜「ジンギスカンの可能性も出てきましたね!」
未央「問題考えたのがあのハゲ……、プロデューサーのことだから羊もあり得そうなんだよね……」
藍子「もうここは食べたいのを選ぶしかないですね」
茜「だとすると私は当然牛肉です!」
未央「私も牛肉だよ」
藍子「ソーセージもありますから牛肉ですね」
A.牛肉
未央「最後にきて優しい!」
茜「普通にバーベキューが楽しめますね!」
藍子「何だかんだ全問正解でした」
未央「うん、ただ私がトウモロコシ食べられないだけだよね」
茜「さっそくご飯にしましょう!」
藍子「はい!」
未央「お肉が食べられるー」
藍子「折角ですし、記念に一枚撮りましょうか」
茜「写真ですか!いいですね!」
未央「おっ、じゃああーちゃんに寄って。せーの」
「「「ポージパ♪」」」
終わりです。
連日暑い日が続き、ポジパが水着で海で遊んでるところとか見たいって思って書きました。
山でした。
ほとんど衝動的に書いていたのでオチなんて考えていなくて最後が少し雑になってます。
ある程度、構成考えないとだめですね。
それでは、読んでいただきありがとうございました。
一応過去作です。
【モバマス】茜「藍子ちゃんの1日を」未央「体験しよう!」藍子「……え?」
【モバマス】藍子「未央ちゃんのお家に」茜「突撃です!!!」未央「待って!?」
【モバマス】未央「24時間耐久!」藍子「ランニング大会」茜「しませんよ!?」
このSSまとめへのコメント
この作者さんの「ポジパ」はパッション全開で良いですね。未央ちゃんちょっとやさぐれてしまいました(^_^;)